JPH0731949Y2 - カーブゼネレーター用オートローダー - Google Patents
カーブゼネレーター用オートローダーInfo
- Publication number
- JPH0731949Y2 JPH0731949Y2 JP1989116935U JP11693589U JPH0731949Y2 JP H0731949 Y2 JPH0731949 Y2 JP H0731949Y2 JP 1989116935 U JP1989116935 U JP 1989116935U JP 11693589 U JP11693589 U JP 11693589U JP H0731949 Y2 JPH0731949 Y2 JP H0731949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- chuck
- work
- magazine
- curve generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカーブゼネレーター用オートローダー、より詳
細には、ダイヤモンドホイールによってレンズ等のワー
クを研削して球面創成を行なうカーブゼネレーターに搭
載され、カーブゼネレーターにワークを供給すると共
に、そこから加工済のワークを回収するオートローダー
に関するものである。
細には、ダイヤモンドホイールによってレンズ等のワー
クを研削して球面創成を行なうカーブゼネレーターに搭
載され、カーブゼネレーターにワークを供給すると共
に、そこから加工済のワークを回収するオートローダー
に関するものである。
従来カーブゼネレーターに対するワークの供給、及び、
加工済ワークの回収は手作業で行なわれていたが、最近
この作業はオートローダーによって機械的に行なわれる
ことが多くなってきている。
加工済ワークの回収は手作業で行なわれていたが、最近
この作業はオートローダーによって機械的に行なわれる
ことが多くなってきている。
然るに、従来のオートローダーの場合は、加工すべきワ
ークのピックアップ、カーブゼネレーターへのワーク供
給、待機、加工済のワークの回収という4つの工程を反
復するものであるため、アイドルタイムが多く、効率が
よくなかった。
ークのピックアップ、カーブゼネレーターへのワーク供
給、待機、加工済のワークの回収という4つの工程を反
復するものであるため、アイドルタイムが多く、効率が
よくなかった。
そこで本考案は、アイドルタイムを無くしてカーブゼネ
レーターに対するワークの供給、及び、回収を効率よく
行なうことができ、生産性を飛躍的に向上させるワーク
供給排出機構及びそれを備えたカーブゼネレーター用オ
ートローダーを提供することを目的とする。〔課題を解
決するための手段〕 本考案は、多数のワークを積層状態に収納するマガジン
を設け、前記マガジンに、その内部を1ピッチ宛上昇し
てワークを押し上げる押上パッドを配備し、前記マガジ
ンの上方にピックアップシリンダーを配し、そのヘッド
に直角に回動可能にしたバキュームチャックを取り付
け、また、前記マガジンの上方に前記ピックアップシリ
ンダーを平行移動させるロッドレスシリンダーを設置
し、その先端部にワークの芯出しを行なう芯出しチャッ
クを添設し、更に前記芯出しチャックからワークを取り
出してカーブゼネレーターのチャックに移送すると共
に、そのチャックにおいてチャックされている加工済ワ
ークを取り出すワーク供給排出機構を設置して成り、前
記ワーク供給排出機構は、ワーク供給用と排出用の2つ
のバキュームチャックを備えたツインヘッドプレート
と、ロッド先端に前記ツインヘッドプレートを枢着した
ユニットシリンダーと、前記ユニットシリンダーに取り
付けられて前記ツインヘッドプレートを回動させる切換
シリンダーと、前記ユニットシリンダーを前記芯出しチ
ャック及びカーブゼネレーターのチャック側に水平移動
させるシリンダーとを含むことを特徴とするカーブゼネ
レーター用オートローダー、を似て上記課題を解決し
た。
レーターに対するワークの供給、及び、回収を効率よく
行なうことができ、生産性を飛躍的に向上させるワーク
供給排出機構及びそれを備えたカーブゼネレーター用オ
ートローダーを提供することを目的とする。〔課題を解
決するための手段〕 本考案は、多数のワークを積層状態に収納するマガジン
を設け、前記マガジンに、その内部を1ピッチ宛上昇し
てワークを押し上げる押上パッドを配備し、前記マガジ
ンの上方にピックアップシリンダーを配し、そのヘッド
に直角に回動可能にしたバキュームチャックを取り付
け、また、前記マガジンの上方に前記ピックアップシリ
ンダーを平行移動させるロッドレスシリンダーを設置
し、その先端部にワークの芯出しを行なう芯出しチャッ
クを添設し、更に前記芯出しチャックからワークを取り
出してカーブゼネレーターのチャックに移送すると共
に、そのチャックにおいてチャックされている加工済ワ
ークを取り出すワーク供給排出機構を設置して成り、前
記ワーク供給排出機構は、ワーク供給用と排出用の2つ
のバキュームチャックを備えたツインヘッドプレート
と、ロッド先端に前記ツインヘッドプレートを枢着した
ユニットシリンダーと、前記ユニットシリンダーに取り
付けられて前記ツインヘッドプレートを回動させる切換
シリンダーと、前記ユニットシリンダーを前記芯出しチ
ャック及びカーブゼネレーターのチャック側に水平移動
させるシリンダーとを含むことを特徴とするカーブゼネ
レーター用オートローダー、を似て上記課題を解決し
た。
マガジン内のワークは最上段のものからバキュームチャ
ックに吸着されてピックアップされた後、バキュームチ
ャックが回動するに伴ない水平方向に向いた状態で、ロ
ッドレスシリンダーの作用により水平方向に移動し、芯
出しチャックにチャックされる。そこにおいて芯出しさ
れたワークは、ワーク供給排出機構の供給用バキューム
チャックに吸着されて取り出された後、カーブゼネレー
ターのチャックに供給される訳であるが、その供給動作
に先立ち、切換シリンダーの作用でツインヘッドプレー
トが回動し、先に排出用バキュームチャックがカーブゼ
ネレーターのチャックに向かい、加工済のワークを排出
する。その後直ちに切換シリンダーの作用で供給用バキ
ュームチャックがカーブゼネレーターのチャックに向か
い、新たなワークを供給する。従って、ワークの排出、
供給に時間のロスがない。
ックに吸着されてピックアップされた後、バキュームチ
ャックが回動するに伴ない水平方向に向いた状態で、ロ
ッドレスシリンダーの作用により水平方向に移動し、芯
出しチャックにチャックされる。そこにおいて芯出しさ
れたワークは、ワーク供給排出機構の供給用バキューム
チャックに吸着されて取り出された後、カーブゼネレー
ターのチャックに供給される訳であるが、その供給動作
に先立ち、切換シリンダーの作用でツインヘッドプレー
トが回動し、先に排出用バキュームチャックがカーブゼ
ネレーターのチャックに向かい、加工済のワークを排出
する。その後直ちに切換シリンダーの作用で供給用バキ
ュームチャックがカーブゼネレーターのチャックに向か
い、新たなワークを供給する。従って、ワークの排出、
供給に時間のロスがない。
本考案の好ましい実施例を図面に依拠して説明する。
図中1はカーブゼネレーターで、これに本考案に係る装
置が搭載される。2はマガジンで、縦板3の下部に取り
付けられたブラケット4上に、マガジンベース2aを介し
て設置される。マガジン2は、交換可能にされる。マガ
ジン2は、例えば断面直角型の長尺材を2本、間隔を置
いて対置した構成であって、その中に多数のレンズ等の
ワーク5が積重ねて収納される。かかる積層タイプのマ
ガジンを採用した場合には、如何なる形状のワークにも
対応できる。6は縦板3の上部に配置された電磁ブレー
キ付きのモータで、これによりタイミングベルト7を循
環駆動する。タイミングベルト7は、縦板3の下端部に
設置されたタイミングプーリ8に掛け廻される。9は、
タイミングベルト7に固定された昇降ブロックである。
昇降ブロック9は、上下を縦板3に突設したスライド軸
取付板10、11間に固定された2本のスライド軸12に、摺
動自在に取り付けられていて、タイミングベルト7の動
きと一体となって、スライド軸12に沿って1ピッチ、即
ち、ワーク5の厚さ分宛上昇する。昇降ブロック9に
は、先端に押上パッド13を備えた押上板14が固定されて
いる。押上板14は、マガジンベース2a及びブラケット4
に形成された、切込み端(押上パッド13が通過する部
分)が拡げられたスリット2bを通ってマガジン2内に臨
み、そこを上昇することにより、マガジン2内に積重さ
れているワーク5群を上昇させる。15、16は縦板3に取
り付けられたマイクロスイッチで、マイクロスイッチ15
は昇降ブロック9の上昇端を規制し、所定位置まで上昇
した昇降ブロック9を下降端まで下降させる。マイクロ
スイッチ16はその下降端を規制する。また、17は光電ス
イッチで。ワーク5の定位置上昇を検出し、次に述べる
ワーク取出し搬送機構を制御する。
置が搭載される。2はマガジンで、縦板3の下部に取り
付けられたブラケット4上に、マガジンベース2aを介し
て設置される。マガジン2は、交換可能にされる。マガ
ジン2は、例えば断面直角型の長尺材を2本、間隔を置
いて対置した構成であって、その中に多数のレンズ等の
ワーク5が積重ねて収納される。かかる積層タイプのマ
ガジンを採用した場合には、如何なる形状のワークにも
対応できる。6は縦板3の上部に配置された電磁ブレー
キ付きのモータで、これによりタイミングベルト7を循
環駆動する。タイミングベルト7は、縦板3の下端部に
設置されたタイミングプーリ8に掛け廻される。9は、
タイミングベルト7に固定された昇降ブロックである。
昇降ブロック9は、上下を縦板3に突設したスライド軸
取付板10、11間に固定された2本のスライド軸12に、摺
動自在に取り付けられていて、タイミングベルト7の動
きと一体となって、スライド軸12に沿って1ピッチ、即
ち、ワーク5の厚さ分宛上昇する。昇降ブロック9に
は、先端に押上パッド13を備えた押上板14が固定されて
いる。押上板14は、マガジンベース2a及びブラケット4
に形成された、切込み端(押上パッド13が通過する部
分)が拡げられたスリット2bを通ってマガジン2内に臨
み、そこを上昇することにより、マガジン2内に積重さ
れているワーク5群を上昇させる。15、16は縦板3に取
り付けられたマイクロスイッチで、マイクロスイッチ15
は昇降ブロック9の上昇端を規制し、所定位置まで上昇
した昇降ブロック9を下降端まで下降させる。マイクロ
スイッチ16はその下降端を規制する。また、17は光電ス
イッチで。ワーク5の定位置上昇を検出し、次に述べる
ワーク取出し搬送機構を制御する。
18はピックアップシリンダーで、その取付ヘッド19に、
バキュームチャック20が回動自在に取り付けられてい
る。取付ヘッド19はバネ(図示せず)を備えており、そ
のバネは、バキュームチャック20と取付ヘッド19が直線
状態となるよう常時バキュームチャック20に対して作用
している。取付ヘッド19とバキュームチャック20は、ピ
ックアップシリンダー18の作用で直線状態にてマガジン
2上に下降し、最上段のワーク5を吸着して上昇する。
バキュームチャック20には作用板21は、ピックアップシ
リンダー18の上昇動作に伴ない、シリンダー取付ブラケ
ット22に垂設されたストッパー23に当たるようになって
いる。即ち、取付ヘッド19が上昇するにつれ、作用板21
がストッパー23に当たって次第に水平状態になり、それ
に伴ないバキュームチャック20が上記バネに抗して回動
させられ、ワーク5を吸着したまま水平状態になる(第
1図の状態)。なお、ピックアップシリンダー18は、ブ
ラケット22を介してロッドレスシリンダー25に取り付け
られている。従って、上記ワーク取出し搬送機構は、水
平に設置されたロッドレスシリンダー25の動作に伴なっ
て水平方向に往復動し、ワーク5をワーク供給排出部に
搬送する。
バキュームチャック20が回動自在に取り付けられてい
る。取付ヘッド19はバネ(図示せず)を備えており、そ
のバネは、バキュームチャック20と取付ヘッド19が直線
状態となるよう常時バキュームチャック20に対して作用
している。取付ヘッド19とバキュームチャック20は、ピ
ックアップシリンダー18の作用で直線状態にてマガジン
2上に下降し、最上段のワーク5を吸着して上昇する。
バキュームチャック20には作用板21は、ピックアップシ
リンダー18の上昇動作に伴ない、シリンダー取付ブラケ
ット22に垂設されたストッパー23に当たるようになって
いる。即ち、取付ヘッド19が上昇するにつれ、作用板21
がストッパー23に当たって次第に水平状態になり、それ
に伴ないバキュームチャック20が上記バネに抗して回動
させられ、ワーク5を吸着したまま水平状態になる(第
1図の状態)。なお、ピックアップシリンダー18は、ブ
ラケット22を介してロッドレスシリンダー25に取り付け
られている。従って、上記ワーク取出し搬送機構は、水
平に設置されたロッドレスシリンダー25の動作に伴なっ
て水平方向に往復動し、ワーク5をワーク供給排出部に
搬送する。
ロッドレスシリンダー25は、ブラケット26を介してプレ
ート27上に設置されている。上記モーター6はこのプレ
ート27の裏面に設置されており、また、縦板3の上端が
プレート27の裏面に固定されている。ロッドレスシリン
ダー25の前端部(第1図において右端)には、芯出しチ
ャック28が配備される。芯出しチャック28は第3図に示
されるように、上下に開閉する平行チャックで構成され
ている。そのチャックのワーク受け面28aは山形に窪ん
でおり、且つ、ワークが収まる溝が形成されている。こ
の溝幅は、好ましくは変更可能にされる。従って、バキ
ュームチャック20に吸着され、ロッドレスシリンダー25
の動作に伴なって搬送されてくるワーク5は、芯出しチ
ャック28に挟持されることにより、偏位したり傾倒した
りしていても、ワーク受け面28a(溝)に沿って定位置
に強制的にずらし動かされる。即ち、芯出しが行なわれ
る。この芯出しチャック28は、ブラケット29を介してプ
レート27上に設置される。
ート27上に設置されている。上記モーター6はこのプレ
ート27の裏面に設置されており、また、縦板3の上端が
プレート27の裏面に固定されている。ロッドレスシリン
ダー25の前端部(第1図において右端)には、芯出しチ
ャック28が配備される。芯出しチャック28は第3図に示
されるように、上下に開閉する平行チャックで構成され
ている。そのチャックのワーク受け面28aは山形に窪ん
でおり、且つ、ワークが収まる溝が形成されている。こ
の溝幅は、好ましくは変更可能にされる。従って、バキ
ュームチャック20に吸着され、ロッドレスシリンダー25
の動作に伴なって搬送されてくるワーク5は、芯出しチ
ャック28に挟持されることにより、偏位したり傾倒した
りしていても、ワーク受け面28a(溝)に沿って定位置
に強制的にずらし動かされる。即ち、芯出しが行なわれ
る。この芯出しチャック28は、ブラケット29を介してプ
レート27上に設置される。
プレート27上には更に、シリンダーブラケット30を介
し、カーブゼネレーター1のチャック31に対してワーク
5の供給、排出を行なうワーク供給排出部が設置され
る。その部分の構成について説明するに、33はシリンダ
ーブラケット30に固定されたピンシリンダーで、そのヘ
ッドはシリンダー取付板34に固定されている。また、35
はフリーマウントシリンダーで、ピンシリンダー33の後
退動作の際に、シリンダー取付板34の位置決めを行なう
ためのもので、やはりシリンダーブラケット30に設置さ
れている。シリンダー取付板34にはユニットシリンダー
36が取り付けられ、ユニットシリンダー36のシリンダー
ヘッド36aに固定された背板37には、切換シリンダー38
が取り付けられている。シリンダーヘッド36aにはツイ
ンヘッドプレート39が回動自在に取り付けられており、
その一方のヘッドにはワーク供給用バキュームチャック
40が、また、他方のヘッドにはワーク排出用バキューム
チャック41がそれぞれ配設されている。更に、ツインヘ
ッドプレート39には駆動アーム42が設けられていて、そ
の先端が切換シリンダー38のヘッドに枢着されており、
切換シリンダー38が動作することによりツインヘッドプ
レート39が、シリンダーヘッド36aの枢支軸36bを支点に
回動し得るようになっている。
し、カーブゼネレーター1のチャック31に対してワーク
5の供給、排出を行なうワーク供給排出部が設置され
る。その部分の構成について説明するに、33はシリンダ
ーブラケット30に固定されたピンシリンダーで、そのヘ
ッドはシリンダー取付板34に固定されている。また、35
はフリーマウントシリンダーで、ピンシリンダー33の後
退動作の際に、シリンダー取付板34の位置決めを行なう
ためのもので、やはりシリンダーブラケット30に設置さ
れている。シリンダー取付板34にはユニットシリンダー
36が取り付けられ、ユニットシリンダー36のシリンダー
ヘッド36aに固定された背板37には、切換シリンダー38
が取り付けられている。シリンダーヘッド36aにはツイ
ンヘッドプレート39が回動自在に取り付けられており、
その一方のヘッドにはワーク供給用バキュームチャック
40が、また、他方のヘッドにはワーク排出用バキューム
チャック41がそれぞれ配設されている。更に、ツインヘ
ッドプレート39には駆動アーム42が設けられていて、そ
の先端が切換シリンダー38のヘッドに枢着されており、
切換シリンダー38が動作することによりツインヘッドプ
レート39が、シリンダーヘッド36aの枢支軸36bを支点に
回動し得るようになっている。
本考案において用いられるバキュームチャック20、40、
41におけるバキュームパッドは、第4図に示されるよう
に、弾力性のある拡開形状のパッド42の中心に、金属そ
の他の硬質材製突部43を有するものである。この突部43
は、ワーク吸着の際にワークの中心を押圧し、ワークを
正確にチャック31内に押し入れる機能を果たす。
41におけるバキュームパッドは、第4図に示されるよう
に、弾力性のある拡開形状のパッド42の中心に、金属そ
の他の硬質材製突部43を有するものである。この突部43
は、ワーク吸着の際にワークの中心を押圧し、ワークを
正確にチャック31内に押し入れる機能を果たす。
44は操作盤であり、45はチャック31の自動開閉機構であ
る。この自動開閉機構45は、本考案と直接は関係ないの
で詳細な説明は省略する。なお、チャック31の内径面に
板バネ等の弾性材を配備し、チャック31の開度が大きめ
となるようにする。そうすることにより、ワーク5のチ
ャック31内への挿入が確実且つスムーズとなる。
る。この自動開閉機構45は、本考案と直接は関係ないの
で詳細な説明は省略する。なお、チャック31の内径面に
板バネ等の弾性材を配備し、チャック31の開度が大きめ
となるようにする。そうすることにより、ワーク5のチ
ャック31内への挿入が確実且つスムーズとなる。
以上のような構成の本装置全体の動作を説明する。ワー
ク5を所定数積層状態に収納したマガジン2をブラケッ
ト4上にセットしてスタートさせると、先ずピックアッ
プシリンダー18が下降動作し、バキュームチャック20が
マガジン2上に到来し、最上段のワーク5を吸着する。
その後直ちに上昇するが、定位置まで上昇すると、スト
ッパー23が作用板21に作用し、バキュームチャック20を
水平状態に回動させる。その状態でロッドレスシリンダ
ー25が作動すると、バキュームチャック20はワーク5を
吸着したまま前進し、ワーク5を芯出しチャック28内に
供給する。そこにおいてワーク5がチャックされると、
バキュームチャック20は元の位置まで後退し、直ちに又
は若干の時間を置いて再び下降動作し、次のワーク5を
ピックアップする。なお、最上段のワーク5がピックア
ップされると、光電スイッチ17が働いてモータ6を動作
させ、マガジン2内のワーク群を1ピッチ上昇させる。
ク5を所定数積層状態に収納したマガジン2をブラケッ
ト4上にセットしてスタートさせると、先ずピックアッ
プシリンダー18が下降動作し、バキュームチャック20が
マガジン2上に到来し、最上段のワーク5を吸着する。
その後直ちに上昇するが、定位置まで上昇すると、スト
ッパー23が作用板21に作用し、バキュームチャック20を
水平状態に回動させる。その状態でロッドレスシリンダ
ー25が作動すると、バキュームチャック20はワーク5を
吸着したまま前進し、ワーク5を芯出しチャック28内に
供給する。そこにおいてワーク5がチャックされると、
バキュームチャック20は元の位置まで後退し、直ちに又
は若干の時間を置いて再び下降動作し、次のワーク5を
ピックアップする。なお、最上段のワーク5がピックア
ップされると、光電スイッチ17が働いてモータ6を動作
させ、マガジン2内のワーク群を1ピッチ上昇させる。
上記芯出しチャック28にチャックされたワーク5は、そ
こにおいて芯出しされる。そこでピンシリンダー33が後
退動作すると、供給用バキュームチャック40が芯出しチ
ャック28内に臨み、芯出しされたワーク5を吸着する。
そして芯出しチャック28がワーク5を解放した後、ピン
シリンダー33が前進動作して供給用バキュームチャック
40を芯出しチャック28外に出す。次いで、ユニットシリ
ンダー36と切換シリンダー38が前進動作し、ツインヘッ
ドプレート39を回動させると共に、排出用バキュームチ
ャック41を、カーブゼネレーター1のチャック31に対応
する位置に移動させる操作が行なわれる。そこで再びピ
ンシリンダー33が後退動作すると、排出用バキュームチ
ャック41がチャック31内に進入し、加工済のワークを吸
着する。(第1回目の動作では加工済ワークが無いこと
いうまでもない。)。続いてピンシリンダー33が前進動
作すると共に、切換シリンダー38が後退動作してツイン
ヘッドプレート39を反転させ、今度は供給用バキューム
チャック40をチャック31に対応させる。その後供給用バ
キュームチャック40は、上記同様、ピンシリンダー33の
作用で進退動作をし、加工すべきワーク5をチャック31
に供給する。取出した加工済ワークはそこで解放し、回
収用シュートに落とす。そして、以後上記動作を反復す
る。なお、供給用バキュームチャック40と排出用バキュ
ームチャック41とを反対にしてもよい。
こにおいて芯出しされる。そこでピンシリンダー33が後
退動作すると、供給用バキュームチャック40が芯出しチ
ャック28内に臨み、芯出しされたワーク5を吸着する。
そして芯出しチャック28がワーク5を解放した後、ピン
シリンダー33が前進動作して供給用バキュームチャック
40を芯出しチャック28外に出す。次いで、ユニットシリ
ンダー36と切換シリンダー38が前進動作し、ツインヘッ
ドプレート39を回動させると共に、排出用バキュームチ
ャック41を、カーブゼネレーター1のチャック31に対応
する位置に移動させる操作が行なわれる。そこで再びピ
ンシリンダー33が後退動作すると、排出用バキュームチ
ャック41がチャック31内に進入し、加工済のワークを吸
着する。(第1回目の動作では加工済ワークが無いこと
いうまでもない。)。続いてピンシリンダー33が前進動
作すると共に、切換シリンダー38が後退動作してツイン
ヘッドプレート39を反転させ、今度は供給用バキューム
チャック40をチャック31に対応させる。その後供給用バ
キュームチャック40は、上記同様、ピンシリンダー33の
作用で進退動作をし、加工すべきワーク5をチャック31
に供給する。取出した加工済ワークはそこで解放し、回
収用シュートに落とす。そして、以後上記動作を反復す
る。なお、供給用バキュームチャック40と排出用バキュ
ームチャック41とを反対にしてもよい。
本考案は上述した通りであって、カーブゼネレーターに
対するワークの供給、回収を自動的に、アイドルタイム
無く効率よく行なうことができるので、生産性を飛躍的
に向上させ得る効果がある。
対するワークの供給、回収を自動的に、アイドルタイム
無く効率よく行なうことができるので、生産性を飛躍的
に向上させ得る効果がある。
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図はその側面
図、第3図及び第4図はその要部拡大図である。 符号の説明 1……カーブゼネレーター 2……マガジン、13……押上パッド 18……ピックアップシリンダー 20……バキュームチャック 25……ロッドレスシリンダー 28……芯出しチャック、31……チャック 33……ピンシリンダー 36……ユニットシリンダー、38……切換シリンダー、 39……ツインヘッドプレート 40……供給用バキュームチャック 41……排出用バキュームチャック 42……パッド、43……突部
図、第3図及び第4図はその要部拡大図である。 符号の説明 1……カーブゼネレーター 2……マガジン、13……押上パッド 18……ピックアップシリンダー 20……バキュームチャック 25……ロッドレスシリンダー 28……芯出しチャック、31……チャック 33……ピンシリンダー 36……ユニットシリンダー、38……切換シリンダー、 39……ツインヘッドプレート 40……供給用バキュームチャック 41……排出用バキュームチャック 42……パッド、43……突部
Claims (2)
- 【請求項1】多数のワークを積層状態に収納するマガジ
ンを設け、前記マガジンに、その内部を1ピッチ宛上昇
してワークを押し上げる押上パッドを配備し、前記マガ
ジンの上方にピックアップシリンダーを配し、そのヘッ
ドに直角に回動可能にしたバキュームチャックを取り付
け、また、前記マガジンの上方に前記ピックアップシリ
ンダーを平行移動させるロッドレスシリンダーを設置
し、その先端部にワークの芯出しを行なう芯出しチャッ
クを添設し、更に前記芯出しチャックからワークを取り
出してカーブゼネレーターのチャックに移送すると共
に、そのチャックにおいてチャックされている加工済ワ
ークを取り出すワーク供給排出機構を設置して成り、前
記ワーク供給排出機構は、ワーク供給用と排出用の2つ
のバキュームチャックを備えたツインヘッドプレート
と、ロッド先端に前記ツインヘッドプレートを枢着した
ユニットシリンダーと、前記ユニットシリンダーに取り
付けられて前記ツインヘッドプレートを回動させる切換
シリンダーと、前記ユニットシリンダーを前記芯出しチ
ャック及びカーブゼネレーターのチャック側に水平移動
させるシリンダーとを含むことを特徴とするカーブゼネ
レーター用オートローダー。 - 【請求項2】内径面に板バネ等の弾性材を配した請求項
1記載のカーブゼネレーターのチャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989116935U JPH0731949Y2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | カーブゼネレーター用オートローダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989116935U JPH0731949Y2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | カーブゼネレーター用オートローダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0355134U JPH0355134U (ja) | 1991-05-28 |
JPH0731949Y2 true JPH0731949Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31665189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1989116935U Expired - Lifetime JPH0731949Y2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | カーブゼネレーター用オートローダー |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0731949Y2 (ja) |
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Family Cites Families (3)
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-
1989
- 1989-10-04 JP JP1989116935U patent/JPH0731949Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0355134U (ja) | 1991-05-28 |
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