JPH07271363A - ミキサー回路 - Google Patents
ミキサー回路Info
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- JPH07271363A JPH07271363A JP6064100A JP6410094A JPH07271363A JP H07271363 A JPH07271363 A JP H07271363A JP 6064100 A JP6064100 A JP 6064100A JP 6410094 A JP6410094 A JP 6410094A JP H07271363 A JPH07271363 A JP H07271363A
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Abstract
てもインサートエフェクタとしても自由に選択して使用
することができる電子楽器のミキサー回路を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 入力端子IN1ないしIN16に供給される
音源信号は、各種ボリュームによってレベル調整された
後、送信バスBSへ供給される。送信バスBSはレベル
調整された音源信号と、スイッチSB1−1ないしSB
4−4によって接続される効果回路E1ないしE4の出
力信号とを合成しこの合成出力を効果回路E1ないしE
4の入力へ供給する。効果回路E1ないしE4の出力
は、またスイッチSC1−1ないしSC4−2によって
出力バスBEに接続され、そこで合成された後出力端子
OUT1、OUT2から出力される。
Description
オルガン等の電子楽器に内蔵または外部に設けられるミ
キサー回路に関する。
付与するエフェクタ(効果回路)が、エレクトリックギ
ター用、または電子楽器用として市販されている。最近
では、電子楽器に内蔵され、デジタル信号処理によって
各種の効果を付与することが行なわれている。これらの
エフェクタの例として、リバーブ、コーラス、フランジ
ャー、ディストーション、ディレイ、トレモロ等があ
る。
もあるが、複雑な効果を得るために、1つの入力信号に
対して、複数の異なるエフェクタを直列につないだり、
並列につなぐことが行なわれる。異なる音色(楽器)が
入力され、入力信号が複雑になった場合には、複数の入
力信号に対して異なる効果を付けるため、それぞれ異な
るエフェクタをつないだり、複数のエフェクタの組合せ
を変える。こうして、入力信号に異なる効果を付与した
後、ミキシングして1つの出力信号にして外部に設けら
れたサウンドシステムに供給する方法もあるが、さらに
残響音などの空間的効果を付与するため、リバーブに入
力して、そのリバーブの出力をサウンドシステムに供給
することも行なわれる。このように、ミキシングされた
信号に対して効果を付与するエフェクタをシステムエフ
ェクタと呼び、それぞれの入力信号に対して、個別に効
果を付与するエフェクタをインサートエフェクタと呼
ぶ。
響音、初期反射音などの空間的効果を付与するリバーブ
系のエフェクタが使われる。これはリバーブの効果が個
別の音色に対してではなく、各音色に対応した楽器の演
奏空間をシミュレートするエフェクタであるからであ
る。また、リバーブは他のエフェクタに比べ回路規模が
大きく、複数備えることが困難なエフェクタであること
から、各種効果が付与された入力信号をミキシングして
一括して効果付与することは効率がよい。システムエフ
ェクタに対して、各音色に対して、個別に効果を付与す
るエフェクタとしてインサートエフェクタがある。具体
的には、コーラス、フランジャー、ディストーション等
である。
回路を備えるエフェクタは、単純に同時に使えるエフェ
クタの数によってコストが上昇するので、多数のエフェ
クタを同時に使うことはできず、制約がある。このよう
な状況下で音楽制作を進める際には、限られたエフェク
タを有効に使うことが要求される。例えば、システムエ
フェクタをインサートエフェクタに使いたい場合やイン
サートエフェクタをシステムエフェクタとして使いたい
場合である。しかしながら、従来のエフェクタでは、ど
ちらか一方に固定されていて、このような要求に応える
ことができなかった。
たもので、効果回路をシステムエフェクタとしてもイン
サートエフェクタとしても自由に選択して使用すること
ができるミキサー回路を提供することを目的とする。
るために、この発明は、複数の入力信号を入力する複数
の入力手段と、入力信号に所定の効果を付与する効果付
与手段と、前記複数の入力手段から入力される複数の入
力信号を任意の比率で混合できる混合手段と、前記複数
の入力信号のうち1つを前記効果付与手段に入力するよ
うに指示する指示手段とを備え、前記指示手段による指
示によって、前記混合手段を、複数の入力信号のうちの
1つの入力信号が前記効果付与手段に入力されるように
制御することを特徴としている。
は、複数の異なる効果を付与するエフェクタを備え、前
記混合手段は、前記複数の入力信号の他に、該エフェク
タの出力を混合しうる構成をとり、前記指示手段による
指示が解除されたとき、前記エフェクタの出力を混合し
ないように前記混合手段を制御することを特徴とする。
て効果付与手段に入力される入力信号を1つにするよう
に、混合手段を制御する。これは効果付与手段をインサ
ートエフェクタとして使用する場合に対応する。また指
示手段による指示を解除したときは、エフェクタの出力
が混合手段で混合されないように制御する。これは、効
果付与手段をシステムエフェクタとして使用する場合に
対応する。
について説明を行う。図2はこの一実施例によるエフェ
クタを内蔵したミキサー回路1の要部の構成を示すブロ
ック図であり、この図において、2はCPU、3はパネ
ルインターフェイス、4は操作パネルである。図4は、
この操作パネル4の構成を示す図で、その詳細は後述す
る。
を示す回路図である。この図において、IN1、IN
2、・・・、IN16は入力端子であり、16個の音源
回路の出力信号が供給される。VL1、VL2、・・
・、VL16はボリュームであり、入力端子IN1ない
しIN16からの信号をそれぞれ入力し、そのレベル調
整を行う。ST1、ST2、・・・、ST16はスイッ
チであり、端子aに供給される入力端子IN1ないしI
N16からの信号と、端子bに供給されるボリュームV
L1ないしVL16の出力信号とのどちらか一方をそれ
ぞれ選択し、それを端子cから出力する。V1−1、V
1−2、V1−3、V1−4はボリュームであり、共に
スイッチST1の出力が供給され、そのレベル調整を行
う。同様に、V2−1ないしV2−4、・・・、V16
−1ないしV16−4は、スイッチST2ないしST1
6の出力がそれぞれ供給される。BSはラインBS1、
BS2、BS3、BS4からなる送信バスであり、ま
た、BEはラインBE1、BE2からなる出力バスであ
る。これらのバス上に入力された信号は全て合成(加
算)された後、出力される。上記ボリュームV1−1な
いしV1−4の出力は、送信バスBSのラインBS1な
いしBS4にそれぞれ供給され、同様にボリュームV2
−1ないしV2−4、・・・、V16−1ないしV16
−4の出力もラインBS1ないしBS4にそれぞれ供給
される。
り、これらのスイッチがONすると、ラインL1は出力
バスBEのラインBE1およびBE2に接続される。S
A2−1、SA2−2、・・・、SA16−1、SA1
6−2についても同様に、ラインL2ないしL16を出
力バスBEへ接続する。また、以上のスイッチにはLE
Dが内蔵されており、ONの時点灯、OFFの時消灯す
る。これらのスイッチは、ONの状態で、接続された2
つのラインにのっている信号を混合するミキシング機能
をもっている。
は効果回路であり、ラインBS1ないしBS4の合成出
力がそれぞれ供給される。効果回路EFT1ないしEF
T4は、入力される信号に音響効果を付与した後、それ
をボリュームR1ないしR4へ出力する。ボリュームR
1ないしR4は、エフェクタEFT1ないしEFT4の
出力のレベル調整を行った後、この結果をラインLE1
ないしLE4へ出力する。また、スイッチSB1−1な
いしSB1−4は、ONのときラインLE1を送信バス
BSのラインBS1ないしBS4にそれぞれ接続する。
また、スイッチSC1−1ないしSC1−2はONのと
きラインLE1を出力バスBEのラインBE1ないしB
E2にそれぞれ接続する。スイッチSB2−1ないしS
B4−4、スイッチSC2−1ないしSC4−2につい
ても、同様にラインLE2ないしLE4を送信バスBS
あるいは出力バスBEへ接続する。出力バスBE1、B
E2の合成信号は出力端子OUT1、OUT2へそれぞ
れ出力される。スイッチSB1−1〜SB4−4、スイ
ッチSC1−1〜SC4−2も、スイッチSA1−1〜
SA16−2と同様にミキシング機能をもったスイッチ
である。
イッチの配置図であり、この図において、図1の各部に
対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略す
る。図4の各ボリュームにはモータが接続されており、
このモータを駆動することによりボリュームを希望する
値に自動設定することができる。使用者は、ボリューム
およびスイッチを手動により設定すると共に、CPUに
より自動的に設定することもできる。また、同図におい
て、SW1−1ないしSW1−4、・・・、SW16−
1ないしSW16−4はインサートスイッチであり、こ
れらのスイッチがONされると、効果回路がインサート
エフェクタとなるように各種スイッチおよびボリューム
が自動的に設定される。例えば、インサートスイッチS
W1−1がONされると、入力端子IN1に入力される
音源信号が効果回路EFT1に供給される。SW1−2
ないしSW16−4についても同様である。
を参照して説明する。図3は、効果回路EFT1をイン
サートエフェクタとして使用する場合の自動設定の手順
を示すフローであり、これらの処理はCPU2によって
行われる。まず、例えば操作パネル4(図4参照)のス
イッチSW1−1がONされると(図3(a)ステップ
SP1)、ステップSP2においてスイッチSA1−1
およびSA1−2がOFFに設定され、これによって入
力端子IN1の音源信号は直接出力されなくなる。次に
ステップSP3においてスイッチST1が端子b側に設
定された後、ステップSP4でボリュームV1−1が最
大に設定される。これらの処理によって、音源信号はボ
リュームVL1によってそのレベルが調整され、送信バ
スラインBS1に接続される。次のステップSP5で
は、ボリュームV2−1、V3−1、・・・、V16−
1が0に設定され、送信バスBS1(図1)には入力端
子IN1の音源信号だけが接続される。次のステップS
P6では、スイッチSB1−1がOFFに設定される。
これにより、効果回路EFT1の出力が送信バスBS1
に帰還することによっておこる発振が防止される。ステ
ップSP7では、スイッチSC1−1、SC1−2をO
Nにして、効果回路EFT1の出力が出力端子OUT
1,OUT2に出力されるようにする。以上の処理によ
って、効果回路EFT1には入力端子IN1の音源信号
だけが供給され、効果回路EFT1はインサートエフェ
クタとして使用される。
スイッチに内蔵されたLEDが転倒し、ステップSP2
〜SP7の処理が行われるが、この状態で、スイッチS
W2−1がONされた場合を考える。この場合は、効果
回路EFT1が入力端子IN1から入力される信号だけ
に対して働いている状態から、入力端子IN2から入力
される信号だけに働く状態へとしなければならない。そ
のためスイッチSW1−1に内蔵されたLEDを消灯
し、スイッチSW2−1に内蔵されたLEDを点灯し、
スイッチSW2−1がONされたときの、ステップSP
2〜SP7の処理と同様の処理を実行する。スイッチS
W3−1,、・・・SW16−1がONされたときも同
様である。すなわち、効果回路EFT1をインサートエ
フェクタとして使用する場合は、1つの入力端子からの
信号に対してだけ効果を付与するのでこのような処理を
行なうのである。効果回路EFT2〜EFT4に関して
も同様である。
ると(図3(b)ステップSP8)、ステップSP9に
て、スイッチSB1−2,SB1−3,SB1−4をO
FFに設定し、効果回路EFT1の出力が他の効果回路
EFT2〜EFT4に入力されないようにする。このよ
うに、スイッチSW1−1をONした後に、OFFの状
態にすると自動的に、効果回路EFT1はシステムエフ
ェクタとして機能する結線となる。
ステムエフェクタとして使用する場合について説明す
る。この場合は手動により、まずスイッチST1ないし
ST16を端子a側またはb側に設定する。そして、ス
イッチSB3−1ないしSB3−4をOFF、スイッチ
SC3−1をON、スイッチSC3−2をOFFとす
る。さらに、ボリュームV1−3、V2−3、・・・、
V16−3の設定を行う。以上によって、入力端子IN
1ないしIN16へ供給される音源信号は、ボリューム
V1−3ないしV16−3においてそれぞれレベル調整
された後、送信バスラインBS3へ接続され合成され
る。そして、この合成された信号は効果回路EFT3に
おいて効果を付与された後、ボリュームR3を介して出
力端子OUT1から出力される。
1、・・・、SB1−1、・・・、SC4−2の状態を
変えることよって、効果回路EFT1ないしEFT4を
インサートエフェクタとしてもシステムエフェクタとし
ても用いることができ、入力端子IN1〜IN16に入
力される音源信号に様々な音響効果を付与することがで
きる。特に、インサートエフェクタとして使用するとき
は、わずらわしい結線が自動的に行なわれるので、迅速
な作業を進めることができる。
て、効果回路EFT1〜EFT3をインサートエフェク
タ、EFT4をシステムエフェクタとして使用する場合
を説明する。最初に、スイッチSW1−1、SW1−
2,SW1−3をONにすると、入力端子IN1以外の
入力端子からの信号は効果回路EFT1〜EFT3には
入力されなくなる。この状態で、効果回路EFT1〜E
FT3を直列につなぐには、ミキサー機能をもつスイッ
チSB1−2、SB2−3をONとする。これによっ
て、効果回路EFT1の出力はラインLE1を通って、
送信バスBS2に接続され、効果回路EFT2に入力さ
れる。同様に、効果回路EFT2の出力はラインLE2
を通って、送信バスBS3に接続され、効果回路EFT
3に入力される。直列接続の順序をEFT1→EFT3
→EFT2としたい場合は、スイッチSB1−3,SB
3−2をONにすればよい。
に、EFT2とEFT3に入力するには、スイッチSB
1−2、SB1−3をONにすればよい。
応じてON/OFFしてよいが、単純に効果回路EFT
1〜EFT3を直列接続して、効果回路EFT4に入力
する場合は、すべてOFFにする。
して使われるので、効果回路EFT1〜EFT3の出力
信号や、入力端子IN1〜IN16の信号が、ボリュー
ムV1−4、V2−4、・・・V16−4を介して、送
信バスBS4に供給され、効果回路EFT4に入力され
る。
スイッチSB1−1〜SB4−4を使えば、効果回路E
FT1〜EFT4の大抵の組合せは可能である。
代わりにGUI(Graphical User Interface)を用いて
画面上で各種設定値の設定を行ってもよい。
al Processor)を用いて実現する例(図5参照)を説明
する。
れ、外部から時分割で供給される入力信号に対して、上
述したような、結線処理,ミキサー処理,効果回路の演
算等を行う。最終的な演算結果は、出力としてDSP9
の外部に設けられた図示せぬサウンドシステム、録音シ
ステム等に送られる。
回路7、レジスタ部8から構成されている。レジスタ部
8は、マイクロプログラムレジスタ、係数レジスタ、遅
延RAM用アドレスレジスタから構成されている。これ
らのレジスタに記憶される情報はCPUバス11に接続
されているCPUより供給される。ミキサー部6は、外
部からの入力信号や演算回路7からの演算結果をレジス
タ部8から供給されるとマイクロプログラムに応じた比
率で混合、または分配を行い、演算回路7に供給すると
ともに、最終的な演算結果を出力する処理を行う。演算
回路7は主として乗算器と加算器から構成され、レジス
タ部8から供給されるマイクロプログラムに従って各種
効果付与するための演算を行う。また、各種効果の演算
の過程で必要となる遅延信号を得るために、DSP9の
外部に遅延用RAM10が設けられている。
ー回路の動作説明図であり、この図において、図1の各
部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省
略する。ただし、ここでは図1のボリュームおよびスイ
ッチの設定情報は、レジスタ部8(図5)に記憶され、
時分割で供給され、処理が行われる。図6において、A
1ないしA20、・・・、F1ないしF20はいずれも
乗算器であり、各々に設定された係数と入力される信号
とを乗算し、その結果を出力する。各乗算器の係数は全
て独立して設定を行うことができる。また、乗算器A1
ないしA16にはスイッチST1ないしST16の出力
がそれぞれ供給され、乗算器A17ないしA20には効
果回路EFT1ないしEFT4の出力EF1ないしEF
4がそれぞれ供給される。同様に、乗算器B1、B2、
・・・、F20が接続されている。P1ないしP4、Q
1、Q2は加算器であり、乗算器A1ないしA20、・
・・、F1ないしF20の出力をそれぞれ入力し、その
合成を行う。加算器P1ないしP4の出力は効果回路E
FT1ないしEFT4に各々供給され、加算器Q1、Q
2の出力は出力端子OUT1、OUT2にへそれぞれ供
給される。これらの乗算器や加算器は、演算回路7(図
5)の乗算器、加算器を時分割で動作させることにより
実現される。
を図6で説明したミキサー回路で行なう場合を説明す
る。図7はこの設定の手順を示すフローである。まず、
操作パネル4(図4参照)のスイッチSW1−1がON
されると(図7(a)ステップSP10)、ステップS
P11において、乗算器E1、F1の係数が0に設定さ
れる。これによって入力端子IN1の音源信号は直接出
力されなくなる。次にステップSP12においてスイッ
チST1が端子b側に設定された後、ステップSP13
で乗算器A1の係数が最大に設定される。これらの処理
によって、音源信号はボリュームVL1によりレベル調
整され、加算器P1(図6)へ供給される。次のステッ
プSP14では、乗算器A2ないしA16の係数が0に
設定され、効果回路EFT1には入力端子IN1の音源
信号だけが供給される。次のステップSP15では、乗
算器A17の係数が0に設定され、効果回路EFT1の
出力が帰還することによっておこる発振を防ぐ。ステッ
プSP16では、乗算器E17,F17の係数を最大に
することによって効果回路EFT1の出力が出力端子O
UT1,OUT2に出力されるようにする。
インサートエフェクタとして接続され、入力端子IN1
の音源信号に対して音響効果の付与を行う。
た場合には(図7(b)ステップSP17)、ステップ
SP18にて、乗算器B17,C17,D17の係数を
「0」にすることによって、効果回路EFT1の出力
が、他の効果回路EFT2〜EFT4に入力されないよ
うにする。
PU2がCPUバス11を介して、DSP9内のレジス
タ部8に記憶されている所定の係数を書きかえることで
行なう。
ステムエフェクタとして使用する場合について説明す
る。この場合は、図4で示されるスイッチ、ボリューム
を操作すると、CPU2がDSP9内のレジスタ部8に
記憶されている系数、選択情報の一部を書きかえること
で行う。
子a側またはb側に設定し、乗算器A17ないしA20
の係数を0に設定する。さらに、乗算器A1ないしA1
6の係数を任意の値に設定する。以上によって、入力端
子IN1ないしIN16へ供給される音源信号は、乗算
器A1ないしA16においてそれぞれの乗算係数が乗算
された後、加算器P1において合成される。そして、こ
の合成された信号は効果回路EFT1において効果を付
与された後、乗算器E17および加算器Q1を介して出
力端子OUT1から出力される。
も、入力端子IN1〜IN16の音源信号は乗算器A1
ないしF20の係数の設定値によって任意の接続および
合成が可能となるため、多種多様な音響効果の付与を行
うことができる。
を、複数の音色の音源を発生する電子楽器の内部に組み
込んでもよい。図8は、ミキサー回路を内蔵する鍵盤楽
器の構成を示したブロック図である。この図において、
チャンネル割当部15は鍵盤回路14から出力される音
源指示に従って、音源16に各音源の割当指示を出力す
ると共に、分配部17に対し分配制御信号を出力する。
分配部17はこの分配制御信号に従い、音源16から発
音される複数の音源信号をその音色の種類毎にミキサー
回路18の入力に分配する。分配部17は、並列的に出
力をミキサー部18に送っているが、これは説明をわか
りやすくするためであって、実際には時分割で出力す
る。
く音源16から出力される音源信号をミキサー回路18
に分配してもよい。
フェクタとして自動的に設定された状態を変更したい場
合は、全て手動で変更できる。
フェクタの切り替える手順は、実施例に示した例に限ら
ない。例えば、インサートエフェクタに切り替えたと
き、そのエフェクタ出力を出力端子OUT1、OUT2
に出力するようにしているが、どちらか一方、または両
方出力しないというように制御してもよい。また、シス
テムエフェクタへの指示は、インサートエフェクタとし
ての使用を解除することで行っているが、専用のスイッ
チを設けてもよい。
ば、効果回路をインサートエフェクタとしても、システ
ムエフェクタとしても使用できるとともに、それぞれの
切り替えを簡単な操作で、自動的に行うことにより、操
作の簡略化を図ることができる。
ード構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
処理フローである。
ある。
ー回路の構成を示すブロック図である。
処理フローである。
の構成を示すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の入力信号を入力する複数の入力手
段と、 入力信号に所定の効果を付与する効果付与手段と、 前記複数の入力手段から入力される複数の入力信号を任
意の比率で混合できる混合手段と、 前記複数の入力信号のうち1つを前記効果付与手段に入
力するように指示する指示手段とを備え、 前記指示手段による指示によって、前記混合手段を、複
数の入力信号のうちの1つの入力信号が前記効果付与手
段に入力されるように制御することを特徴とするミキサ
ー回路。 - 【請求項2】 前記効果付与手段は、複数の異なる効果
を付与するエフェクタを備え、 前記混合手段は、前記複数の入力信号の他に、該エフェ
クタの出力を混合しうる構成をとり、 前記指示手段による指示が解除されたとき、前記エフェ
クタの出力を混合しないように前記混合手段を制御する
ことを特徴とする請求項1記載のミキサー回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06064100A JP3109373B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ミキサー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06064100A JP3109373B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ミキサー回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07271363A true JPH07271363A (ja) | 1995-10-20 |
JP3109373B2 JP3109373B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=13248327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06064100A Expired - Lifetime JP3109373B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | ミキサー回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3109373B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006133685A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Yamaha Corp | 音響信号記録装置及びプログラム |
JP2006270886A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Yamaha Corp | ミキサ装置及びそのコンピュータプログラム |
Families Citing this family (1)
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-
1994
- 1994-03-31 JP JP06064100A patent/JP3109373B2/ja not_active Expired - Lifetime
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