JPH07282563A - カセット - Google Patents
カセットInfo
- Publication number
- JPH07282563A JPH07282563A JP15178094A JP15178094A JPH07282563A JP H07282563 A JPH07282563 A JP H07282563A JP 15178094 A JP15178094 A JP 15178094A JP 15178094 A JP15178094 A JP 15178094A JP H07282563 A JPH07282563 A JP H07282563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- case
- medium
- circuit board
- electric resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カセット内の媒体の仕様識別を確実に行い、カ
セット寸法の小型化に対応した識別装置を簡便に内装さ
せ、かつ誤消去防止機構との関連で識別部材の変形を防
止する。 【構成】該ケース3の一面に並列形成された少なくとも
2つ以上の検出孔からなる信号検出部5と、該ケース内
の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段とを備え、
該識別検出手段として、電気接点端子6と抵抗装着部
7、例えば小型チップ抵抗と、その接続配線8とを同一
の基板9上に備えた電気抵抗回路基板をケース3に嵌合
固着配備したことで、カセット内の媒体仕様の検出をき
わめて用意で確実にし、誤検出防止と、識別機構の装着
性も良好で、組立作業性も大巾に向上できると共に、電
気抵抗による識別部材と誤消去防止片が接近配備されて
も識別機能の正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開閉
機能をも十分良好にし、取扱容易なカセットの小型化に
も対応できるコンパクトな識別装置つきのカセットとす
ることができる。
セット寸法の小型化に対応した識別装置を簡便に内装さ
せ、かつ誤消去防止機構との関連で識別部材の変形を防
止する。 【構成】該ケース3の一面に並列形成された少なくとも
2つ以上の検出孔からなる信号検出部5と、該ケース内
の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段とを備え、
該識別検出手段として、電気接点端子6と抵抗装着部
7、例えば小型チップ抵抗と、その接続配線8とを同一
の基板9上に備えた電気抵抗回路基板をケース3に嵌合
固着配備したことで、カセット内の媒体仕様の検出をき
わめて用意で確実にし、誤検出防止と、識別機構の装着
性も良好で、組立作業性も大巾に向上できると共に、電
気抵抗による識別部材と誤消去防止片が接近配備されて
も識別機能の正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開閉
機能をも十分良好にし、取扱容易なカセットの小型化に
も対応できるコンパクトな識別装置つきのカセットとす
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ,その他データ
レコーダなどに用いられる媒体を内装したカセットに関
するものである。
レコーダなどに用いられる媒体を内装したカセットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカセットを記録再生装置において
自動的に検出処理するのに、例えばテープカセットに用
いられているテープの種類,仕様などを示す識別手段と
しては、ケースに形成した検出孔の開閉などのカセット
の形状の違いが主として安易な方法として用いられてい
るが、記録再生装置によってはテープ厚さ,テープ電磁
変換特性などテープの種類や民生用,業務用,データ用
などの用途別を識別する手段として電気抵抗を用いるこ
とも提案されている。
自動的に検出処理するのに、例えばテープカセットに用
いられているテープの種類,仕様などを示す識別手段と
しては、ケースに形成した検出孔の開閉などのカセット
の形状の違いが主として安易な方法として用いられてい
るが、記録再生装置によってはテープ厚さ,テープ電磁
変換特性などテープの種類や民生用,業務用,データ用
などの用途別を識別する手段として電気抵抗を用いるこ
とも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テープ種類
に応じて記録電流等を最適化したり、テープ走行テンシ
ョン値を変更したりするなどの検出処理に電気抵抗を用
いる方法では、識別部の大きさを小さくでき、またカセ
ット内部にICメモリーを装着し、テープへの記録内容
の記録などを同時に記録するための端子としても利用で
きて利便が大きいが、カセット寸法がコンパクトで小さ
い場合、これら電気抵抗による識別装置をカセット内に
収めることが難しく、電気抵抗による識別が不良になる
こともあって問題があった。また、電気抵抗による識別
部材は、誤消去防止片と別々に存在しているが、この両
者が接近している場合には、識別部材と誤消去防止孔を
開閉するプラグのある誤消去防止片との収納部を隔てる
隔壁をスペース的に設けることができないし、識別部材
の変形で識別不良となったり誤消去防止片の開閉操作上
の摺動機能が悪くなるなど取扱上問題となることがあ
る。本発明は、これら従来の欠点を排除し、カセット内
の媒体仕様の検出をきわめて容易で確実にし、誤検出防
止と、識別機構の装着性も良好で、組立作業性も大巾に
向上でき、カセットの小型化にも対応できるコンパクト
な識別装置つきのカセットとすることができると共に、
電気抵抗による識別部材と誤消去防止片が接近配備され
ても識別機能の正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開
閉機能をも十分良好にし、取扱容易な低コストで多用途
に適したカセットを提供することを目的としたものであ
る。
に応じて記録電流等を最適化したり、テープ走行テンシ
ョン値を変更したりするなどの検出処理に電気抵抗を用
いる方法では、識別部の大きさを小さくでき、またカセ
ット内部にICメモリーを装着し、テープへの記録内容
の記録などを同時に記録するための端子としても利用で
きて利便が大きいが、カセット寸法がコンパクトで小さ
い場合、これら電気抵抗による識別装置をカセット内に
収めることが難しく、電気抵抗による識別が不良になる
こともあって問題があった。また、電気抵抗による識別
部材は、誤消去防止片と別々に存在しているが、この両
者が接近している場合には、識別部材と誤消去防止孔を
開閉するプラグのある誤消去防止片との収納部を隔てる
隔壁をスペース的に設けることができないし、識別部材
の変形で識別不良となったり誤消去防止片の開閉操作上
の摺動機能が悪くなるなど取扱上問題となることがあ
る。本発明は、これら従来の欠点を排除し、カセット内
の媒体仕様の検出をきわめて容易で確実にし、誤検出防
止と、識別機構の装着性も良好で、組立作業性も大巾に
向上でき、カセットの小型化にも対応できるコンパクト
な識別装置つきのカセットとすることができると共に、
電気抵抗による識別部材と誤消去防止片が接近配備され
ても識別機能の正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開
閉機能をも十分良好にし、取扱容易な低コストで多用途
に適したカセットを提供することを目的としたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体を収納す
るケースと、該ケースの一面に並列形成された少なくと
も2つ以上の検出孔からなる信号検出部と、該ケース内
の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段とを備えた
カセットであって、前記識別検出手段として電気接点端
子と抵抗装着部と、その接続配線とを同一の基板上に備
えた電気抵抗回路基板をケースに嵌合固着配備した電気
接点端子と抵抗装着部と、その接続配線とを同一の基板
上に備えた電気抵抗回路基板をケースに嵌合固着配備し
て前記検出孔に前記電気接点端子を臨ましめたものであ
る。
るケースと、該ケースの一面に並列形成された少なくと
も2つ以上の検出孔からなる信号検出部と、該ケース内
の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段とを備えた
カセットであって、前記識別検出手段として電気接点端
子と抵抗装着部と、その接続配線とを同一の基板上に備
えた電気抵抗回路基板をケースに嵌合固着配備した電気
接点端子と抵抗装着部と、その接続配線とを同一の基板
上に備えた電気抵抗回路基板をケースに嵌合固着配備し
て前記検出孔に前記電気接点端子を臨ましめたものであ
る。
【0005】
【作用】ケース内部に媒体が収納されたカセットを記録
再生装置に装入すると、電気接点端子を有する回路部
が、同一の基板上にあって信号検出部に配置されている
ので、記録再生装置の接点と接触してケース内媒体の種
類などを識別検出して自動処理することができ、殊に、
電気接点端子と抵抗装着部との間の配線を単一基板上で
構成し、外部より受ける力が大きくても基板がカセット
内で移動することなく電気抵抗による識別が確実に行う
ことができるし、カセットが小型となった場合でも、検
出部と抵抗装着部を別にすることで基板の上下寸法をも
最小に構成することができて、カセットのコンパクト化
に寄与できる。また、ケースに固着される電気接点端子
のある電気抵抗回路基板の背面にわずかな隙間を介して
誤消去防止片を摺動可能に配置してあるので、電気接点
と接触する記録再生装置の識別手段から力が加わって
も、誤消去防止片で補強部材の役割を果たして識別部材
の変形を防止して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防
止孔を開閉する摺動性も良好に保って両機能を十分に満
足できるものである。
再生装置に装入すると、電気接点端子を有する回路部
が、同一の基板上にあって信号検出部に配置されている
ので、記録再生装置の接点と接触してケース内媒体の種
類などを識別検出して自動処理することができ、殊に、
電気接点端子と抵抗装着部との間の配線を単一基板上で
構成し、外部より受ける力が大きくても基板がカセット
内で移動することなく電気抵抗による識別が確実に行う
ことができるし、カセットが小型となった場合でも、検
出部と抵抗装着部を別にすることで基板の上下寸法をも
最小に構成することができて、カセットのコンパクト化
に寄与できる。また、ケースに固着される電気接点端子
のある電気抵抗回路基板の背面にわずかな隙間を介して
誤消去防止片を摺動可能に配置してあるので、電気接点
と接触する記録再生装置の識別手段から力が加わって
も、誤消去防止片で補強部材の役割を果たして識別部材
の変形を防止して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防
止孔を開閉する摺動性も良好に保って両機能を十分に満
足できるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図8のビデオテー
プカセットの例で説明すると、媒体のテープ1を巻いた
一対のリールハブ2,2をケース3内部に回転可能に収
納し、前面に外部と通じる開口を左右に形成し、各開口
間に凹部を設けたケース3であり、前記テープ1を一方
のリールハブから一方の開口を通り、ケース前面に張架
され、他方の開口より再びケース内に入り、他方のリー
ルハブに巻き取るもので、このケース前面に張架された
テープ1のテープ前面を覆う前蓋と、テープ上面を覆う
上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからなる蓋部材4を備
えたものであって、該ケース3の一面に並列形成された
少なくとも2以上の検出孔からなる信号検出部5と、該
ケース内の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段と
を備え、該識別検出手段として、電気接点端子6と抵抗
装着部7、例えば小型チップ抵抗と、その接続配線8と
を同一の基板9上に備えた電気抵抗回路基板をケース3
に嵌合固着配備して前記検出孔に前記電気接点端子6を
臨ましめてカセットとしてある。
プカセットの例で説明すると、媒体のテープ1を巻いた
一対のリールハブ2,2をケース3内部に回転可能に収
納し、前面に外部と通じる開口を左右に形成し、各開口
間に凹部を設けたケース3であり、前記テープ1を一方
のリールハブから一方の開口を通り、ケース前面に張架
され、他方の開口より再びケース内に入り、他方のリー
ルハブに巻き取るもので、このケース前面に張架された
テープ1のテープ前面を覆う前蓋と、テープ上面を覆う
上蓋と、テープ背面を覆う後蓋とからなる蓋部材4を備
えたものであって、該ケース3の一面に並列形成された
少なくとも2以上の検出孔からなる信号検出部5と、該
ケース内の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段と
を備え、該識別検出手段として、電気接点端子6と抵抗
装着部7、例えば小型チップ抵抗と、その接続配線8と
を同一の基板9上に備えた電気抵抗回路基板をケース3
に嵌合固着配備して前記検出孔に前記電気接点端子6を
臨ましめてカセットとしてある。
【0007】この場合、前記識別検出手段としては、電
気的信号の記憶手段10、例えばICメモリーなどを有
し、該記憶手段10と記録再生装置(図示せず)を結ぶ
ための電気接点端子6を、前記記憶手段10の回路部と
同一基板9上に備えたものをケース3に嵌合固着配備す
ることもでき、テープへの記録内容の記録などを同時に
記録するための端子としても利用できる。
気的信号の記憶手段10、例えばICメモリーなどを有
し、該記憶手段10と記録再生装置(図示せず)を結ぶ
ための電気接点端子6を、前記記憶手段10の回路部と
同一基板9上に備えたものをケース3に嵌合固着配備す
ることもでき、テープへの記録内容の記録などを同時に
記録するための端子としても利用できる。
【0008】なお、前記信号検出部5は、ケース3の少
なくとも一面に2つの検出孔、或いは並列形成された複
数の検出孔からなり、該検出孔に前記電気接点端子6を
臨ましめて用いるのがよく、さらにこの電気接点端子6
は記録再生装置の接点と接触する部分から受ける力が大
きいので、基板9がカセット内で移動しないように嵌合
して固着し、識別が確実に行うことができるようにす
る。即ち、前記電気抵抗回路基板9が略長方形で、前記
ケース3の下ケースに仕切壁で区画された嵌合溝12に
嵌挿保持させてある。そして、カセットが小型となった
場合でも、前記接点部と抵抗装着部とを別にすることに
より、回路基板の上下寸法を最小に構成することができ
る。また、該基板9は外部から受ける力が大きくても、
カセット内で移動しないように係止部11を設け、該係
止部11と嵌合する固定部材、例えば前記係止部が凹部
のとき突起13或いはリブをケース3に対設した構成と
するのがよい。さらに、前記基板9は誤消去防止片14
を配備した側に設けるのが便利である。
なくとも一面に2つの検出孔、或いは並列形成された複
数の検出孔からなり、該検出孔に前記電気接点端子6を
臨ましめて用いるのがよく、さらにこの電気接点端子6
は記録再生装置の接点と接触する部分から受ける力が大
きいので、基板9がカセット内で移動しないように嵌合
して固着し、識別が確実に行うことができるようにす
る。即ち、前記電気抵抗回路基板9が略長方形で、前記
ケース3の下ケースに仕切壁で区画された嵌合溝12に
嵌挿保持させてある。そして、カセットが小型となった
場合でも、前記接点部と抵抗装着部とを別にすることに
より、回路基板の上下寸法を最小に構成することができ
る。また、該基板9は外部から受ける力が大きくても、
カセット内で移動しないように係止部11を設け、該係
止部11と嵌合する固定部材、例えば前記係止部が凹部
のとき突起13或いはリブをケース3に対設した構成と
するのがよい。さらに、前記基板9は誤消去防止片14
を配備した側に設けるのが便利である。
【0009】図9乃至図12の例では、前例と同様に内
部に媒体を収納したケースの一面即ちラベルエリア15
の近くに並列に形成された少なくとも2つ以上の検出孔
51に対設される電気接点端子6を有する電気抵抗接点
回路基板9と、誤消去防止片14とを備え、該基板9の
背面に沿って隙間をあけて摺動自在に誤消去防止片14
を配置してあるが、前記電気抵抗回路基板9と、操作プ
ラグを含む誤消去防止片14とを収納する隔壁31 を下
ケース3に対設し、該電気抵抗回路基板9に当接する押
えリブ32 をケース内に突設してある。この場合、前記
誤消去防止片14は操作プラグ側端から延設される係止
アーム141 とスライド脚片142 とを備え、該係止ア
ーム141 を前記基板9の上面を摺動案内させると共
に、上ケース3に係脱自在に配備した誤消去防止片14
のロックができるようにしてある。この誤消去防止片1
4は、電気抵抗回路基板9の背面にわずかな隙間を介し
て摺動可能に配置してあるので、電気接点と接触する記
録再生装置の識別手段から力が加わっても誤消去防止片
14で補強部材の役割を果たして識別部材の変形を防止
して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防止孔を開閉す
る摺動性も良好に保って両機能を十分に満足できるもの
である。
部に媒体を収納したケースの一面即ちラベルエリア15
の近くに並列に形成された少なくとも2つ以上の検出孔
51に対設される電気接点端子6を有する電気抵抗接点
回路基板9と、誤消去防止片14とを備え、該基板9の
背面に沿って隙間をあけて摺動自在に誤消去防止片14
を配置してあるが、前記電気抵抗回路基板9と、操作プ
ラグを含む誤消去防止片14とを収納する隔壁31 を下
ケース3に対設し、該電気抵抗回路基板9に当接する押
えリブ32 をケース内に突設してある。この場合、前記
誤消去防止片14は操作プラグ側端から延設される係止
アーム141 とスライド脚片142 とを備え、該係止ア
ーム141 を前記基板9の上面を摺動案内させると共
に、上ケース3に係脱自在に配備した誤消去防止片14
のロックができるようにしてある。この誤消去防止片1
4は、電気抵抗回路基板9の背面にわずかな隙間を介し
て摺動可能に配置してあるので、電気接点と接触する記
録再生装置の識別手段から力が加わっても誤消去防止片
14で補強部材の役割を果たして識別部材の変形を防止
して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防止孔を開閉す
る摺動性も良好に保って両機能を十分に満足できるもの
である。
【0010】また、図13の例では前記誤消去防止片1
4の係止アーム141 のロック部を頂面に設けた例で、
上ケース3の天板との関連で係脱させて操作プラグの位
置規制に役立たせてあり、電気抵抗による識別部材の基
板9と誤消去防止片14が接近配備されても識別機能の
正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開閉機能をも十分
良好にしてある。
4の係止アーム141 のロック部を頂面に設けた例で、
上ケース3の天板との関連で係脱させて操作プラグの位
置規制に役立たせてあり、電気抵抗による識別部材の基
板9と誤消去防止片14が接近配備されても識別機能の
正確さを維持し、かつ誤消去防止片の開閉機能をも十分
良好にしてある。
【発明の効果】本発明は、ケースの一面に並列形成され
た少なくとも2つ以上の検出孔からなる信号検出部と、
該ケース内の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段
とを備え、該識別検出手段として電気接点端子と抵抗装
着部と、その接続配線とを同一の基板上に備えた電気抵
抗回路基板をケースに嵌合固着配備して、前記検出孔に
前記電気接点端子を臨ましめたことにより、カセット内
の媒体仕様の検出をきわめて用意で確実にし、誤検出防
止と、識別機構の装着性も良好で、組立作業性も大巾に
向上でき、カセットの小型化にも対応できるコンパクト
な識別装置つきのカセットとすることができ、著しく低
コストで多用途に適したカセットとすることができる。
また、電気抵抗回路基板の背面に沿って隙間をあけて摺
動自在に誤消去防止片を配置してあるので、電気接点と
接触する記録再生装置の識別手段から力が加わっても誤
消去防止片で補強部材の役割を果たして識別部材の変形
を防止して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防止孔を
開閉する摺動性も良好に保って両機能を十分に満足でき
取扱いも容易である。
た少なくとも2つ以上の検出孔からなる信号検出部と、
該ケース内の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段
とを備え、該識別検出手段として電気接点端子と抵抗装
着部と、その接続配線とを同一の基板上に備えた電気抵
抗回路基板をケースに嵌合固着配備して、前記検出孔に
前記電気接点端子を臨ましめたことにより、カセット内
の媒体仕様の検出をきわめて用意で確実にし、誤検出防
止と、識別機構の装着性も良好で、組立作業性も大巾に
向上でき、カセットの小型化にも対応できるコンパクト
な識別装置つきのカセットとすることができ、著しく低
コストで多用途に適したカセットとすることができる。
また、電気抵抗回路基板の背面に沿って隙間をあけて摺
動自在に誤消去防止片を配置してあるので、電気接点と
接触する記録再生装置の識別手段から力が加わっても誤
消去防止片で補強部材の役割を果たして識別部材の変形
を防止して識別の正確さを保証し、かつ誤消去防止孔を
開閉する摺動性も良好に保って両機能を十分に満足でき
取扱いも容易である。
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】図1の例の背面図である。
【図3】図1のA−A線における縦断面図である。
【図4】図1の例の底面図である。
【図5】図1のB−B線における拡大切断背面図であ
る。
る。
【図6】図5の例の電気抵抗回路基板の正面図である。
【図7】図6の例の斜視図で、(a)は正面斜視図、
(b)は背面斜視図である。
(b)は背面斜視図である。
【図8】図1の例の分離状態の斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例の分離状態の斜視図であ
る。
る。
【図10】図9の例の組立状態の一部切断背面図であ
る。
る。
【図11】図9の例の一部の組立状態の拡大斜視図であ
る。
る。
【図12】図11の例の分離状態の斜視図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例の分離状態の斜視
図である。
図である。
1 テープ 2 リールハブ 3 ケース 31 隔壁 4 蓋部材 5 信号検出部 51 検出孔 6 電気接点端子 7 抵抗装着部 8 配線 9 基板 10 記憶手段 11 係止部 12 嵌合溝 13 突起 14 誤消去防止片 141 係止アーム
Claims (7)
- 【請求項1】 媒体を収納するケースと、該ケースの一
面に並列に形成された少なくとも2つ以上の検出孔から
なる信号検出部と、該ケース内の媒体収納領域外に媒体
仕様の識別検出手段とを備えたカセットであって、前記
識別検出手段として電気接点端子と抵抗装着部と、その
接続配線とを同一の基板上に備えた電気抵抗回路基板を
ケースに嵌合固着配備して、前記検出孔に前記電気接点
端子を臨ましめたことを特徴とするカセット。 - 【請求項2】 媒体を収納するケースに少なくとも2つ
以上の検出孔からなる信号検出部を形成し、該ケース内
の媒体収納領域外に媒体仕様の識別検出手段を備えたカ
セットにおいて、識別検出手段として電気接点端子と、
電気的信号の記憶手段とを有し、該記憶手段と記録再生
装置を結ぶための電気接点端子を前記記憶手段の回路部
と同一基板上に備えたことを特徴とするカセット。 - 【請求項3】 前記電気抵抗回路基板が、略長方形で前
記ケースの下ケースに仕切壁で区画された嵌合溝に嵌挿
保持されている請求項1まはた2記載のカセット。 - 【請求項4】 前記基板に係止部を設け、該係止部と嵌
合する固定部材をケースに備えた請求項2または3記載
のカセット。 - 【請求項5】 内部に媒体を収納したケースの一面に並
列に形成された少なくとも2つ以上の検出孔に対設され
る電気接点端子を有する電気抵抗接点回路基板と、誤消
去防止片とを備えたカセットにおいて、該基板の背面に
沿って隙間をあけて摺動自在に誤消去防止片を配置した
ことを特徴とするカセット。 - 【請求項6】 前記電気抵抗回路基板と、操作プラグを
含む誤消去防止片とを収納する隔壁を下ケースに突設
し、該電気抵抗回路基板に当接する押えリブをケース内
に突設した請求項5記載のカセット。 - 【請求項7】 前記誤消去防止片が、操作プラグから延
設される係止アームを備え、該係止アームを前記電気抵
抗接点回路基板の上面を摺動案内させると共に、上ケー
スに係脱自在に配備した請求項5または6記載のカセッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15178094A JPH07282563A (ja) | 1994-02-16 | 1994-06-10 | カセット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058894 | 1994-02-16 | ||
JP6-40588 | 1994-02-16 | ||
JP15178094A JPH07282563A (ja) | 1994-02-16 | 1994-06-10 | カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282563A true JPH07282563A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=26380059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15178094A Pending JPH07282563A (ja) | 1994-02-16 | 1994-06-10 | カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282563A (ja) |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15178094A patent/JPH07282563A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |