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JPH07241919A - リニアフレネルレンズ切削用刃物台 - Google Patents

リニアフレネルレンズ切削用刃物台

Info

Publication number
JPH07241919A
JPH07241919A JP6214994A JP6214994A JPH07241919A JP H07241919 A JPH07241919 A JP H07241919A JP 6214994 A JP6214994 A JP 6214994A JP 6214994 A JP6214994 A JP 6214994A JP H07241919 A JPH07241919 A JP H07241919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
cutting blade
fresnel lens
lathe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6214994A
Other languages
English (en)
Inventor
Isoroku Watanabe
一十六 渡辺
Satoshi Nakamae
聡 中前
Hiroshi Kojima
弘 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP6214994A priority Critical patent/JPH07241919A/ja
Publication of JPH07241919A publication Critical patent/JPH07241919A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアフレネルレンズの金型製造工程の時間
短縮化及び簡略化,特に,ロ−ル状被切削体の中心部で
の切削刃の処理効率の向上を課題とする。 【構成】 ロ−ル状被切削体1の軸方向及びそれに垂直
方向に移動可能な旋盤の送り台4上に,回転自在に取り
付けられた刃物取付台12と刃物取付台12の回転角度
を制御する装置とからなる旋盤であって,切削刃3は,
刃の形が左右対称であり,刃物取付台12の回転中心に
位置するよう取り付けられ,刃物取付台12は,切削刃
3の刃先角延長線より小さな角度範囲に存在させ,か
つ,ロ−ル状被切削体1よりも下方に配置された,数値
制御装置により回転する回転円卓5上に取り付けられ,
(180°−切削刃の刃先角度)の有効な回転角を有す
るリニアフレネルレンズ切削用刃物台である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,リニアフレネルレンズ
の型(金型)を切削する際に使用する旋盤に設けられる
バイト(以下切削刃という)を固定するための切削用刃
物台に関する。
【0002】
【従来の技術】サーキュラーフレネルレンズ(同心円状
に分割されたレンズを持つ),リニアフレネルレンズ
は,その中心から外周にいくに従ってレンズ角度が変化
する(一般的にには大きくなる)ため,切削刃は,ワー
ク(被切削物)に対して,その径方向(リニアフレネル
レンズならばロ−ル状のワークの幅方向)に移動しなが
ら,その切削角度を変化させる必要がある。すなわち,
切削刃は,(A)横送り,(ワークの径あるいは幅方向
の移動),(B)切り込み,ワークにに対して垂直に切
り込んでいき,所定の切削をした後,後退して切削刃を
抜く(フレネルレンズは一本ずつ溝を形成するので,一
本の溝を形成した後に,切削刃は,後退し,次いで横送
りされる),(C)円弧送りの動きをする。
【0003】ここで,「円弧送り」が切削角度の変化に
相当するが,サーキュラーフレネルレンズ型を切削する
場合には,図3に示すように,ワーク(円形でも角形で
もよい)を回転させながら,最外周部から中心まで切削
すれば,同心円状の型溝が全体に形成されることにな
り,切削角度の変化は,せいぜい0〜60°程度で十分
である。しかしながら,リニアフレネルレンズを切削す
る場合には,図4に示すように,ワーク(切削の簡便さ
及びシート成形が連続的に行えるという利点からロ−ル
状のものが好ましい)の全幅にわたって型溝を切削する
必要があり,しかも,ワークの中心部では,切削刃が全
く逆方向に反転して切削角度を変化させる必要がある。
【0004】フレネルレンズは,動径(中心からの距
離)によってレンズ角度が変化するため,その金型を切
削する旋盤は,所定のプログラムによって刃先角度を変
化させることができなければならない。その際,切削刃
の回転移動は,切削刃の刃先の頂点を中心にして回転す
る必要があり,実際の切削の準備作業としては,虚空に
ある一点を中心にして回転する円弧送り台の,その回転
中心に切削刃の先端を一致させるように調整する必要が
ある。
【0005】フレネルレンズの金型製造の関連技術とし
て,特開昭52−4246号公報,特開昭56−172
29号公報,実開昭60−172603号公報の提案の
発明がなされている。しかしながら,特開昭52−42
46号公報,実開昭60−172603号公報による方
法及びリニアフレネルレンズが切削対象物である特開昭
56−17229号公報による方法は,いずれも切削刃
として,左右非対称の異形切削刃を用いて,最大60°
程度の限られた回転角度しか得られなかった。それ故
に,これらの方法を用いてリニアフレネルレンズ用ロ−
ル金型を切削する場合には,図6に示すように,向きの
異なる一対の左右非対象の異形切削刃を用意して,ロ−
ルの中心部を境に左半身と右半身とで別々の切削刃を交
換して使用しなければならないため,作業の連続性及び
多くの工程時間を要する等の問題があった。また,切削
刃交換に伴う切削刃の取り付け誤差のために,ロ−ル金
型の中心部に段差を生じ,このような金型を用いて得た
成形物(リニアフレネルレンズ)は,その中心部に段差
に起因する線が観察され,プロジェクションスクリーン
等の用途には適さないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記のよう
なリニアフレネルレンズの金型製造工程の時間短縮化及
び簡略化を課題とする。具体的には,切削刃及び切削刃
を取り付ける刃物取付台が,刃先を中心として回転移動
し,中心部でレンズ角を反転させる必要のあるリニアフ
レネルを効率よく切削可能とするため,(180°−切
削刃の刃先角度)の有効な回転角を有する旋盤用刃物台
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は,ロ−ル
状被切削体1の軸方向及びそれに垂直方向に移動可能な
旋盤の送り台4上に回転自在に取り付けられた刃物取付
台12と刃物取付台12の回転角度を制御する装置とか
らなる旋盤であって,切削刃3は,刃の形が左右対称で
あり,刃先が刃物取付台12の回転中心に位置するよう
取り付けられ,刃物取付台12は,切削刃3の刃先角よ
り小さな角度範囲に存在し,かつ,ロ−ル状被切削体1
よりも下方に配置された,数値制御装置により回転する
回転円卓5上に取り付けられていることを特徴とするリ
ニアフレネルレンズ切削用刃物台である。
【0008】上記課題を解決するために,刃物取付台1
2に要求されることは,刃物取付台12から外れた点を
中心として回転移動する刃物取付台12に切削刃3を取
り付け,この際に,(180°−刃先角度)の有効な回
転角度が得られるようにすることである。さらに,この
切削刃3は刃先の両側で切削する必要があるため左右対
称な形をしている必要がある。また,切削刃3が配置さ
れた刃物取付台12は,切削時に金型を傷つけないため
に刃先角の延長線より内側にのみ存在される必要があ
る。また,上記の刃物取付台12は,ロ−ル状被切削体
1よりも下方に,NC等の数値制御装置により自在に回
転する円卓上に設けられる。
【0009】
【実施例】以下,本発明を図を参照しながら説明する。
図1は,本発明によるリニアフレネルレンズ切削用刃物
台の概念を示す平面図であり,図2は,図1の一部を切
欠して示す側面図である。刃物台は旋盤の送り台4の上
に水平移動可能に設置され,。また,刃物台は,NC等
の数値制御装置により回転する円卓駆動モーター9によ
り円卓駆動ギア8を介して自在に回転する回転円卓5を
有しており,この回転円卓5は,ロ−ル状被切削体1よ
りも下方に設ける。回転円卓5は円卓の回転ガイド7に
ガイドされて回転する。回転円卓5上に設置された刃物
取付台12上の切削刃ホールダー10は,切削刃3用の
天地方向及び左右方向のそれぞれの切削刃固定ねじ1
1,11を有しており,回転円卓5の回転中心に刃先が
合うように切削刃3を固定し得る。ここで,刃物取付台
12は切削刃3の先端角の延長線よりも内側に存在して
設けられている。
【0010】作動にあたっては,まず,旋盤の送り台4
をロ−ル状被切削体1の端部所定位置に移動し,図示し
ない数値制御装置により回転する回転円卓5により角度
設定し,刃物取付台12の切削刃ホールダー10に,切
削刃固定ねじ11,11で回転円卓5の回転中心に切削
刃3の刃先が合うよう固定する。ついで,図示しない数
値制御装置により,旋盤の送り台4を移動して型溝の切
り込み及び後退を行い,引き続いて,つぎの型溝へ旋盤
の送り台4を移動して,上記と同様な切削刃3の角度設
定と切り込み,後退,つぎの型溝へと旋盤の送り台4の
移動を繰り返す。ロ−ル状被切削体1の中心位置におい
ては,上記の角度設定にあたり,(180°−切削刃の
角度)の有効回転角度を有する回転円卓5を回転して反
転した角度設定を行い,さらに,引き続いて,ロ−ル状
被切削体1の反対側の端部所定位置まで,中心位置と対
称に作業を行うことによりリニアフレネルレンズの金型
を得ることができる。図5に,本発明の実施例における
切削刃3の切削角度の変化の状態を概念的に示す。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば,中心位置で切削刃を取
り外し,刃の向きが逆方向のもうひとつの切削刃に交換
する工程を排除し,切削刃の両側で切削しても刃物取付
台がロ−ル状被切削体に接触することもなく,リニアフ
レネルレンズの金型切削時間を短縮し,工程を簡略化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアフレネルレンズ切削用刃物台を
説明する概略平面図である。
【図2】図1の一部切欠側面図である。
【図3】サーキュラーフレネルの金型切削を説明する概
念図である。
【図4】リニアフレネルの金型切削を説明する概念図で
ある。
【図5】本発明の実施例における切削刃の切削角度の変
化の状態を示す概念図である。
【図6】従来方式の切削刃の切削角度の変化の状態を示
す概念図である。
【符号の説明】
1 ロ−ル状被切削体 2 ロ−ルの回転軸 3 切削刃 4 旋盤の送り台 5 回転円卓 6 円卓の回転軸 7 円卓の回転ガイド 8 円卓駆動ギア 9 円卓駆動モーター 10 切削刃ホールダー 11 切削刃固定ねじ 12 切削刃固定台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロ−ル状被切削体(1)の軸方向及びそ
    れに垂直方向に移動可能な旋盤の送り台(4)上に回転
    自在に取り付けられた刃物取付台(12)と刃物取付台
    (12)の回転角度を制御する装置とからなる旋盤であ
    って,切削刃(3)は,刃の形が左右対称であり,刃先
    が刃物取付台(12)の回転中心に位置するよう取り付
    けられ,刃物取付台(12)は,切削刃(3)の刃先角
    より小さな角度範囲に存在し,かつ,ロ−ル状被切削体
    (1)よりも下方に配置された,数値制御装置により回
    転する回転円卓(5)上に取り付けられていることを特
    徴とするリニアフレネルレンズ切削用刃物台。
JP6214994A 1994-03-08 1994-03-08 リニアフレネルレンズ切削用刃物台 Pending JPH07241919A (ja)

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JP6214994A JPH07241919A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 リニアフレネルレンズ切削用刃物台

Applications Claiming Priority (1)

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JP6214994A JPH07241919A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 リニアフレネルレンズ切削用刃物台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07241919A true JPH07241919A (ja) 1995-09-19

Family

ID=13191764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6214994A Pending JPH07241919A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 リニアフレネルレンズ切削用刃物台

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JP (1) JPH07241919A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167816A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Denso Corp 切削加工用のバイト、切削加工機、リニアフレネルレンズの製作方法、および、リニアフレネルレンズの金型の製作方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

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Effective date: 20031224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Effective date: 20040326

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A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20040423

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A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040514