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JPH0729156B2 - トランスファプレスのトランスファ装置 - Google Patents

トランスファプレスのトランスファ装置

Info

Publication number
JPH0729156B2
JPH0729156B2 JP19560489A JP19560489A JPH0729156B2 JP H0729156 B2 JPH0729156 B2 JP H0729156B2 JP 19560489 A JP19560489 A JP 19560489A JP 19560489 A JP19560489 A JP 19560489A JP H0729156 B2 JPH0729156 B2 JP H0729156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
pair
drive
gear
screw shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19560489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0360825A (ja
Inventor
誠 板津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19560489A priority Critical patent/JPH0729156B2/ja
Publication of JPH0360825A publication Critical patent/JPH0360825A/ja
Publication of JPH0729156B2 publication Critical patent/JPH0729156B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トランスファプレスにおける二次元もしくは
三次元のトランスファ装置に関する。
従来の技術 例えば三次元方式のトランスファ装置においては、第3
図に示すように互いに平行に配置した一対のトランスフ
ァバー51(ただし、第3図では片側のトランスファバー
を図示省略してある)を、つかみ(X1)→上昇(Z1)→
送り(Y1)→下降(Z2)→解放(X2)→戻り(Y2)の順
に三次元運動させ、それによってトランスファバー51に
付帯しているグリッパ52で各プレスステージのワークW
を把持して一斉に次工程に搬送することを基本とする。
このようなトランスファ装置において、例えばワークW
のサイズが変わるとグリッパ52の動作限位置すなわちグ
リッパ52のつかみ前進限位置およびグリッパの解放後退
限位置を変更しなければならず、そのために第4図およ
び第5図に示す構造が採用されることがある。
第4図に示すものは、トランスファバー53,53に第3図
のZ1→Y1→Z2→Y2方向のいわゆる垂直二次元平面的な動
きをさせる一方で、グリッパ54にX1,X2方向のつかみ,
解放動作を行わせるようにしたもので、一方のグリッパ
54はモータ55によって回転駆動される左ねじタイプのス
クリューシャフト56に螺合し、他方のグリッパ54はスク
リューシャフト56と同軸一体の右ねじタイプのスクリュ
ーシャフト57に螺合している。したがって、上記のよう
なトランスファバー53,53の垂直二次元平面的な動きに
同期してスクリューシャフト56,57を回転させることに
よってグリッパ54,54がつかみ動作および解放動作を行
うことになる。
また、ワーク変更等に際してグリッパ54,54のつかみ,
解放動作限位置の変更に際しては、モータ制御系の位置
指令値の変更によって対処できる。
一方、第5図に示す構造のものはトランスファバー58,5
8の運動形態としては第4図と同じであるが、グリッパ5
9,59の駆動系を構成するスクリューシャフト60,61とモ
ータ62,63を相互に独立させたもので、双方のモータ62,
63を同期回転させることによって第4図に示すものと同
じはたらきをする。
発明が解決しようとする課題 トランスファ装置を備えたトランスファプレス機におい
ては、例えばワークのサイズが変更になるとプレス型の
中心と第4図および5図のグリッパ54,59のつかみ,解
放動作方向(トランスファバー53,58の接近離間動作方
向)の中心位置Ocとが一致しなくなることがある。その
ような場合には、前述したグリッパ54,59のつかみ,解
放動作限位置の変更と併せて中心位置Ocを左右いずれか
に移動させなければならないが、第4図の構造では各ス
クリューシャフト56,57を単独で作動させることができ
ないために上記の中心位置Ocの変更に対応することがで
きない。
また、第5図の構造のものにおいては中心位置Ocの変更
に対応できるものの、モータ62,63およびそのコントロ
ーラの数が倍になり、また電気的な同期制御が複雑にな
ってコストの増大を招くという問題がある。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、電気的な同期制御の必要なく
してトランスファバーの接近離間動作方向の中心位置の
変更にも柔軟に対応することができるトランスファ装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、グリッパを備えるとともに互いに平行に配置
した一対のトランスファバーを、これら一対のトランス
ファバーの接近離間動作方向を含む二次元もしくは三次
元方向に動作させるトランスファ装置にして、前記トラ
ンスファバーの接近離間動作方向の動作限位置および接
近離間動作方向の中心位置を上記接近離間動作方向に位
置調整可能に構成した装置であって、一対のトランスフ
ァバーを個別に支持する支持体と、一対のトランスファ
バーに接近離間動作方向の送りを与えるために支持体に
螺合するとともに互いに同一軸線上に位置するドライブ
側およびドリブン側のスクリューシャフトと、ドライブ
側のスクリューシャフトを回転駆動させるモータと、ド
ライブ側のスクリューシャフトの端部に設けられたドラ
イブギヤおよびドリブン側のスクリューシャフトの端部
に設けられたドリブンギヤと、ドライブギヤとドリブン
ギヤに噛み合う一対の中間ギヤのほかその一対の中間ギ
ヤの間に設けられた電磁クラッチを有してドライブギヤ
の回転をこのドライブギヤと同方向の回転としてドリブ
ンギヤに伝える第1の回転伝達機構と、ドライブギヤと
ドリブンギヤに噛み合う一対の中間ギヤのほかその一対
の中間ギヤの間に設けられた電磁クラッチと一組のアイ
ドルギヤとを有してドライブギヤの回転をドライブギヤ
と逆方向の回転としてドリブンギヤに伝える第2の回転
伝達機構とを備えている。
作用 上記の構造によると、第1の回転伝達機構の電磁クラッ
チがOFFで第2の回転伝達機構の電磁クラッチがONであ
ればドライブ側のスクリューシャフトの回転が第1の回
転伝達機構を介してドリブン側のスクリューシャフトに
伝達され、ドリブン側のスクリューシャフトはドライブ
側と反対方向に回転する。これにより、一対のトランス
ファバーに付帯しているグリッパが同期してつかみ動作
および解放動作を行う。また、モータ制御系に対する位
置指令値を変更することでグリッパのつかみ動作限位置
および解放動作限位置の変更にも対応できる。
一方、第2の回転伝達機構の電磁クラッチがOFFで第1
の回転伝達機構の電磁クラッチがONであれば、ドライブ
側のスクリューシャフトの回転に同期してドリブン側の
スクリューシャフトがドライブ側のスクリューシャフト
と同方向に回転する。つまり、双方のトランスファバー
が同じ方向に移動することによって、トランスファバー
の接近離間動作方向の中心位置の変更に対処できること
になる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す図で、1はプレス機の
ボルスタ、2,3はボルスタ1に固定された下型、4は互
いに平行に設けられた一対のトランスファバー、Wはワ
ークである。トランスファバー4には各ステージについ
て一対づつのグリッパ5が取り付けられている。
トランスファバー4はその長手方向両端部を昇降台6で
支持されており、さらに昇降台6は支持体としてのキャ
リア7,27に昇降可能に支持されている。トランスファバ
ー4の側面にはラック8が固定されている一方、昇降台
6にはY軸モータ9が固定されている。そして、ラック
8はY軸モータ9によって回転駆動されるピニオン10と
噛み合っており、これによりトランスファバー4には送
り方向(Y1方向)および戻り方向(Y2方向)の直線送り
が与えられる。
昇降台6はキャリア7,27にガイドレール11を介して昇降
可能に案内支持されており、昇降台6に一体に設けられ
たボールねじのナット部材12はキャリア7,27に鉛直姿勢
で設けられたスクリューシャフト13に螺合している。ス
クリューシャフト13はギヤボックス14、ギヤ15,16およ
びスプライン17を介してZ軸モータ18により回転駆動さ
れるようになっており、これによって昇降台6に支持さ
れたトランスファバー4がZ1,Z2方向に上下運動する。
キャリア7,27はコラム19の側面にガイドレール20を介し
てスライド可能に案内支持されており、一方のキャリア
7のナット部材21にはドリブン側のスクリューシャフト
22が螺合し、他方のキャリア27のナット部材23にはX軸
モータ24によって回転駆動されるドライブ側のスクリュ
ーシャフト25が螺合している。そして、双方のスクリュ
ーシャフト22,25はいずれも右ねじタイプで互いに同一
軸線上に位置しており、双方のスクリューシャフト22,2
5の間にはギヤボックス26が介装されている。
このギヤボックス26は第2図に示すようにドライブ側の
スクリューシャフト25からドリブン側のスクリューシャ
フト22への回転伝達を司るもので、ドライブ側のスクリ
ューシャフト25の端部に固定されたドライブギヤ28とド
リブン側のスクリューシャフト22の端部に固定されたド
リブンギヤ29との間には第1,第2の回転伝達機構30,31
が設けられている。
第1の回転伝達機構30はドライブギヤ28に噛み合うギヤ
32とドリブンギヤ29に噛み合うギヤ33との間に電磁クラ
ッチ34に設けたもので、電磁クラッチ34をON作動させる
ことによってドライブ側およびドリブン側の双方のスク
リューシャフト22,25が同方向に同期回転することにな
る。つまり、双方のスクリューシャフト22,25が正逆転
することでトランスファバー4にはキャリア7,27を介し
てつかみ動作方向(X1方向)および解放動作方向(X2
向)の送りが与えられる。
第2の回転伝達機構31はドライブギヤ28とドリブンギヤ
29に噛み合うギヤ35,36のほか、相互に噛み合う一対の
アイドルギヤ37,38および電磁クヤッチ39等を中心とし
て構成されており、アイドルギヤ37,38の回転出力は一
対のプーリ40,41とタイミングベルト42を介してギヤ36
に伝達される。つまり、電磁クラッチ39をON作動させる
ことによって双方のスクリューシャフト22,25が同期回
転するものの、ドリブン側のスクリューシャフト22はド
ライブ側のスクリューシャフト25に対して反対方向に同
期回転することになる。
ここで、電磁クラッチ34,39はいずれか一方が選的にON
作動するもので、双方の電磁クラッチ34,39が同時にON
作動することはない。
このように構成されたトランスファ装置においては、プ
レス機のプレスサイクルに同期して各モータ9,18,24を
制御することでトランスファバー4は第1図に示すよう
にX1→Z1→Y1→Z2→X2→Y2の軌跡のもとに三次元運動す
る。すなわち、トランスファバー4のY1,Y2方向の動き
はラック8とピニオン10との噛み合いにより与えられ、
またトランスファバー4のZ1,Z2方向の昇降運動はスク
リューシャフト13の回転に伴う昇降台6の上下動作によ
って与えられる。
また、トランスファバー4の接近離間動作すなわちX1,X
2方向のつかみ動作および解放動作はスクリューシャフ
ト22,25の回転に伴うキャリア7,27の接近離間動作によ
って与えられる。より詳しくは、第2図に示すように一
方の電磁クラッチ39がON動作していて他方の電磁クラッ
チ34がOFFの状態のもとでドライブ側のスクリューシャ
フト25が矢a1方向に回転すると、ドリブン側のスクリュ
ーシャフト22は電磁クラッチ39、アイドルギヤ37,38、
プーリ40,41およびタイミングベルト42を介して矢印b1
方向に回転する。これによりトランスファバー4は相互
に離間し、X2方向の解放動作が実現する。
一方、スクリューシャフト25が矢印a2方向に逆転する
と、これに同期してスクリューシャフト22が矢印b2方向
に回転する。これによりトランスファバー4が相互に接
近してX1方向のつかみ動作が実現する。
また、第1図に示すようにワークWの変更等により下型
2,3の中心位置がc,dからa,b位置に変更になった場合に
は、トランスファバー4の長手方向のストローク調整と
併せて双方のトランスファバー4のつかみ,解放動作方
向の中心位置をストロークSだけ第1図の右方にシフト
させる必要がある。
そこで、第2図の電磁クラッチ39をOFFとした上で他方
の電磁クラッチ34をONにしてスクリューシャフト25を矢
印a1方向に回転させる。これによりドリブン側のスクリ
ューシャフト22はギヤ32,33および電磁クラッチ34を介
してスクリューシャフト25と同方向のb2方向に回転す
る。その結果、、双方のキャリア7,27がトランスファバ
ー4とともにガイドレール20に沿って第1図の右方向に
一体的に移動し、上記の下型2,3の中心位置の変動に対
応できることになる。また、スクリューシャフト25の回
転方向に逆にすればトランスファバー4は上記と逆方向
にシフト動作する。
なお、トランスファバー4のつかみ動作限位置および解
放動作限位置の調整は従来と同様の手順による。
発明の効果 以上のように本発明によれば、トランスファバーのつか
み,解放動作の駆動系を利用して双方のトランスファバ
ーのつかみ,解放動作方向の中心位置の移動に対応する
ことができることはもちろんのこと、双方のトランスフ
ァバーの動きは第1の回転伝達機構もしくは第2の回転
伝達機構を介して機械的に同期して行われるので電気的
な同期制御に比べてずれが生じにくい。
また、上記駆動系のモータは双方のトランスファバーに
共用しているので、従来の同期制御に比べて制御が簡単
になるほか、モータおよびモータコントローラの削減に
より構造的にも簡素化されてコストグウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第2図は
第1図のギャボックスの拡大断面図、第3図はトランス
ファバーの運動軌跡を示す説明図、第4図および第5図
はいずれも従来のトランスファ装置の構造を示す説明図
である。 4……トランスファバー、5……グリッパ、6……昇降
台、7,27……支持体としてのキャリア、9……Y軸モー
タ、18……Z軸モータ、19……コラム、22……ドリブン
側のスクリューシャフト、25……ドライブ側のスクリュ
ーシャフト、26……ギヤボックス、28……ドライギヤ、
29……ドリブンギヤ、30……第1の回転伝達機構、31…
…第2の回転伝達機構、34……電磁クラッチ、37,38…
…アイドルギヤ、39……電磁クラッチ、W……ワーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリッパを備えるとともに互いに平行に配
    置した一対のトランスファバーを、これら一対のトラン
    スファバーの接近離間動作方向を含む二次元もしくは三
    次元方向に動作させるトランスファ装置にして、前記ト
    ランスファバーの接近離間動作方向の動作限位置および
    接近離間動作方向の中心位置を上記接近離間動作方向に
    位置調整可能に構成した装置であって、 一対のトランスファバーを個別に支持する支持体と、 一対のトランスファバーに接近離間動作方向の送りを与
    えるために支持体に螺合するとともに、互いに同一軸線
    上に位置するドライブ側およびドリブン側のスクリュー
    シャフトと、 ドライブ側のスクリューシャフトを回転駆動させるモー
    タと、 ドライブ側のスクリューシャフトの端部に設けられたド
    ライブギヤおよびドリブン側のスクリューシャフトの端
    部に設けられたドリブンギヤと、 ドライブギヤとドリブンギヤに噛み合う一対の中間ギヤ
    のほかその一対の中間ギヤの間に設けられた電磁クラッ
    チを有し、ドライブギヤの回転をこのドライブギヤと同
    方向の回転としてドリブンギヤに伝える第1の回転伝達
    機構と、 ドライブギヤとドリブンギヤに噛み合う一対の中間ギヤ
    のほかその一対の中間ギヤの間に設けられた電磁クラッ
    チと一組のアイドルギヤとを有し、ドライブギヤの回転
    をドライブギヤと逆方向の回転としてドリブンギヤに伝
    える第2の回転伝達機構、 とを備えたことを特徴とするトランスファプレスのトラ
    ンスファ装置。
JP19560489A 1989-07-28 1989-07-28 トランスファプレスのトランスファ装置 Expired - Lifetime JPH0729156B2 (ja)

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JPH0360825A JPH0360825A (ja) 1991-03-15
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KR100655530B1 (ko) 2005-10-20 2006-12-08 기아자동차주식회사 사이드쉬프트 겸용 자동 아이들 조정장치
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