JPH07241919A - リニアフレネルレンズ切削用刃物台 - Google Patents
リニアフレネルレンズ切削用刃物台Info
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- JPH07241919A JPH07241919A JP6214994A JP6214994A JPH07241919A JP H07241919 A JPH07241919 A JP H07241919A JP 6214994 A JP6214994 A JP 6214994A JP 6214994 A JP6214994 A JP 6214994A JP H07241919 A JPH07241919 A JP H07241919A
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- Japan
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- blade
- cutting blade
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Abstract
短縮化及び簡略化,特に,ロ−ル状被切削体の中心部で
の切削刃の処理効率の向上を課題とする。 【構成】 ロ−ル状被切削体1の軸方向及びそれに垂直
方向に移動可能な旋盤の送り台4上に,回転自在に取り
付けられた刃物取付台12と刃物取付台12の回転角度
を制御する装置とからなる旋盤であって,切削刃3は,
刃の形が左右対称であり,刃物取付台12の回転中心に
位置するよう取り付けられ,刃物取付台12は,切削刃
3の刃先角延長線より小さな角度範囲に存在させ,か
つ,ロ−ル状被切削体1よりも下方に配置された,数値
制御装置により回転する回転円卓5上に取り付けられ,
(180°−切削刃の刃先角度)の有効な回転角を有す
るリニアフレネルレンズ切削用刃物台である。
Description
の型(金型)を切削する際に使用する旋盤に設けられる
バイト(以下切削刃という)を固定するための切削用刃
物台に関する。
に分割されたレンズを持つ),リニアフレネルレンズ
は,その中心から外周にいくに従ってレンズ角度が変化
する(一般的にには大きくなる)ため,切削刃は,ワー
ク(被切削物)に対して,その径方向(リニアフレネル
レンズならばロ−ル状のワークの幅方向)に移動しなが
ら,その切削角度を変化させる必要がある。すなわち,
切削刃は,(A)横送り,(ワークの径あるいは幅方向
の移動),(B)切り込み,ワークにに対して垂直に切
り込んでいき,所定の切削をした後,後退して切削刃を
抜く(フレネルレンズは一本ずつ溝を形成するので,一
本の溝を形成した後に,切削刃は,後退し,次いで横送
りされる),(C)円弧送りの動きをする。
相当するが,サーキュラーフレネルレンズ型を切削する
場合には,図3に示すように,ワーク(円形でも角形で
もよい)を回転させながら,最外周部から中心まで切削
すれば,同心円状の型溝が全体に形成されることにな
り,切削角度の変化は,せいぜい0〜60°程度で十分
である。しかしながら,リニアフレネルレンズを切削す
る場合には,図4に示すように,ワーク(切削の簡便さ
及びシート成形が連続的に行えるという利点からロ−ル
状のものが好ましい)の全幅にわたって型溝を切削する
必要があり,しかも,ワークの中心部では,切削刃が全
く逆方向に反転して切削角度を変化させる必要がある。
離)によってレンズ角度が変化するため,その金型を切
削する旋盤は,所定のプログラムによって刃先角度を変
化させることができなければならない。その際,切削刃
の回転移動は,切削刃の刃先の頂点を中心にして回転す
る必要があり,実際の切削の準備作業としては,虚空に
ある一点を中心にして回転する円弧送り台の,その回転
中心に切削刃の先端を一致させるように調整する必要が
ある。
て,特開昭52−4246号公報,特開昭56−172
29号公報,実開昭60−172603号公報の提案の
発明がなされている。しかしながら,特開昭52−42
46号公報,実開昭60−172603号公報による方
法及びリニアフレネルレンズが切削対象物である特開昭
56−17229号公報による方法は,いずれも切削刃
として,左右非対称の異形切削刃を用いて,最大60°
程度の限られた回転角度しか得られなかった。それ故
に,これらの方法を用いてリニアフレネルレンズ用ロ−
ル金型を切削する場合には,図6に示すように,向きの
異なる一対の左右非対象の異形切削刃を用意して,ロ−
ルの中心部を境に左半身と右半身とで別々の切削刃を交
換して使用しなければならないため,作業の連続性及び
多くの工程時間を要する等の問題があった。また,切削
刃交換に伴う切削刃の取り付け誤差のために,ロ−ル金
型の中心部に段差を生じ,このような金型を用いて得た
成形物(リニアフレネルレンズ)は,その中心部に段差
に起因する線が観察され,プロジェクションスクリーン
等の用途には適さないという問題があった。
なリニアフレネルレンズの金型製造工程の時間短縮化及
び簡略化を課題とする。具体的には,切削刃及び切削刃
を取り付ける刃物取付台が,刃先を中心として回転移動
し,中心部でレンズ角を反転させる必要のあるリニアフ
レネルを効率よく切削可能とするため,(180°−切
削刃の刃先角度)の有効な回転角を有する旋盤用刃物台
を提供することを課題とする。
状被切削体1の軸方向及びそれに垂直方向に移動可能な
旋盤の送り台4上に回転自在に取り付けられた刃物取付
台12と刃物取付台12の回転角度を制御する装置とか
らなる旋盤であって,切削刃3は,刃の形が左右対称で
あり,刃先が刃物取付台12の回転中心に位置するよう
取り付けられ,刃物取付台12は,切削刃3の刃先角よ
り小さな角度範囲に存在し,かつ,ロ−ル状被切削体1
よりも下方に配置された,数値制御装置により回転する
回転円卓5上に取り付けられていることを特徴とするリ
ニアフレネルレンズ切削用刃物台である。
2に要求されることは,刃物取付台12から外れた点を
中心として回転移動する刃物取付台12に切削刃3を取
り付け,この際に,(180°−刃先角度)の有効な回
転角度が得られるようにすることである。さらに,この
切削刃3は刃先の両側で切削する必要があるため左右対
称な形をしている必要がある。また,切削刃3が配置さ
れた刃物取付台12は,切削時に金型を傷つけないため
に刃先角の延長線より内側にのみ存在される必要があ
る。また,上記の刃物取付台12は,ロ−ル状被切削体
1よりも下方に,NC等の数値制御装置により自在に回
転する円卓上に設けられる。
図1は,本発明によるリニアフレネルレンズ切削用刃物
台の概念を示す平面図であり,図2は,図1の一部を切
欠して示す側面図である。刃物台は旋盤の送り台4の上
に水平移動可能に設置され,。また,刃物台は,NC等
の数値制御装置により回転する円卓駆動モーター9によ
り円卓駆動ギア8を介して自在に回転する回転円卓5を
有しており,この回転円卓5は,ロ−ル状被切削体1よ
りも下方に設ける。回転円卓5は円卓の回転ガイド7に
ガイドされて回転する。回転円卓5上に設置された刃物
取付台12上の切削刃ホールダー10は,切削刃3用の
天地方向及び左右方向のそれぞれの切削刃固定ねじ1
1,11を有しており,回転円卓5の回転中心に刃先が
合うように切削刃3を固定し得る。ここで,刃物取付台
12は切削刃3の先端角の延長線よりも内側に存在して
設けられている。
をロ−ル状被切削体1の端部所定位置に移動し,図示し
ない数値制御装置により回転する回転円卓5により角度
設定し,刃物取付台12の切削刃ホールダー10に,切
削刃固定ねじ11,11で回転円卓5の回転中心に切削
刃3の刃先が合うよう固定する。ついで,図示しない数
値制御装置により,旋盤の送り台4を移動して型溝の切
り込み及び後退を行い,引き続いて,つぎの型溝へ旋盤
の送り台4を移動して,上記と同様な切削刃3の角度設
定と切り込み,後退,つぎの型溝へと旋盤の送り台4の
移動を繰り返す。ロ−ル状被切削体1の中心位置におい
ては,上記の角度設定にあたり,(180°−切削刃の
角度)の有効回転角度を有する回転円卓5を回転して反
転した角度設定を行い,さらに,引き続いて,ロ−ル状
被切削体1の反対側の端部所定位置まで,中心位置と対
称に作業を行うことによりリニアフレネルレンズの金型
を得ることができる。図5に,本発明の実施例における
切削刃3の切削角度の変化の状態を概念的に示す。
り外し,刃の向きが逆方向のもうひとつの切削刃に交換
する工程を排除し,切削刃の両側で切削しても刃物取付
台がロ−ル状被切削体に接触することもなく,リニアフ
レネルレンズの金型切削時間を短縮し,工程を簡略化で
きる。
説明する概略平面図である。
念図である。
ある。
化の状態を示す概念図である。
す概念図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ロ−ル状被切削体(1)の軸方向及びそ
れに垂直方向に移動可能な旋盤の送り台(4)上に回転
自在に取り付けられた刃物取付台(12)と刃物取付台
(12)の回転角度を制御する装置とからなる旋盤であ
って,切削刃(3)は,刃の形が左右対称であり,刃先
が刃物取付台(12)の回転中心に位置するよう取り付
けられ,刃物取付台(12)は,切削刃(3)の刃先角
より小さな角度範囲に存在し,かつ,ロ−ル状被切削体
(1)よりも下方に配置された,数値制御装置により回
転する回転円卓(5)上に取り付けられていることを特
徴とするリニアフレネルレンズ切削用刃物台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214994A JPH07241919A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | リニアフレネルレンズ切削用刃物台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6214994A JPH07241919A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | リニアフレネルレンズ切削用刃物台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241919A true JPH07241919A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13191764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6214994A Pending JPH07241919A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | リニアフレネルレンズ切削用刃物台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07241919A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011167816A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Denso Corp | 切削加工用のバイト、切削加工機、リニアフレネルレンズの製作方法、および、リニアフレネルレンズの金型の製作方法 |
FR2980276A1 (fr) * | 2011-09-20 | 2013-03-22 | Essilor Int | Lentille a plusieurs surfaces a zones |
CN105014944A (zh) * | 2014-04-17 | 2015-11-04 | 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 | 一种用于制造菲涅尔镜片的装置及方法 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6214994A patent/JPH07241919A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011167816A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Denso Corp | 切削加工用のバイト、切削加工機、リニアフレネルレンズの製作方法、および、リニアフレネルレンズの金型の製作方法 |
FR2980276A1 (fr) * | 2011-09-20 | 2013-03-22 | Essilor Int | Lentille a plusieurs surfaces a zones |
WO2013041791A1 (fr) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | Essilor International (Compagnie Generale D'optique) | Lentille a plusieurs surfaces a zones |
US9164201B2 (en) | 2011-09-20 | 2015-10-20 | Essilor International (Compagnie Generale D'optique | Lens having a plurality of surfaces with zones |
CN105014944A (zh) * | 2014-04-17 | 2015-11-04 | 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 | 一种用于制造菲涅尔镜片的装置及方法 |
CN105014944B (zh) * | 2014-04-17 | 2017-08-29 | 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 | 一种用于制造菲涅尔镜片的装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |
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A521 | Written amendment |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20040423 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040514 |