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JPH07323607A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH07323607A
JPH07323607A JP11926594A JP11926594A JPH07323607A JP H07323607 A JPH07323607 A JP H07323607A JP 11926594 A JP11926594 A JP 11926594A JP 11926594 A JP11926594 A JP 11926594A JP H07323607 A JPH07323607 A JP H07323607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image
ink
unit
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11926594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Takada
吉宏 高田
Akio Suzuki
章雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11926594A priority Critical patent/JPH07323607A/ja
Priority to EP19950303652 priority patent/EP0685341B1/en
Priority to DE1995620767 priority patent/DE69520767T2/de
Publication of JPH07323607A publication Critical patent/JPH07323607A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/205Ink jet for printing a discrete number of tones
    • B41J2/2052Ink jet for printing a discrete number of tones by dot superpositioning, e.g. multipass doubling

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被記録材の種類や用途に応じた最適な記録条
件を設定して、種々の被記録材に対して高品位な画像を
記録することができる画像記録装置を提供すること。 【構成】 操作部108の操作により、OHP用フィル
ムに対して反射モードまたは透過モードのいずれかのモ
ードによって記録を行うかを指定し、メインCPU10
0は、反射モードが指定された場合には、記録ヘッド1
0をOHP用フィルムの一記録幅当たり1回の記録走査
させ、透過モードが指定された場合には、記録ヘッド1
0をOHP用フィルムの一記録幅当たり2回の記録走査
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーバヘッドプロジェ
クタ用の透明または半透明のシート等の種々の被記録材
に画像を記録可能な画像記録装置に係り、特に、記録用
の液体としてのインク等を吐出口から小滴として吐出、
飛翔させて、この小滴を被記録材の被記録面へ付着させ
て記録を行なうインクジェット記録方式に採用して好適
な画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の記録方式の1つとして、例えば、
インクジェット記録方式は、記録信号に応じてインクを
被記録材に吐出させて記録するものであり、ランニング
コストが安く、静かな記録方式として広く用いられてい
る。そして、被記録材と記録ヘッドとの相対移動方向に
対して直交するように、多数のノズルを直線上に形成し
た記録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドと被記録
材との1回の相対走査によって、ノズルの形成数に対応
した幅分の画像を1度に記録することができ、比較的容
易に記録の高速化を達成できる。
【0003】このようなインクジェット記録方式により
記録が行なわれる被記録材としては通常用いられる紙以
外に、例えば、透明度の小さいコート紙、またはOHP
(オーバヘッドプロジェクタ)用の透明フィルム(以
下、「OHP用フィルム」という)などがある。前者の
コート紙は、インクジェット記録ヘッドから吐出された
インク滴を速やかに吸収するために、充填材としてのシ
リカや炭酸カルシウム等をPVA(ポリビニルアルコー
ル)や酸化澱粉等からなるバインダーに分散させた分散
混合物がベース紙上に塗工されている。一方、後者のO
HP用フィルムは、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)のような透明フィルム上に、PVA等の吸水性樹
脂、または粒子径が数10〜数100Å(オングストロ
ーム)のシリカやアルミナ等の超微粒子がコーティング
されて、表面にインク吸収層が形成されている。
【0004】特に、インクジェット記録方式によりOH
P用フィルムにカラー画像を記録した場合には、透過性
が良く、彩度の高い色鮮やかな記録画像が得られること
から、最近、そのOHP用フィルムの需要が増えるよう
になってきている。
【0005】ところで、インクジェット記録用のOHP
用フィルムとしては、その表面に記録された記録インク
を速やかに、かつインクの流れ出しや滲み込みがないよ
うに吸収するようなインク吸収特性に加え、記録濃度が
高く、十分な濃度階調性があること、カラー記録として
色鮮明性や色再現性に優れていること、および記録の保
存性として画像の耐水性、耐光性、室内保存性、耐摩擦
性に優れていること、等の数多くの特性が要求されてい
る。特に、OHP用フィルムの表面でのインク吸収量不
足やインク吸収スピード不足によるインクの流れ出しや
滲み込みの発生を防止するために、OHP用フィルムの
表面にコーティングされるコーティング層として、十分
なインク吸収量と十分な吸収スピードが要求される。そ
のため、OHP用フィルムの表面にコーティングされる
コーティング層の厚さは数μm〜50μm程となり、特
に、ピクトリアルフルカラー記録用OHP用フィルムに
対するコーティング層の厚さはさらに厚く設定されるよ
うになっている。
【0006】しかしながら、このようにOHP用フィル
ム上へのコーティング層を厚くした場合には、その層を
PET等のフィルム上に対する一度のコーティングによ
って形成することが困難となり、コーティング工程を複
数回に分けなければならず、しかもコーティング材料も
多く必要になることから、結果としてOHP用フィルム
の製造コストが上昇してしまう上に、OHP用フィルム
自体の透明性が低下し、そのOHP用フィルムに記録し
た画像をオーバヘッドプロジェクターにより投影した場
合の投影画像の品位も劣化してしまうという問題が発生
していた。
【0007】そこで従来では、図12に示すように、O
HP用フィルムへのコーティング層を限界記録インク量
max (pl/mm2 )を維持できる厚さとしている。
すなわち、インクジェット記録ヘッドによりOHP用フ
ィルム表面上に記録インク滴が記録されてもインクの流
れ出しや滲み込みが発生しないように、つまり記録ヘッ
ドによる最大記録インク量Q1 (pl/mm2 )が記録
されてもインクが流れ出さないような限界記録インク量
max (pl/mm2 )(Q1 <Qmax )を維持すべく
インク吸収容量Q(pl/mm2 )を確保するように、
OHP用フィルムのコーティング層の厚さを設定するこ
とにより、OHP用フィルム自体のコストをより安価な
ものとしている。なお、記録インク量Qは記録装置に入
力される画像信号Sに応じて変化する。また、Q1 は1
回の記録走査での最大記録インク量であり、Qmax は1
回の記録走査での限界記録インク量である。そして、図
13に示すように、OHP用フィルム上にて十分な記録
値濃度D1 を達成すると共に、オーバヘッドプロジェク
タによって投影した際、OHP用フィルムに十分な透過
性をもたせている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにインクの流れ出しや滲み出しの発生しない程度のイ
ンク吸収層を表面に設けたOHP用フィルムに対して、
インクジェット記録ヘッドにより画像を記録した後、そ
のOHP用フィルムを記録画像を反射型タイプのオーバ
ヘッドプロジェクタにより投影した場合は、十分な記録
濃度が得られるものの、透過型タイプのオーバヘッドプ
ロジェクタにより投影した場合には、反射型タイプの場
合よりも投影された記録画像濃度が低下してしまい、満
足できる投影画像が得られないという問題があった。
【0009】本発明の目的は、被記録材の種類や用途に
応じた最適な記録条件を設定して、種々の被記録材に対
して高品位な画像を記録することができる画像記録装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像記録装置の
第1形態は、画像データに基づいて被記録材に画像を記
録をする記録手段と、前記記録手段と前記被記録材とを
相対移動させる移動手段と、前記記録手段と前記移動手
段を制御して前記被記録材の同一の記録範囲に対する前
記記録手段の記録動作の回数を変更可能な制御手段とを
備えてなることを特徴とする。
【0011】本発明の画像記録装置の第2形態は、画像
データに基づいて被記録材に画像を記録をする記録手段
と、前記記録手段と前記被記録材とを相対移動させる移
動手段と、前記記録手段を制御して記録画像の記録濃度
を変更可能な制御手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明の画像記録装置の第1形態は、反射型ま
たは透過型のオーバーヘッドプロジェクタに用いられる
被記録材等、種類や用途が様々な被記録材に対し、同一
の記録範囲に対する記録動作の回数や記録濃度等を変更
することによって、被記録材の種類や用途に適した高品
位な画像を記録する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細か
つ具体的に説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本実施例の画像記録
装置の全体を説明するための概略構成図であり、本例の
画像記録装置は、原稿のカラー画像を読み取ってディジ
タルカラー画像データを出力するカラーイメージスキャ
ナ部(以下、「リーダー部」という)1と、このリーダ
ー部1から出力されるデジタルカラー画像データに基づ
いてカラー画像を被記録材4に記録するためのプリンタ
部2とから構成されている。
【0015】リーダー部1においては、図示していない
露光ランプ、レンズ、およびフルカラーでライン・イメ
ージの読み取りが可能なイメージセンサ3(本実施例で
はCCDセンサを採用)によって、原稿台のガラス上に
置かれた原稿の画像が後述する記録ヘッド10による記
録幅分に相当したCCDセンサの長さ分だけ読み取られ
る。イメージセンサ3のシリアルスキャン動作および装
置全体の制御はメインCPU100により司どられる。
また、メインCPU100には、プリンタ部2の制御動
作を司どるプリンタ制御CPU102、読み取り制御動
作を司どるリーダー制御CPU104、画像処理動作を
処理するメイン画像処理部106、操作者による入力部
としての操作部108が接続されており、この操作部1
08により、OHP用フィルムへの画像記録を後述する
ような反射モードで行なうか透過モードで行なうかを指
定するようにしている。
【0016】上述したメイン画像処理部106は、マス
キング、黒抽出、多値化、γ補正等の画像処理を行う。
また、プリンタ制御CPU102とメイン画像処理部1
06には同期メモリ110が接続されている。この同期
メモリ110は、入力動作の時間バラツキの吸収および
前述した記録ヘッド10の機構上の並びによる遅延補正
を行うためのものである。そして、この同期メモリ11
0の出力は、プリンタ制御CPU102により制御され
るヘッドドライバ115から記録ヘッド10に出力され
る。
【0017】プリンタ制御CPU102は、プリンタ部
2の入力駆動の制御を行うプリンタ部駆動系114に接
続されている。
【0018】また、リーダー制御CPU104は、シェ
ーディング補正、色補正、γ補正等の読み取り系で必要
な補正処理を行う入力系画像処理部116と、リーダー
の入力駆動の制御を行うリーダー部駆動系118とに接
続されている。
【0019】更に、入力系画像処理部116にはCCD
センサ3が接続されており、この入力系画像処理部11
6はメイン画像処理部106に接続されている。
【0020】図2はプリンタ部2を説明するための斜視
図であり、プリンタ部2は、大別して、2本のガイドレ
ール15a,15bと、インクジェット記録ヘッド10
と、それが搭載されるキャリッジ11と、インク供給装
置と、ヘッド回復装置20と、電装系から成り、キャリ
ッジ11が矢印S方向へ往復シリアルスキャンすること
により、記録ヘッド10の記録幅分ずつの画像が被記録
用材上に記録される。
【0021】インク供給装置は、インクを貯留して、そ
れをヘッド10に必要量供給するためのものであり、イ
ンクタンク14やインクポンプ13などを有する。本装
置とヘッド10とはインク供給チューブ12でつなが
れ、通常、インクはヘッド10から吐出される分だけ毛
管現象により自動的にヘッド10に供給される。また、
後述するようなヘッド回復動作の時には、インクポンプ
13を用いて強制的にインクをヘッド10に供給する。
なお、12aB,13B,14Bは、ブラックインク用
のチューブ、ポンプ、タンクであり、同様に、12a
C,13C,14Cはシアンインク用、12aM,13
M,14Mはマゼンタインク用、12aY,13Y,1
4Yはイエローインク用である。
【0022】上記ヘッド10およびインク供給装置は、
それぞれヘッドキャリッジ11、インクキャリッジに搭
載されている。それらのキャリッジには、プーリ17
a,17bの間に設けられたベルト16が連結され、さ
らにプーリ17bにモータ19の軸18が接続され、そ
のモータ19の回転に応じて、それらのキャリッジがガ
イドレール15a,15bに沿って矢印S方向(主走査
方向)への往復移動を行うように構成されている。
【0023】ヘッド回復装置20は、ヘッドの安定性を
維持するためにホームポジションHPにおけるヘッド1
0との対向位置に設けられており、具体的には、次に述
べるような動作を行う。非動作時に矢印f1 方向に前進
移動し、ヘッド10のノズル内からインクの蒸発を防ぐ
ためにホームポジションHPにおいてヘッド10のキャ
ッピングを行う(キャッピング動作)、あるいは画像記
録開始前にノズル前の気泡やゴミなどを排出するために
インクポンプを用いてヘッド10内のインク流路を加圧
してノズルから強制的にインクを排出するといった動作
を行う(加圧回復動作)。また、その際に排出インクを
回収するなどの機能を果たす。
【0024】図3は、インクジェット記録ヘッド10の
概略構成を示した斜視図であり、このヘッド10は、エ
ッチング・蒸着・スパッタリング等の半導体製造プロセ
ス工程を経て、基板21上に製膜された電気熱変換体2
2、電極23、ノズル壁24、天板25から構成されて
いる。記録用インクは、前述したインクタンク14から
インク供給チューブ12を通して記録ヘッド10の共通
液室26内に供給される。図中27は供給管用コネクタ
である。共通液室26内に供給されたインクは、毛管現
象によりノズルを構成する液路28内に供給され、そし
てノズル先端の吐出口面29でメニスカスを形成するこ
とにより安定に保持される。
【0025】ここで、電極23を通して電気熱変換体2
2に通電することにより、その電気熱変換体23の表面
上のインクが加熱され、そのインクに発泡現象が発生
し、その発泡のエネルギーにより吐出口面29からイン
ク液滴が吐出する。
【0026】上述したような構成により、ノズル密度を
16ノズル/mmといった高密度のノズル配置として、
128ノズル或いは256ノズルというマルチノズルの
インクジェット記録ヘッドを製造することが可能とな
る。
【0027】図4は、本実施例の画像記録装置により、
インクジェット記録用のOHP用フィルムに対して、後
述する反射モードと透過モードとで記録を行なった場合
における記録濃度の差を説明するための図である。記録
ヘッド10によりOHP用フィルムに記録される画像の
濃度は入力画像信号に応じて変化することになり、同図
中のAは反射モードの場合の変化、Bは透過モードの場
合の変化を示す。本発明では、後述するように、透過モ
ードの場合には、その場合の最大記録濃度D2が反射モ
ードの場合の最大記録濃度D1 よりも高くなるように画
像を記録し、このことにより、透過型タイプのオーバヘ
ッドプロジェクタによってOHP用フィルムの記録画像
を投影する際にも十分な投影画像濃度を得る。
【0028】図5,図6は、本実施例の記録動作を説明
するためのタイミングチャートである。本実施例におい
ては、OHP用フィルムに画像を記録する際に、操作部
108により反射モードまたは透過モードのいずれかを
選択し、それに応じて、リーダー部1による画像読取り
のシリアルスキャン動作と、プリンタ部2による画像記
録のシリアルスキャン動作の制御内容を切換えるように
している。すなわち、OHP用フィルムへの画像記録を
反射モードで行なう場合には、図5に示すように、通常
のインクジェット記録用のコート紙に画像を記録する場
合と同じように、記録ヘッド10の記録幅分当たりの画
像がリーダー部1,プリンタ部2の1回のシリアルスキ
ャン動作でOHP用フィルム上に記録される。一方、透
過モードで行なう場合には、図6に示すように、記録ヘ
ッド10の記録幅分当たりの画像がリーダー部1、プリ
ンタ部2の2回のシリアルスキャン動作でOHP用フィ
ルム上に記録され、結果的に、同一の画像データに対応
した記録インク滴が複数回(本実施例においては2回)
吐出されて重なる。以下、それぞれのモードでの記録動
作を具体的に説明する。なお、本実施例では、プリンタ
部2の往方向への移動時にのみ記録を行ういわゆる片方
向記録方式となっている。
【0029】(反射モードでの記録動作)反射モードで
OHP用フィルムに画像を記録する場合には、リーダー
部1、プリンタ部2がシリアルスキャンをしながら、原
稿画像の読取り動作と、画像の記録動作とをそれぞれ1
回ずつ対応させて行なうようにしている。
【0030】図5を参照しながら説明すると、まず、タ
イミングt1 でリーダー部1の往方向のスキャン動作が
開始されると、タイミングt2 でプリンタ部2の往方向
への移動が開始される。そして、タイミングt3 でリー
ダー部1に搭載したCCDセンサ3による原稿画像の読
取り動作が開始され、その後、CCDセンサ3の読取り
信号に対応する画像記録信号に基づき、タイミングt4
でプリンタ部2に搭載した記録ヘッド10によりOHP
用フィルムへの画像の記録動作が開始される。
【0031】そして、タイミングt5 でCCDセンサ3
による原稿画像の読取り動作が終了すると、タイミング
6 で記録ヘッド10による画像の記録動作が終了し、
タイミングt7 でリーダー部2の往方向へのスキャン動
作が停止し、その後、リーダー部1と原稿は、リーダー
部1の副走査モータによって、次の画像読取り幅分だけ
副走査方向に相対移動される。同時に、プリンタ部2が
タイミングt8 で往方向への移動動作を停止した後、そ
のプリンタ部2とOHP用フィルムは、プリンタ部2の
副走査モータによって次の画像記録幅分だけ副走査方向
に相対移動される。
【0032】タイミングt9 でリーダー部1と原稿との
副走査方向への相対移動が終了すると、今度は、リーダ
ー部1の復方向への移動動作、つまりバックスキャン動
作が開始され、同様に、タイミングt10でプリンタ部2
とOHP用フィルムとの副走査方向への相対移動が終了
した後、プリンタ部2の復方向への移動動作つまりバッ
クスキャン動作が開始される。これらのバックスキャン
動作中、リーダー部1は原稿画像の読取り動作をせず、
またプリンタ部2は記録動作をしない。
【0033】そして、タイミングt11,t12でリーダー
部1,プリンタ部2の復方向へのバックスキャン動作が
相次いで終了し、リーダー部1,プリンタ部2の第1の
往復スキャン(以下、「第1スキャン」ともいう)によ
る画像読取り動作、画像記録動作を終了する。
【0034】その後、タイミングt13,t14でリーダー
部1,プリンタ部2による第1スキャン目と同様に第2
スキャン目の画像読取り動作、画像記録動作が開始さ
れ、以下同様の動作を繰り返すことにより、OHP用フ
ィルム上への画像の記録を完成する。
【0035】(透過モードでの記録動作)次に、OHP
用フィルム上に透過モードで画像を記録する場合には、
図6に示すように、1スキャン目においては、リーダー
部1と原稿との副走査方向への相対移動、およびプリン
タ部2とOHP用フィルムとの副走査方向への相対移動
が行なわれず、リーダー部1およびプリンタ部2は、同
じ記録幅に対して画像読取り動作および画像記録動作を
2回ずつ繰り返す。
【0036】すなわち、タイミングt1 ,t2 で、前述
した反射モードの場合と同じようにリーダー部1,プリ
ンタ部2の往方向への第1スキャン目のスキャン動作を
開始し、そしてタイミングt11,t12でリーダー部1,
プリンタ部2の第1スキャン目のスキャン動作が終了し
た後、リーダー部1,プリンタ部2の副走査方向への画
像読取り幅分、および画像記録幅分の搬送動作を行なわ
ず、それらの復方向へのバックスキャン動作をする。そ
の後、タイミングt15,t16でリーダー部1およびプリ
ンタ部2の第2スキャン目の画像読取り動作、および画
像記録動作を再び開始する。これにより、OHP用フィ
ルム上の一記録幅内に、同一画像が2度重ねて記録され
ることになる。その後、タイミングt17,t18でリーダ
ー部1,プリンタ部2の第2スキャン目の画像読取り動
作、画像記録動作を終了し、タイミングt19,t20でそ
れらの往方向へのスキャン動作が終了した後に、それら
の副走査モータによって、リーダー部1,プリンタ部2
の副走査方向への画像読取り幅分、および画像記録幅分
の搬送動作を行なう。そして、タイミングt21,t22
リーダー部1,プリンタ部2の副走査方向への搬送動作
が終了すると、復方向へのバックスキャン動作が開始さ
れ、タイミングt23,t24で復方向へのバックスキャン
動作が終了し、リーダー部1,プリンタ部2の第2スキ
ャン目の画像読取り動作、画像記録動作を終了する。
【0037】以上のように、OHP用フィルムへの画像
記録動作を行なう際に、反射モードと透過モードのいず
れかを選択し、透過モードの場合には、リーダー部1,
プリンタ部2の副走査方向への搬送動作を、それぞれの
主走査方向への複数スキャン動作毎(上記の例では、2
回のスキャン動作毎)に1回ずつ行なうことによって、
OHP用フィルム上へ、同じ画像読取り幅分の画像を複
数回(上記の例では2回)重ねて記録し、OHP用フィ
ルムへの単位面積当りの総記録インク量を多くする。こ
れにより、透過型タイプのOHPプロジェクタにより投
影した際にも投影画像濃度が充分なOHPフィルムを作
成できることになる。
【0038】(実施例2)図7は、本発明の画像記録装
置の第2の実施例の記録動作を説明するためのタイミン
グチャートである。本実施例においては、OHP用フィ
ルムへの画像記録を透過モードで行なう場合、OHP用
フィルム上の一記録幅内に同じ画像データに対応した記
録画像を複数回(本実施例においては2回)重ねて記録
する際に、1回目の画像記録動作後、2回目の画像記録
動作開始までの間に所定の待ち時間(停止期間)Twait
を設けるようにしている。
【0039】すなわち、本実施例においては、タイミン
グt11,t12でリーダー部1,プリンタ部2の第1スキ
ャン目のスキャン動作が終了した後、待ち時間Twait
経過を待ち、その間にて、第1スキャン目でOHP用フ
ィルム上に着弾されたインク滴がOHP用フィルム内に
十分吸収された後、タイミングt13,t14で第1スキャ
ン目と同様な第2スキャン目の画像読取り動作、画像記
録動作を再び開始する。
【0040】また、停止期間、記録ヘッド10の乾燥、
ゴミの付着を防止するため、回復装置20によりキャッ
ピングを行ったり、回復処理を行ってもよい。
【0041】本実施例のように、プリンタ部2による1
回目と2回目の画像記録動作の間に画像記録時間の待ち
時間Twaitを設けることにより、2回目の画像記録時の
インク滴がOHP用フィルムの表面上で十分吸収されな
いことによって生じるインクの流れ出しや滲み込みの発
生を防止できることになる。
【0042】(実施例3)図8,図9は、本発明の画像
記録装置の第3の実施例を説明するための図である。
【0043】本実施例においては、OHP用フィルムへ
の画像記録を透過モードで行なう場合に、OHP用フィ
ルム上へリーダー部1からの読取り画像を複数回(本実
施例においては2回)重ねて記録し、さらに、OHP用
フィルム上への1回目の画像記録動作後、2回目の画像
記録動作によって画像を重ねて記録する際に、2回目の
画像記録動作時には、図8に示すように、リーダー部1
の画像読取り信号Sに対応するプリンタ部2への出力画
像信号S′の値を1回目の画像記録動作時よりも小さく
する。これにより、2回目の画像記録動作によってOH
P用フィルム上に着弾されるインク量を減少させる。図
8に示すような1回目と2回目の画像記録動作時におけ
る信号の変換動作は、前述した図1のメイン画像処理部
106に設けたテーブルにより行なう。
【0044】ところで、インク吸収性のあまり良くない
OHP用フィルムの場合には、まだ記録がされていない
領域に対する限界記録インク量Qmax (pl/mm2
つまり第1スキャン目の記録動作時におけるOHP用フ
ィルムの限界インク量に比較して、既に記録がされてい
る領域に対する限界記録インク量Q′max (pl/mm
2 )つまり第2スキャン目の記録動作時におけるOHP
用フィルムの限界記録インク量が特に少なくなる(Q
max >Q′max )。このようなOHP用フィルムに対し
ては、記録ヘッドによる第2スキャン目の最大記録イン
ク量Q2 (pl/mm2 )を第1スキャン目の最大記録
インク量Q1 (pl/mm2 )よりも少なくする(Q1
>Q2 )必要がある。
【0045】従って、本実施例のように、OHP用フィ
ルム上に後から重ねて記録する画像(2回目の画像記録
動作時の記録画像)に関し、記録条件としてその出力画
像信号S′の値を減少させて、OHP用フィルム上に吐
出するインク量を減少させることにより、インク吸収性
の良くないOHP用フィルムに対しても、その表面にて
インクの流れ出しや滲み込みを発生させることなく、高
品位で高濃度の画像を記録できることになる。
【0046】(実施例4)図10は、本発明の画像記録
装置の第4の実施例を説明するための概略構成図であ
り、本実施例においては、リーダー部1によって読取ら
れた原稿の画像データを画像メモリ111に一旦記憶
し、この画像メモリ111に記憶された画像データをプ
リンタ部2にてOHP用シートに記録するように、メイ
ンCPU100によりプリンタ制御CPU102および
ヘッドドライバ115を制御する。
【0047】すなわち、リーダー部1により読取られた
1スキャン分の画像データ、つまり画像読取り幅分の画
像データを画像メモリ111に一旦記憶し、この1スキ
ャン分の画像データを繰り返しプリンタ部2にて記録す
ることにより、プリンタ部2の2回のスキャン動作に対
し、リーダー部1のスキャン動作を1回ですませること
ができるようになる。この結果、リーダー部1によって
原稿の同一範囲を繰り返し読取る際に生じる問題、つま
り読取り画素の位置ずれ等に起因する記録画像の画質の
劣化を防止できる上に、リーダー部1の露光ランプや可
動部の耐久性をも向上できることになる。
【0048】図11は、本実施例の記録動作を説明する
タイミングチャート図であり、タイミングt11,t12
リーダー部1,プリンタ部2の第1スキャン目の画像読
取り動作、画像記録動作が終了した後、OHP用フィル
ムへのインク吸収のための待ち時間Twaitの経過を待
ち、その間にて、OHP用フィルム内に第1スキャン目
で着弾されたインク滴がOHP用フィルム内に十分吸収
された後、タイミングt13でプリンタ部2の第2回目の
画像記録動作を開始する。そして、タイミングt14
て、画像メモリ111内に記憶された画像データ、つま
りリーダー部1の第1回目の画像読取り動作により読取
られた画像データの画像記録動作を開始する。
【0049】その後、タイミングt15でのプリンタ部2
の画像記録動作の終了、およびタイミングt16でのプリ
ンタ部2の往方向へのスキャン動作の終了後、プリンタ
部2の副走査方向への搬送が開始され、タイミングt17
で副走査方向への搬送が終了すると、今度は復方向への
バックスキャン動作が開始され、タイミングt18で復方
向へのバックスキャン動作を終了した後、タイミングt
19でリーダー部1による次の画像読取り幅分の画像読取
り動作が開始される。
【0050】(実施例5)図14,15,16は、本発
明の第5の実施例を説明するための図である。
【0051】図14は本発明を適用したインクジェット
記録装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図14
において、ロール状に巻かれたOHP用フィルム(以
下、「被記録材」という)505は、搬送ローラ50
1,502を経て給送ローラ対503で挾持され、給送
ローラ対503に結合された副走査モータ515の駆動
に伴って矢印f方向に送られる。前記被記録材505を
横切ってガイドレール506,507が平行に設置され
ており、主走査用のキャリッジ508は前記ガイドレー
ル506,507に沿って左右に往復移動可能に案内支
持されている。前記キャリッジ508には複数(4個)
の記録ヘッド509Y,509C,509C,509B
kが搭載されている。カラー記録の場合、これらの記録
ヘッドは、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックのインク色で記録するように選定される。なお、以
下の説明では、上記記録ヘッド509Y,509C,5
09C,509Bkの全体またはいずれか任意の一つを
指す場合には、単に記録手段509または記録ヘッド5
09で示すことにする。
【0052】前記各記録ヘッド509は、インクタンク
を一体化した交換可能なカートリッジで構成されてい
る。被記録材505は記録ヘッド509の記録幅(1ラ
イン分の高さ)づつ間欠的に矢印f方向に紙送りされ
(副走査)、該被記録材5が停止している間にキャリッ
ジ508を矢印P方向に移動させ、該キャリッジ508
の移動(主走査)に同期して、各記録ヘッド509から
画像信号に基づいてインクを吐出させることにより記録
が行なわれる。すなわち、被記録材505の副走査と主
走査を交互に繰り返しながら全体の記録が行なわれる。
【0053】図15は、本実施例の画像記録装置のブロ
ック構成図である。
【0054】図15において、521は入力画像信号、
522はバッファメモリ、523は判別手段、524は
γ制御信号、525はγ変換部、526はスキャン制御
信号、527はスキャン制御部、528は主走査モータ
の駆動信号、529は副走査モータの駆動信号、530
は主走査モータ、531は副走査モータ、532は変換
後信号、533はヘッド駆動回路、534はヘッド駆動
信号、535は記録ヘッド、536はセレクト手段、5
37はセレクト信号である。
【0055】入力画像信号521は、1スキャン分の画
像メモリであるバッファメモリ522に一旦記憶され、
そして判別手段523に送られる。
【0056】また、スキャン制御部527は、スキャン
制御信号526の値が「0」の場合は、通常の場合と同
様に、一回の主走査を行なった後に副走査を行なうべ
く、主走査モータ530,副走査モータ531を制御す
る。スキャン制御信号526の値が「1」の場合には、
主走査を2回行なった後に1回の副走査を行なうよう
に、各モータ530,531を制御する。駆動回路53
3は、γ変換後の画像信号を入力して、記録ヘッド53
5に対する駆動パルス534を出力する。記録ヘッド5
35は、この駆動パルス534に応じてインク滴を吐出
し、そのインク滴によって被記録材505上への画像記
録を行なう。
【0057】反射モードが選択された場合には、後述す
るように図16のγ変換テーブルAが用いられ、そし
て、通常の1回スキャンでの画像記録が行なわれる。
【0058】セレクタ手段536は、透過モードまたは
反射モードの2つのモードのうちいずれのモードで画像
記録を行うかを指定するものであり、その指定は画像記
録装置の使用者が外部からセレクトスイッチ等を操作す
ることによって行なわれる。セレクト信号537は、そ
れらのモードの選択信号として判別手段523に送られ
る。
【0059】(反射モードでの記録動作)反射モードが
選択された場合には、記録濃度を増加させる必要はな
い。この場合、判別手段523は、γ制御信号524お
よびスキャン制御信号526として値「0」を出力す
る。γ変換部525は、テーブルROMであり、γ制御
信号524の値に応じて異なる変換テーブルでのγ変換
を行なう。γ制御信号524の値が「0」の場合は、図
16中Aの変換特性のテーブル(以下、「テーブルA」
という)を選択し、またγ制御信号の値が「1」の場合
は図16中Bの変換特性のテーブル(以下、「テーブル
B」という)を選択する。
【0060】(透過モードでの記録動作)透過モードが
選択された場合には、1スキャン分の画像データを判別
手段523が監視し、その監視結果に応じた制御信号を
出力する。すなわち、判別手段523は、バッファメモ
リに一旦記憶された1ライン分の画像データ(8ビット
データ)中に、「128」以上の値のデータがあるかど
うかを判別し、つまり1ライン中の画素毎の記録濃度に
対応する値のデータ中に「128」以上の値のものがあ
るかどうかを判断し、その「128」以上の値のデータ
がなければγ制御信号524の値を「1」とし、かつス
キャン制御信号526の値を「0」にする。従ってこの
場合には、γ変換テーブルBが用いられて、1回のスキ
ャンでの画像記録が行なわれる。なお、画像データの最
大値は「255」である。
【0061】また、1ライン分の画像に「128」以上
の値のデータがある場合には、γ制御信号524の値を
「0」にし、スキャン制御信号526の値を「1」にす
る。従ってこの場合には、γ変換テーブルAが用いられ
た上、2回のスキャンで画像記録が行なわれる。
【0062】したがって、γ変換テーブルAからBに変
更するだけで2倍の記録濃度が得られる場合、つまり1
ライン分の画像データ中に「128」以上の値のデータ
がない場合には、2回のスキャンによるインク滴の2度
打ちはせずにγ変換テーブルの変更(テーブルBへの変
更)だけを行なうことになり、また、2回のスキャンに
よるインク滴の2度打ちをしなければ2倍の記録濃度が
得られない場合、つまり1ライン分の画像データ中に
「128」以上の値のデータがある場合には、γ変換テ
ーブルAのまま2回のスキャンによるインク滴の2度打
ちを行なうことになる。この結果、透過型タイプのオー
バヘッドプロジェクタに用いられるOHP用フィルムに
対する記録動作を必要最小限の時間で実施し、かつ充分
な記録濃度が得られることになる。
【0063】(実施例6)本実施例では、オーバヘッド
プロジェクタの光源の光量、つまり光源の「明」,
「暗」によってもγ変換テーブルを変更できるようにな
っている。
【0064】本実施例のブロック構成図は前述した図1
5と同様であるが、セレクト手段536は、「反射モ
ードの暗」「反射モードの明」「透過モードの暗」
「透過モードの明」の4段階の切換えができるように
なっている。γ変換部525は、図17に示す変換特性
C,D,E,F,G,Hの6つのγ変換テーブル(以
下、それらを「テーブルC,D,E,F,G,H」とい
う)が用意されている。テーブルC,D,E,Fは、そ
れぞれ8ビット入力信号(画像データ)の値が「25
5」,「212」,「170」,「128」のときに、
出力を最大値「255」とするような変換テーブルであ
る。
【0065】また、テーブルG,Hは、その出力の2倍
の値が最大値「255」を越えない範囲において、その
出力を2倍にした値がテーブルE,Dの出力になるよう
な変換テーブルとなっている。
【0066】「反射モードの暗」が選択された場合、
つまり光源が比較的暗い反射型のオーバヘッドプロジェ
クタ用の被記録材505に記録を行なう場合には、変換
テーブルCを選択し、この変換テーブルCを用い、1回
のスキャンで画像記録を行なう。
【0067】「反射モードの明」が選択された場合、
つまり光源が比較的明るい反射型のオーバヘッドプロジ
ェクタ用の被記録材505に記録を行なう場合は、1ス
キャンの画像データ中に「212」以上の値のデータが
含まれていないかどうかを判別手段23で判別し、それ
が含まれていなければテーブルDを選択し、そのテーブ
ルDを用い1回のスキャンで画像記録を行なう。一方、
「212」以上の値のデータが含まれている場合には、
テーブルHを選択し、そのテーブルHを用い2回のスキ
ャンで画像記録を行なう。
【0068】「透過モードの暗」が選択された場合、
つまり光源が比較的暗い透過型のオーバヘッドプロジェ
クタ用の被記録材505に記録を行なう場合は、1スキ
ャンの画像データ中に「170」以上の値のデータが含
まれていないかどうかを判別し、それが含まれていなけ
ればテーブルEを選択し、そのテーブルEを用い1回の
スキャンで画像記録を行う。一方、「170」以上の値
のデータが含まれている場合には、テーブルGを選択
し、そのテーブルGを用い2回のスキャンで画像記録を
行なう。
【0069】「透過モードの明」が選択された場合、
つまり光源が比較的明るい透過型のオーバヘッドプロジ
ェクタ用の被記録材505に記録を行なう場合は、前述
した第6の実施例と同様である。ただし、第6の実施例
におけるテーブルA,Bが本実施例におけるテーブル
C,Fに相当する。
【0070】このように、プロジェクタの光量に応じた
複数のモードから選択できるよう構成することにより、
よりきめ細かく、記録濃度を調整できることになる。
【0071】(実施例7)本実施例では、プロジェクタ
によって投影される際の被記録材505としてのOHP
用シートとスクリーンとの間の距離によってもγ変換テ
ーブルを変更する。
【0072】すなわち、一般に、被記録材505とスク
リーンとの間の距離が大きくなると投影画像の濃度が低
下する。本実施例では、これを補正するものである。
【0073】本実施例では、反射モードと透過モードの
それぞれにおいて、前記の距離の「近」,「遠」に応じ
て、「反射モードの近」,「反射モードの遠」,
「透過モードの近」,「透過モードの遠」の4種類の
モードをセレクト手段536によって選択する。用意す
るγ変換テーブルは図17と同じであり前述した第6の
実施例と同様に、それぞれのモードの選択と1スキャン
中の画像データの値の判別結果とに応じたγ変換テーブ
ルの選択、および1スキャン記録または2スキャン記録
の選択を行なう。
【0074】以上の実施例は5,6,7は、インクジェ
ット記録装置を例にとって説明したが、昇華型熱転写
や、溶融型熱転写等、他の記録方式の記録装置でも同様
に実施することができる。
【0075】(その他)また、上述の実施例では、特に
OHP用シート等の記録材に対する記録条件を変更する
例について説明したが、通常の紙等の記録材への記録モ
ードにさらに上述のOHP用シートに対する記録モード
を持ち合わせる構成でもよい。紙への記録モードは前述
の反射モードによる記録濃度よりも低い濃度で十分な発
色が得られる。
【0076】なお、本発明は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気
熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギにより
インクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるか
らである。
【0077】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0078】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0079】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0080】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0081】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0082】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0083】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0084】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像記録
装置の第1形態は、反射型または透過型のオーバーヘッ
ドプロジェクタに用いられる被記録材等、種類や用途が
様々な被記録材に対し、同一の記録範囲に対する記録動
作の回数を変更することによって、被記録材の種類や用
途に適した高品位な画像を記録することができる。
【0086】また、同一の記録範囲に複数回の記録動作
を行う場合に、各回の記録動作の間に所定の待ち時間を
設定することにより、被記録材に対するインク等の記録
材の定着を確実なものとすることができる。
【0087】また、同一の記録範囲に複数回の記録動作
を行う場合に、各回の記録動作の記録条件(例えば、記
録濃度)を変更することによって、インク等の記録材の
定着性の良くない被記録材に対しても高品位な画像を記
録することができる。
【0088】また、原稿画像の読取り手段から出力され
る画像データを記憶手段に一旦記録しておくことによ
り、同一の記録範囲に複数回の記録動作を行う場合に、
読取り手段の読取り動作の回数を増すことなく、読取り
手段の可動部等の耐久性を向上させることができる。
【0089】本発明の画像記録装置の第2形態は、記録
画像の濃度を変更することによって、被記録材の種類や
用途に適した高品位な画像を記録することができる。
【0090】また、画像データの記録濃度に対応する値
に応じて、記録濃度や、同一の記録範囲に対する記録動
作の回数を変更することによって、最適な記録条件を自
動的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図2】図1に示す記録ヘッド部分の概略斜視図であ
る。
【図3】図2に示す記録ヘッドの要部の分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例における記録動作の回数
と記録濃度との関係の説明図である。
【図5】本発明の第1の実施例における記録動作の一例
を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における記録動作の他の
例を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例の記録動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例における変換テーブルの
説明図である。
【図9】本発明の第3の実施例における記録動作の回数
と記録濃度との関係の説明図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示すブロック構成図
である。
【図11】本発明の第4の実施例の記録動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図12】OHP用シートのインク吸収容量の説明図で
ある。
【図13】OHP用シートの記録濃度と画像信号との関
係の説明図である。
【図14】本発明の第5の実施例の概略構成を示す斜視
図である。
【図15】本発明の第5の実施例を示すブロック構成図
である。
【図16】本発明の第5の実施例における変換テーブル
の説明図である。
【図17】本発明の第6の実施例における変換テーブル
の説明図である。
【符号の説明】
1 リーダー部 2 プリンタ部 10 記録ヘッド 22 電気熱変換体(電気熱変換素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/12 W

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて被記録材に画像を
    記録をする記録手段と、 前記記録手段と前記被記録材とを相対移動させる移動手
    段と、 前記記録手段と前記移動手段を制御して前記被記録材の
    同一の記録範囲に対する前記記録手段の記録動作の回数
    を変更可能な制御手段とを備えてなることを特徴とする
    画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記被記録材の同一の
    記録範囲に対して前記記録手段の記録動作を複数回行わ
    せるときに、各回の記録動作の間に所定の待ち期間を設
    定可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記被記録材の同一の
    記録範囲に対して前記記録手段の記録動作を複数回行わ
    せるときに、各回の記録動作による記録条件を変更可能
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像
    記録装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を読取る読取り手段と、前記読
    取り手段から出力される画像データを記憶する記憶手段
    とを有し、 前記制御手段は、前記記録手段の記録動作時毎に前記記
    憶手段に記憶された前記画像データを読出すことを特徴
    とする請求項1,2または3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記記録条件として記
    録濃度を変更可能であることを特徴とする請求項3また
    は4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 画像データに基づいて被記録材に画像を
    記録をする記録手段と、 前記記録手段と前記被記録材とを相対移動させる移動手
    段と、 前記記録手段を制御して記録画像の記録濃度を変更可能
    な制御手段とを備えてなることを特徴とする画像記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記画像データの記録
    濃度に対応する値に基づいて前記記録濃度を変更可能で
    あることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記画像データの記録
    濃度に対応する値に基づいて、前記記録濃度とともに前
    記被記録材の同一の記録範囲に対する前記記録手段の記
    録動作の回数を変更可能であることを特徴とする請求項
    6または7に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録手段は、該記録手段と前記被記
    録材との相対移動の方向とほぼ直交する方向に往復移動
    するものであることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6,7または8に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、インクを吐出させる
    インクジェット記録ヘッドを有し、該記録ヘッドは、イ
    ンクを吐出するために利用されるエネルギーとして前記
    インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギーを発生する電
    気熱変換素子を有することを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7,8または9に記載の画像記録装
    置。
JP11926594A 1994-05-31 1994-05-31 画像記録装置 Pending JPH07323607A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11926594A JPH07323607A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 画像記録装置
EP19950303652 EP0685341B1 (en) 1994-05-31 1995-05-30 Image recording apparatus and recording method
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