JPH07302495A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH07302495A JPH07302495A JP6095268A JP9526894A JPH07302495A JP H07302495 A JPH07302495 A JP H07302495A JP 6095268 A JP6095268 A JP 6095268A JP 9526894 A JP9526894 A JP 9526894A JP H07302495 A JPH07302495 A JP H07302495A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビット線対を十分にイコライズできる半導体
記憶装置を提供する。 【構成】 外部電源電圧Vccに基づいて外部電源電圧V
cc以上に昇圧された内部昇圧電位Vppを発生する内部昇
圧電位発生回路59を備え、イコライズ信号発生手段
が、内部昇圧電位Vppを電源とし、イコライズ手段を制
御する外部電源電圧Vcc以上に昇圧されたイコライズ信
号を発生することを特徴とする。
記憶装置を提供する。 【構成】 外部電源電圧Vccに基づいて外部電源電圧V
cc以上に昇圧された内部昇圧電位Vppを発生する内部昇
圧電位発生回路59を備え、イコライズ信号発生手段
が、内部昇圧電位Vppを電源とし、イコライズ手段を制
御する外部電源電圧Vcc以上に昇圧されたイコライズ信
号を発生することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビット線イコライズ手
段によりビット線対を(1/2)Vccにプリチャージす
る(1/2)Vccプリチャージ方式を採用した半導体記
憶装置の改良に関するものである。
段によりビット線対を(1/2)Vccにプリチャージす
る(1/2)Vccプリチャージ方式を採用した半導体記
憶装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の半導体記憶装置の1例と
して、DRAM(Dynamic Random Access Memory)の1
構成例を示すブロック図である。DRAMは、外部から
の行アドレスストローブ信号バーRAS、列アドレスス
トローブ信号バーCAS、ライトイネーブル信号バーW
E及び出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB、列ア
ドレスバッファ制御信号φCAB、データ入力バッファ
制御信号φDI及びデータ出力バッファ制御信号φDO
等を出力する制御信号発生回路50により制御される。
して、DRAM(Dynamic Random Access Memory)の1
構成例を示すブロック図である。DRAMは、外部から
の行アドレスストローブ信号バーRAS、列アドレスス
トローブ信号バーCAS、ライトイネーブル信号バーW
E及び出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB、列ア
ドレスバッファ制御信号φCAB、データ入力バッファ
制御信号φDI及びデータ出力バッファ制御信号φDO
等を出力する制御信号発生回路50により制御される。
【0003】また、DRAMは、制御信号発生回路50
と、行アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信
号Addとを受けて行アドレスを出力する行アドレスバ
ッファ51と、列アドレスバッファ制御信号φCABと
アドレス信号Addとを受けて列アドレスを出力する列
アドレスバッファ52と、メモリセルがアレイ状に並べ
られたメモリセルアレイ56と、行アドレスを受けて行
方向のメモリセルを選択する行デコーダ53と、列アド
レスを受けて列方向のメモリセルを選択する列デコーダ
54と、列方向のメモリセルを選択する為のビット線対
(図示せず)間の電位差を増幅するセンスアンプ部55
と、データ入力バッファ制御信号φDIを受けて、外部
からデータを受け入れるデータ入力バッファ58と、デ
ータ出力バッファ制御信号φDOを受けて、外部へセン
スアンプ部55からのデータを出力するデータ出力バッ
ファ57と、DRAMの外部電源電圧Vccと接地電位V
ssとを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部昇圧電位V
ppをDRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発生回路5
9とで構成されている。
と、行アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信
号Addとを受けて行アドレスを出力する行アドレスバ
ッファ51と、列アドレスバッファ制御信号φCABと
アドレス信号Addとを受けて列アドレスを出力する列
アドレスバッファ52と、メモリセルがアレイ状に並べ
られたメモリセルアレイ56と、行アドレスを受けて行
方向のメモリセルを選択する行デコーダ53と、列アド
レスを受けて列方向のメモリセルを選択する列デコーダ
54と、列方向のメモリセルを選択する為のビット線対
(図示せず)間の電位差を増幅するセンスアンプ部55
と、データ入力バッファ制御信号φDIを受けて、外部
からデータを受け入れるデータ入力バッファ58と、デ
ータ出力バッファ制御信号φDOを受けて、外部へセン
スアンプ部55からのデータを出力するデータ出力バッ
ファ57と、DRAMの外部電源電圧Vccと接地電位V
ssとを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部昇圧電位V
ppをDRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発生回路5
9とで構成されている。
【0004】このような構成のDRAMの動作を以下に
説明する。制御信号発生回路50は、外部からの行アド
レスストローブ信号バーRAS及び列アドレスストロー
ブ信号バーCAS、並びにライトイネーブル信号バーW
E又は出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB及び列
アドレスバッファ制御信号φCAB、並びにデータ入力
バッファ制御信号φDI又はデータ出力バッファ制御信
号φDO等を出力する。行アドレスバッファ51は、行
アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信号Ad
dとを受けて行アドレスを出力し、行デコーダは、行ア
ドレスに従って、メモリセルアレイ56内の行方向のメ
モリセルを選択する為のワード線を選択する。一方、列
アドレスバッファ52は、列アドレスバッファ制御信号
φCABとアドレス信号Addとを受けて列アドレスを
出力し、列デコーダは、列アドレスに従って、メモリセ
ルアレイ56内の列方向のメモリセルを選択する為のビ
ット線対を選択する。
説明する。制御信号発生回路50は、外部からの行アド
レスストローブ信号バーRAS及び列アドレスストロー
ブ信号バーCAS、並びにライトイネーブル信号バーW
E又は出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB及び列
アドレスバッファ制御信号φCAB、並びにデータ入力
バッファ制御信号φDI又はデータ出力バッファ制御信
号φDO等を出力する。行アドレスバッファ51は、行
アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信号Ad
dとを受けて行アドレスを出力し、行デコーダは、行ア
ドレスに従って、メモリセルアレイ56内の行方向のメ
モリセルを選択する為のワード線を選択する。一方、列
アドレスバッファ52は、列アドレスバッファ制御信号
φCABとアドレス信号Addとを受けて列アドレスを
出力し、列デコーダは、列アドレスに従って、メモリセ
ルアレイ56内の列方向のメモリセルを選択する為のビ
ット線対を選択する。
【0005】ワード線とビット線対との選択により特定
されたメモリセルは、制御信号発生回路50がライトイ
ネーブル信号バーWEを受けているときは、データ入力
バッファ58がデータ入力バッファ制御信号φDIを受
けて入力したデータを、センスアンプ部55を介して、
入力し記憶する。一方、制御信号発生回路50が出力イ
ネーブル信号バーOEを受けているときは、センスアン
プ部55がメモリセルから読み出して出力したデータ
を、データ出力バッファ57がデータ出力バッファ制御
信号φDOを受けて出力する。
されたメモリセルは、制御信号発生回路50がライトイ
ネーブル信号バーWEを受けているときは、データ入力
バッファ58がデータ入力バッファ制御信号φDIを受
けて入力したデータを、センスアンプ部55を介して、
入力し記憶する。一方、制御信号発生回路50が出力イ
ネーブル信号バーOEを受けているときは、センスアン
プ部55がメモリセルから読み出して出力したデータ
を、データ出力バッファ57がデータ出力バッファ制御
信号φDOを受けて出力する。
【0006】図10は、シェアードセンスアンプ構成を
用いたDRAMのセンスアンプとその周辺の構成例を示
した回路図である。センスアンプは、Pチャネルセンス
アンプPSA、NチャネルセンスアンプNSA及びビッ
ト線イコライズ回路EQで構成されている。Pチャネル
センスアンプPSAは、ソース同士が接続されたPチャ
ネル形トランジスタQ7,Q8の各ドレインがビット線
BL、バービット線バーBLに接続されると共に、各ゲ
ートがバービット線バーBL、ビット線BLに接続され
て、ソースの接続節点には、外部電源電圧Vccがソース
に印加されたPチャネル形トランジスタQPのドレイン
が接続され、トランジスタQPのゲートにはPチャネル
センスアンプ駆動信号SOPが与えられるようになって
いる。NチャネルセンスアンプNSAは、ソース同士が
接続されたNチャネル形トランジスタQ9,Q10の各
ドレインがビット線BL、バービット線バーBLに接続
され、各ゲートがバービット線バーBL、ビット線BL
に接続されて、ソースの接続節点には、ソース接地され
たNチャネル形トランジスタQNのドレインが接続さ
れ、トランジスタQNのゲートにはNチャネルセンスア
ンプ駆動信号SONが与えられるようになっている。
用いたDRAMのセンスアンプとその周辺の構成例を示
した回路図である。センスアンプは、Pチャネルセンス
アンプPSA、NチャネルセンスアンプNSA及びビッ
ト線イコライズ回路EQで構成されている。Pチャネル
センスアンプPSAは、ソース同士が接続されたPチャ
ネル形トランジスタQ7,Q8の各ドレインがビット線
BL、バービット線バーBLに接続されると共に、各ゲ
ートがバービット線バーBL、ビット線BLに接続され
て、ソースの接続節点には、外部電源電圧Vccがソース
に印加されたPチャネル形トランジスタQPのドレイン
が接続され、トランジスタQPのゲートにはPチャネル
センスアンプ駆動信号SOPが与えられるようになって
いる。NチャネルセンスアンプNSAは、ソース同士が
接続されたNチャネル形トランジスタQ9,Q10の各
ドレインがビット線BL、バービット線バーBLに接続
され、各ゲートがバービット線バーBL、ビット線BL
に接続されて、ソースの接続節点には、ソース接地され
たNチャネル形トランジスタQNのドレインが接続さ
れ、トランジスタQNのゲートにはNチャネルセンスア
ンプ駆動信号SONが与えられるようになっている。
【0007】ビット線BLには、列選択信号線CSLが
ゲート接続されたコラムゲートトランジスタQ11を介
してデータ線LIOが接続され、バービット線バーBL
には、列選択信号線CSLがゲート接続されたコラムゲ
ートトランジスタQ12を介してデータ線バーLIOが
接続されている。トランジスタQ13,Q14,Q15
は、ビット線イコライズ回路EQを構成しており、ソー
ス同士が接続されたNチャネル形トランジスタQ13,
Q14のドレインはそれぞれビット線BL、バービット
線バーBLに接続され、ソースの接続節点には、ビット
線イコライズ電位線VBLが接続されている。イコライ
ズトランジスタQ15のソース、ドレインには、ビット
線BL、バービット線バーBLが接続されており、トラ
ンジスタQ13,Q14,Q15の各ゲートには、ビッ
ト線イコライズ信号線EQLが接続されている。
ゲート接続されたコラムゲートトランジスタQ11を介
してデータ線LIOが接続され、バービット線バーBL
には、列選択信号線CSLがゲート接続されたコラムゲ
ートトランジスタQ12を介してデータ線バーLIOが
接続されている。トランジスタQ13,Q14,Q15
は、ビット線イコライズ回路EQを構成しており、ソー
ス同士が接続されたNチャネル形トランジスタQ13,
Q14のドレインはそれぞれビット線BL、バービット
線バーBLに接続され、ソースの接続節点には、ビット
線イコライズ電位線VBLが接続されている。イコライ
ズトランジスタQ15のソース、ドレインには、ビット
線BL、バービット線バーBLが接続されており、トラ
ンジスタQ13,Q14,Q15の各ゲートには、ビッ
ト線イコライズ信号線EQLが接続されている。
【0008】ビット線BL、バービット線バーBLのそ
れぞれの一端には、トランスファ信号線S1Lがゲート
接続されたトランスファゲートトランジスタQ3,Q4
を介して、ビット線BLL、バービット線バーBLLが
接続され、それぞれの他端には、トランスファ信号線S
1Rがゲート接続されたトランスファゲートトランジス
タQ5,Q6を介して、ビット線BLR、バービット線
バーBLRが接続されている。
れぞれの一端には、トランスファ信号線S1Lがゲート
接続されたトランスファゲートトランジスタQ3,Q4
を介して、ビット線BLL、バービット線バーBLLが
接続され、それぞれの他端には、トランスファ信号線S
1Rがゲート接続されたトランスファゲートトランジス
タQ5,Q6を介して、ビット線BLR、バービット線
バーBLRが接続されている。
【0009】ビット線BLLには、ワード線WLLがゲ
ート接続されたNチャネル形トランジスタQ1のドレイ
ンが接続され、トランジスタQ1のソースには、他端に
メモリセルプレート電位Vsgが印加されたキャパシタC
1が接続されて、トランジスタQ1とキャパシタC1と
でメモリセルMCLを構成している。ビット線BLRに
は、ワード線WLRがゲート接続されたNチャネル形ト
ランジスタQ2のドレインが接続され、トランジスタQ
2のソースには、他端にメモリセルプレート電位Vsgが
印加されたキャパシタC2が接続されて、トランジスタ
Q2とキャパシタC2とでメモリセルMCRを構成して
いる。シェアードセンスアンプ構成のDRAMでは、図
11に示すように、メモリ容量に応じて、行方向(図の
上下方向)に並べられたセンスアンプSA1,SA2…
の両側(列方向、図の左右方向)のビット線対に多数の
メモリセルが接続されているが、図10では、メモリセ
ルMCL、MCRのみを図示している。
ート接続されたNチャネル形トランジスタQ1のドレイ
ンが接続され、トランジスタQ1のソースには、他端に
メモリセルプレート電位Vsgが印加されたキャパシタC
1が接続されて、トランジスタQ1とキャパシタC1と
でメモリセルMCLを構成している。ビット線BLRに
は、ワード線WLRがゲート接続されたNチャネル形ト
ランジスタQ2のドレインが接続され、トランジスタQ
2のソースには、他端にメモリセルプレート電位Vsgが
印加されたキャパシタC2が接続されて、トランジスタ
Q2とキャパシタC2とでメモリセルMCRを構成して
いる。シェアードセンスアンプ構成のDRAMでは、図
11に示すように、メモリ容量に応じて、行方向(図の
上下方向)に並べられたセンスアンプSA1,SA2…
の両側(列方向、図の左右方向)のビット線対に多数の
メモリセルが接続されているが、図10では、メモリセ
ルMCL、MCRのみを図示している。
【0010】このような構成のセンスアンプとその周辺
の動作を、メモリセルMCLに記憶された“1”を読み
出す場合について、図12に示す各動作信号のタイミン
グチャートを参照しながら以下に説明する。外部からバ
ーRAS信号(行アドレスストローブ信号)が制御信号
発生回路50(図9)へ与えられるとき、DRAMは、
バーRAS信号の立ち下がり(図12(a))により活
性状態に入る。バーRAS信号の立ち下がりにより、D
RAMが活性状態に入ると、外部行アドレス信号は行ア
ドレスバッファ51(図9)内にラッチされる。
の動作を、メモリセルMCLに記憶された“1”を読み
出す場合について、図12に示す各動作信号のタイミン
グチャートを参照しながら以下に説明する。外部からバ
ーRAS信号(行アドレスストローブ信号)が制御信号
発生回路50(図9)へ与えられるとき、DRAMは、
バーRAS信号の立ち下がり(図12(a))により活
性状態に入る。バーRAS信号の立ち下がりにより、D
RAMが活性状態に入ると、外部行アドレス信号は行ア
ドレスバッファ51(図9)内にラッチされる。
【0011】次いで、センスアンプ部55(図9)内で
ビット線イコライズ信号線EQLが、行デコーダ53
(図9)内でトランスファ信号線S1Rが、それぞれL
レベルになり(図12(d),(c))、トランジスタ
Q13,Q14,Q15がオフになって、ビット線BL
及びバービット線バーBL間のイコライズを中止する
(図12(i))と共に、トランジスタQ5,6がオフ
になり、ビット線BL及びバービット線バーBLから、
メモリセルMCR側のビット線BLR及びバービット線
バーBLRを分離する。このとき、メモリセルMCL側
のトランスファ信号線S1Lは、内部昇圧電位Vppに保
たれ(図12(b))、ビット線BL及びバービット線
バーBLと、メモリセルMCL側のビット線BLL及び
バービット線バーBLLとは分離されない。
ビット線イコライズ信号線EQLが、行デコーダ53
(図9)内でトランスファ信号線S1Rが、それぞれL
レベルになり(図12(d),(c))、トランジスタ
Q13,Q14,Q15がオフになって、ビット線BL
及びバービット線バーBL間のイコライズを中止する
(図12(i))と共に、トランジスタQ5,6がオフ
になり、ビット線BL及びバービット線バーBLから、
メモリセルMCR側のビット線BLR及びバービット線
バーBLRを分離する。このとき、メモリセルMCL側
のトランスファ信号線S1Lは、内部昇圧電位Vppに保
たれ(図12(b))、ビット線BL及びバービット線
バーBLと、メモリセルMCL側のビット線BLL及び
バービット線バーBLLとは分離されない。
【0012】次いで、行アドレスバッファ51(図9)
内にラッチされている行アドレスに応じて、行デコーダ
53(図9)内で選択されたワード線WLLが、内部昇
圧電位Vppに昇圧されて(図12(e))、トランジス
タQ1がオンになり、キャパシタC1に蓄えられていた
電荷がビット線BLL(BL)に伝達され、ビット線B
LL(BL)の電位が、イコライズされたときの電位
(Vcc−Vss)/2よりも高くなる(図12(i))。
内にラッチされている行アドレスに応じて、行デコーダ
53(図9)内で選択されたワード線WLLが、内部昇
圧電位Vppに昇圧されて(図12(e))、トランジス
タQ1がオンになり、キャパシタC1に蓄えられていた
電荷がビット線BLL(BL)に伝達され、ビット線B
LL(BL)の電位が、イコライズされたときの電位
(Vcc−Vss)/2よりも高くなる(図12(i))。
【0013】次いで、列デコーダ54(図9)内で、N
チャネルセンスアンプ駆動信号SONがHレベルに(図
12(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOP
がLレベルになり(図12(h))、トランジスタQ
N,QPがオンになる。ここで、ビット線BLL(B
L)の電位がバービット線バーBLL(バーBL)の電
位よりも高くなっているので、Nチャネルセンスアンプ
NSAのトランジスタQ10及びPチャネルセンスアン
プPSAのトランジスタQ7がオンになる。その為、ト
ランジスタQP,Q7を通じて、ビット線BLLの電位
が外部電源電圧Vccになり、トランジスタQN,Q10
を通じて、バービット線バーBLLの電位が接地電位V
ssになって、ビット線BLL(BL)及びバービット線
バーBLL(バーBL)間の電位差が増幅される。
チャネルセンスアンプ駆動信号SONがHレベルに(図
12(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOP
がLレベルになり(図12(h))、トランジスタQ
N,QPがオンになる。ここで、ビット線BLL(B
L)の電位がバービット線バーBLL(バーBL)の電
位よりも高くなっているので、Nチャネルセンスアンプ
NSAのトランジスタQ10及びPチャネルセンスアン
プPSAのトランジスタQ7がオンになる。その為、ト
ランジスタQP,Q7を通じて、ビット線BLLの電位
が外部電源電圧Vccになり、トランジスタQN,Q10
を通じて、バービット線バーBLLの電位が接地電位V
ssになって、ビット線BLL(BL)及びバービット線
バーBLL(バーBL)間の電位差が増幅される。
【0014】次いで、列デコーダ54(図9)内で、列
選択信号線CSLがHレベルになり(図12(j))、
コラムゲートトランジスタQ11,Q12がオンになっ
て、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーBL
L(バーBL)の電位が、それぞれ、データ線LIO及
びデータ線バーLIOへ伝達され、メモリセルMCLの
キャパシタC1に記憶されていたデータ“1”が読み出
される。次いで、バーRAS信号がHレベルになる(図
12(a))ことにより、DRAMが不活性状態にな
り、選択されていたワード線WLLがLレベルになっ
て、メモリセルMCLのトランジスタQ1はオフにな
る。次いで、列デコーダ54(図9)内で、Nチャネル
センスアンプ駆動信号SONがLレベルに(図12
(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOPがH
レベルになり(図12(h))、トランジスタQN,Q
Pがオフになる。
選択信号線CSLがHレベルになり(図12(j))、
コラムゲートトランジスタQ11,Q12がオンになっ
て、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーBL
L(バーBL)の電位が、それぞれ、データ線LIO及
びデータ線バーLIOへ伝達され、メモリセルMCLの
キャパシタC1に記憶されていたデータ“1”が読み出
される。次いで、バーRAS信号がHレベルになる(図
12(a))ことにより、DRAMが不活性状態にな
り、選択されていたワード線WLLがLレベルになっ
て、メモリセルMCLのトランジスタQ1はオフにな
る。次いで、列デコーダ54(図9)内で、Nチャネル
センスアンプ駆動信号SONがLレベルに(図12
(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOPがH
レベルになり(図12(h))、トランジスタQN,Q
Pがオフになる。
【0015】次いで、行デコーダ53(図9)内で、ト
ランスファ信号線S1RがHレベルになり(図12
(c))、トランジスタQ5,6がオンになって、ビッ
ト線BL及びバービット線バーBLと、メモリセルMC
R側のビット線BLR及びバービット線バーBLRとが
接続される。それと同時に、センスアンプ部55(図
9)内で、ビット線イコライズ信号線EQLが外部電源
電圧VccのHレベルになり(図12(d))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオンになって、ビット線
イコライズ電位線VBLの電位(Vcc−Vss)/2が、
ビット線BL,BL1,BL2、バービット線バーB
L,バーBL1,バーBL2へ伝達され、ビット線のイ
コライズを開始する(図12(i))。
ランスファ信号線S1RがHレベルになり(図12
(c))、トランジスタQ5,6がオンになって、ビッ
ト線BL及びバービット線バーBLと、メモリセルMC
R側のビット線BLR及びバービット線バーBLRとが
接続される。それと同時に、センスアンプ部55(図
9)内で、ビット線イコライズ信号線EQLが外部電源
電圧VccのHレベルになり(図12(d))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオンになって、ビット線
イコライズ電位線VBLの電位(Vcc−Vss)/2が、
ビット線BL,BL1,BL2、バービット線バーB
L,バーBL1,バーBL2へ伝達され、ビット線のイ
コライズを開始する(図12(i))。
【0016】図13は、列デコーダ54(図9)内に設
けられ、図10に示すビット線イコライズ信号線EQL
へイコライズ信号を出力するビット線イコライズ信号発
生回路の構成例を示す回路図である。ビット線イコライ
ズ信号発生回路は、ソースに外部電源電圧Vccが印加さ
れたPチャネル形トランジスタQ16と、ソースが接地
されたNチャネル形トランジスタQ17とがドレイン同
士およびゲート同士でそれぞれ共通接続され、ドレイン
の接続節点を出力節点として、CMOSインバータを構
成している。ゲートの接続節点にはインバータ12の出
力端子が接続され、インバータ12の入力端子には、ビ
ット線イコライズ信号発生回路活性化信号線が入力端子
に接続されたインバータ11の出力端子が接続されてい
る。
けられ、図10に示すビット線イコライズ信号線EQL
へイコライズ信号を出力するビット線イコライズ信号発
生回路の構成例を示す回路図である。ビット線イコライ
ズ信号発生回路は、ソースに外部電源電圧Vccが印加さ
れたPチャネル形トランジスタQ16と、ソースが接地
されたNチャネル形トランジスタQ17とがドレイン同
士およびゲート同士でそれぞれ共通接続され、ドレイン
の接続節点を出力節点として、CMOSインバータを構
成している。ゲートの接続節点にはインバータ12の出
力端子が接続され、インバータ12の入力端子には、ビ
ット線イコライズ信号発生回路活性化信号線が入力端子
に接続されたインバータ11の出力端子が接続されてい
る。
【0017】このような構成のビット線イコライズ信号
発生回路は、バーRAS信号がLレベルのとき、制御信
号発生回路50からのビット線イコライズ信号発生回路
活性化信号φ1がHレベルになり、そのとき、Pチャネ
ル形トランジスタQ16はオフ、Nチャネル形トランジ
スタQ17はオンとなって、出力節点の電位は接地電位
Vssとなる。バーRAS信号がHレベルのとき、制御信
号発生回路50からのビット線イコライズ信号発生回路
活性化信号φ1がLレベルになり、そのとき、Pチャネ
ル形トランジスタQ16はオン、Nチャネル形トランジ
スタQ17はオフとなって、出力節点からは外部電源電
圧Vccが出力される。
発生回路は、バーRAS信号がLレベルのとき、制御信
号発生回路50からのビット線イコライズ信号発生回路
活性化信号φ1がHレベルになり、そのとき、Pチャネ
ル形トランジスタQ16はオフ、Nチャネル形トランジ
スタQ17はオンとなって、出力節点の電位は接地電位
Vssとなる。バーRAS信号がHレベルのとき、制御信
号発生回路50からのビット線イコライズ信号発生回路
活性化信号φ1がLレベルになり、そのとき、Pチャネ
ル形トランジスタQ16はオン、Nチャネル形トランジ
スタQ17はオフとなって、出力節点からは外部電源電
圧Vccが出力される。
【0018】図14は、内部昇圧電位発生回路59(図
9)及びリングオシレータの構成例を示した回路図であ
る。図10に示すワード線WLL,WLR及びトランス
ファ信号線S1L,S1Rは、メモリセルのデータを確
実に読み出す為に、また、ビット線からのデータを確実
にメモリセルに書き込む為に、それぞれ外部電源電圧V
cc以上に昇圧された内部昇圧電位Vppを電源電位とする
回路から、それぞれの信号が出力される。内部昇圧電位
発生回路59の構成は、インバータ14,15,16が
直列接続されており、インバータ15,16間にキャパ
シタC3の一端が接続され、キャパシタC3の他端は、
外部電源電圧Vccがゲート及びドレインに与えられて常
時オンになっているNチャネル形トランジスタQ22の
ソースの節点N1に接続され、節点N1には、外部電源
電圧Vccがドレインに与えられているNチャネル形トラ
ンジスタQ23,Q24の各ゲートも接続されている。
インバータ16の出力端子は、キャパシタC4を介して
節点N2に接続され、節点N2にはNチャネル形トラン
ジスタQ24のソースが接続されている。
9)及びリングオシレータの構成例を示した回路図であ
る。図10に示すワード線WLL,WLR及びトランス
ファ信号線S1L,S1Rは、メモリセルのデータを確
実に読み出す為に、また、ビット線からのデータを確実
にメモリセルに書き込む為に、それぞれ外部電源電圧V
cc以上に昇圧された内部昇圧電位Vppを電源電位とする
回路から、それぞれの信号が出力される。内部昇圧電位
発生回路59の構成は、インバータ14,15,16が
直列接続されており、インバータ15,16間にキャパ
シタC3の一端が接続され、キャパシタC3の他端は、
外部電源電圧Vccがゲート及びドレインに与えられて常
時オンになっているNチャネル形トランジスタQ22の
ソースの節点N1に接続され、節点N1には、外部電源
電圧Vccがドレインに与えられているNチャネル形トラ
ンジスタQ23,Q24の各ゲートも接続されている。
インバータ16の出力端子は、キャパシタC4を介して
節点N2に接続され、節点N2にはNチャネル形トラン
ジスタQ24のソースが接続されている。
【0019】インバータ14,15間には、インバータ
17の入力端子が接続され、インバータ17に直列接続
されたインバータ18の出力端子は、キャパシタC5を
介して節点N3に接続され、節点N3にはNチャネル形
トランジスタQ23のソースが接続されている。インバ
ータ14の入力端子には、内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2が入力される。節点N2にゲート接続され節点
N3にドレイン接続されたNチャネル形トランジスタQ
25のソースと接地電位Vss間に、大容量(2nF程
度)のキャパシタCLが接続され、このトランジスタQ
25のソースから内部昇圧電位Vppが出力されるように
なっている。
17の入力端子が接続され、インバータ17に直列接続
されたインバータ18の出力端子は、キャパシタC5を
介して節点N3に接続され、節点N3にはNチャネル形
トランジスタQ23のソースが接続されている。インバ
ータ14の入力端子には、内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2が入力される。節点N2にゲート接続され節点
N3にドレイン接続されたNチャネル形トランジスタQ
25のソースと接地電位Vss間に、大容量(2nF程
度)のキャパシタCLが接続され、このトランジスタQ
25のソースから内部昇圧電位Vppが出力されるように
なっている。
【0020】トランジスタQ25のソースには、レベル
ディテクタ61の検知端子が接続され、レベルディテク
タ61の出力は、偶数段のインバータと入力ゲートであ
るNAND回路とが直列接続され、出力がNAND回路
の一方の入力端子に帰還されたリングオシレータ62の
NAND回路の他方の入力端子へ与えられる。リングオ
シレータ62の出力は、内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2として、インバータ14の入力端子へ与えられ
る。
ディテクタ61の検知端子が接続され、レベルディテク
タ61の出力は、偶数段のインバータと入力ゲートであ
るNAND回路とが直列接続され、出力がNAND回路
の一方の入力端子に帰還されたリングオシレータ62の
NAND回路の他方の入力端子へ与えられる。リングオ
シレータ62の出力は、内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2として、インバータ14の入力端子へ与えられ
る。
【0021】このような構成の内部昇圧電位発生回路5
9の動作を、その動作を示す図15のタイミングチャー
トを参照しながら以下に説明する。レベルディテクタ6
1は、内部昇圧電位Vppが所定電位以下であることを検
知したとき、リングオシレータ62を活性化して、内部
昇圧電位発生回路活性化信号φ2をHレベルからLレベ
ルにする(図15(a))。節点N1は、内部昇圧電位
発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき(図15
(a))、外部電源電圧VccからトランジスタQ25の
閾値電位Vthを差し引いた電位に充電され(図15
(b))、内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2がHレ
ベルのとき(図15(a))、キャパシタC3により2
Vcc−Vthに昇圧される(図15(b))。
9の動作を、その動作を示す図15のタイミングチャー
トを参照しながら以下に説明する。レベルディテクタ6
1は、内部昇圧電位Vppが所定電位以下であることを検
知したとき、リングオシレータ62を活性化して、内部
昇圧電位発生回路活性化信号φ2をHレベルからLレベ
ルにする(図15(a))。節点N1は、内部昇圧電位
発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき(図15
(a))、外部電源電圧VccからトランジスタQ25の
閾値電位Vthを差し引いた電位に充電され(図15
(b))、内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2がHレ
ベルのとき(図15(a))、キャパシタC3により2
Vcc−Vthに昇圧される(図15(b))。
【0022】一方、節点N2,N3は、内部昇圧電位発
生回路活性化信号φ2がHレベルのとき、外部電源電圧
Vccに充電され(図15(c),(d))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき、キャパシ
タC4,C5により2Vccに昇圧される(図15
(c),(d))。節点N3の電位により、トランジス
タQ25を介して、キャパシタCLが充電され、内部昇
圧電位Vppは2Vccに近い電位に昇圧される(図15
(e))。レベルディテクタ61は、内部昇圧電位Vpp
が所定電位を超えていることを検知したとき、リングオ
シレータ62を非活性化して、内部昇圧電位発生回路活
性化信号φ2をLレベルからHレベルにする。
生回路活性化信号φ2がHレベルのとき、外部電源電圧
Vccに充電され(図15(c),(d))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき、キャパシ
タC4,C5により2Vccに昇圧される(図15
(c),(d))。節点N3の電位により、トランジス
タQ25を介して、キャパシタCLが充電され、内部昇
圧電位Vppは2Vccに近い電位に昇圧される(図15
(e))。レベルディテクタ61は、内部昇圧電位Vpp
が所定電位を超えていることを検知したとき、リングオ
シレータ62を非活性化して、内部昇圧電位発生回路活
性化信号φ2をLレベルからHレベルにする。
【0023】図16は、行デコーダ53(図9)内に設
けられ、図10に示すワード線WLL,WLRを駆動す
る為のワード線駆動回路の構成例を示した回路図であ
る。ワード線駆動回路は、並列接続したPチャネル形ト
ランジスタQ26,Q27のソースに内部昇圧電位Vpp
を印加し、そのドレインには、信号φ4がゲートに与え
られるNチャネル形トランジスタQ28を介して信号φ
5が与えられ、Pチャネル形トランジスタQ26のゲー
トには信号φ3が与えられる。Pチャネル形トランジス
タQ26,Q27のドレインには、ドレイン同士が接続
されたPチャネル形トランジスタQ29及びNチャネル
形トランジスタQ30の各ゲートが接続され、Pチャネ
ル形トランジスタQ29のソースには内部昇圧電位Vpp
が印加され、Nチャネル形トランジスタQ30のソース
は接地されている。Pチャネル形トランジスタQ29及
びNチャネル形トランジスタQ30のドレインには、P
チャネル形トランジスタQ27のゲートが接続され、ワ
ード線への出力節点となっている。
けられ、図10に示すワード線WLL,WLRを駆動す
る為のワード線駆動回路の構成例を示した回路図であ
る。ワード線駆動回路は、並列接続したPチャネル形ト
ランジスタQ26,Q27のソースに内部昇圧電位Vpp
を印加し、そのドレインには、信号φ4がゲートに与え
られるNチャネル形トランジスタQ28を介して信号φ
5が与えられ、Pチャネル形トランジスタQ26のゲー
トには信号φ3が与えられる。Pチャネル形トランジス
タQ26,Q27のドレインには、ドレイン同士が接続
されたPチャネル形トランジスタQ29及びNチャネル
形トランジスタQ30の各ゲートが接続され、Pチャネ
ル形トランジスタQ29のソースには内部昇圧電位Vpp
が印加され、Nチャネル形トランジスタQ30のソース
は接地されている。Pチャネル形トランジスタQ29及
びNチャネル形トランジスタQ30のドレインには、P
チャネル形トランジスタQ27のゲートが接続され、ワ
ード線への出力節点となっている。
【0024】図17は、行デコーダ53(図9)内に設
けられ、図10に示すトランスファ信号線S1L,S1
Rへトランスファ信号を出力するトランスファ信号発生
回路の構成例を示す回路図である。トランスファ信号発
生回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチ
ャネル形トランジスタQ31のドレインに、ソースが接
地されたNチャネル形トランジスタQ32のドレインを
接続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vppが印加され
たPチャネル形トランジスタQ33のドレインに、ソー
スが接地されたNチャネル形トランジスタQ34のドレ
インを接続して、Pチャネル形トランジスタQ31のド
レインとPチャネル形トランジスタQ33のゲートとを
接続し、Pチャネル形トランジスタQ33のドレインと
Pチャネル形トランジスタQ31のゲートとを接続して
いる。
けられ、図10に示すトランスファ信号線S1L,S1
Rへトランスファ信号を出力するトランスファ信号発生
回路の構成例を示す回路図である。トランスファ信号発
生回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチ
ャネル形トランジスタQ31のドレインに、ソースが接
地されたNチャネル形トランジスタQ32のドレインを
接続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vppが印加され
たPチャネル形トランジスタQ33のドレインに、ソー
スが接地されたNチャネル形トランジスタQ34のドレ
インを接続して、Pチャネル形トランジスタQ31のド
レインとPチャネル形トランジスタQ33のゲートとを
接続し、Pチャネル形トランジスタQ33のドレインと
Pチャネル形トランジスタQ31のゲートとを接続して
いる。
【0025】Nチャネル形トランジスタQ32のゲート
にはトランスファ信号発生回路活性化信号φ6が与えら
れ、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は、イン
バータ19を介してNチャネル形トランジスタQ34へ
も与えられ、トランジスタQ31,Q32,Q33,Q
34及びインバータ19は、トランジスタQ33,Q3
4のドレインを出力節点とするレベルシフト回路を構成
している。トランジスタQ33,Q34のドレインは、
ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形ト
ランジスタQ35と、ソースが接地されたNチャネル形
トランジスタQ36とで構成されるCMOSインバータ
の入力節点(トランジスタQ35,Q36のゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ35,Q36のドレイン)からは、トランスファ信
号が出力されるようになっている。
にはトランスファ信号発生回路活性化信号φ6が与えら
れ、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は、イン
バータ19を介してNチャネル形トランジスタQ34へ
も与えられ、トランジスタQ31,Q32,Q33,Q
34及びインバータ19は、トランジスタQ33,Q3
4のドレインを出力節点とするレベルシフト回路を構成
している。トランジスタQ33,Q34のドレインは、
ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形ト
ランジスタQ35と、ソースが接地されたNチャネル形
トランジスタQ36とで構成されるCMOSインバータ
の入力節点(トランジスタQ35,Q36のゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ35,Q36のドレイン)からは、トランスファ信
号が出力されるようになっている。
【0026】このような構成のワード線駆動回路及びト
ランスファ信号発生回路の動作を、図18に示す各動作
信号のタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。ワード線駆動回路では、バーRAS信号がHレベル
からLレベルになる(図18(a))場合、信号φ3,
φ4がHレベルになる(図18(b),(c))。この
場合、信号φ5がLレベルのとき(図18(d))、ト
ランジスタQ26,Q30,Q27はオフ、トランジス
タQ28,Q29はオンになり、出力節点からは内部昇
圧電位Vppが出力される(図18(e))。信号φ5が
Hレベルのとき、トランジスタQ26,Q29はオフ、
トランジスタQ28,Q30,Q27はオンになり、出
力節点は接地される。バーRAS信号がLレベルからH
レベルになる(図18(a))場合、信号φ3,φ4は
Lレベルになる(図18(b),(c))。この場合、
トランジスタQ26,Q30,Q27はオン、トランジ
スタQ28,Q29はオフになり、出力節点は接地され
る(図18(e))。
ランスファ信号発生回路の動作を、図18に示す各動作
信号のタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。ワード線駆動回路では、バーRAS信号がHレベル
からLレベルになる(図18(a))場合、信号φ3,
φ4がHレベルになる(図18(b),(c))。この
場合、信号φ5がLレベルのとき(図18(d))、ト
ランジスタQ26,Q30,Q27はオフ、トランジス
タQ28,Q29はオンになり、出力節点からは内部昇
圧電位Vppが出力される(図18(e))。信号φ5が
Hレベルのとき、トランジスタQ26,Q29はオフ、
トランジスタQ28,Q30,Q27はオンになり、出
力節点は接地される。バーRAS信号がLレベルからH
レベルになる(図18(a))場合、信号φ3,φ4は
Lレベルになる(図18(b),(c))。この場合、
トランジスタQ26,Q30,Q27はオン、トランジ
スタQ28,Q29はオフになり、出力節点は接地され
る(図18(e))。
【0027】トランスファ信号発生回路では、トランス
ファ信号線S1Lが選択されているときは、バーRAS
信号が変化しても、トランスファ信号発生回路活性化信
号φ6は変化しない(図18(f))。トランスファ信
号線S1Lが選択されないときは、バーRAS信号の変
化に応じて、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6
は変化する(図18(g))。トランスファ信号発生回
路活性化信号φ6がLレベルのとき、トランジスタQ3
4,Q31,Q35がオン、トランジスタQ32,Q3
3,Q36がオフになり、出力節点からは内部昇圧電位
Vppが出力される(図18(f))。トランスファ信号
発生回路活性化信号φ6がHレベルのとき、トランジス
タQ34,Q31,Q35がオフ、トランジスタQ3
2,Q33,Q36がオンになり、出力節点は接地され
る(図18(g))。
ファ信号線S1Lが選択されているときは、バーRAS
信号が変化しても、トランスファ信号発生回路活性化信
号φ6は変化しない(図18(f))。トランスファ信
号線S1Lが選択されないときは、バーRAS信号の変
化に応じて、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6
は変化する(図18(g))。トランスファ信号発生回
路活性化信号φ6がLレベルのとき、トランジスタQ3
4,Q31,Q35がオン、トランジスタQ32,Q3
3,Q36がオフになり、出力節点からは内部昇圧電位
Vppが出力される(図18(f))。トランスファ信号
発生回路活性化信号φ6がHレベルのとき、トランジス
タQ34,Q31,Q35がオフ、トランジスタQ3
2,Q33,Q36がオンになり、出力節点は接地され
る(図18(g))。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置では、
ビット線対が“1”または“0”を示す電位の何れへも
素早く変化できるように、図19(a)〜(d)に示す
ように、読み出し又は書き込み動作の前に、ビット線対
の電位を“1”を示す電位と“0”を示す電位との中間
電位に等しくプリチャージするビット線対のイコライズ
動作を行っている。上述の従来のDRAMでは、図10
に示すビット線対のイコライズ動作を行う為のビット線
イコライズ回路EQの、トランジスタQ13,Q14,
Q15の各ゲートに共通接続されるビット線イコライズ
信号線EQLのHレベルは外部電源電圧Vccであり、ビ
ット線イコライズ電位線VBLの電位はVcc/2であ
る。ビット線対のイコライズ動作が完了しているとき、
ビット線BL及びバービット線バーBLは共にほぼVcc
/2の電位になる。
ビット線対が“1”または“0”を示す電位の何れへも
素早く変化できるように、図19(a)〜(d)に示す
ように、読み出し又は書き込み動作の前に、ビット線対
の電位を“1”を示す電位と“0”を示す電位との中間
電位に等しくプリチャージするビット線対のイコライズ
動作を行っている。上述の従来のDRAMでは、図10
に示すビット線対のイコライズ動作を行う為のビット線
イコライズ回路EQの、トランジスタQ13,Q14,
Q15の各ゲートに共通接続されるビット線イコライズ
信号線EQLのHレベルは外部電源電圧Vccであり、ビ
ット線イコライズ電位線VBLの電位はVcc/2であ
る。ビット線対のイコライズ動作が完了しているとき、
ビット線BL及びバービット線バーBLは共にほぼVcc
/2の電位になる。
【0029】従って、トランジスタQ15のソース電位
もほぼVcc/2の電位となる。この場合、トランジスタ
Q15の閾値電圧は、バックゲート効果により、ソース
電位が接地電位Vssである場合よりも上昇する。ビット
線対のイコライズ動作時のトランジスタQ15の閾値電
圧Vthは、トランジスタQ15のソース電位が接地電位
Vssである場合の閾値電圧をVto、ビット線対のイコラ
イズ動作時のトランジスタQ15のソース電位をVs 、
トランジスタQ15のバックゲート効果係数をK、トラ
ンジスタQ15の基板電位(バックゲート電位)をVbb
とすると、次式で表される。 Vth=Vto+K(√(Vs +|Vbb|)−√(|Vbb
|))
もほぼVcc/2の電位となる。この場合、トランジスタ
Q15の閾値電圧は、バックゲート効果により、ソース
電位が接地電位Vssである場合よりも上昇する。ビット
線対のイコライズ動作時のトランジスタQ15の閾値電
圧Vthは、トランジスタQ15のソース電位が接地電位
Vssである場合の閾値電圧をVto、ビット線対のイコラ
イズ動作時のトランジスタQ15のソース電位をVs 、
トランジスタQ15のバックゲート効果係数をK、トラ
ンジスタQ15の基板電位(バックゲート電位)をVbb
とすると、次式で表される。 Vth=Vto+K(√(Vs +|Vbb|)−√(|Vbb
|))
【0030】外部電源電圧Vccが例えば3.3V程度の
DRAMにおいて、Vtoは約0.7V、Vs は約1.6
5V(=Vcc/2)、Vbbは約−1.5V、Kは約0.
6であるので、Vthは約1.03Vになる。従って、ビ
ット線イコライズ信号線EQLのHレベルが外部電源電
圧Vccである場合には、トランジスタQ15のゲート電
位が、ソース電位Vs と閾値電圧Vthとの和に比べて十
分に高くならない。その為、トランジスタQ15のコン
ダクタンスが小さく、ビット線対BL,バーBLのイコ
ライズ動作が所定期間内に終了しない。この為、次のサ
イクルで同一のビット線対BL,バーBLを共有するメ
モリセルアレイブロックが選択され、前のサイクルと逆
のデータを読み出すときに、図19(e)に示すような
エラーが発生することがあった。
DRAMにおいて、Vtoは約0.7V、Vs は約1.6
5V(=Vcc/2)、Vbbは約−1.5V、Kは約0.
6であるので、Vthは約1.03Vになる。従って、ビ
ット線イコライズ信号線EQLのHレベルが外部電源電
圧Vccである場合には、トランジスタQ15のゲート電
位が、ソース電位Vs と閾値電圧Vthとの和に比べて十
分に高くならない。その為、トランジスタQ15のコン
ダクタンスが小さく、ビット線対BL,バーBLのイコ
ライズ動作が所定期間内に終了しない。この為、次のサ
イクルで同一のビット線対BL,バーBLを共有するメ
モリセルアレイブロックが選択され、前のサイクルと逆
のデータを読み出すときに、図19(e)に示すような
エラーが発生することがあった。
【0031】また、上述のようなエラーを避ける為に、
特開昭62−271295号において提案されているよ
うに、ビット線イコライズ信号線EQLとトランジスタ
Q15のゲートとの間にキャパシタを設けて、1回のイ
コライズ信号を発生する際に1回の容量結合により、ト
ランジスタQ15のゲートへかかるイコライズ信号の電
圧を昇圧する方法もある。しかし、この方法では、電源
電圧の変動により電源電圧が低下すると、昇圧回路内の
節点のプリチャージ電位が、トランジスタQ15の閾値
電圧Vthのバックゲート効果により低下する為、昇圧の
効率が下がり、イコライズ信号の昇圧電位が不十分とな
る問題がある。
特開昭62−271295号において提案されているよ
うに、ビット線イコライズ信号線EQLとトランジスタ
Q15のゲートとの間にキャパシタを設けて、1回のイ
コライズ信号を発生する際に1回の容量結合により、ト
ランジスタQ15のゲートへかかるイコライズ信号の電
圧を昇圧する方法もある。しかし、この方法では、電源
電圧の変動により電源電圧が低下すると、昇圧回路内の
節点のプリチャージ電位が、トランジスタQ15の閾値
電圧Vthのバックゲート効果により低下する為、昇圧の
効率が下がり、イコライズ信号の昇圧電位が不十分とな
る問題がある。
【0032】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、第1発明では、第1の固定電位を電源と
して第1の固定電位以上に昇圧された第2の固定電位を
発生する第2固定電位発生手段と、第2の固定電位を電
源とし、第1の固定電位以上に昇圧されたイコライズ信
号を発生するビット線イコライズ信号発生手段とを設け
ることにより、ビット線対を十分にイコライズできる半
導体記憶装置を提供することを目的とする。第2発明で
は、第1発明の構成に加えて、ビット線対の電位を第1
の固定電位と接地電位との中間電位に設定するビット線
イコライズ手段を設けることにより、ビット線対を十分
にイコライズできる半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
たものであり、第1発明では、第1の固定電位を電源と
して第1の固定電位以上に昇圧された第2の固定電位を
発生する第2固定電位発生手段と、第2の固定電位を電
源とし、第1の固定電位以上に昇圧されたイコライズ信
号を発生するビット線イコライズ信号発生手段とを設け
ることにより、ビット線対を十分にイコライズできる半
導体記憶装置を提供することを目的とする。第2発明で
は、第1発明の構成に加えて、ビット線対の電位を第1
の固定電位と接地電位との中間電位に設定するビット線
イコライズ手段を設けることにより、ビット線対を十分
にイコライズできる半導体記憶装置を提供することを目
的とする。
【0033】第3発明では、ビット線対と増幅手段との
間に設けられたスイッチング手段と、第2の固定電位を
電源とし、スイッチング手段をオン制御する、第1の固
定電位以上に昇圧されたトランスファー信号を発生する
トランスファー信号発生手段とを設けることにより、ビ
ット線の分離接続を確実に行い、ビット線対を十分にイ
コライズできる半導体記憶装置を提供することを目的と
する。第4発明では、第2の固定電位を電源としてワー
ド線に第1の固定電位以上の電位を与えるワード線駆動
手段を設けることにより、ビット線対を十分にイコライ
ズでき、データの読み出し書き込みが確実にできる半導
体記憶装置を提供することを目的とする。
間に設けられたスイッチング手段と、第2の固定電位を
電源とし、スイッチング手段をオン制御する、第1の固
定電位以上に昇圧されたトランスファー信号を発生する
トランスファー信号発生手段とを設けることにより、ビ
ット線の分離接続を確実に行い、ビット線対を十分にイ
コライズできる半導体記憶装置を提供することを目的と
する。第4発明では、第2の固定電位を電源としてワー
ド線に第1の固定電位以上の電位を与えるワード線駆動
手段を設けることにより、ビット線対を十分にイコライ
ズでき、データの読み出し書き込みが確実にできる半導
体記憶装置を提供することを目的とする。
【0034】第5発明では、外部から印加される外部電
源電圧である第1の固定電位を設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を提供
することを目的とする。第6発明では、外部から印加さ
れる外部電源電圧を電源として外部電源電圧以下に降圧
された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回路を備
え、内部降圧電位を第1の固定電位とすることにより、
ビット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
源電圧である第1の固定電位を設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を提供
することを目的とする。第6発明では、外部から印加さ
れる外部電源電圧を電源として外部電源電圧以下に降圧
された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回路を備
え、内部降圧電位を第1の固定電位とすることにより、
ビット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を
提供することを目的とする。
【0035】第7発明では、外部電源電圧を電源とし、
外部電源電圧と等電位のイコライズ信号を発生するビッ
ト線イコライズ信号発生手段を設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を提供
することを目的とする。第8発明では、外部から印加さ
れる外部電源電圧を電源として外部電源電圧以上に昇圧
された第3の固定電位を発生する第3固定電位発生手段
と、第3の固定電位を電源とし、第3の固定電位と等電
位のイコライズ信号を発生するビット線イコライズ信号
発生手段とを設けることにより、ビット線対を十分にイ
コライズできる半導体記憶装置を提供することを目的と
する。
外部電源電圧と等電位のイコライズ信号を発生するビッ
ト線イコライズ信号発生手段を設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を提供
することを目的とする。第8発明では、外部から印加さ
れる外部電源電圧を電源として外部電源電圧以上に昇圧
された第3の固定電位を発生する第3固定電位発生手段
と、第3の固定電位を電源とし、第3の固定電位と等電
位のイコライズ信号を発生するビット線イコライズ信号
発生手段とを設けることにより、ビット線対を十分にイ
コライズできる半導体記憶装置を提供することを目的と
する。
【0036】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る半導体記
憶装置は、第1の固定電位を電源として第1の固定電位
以上に昇圧された第2の固定電位を発生する第2固定電
位発生手段を備え、ビット線イコライズ信号発生手段
が、第2の固定電位を電源とし、ビット線イコライズ手
段をオン制御する第1の固定電位以上に昇圧されたイコ
ライズ信号を発生することを特徴とする。
憶装置は、第1の固定電位を電源として第1の固定電位
以上に昇圧された第2の固定電位を発生する第2固定電
位発生手段を備え、ビット線イコライズ信号発生手段
が、第2の固定電位を電源とし、ビット線イコライズ手
段をオン制御する第1の固定電位以上に昇圧されたイコ
ライズ信号を発生することを特徴とする。
【0037】第2発明に係る半導体記憶装置は、ビット
線対の電位を第1の固定電位と接地電位との中間電位に
設定するビット線イコライズ手段を備えることを特徴と
する。
線対の電位を第1の固定電位と接地電位との中間電位に
設定するビット線イコライズ手段を備えることを特徴と
する。
【0038】第3発明に係る半導体記憶装置は、スイッ
チング手段がビット線対と増幅手段との間に設けられ、
スイッチング手段をオン制御する第1の固定電位以上に
昇圧されたトランスファー信号を発生するトランスファ
ー信号発生手段を備えて、トランスファー信号発生手段
が第2の固定電位を電源とすることを特徴とする。
チング手段がビット線対と増幅手段との間に設けられ、
スイッチング手段をオン制御する第1の固定電位以上に
昇圧されたトランスファー信号を発生するトランスファ
ー信号発生手段を備えて、トランスファー信号発生手段
が第2の固定電位を電源とすることを特徴とする。
【0039】第4発明に係る半導体記憶装置は、第2の
固定電位を電源とするワード線駆動手段を備え、このワ
ード線駆動手段がワード線に第1の固定電位以上の電位
を与えることを特徴とする。
固定電位を電源とするワード線駆動手段を備え、このワ
ード線駆動手段がワード線に第1の固定電位以上の電位
を与えることを特徴とする。
【0040】第5発明に係る半導体記憶装置は、第1の
固定電位は、外部から印加されることを特徴とする。
固定電位は、外部から印加されることを特徴とする。
【0041】第6発明に係る半導体記憶装置は、外部か
ら印加される外部電源電圧を電源として外部電源電圧以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路を備え、この内部降圧電位が第1の固定電位であるこ
とを特徴とする。
ら印加される外部電源電圧を電源として外部電源電圧以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路を備え、この内部降圧電位が第1の固定電位であるこ
とを特徴とする。
【0042】第7発明に係る半導体記憶装置は、外部電
源電圧を電源とするビット線イコライズ信号発生手段
が、外部電源電圧と等電位のイコライズ信号を発生する
ことを特徴とする。
源電圧を電源とするビット線イコライズ信号発生手段
が、外部電源電圧と等電位のイコライズ信号を発生する
ことを特徴とする。
【0043】第8発明に係る半導体記憶装置は、外部か
ら印加される外部電源電圧を電源として外部電源電圧以
上に昇圧された第3の固定電位を発生する第3固定電位
発生手段を備え、この第3の固定電位を電源とするビッ
ト線イコライズ信号発生手段が、第3の固定電位と等電
位のイコライズ信号を発生することを特徴とする。
ら印加される外部電源電圧を電源として外部電源電圧以
上に昇圧された第3の固定電位を発生する第3固定電位
発生手段を備え、この第3の固定電位を電源とするビッ
ト線イコライズ信号発生手段が、第3の固定電位と等電
位のイコライズ信号を発生することを特徴とする。
【0044】
【作用】第1発明に係る半導体記憶装置では、第2固定
電位発生手段は、第1の固定電位を電源として、第1の
固定電位以上に昇圧された第2の固定電位を発生し、ビ
ット線イコライズ信号発生手段は、この安定した第2の
固定電位を電源として、第1の固定電位以上に昇圧され
安定したイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ
手段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
電位発生手段は、第1の固定電位を電源として、第1の
固定電位以上に昇圧された第2の固定電位を発生し、ビ
ット線イコライズ信号発生手段は、この安定した第2の
固定電位を電源として、第1の固定電位以上に昇圧され
安定したイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ
手段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
【0045】第2発明に係る半導体記憶装置では、ビッ
ト線イコライズ手段は、第1の固定電位以上に昇圧され
安定したイコライズ信号を受けて、ビット線対の電位を
第1の固定電位と接地電位との中間電位に設定する。
ト線イコライズ手段は、第1の固定電位以上に昇圧され
安定したイコライズ信号を受けて、ビット線対の電位を
第1の固定電位と接地電位との中間電位に設定する。
【0046】第3発明に係る半導体記憶装置では、ビッ
ト線イコライズ信号発生手段は、第1の固定電位以上に
昇圧され安定したイコライズ信号を発生すると共に、ビ
ット線対と増幅手段との間に設けられたスイッチング手
段は、第2の固定電位を電源とするトランスファー信号
発生手段が発生する第1の固定電位以上に昇圧されたト
ランスファー信号によりオン制御される。
ト線イコライズ信号発生手段は、第1の固定電位以上に
昇圧され安定したイコライズ信号を発生すると共に、ビ
ット線対と増幅手段との間に設けられたスイッチング手
段は、第2の固定電位を電源とするトランスファー信号
発生手段が発生する第1の固定電位以上に昇圧されたト
ランスファー信号によりオン制御される。
【0047】第4発明に係る半導体記憶装置では、ビッ
ト線イコライズ信号発生手段は、第1の固定電位以上に
昇圧され安定したイコライズ信号を発生すると共に、第
2の固定電位を電源とするワード線駆動手段は、ワード
線に第1の固定電位以上の電位を与える。
ト線イコライズ信号発生手段は、第1の固定電位以上に
昇圧され安定したイコライズ信号を発生すると共に、第
2の固定電位を電源とするワード線駆動手段は、ワード
線に第1の固定電位以上の電位を与える。
【0048】第5発明に係る半導体記憶装置では、第2
固定電位発生手段は、外部から印加される外部電源電圧
を電源として、この外部電源電圧以上に昇圧された第2
の固定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手段
は、この安定した第2の固定電位を電源として、外部電
源電圧以上に昇圧され安定したイコライズ信号を発生
し、ビット線イコライズ手段はこのイコライズ信号によ
りオン制御される。
固定電位発生手段は、外部から印加される外部電源電圧
を電源として、この外部電源電圧以上に昇圧された第2
の固定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手段
は、この安定した第2の固定電位を電源として、外部電
源電圧以上に昇圧され安定したイコライズ信号を発生
し、ビット線イコライズ手段はこのイコライズ信号によ
りオン制御される。
【0049】第6発明に係る半導体記憶装置では、第2
固定電位発生手段は、内部降圧電位以上に昇圧された第
2の固定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手
段は、この安定した第2の固定電位を電源として、内部
降圧電位以上に昇圧され安定したイコライズ信号を発生
し、ビット線イコライズ手段はこのイコライズ信号によ
りオン制御される。
固定電位発生手段は、内部降圧電位以上に昇圧された第
2の固定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手
段は、この安定した第2の固定電位を電源として、内部
降圧電位以上に昇圧され安定したイコライズ信号を発生
し、ビット線イコライズ手段はこのイコライズ信号によ
りオン制御される。
【0050】第7発明に係る半導体記憶装置では、ビッ
ト線イコライズ信号発生手段は、外部電源電圧を電源と
し、外部電源電圧と等電位の、また、内部降圧電位より
高電位のイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ
手段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
ト線イコライズ信号発生手段は、外部電源電圧を電源と
し、外部電源電圧と等電位の、また、内部降圧電位より
高電位のイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ
手段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
【0051】第8発明に係る半導体記憶装置では、第3
固定電位発生手段は、外部から印加される外部電源電圧
を電源として、外部電源電圧以上に昇圧された第3の固
定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手段は、
この第3の固定電位を電源として、第3の固定電位と等
電位のイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ手
段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
固定電位発生手段は、外部から印加される外部電源電圧
を電源として、外部電源電圧以上に昇圧された第3の固
定電位を発生し、ビット線イコライズ信号発生手段は、
この第3の固定電位を電源として、第3の固定電位と等
電位のイコライズ信号を発生し、ビット線イコライズ手
段はこのイコライズ信号によりオン制御される。
【0052】
【実施例】以下に、本発明に係る半導体記憶装置の実施
例を、それを示す図面を参照しながら説明する。図1
は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置の1実施例のD
RAM(DynamicRandom Access Memory)の構成を示す
ブロック図である。DRAMは、外部からの行アドレス
ストローブ信号バーRAS、列アドレスストローブ信号
バーCAS、ライトイネーブル信号バーWE及び出力イ
ネーブル信号バーOEを受けて、内部制御信号である行
アドレスバッファ制御信号φRAB、列アドレスバッフ
ァ制御信号φCAB、データ入力バッファ制御信号φD
I及びデータ出力バッファ制御信号φDO等を出力する
制御信号発生回路50により制御される。
例を、それを示す図面を参照しながら説明する。図1
は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置の1実施例のD
RAM(DynamicRandom Access Memory)の構成を示す
ブロック図である。DRAMは、外部からの行アドレス
ストローブ信号バーRAS、列アドレスストローブ信号
バーCAS、ライトイネーブル信号バーWE及び出力イ
ネーブル信号バーOEを受けて、内部制御信号である行
アドレスバッファ制御信号φRAB、列アドレスバッフ
ァ制御信号φCAB、データ入力バッファ制御信号φD
I及びデータ出力バッファ制御信号φDO等を出力する
制御信号発生回路50により制御される。
【0053】また、DRAMは、制御信号発生回路50
と、行アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信
号Addとを受けて行アドレスを出力する行アドレスバ
ッファ51と、列アドレスバッファ制御信号φCABと
アドレス信号Addとを受けて列アドレスを出力する列
アドレスバッファ52と、メモリセルがアレイ状に並べ
られたメモリセルアレイ56と、行アドレスを受けて行
方向のメモリセルを選択する行デコーダ53と、列アド
レスを受けて列方向のメモリセルを選択する列デコーダ
54と、列方向のメモリセルを選択する為のビット線対
(図示せず)間の電位差を増幅するセンスアンプ部55
aと、データ入力バッファ制御信号φDIを受けて、外
部からデータを受け入れるデータ入力バッファ58と、
データ出力バッファ制御信号φDOを受けて、外部へセ
ンスアンプ部55aからのデータを出力するデータ出力
バッファ57と、DRAMの外部電源電圧Vccを電源と
し、接地電位Vssを与えられ、非同期のリングオシレー
タ(図示せず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2を受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部
昇圧電位Vppを、センスアンプ部55a内のビット線イ
コライズ信号発生回路及びその他DRAM内各部へ供給
する内部昇圧電位発生回路59とで構成されている。
と、行アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信
号Addとを受けて行アドレスを出力する行アドレスバ
ッファ51と、列アドレスバッファ制御信号φCABと
アドレス信号Addとを受けて列アドレスを出力する列
アドレスバッファ52と、メモリセルがアレイ状に並べ
られたメモリセルアレイ56と、行アドレスを受けて行
方向のメモリセルを選択する行デコーダ53と、列アド
レスを受けて列方向のメモリセルを選択する列デコーダ
54と、列方向のメモリセルを選択する為のビット線対
(図示せず)間の電位差を増幅するセンスアンプ部55
aと、データ入力バッファ制御信号φDIを受けて、外
部からデータを受け入れるデータ入力バッファ58と、
データ出力バッファ制御信号φDOを受けて、外部へセ
ンスアンプ部55aからのデータを出力するデータ出力
バッファ57と、DRAMの外部電源電圧Vccを電源と
し、接地電位Vssを与えられ、非同期のリングオシレー
タ(図示せず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2を受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部
昇圧電位Vppを、センスアンプ部55a内のビット線イ
コライズ信号発生回路及びその他DRAM内各部へ供給
する内部昇圧電位発生回路59とで構成されている。
【0054】このような構成のDRAMの動作を以下に
説明する。制御信号発生回路50は、外部からの行アド
レスストローブ信号バーRAS及び列アドレスストロー
ブ信号バーCAS、並びにライトイネーブル信号バーW
E又は出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB及び列
アドレスバッファ制御信号φCAB、並びにデータ入力
バッファ制御信号φDI又はデータ出力バッファ制御信
号φDO等を出力する。行アドレスバッファ51は、行
アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信号Ad
dとを受けて行アドレスを出力し、行デコーダは、行ア
ドレスに従って、メモリセルアレイ56内の行方向のメ
モリセルを選択する為のワード線を選択する。一方、列
アドレスバッファ52は、列アドレスバッファ制御信号
φCABとアドレス信号Addとを受けて列アドレスを
出力し、列デコーダは、列アドレスに従って、メモリセ
ルアレイ56内の列方向のメモリセルを選択する為のビ
ット線対を選択する。
説明する。制御信号発生回路50は、外部からの行アド
レスストローブ信号バーRAS及び列アドレスストロー
ブ信号バーCAS、並びにライトイネーブル信号バーW
E又は出力イネーブル信号バーOEを受けて、内部制御
信号である行アドレスバッファ制御信号φRAB及び列
アドレスバッファ制御信号φCAB、並びにデータ入力
バッファ制御信号φDI又はデータ出力バッファ制御信
号φDO等を出力する。行アドレスバッファ51は、行
アドレスバッファ制御信号φRABとアドレス信号Ad
dとを受けて行アドレスを出力し、行デコーダは、行ア
ドレスに従って、メモリセルアレイ56内の行方向のメ
モリセルを選択する為のワード線を選択する。一方、列
アドレスバッファ52は、列アドレスバッファ制御信号
φCABとアドレス信号Addとを受けて列アドレスを
出力し、列デコーダは、列アドレスに従って、メモリセ
ルアレイ56内の列方向のメモリセルを選択する為のビ
ット線対を選択する。
【0055】ワード線とビット線対との選択により特定
されたメモリセルは、制御信号発生回路50がライトイ
ネーブル信号バーWEを受けているときは、データ入力
バッファ58がデータ入力バッファ制御信号φDIを受
けて入力したデータを、センスアンプ部55aを介し
て、入力し記憶する。一方、制御信号発生回路50が出
力イネーブル信号バーOEを受けているときは、センス
アンプ部55aがメモリセルから読み出して出力したデ
ータを、データ出力バッファ57がデータ出力バッファ
制御信号φDOを受けて出力する。
されたメモリセルは、制御信号発生回路50がライトイ
ネーブル信号バーWEを受けているときは、データ入力
バッファ58がデータ入力バッファ制御信号φDIを受
けて入力したデータを、センスアンプ部55aを介し
て、入力し記憶する。一方、制御信号発生回路50が出
力イネーブル信号バーOEを受けているときは、センス
アンプ部55aがメモリセルから読み出して出力したデ
ータを、データ出力バッファ57がデータ出力バッファ
制御信号φDOを受けて出力する。
【0056】図2は、第1〜5発明に係る半導体記憶装
置のシェアードセンスアンプ構成を用いたDRAMのセ
ンスアンプとその周辺の構成例を示した回路図である。
センスアンプは、PチャネルセンスアンプPSA、Nチ
ャネルセンスアンプNSA及びビット線イコライズ回路
EQaで構成されている。PチャネルセンスアンプPS
Aは、ソース同士が接続されたPチャネル形トランジス
タQ7,Q8の各ドレインがビット線BL、バービット
線バーBLに接続されると共に、各ゲートがバービット
線バーBL、ビット線BLに接続されて、ソースの接続
節点には、外部電源電圧Vccがソースに印加されたPチ
ャネル形トランジスタQPのドレインが接続され、トラ
ンジスタQPのゲートにはPチャネルセンスアンプ駆動
信号SOPが与えられるようになっている。Nチャネル
センスアンプNSAは、ソース同士が接続されたNチャ
ネル形トランジスタQ9,Q10の各ドレインがビット
線BL、バービット線バーBLに接続され、各ゲートが
バービット線バーBL、ビット線BLに接続されて、ソ
ースの接続節点には、ソース接地されたNチャネル形ト
ランジスタQNのドレインが接続され、トランジスタQ
NのゲートにはNチャネルセンスアンプ駆動信号SON
が与えられるようになっている。
置のシェアードセンスアンプ構成を用いたDRAMのセ
ンスアンプとその周辺の構成例を示した回路図である。
センスアンプは、PチャネルセンスアンプPSA、Nチ
ャネルセンスアンプNSA及びビット線イコライズ回路
EQaで構成されている。PチャネルセンスアンプPS
Aは、ソース同士が接続されたPチャネル形トランジス
タQ7,Q8の各ドレインがビット線BL、バービット
線バーBLに接続されると共に、各ゲートがバービット
線バーBL、ビット線BLに接続されて、ソースの接続
節点には、外部電源電圧Vccがソースに印加されたPチ
ャネル形トランジスタQPのドレインが接続され、トラ
ンジスタQPのゲートにはPチャネルセンスアンプ駆動
信号SOPが与えられるようになっている。Nチャネル
センスアンプNSAは、ソース同士が接続されたNチャ
ネル形トランジスタQ9,Q10の各ドレインがビット
線BL、バービット線バーBLに接続され、各ゲートが
バービット線バーBL、ビット線BLに接続されて、ソ
ースの接続節点には、ソース接地されたNチャネル形ト
ランジスタQNのドレインが接続され、トランジスタQ
NのゲートにはNチャネルセンスアンプ駆動信号SON
が与えられるようになっている。
【0057】ビット線BLには、列選択信号線CSLが
ゲート接続されたコラムゲートトランジスタQ11を介
してデータ線LIOが接続され、バービット線バーBL
には、列選択信号線CSLがゲート接続されたコラムゲ
ートトランジスタQ12を介してデータ線バーLIOが
接続されている。トランジスタQ13,Q14,Q15
は、ビット線イコライズ回路EQaを構成しており、ソ
ース同士が接続されたNチャネル形トランジスタQ1
3,Q14のドレインはそれぞれビット線BL、バービ
ット線バーBLに接続され、ソースの接続節点には、ビ
ット線イコライズ電位線VBLが接続されている。イコ
ライズトランジスタQ15のソース、ドレインには、ビ
ット線BL、バービット線バーBLが接続されており、
トランジスタQ13,Q14,Q15の各ゲートには、
ビット線イコライズ信号線EQLaが接続されている。
ゲート接続されたコラムゲートトランジスタQ11を介
してデータ線LIOが接続され、バービット線バーBL
には、列選択信号線CSLがゲート接続されたコラムゲ
ートトランジスタQ12を介してデータ線バーLIOが
接続されている。トランジスタQ13,Q14,Q15
は、ビット線イコライズ回路EQaを構成しており、ソ
ース同士が接続されたNチャネル形トランジスタQ1
3,Q14のドレインはそれぞれビット線BL、バービ
ット線バーBLに接続され、ソースの接続節点には、ビ
ット線イコライズ電位線VBLが接続されている。イコ
ライズトランジスタQ15のソース、ドレインには、ビ
ット線BL、バービット線バーBLが接続されており、
トランジスタQ13,Q14,Q15の各ゲートには、
ビット線イコライズ信号線EQLaが接続されている。
【0058】ビット線BL、バービット線バーBLのそ
れぞれの一端には、トランスファ信号線S1Lがゲート
接続されたトランスファゲートトランジスタQ3,Q4
を介して、ビット線BLL、バービット線バーBLLが
接続され、それぞれの他端には、トランスファ信号線S
1Rがゲート接続されたトランスファゲートトランジス
タQ5,Q6を介して、ビット線BLR、バービット線
バーBLRが接続されている。
れぞれの一端には、トランスファ信号線S1Lがゲート
接続されたトランスファゲートトランジスタQ3,Q4
を介して、ビット線BLL、バービット線バーBLLが
接続され、それぞれの他端には、トランスファ信号線S
1Rがゲート接続されたトランスファゲートトランジス
タQ5,Q6を介して、ビット線BLR、バービット線
バーBLRが接続されている。
【0059】ビット線BLLには、ワード線WLLがゲ
ート接続されたNチャネル形トランジスタQ1のドレイ
ンが接続され、トランジスタQ1のソースには、他端に
メモリセルプレート電位Vsgが印加されたキャパシタC
1が接続されて、トランジスタQ1とキャパシタC1と
でメモリセルMCLを構成している。ビット線BLRに
は、ワード線WLRがゲート接続されたNチャネル形ト
ランジスタQ2のドレインが接続され、トランジスタQ
2のソースには、他端にメモリセルプレート電位Vsgが
印加されたキャパシタC2が接続されて、トランジスタ
Q2とキャパシタC2とでメモリセルMCRを構成して
いる。シェアードセンスアンプ構成のDRAMでは、図
11に示すように、メモリ容量に応じて、行方向(図の
上下方向)に並べられたセンスアンプSA1,SA2…
の両側(列方向、図の左右方向)のビット線対に多数の
メモリセルが接続されているが、図2では、メモリセル
MCL、MCRのみを図示している。
ート接続されたNチャネル形トランジスタQ1のドレイ
ンが接続され、トランジスタQ1のソースには、他端に
メモリセルプレート電位Vsgが印加されたキャパシタC
1が接続されて、トランジスタQ1とキャパシタC1と
でメモリセルMCLを構成している。ビット線BLRに
は、ワード線WLRがゲート接続されたNチャネル形ト
ランジスタQ2のドレインが接続され、トランジスタQ
2のソースには、他端にメモリセルプレート電位Vsgが
印加されたキャパシタC2が接続されて、トランジスタ
Q2とキャパシタC2とでメモリセルMCRを構成して
いる。シェアードセンスアンプ構成のDRAMでは、図
11に示すように、メモリ容量に応じて、行方向(図の
上下方向)に並べられたセンスアンプSA1,SA2…
の両側(列方向、図の左右方向)のビット線対に多数の
メモリセルが接続されているが、図2では、メモリセル
MCL、MCRのみを図示している。
【0060】このような構成のセンスアンプとその周辺
の動作を、メモリセルMCLに記憶された“1”を読み
出す場合について、図3に示す各動作信号のタイミング
チャートを参照しながら以下に説明する。外部からバー
RAS信号(行アドレスストローブ信号)が制御信号発
生回路50(図1)へ与えられるとき、DRAMは、バ
ーRAS信号(図3(a))の立ち下がりにより、活性
状態に入る。DRAMが活性状態に入ると、バーRAS
信号の立ち下がりにより、外部行アドレス信号は行アド
レスバッファ51内にラッチされる。
の動作を、メモリセルMCLに記憶された“1”を読み
出す場合について、図3に示す各動作信号のタイミング
チャートを参照しながら以下に説明する。外部からバー
RAS信号(行アドレスストローブ信号)が制御信号発
生回路50(図1)へ与えられるとき、DRAMは、バ
ーRAS信号(図3(a))の立ち下がりにより、活性
状態に入る。DRAMが活性状態に入ると、バーRAS
信号の立ち下がりにより、外部行アドレス信号は行アド
レスバッファ51内にラッチされる。
【0061】次いで、センスアンプ部55a(図1)内
で、ビット線イコライズ信号線EQLaが、行デコーダ
53(図1)内で、トランスファ信号線S1Rが、それ
ぞれLレベルになり(図3(d),(c))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオフになって、ビット線
BL及びバービット線バーBL間のイコライズを中止す
る(図3(i))と共に、トランジスタQ5,6がオフ
になり、ビット線BL及びバービット線バーBLから、
メモリセルMCR側のビット線BLR及びバービット線
バーBLRを分離する。このとき、メモリセルMCL側
のトランスファ信号線S1Lは、内部昇圧電位Vppに保
たれ(図3(b))、ビット線BL及びバービット線バ
ーBLと、メモリセルMCL側のビット線BLL及びバ
ービット線バーBLLとは分離されない。
で、ビット線イコライズ信号線EQLaが、行デコーダ
53(図1)内で、トランスファ信号線S1Rが、それ
ぞれLレベルになり(図3(d),(c))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオフになって、ビット線
BL及びバービット線バーBL間のイコライズを中止す
る(図3(i))と共に、トランジスタQ5,6がオフ
になり、ビット線BL及びバービット線バーBLから、
メモリセルMCR側のビット線BLR及びバービット線
バーBLRを分離する。このとき、メモリセルMCL側
のトランスファ信号線S1Lは、内部昇圧電位Vppに保
たれ(図3(b))、ビット線BL及びバービット線バ
ーBLと、メモリセルMCL側のビット線BLL及びバ
ービット線バーBLLとは分離されない。
【0062】次いで、行アドレスバッファ51内にラッ
チされている行アドレスに応じて、行デコーダ53(図
1)内で選択されたワード線WLLが、内部昇圧電位V
ppに昇圧されて(図3(e))、トランジスタQ1がオ
ンになり、キャパシタC1に蓄えられていた電荷がビッ
ト線BLL(BL)に伝達され、ビット線BLL(B
L)の電位が、イコライズされたときの電位(Vcc−V
ss)/2よりも高くなる(図3(i))。
チされている行アドレスに応じて、行デコーダ53(図
1)内で選択されたワード線WLLが、内部昇圧電位V
ppに昇圧されて(図3(e))、トランジスタQ1がオ
ンになり、キャパシタC1に蓄えられていた電荷がビッ
ト線BLL(BL)に伝達され、ビット線BLL(B
L)の電位が、イコライズされたときの電位(Vcc−V
ss)/2よりも高くなる(図3(i))。
【0063】次いで、列デコーダ54(図1)内で、N
チャネルセンスアンプ駆動信号SONがHレベルに(図
3(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOPが
Lレベルになり(図3(h))、トランジスタQN,Q
Pがオンになる。ここで、ビット線BLL(BL)の電
位がバービット線バーBLL(バーBL)の電位よりも
高くなっているので、NチャネルセンスアンプNSAの
トランジスタQ10及びPチャネルセンスアンプPSA
のトランジスタQ7がオンになる。その為、トランジス
タQP,Q7を通じて、ビット線BLLの電位が外部電
源電圧Vccになり、トランジスタQN,Q10を通じ
て、バービット線バーBLLの電位が接地電位Vssにな
って、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーB
LL(バーBL)間の電位差が増幅される。
チャネルセンスアンプ駆動信号SONがHレベルに(図
3(g))、Pチャネルセンスアンプ駆動信号SOPが
Lレベルになり(図3(h))、トランジスタQN,Q
Pがオンになる。ここで、ビット線BLL(BL)の電
位がバービット線バーBLL(バーBL)の電位よりも
高くなっているので、NチャネルセンスアンプNSAの
トランジスタQ10及びPチャネルセンスアンプPSA
のトランジスタQ7がオンになる。その為、トランジス
タQP,Q7を通じて、ビット線BLLの電位が外部電
源電圧Vccになり、トランジスタQN,Q10を通じ
て、バービット線バーBLLの電位が接地電位Vssにな
って、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーB
LL(バーBL)間の電位差が増幅される。
【0064】次いで、列デコーダ54(図1)内で、列
選択信号線CSLがHレベルになり(図3(j))、コ
ラムゲートトランジスタQ11,Q12がオンになっ
て、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーBL
L(バーBL)の電位が、それぞれ、データ線LIO及
びデータ線バーLIOへ伝達され、メモリセルMCLの
キャパシタC1に記憶されていたデータ“1”が読み出
される。次いで、バーRAS信号がHレベルになる(図
3(a))ことにより、DRAMが不活性状態になり、
選択されていたワード線WLLがLレベルになって、メ
モリセルMCLのトランジスタQ1はオフになる。次い
で、列デコーダ54(図1)内で、Nチャネルセンスア
ンプ駆動信号SONがLレベルに(図3(g))、Pチ
ャネルセンスアンプ駆動信号SOPがHレベルになり
(図3(h))、トランジスタQN,QPがオフにな
る。
選択信号線CSLがHレベルになり(図3(j))、コ
ラムゲートトランジスタQ11,Q12がオンになっ
て、ビット線BLL(BL)及びバービット線バーBL
L(バーBL)の電位が、それぞれ、データ線LIO及
びデータ線バーLIOへ伝達され、メモリセルMCLの
キャパシタC1に記憶されていたデータ“1”が読み出
される。次いで、バーRAS信号がHレベルになる(図
3(a))ことにより、DRAMが不活性状態になり、
選択されていたワード線WLLがLレベルになって、メ
モリセルMCLのトランジスタQ1はオフになる。次い
で、列デコーダ54(図1)内で、Nチャネルセンスア
ンプ駆動信号SONがLレベルに(図3(g))、Pチ
ャネルセンスアンプ駆動信号SOPがHレベルになり
(図3(h))、トランジスタQN,QPがオフにな
る。
【0065】次いで、行デコーダ53(図1)内で、ト
ランスファ信号線S1RがHレベルになり(図3
(c))、トランジスタQ5,6がオンになって、ビッ
ト線BL及びバービット線バーBLと、メモリセルMC
R側のビット線BLR及びバービット線バーBLRとが
接続される。それと同時に、センスアンプ部55a(図
1)内で、ビット線イコライズ信号線EQLaが内部昇
圧電位VppのHレベルになり(図3(d))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオンになって、ビット線
イコライズ電位線VBLの電位(Vcc−Vss)/2が、
ビット線BL,BL1,BL2、バービット線バーB
L,バーBL1,バーBL2へ伝達され、ビット線のイ
コライズを開始する(図3(i))。このとき、トラン
ジスタQ15のゲート電位は、外部電源電圧Vcc以上に
昇圧された内部昇圧電位Vppになり、トランジスタQ1
5のソース電位と閾値電位との和よりも十分高くなっ
て、トランジスタQ15のコンダクタンスが大きくな
り、ビット線BL及びバービット線バーBLのイコライ
ズは確実に行われる。
ランスファ信号線S1RがHレベルになり(図3
(c))、トランジスタQ5,6がオンになって、ビッ
ト線BL及びバービット線バーBLと、メモリセルMC
R側のビット線BLR及びバービット線バーBLRとが
接続される。それと同時に、センスアンプ部55a(図
1)内で、ビット線イコライズ信号線EQLaが内部昇
圧電位VppのHレベルになり(図3(d))、トランジ
スタQ13,Q14,Q15がオンになって、ビット線
イコライズ電位線VBLの電位(Vcc−Vss)/2が、
ビット線BL,BL1,BL2、バービット線バーB
L,バーBL1,バーBL2へ伝達され、ビット線のイ
コライズを開始する(図3(i))。このとき、トラン
ジスタQ15のゲート電位は、外部電源電圧Vcc以上に
昇圧された内部昇圧電位Vppになり、トランジスタQ1
5のソース電位と閾値電位との和よりも十分高くなっ
て、トランジスタQ15のコンダクタンスが大きくな
り、ビット線BL及びバービット線バーBLのイコライ
ズは確実に行われる。
【0066】図4は、列デコーダ54(図1)内に設け
られ、図2に示すビット線イコライズ信号線EQLaへ
イコライズ信号を出力するビット線イコライズ信号発生
回路の構成例を示す回路図である。ビット線イコライズ
信号発生回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加され
たPチャネル形トランジスタQ18aのドレインに、ソ
ースが接地されたNチャネル形トランジスタQ19aの
ドレインを接続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vpp
が印加されたPチャネル形トランジスタQ20aのドレ
インに、ソースが接地されたNチャネル形トランジスタ
Q21aのドレインを接続して、Pチャネル形トランジ
スタQ18aのドレインとPチャネル形トランジスタQ
20aのゲートとを接続し、Pチャネル形トランジスタ
Q20aのドレインとPチャネル形トランジスタQ18
aのゲートとを接続している。
られ、図2に示すビット線イコライズ信号線EQLaへ
イコライズ信号を出力するビット線イコライズ信号発生
回路の構成例を示す回路図である。ビット線イコライズ
信号発生回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加され
たPチャネル形トランジスタQ18aのドレインに、ソ
ースが接地されたNチャネル形トランジスタQ19aの
ドレインを接続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vpp
が印加されたPチャネル形トランジスタQ20aのドレ
インに、ソースが接地されたNチャネル形トランジスタ
Q21aのドレインを接続して、Pチャネル形トランジ
スタQ18aのドレインとPチャネル形トランジスタQ
20aのゲートとを接続し、Pチャネル形トランジスタ
Q20aのドレインとPチャネル形トランジスタQ18
aのゲートとを接続している。
【0067】Nチャネル形トランジスタQ19aのゲー
トには、インバータ12aの出力端子が接続され、イン
バータ12aに直列接続されたインバータ11aの入力
端子へはビット線イコライズ信号発生回路活性化信号φ
1が与えられる。Nチャネル形トランジスタQ19aの
ゲートは、インバータ13aを介してNチャネル形トラ
ンジスタQ21aのゲートと接続され、トランジスタQ
18a,Q19a,Q20a,Q21a及びインバータ
13aは、トランジスタQ20a,Q21aのドレイン
を出力節点とするレベルシフト回路を構成している。ト
ランジスタQ20a,Q21aのドレインは、ソースに
内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形トランジス
タQ16aと、ソースが接地されたNチャネル形トラン
ジスタQ17aとで構成されるCMOSインバータの入
力節点(トランジスタQ16a,Q17aのゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ16a,Q17aのドレイン)からは、イコライズ
信号が出力されるようになっている。
トには、インバータ12aの出力端子が接続され、イン
バータ12aに直列接続されたインバータ11aの入力
端子へはビット線イコライズ信号発生回路活性化信号φ
1が与えられる。Nチャネル形トランジスタQ19aの
ゲートは、インバータ13aを介してNチャネル形トラ
ンジスタQ21aのゲートと接続され、トランジスタQ
18a,Q19a,Q20a,Q21a及びインバータ
13aは、トランジスタQ20a,Q21aのドレイン
を出力節点とするレベルシフト回路を構成している。ト
ランジスタQ20a,Q21aのドレインは、ソースに
内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形トランジス
タQ16aと、ソースが接地されたNチャネル形トラン
ジスタQ17aとで構成されるCMOSインバータの入
力節点(トランジスタQ16a,Q17aのゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ16a,Q17aのドレイン)からは、イコライズ
信号が出力されるようになっている。
【0068】このような構成のビット線イコライズ信号
発生回路の動作を、図5に示す各動作信号のタイミング
チャートを参照しながら以下に説明する。バーRAS信
号がHレベルからLレベルに変化すると(図5
(a))、ビット線イコライズ信号発生回路活性化信号
φ1はLレベルからHレベルになる(図5(b))。ビ
ット線イコライズ信号発生回路活性化信号φ1がHレベ
ルのとき、トランジスタQ21a,Q18a,Q16a
がオフ、トランジスタQ19a,Q20a,Q17aが
オンになり、出力節点は接地され、イコライズ信号はL
レベルになる(図5(c))。バーRAS信号がLレベ
ルからHレベルに変化すると(図5(a))、ビット線
イコライズ信号発生回路活性化信号φ1はHレベルから
Lレベルになる(図5(b))。ビット線イコライズ信
号発生回路活性化信号φ1がLレベルのとき、トランジ
スタQ21a,Q18a,Q16aがオン、トランジス
タQ19a,Q20a,Q17aがオフになり、出力節
点からは内部昇圧電位Vppが出力され、イコライズ信号
はHレベルになる(図5(c))。
発生回路の動作を、図5に示す各動作信号のタイミング
チャートを参照しながら以下に説明する。バーRAS信
号がHレベルからLレベルに変化すると(図5
(a))、ビット線イコライズ信号発生回路活性化信号
φ1はLレベルからHレベルになる(図5(b))。ビ
ット線イコライズ信号発生回路活性化信号φ1がHレベ
ルのとき、トランジスタQ21a,Q18a,Q16a
がオフ、トランジスタQ19a,Q20a,Q17aが
オンになり、出力節点は接地され、イコライズ信号はL
レベルになる(図5(c))。バーRAS信号がLレベ
ルからHレベルに変化すると(図5(a))、ビット線
イコライズ信号発生回路活性化信号φ1はHレベルから
Lレベルになる(図5(b))。ビット線イコライズ信
号発生回路活性化信号φ1がLレベルのとき、トランジ
スタQ21a,Q18a,Q16aがオン、トランジス
タQ19a,Q20a,Q17aがオフになり、出力節
点からは内部昇圧電位Vppが出力され、イコライズ信号
はHレベルになる(図5(c))。
【0069】図14は、内部昇圧電位発生回路59(図
1)及びリングオシレータの構成例を示した回路図であ
る。図2に示すビット線イコライズ信号線EQLa、ワ
ード線WLL,WLR及びトランスファ信号線S1L,
S1Rは、ビット線対BL,バーBLのイコライズ動作
を確実に行う為、メモリセルのデータを確実に読み出す
為及びビット線からのデータを確実にメモリセルに書き
込む為に、それぞれ外部電源電圧Vcc以上に昇圧された
内部昇圧電位Vppを電源電位とする回路から、それぞれ
の信号が出力される。
1)及びリングオシレータの構成例を示した回路図であ
る。図2に示すビット線イコライズ信号線EQLa、ワ
ード線WLL,WLR及びトランスファ信号線S1L,
S1Rは、ビット線対BL,バーBLのイコライズ動作
を確実に行う為、メモリセルのデータを確実に読み出す
為及びビット線からのデータを確実にメモリセルに書き
込む為に、それぞれ外部電源電圧Vcc以上に昇圧された
内部昇圧電位Vppを電源電位とする回路から、それぞれ
の信号が出力される。
【0070】内部昇圧電位発生回路59の構成は、イン
バータ14,15,16が直列接続されており、インバ
ータ15,16間にキャパシタC3の一端が接続され、
キャパシタC3の他端は、外部電源電圧Vccがゲート及
びドレインに与えられて常時オンになっているNチャネ
ル形トランジスタQ22のソースの節点N1に接続さ
れ、節点N1には、外部電源電圧Vccがドレインに与え
られているNチャネル形トランジスタQ23,Q24の
各ゲートも接続されている。インバータ16の出力端子
は、キャパシタC4を介して節点N2に接続され、節点
N2にはNチャネル形トランジスタQ24のソースが接
続されている。
バータ14,15,16が直列接続されており、インバ
ータ15,16間にキャパシタC3の一端が接続され、
キャパシタC3の他端は、外部電源電圧Vccがゲート及
びドレインに与えられて常時オンになっているNチャネ
ル形トランジスタQ22のソースの節点N1に接続さ
れ、節点N1には、外部電源電圧Vccがドレインに与え
られているNチャネル形トランジスタQ23,Q24の
各ゲートも接続されている。インバータ16の出力端子
は、キャパシタC4を介して節点N2に接続され、節点
N2にはNチャネル形トランジスタQ24のソースが接
続されている。
【0071】インバータ14,15間には、インバータ
17の入力端子が接続され、インバータ17に直列接続
されたインバータ18の出力端子は、キャパシタC5を
介して節点N3に接続され、節点N3にはNチャネル形
トランジスタQ23のソースが接続されている。インバ
ータ14の入力端子には、内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2が入力される。節点N2にゲート接続され節点
N3にドレイン接続されたNチャネル形トランジスタQ
25のソースと接地電位Vss間に、大容量(2nF程
度)のキャパシタCLが接続され、このトランジスタQ
25のソースから内部昇圧電位Vppが出力されるように
なっている。
17の入力端子が接続され、インバータ17に直列接続
されたインバータ18の出力端子は、キャパシタC5を
介して節点N3に接続され、節点N3にはNチャネル形
トランジスタQ23のソースが接続されている。インバ
ータ14の入力端子には、内部昇圧電位発生回路活性化
信号φ2が入力される。節点N2にゲート接続され節点
N3にドレイン接続されたNチャネル形トランジスタQ
25のソースと接地電位Vss間に、大容量(2nF程
度)のキャパシタCLが接続され、このトランジスタQ
25のソースから内部昇圧電位Vppが出力されるように
なっている。
【0072】トランジスタQ25のソースには、レベル
ディテクタ61の検知端子が接続され、レベルディテク
タ61の出力は、偶数段のインバータと入力ゲートであ
るNAND回路とが直列接続され、出力がNAND回路
の一方の入力端子に帰還されたリングオシレータ62の
NAND回路の他方の入力端子へ与えられる。リングオ
シレータ62の出力は、内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2として、インバータ14の入力端子へ与えられ
る。
ディテクタ61の検知端子が接続され、レベルディテク
タ61の出力は、偶数段のインバータと入力ゲートであ
るNAND回路とが直列接続され、出力がNAND回路
の一方の入力端子に帰還されたリングオシレータ62の
NAND回路の他方の入力端子へ与えられる。リングオ
シレータ62の出力は、内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2として、インバータ14の入力端子へ与えられ
る。
【0073】このような構成の内部昇圧電位発生回路5
9の動作を、図15に示す各部の電圧波形図を参照しな
がら以下に説明する。レベルディテクタ61は、内部昇
圧電位Vppが所定電位以下であることを検知したとき、
リングオシレータ62を活性化して、内部昇圧電位発生
回路活性化信号φ2をHレベルからLレベルにする(図
15(a))。節点N1は、内部昇圧電位発生回路活性
化信号φ2がLレベルのとき(図15(a))、外部電
源電圧VccからトランジスタQ25の閾値電位Vthを差
し引いた電位に充電され(図15(b))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がHレベルのとき(図15
(a))、キャパシタC3により2Vcc−Vthに昇圧さ
れる(図15(b))。
9の動作を、図15に示す各部の電圧波形図を参照しな
がら以下に説明する。レベルディテクタ61は、内部昇
圧電位Vppが所定電位以下であることを検知したとき、
リングオシレータ62を活性化して、内部昇圧電位発生
回路活性化信号φ2をHレベルからLレベルにする(図
15(a))。節点N1は、内部昇圧電位発生回路活性
化信号φ2がLレベルのとき(図15(a))、外部電
源電圧VccからトランジスタQ25の閾値電位Vthを差
し引いた電位に充電され(図15(b))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がHレベルのとき(図15
(a))、キャパシタC3により2Vcc−Vthに昇圧さ
れる(図15(b))。
【0074】一方、節点N2,N3は、内部昇圧電位発
生回路活性化信号φ2がHレベルのとき、外部電源電圧
Vccに充電され(図15(c),(d))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき、キャパシ
タC4,C5により2Vccに昇圧される(図15
(c),(d))。節点N3の電位により、トランジス
タQ25を介して、キャパシタCLが充電され、内部昇
圧電位Vppは2Vccに近い電位に昇圧される(図15
(e))。レベルディテクタ61は、内部昇圧電位Vpp
が所定電位を超えていることを検知したとき、リングオ
シレータ62を非活性化して、内部昇圧電位発生回路活
性化信号φ2をLレベルからHレベルにする。
生回路活性化信号φ2がHレベルのとき、外部電源電圧
Vccに充電され(図15(c),(d))、内部昇圧電
位発生回路活性化信号φ2がLレベルのとき、キャパシ
タC4,C5により2Vccに昇圧される(図15
(c),(d))。節点N3の電位により、トランジス
タQ25を介して、キャパシタCLが充電され、内部昇
圧電位Vppは2Vccに近い電位に昇圧される(図15
(e))。レベルディテクタ61は、内部昇圧電位Vpp
が所定電位を超えていることを検知したとき、リングオ
シレータ62を非活性化して、内部昇圧電位発生回路活
性化信号φ2をLレベルからHレベルにする。
【0075】図16は、行デコーダ53(図1)内に設
けられ、図2に示すワード線WLL,WLRを駆動する
為のワード線駆動回路の構成例を示した回路図である。
ワード線駆動回路は、並列接続したPチャネル形トラン
ジスタQ26,Q27のソースに内部昇圧電位Vppを印
加し、そのドレインには、信号φ4がゲートに与えられ
るNチャネル形トランジスタQ28を介して信号φ5が
与えられ、Pチャネル形トランジスタQ26のゲートに
は信号φ3が与えられる。Pチャネル形トランジスタQ
26,Q27のドレインには、ドレイン同士が接続され
たPチャネル形トランジスタQ29及びNチャネル形ト
ランジスタQ30の各ゲートが接続され、Pチャネル形
トランジスタQ29のソースには内部昇圧電位Vppが印
加され、Nチャネル形トランジスタQ30のソースは接
地されている。Pチャネル形トランジスタQ29及びN
チャネル形トランジスタQ30のドレインには、Pチャ
ネル形トランジスタQ27のゲートが接続され、ワード
線への出力節点となっている。
けられ、図2に示すワード線WLL,WLRを駆動する
為のワード線駆動回路の構成例を示した回路図である。
ワード線駆動回路は、並列接続したPチャネル形トラン
ジスタQ26,Q27のソースに内部昇圧電位Vppを印
加し、そのドレインには、信号φ4がゲートに与えられ
るNチャネル形トランジスタQ28を介して信号φ5が
与えられ、Pチャネル形トランジスタQ26のゲートに
は信号φ3が与えられる。Pチャネル形トランジスタQ
26,Q27のドレインには、ドレイン同士が接続され
たPチャネル形トランジスタQ29及びNチャネル形ト
ランジスタQ30の各ゲートが接続され、Pチャネル形
トランジスタQ29のソースには内部昇圧電位Vppが印
加され、Nチャネル形トランジスタQ30のソースは接
地されている。Pチャネル形トランジスタQ29及びN
チャネル形トランジスタQ30のドレインには、Pチャ
ネル形トランジスタQ27のゲートが接続され、ワード
線への出力節点となっている。
【0076】図17は、行デコーダ53(図1)内に設
けられ、図2に示すトランスファ信号線S1L,S1R
へトランスファ信号を出力するトランスファ信号発生回
路の構成例を示す回路図である。トランスファ信号発生
回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャ
ネル形トランジスタQ31のドレインに、ソースが接地
されたNチャネル形トランジスタQ32のドレインを接
続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vppが印加された
Pチャネル形トランジスタQ33のドレインに、ソース
が接地されたNチャネル形トランジスタQ34のドレイ
ンを接続して、Pチャネル形トランジスタQ31のドレ
インとPチャネル形トランジスタQ33のゲートとを接
続し、Pチャネル形トランジスタQ33のドレインとP
チャネル形トランジスタQ31のゲートとを接続してい
る。
けられ、図2に示すトランスファ信号線S1L,S1R
へトランスファ信号を出力するトランスファ信号発生回
路の構成例を示す回路図である。トランスファ信号発生
回路は、ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャ
ネル形トランジスタQ31のドレインに、ソースが接地
されたNチャネル形トランジスタQ32のドレインを接
続し、同じく、ソースに内部昇圧電位Vppが印加された
Pチャネル形トランジスタQ33のドレインに、ソース
が接地されたNチャネル形トランジスタQ34のドレイ
ンを接続して、Pチャネル形トランジスタQ31のドレ
インとPチャネル形トランジスタQ33のゲートとを接
続し、Pチャネル形トランジスタQ33のドレインとP
チャネル形トランジスタQ31のゲートとを接続してい
る。
【0077】Nチャネル形トランジスタQ32のゲート
にはトランスファ信号発生回路活性化信号φ6が与えら
れ、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は、イン
バータ19を介してNチャネル形トランジスタQ34へ
も与えられ、トランジスタQ31,Q32,Q33,Q
34及びインバータ19は、トランジスタQ33,Q3
4のドレインを出力節点とするレベルシフト回路を構成
している。トランジスタQ33,Q34のドレインは、
ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形ト
ランジスタQ35と、ソースが接地されたNチャネル形
トランジスタQ36とで構成されるCMOSインバータ
の入力節点(トランジスタQ35,Q36のゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ35,Q36のドレイン)からは、トランスファ信
号が出力されるようになっている。
にはトランスファ信号発生回路活性化信号φ6が与えら
れ、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は、イン
バータ19を介してNチャネル形トランジスタQ34へ
も与えられ、トランジスタQ31,Q32,Q33,Q
34及びインバータ19は、トランジスタQ33,Q3
4のドレインを出力節点とするレベルシフト回路を構成
している。トランジスタQ33,Q34のドレインは、
ソースに内部昇圧電位Vppが印加されたPチャネル形ト
ランジスタQ35と、ソースが接地されたNチャネル形
トランジスタQ36とで構成されるCMOSインバータ
の入力節点(トランジスタQ35,Q36のゲート)に
接続され、CMOSインバータの出力節点(トランジス
タQ35,Q36のドレイン)からは、トランスファ信
号が出力されるようになっている。
【0078】このような構成のワード線駆動回路及びト
ランスファ信号発生回路の動作を、図18に示す各動作
信号のタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。ワード線駆動回路では、バーRAS信号がHレベル
からLレベルになる(図18(a))場合、信号φ3,
φ4がHレベルになる(図18(b),(c))。この
場合、信号φ5がLレベルのとき(図18(d))、ト
ランジスタQ26,Q30,Q27はオフ、トランジス
タQ28,Q29はオンになり、出力節点からは内部昇
圧電位Vppが出力される(図18(e))。信号φ5が
Hレベルのとき、トランジスタQ26,Q29はオフ、
トランジスタQ28,Q30,Q27はオンになり、出
力節点は接地される。バーRAS信号がLレベルからH
レベルになる(図18(a))場合、信号φ3,φ4は
Lレベルになる(図18(b),(c))。この場合、
トランジスタQ26,Q30,Q27はオン、トランジ
スタQ28,Q29はオフになり、出力節点は接地され
る(図18(e))。
ランスファ信号発生回路の動作を、図18に示す各動作
信号のタイミングチャートを参照しながら以下に説明す
る。ワード線駆動回路では、バーRAS信号がHレベル
からLレベルになる(図18(a))場合、信号φ3,
φ4がHレベルになる(図18(b),(c))。この
場合、信号φ5がLレベルのとき(図18(d))、ト
ランジスタQ26,Q30,Q27はオフ、トランジス
タQ28,Q29はオンになり、出力節点からは内部昇
圧電位Vppが出力される(図18(e))。信号φ5が
Hレベルのとき、トランジスタQ26,Q29はオフ、
トランジスタQ28,Q30,Q27はオンになり、出
力節点は接地される。バーRAS信号がLレベルからH
レベルになる(図18(a))場合、信号φ3,φ4は
Lレベルになる(図18(b),(c))。この場合、
トランジスタQ26,Q30,Q27はオン、トランジ
スタQ28,Q29はオフになり、出力節点は接地され
る(図18(e))。
【0079】トランスファ信号発生回路では、トランス
ファ信号線S1Lが選択されているとき、バーRAS信
号が変化しても、トランスファ信号発生回路活性化信号
φ6は変化しない(図18(f))。トランスファ信号
線S1Lが選択されないとき、バーRAS信号の変化に
応じて、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は変
化する(図18(g))。トランスファ信号発生回路活
性化信号φ6がLレベルのとき、トランジスタQ34,
Q31,Q35がオン、トランジスタQ32,Q33,
Q36がオフになり、出力節点からは内部昇圧電位Vpp
が出力される(図18(f))。トランスファ信号発生
回路活性化信号φ6がHレベルのとき、トランジスタQ
34,Q31,Q35がオフ、トランジスタQ32,Q
33,Q36がオンになり、出力節点は接地される。
ファ信号線S1Lが選択されているとき、バーRAS信
号が変化しても、トランスファ信号発生回路活性化信号
φ6は変化しない(図18(f))。トランスファ信号
線S1Lが選択されないとき、バーRAS信号の変化に
応じて、トランスファ信号発生回路活性化信号φ6は変
化する(図18(g))。トランスファ信号発生回路活
性化信号φ6がLレベルのとき、トランジスタQ34,
Q31,Q35がオン、トランジスタQ32,Q33,
Q36がオフになり、出力節点からは内部昇圧電位Vpp
が出力される(図18(f))。トランスファ信号発生
回路活性化信号φ6がHレベルのとき、トランジスタQ
34,Q31,Q35がオフ、トランジスタQ32,Q
33,Q36がオンになり、出力節点は接地される。
【0080】図6は、第6発明に係る半導体記憶装置の
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第6発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、センスアンプ部55b内のビット線イコラ
イズ信号発生回路及びその他DRAM内各部へ供給する
内部昇圧電位発生回路59aとを備えている。その他の
構成及び動作は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置の
構成及び動作において、内部昇圧電位Vppを内部昇圧電
位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部降圧電位InVcc
に、それぞれ置換したものと同様であるので、説明を省
略する。
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第6発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、センスアンプ部55b内のビット線イコラ
イズ信号発生回路及びその他DRAM内各部へ供給する
内部昇圧電位発生回路59aとを備えている。その他の
構成及び動作は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置の
構成及び動作において、内部昇圧電位Vppを内部昇圧電
位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部降圧電位InVcc
に、それぞれ置換したものと同様であるので、説明を省
略する。
【0081】図7は、第7発明に係る半導体記憶装置の
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第7発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、DRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発
生回路59aとを備え、外部電源電圧Vccを、センスア
ンプ部55c内のビット線イコライズ信号発生回路へ供
給し、ビット線イコライズ信号発生回路は、外部電源電
圧Vccと等電位のイコライズ信号を発生する構成となっ
ている。その他の構成及び動作は、第1〜5発明に係る
半導体記憶装置の構成及び動作において、内部昇圧電位
Vppを内部昇圧電位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部
降圧電位InVccに、それぞれ置換したものと同様であ
るので、説明を省略する。
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第7発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、DRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発
生回路59aとを備え、外部電源電圧Vccを、センスア
ンプ部55c内のビット線イコライズ信号発生回路へ供
給し、ビット線イコライズ信号発生回路は、外部電源電
圧Vccと等電位のイコライズ信号を発生する構成となっ
ている。その他の構成及び動作は、第1〜5発明に係る
半導体記憶装置の構成及び動作において、内部昇圧電位
Vppを内部昇圧電位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部
降圧電位InVccに、それぞれ置換したものと同様であ
るので、説明を省略する。
【0082】図8は、第8発明に係る半導体記憶装置の
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第8発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、DRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発
生回路59aと、DRAMの外部電源電圧Vccを電源と
し接地電位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ
(図示せず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2を受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部昇
圧電位Vppbを、センスアンプ部55d内のビット線イ
コライズ信号発生回路へ供給する内部昇圧電位発生回路
59bとを備え、ビット線イコライズ信号発生回路は、
内部昇圧電位Vppbと等電位のイコライズ信号を発生す
る構成となっている。
1実施例のDRAM(Dynamic Random Access Memory)
の構成を示すブロック図である。第8発明に係る半導体
記憶装置のDRAMは、DRAMの外部電源電圧Vccを
電源とし接地電位Vssを与えられ、外部電源電圧Vcc以
下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧電源回
路60と、この内部降圧電位InVccを電源とし接地電
位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ(図示せ
ず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信号φ2を
受けて、内部降圧電位InVccより高電位の内部昇圧電
位Vppaを、DRAM内各部へ供給する内部昇圧電位発
生回路59aと、DRAMの外部電源電圧Vccを電源と
し接地電位Vssを与えられ、非同期のリングオシレータ
(図示せず)が出力する内部昇圧電位発生回路活性化信
号φ2を受けて、外部電源電圧Vccより高電位の内部昇
圧電位Vppbを、センスアンプ部55d内のビット線イ
コライズ信号発生回路へ供給する内部昇圧電位発生回路
59bとを備え、ビット線イコライズ信号発生回路は、
内部昇圧電位Vppbと等電位のイコライズ信号を発生す
る構成となっている。
【0083】内部昇圧電位発生回路59bの構成及び動
作は、内部昇圧電位発生回路59と同様である。その他
の構成及び動作は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置
の構成及び動作において、内部昇圧電位Vppを内部昇圧
電位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部降圧電位InV
ccに、それぞれ置換したものと同様であるので、説明を
省略する。
作は、内部昇圧電位発生回路59と同様である。その他
の構成及び動作は、第1〜5発明に係る半導体記憶装置
の構成及び動作において、内部昇圧電位Vppを内部昇圧
電位Vppaに、外部電源電圧Vccを内部降圧電位InV
ccに、それぞれ置換したものと同様であるので、説明を
省略する。
【0084】
【発明の効果】第1発明に係る半導体記憶装置によれ
ば、所定の第1の固定電位を電源とし第1の固定電位以
上に昇圧された第2の固定電位を発生する第2固定電位
発生手段と、第2の固定電位を電源とし、第1の固定電
位以上に昇圧されたイコライズ信号を発生するビット線
イコライズ信号発生手段とを設けることにより、ビット
線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現で
きる。
ば、所定の第1の固定電位を電源とし第1の固定電位以
上に昇圧された第2の固定電位を発生する第2固定電位
発生手段と、第2の固定電位を電源とし、第1の固定電
位以上に昇圧されたイコライズ信号を発生するビット線
イコライズ信号発生手段とを設けることにより、ビット
線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現で
きる。
【0085】第2発明に係る半導体記憶装置によれば、
ビット線対の電位を第1の固定電位と接地電位との中間
電位に設定するイコライズ手段を設けることにより、ビ
ット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実
現できる。
ビット線対の電位を第1の固定電位と接地電位との中間
電位に設定するイコライズ手段を設けることにより、ビ
ット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実
現できる。
【0086】第3発明に係る半導体記憶装置によれば、
ビット線対と増幅手段との間に設けられたスイッチング
手段と、第2の固定電位を電源とし、スイッチング手段
を制御する第1の固定電位以上に昇圧されたトランスフ
ァー信号を発生するトランスファー信号発生手段とを設
けることにより、ビット線の分離接続を確実に行い、ビ
ット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実
現できる。
ビット線対と増幅手段との間に設けられたスイッチング
手段と、第2の固定電位を電源とし、スイッチング手段
を制御する第1の固定電位以上に昇圧されたトランスフ
ァー信号を発生するトランスファー信号発生手段とを設
けることにより、ビット線の分離接続を確実に行い、ビ
ット線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実
現できる。
【0087】第4発明に係る半導体記憶装置によれば、
第2の固定電位を電源としてワード線に第1の固定電位
以上の電位を与えるワード線駆動手段を設けることによ
り、ビット線対を十分にイコライズでき、データの読み
出し書き込みが確実にできる半導体記憶装置を実現でき
る。
第2の固定電位を電源としてワード線に第1の固定電位
以上の電位を与えるワード線駆動手段を設けることによ
り、ビット線対を十分にイコライズでき、データの読み
出し書き込みが確実にできる半導体記憶装置を実現でき
る。
【0088】第5発明に係る半導体記憶装置によれば、
第1の固定電位を外部から印加することにより、ビット
線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現で
きる。
第1の固定電位を外部から印加することにより、ビット
線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現で
きる。
【0089】第6発明に係る半導体記憶装置によれば、
外部から印加される外部電源電圧を電源として外部電源
電圧以下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧
電源回路を備え、内部降圧電位を第1の固定電位とする
ことにより、ビット線対を十分にイコライズできる半導
体記憶装置を実現できる。
外部から印加される外部電源電圧を電源として外部電源
電圧以下に降圧された内部降圧電位を発生する内部降圧
電源回路を備え、内部降圧電位を第1の固定電位とする
ことにより、ビット線対を十分にイコライズできる半導
体記憶装置を実現できる。
【0090】第7発明に係る半導体記憶装置によれば、
外部電源電圧を電源として、外部電源電圧と等電位のイ
コライズ信号を発生するビット線イコライズ信号発生手
段を設けることにより、ビット線対を十分にイコライズ
できる半導体記憶装置を実現できる。
外部電源電圧を電源として、外部電源電圧と等電位のイ
コライズ信号を発生するビット線イコライズ信号発生手
段を設けることにより、ビット線対を十分にイコライズ
できる半導体記憶装置を実現できる。
【0091】第8発明に係る半導体記憶装置によれば、
外部から印加される外部電源電圧を電源として外部電源
電圧以上に昇圧された第3の固定電位を発生する第3固
定電位発生手段と、第3の固定電位を電源として、第3
の固定電位と等電位のイコライズ信号を発生するビット
線イコライズ信号発生手段とを設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現
できる。
外部から印加される外部電源電圧を電源として外部電源
電圧以上に昇圧された第3の固定電位を発生する第3固
定電位発生手段と、第3の固定電位を電源として、第3
の固定電位と等電位のイコライズ信号を発生するビット
線イコライズ信号発生手段とを設けることにより、ビッ
ト線対を十分にイコライズできる半導体記憶装置を実現
できる。
【図1】 第1〜5発明に係る半導体記憶装置の1実施
例であるDRAMの構成を示すブロック図である。
例であるDRAMの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すDRAMのメモリセルのセンスア
ンプとその周辺の構成を示す回路図である。
ンプとその周辺の構成を示す回路図である。
【図3】 図2に示した回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図4】 本発明によるビット線イコライズ信号発生回
路の構成を示す回路図である。
路の構成を示す回路図である。
【図5】 本発明によるビットビット線イコライズ信号
発生回路の動作を示すタイミングチャートである。
発生回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】 第6発明に係る半導体記憶装置の1実施例の
DRAMの構成を示すブロック図である。
DRAMの構成を示すブロック図である。
【図7】 第7発明に係る半導体記憶装置の1実施例の
DRAMの構成を示すブロック図である。
DRAMの構成を示すブロック図である。
【図8】 第8発明に係る半導体記憶装置の1実施例の
DRAMの構成を示すブロック図である。
DRAMの構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の半導体記憶装置であるDRAMの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図10】 図9に示すDRAMのメモリセルのセンス
アンプとその周辺の構成を示す回路図である。
アンプとその周辺の構成を示す回路図である。
【図11】 DRAMのメモリセルアレイのセンスアン
プとその周辺の構成を示すブロック図である。
プとその周辺の構成を示すブロック図である。
【図12】 図10に示した回路の動作を示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図13】 従来のビット線イコライズ信号発生回路の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図14】 内部昇圧電位発生回路の構成例を示す回路
図である。
図である。
【図15】 内部昇圧電位発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図16】 ワード線駆動回路の構成例を示した回路図
である。
である。
【図17】 トランスファ信号発生回路の構成例を示し
た回路図である。
た回路図である。
【図18】 ワード線駆動回路及びトランスファ信号発
生回路の動作を示すタイミングチャートである。
生回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図19】 ビット線対のイコライズ動作を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
50 制御信号発生回路、53 行デコーダ、54 列
デコーダ、55a,55b,55c,55d センスア
ンプ部、56 メモリセルアレイ、59,59a,59
b 内部昇圧電位発生回路、60 内部降圧電源回路、
BL,バーBL,BLL,バーBLL,BLR,バーB
LR ビット線、EQa ビット線イコライズ回路、E
QLa ビット線イコライズ信号線、MCL,MCR
メモリセル、NSA Nチャネルセンスアンプ、PSA
Pチャネルセンスアンプ、Q13,Q14,Q15
トランジスタ、S1L,S1R トランスファ信号線、
InVcc 内部降圧電位、Vcc 外部電源電圧、Vpp,
Vppa,Vppb 内部昇圧電位、Vss 接地電位、WL
L,WLR ワード線。
デコーダ、55a,55b,55c,55d センスア
ンプ部、56 メモリセルアレイ、59,59a,59
b 内部昇圧電位発生回路、60 内部降圧電源回路、
BL,バーBL,BLL,バーBLL,BLR,バーB
LR ビット線、EQa ビット線イコライズ回路、E
QLa ビット線イコライズ信号線、MCL,MCR
メモリセル、NSA Nチャネルセンスアンプ、PSA
Pチャネルセンスアンプ、Q13,Q14,Q15
トランジスタ、S1L,S1R トランスファ信号線、
InVcc 内部降圧電位、Vcc 外部電源電圧、Vpp,
Vppa,Vppb 内部昇圧電位、Vss 接地電位、WL
L,WLR ワード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 清広 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のメモリセルがアレイ状に並べられ
たメモリセルアレイと、前記各メモリセルに接続され、
行方向のメモリセルを選択する為の複数のワード線と、
前記各メモリセルに接続され、列方向のメモリセルを選
択する為の複数のビット線対と、該ビット線対間の電位
差を増幅する増幅手段と、前記ビット線対間の電位を等
しくする為の複数のビット線イコライズ手段とを備えた
半導体記憶装置において、 所定の第1の固定電位を電源として、第1の固定電位以
上の第2の固定電位を発生する第2固定電位発生手段
と、第2の固定電位を電源とし、前記ビット線イコライ
ズ手段をオン制御する、第1の固定電位以上に昇圧され
たイコライズ信号を発生するビット線イコライズ信号発
生手段とを備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 ビット線イコライズ手段は、前記ビット
線対の電位を第1の固定電位と接地電位との中間電位に
設定することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項3】 ビット線対と前記増幅手段との間に設け
られたスイッチング手段と、第2の固定電位を電源と
し、前記スイッチング手段をオン制御する、第1の固定
電位以上に昇圧されたトランスファー信号を発生するト
ランスファー信号発生手段とを備えることを特徴とする
請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 第2の固定電位を電源としてワード線に
第1の固定電位以上の電位を与えるワード線駆動手段を
備えることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の
半導体記憶装置。 - 【請求項5】 第1の固定電位は、外部から印加される
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項6】 外部から印加される外部電源電圧を電源
とし、外部電源電圧以下に降圧された内部降圧電位を発
生する内部降圧電源回路を備え、第1の固定電位は、前
記内部降圧電位であることを特徴とする請求項1〜4の
何れかに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 ビット線イコライズ信号発生手段は、前
記外部電源電圧を電源とし、前記外部電源電圧と等電位
の前記イコライズ信号を発生することを特徴とする請求
項6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 外部から印加される外部電源電圧を電源
とし、外部電源電圧以上の第3の固定電位を発生する第
3固定電位発生手段を備え、前記ビット線イコライズ信
号発生手段は、第3の固定電位を電源として、第3の固
定電位と等電位の前記イコライズ信号を発生することを
特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095268A JPH07302495A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095268A JPH07302495A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07302495A true JPH07302495A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14133027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095268A Pending JPH07302495A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07302495A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081945A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Fujitsu Limited | 半導体記憶装置、および半導体記憶装置の制御方法 |
US7245549B2 (en) | 2003-03-14 | 2007-07-17 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory device and method of controlling the semiconductor memory device |
JP2012104196A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP6095268A patent/JPH07302495A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004081945A1 (ja) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Fujitsu Limited | 半導体記憶装置、および半導体記憶装置の制御方法 |
US7245549B2 (en) | 2003-03-14 | 2007-07-17 | Fujitsu Limited | Semiconductor memory device and method of controlling the semiconductor memory device |
US7495990B2 (en) | 2003-03-14 | 2009-02-24 | Fujitsu Microelectronics Limited | Semiconductor memory device and method of controlling the semiconductor memory device |
JP2012104196A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
US8804446B2 (en) | 2010-11-11 | 2014-08-12 | Ps4 Luxco S.A.R.L. | Semiconductor device having equalizing circuit equalizing pair of bit lines |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040413 |