JPH07213060A - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置Info
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- JPH07213060A JPH07213060A JP504294A JP504294A JPH07213060A JP H07213060 A JPH07213060 A JP H07213060A JP 504294 A JP504294 A JP 504294A JP 504294 A JP504294 A JP 504294A JP H07213060 A JPH07213060 A JP H07213060A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】並列運転中に一部のスイッチング電源が異常に
より動作を停止した場合でも、簡単な回路構成にてその
スイッチング電源の異常をすばやく検知することができ
る電源装置を提供することにある。 【構成】上記目的を達成するために、本発明によるスイ
ッチング電源の低電圧検出回路は、直流カット用コンデ
ンサもしくはダイオードとホトカプラと抵抗とツェナー
ダイオードもしくはトランジスタから構成され、トラン
スもしくはチョークトランスに発生するパルス電圧を検
知して、スイッチング電源が動作しているか否かを判別
するように構成したものである。
より動作を停止した場合でも、簡単な回路構成にてその
スイッチング電源の異常をすばやく検知することができ
る電源装置を提供することにある。 【構成】上記目的を達成するために、本発明によるスイ
ッチング電源の低電圧検出回路は、直流カット用コンデ
ンサもしくはダイオードとホトカプラと抵抗とツェナー
ダイオードもしくはトランジスタから構成され、トラン
スもしくはチョークトランスに発生するパルス電圧を検
知して、スイッチング電源が動作しているか否かを判別
するように構成したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数のスイッチング電源
をワイヤードオアによる並列運転をして大電流を得る電
源装置、特に故障等によりあるスイッチング電源の出力
が停止した場合、複数のスイッチング電源の中から故障
したスイッチング電源を確実に検出するようにしたスイ
ッチング電源に関するものである。
をワイヤードオアによる並列運転をして大電流を得る電
源装置、特に故障等によりあるスイッチング電源の出力
が停止した場合、複数のスイッチング電源の中から故障
したスイッチング電源を確実に検出するようにしたスイ
ッチング電源に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６にスイッチング電源を複数個並列に
接続して負荷に供給するシステム構成を示す。
接続して負荷に供給するシステム構成を示す。
【０００３】従来からこのようなスイッチング電源を構
成する場合、発熱を抑え効率を上げるためにスイッチン
グ電源装置の出力の所でワイヤードオア接続をする方式
が知られていた。
成する場合、発熱を抑え効率を上げるためにスイッチン
グ電源装置の出力の所でワイヤードオア接続をする方式
が知られていた。
【０００４】このようなワイヤードオア接続をする並列
運転用スイッチング電源の出力電圧の低電圧検知回路と
しては、出力端子の所で出力電圧を検知する方法や、特
開平３−１５９５６６号公報に示されているように、ト
ランスの二次側の正極側から整流ダイオードへ至るルー
トの途中からダイオードを介して抵抗分割した電圧値を
コンパレータに入力し、コンパレータ出力によってスイ
ッチング電源の異常を検出する方式が提案されている。
運転用スイッチング電源の出力電圧の低電圧検知回路と
しては、出力端子の所で出力電圧を検知する方法や、特
開平３−１５９５６６号公報に示されているように、ト
ランスの二次側の正極側から整流ダイオードへ至るルー
トの途中からダイオードを介して抵抗分割した電圧値を
コンパレータに入力し、コンパレータ出力によってスイ
ッチング電源の異常を検出する方式が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検知回
路にコンパレータを使用する回路構成では、一次側と二
次側を絶縁する必要がある場合、電源が停止した時でも
コンパレータを動作させるには、負荷に電力を供給する
主回路からは電源をとることはできない。よって、一次
側からトランス等を用いて主回路とは別の補助電源回路
を作る必要があり、部品点数が著しく増加するという問
題があった。
路にコンパレータを使用する回路構成では、一次側と二
次側を絶縁する必要がある場合、電源が停止した時でも
コンパレータを動作させるには、負荷に電力を供給する
主回路からは電源をとることはできない。よって、一次
側からトランス等を用いて主回路とは別の補助電源回路
を作る必要があり、部品点数が著しく増加するという問
題があった。
【０００６】本発明は上記問題点に鑑み、並列運転中に
一部のスイッチング電源が異常により動作を停止した場
合でも、簡単な回路構成にてそのスイッチング電源の異
常をすばやく検知することができる電源装置を提供する
ことにある。
一部のスイッチング電源が異常により動作を停止した場
合でも、簡単な回路構成にてそのスイッチング電源の異
常をすばやく検知することができる電源装置を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるスイッチング電源の低電圧検出回路
は、直流カット用コンデンサもしくはダイオードとホト
カプラと抵抗とツェナーダイオードもしくはトランジス
タから構成され、トランスもしくはチョークトランスに
発生するパルス電圧を検知して、スイッチング電源が動
作しているか否かを判別するように構成したものであ
る。
に、本発明によるスイッチング電源の低電圧検出回路
は、直流カット用コンデンサもしくはダイオードとホト
カプラと抵抗とツェナーダイオードもしくはトランジス
タから構成され、トランスもしくはチョークトランスに
発生するパルス電圧を検知して、スイッチング電源が動
作しているか否かを判別するように構成したものであ
る。
【０００８】
【作用】この構成によれば、トランスもしくはチョーク
トランスに発生するパルス電圧を監視しているため、自
電源が異常で停止した場合、トランスもしくはチョーク
トランスにはパルス電圧が発生しなくなる。検知回路に
よりパルス電圧を常に監視して、電圧が発生している間
はホトカプラを用いて一次側の制御回路へ伝達し、異常
によりパルス電圧が発生しなくなると一次側の制御回路
への伝達を停止する。一次側の制御回路においては、ホ
トカプラによりパルス電圧が伝達されている間はアラー
ム回路を動作させず、パルス電圧の伝達が停止した場合
に電源異常とみなしてアラーム回路を動作させるように
する。
トランスに発生するパルス電圧を監視しているため、自
電源が異常で停止した場合、トランスもしくはチョーク
トランスにはパルス電圧が発生しなくなる。検知回路に
よりパルス電圧を常に監視して、電圧が発生している間
はホトカプラを用いて一次側の制御回路へ伝達し、異常
によりパルス電圧が発生しなくなると一次側の制御回路
への伝達を停止する。一次側の制御回路においては、ホ
トカプラによりパルス電圧が伝達されている間はアラー
ム回路を動作させず、パルス電圧の伝達が停止した場合
に電源異常とみなしてアラーム回路を動作させるように
する。
【０００９】本発明では、他電源からの出力電圧のまわ
りこみの影響を受けないようにコンデンサもしくはダイ
オードを使用して異常監視を行っているため、正確に自
電源の異常を検知することができる。
りこみの影響を受けないようにコンデンサもしくはダイ
オードを使用して異常監視を行っているため、正確に自
電源の異常を検知することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例を示すスイッチン
グ電源のブロック図である。入力を整流平滑回路１によ
って安定化された直流電圧に変換し、スイッチング素子
３によってパルス電圧に変換しトランス２ヘ印加する。
トランス２では巻き数比に応じた電圧を二次側に出力
し、整流回路５及び平滑回路６によって所定の電圧を出
力する。一方、出力端４２，４３で出力電圧を誤差増幅
器１２に取り込み、内部の基準電圧との差分をホトカプ
ラ１１を通して一次側のスイッチング制御回路４へフィ
ードバック制御をかけ、出力電圧が上昇したときはスイ
ッチング素子３のオン期間を狭めるように動作し、出力
電圧が下降したときは逆にオン期間を広げるように動作
して電圧の安定化を行う。パルス電圧検知回路１３は、
整流回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。
パルス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１
４と電流制限用の抵抗１８とホトカプラ１５の発光素子
とツェナーダイオード１６及びダイオード１７から形成
される。
グ電源のブロック図である。入力を整流平滑回路１によ
って安定化された直流電圧に変換し、スイッチング素子
３によってパルス電圧に変換しトランス２ヘ印加する。
トランス２では巻き数比に応じた電圧を二次側に出力
し、整流回路５及び平滑回路６によって所定の電圧を出
力する。一方、出力端４２，４３で出力電圧を誤差増幅
器１２に取り込み、内部の基準電圧との差分をホトカプ
ラ１１を通して一次側のスイッチング制御回路４へフィ
ードバック制御をかけ、出力電圧が上昇したときはスイ
ッチング素子３のオン期間を狭めるように動作し、出力
電圧が下降したときは逆にオン期間を広げるように動作
して電圧の安定化を行う。パルス電圧検知回路１３は、
整流回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。
パルス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１
４と電流制限用の抵抗１８とホトカプラ１５の発光素子
とツェナーダイオード１６及びダイオード１７から形成
される。
【００１２】以上のように接続されたスイッチング電源
において、正常時のパルス電圧検知回路１３の動作につ
いて説明する。正常に動作中はトランス２の二次側にパ
ルス電圧波形が表れ、整流回路５にて正のパルス電圧波
形が出力される。この正のパルス電圧波形が直流カット
用コンデンサ１４を通してパルス電圧検知回路１３へ伝
達される。抵抗１８はパルスが加えられたときに流れる
電流を制限し、ツェナーダイオード１６により印加され
るパルス電圧をクランプする。この時、コンデンサ１４
を充電する電流が流れている間ホトカプラ１５がオンし
て一次側のスイッチング制御回路４へ伝達する。スイッ
チング制御回路４ではパルス電圧が入力されている間は
電源が正常に動作しているため、アラーム回路等を動作
せないようにする。直流カット用コンデンサ１４を通し
たパルス電圧は０Ｖを中心とした正負のパルスとなるた
め、負のパルスのときにはダイオード１７を導通させる
ことにより、パルス電圧検知回路１３に印加するパルス
電圧を正のパルス電圧のみとしている。
において、正常時のパルス電圧検知回路１３の動作につ
いて説明する。正常に動作中はトランス２の二次側にパ
ルス電圧波形が表れ、整流回路５にて正のパルス電圧波
形が出力される。この正のパルス電圧波形が直流カット
用コンデンサ１４を通してパルス電圧検知回路１３へ伝
達される。抵抗１８はパルスが加えられたときに流れる
電流を制限し、ツェナーダイオード１６により印加され
るパルス電圧をクランプする。この時、コンデンサ１４
を充電する電流が流れている間ホトカプラ１５がオンし
て一次側のスイッチング制御回路４へ伝達する。スイッ
チング制御回路４ではパルス電圧が入力されている間は
電源が正常に動作しているため、アラーム回路等を動作
せないようにする。直流カット用コンデンサ１４を通し
たパルス電圧は０Ｖを中心とした正負のパルスとなるた
め、負のパルスのときにはダイオード１７を導通させる
ことにより、パルス電圧検知回路１３に印加するパルス
電圧を正のパルス電圧のみとしている。
【００１３】次に、スイッチング電源が異常により停止
した場合、二次側の整流回路５の出力にはパルス電圧は
表れない。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４
２，４３を通して回り込んでくるが、直流カット用コン
デンサ１４があるためパルス電圧検知回路１３へは影響
はない。このとき、パルス電圧検知回路１３ではパルス
を検知することができないため、ホトカプラ１５はオフ
のままでスイッチング制御回路４側では常にレベルＬの
信号が入力されるため、スイッチング制御回路４内のア
ラーム回路を動作させる。
した場合、二次側の整流回路５の出力にはパルス電圧は
表れない。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４
２，４３を通して回り込んでくるが、直流カット用コン
デンサ１４があるためパルス電圧検知回路１３へは影響
はない。このとき、パルス電圧検知回路１３ではパルス
を検知することができないため、ホトカプラ１５はオフ
のままでスイッチング制御回路４側では常にレベルＬの
信号が入力されるため、スイッチング制御回路４内のア
ラーム回路を動作させる。
【００１４】次に本発明の第２の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１５】図２は、本発明の第２の実施例を示すスイ
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、チョ
ークトランス９と並列に接続され、ダイオード１９，平
滑用コンデンサ２０，電流を制限用の抵抗２１，ホトカ
プラ１５及びツェナーダイオード１６から形成される。
正常に動作中は、トランス２の二次側にパルス電圧波形
が表れ整流回路５で正のパルス電圧波形が出力され、ダ
イオード１９を介してパルス電圧検知回路１３に伝達さ
れる。パルス電圧はコンデンサ２０により平滑され直流
電圧となり、ホトカプラ１５等に印加される。正のパル
ス電圧が印加されている間はダイオード１９を介して電
流がホトカプラ１５に流れてオンさせる。抵抗２１はホ
トカプラ１５を保護するための電流制限用で、ツェナー
ダイオード１６は印加される直流電圧をクランプする。
また、パルス電圧が印加されない期間は、コンデンサ２
０から電流供給を行う。ホトカプラ１５がオンしている
ときの一次側の動作は図１と同じである。
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、チョ
ークトランス９と並列に接続され、ダイオード１９，平
滑用コンデンサ２０，電流を制限用の抵抗２１，ホトカ
プラ１５及びツェナーダイオード１６から形成される。
正常に動作中は、トランス２の二次側にパルス電圧波形
が表れ整流回路５で正のパルス電圧波形が出力され、ダ
イオード１９を介してパルス電圧検知回路１３に伝達さ
れる。パルス電圧はコンデンサ２０により平滑され直流
電圧となり、ホトカプラ１５等に印加される。正のパル
ス電圧が印加されている間はダイオード１９を介して電
流がホトカプラ１５に流れてオンさせる。抵抗２１はホ
トカプラ１５を保護するための電流制限用で、ツェナー
ダイオード１６は印加される直流電圧をクランプする。
また、パルス電圧が印加されない期間は、コンデンサ２
０から電流供給を行う。ホトカプラ１５がオンしている
ときの一次側の動作は図１と同じである。
【００１６】次に、スイッチング電源が異常により停止
した場合、二次側の整流回路５の出力にはパルス電圧は
表れない。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４
２，４３を通して回り込んでくるが、ダイオード１９の
アノード電位とツェナーダイオード１６のアノード電位
は同電位であるため、ホトカプラ１５がオンすることは
ない。ホトカプラ１５がオフしているときの一次側の動
作は図１と同じである。
した場合、二次側の整流回路５の出力にはパルス電圧は
表れない。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４
２，４３を通して回り込んでくるが、ダイオード１９の
アノード電位とツェナーダイオード１６のアノード電位
は同電位であるため、ホトカプラ１５がオンすることは
ない。ホトカプラ１５がオフしているときの一次側の動
作は図１と同じである。
【００１７】次に本発明の第３の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１８】図３は、本発明の第３の実施例を示すスイ
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、トラ
ンス２の二次側に並列に接続され、ダイオード１９，平
滑用コンデンサ２４，電流を制限用の抵抗２２，２３，
ホトカプラ１５及びツェナーダイオード１６から形成さ
れる。正常に動作中は、トランス２の二次側にパルス電
圧波形が表れるため、ダイオード１９を介してパルス電
圧検知回路１３に伝達される。パルス電圧はスイッチン
グ素子３のオン期間に正の電圧が生じ、抵抗２２，２３
によってコンデンサ２４を充電する電流及びホトカプラ
１５に流れる電流を制限するとともに、コンデンサ２４
の両端の電圧を安定化する。スイッチング素子３のオフ
期間ではコンデンサ２４からホトカプラ１５へ電流を供
給し、オンオフ期間を通してホトカプラ１５をオンす
る。一次側のスイッチング制御回路４では、この期間中
レベルＨの信号が入力されるため、この時アラーム回路
を動作させないようにする。
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、トラ
ンス２の二次側に並列に接続され、ダイオード１９，平
滑用コンデンサ２４，電流を制限用の抵抗２２，２３，
ホトカプラ１５及びツェナーダイオード１６から形成さ
れる。正常に動作中は、トランス２の二次側にパルス電
圧波形が表れるため、ダイオード１９を介してパルス電
圧検知回路１３に伝達される。パルス電圧はスイッチン
グ素子３のオン期間に正の電圧が生じ、抵抗２２，２３
によってコンデンサ２４を充電する電流及びホトカプラ
１５に流れる電流を制限するとともに、コンデンサ２４
の両端の電圧を安定化する。スイッチング素子３のオフ
期間ではコンデンサ２４からホトカプラ１５へ電流を供
給し、オンオフ期間を通してホトカプラ１５をオンす
る。一次側のスイッチング制御回路４では、この期間中
レベルＨの信号が入力されるため、この時アラーム回路
を動作させないようにする。
【００１９】次に、スイッチング電源が異常により停止
した場合、トランス２の二次側にはパルス電圧は表れな
い。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４２，４３
を通して回り込んでくるが、整流ダイオード７によって
阻止される。よって、ホトカプラ１５がオンすることは
ない。ホトカプラ１５がオフしているときの一次側の動
作は図１と同じである。
した場合、トランス２の二次側にはパルス電圧は表れな
い。一方、他電源の正常な直流電圧が出力端４２，４３
を通して回り込んでくるが、整流ダイオード７によって
阻止される。よって、ホトカプラ１５がオンすることは
ない。ホトカプラ１５がオフしているときの一次側の動
作は図１と同じである。
【００２０】次に本発明の第４の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００２１】図４は、本発明の第４の実施例を示すスイ
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、整流
回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。パル
ス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１４と
電流制限用の抵抗２６，２７とコンデンサ２９とトラン
ジスタ２５とホトカプラ１５の発光素子と抵抗２８及び
ダイオード１７から形成される。電源が正常に動作中は
整流回路５の出力に正のパルス電圧波形が表れる。この
正のパルス電圧波形が直流カット用コンデンサ１４を通
してパルス電圧検知回路１３へ伝達される。抵抗２６，
２７はパルスが加えられたときに流れる電流を制限する
とともに、トランジスタ２５のベースに印加されるバイ
アス電位を設定する。この回路形式では、コンデンサ１
４を充電する電流が微小であってもトランジスタ２５に
よって増幅されるため、トランジスタ２５のコレクタ側
に接続されたホトカプラ１５をオンさせるのに充分な電
流が流れる。尚、抵抗２８はホトカプラ１５の保護用で
ある。また、整流回路５の出力にパルス電圧波形が表わ
れていない期間は、コンデンサ２９からの放電によって
トランジスタ２５の動作を継続させ、ホトカプラ１５を
オンし続ける。ダイオード１７の働きは、図１の場合と
同じである。また、一次側の動作は図３と同じである。
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、整流
回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。パル
ス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１４と
電流制限用の抵抗２６，２７とコンデンサ２９とトラン
ジスタ２５とホトカプラ１５の発光素子と抵抗２８及び
ダイオード１７から形成される。電源が正常に動作中は
整流回路５の出力に正のパルス電圧波形が表れる。この
正のパルス電圧波形が直流カット用コンデンサ１４を通
してパルス電圧検知回路１３へ伝達される。抵抗２６，
２７はパルスが加えられたときに流れる電流を制限する
とともに、トランジスタ２５のベースに印加されるバイ
アス電位を設定する。この回路形式では、コンデンサ１
４を充電する電流が微小であってもトランジスタ２５に
よって増幅されるため、トランジスタ２５のコレクタ側
に接続されたホトカプラ１５をオンさせるのに充分な電
流が流れる。尚、抵抗２８はホトカプラ１５の保護用で
ある。また、整流回路５の出力にパルス電圧波形が表わ
れていない期間は、コンデンサ２９からの放電によって
トランジスタ２５の動作を継続させ、ホトカプラ１５を
オンし続ける。ダイオード１７の働きは、図１の場合と
同じである。また、一次側の動作は図３と同じである。
【００２２】次に、スイッチング電源が異常により停止
した場合は図１と同じである。
した場合は図１と同じである。
【００２３】次に本発明の第５の実施例について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００２４】図５は、本発明の第５の実施例を示すスイ
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、整流
回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。パル
ス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１４と
電流制限用の抵抗３２，３３とコンデンサ３０とホトカ
プラ１５の発光素子とツェナーダイオード１６及びダイ
オード１７から形成される。図１ではコンデンサ１４を
充電する時のみホトカプラ１５をオンさせるが、本回路
では整流回路５の出力にパルス電圧波形が表われていな
い期間でもコンデンサ３０からの放電により、ホトカプ
ラ１５をオンさせることができる。これにより、スイッ
チング素子の１周期の間に２個のパルスを１次側へ伝達
することができる。その他の動作は図１と同じである。
ッチング電源のブロック図である。電源の動作は図１と
同じであり省略する。パルス電圧検知回路１３は、整流
回路５中の転流ダイオード８に並列に接続される。パル
ス電圧検知回路１３は、直流カット用コンデンサ１４と
電流制限用の抵抗３２，３３とコンデンサ３０とホトカ
プラ１５の発光素子とツェナーダイオード１６及びダイ
オード１７から形成される。図１ではコンデンサ１４を
充電する時のみホトカプラ１５をオンさせるが、本回路
では整流回路５の出力にパルス電圧波形が表われていな
い期間でもコンデンサ３０からの放電により、ホトカプ
ラ１５をオンさせることができる。これにより、スイッ
チング素子の１周期の間に２個のパルスを１次側へ伝達
することができる。その他の動作は図１と同じである。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤードオアして並
列運転する各スイッチング電源のチョークトランスや転
流ダイオードの両端に発生するパルス電圧を検出する回
路を設けてあるため、正常な他のスイッチング電源に影
響されることなく個々のスイッチング電源の異常を検知
できる。また、検知回路を動作させる電源回路が不必要
のため、簡単な回路構成によって実現できるという効果
がある。
列運転する各スイッチング電源のチョークトランスや転
流ダイオードの両端に発生するパルス電圧を検出する回
路を設けてあるため、正常な他のスイッチング電源に影
響されることなく個々のスイッチング電源の異常を検知
できる。また、検知回路を動作させる電源回路が不必要
のため、簡単な回路構成によって実現できるという効果
がある。
【図１】本発明の第１の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図３】本発明の第３の実施例を示すのブロック図であ
る。
る。
【図４】本発明の第４の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】本発明の第５の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図６】並列運転を行うスイッチング電源の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
２…トランス、３…スイッチング素子、５…整流回路、
６…平滑回路、７…整流ダイオード、８…転流ダイオー
ド、９…チョークトランス、１０…平滑用コンデンサ、
１１，１５…ホトカプラ、１３…パルス電圧検知回路、
１４，２０，２４，２９，３０…コンデンサ、１８，２
１，２２，２３，２６，２７，２８，３１，３２，３
３，…抵抗、１６…ツェナーダイオード、１７，１９…
ダイオード、２５…トランジスタ、３４，３５，３６…
スイッチング電源、４０，４１…入力端子、４２，４３
…出力端子。
６…平滑回路、７…整流ダイオード、８…転流ダイオー
ド、９…チョークトランス、１０…平滑用コンデンサ、
１１，１５…ホトカプラ、１３…パルス電圧検知回路、
１４，２０，２４，２９，３０…コンデンサ、１８，２
１，２２，２３，２６，２７，２８，３１，３２，３
３，…抵抗、１６…ツェナーダイオード、１７，１９…
ダイオード、２５…トランジスタ、３４，３５，３６…
スイッチング電源、４０，４１…入力端子、４２，４３
…出力端子。
Claims (5)
- 【請求項１】整流平滑化された直流電圧をスイッチング
動作によりパルス電圧に変換し、該パルス電圧をトラン
スに印加し電圧変換した後、整流平滑して所定の出力電
圧を作るスイッチング安定化電源を複数台同時に運転し
て大出力電流を得る電源システムにおいて、各スイッチ
ング電源毎に、二次側の整流回路の転流ダイオードに並
列に直流カット用コンデンサとともに電流制限用の抵抗
と一次側への伝達手段のホトカプラ及びツェナーダイオ
ードを直列に接続し、該抵抗，ホトカプラ，ツェナーダ
イオードに並列にダイオードを接続したパルス電圧検知
回路を有し、一次側でホトカプラによって伝達されたパ
ルスの有無で異常判別を行うことを特徴とするスイッチ
ング電源装置。 - 【請求項２】請求項１において、ダイオードと電流制限
用の抵抗と一次側への伝達手段のホトカプラ及びツェナ
ーダイオードを直列に接続し、該抵抗，ホトカプラ，ツ
ェナーダイオードに並列にコンデンサを接続したパルス
電圧検知回路を、チョークトランスと並列に接続したこ
とを特徴とするスイッチング電源装置。 - 【請求項３】請求項１において、ダイオードと電流制限
用の第１の抵抗と第２の抵抗と一次側への伝達手段のホ
トカプラ及びツェナーダイオードを直列に接続し、該第
２の抵抗，ホトカプラ，ツェナーダイオードに並列にコ
ンデンサを接続したパルス電圧検知回路を、トランスの
二次側の出力端に並列に接続したことを特徴とするスイ
ッチング電源装置。 - 【請求項４】請求項１において、直流カット用コンデン
サとともに電流制限用の第１の抵抗と第２の抵抗を直列
接続し、第１の抵抗と第２の抵抗に並列にダイオード
を、また第２の抵抗に並列にコンデンサを接続し、第１
の抵抗と第２の抵抗の接続点からトランジスタのベース
へ接続し、エミッタは第２の抵抗の他端へ、一方コレク
タには電流制限用の抵抗と一次側への伝達手段のホトカ
プラを接続し、他端はスイッチング電源出力の正極側に
接続したパルス電圧検知回路を、二次側の整流回路の転
流ダイオードに並列に接続したことを特徴とするスイッ
チング電源装置。 - 【請求項５】請求項１のスイッチング電源のパルス電圧
検知回路において、抵抗を２個に分け、第２の抵抗，ホ
トカプラ，ツェナーダイオードに並列にコンデンサを接
続したことを特徴とするスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP504294A JPH07213060A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP504294A JPH07213060A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | スイッチング電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213060A true JPH07213060A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11600383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP504294A Pending JPH07213060A (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07213060A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006304419A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Cosel Co Ltd | 多重電源システム |
| JP2009254082A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Nec Corp | 電源システム及びその制御方法 |
| US8977406B2 (en) | 2010-11-08 | 2015-03-10 | Nec Corporation | Power supply system, power supply control method, power supply control device and program |
| CN104716947A (zh) * | 2013-12-13 | 2015-06-17 | 上海普锐马电子有限公司 | 一种用于脉冲发生器与被测设备电源的耦合电路 |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP504294A patent/JPH07213060A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006304419A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Cosel Co Ltd | 多重電源システム |
| JP4729331B2 (ja) * | 2005-04-18 | 2011-07-20 | コーセル株式会社 | 多重電源システム |
| JP2009254082A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Nec Corp | 電源システム及びその制御方法 |
| US8977406B2 (en) | 2010-11-08 | 2015-03-10 | Nec Corporation | Power supply system, power supply control method, power supply control device and program |
| CN104716947A (zh) * | 2013-12-13 | 2015-06-17 | 上海普锐马电子有限公司 | 一种用于脉冲发生器与被测设备电源的耦合电路 |
| CN104716947B (zh) * | 2013-12-13 | 2023-05-02 | 上海普锐马电子有限公司 | 一种用于脉冲发生器与被测设备电源的耦合电路 |
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