JPH07210500A - データ転送制御装置 - Google Patents
データ転送制御装置Info
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- JPH07210500A JPH07210500A JP6006290A JP629094A JPH07210500A JP H07210500 A JPH07210500 A JP H07210500A JP 6006290 A JP6006290 A JP 6006290A JP 629094 A JP629094 A JP 629094A JP H07210500 A JPH07210500 A JP H07210500A
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- JP
- Japan
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- data transfer
- input
- interrupt
- output
- bus
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/20—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus
- G06F13/28—Handling requests for interconnection or transfer for access to input/output bus using burst mode transfer, e.g. direct memory access DMA, cycle steal
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ローカルバスのユニットからシステムバスのユ
ニットへのDMA転送において、ローカルバス上のデー
タ転送が先に終了してもユニット間のデータの一貫性を
保証する。 【構成】システムバス18とローカルバス34間のDM
Aデータ転送をバッファメモリ30を備えたバスコント
ローラで行う。バスコントローラの割込制御手段32で
ローカルバス34の入出力終了割込信号を検出した際
に、応答抑止手段48で割込信号を保持して処理ユニッ
ト10への出力を抑止する。抑止状態でデータ転送監視
手段46から主記憶ユニット12に対するデータ転送の
終了を判断した場合、抑止状態を解除して入出力終了の
割込通知を処理ユニット10に行う。
ニットへのDMA転送において、ローカルバス上のデー
タ転送が先に終了してもユニット間のデータの一貫性を
保証する。 【構成】システムバス18とローカルバス34間のDM
Aデータ転送をバッファメモリ30を備えたバスコント
ローラで行う。バスコントローラの割込制御手段32で
ローカルバス34の入出力終了割込信号を検出した際
に、応答抑止手段48で割込信号を保持して処理ユニッ
ト10への出力を抑止する。抑止状態でデータ転送監視
手段46から主記憶ユニット12に対するデータ転送の
終了を判断した場合、抑止状態を解除して入出力終了の
割込通知を処理ユニット10に行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムバスに接続し
た主記憶ユニットとローカルバスに入出力制御装置を介
して接続された入出力装置間でダイレクトアクセス(D
MA)方式によりデータ転送を行うデータ転送制御装置
に関し、特にシステムバスとローカルバスの間に転送バ
ッファを設けてダイレクトメモリアクセス方式によりデ
ータを転送するデータ転送制御装置に関する。
た主記憶ユニットとローカルバスに入出力制御装置を介
して接続された入出力装置間でダイレクトアクセス(D
MA)方式によりデータ転送を行うデータ転送制御装置
に関し、特にシステムバスとローカルバスの間に転送バ
ッファを設けてダイレクトメモリアクセス方式によりデ
ータを転送するデータ転送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のプロセッサで主記憶ユニッ
トを共用メモリとして使用するような場合、プロセッサ
及び主記憶ユニットを高速転送可能なシステムバスに接
続し、一方、磁気ディスク装置等の入出力装置は専用の
ローカルバスに接続し、システムバスとローカルバスの
間をバッファメモリを備えたバスコントローラで結合
し、ダイレクトメモリアクセス方式によりデータ転送を
行うようにしている。
トを共用メモリとして使用するような場合、プロセッサ
及び主記憶ユニットを高速転送可能なシステムバスに接
続し、一方、磁気ディスク装置等の入出力装置は専用の
ローカルバスに接続し、システムバスとローカルバスの
間をバッファメモリを備えたバスコントローラで結合
し、ダイレクトメモリアクセス方式によりデータ転送を
行うようにしている。
【0003】バスコントローラは、プロセッサからの入
出力要求を受け付けると、プロセッサとの間の結合を切
り離す突き放しが行われ、主記憶ユニットと指定された
入出力装置を配下にもつ入出力制御装置間で、ハードウ
ェアによって必要なデータ転送を行う。例えば、磁気デ
ィスクユニットから主記憶ユニットへの書込データの転
送を例にとると、まずプロセッサからの入出力要求に伴
って受領したコマンドパラメータに従って入出力制御装
置にシークコマンドを発行して突き放す。磁気ディスク
ユニットからシーク完了応答が得られると再結合により
リードコマンドを発行し、バスコントローラに対し転送
起動(DMA起動)を要求し、レディ応答を受けてリー
ドデータの転送を開始する。
出力要求を受け付けると、プロセッサとの間の結合を切
り離す突き放しが行われ、主記憶ユニットと指定された
入出力装置を配下にもつ入出力制御装置間で、ハードウ
ェアによって必要なデータ転送を行う。例えば、磁気デ
ィスクユニットから主記憶ユニットへの書込データの転
送を例にとると、まずプロセッサからの入出力要求に伴
って受領したコマンドパラメータに従って入出力制御装
置にシークコマンドを発行して突き放す。磁気ディスク
ユニットからシーク完了応答が得られると再結合により
リードコマンドを発行し、バスコントローラに対し転送
起動(DMA起動)を要求し、レディ応答を受けてリー
ドデータの転送を開始する。
【0004】バスコントローラは、磁気ディスク装置か
らの転送データをバッファメモリに一旦格納した後に、
システムバスの主記憶ユニットに対するライトデータの
転送を開始する。磁気ディスクユニットからのデータ転
送が終了すると、入出力制御装置からバスコントローラ
に対し入出力終了割込信号が送出される。バスコントロ
ーラの割込制御部は、この入出力終了割込信号を検出す
ると、入出力要求を行ったプロセッサに対し同じく入出
力終了割込信号を送出する。
らの転送データをバッファメモリに一旦格納した後に、
システムバスの主記憶ユニットに対するライトデータの
転送を開始する。磁気ディスクユニットからのデータ転
送が終了すると、入出力制御装置からバスコントローラ
に対し入出力終了割込信号が送出される。バスコントロ
ーラの割込制御部は、この入出力終了割込信号を検出す
ると、入出力要求を行ったプロセッサに対し同じく入出
力終了割込信号を送出する。
【0005】バスコントローラから入出力割込信号を受
けたプロセッサは、要求した入出力制御の終了を認識
し、主記憶ユニットに書込まれた転送データのステータ
ス情報をチェックするため、主記憶ユニット対しステー
タスチェックのコマンドシーケンスを開始する。ステー
タスチェックでエラーが無ければ正常終了とし、転送さ
れたデータの処理を行う。もしエラーがあれば入出力要
求を再度を行うリトライ処理に進む。
けたプロセッサは、要求した入出力制御の終了を認識
し、主記憶ユニットに書込まれた転送データのステータ
ス情報をチェックするため、主記憶ユニット対しステー
タスチェックのコマンドシーケンスを開始する。ステー
タスチェックでエラーが無ければ正常終了とし、転送さ
れたデータの処理を行う。もしエラーがあれば入出力要
求を再度を行うリトライ処理に進む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバスコントローラのダイレクトメモリアクセ
スによりシステムバスとローカルバスのユニット間でデ
ータ転送を行うようにした装置にあっては、各バスのバ
ス幅やバス転送速度の違い及びバスの使用状態などのた
め、ライトデータの主記憶ユニットへのデータ転送に時
間がかかった場合、ローカルバス側の転送が終了してい
ても、主記憶ユニットヘのライトデータの転送が完了し
ていないため、入出力装置と主記憶ユニットとのデータ
の一貫性が保証できない状態を起す恐れがあった。
うな従来のバスコントローラのダイレクトメモリアクセ
スによりシステムバスとローカルバスのユニット間でデ
ータ転送を行うようにした装置にあっては、各バスのバ
ス幅やバス転送速度の違い及びバスの使用状態などのた
め、ライトデータの主記憶ユニットへのデータ転送に時
間がかかった場合、ローカルバス側の転送が終了してい
ても、主記憶ユニットヘのライトデータの転送が完了し
ていないため、入出力装置と主記憶ユニットとのデータ
の一貫性が保証できない状態を起す恐れがあった。
【0007】即ち、ローカルバス側のデータ転送が終了
すると、バスコントローラからの入出力終了割込信号を
受けたプロセッサは、主記憶ユニットのステータスチェ
ックを行うためにシステムバスを獲得する。しかし、こ
のときバスコントローラのバッファメモリから主記憶ユ
ニットに対しハードウェアで行っているライトデータの
データ転送が終了していない場合があり、プロセッサに
よるシステムバスの獲得でデータ転送が途中で中断され
てしまう。
すると、バスコントローラからの入出力終了割込信号を
受けたプロセッサは、主記憶ユニットのステータスチェ
ックを行うためにシステムバスを獲得する。しかし、こ
のときバスコントローラのバッファメモリから主記憶ユ
ニットに対しハードウェアで行っているライトデータの
データ転送が終了していない場合があり、プロセッサに
よるシステムバスの獲得でデータ転送が途中で中断され
てしまう。
【0008】従って、ローカルバス上でデータを高速に
転送しても、システムバス側の転送に時間がかかると、
主記憶ユニットとのデータの一貫性を保証することがで
きず、データ矛盾が生じるといった問題があった。本発
明の目的は、ローカルバスのユニットからシステムバス
のユニットへのデータ転送において、ローカルバス上の
データ転送が先に終了してもユニット間のデータの一貫
性を保証できるようにしたデータ転送制御装置を提供す
ることを目的とする。
転送しても、システムバス側の転送に時間がかかると、
主記憶ユニットとのデータの一貫性を保証することがで
きず、データ矛盾が生じるといった問題があった。本発
明の目的は、ローカルバスのユニットからシステムバス
のユニットへのデータ転送において、ローカルバス上の
データ転送が先に終了してもユニット間のデータの一貫
性を保証できるようにしたデータ転送制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【問題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、システムバス18に処理ユニ
ット10と主記憶ユニット12を接続し、一方、ローカ
ルバス34に入出力制御装置42を介して磁気ディスク
ユニットなどの入出力装置44を接続し、システムバス
18とローカルバス34の間をダイレクトメモリアクセ
ス制御を行うバスコントローラとして機能するデータ転
送制御手段28で結合する。
図である。まず本発明は、システムバス18に処理ユニ
ット10と主記憶ユニット12を接続し、一方、ローカ
ルバス34に入出力制御装置42を介して磁気ディスク
ユニットなどの入出力装置44を接続し、システムバス
18とローカルバス34の間をダイレクトメモリアクセ
ス制御を行うバスコントローラとして機能するデータ転
送制御手段28で結合する。
【0010】データ転送制御手段28は、処理ユニット
10から入出力指令を受けると、その後は処理ユニット
10に依存することなくシステムバス18に接続した主
記憶ユニット12とローカルバス34に接続した入出力
制御装置42を経由して入出力装置44との間で、直接
的にデータを転送する。データ転送制御手段28には、
転送されるデータを一時的に格納するバッファメモリ3
0が設けられる。またデータ転送制御手段28に対して
は、処理ユニット10からの切り離し後の再結合のため
割込制御手段32が設けられる。
10から入出力指令を受けると、その後は処理ユニット
10に依存することなくシステムバス18に接続した主
記憶ユニット12とローカルバス34に接続した入出力
制御装置42を経由して入出力装置44との間で、直接
的にデータを転送する。データ転送制御手段28には、
転送されるデータを一時的に格納するバッファメモリ3
0が設けられる。またデータ転送制御手段28に対して
は、処理ユニット10からの切り離し後の再結合のため
割込制御手段32が設けられる。
【0011】割込制御手段32は、入出力装置44のデ
ータ転送終了に伴い入出力制御装置42から出力された
入出力終了割込信号を検出した際に、処理ユニット10
にデータ転送の終了を通知し、更に処理ユニット10か
らの割込確認信号(割込アクノリッジ信号)を入出力制
御装置42に伝える。このようなデータ転送制御装置に
つき本発明にあっては、データ転送監視手段46と応答
抑止手段48を割込制御手段32に対し設ける。データ
転送制御手段46は、バッファメモリ30から主記憶ユ
ニット12に対するデータ転送の終了を判断する。
ータ転送終了に伴い入出力制御装置42から出力された
入出力終了割込信号を検出した際に、処理ユニット10
にデータ転送の終了を通知し、更に処理ユニット10か
らの割込確認信号(割込アクノリッジ信号)を入出力制
御装置42に伝える。このようなデータ転送制御装置に
つき本発明にあっては、データ転送監視手段46と応答
抑止手段48を割込制御手段32に対し設ける。データ
転送制御手段46は、バッファメモリ30から主記憶ユ
ニット12に対するデータ転送の終了を判断する。
【0012】応答抑止手段48は、割込制御手段32で
ローカルバス34の入出力終了割込信号を検出した際
に、この割込信号の処理ユニット10への出力を抑止
し、データ転送監視手段46でデータ転送の終了の判断
結果が得られた場合に、抑止状態にある入出力終了割込
信号を処理ユニット10に出力する。ここで、データ転
送監視手段46は、システムバス18の信号状態からデ
ータ転送の終了の有無を判断する。具体的には、システ
ムバス18に設けているバスグラント信号線の信号状態
を検出してデータ転送の終了の有無を判断する。
ローカルバス34の入出力終了割込信号を検出した際
に、この割込信号の処理ユニット10への出力を抑止
し、データ転送監視手段46でデータ転送の終了の判断
結果が得られた場合に、抑止状態にある入出力終了割込
信号を処理ユニット10に出力する。ここで、データ転
送監視手段46は、システムバス18の信号状態からデ
ータ転送の終了の有無を判断する。具体的には、システ
ムバス18に設けているバスグラント信号線の信号状態
を検出してデータ転送の終了の有無を判断する。
【0013】また別の形態としてデータ転送監視手段4
6を、入出力終了割込信号が検出されてから予め定めた
一定時間後にデータ転送終了と判断するタイマ手段とし
てもよい。このタイマ手段には、入出力割込終了信号が
検出されてから主記憶ユニット12へのデータ転送が終
了するのに必要な予め予測された時間を設定する。また
本発明の変形として、応答抑止手段48は、割込制御手
段32で処理ユニット10からの割込確認信号(割込ア
クノリッジ信号)を検出した際に、この割込確認信号の
入出力制御装置(42)への出力を抑止し、データ転送
監視手段46でデータ転送の終了の判断結果が得られた
場合に、抑止状態にある割込確認信号を入出力制御装置
42に出力する。
6を、入出力終了割込信号が検出されてから予め定めた
一定時間後にデータ転送終了と判断するタイマ手段とし
てもよい。このタイマ手段には、入出力割込終了信号が
検出されてから主記憶ユニット12へのデータ転送が終
了するのに必要な予め予測された時間を設定する。また
本発明の変形として、応答抑止手段48は、割込制御手
段32で処理ユニット10からの割込確認信号(割込ア
クノリッジ信号)を検出した際に、この割込確認信号の
入出力制御装置(42)への出力を抑止し、データ転送
監視手段46でデータ転送の終了の判断結果が得られた
場合に、抑止状態にある割込確認信号を入出力制御装置
42に出力する。
【0014】この場合にも、データ転送監視手段46
は、システムバス18の信号状態、例えばバスグラント
信号線の信号状態を検出してデータ転送の終了の有無を
判断する。またデータ転送監視手段46として、割込確
認信号が検出されてから予め定めた一定時間後にデータ
転送終了と判断するタイマ手段を用いてもよく、タイマ
手段には、割込確認信号が検出されてからデータ転送が
終了するのに必要な予め予測された抑止時間を設定す
る。
は、システムバス18の信号状態、例えばバスグラント
信号線の信号状態を検出してデータ転送の終了の有無を
判断する。またデータ転送監視手段46として、割込確
認信号が検出されてから予め定めた一定時間後にデータ
転送終了と判断するタイマ手段を用いてもよく、タイマ
手段には、割込確認信号が検出されてからデータ転送が
終了するのに必要な予め予測された抑止時間を設定す
る。
【0015】
【作用】このような本発明のデータ転送制御装置によれ
ば次の作用が得られる。まず、バスコントローラ内のバ
ッファメモリにデータを溜め込みながら、ローカルバス
からシステムバスの主記憶ユニットにライトデータを転
送する場合、ローカルバスのデータ転送終了に伴う入出
力終了割込みを割込制御部で抑止し、システムバスを監
視することによりライトバッファ上のデータがすべてメ
インメモリに転送されるのを確認した後、プロセッサに
割込みを通知することにより、主記憶ユニットに対する
データの整合性を保証し、高速なデータ転送が可能とな
る。
ば次の作用が得られる。まず、バスコントローラ内のバ
ッファメモリにデータを溜め込みながら、ローカルバス
からシステムバスの主記憶ユニットにライトデータを転
送する場合、ローカルバスのデータ転送終了に伴う入出
力終了割込みを割込制御部で抑止し、システムバスを監
視することによりライトバッファ上のデータがすべてメ
インメモリに転送されるのを確認した後、プロセッサに
割込みを通知することにより、主記憶ユニットに対する
データの整合性を保証し、高速なデータ転送が可能とな
る。
【0016】また、バスコントローラ内のバッファメモ
リにデータを溜め込みながら、ローカルバスからシステ
ムバスの主記憶ユニットにライトデータを転送する場
合、ローカルバスのデータ転送終了に伴う入出力終了割
込みについてはそのまま割込制御部でプロセッサに通知
するが、続いてプロセッサから送出される割込アクノリ
ッジを割込制御部で抑止する。
リにデータを溜め込みながら、ローカルバスからシステ
ムバスの主記憶ユニットにライトデータを転送する場
合、ローカルバスのデータ転送終了に伴う入出力終了割
込みについてはそのまま割込制御部でプロセッサに通知
するが、続いてプロセッサから送出される割込アクノリ
ッジを割込制御部で抑止する。
【0017】この抑止状態でシステムバスを監視し、ラ
イトバッファ上のデータがすべてメインメモリに転送さ
れるのを確認した後、割込アクノリッジを入出力制御装
置に通知し、主記憶ユニットに対するデータの整合性を
保証し、高速なデータ転送が可能となる。バッファメモ
リから主記憶ユニットに対するデータ転送終了の確認
は、システムバスのバスグラント信号がデータ転送の終
了でネゲートされることから、このバスグラント信号の
変化を捕えて判断する。
イトバッファ上のデータがすべてメインメモリに転送さ
れるのを確認した後、割込アクノリッジを入出力制御装
置に通知し、主記憶ユニットに対するデータの整合性を
保証し、高速なデータ転送が可能となる。バッファメモ
リから主記憶ユニットに対するデータ転送終了の確認
は、システムバスのバスグラント信号がデータ転送の終
了でネゲートされることから、このバスグラント信号の
変化を捕えて判断する。
【0018】またバッファメモリのデータが全て主記憶
ユニットに転送される最大時間を待ってデータ転送終了
と判断することもできる。
ユニットに転送される最大時間を待ってデータ転送終了
と判断することもできる。
【0019】
【実施例】図2は本発明のデータ転送制御装置が適用さ
れる計算機の実施例構成図である。図2において、処理
ユニットとして機能するプロセッサ10はシステムバス
18に接続される。システムバス18には複数のプロセ
ッサ10が接続された場合の共用メモリとして使用され
る主記憶ユニット12が接続される。主記憶ユニット1
2はメモリコントローラ14とメモリ部16で構成され
る。またシステムバス18はコントロールバス20,ア
ドレスバス22およびデータバス24を含む。
れる計算機の実施例構成図である。図2において、処理
ユニットとして機能するプロセッサ10はシステムバス
18に接続される。システムバス18には複数のプロセ
ッサ10が接続された場合の共用メモリとして使用され
る主記憶ユニット12が接続される。主記憶ユニット1
2はメモリコントローラ14とメモリ部16で構成され
る。またシステムバス18はコントロールバス20,ア
ドレスバス22およびデータバス24を含む。
【0020】一方、システムバス18とは別に入出力バ
スとして機能するローカルバス34が設けられる。ロー
カルバス34には複数の入出力制御装置42−1,42
−2,42−3が接続される。この実施例にあっては、
入出力制御装置42−1の配下に入出力装置として磁気
ディスク装置44を接続した場合を例にとっている。他
の入出力制御装置42−2,42−3については、磁気
ディスク装置でもよいし、他の適宜の入出力装置が必要
に応じて接続される。ローカルバス34はコントロール
バス36,アドレスバス38およびデータバス40を含
んでいる。
スとして機能するローカルバス34が設けられる。ロー
カルバス34には複数の入出力制御装置42−1,42
−2,42−3が接続される。この実施例にあっては、
入出力制御装置42−1の配下に入出力装置として磁気
ディスク装置44を接続した場合を例にとっている。他
の入出力制御装置42−2,42−3については、磁気
ディスク装置でもよいし、他の適宜の入出力装置が必要
に応じて接続される。ローカルバス34はコントロール
バス36,アドレスバス38およびデータバス40を含
んでいる。
【0021】システムバス18とローカルバス34の間
には、両バス間でダイレクトメモリアクセス方式により
データ伝送を行うバスコントローラ26が設けられる。
バスコントローラ26にはダイレクトメモリアクセス制
御によりバス間でデータ転送を行う転送制御部28と、
転送データを一時的に蓄えるためのバッファメモリ30
が設けられている。
には、両バス間でダイレクトメモリアクセス方式により
データ伝送を行うバスコントローラ26が設けられる。
バスコントローラ26にはダイレクトメモリアクセス制
御によりバス間でデータ転送を行う転送制御部28と、
転送データを一時的に蓄えるためのバッファメモリ30
が設けられている。
【0022】更に、割込制御部32が設けられる。割込
制御部32に対しては、入出力制御装置42−1との間
に割込制御線62と割込確認応答線64が設けられる。
また割込制御部32とプロセッサ10との間にも、割込
制御線66と割込応答確認線68が設けられる。バスコ
ントローラ26によるダイレクトアクセスメモリ制御
は、次のように行われる。まずプロセッサ10がバスコ
ントローラ26の転送制御部28に対し、例えば入出力
制御装置42−1の配下のディスク装置44を指定した
入出力要求を発行したとする。この入出力要求に伴うコ
マンドパラメータをプロセッサ10から転送制御部28
が受領すると、システムバス18による結合を切り離
す。
制御部32に対しては、入出力制御装置42−1との間
に割込制御線62と割込確認応答線64が設けられる。
また割込制御部32とプロセッサ10との間にも、割込
制御線66と割込応答確認線68が設けられる。バスコ
ントローラ26によるダイレクトアクセスメモリ制御
は、次のように行われる。まずプロセッサ10がバスコ
ントローラ26の転送制御部28に対し、例えば入出力
制御装置42−1の配下のディスク装置44を指定した
入出力要求を発行したとする。この入出力要求に伴うコ
マンドパラメータをプロセッサ10から転送制御部28
が受領すると、システムバス18による結合を切り離
す。
【0023】続いて転送制御部28は、ローカルバス3
4を介してプロセッサ10から受領したコマンドパラメ
ータを入出力制御装置42−1に伝送して結合を切り離
す。入出力制御装置42−1はバスコントローラ26経
由で受領したコマンドパラメータに基づき、ディスク装
置44に対するシークコマンドを発行する。入出力制御
装置42−1は、シーク完了通知を受けると割込制御線
62による割込制御部32に対するシーク完了割込通知
を発行し、これを受けて転送制御部28でローカルバス
34による再結合が行われ、同時にダイレクトメモリア
クセス転送が起動される。例えばディスク装置44がリ
ード動作であれば、入出力制御装置42−1より送出さ
れてくるリードデータをバッファメモリ30に溜め込ん
だ後にシステムバス18を介して主記憶ユニット12に
ライトデータとして転送書込みする。
4を介してプロセッサ10から受領したコマンドパラメ
ータを入出力制御装置42−1に伝送して結合を切り離
す。入出力制御装置42−1はバスコントローラ26経
由で受領したコマンドパラメータに基づき、ディスク装
置44に対するシークコマンドを発行する。入出力制御
装置42−1は、シーク完了通知を受けると割込制御線
62による割込制御部32に対するシーク完了割込通知
を発行し、これを受けて転送制御部28でローカルバス
34による再結合が行われ、同時にダイレクトメモリア
クセス転送が起動される。例えばディスク装置44がリ
ード動作であれば、入出力制御装置42−1より送出さ
れてくるリードデータをバッファメモリ30に溜め込ん
だ後にシステムバス18を介して主記憶ユニット12に
ライトデータとして転送書込みする。
【0024】入出力制御装置42−1からのローカルバ
ス34を使用したデータ転送が終了すると、割込制御線
62を使用してバスコントローラ26の割込制御部32
に入出力終了割込信号が送出される。従来システムにあ
っては、この入出力終了割込信号はそのまま割込制御線
66によりプロセッサ10に送出されたが、本発明にあ
っては、割込制御部32に新たに設けた応答抑止部48
によりプロセッサ10に対する割込通知の抑止処理が行
われている。
ス34を使用したデータ転送が終了すると、割込制御線
62を使用してバスコントローラ26の割込制御部32
に入出力終了割込信号が送出される。従来システムにあ
っては、この入出力終了割込信号はそのまま割込制御線
66によりプロセッサ10に送出されたが、本発明にあ
っては、割込制御部32に新たに設けた応答抑止部48
によりプロセッサ10に対する割込通知の抑止処理が行
われている。
【0025】割込通知の抑止中にあっては、割込制御部
32に新たに設けたデータ転送監視部46がバスコント
ローラ26のバッファメモリ30から主記憶ユニット1
2のメモリ部16に対するデータ転送の終了を監視して
おり、データ終了を判断すると応答抑止部48による抑
止を解除し、プロセッサ10に対し入出力終了の割込通
知を行うようになる。
32に新たに設けたデータ転送監視部46がバスコント
ローラ26のバッファメモリ30から主記憶ユニット1
2のメモリ部16に対するデータ転送の終了を監視して
おり、データ終了を判断すると応答抑止部48による抑
止を解除し、プロセッサ10に対し入出力終了の割込通
知を行うようになる。
【0026】バスコントローラ26の割込制御部32よ
り入出力終了の割込通知を受けたプロセッサ10は、割
込確認応答線68を使用して割込アクノリッジ信号を割
込制御部32に出力し、割込制御部32は入出力制御装
置42−1に対し割込アクノリッジ信号を送出する。こ
の割込アクノリッジ信号を入出力制御装置42−1が受
けると、一連の入出力制御が正常終了したものとして処
理を終了する。
り入出力終了の割込通知を受けたプロセッサ10は、割
込確認応答線68を使用して割込アクノリッジ信号を割
込制御部32に出力し、割込制御部32は入出力制御装
置42−1に対し割込アクノリッジ信号を送出する。こ
の割込アクノリッジ信号を入出力制御装置42−1が受
けると、一連の入出力制御が正常終了したものとして処
理を終了する。
【0027】一方、プロセッサ10はバスコントローラ
26に対し割込アクノリッジ信号を送出した後、主記憶
ユニット12のメモリ部16に転送されたライトデータ
に含まれるステータス情報をチェックするため、システ
ムバス18を獲得し、メモリ部16のステータスデータ
を読み出して判別するためのステータスチェックのシー
ケンスを実行する。
26に対し割込アクノリッジ信号を送出した後、主記憶
ユニット12のメモリ部16に転送されたライトデータ
に含まれるステータス情報をチェックするため、システ
ムバス18を獲得し、メモリ部16のステータスデータ
を読み出して判別するためのステータスチェックのシー
ケンスを実行する。
【0028】このステータスチェックのシーケンスで転
送されたライトデータに異常がなければ、ライトデータ
に基づく次の処理に移行する。一方、ステータスチェッ
クで異常があれば、リトライ処理のために、同じ入出力
要求を再度、バスコントローラ26に対し発行すること
になる。バスコントローラ26の割込制御部32に、本
発明により新たに設けられたデータ転送監視部46は、
別の実施例にあっては、バッファメモリ30から主記憶
ユニット12へのデータ転送の終了に必要な最大時間を
監視するタイマ手段によっても実現できる。
送されたライトデータに異常がなければ、ライトデータ
に基づく次の処理に移行する。一方、ステータスチェッ
クで異常があれば、リトライ処理のために、同じ入出力
要求を再度、バスコントローラ26に対し発行すること
になる。バスコントローラ26の割込制御部32に、本
発明により新たに設けられたデータ転送監視部46は、
別の実施例にあっては、バッファメモリ30から主記憶
ユニット12へのデータ転送の終了に必要な最大時間を
監視するタイマ手段によっても実現できる。
【0029】また応答抑止部48は入出力制御装置42
−1からの入出力終了割込信号の通知を抑止する以外
に、別の実施例としてプロセッサ10から入出力制御装
置42−1側に発行される割込アクノリッジ信号を抑止
するようにしてもよい。この割込アクノリッジ信号の抑
止は、同時にプロセッサ10におけるデータ転送終了後
の主記憶ユニット12に対するステータスチェックの処
理への移行も抑止することになる。
−1からの入出力終了割込信号の通知を抑止する以外
に、別の実施例としてプロセッサ10から入出力制御装
置42−1側に発行される割込アクノリッジ信号を抑止
するようにしてもよい。この割込アクノリッジ信号の抑
止は、同時にプロセッサ10におけるデータ転送終了後
の主記憶ユニット12に対するステータスチェックの処
理への移行も抑止することになる。
【0030】図3は図2の割込制御部32に設けたデー
タ転送監視部46および応答抑止部48の第1実施例を
示した実施例構成図である。図3において、バスコント
ローラの割込制御部32には入出力終了割込検出回路5
0,バスグラント信号監視回路52および割込抑止回路
54が設けられる。入出力終了割込検出回路50は入出
力制御装置からの割込制御線62の入出力終了割込信号
E8を監視しており、この信号E8がイネーブルされる
と、割込抑止回路54に対し抑止制御のための検出出力
を生ずる。
タ転送監視部46および応答抑止部48の第1実施例を
示した実施例構成図である。図3において、バスコント
ローラの割込制御部32には入出力終了割込検出回路5
0,バスグラント信号監視回路52および割込抑止回路
54が設けられる。入出力終了割込検出回路50は入出
力制御装置からの割込制御線62の入出力終了割込信号
E8を監視しており、この信号E8がイネーブルされる
と、割込抑止回路54に対し抑止制御のための検出出力
を生ずる。
【0031】バスグラント信号監視回路52は、システ
ムバス18に設けられているコントロールバス20の中
のバスグラント信号線の信号状態を監視している。シス
テムバス18が任意のユニットにより占有されている場
合、コントロールバス20のバスグラント信号線はイネ
ーブル状態となっており、データ転送が終了すると、ハ
ードウェアによりネゲートされてディセーブル状態にな
る。
ムバス18に設けられているコントロールバス20の中
のバスグラント信号線の信号状態を監視している。シス
テムバス18が任意のユニットにより占有されている場
合、コントロールバス20のバスグラント信号線はイネ
ーブル状態となっており、データ転送が終了すると、ハ
ードウェアによりネゲートされてディセーブル状態にな
る。
【0032】バスグラント信号監視回路52はバスグラ
ント信号E6がディセーブル状態にあるとき、入出力終
了割込検出回路50の検出出力に基づくプロセッサ10
への割込通知を抑止しており、データ転送終了によりバ
スグラント信号E6がディセーブル状態となったことを
検出すると、割込抑止回路54による抑止を解除し、割
込制御線66を使用して処理ユニット10に対し割込通
知信号E9を出力する。
ント信号E6がディセーブル状態にあるとき、入出力終
了割込検出回路50の検出出力に基づくプロセッサ10
への割込通知を抑止しており、データ転送終了によりバ
スグラント信号E6がディセーブル状態となったことを
検出すると、割込抑止回路54による抑止を解除し、割
込制御線66を使用して処理ユニット10に対し割込通
知信号E9を出力する。
【0033】図4のタイミングチャートは、図3に示す
バスコントローラ26の割込制御部32によるデータ転
送制御の各部の信号波形を示している。すなわち図4に
あっては、コントロールバス20に設けている各制御線
のアドレスストローブ信号E1、レディ信号E2、リト
ライ信号E3、バスコントローラ側のバスリクエスト信
号E4、プロセッサ側のバスリクエスト信号E5、バス
コントローラ側のバスグラント信号E6、プロセッサ側
のバスグラント信号E7、更に割込制御線および割込確
認応答線による入出力終了割込通知信号E9、および割
込アクノリッジ信号E10を示している。併せてデータ
転送の状態も示す。
バスコントローラ26の割込制御部32によるデータ転
送制御の各部の信号波形を示している。すなわち図4に
あっては、コントロールバス20に設けている各制御線
のアドレスストローブ信号E1、レディ信号E2、リト
ライ信号E3、バスコントローラ側のバスリクエスト信
号E4、プロセッサ側のバスリクエスト信号E5、バス
コントローラ側のバスグラント信号E6、プロセッサ側
のバスグラント信号E7、更に割込制御線および割込確
認応答線による入出力終了割込通知信号E9、および割
込アクノリッジ信号E10を示している。併せてデータ
転送の状態も示す。
【0034】図4において、時刻t1〜t2が入出力制
御装置から主記憶装置に対するライトデータのDMAデ
ータ転送の処理時間となる。このDMAデータ転送にあ
っては、まずバスコントローラ26側のバスリクエスト
信号E4がイネーブルとなり、続いてバスコントローラ
側のバスグラント信号E6がイネーブルとなる。続いて
アドレスストローブ信号E4がイネーブルとなり、これ
に伴ってアドレスデータが転送される。
御装置から主記憶装置に対するライトデータのDMAデ
ータ転送の処理時間となる。このDMAデータ転送にあ
っては、まずバスコントローラ26側のバスリクエスト
信号E4がイネーブルとなり、続いてバスコントローラ
側のバスグラント信号E6がイネーブルとなる。続いて
アドレスストローブ信号E4がイネーブルとなり、これ
に伴ってアドレスデータが転送される。
【0035】データ転送が終了するとレディ信号E2が
イネーブルとなり、この間に亘ってステータス情報のデ
ータ転送が行われる。ステータス情報のデータ転送が済
むと、入出力終了割込信号E8がイネーブルとなる。本
発明にあっては、入出力終了割込信号E8がイネーブル
となっても、このときのバスコントローラ側バスグラン
ト信号E6を監視しており、バスグラント信号E6がイ
ネーブル状態にある間はバッファメモリ30から主記憶
ユニット12に対するデータ転送が継続していることか
ら、入出力終了割込信号E8をプロセッサ10に通知せ
ず、抑止状態とする。
イネーブルとなり、この間に亘ってステータス情報のデ
ータ転送が行われる。ステータス情報のデータ転送が済
むと、入出力終了割込信号E8がイネーブルとなる。本
発明にあっては、入出力終了割込信号E8がイネーブル
となっても、このときのバスコントローラ側バスグラン
ト信号E6を監視しており、バスグラント信号E6がイ
ネーブル状態にある間はバッファメモリ30から主記憶
ユニット12に対するデータ転送が継続していることか
ら、入出力終了割込信号E8をプロセッサ10に通知せ
ず、抑止状態とする。
【0036】このような入出力終了割込信号E8の抑止
状態で、システムバス18を使用したデータ転送が終了
すると、バスコントローラ26側のバスグラント信号E
6が時刻t2に示すようにディセーブル状態に変化す
る。このバスグラント信号E6の変化を検出すると、そ
れまで抑止状態にあった割込通知の送出を解除し、入出
力終了割込通知信号E9がイネーブル状態となる。
状態で、システムバス18を使用したデータ転送が終了
すると、バスコントローラ26側のバスグラント信号E
6が時刻t2に示すようにディセーブル状態に変化す
る。このバスグラント信号E6の変化を検出すると、そ
れまで抑止状態にあった割込通知の送出を解除し、入出
力終了割込通知信号E9がイネーブル状態となる。
【0037】イネーブル状態となった入出力終了割込通
知信号E9はプロセッサ10に取り込まれ、続いてプロ
セッサ10は割込アクノリッジ信号E10をイネーブル
とし、バスコントローラ26を経由して入出力制御装置
42−2に通知される。続いてプロセッサ側の処理によ
りリトライ信号E3がイネーブル状態となり、続いて時
刻t3〜t4において、プロセッサ10による主記憶ユ
ニット12に対するステータスチェックの処理が行われ
る。
知信号E9はプロセッサ10に取り込まれ、続いてプロ
セッサ10は割込アクノリッジ信号E10をイネーブル
とし、バスコントローラ26を経由して入出力制御装置
42−2に通知される。続いてプロセッサ側の処理によ
りリトライ信号E3がイネーブル状態となり、続いて時
刻t3〜t4において、プロセッサ10による主記憶ユ
ニット12に対するステータスチェックの処理が行われ
る。
【0038】このステータスチェックは、まず時刻t3
でプロセッサ側のバスリクエスト信号E5をイネーブル
状態としてシステムバス18を獲得する。このときバス
コントローラ側のバスグラント信号E6はディセーブル
状態となってデータ転送が終了しており、バスリクエス
ト信号E5によりシステムバス18を獲得しても、デー
タ転送が中断されて主記憶ユニット12に対するライト
データが破壊されて一貫性が損われてしまうことはな
い。
でプロセッサ側のバスリクエスト信号E5をイネーブル
状態としてシステムバス18を獲得する。このときバス
コントローラ側のバスグラント信号E6はディセーブル
状態となってデータ転送が終了しており、バスリクエス
ト信号E5によりシステムバス18を獲得しても、デー
タ転送が中断されて主記憶ユニット12に対するライト
データが破壊されて一貫性が損われてしまうことはな
い。
【0039】バスリクエスト信号E4に続いてプロセッ
サ10は、自己のバスグラント信号E7をイネーブル状
態とし、続いてアドレスストローブ信号E1をイネーブ
ルとしてアドレスを主記憶ユニット12に転送し、主記
憶ユニットのライトデータの転送で得られたステータス
情報をプロセッサ10にリードする。このステータス情
報のリードに伴うデータ転送が済むとレディ信号E2が
イネーブル状態となり、主記憶ユニット12のリード動
作におけるステータス情報の転送が行われ、時刻t4で
一連のステータスチェックのためのプロセッサ10によ
る処理が終了する。続いてプロセッサ10は主記憶ユニ
ット12から読み出した入出力制御に伴って得られたラ
イトデータのステータスチェックを実行し、処理終了で
プロセッサ側のバスグラント信号E7をディセーブル状
態として、システムバス18を開放する。
サ10は、自己のバスグラント信号E7をイネーブル状
態とし、続いてアドレスストローブ信号E1をイネーブ
ルとしてアドレスを主記憶ユニット12に転送し、主記
憶ユニットのライトデータの転送で得られたステータス
情報をプロセッサ10にリードする。このステータス情
報のリードに伴うデータ転送が済むとレディ信号E2が
イネーブル状態となり、主記憶ユニット12のリード動
作におけるステータス情報の転送が行われ、時刻t4で
一連のステータスチェックのためのプロセッサ10によ
る処理が終了する。続いてプロセッサ10は主記憶ユニ
ット12から読み出した入出力制御に伴って得られたラ
イトデータのステータスチェックを実行し、処理終了で
プロセッサ側のバスグラント信号E7をディセーブル状
態として、システムバス18を開放する。
【0040】図5は図3の割込制御部32の第1実施例
について、図2に示したプロセッサ10,主記憶ユニッ
ト12,バスコントローラ26,入出力制御装置42−
1およびディスク装置44の間のやり取りを、時間の経
過と共に示している。図5において、まずプロセッサ1
0は入出力要求に伴ってスタートI/Oコマンド100
を発行する。このスタートI/Oコマンド100は、バ
スコントローラ26を経由して入出力制御装置42−1
に伝えられ、スタンバイ状態にあればレディ応答102
を返す。
について、図2に示したプロセッサ10,主記憶ユニッ
ト12,バスコントローラ26,入出力制御装置42−
1およびディスク装置44の間のやり取りを、時間の経
過と共に示している。図5において、まずプロセッサ1
0は入出力要求に伴ってスタートI/Oコマンド100
を発行する。このスタートI/Oコマンド100は、バ
スコントローラ26を経由して入出力制御装置42−1
に伝えられ、スタンバイ状態にあればレディ応答102
を返す。
【0041】続いてプロセッサ10はレディ応答102
に基づきコマンドパラメータ104を、バスコントロー
ラ26を経由して入出力制御装置42−1に送り、コマ
ンド正常受領でチャネルエンド106が返され、これに
よりプロセッサ10,バスコントローラ26および入出
力制御装置42−1間における入出力要求に伴う各種コ
マンドの引き渡しが終了し、システムバス18との結合
およびローカルバス34との結合が切り離される。
に基づきコマンドパラメータ104を、バスコントロー
ラ26を経由して入出力制御装置42−1に送り、コマ
ンド正常受領でチャネルエンド106が返され、これに
よりプロセッサ10,バスコントローラ26および入出
力制御装置42−1間における入出力要求に伴う各種コ
マンドの引き渡しが終了し、システムバス18との結合
およびローカルバス34との結合が切り離される。
【0042】次に入出力制御装置42−1は、ディスク
装置44に対し例えばリードコマンド108を発行し、
コマンド受領に伴うデバイスエンド110を返した後
に、ディスク装置44はシーク動作を開始する。シーク
動作が完了すると、ディスク装置44はシーク完了11
2を返し、これを受けて入出力制御装置42−1はバス
コントローラ26にDMA起動113を要求し、更に、
DMA起動114を主記憶ユニット12に要求し、主記
憶ユニット12に結合するためのシステムバス18の獲
得が行われる。
装置44に対し例えばリードコマンド108を発行し、
コマンド受領に伴うデバイスエンド110を返した後
に、ディスク装置44はシーク動作を開始する。シーク
動作が完了すると、ディスク装置44はシーク完了11
2を返し、これを受けて入出力制御装置42−1はバス
コントローラ26にDMA起動113を要求し、更に、
DMA起動114を主記憶ユニット12に要求し、主記
憶ユニット12に結合するためのシステムバス18の獲
得が行われる。
【0043】続いてディスク装置44からのリード動作
に伴い、主記憶ユニット12に対するライトデータの転
送が開始される。このライトデータはバスコントローラ
26でバッファメモリ30に格納され、格納容量が一定
量に達すると、主記憶ユニット12に対するDMAライ
ト116を行う。ディスク装置44のリード動作が終了
するとデバイスエンド117が発行され、ディスク装置
44が切り離される。続いて入出力制御装置42−1か
らのデータ転送が終了したとすると、バスコントローラ
26に対し入出力終了割込118が発行される。
に伴い、主記憶ユニット12に対するライトデータの転
送が開始される。このライトデータはバスコントローラ
26でバッファメモリ30に格納され、格納容量が一定
量に達すると、主記憶ユニット12に対するDMAライ
ト116を行う。ディスク装置44のリード動作が終了
するとデバイスエンド117が発行され、ディスク装置
44が切り離される。続いて入出力制御装置42−1か
らのデータ転送が終了したとすると、バスコントローラ
26に対し入出力終了割込118が発行される。
【0044】この状態でバスコントローラ26の割込制
御部32にあっては、プロセッサ10に対する割込通知
を抑止すると共に、システムバス18のバスグラント信
号線の信号状態の監視を開始する。バスコントローラ2
6に設けているバッファメモリ30に溜まっているライ
トデータの転送が全て終了すると、バスグラント信号線
がディセーブル状態となり、これにより抑止解除が行わ
れ、プロセッサ10に対しバスコントローラ26より入
出力終了割込通知120が行われる。
御部32にあっては、プロセッサ10に対する割込通知
を抑止すると共に、システムバス18のバスグラント信
号線の信号状態の監視を開始する。バスコントローラ2
6に設けているバッファメモリ30に溜まっているライ
トデータの転送が全て終了すると、バスグラント信号線
がディセーブル状態となり、これにより抑止解除が行わ
れ、プロセッサ10に対しバスコントローラ26より入
出力終了割込通知120が行われる。
【0045】入出力終了割込通知120を受けたプロセ
ッサ10は、割込アクノリッジ122をバスコントロー
ラ26を経由して入出力制御装置42−1に返し、入出
力制御装置42−1が終了動作を行う。続いて、プロセ
ッサ10は主記憶ユニット12に対するステータスチェ
ック124のための処理を開始するようになる。図6は
図2のバスコントローラ26における割込制御部32に
設けたデータ転送監視部46と応答抑止部48の第2実
施例を示す。この第2実施例にあっては、図3の第1実
施例に設けていたバスグラント信号監視回路52の代わ
りにタイマ回路56を設けたことを特徴とする。
ッサ10は、割込アクノリッジ122をバスコントロー
ラ26を経由して入出力制御装置42−1に返し、入出
力制御装置42−1が終了動作を行う。続いて、プロセ
ッサ10は主記憶ユニット12に対するステータスチェ
ック124のための処理を開始するようになる。図6は
図2のバスコントローラ26における割込制御部32に
設けたデータ転送監視部46と応答抑止部48の第2実
施例を示す。この第2実施例にあっては、図3の第1実
施例に設けていたバスグラント信号監視回路52の代わ
りにタイマ回路56を設けたことを特徴とする。
【0046】タイマ回路56は入出力終了割込検出回路
50の検出出力で起動し、入出力割込終了通知が発生し
てからバッファメモリ30に残っているデータが全て主
記憶ユニット12に転送されるまでの最大時間T1をカ
ウントし、この設定時間T1後にタイマ信号E12をイ
ネーブル状態とし、割込抑止回路54より割込通知信号
E9をプロセッサ10に対し送出させる。
50の検出出力で起動し、入出力割込終了通知が発生し
てからバッファメモリ30に残っているデータが全て主
記憶ユニット12に転送されるまでの最大時間T1をカ
ウントし、この設定時間T1後にタイマ信号E12をイ
ネーブル状態とし、割込抑止回路54より割込通知信号
E9をプロセッサ10に対し送出させる。
【0047】図7は図6の割込制御部32の第2実施例
におけるデータ転送処理を示したタイミングチャートで
ある。図7のタイミングチャートにあっては、図4に示
した第1実施例のタイミングチャートに対し新たにタイ
マ信号E12が加えられている。タイマ信号E12は時
刻t1〜t2のDMAデータ転送において、ステータス
情報の転送終了に伴う入出力終了割込信号E8の送出に
同期してイネーブルとなり、この時点から、予め定めた
データ転送に必要な設定時間T1後にディセーブル状態
となる。
におけるデータ転送処理を示したタイミングチャートで
ある。図7のタイミングチャートにあっては、図4に示
した第1実施例のタイミングチャートに対し新たにタイ
マ信号E12が加えられている。タイマ信号E12は時
刻t1〜t2のDMAデータ転送において、ステータス
情報の転送終了に伴う入出力終了割込信号E8の送出に
同期してイネーブルとなり、この時点から、予め定めた
データ転送に必要な設定時間T1後にディセーブル状態
となる。
【0048】このタイマ信号E12がイネーブル状態と
なっているT1時間の間に、システムバス18における
バスコントローラ側のバスグラント信号E6は、時刻t
2の時点でディセーブル状態に戻っており、この時点で
バッファメモリ30から主記憶ユニット12に対するデ
ータ転送が終了している。したがって、時刻t2以後に
タイマ信号E12はイネーブル状態に戻ることで割込通
知の抑止を解除し、入出力終了割込通知信号E9をプロ
セッサ10に出力することができる。
なっているT1時間の間に、システムバス18における
バスコントローラ側のバスグラント信号E6は、時刻t
2の時点でディセーブル状態に戻っており、この時点で
バッファメモリ30から主記憶ユニット12に対するデ
ータ転送が終了している。したがって、時刻t2以後に
タイマ信号E12はイネーブル状態に戻ることで割込通
知の抑止を解除し、入出力終了割込通知信号E9をプロ
セッサ10に出力することができる。
【0049】図8は図6の割込制御部32の第2実施例
におけるデータ転送のタイムチャートを示す。図8のタ
イムチャートにあっては、入出力制御装置42からの入
出力終了割込118を受けた際に、バスコントローラ2
6でタイマ監視を開始し、設定時間T1後にプロセッサ
10に対し入出力終了割込通知120を上げている。こ
の間に、バスコントローラ26のバッファメモリから主
記憶ユニット12に対するデータ転送は完了しており、
データの一貫性は保持できる。
におけるデータ転送のタイムチャートを示す。図8のタ
イムチャートにあっては、入出力制御装置42からの入
出力終了割込118を受けた際に、バスコントローラ2
6でタイマ監視を開始し、設定時間T1後にプロセッサ
10に対し入出力終了割込通知120を上げている。こ
の間に、バスコントローラ26のバッファメモリから主
記憶ユニット12に対するデータ転送は完了しており、
データの一貫性は保持できる。
【0050】図9は図2に示したバスコントローラ26
に設けた割込制御部32の第3実施例を示す。この第3
実施例は、入出力装置側からの入出力終了割込通知に対
するプロセッサ10からの割込アクノリッジを抑止する
ようにしたことを特徴とする。図9において、第3実施
例の割込制御部32にはバスグラント信号監視回路5
2,割込アクノリッジ信号検出回路58および割込アク
ノリッジ抑止回路60が設けられる。割込アクノリッジ
信号検出回路58は、割込制御部32からの入出力要求
割込終了通知に基づくプロセッサ10からの割込確認応
答信号線68に対する割込アクノリッジ信号E10を検
出して、割込アクノリッジ抑止回路60に出力する。
に設けた割込制御部32の第3実施例を示す。この第3
実施例は、入出力装置側からの入出力終了割込通知に対
するプロセッサ10からの割込アクノリッジを抑止する
ようにしたことを特徴とする。図9において、第3実施
例の割込制御部32にはバスグラント信号監視回路5
2,割込アクノリッジ信号検出回路58および割込アク
ノリッジ抑止回路60が設けられる。割込アクノリッジ
信号検出回路58は、割込制御部32からの入出力要求
割込終了通知に基づくプロセッサ10からの割込確認応
答信号線68に対する割込アクノリッジ信号E10を検
出して、割込アクノリッジ抑止回路60に出力する。
【0051】バスグラント信号監視回路52はシステム
バス18のコントローラバス20におけるバスグラント
信号E6を入力し、データ転送中におけるイネーブル状
態で割込アクノリッジ抑止回路60に抑止出力を生じ、
データ転送終了でディセーブル状態になると、抑止解除
出力を行う。このため、割込アクノリッジ抑止回路60
は割込アクノリッジ信号検出回路58より割込アクノリ
ッジ信号E10の検出出力を受けたとき、バスグラント
信号監視回路52によるバスグラント信号E8がイネー
ブル状態にあると、割込確認応答線64による入出力制
御装置42−1への割込アクノリッジ通知を抑止する。
バス18のコントローラバス20におけるバスグラント
信号E6を入力し、データ転送中におけるイネーブル状
態で割込アクノリッジ抑止回路60に抑止出力を生じ、
データ転送終了でディセーブル状態になると、抑止解除
出力を行う。このため、割込アクノリッジ抑止回路60
は割込アクノリッジ信号検出回路58より割込アクノリ
ッジ信号E10の検出出力を受けたとき、バスグラント
信号監視回路52によるバスグラント信号E8がイネー
ブル状態にあると、割込確認応答線64による入出力制
御装置42−1への割込アクノリッジ通知を抑止する。
【0052】この状態でバスグラント信号監視回路52
よりバスグラント信号E6がデータ転送終了でディセー
ブル状態となったときの抑止解除出力が得られると、割
込確認応答線64に対し割込アクノリッジ通知信号E1
1を出力する。同時に割込アクノリッジ抑止回路60は
プロセッサ10に対する割込制御線66を使用して、入
出力制御装置42−1側への割込アクノリッジ通知信号
の出力を示す割込通知信号を送出する。この割込アクノ
リッジの通知を示す割込通知信号をプロセッサ10が受
けると、それまで抑止していたデータ転送終了後の主記
憶ユニット12に対するステータスチェックのための処
理を再開するようになる。
よりバスグラント信号E6がデータ転送終了でディセー
ブル状態となったときの抑止解除出力が得られると、割
込確認応答線64に対し割込アクノリッジ通知信号E1
1を出力する。同時に割込アクノリッジ抑止回路60は
プロセッサ10に対する割込制御線66を使用して、入
出力制御装置42−1側への割込アクノリッジ通知信号
の出力を示す割込通知信号を送出する。この割込アクノ
リッジの通知を示す割込通知信号をプロセッサ10が受
けると、それまで抑止していたデータ転送終了後の主記
憶ユニット12に対するステータスチェックのための処
理を再開するようになる。
【0053】図10は図9の第3実施例におけるシステ
ムバス18に対するデータ転送の際の信号波形を示して
いる。図10を図4の第1実施例と対比すると、入出力
終了割込通知信号E9がなくなり、その代わり割込アク
ノリッジ通知信号E11が新たに加わっている。図10
において、時刻t1〜t2が、バスコントローラ26の
バッファメモリ30を経由した主記憶ユニット12に対
するDMAデータ転送を示す。また時刻t3〜t4が、
データ転送終了後のプロセッサ10による主記憶ユニッ
ト12に対するステータスチェックを示している。
ムバス18に対するデータ転送の際の信号波形を示して
いる。図10を図4の第1実施例と対比すると、入出力
終了割込通知信号E9がなくなり、その代わり割込アク
ノリッジ通知信号E11が新たに加わっている。図10
において、時刻t1〜t2が、バスコントローラ26の
バッファメモリ30を経由した主記憶ユニット12に対
するDMAデータ転送を示す。また時刻t3〜t4が、
データ転送終了後のプロセッサ10による主記憶ユニッ
ト12に対するステータスチェックを示している。
【0054】時刻t1からのDMAデータ転送における
入出力終了割込信号E8が得られると、これはそのまま
プロセッサ10に割込通知され、プロセッサ10より割
込アクノリッジ信号E10が送出される。このときバス
コントローラ側のバスグラント信号E6はデータ転送状
態を示すイネーブル状態にあることから、割込アクノリ
ッジの入出力制御装置42−1への通知は抑止される。
同時に、プロセッサ10において次の主記憶ユニット1
2に対するステータスチェックの処理も抑止される。
入出力終了割込信号E8が得られると、これはそのまま
プロセッサ10に割込通知され、プロセッサ10より割
込アクノリッジ信号E10が送出される。このときバス
コントローラ側のバスグラント信号E6はデータ転送状
態を示すイネーブル状態にあることから、割込アクノリ
ッジの入出力制御装置42−1への通知は抑止される。
同時に、プロセッサ10において次の主記憶ユニット1
2に対するステータスチェックの処理も抑止される。
【0055】割込アクノリッジ通知の抑止状態におい
て、データ転送が終了して、時刻t2でバスコントロー
ラ側のバスグラント信号E6がディセーブル状態になる
と、割込アクノリッジの抑止が解除され、割込アクノリ
ッジ通知信号E11が入出力制御装置42−1に送出さ
れる。同時に、プロセッサ10に対し割込アクノリッジ
通知信号E11が出力されたことの割込通知が行われ、
次の時刻t2〜t4におけるステータスチェックのため
の処理を再開するようになる。
て、データ転送が終了して、時刻t2でバスコントロー
ラ側のバスグラント信号E6がディセーブル状態になる
と、割込アクノリッジの抑止が解除され、割込アクノリ
ッジ通知信号E11が入出力制御装置42−1に送出さ
れる。同時に、プロセッサ10に対し割込アクノリッジ
通知信号E11が出力されたことの割込通知が行われ、
次の時刻t2〜t4におけるステータスチェックのため
の処理を再開するようになる。
【0056】このように第3実施例にあっても、バスグ
ラント信号E6がディセーブル状態となってデータ転送
の終了が確認されるまで、割込アクノリッジの通知およ
びプロセッサ10における次の主記憶ユニット10に対
するステータスチェックの処理を保持しているため、プ
ロセッサが入出力割込終了通知を受けてデータ転送中の
システムバス18を獲得することで、データの一貫性が
失われてしまうことを確実に防止できる。
ラント信号E6がディセーブル状態となってデータ転送
の終了が確認されるまで、割込アクノリッジの通知およ
びプロセッサ10における次の主記憶ユニット10に対
するステータスチェックの処理を保持しているため、プ
ロセッサが入出力割込終了通知を受けてデータ転送中の
システムバス18を獲得することで、データの一貫性が
失われてしまうことを確実に防止できる。
【0057】図11のタイムチャートは図9の第3実施
例における各ユニット間のやり取りを示している。図1
1において、入出力制御装置42−1からの入出力終了
割込118がバスコントローラ26を経由してプロセッ
サ10に通知されると、プロセッサ10は割込アクノリ
ッジ112をバスコントローラ26に送出する。この状
態でバスコントローラ26のバッファメモリから主記憶
ユニット12に対しデータ転送中であった場合には、バ
スグラント信号がイネーブル状態にあることから、バス
コントローラ26において入出力制御装置42に対する
入出力割込アクノリッジの送出を抑止している。同時に
プロセッサ10側にあっては、入出力終了割込の通知に
伴う次の主記憶ユニット12に対するステータスチェッ
クへの移行を抑止している。
例における各ユニット間のやり取りを示している。図1
1において、入出力制御装置42−1からの入出力終了
割込118がバスコントローラ26を経由してプロセッ
サ10に通知されると、プロセッサ10は割込アクノリ
ッジ112をバスコントローラ26に送出する。この状
態でバスコントローラ26のバッファメモリから主記憶
ユニット12に対しデータ転送中であった場合には、バ
スグラント信号がイネーブル状態にあることから、バス
コントローラ26において入出力制御装置42に対する
入出力割込アクノリッジの送出を抑止している。同時に
プロセッサ10側にあっては、入出力終了割込の通知に
伴う次の主記憶ユニット12に対するステータスチェッ
クへの移行を抑止している。
【0058】この抑止中にデータ転送が終了してバスグ
ラント信号がディセーブル状態となると、バスコントロ
ーラ26において抑止解除が行われ、入出力制御装置4
2−1に対し入出力割込アクノリッジ126が発行され
て正常終了となり、同時にプロセッサ10に対しアクノ
リッジ出力報告128が行われ、抑止されていた次のス
テータスチェック124への処理を再開する。
ラント信号がディセーブル状態となると、バスコントロ
ーラ26において抑止解除が行われ、入出力制御装置4
2−1に対し入出力割込アクノリッジ126が発行され
て正常終了となり、同時にプロセッサ10に対しアクノ
リッジ出力報告128が行われ、抑止されていた次のス
テータスチェック124への処理を再開する。
【0059】図12は図2のバスコントローラ26の割
込制御部32に設けているデータ転送監視部46および
応答抑止部48の第4実施例を示す。この第4実施例
は、図9の第3実施例に設けているバスグラント信号監
視回路52の代わりにタイマ回路62を設けたことを特
徴とする。タイマ回路62以外の割込アクノリッジ信号
検出回路58および割込アクノリッジ抑止回路60の構
成は、図9の第3実施例と同じである。
込制御部32に設けているデータ転送監視部46および
応答抑止部48の第4実施例を示す。この第4実施例
は、図9の第3実施例に設けているバスグラント信号監
視回路52の代わりにタイマ回路62を設けたことを特
徴とする。タイマ回路62以外の割込アクノリッジ信号
検出回路58および割込アクノリッジ抑止回路60の構
成は、図9の第3実施例と同じである。
【0060】タイマ回路62は割込アクノリッジ信号検
出回路58によるプロセッサ10からの割込アクノリッ
ジ信号E10を検出して起動し、設定時間T2後に割込
アクノリッジ抑止回路60に対し抑止解除信号E13を
出力する。タイマ回路62の設定時間T2としては、プ
ロセッサ10から割込アクノリッジを受けてから、バス
コントローラ26のバッファメモリ30に残っているデ
ータを全て主記憶ユニット12に転送するに必要な最大
時間に基づいて決められる。
出回路58によるプロセッサ10からの割込アクノリッ
ジ信号E10を検出して起動し、設定時間T2後に割込
アクノリッジ抑止回路60に対し抑止解除信号E13を
出力する。タイマ回路62の設定時間T2としては、プ
ロセッサ10から割込アクノリッジを受けてから、バス
コントローラ26のバッファメモリ30に残っているデ
ータを全て主記憶ユニット12に転送するに必要な最大
時間に基づいて決められる。
【0061】図13のタイミングチャートは、図12の
第4実施例におけるシステムバス18側の各部の信号波
形を示している。図13のタイミングチャートを図10
の第3実施例と対比すると、図10の割込アクノリッジ
通知信号E11の代わりにタイマ信号E13が示されて
いる。タイマ信号E13は割込アクノリッジ信号E10
の送出に同期して、設定時間T2に亘りイネーブル状態
となる。
第4実施例におけるシステムバス18側の各部の信号波
形を示している。図13のタイミングチャートを図10
の第3実施例と対比すると、図10の割込アクノリッジ
通知信号E11の代わりにタイマ信号E13が示されて
いる。タイマ信号E13は割込アクノリッジ信号E10
の送出に同期して、設定時間T2に亘りイネーブル状態
となる。
【0062】割込アクノリッジ信号E10が得られたと
き、バスコントローラ側のバスグラント信号E6はデー
タ転送状態を示すイネーブル状態にあることから、割込
アクノリッジの通知およびプロセッサ10における次の
ステータスチェックへの移行が抑止される。時刻t2で
データ転送が終了すると、バスコントローラ側のバスグ
ラント信号E6がディセーブル状態となり、その後にタ
イマ信号E13がタイムアップによりディセーブル状態
となることで抑止解除が行われ、割込アクノリッジ通知
信号E11の送出が行われる。同時にプロセッサ側への
割込通知で抑止解除が行われ、時刻t3〜t4における
主記憶ユニット12に対するステータスチェックの処理
を行うことになる。
き、バスコントローラ側のバスグラント信号E6はデー
タ転送状態を示すイネーブル状態にあることから、割込
アクノリッジの通知およびプロセッサ10における次の
ステータスチェックへの移行が抑止される。時刻t2で
データ転送が終了すると、バスコントローラ側のバスグ
ラント信号E6がディセーブル状態となり、その後にタ
イマ信号E13がタイムアップによりディセーブル状態
となることで抑止解除が行われ、割込アクノリッジ通知
信号E11の送出が行われる。同時にプロセッサ側への
割込通知で抑止解除が行われ、時刻t3〜t4における
主記憶ユニット12に対するステータスチェックの処理
を行うことになる。
【0063】図14のタイムチャートは図12の第4実
施例における各ユニット間のやり取りを示している。図
14において、入出力制御装置42−1からの入出力終
了割込118は、バスコントローラ26を経由してその
ままプロセッサ10に通知され、プロセッサ10は割込
アクノリッジ112をバスコントローラ26に発行す
る。
施例における各ユニット間のやり取りを示している。図
14において、入出力制御装置42−1からの入出力終
了割込118は、バスコントローラ26を経由してその
ままプロセッサ10に通知され、プロセッサ10は割込
アクノリッジ112をバスコントローラ26に発行す
る。
【0064】この割込アクノリッジ112を受けて、バ
スコントローラ26はタイマを起動し、設定時間T2の
経過時点でデータ転送終了と見做し、入出力制御装置4
2−1に対し入出力割込アクノリッジ130を通知する
と同時に、プロセッサ10に対しアクノリッジ出力報告
132を行う。タイマ監視による設定時間T2は割込ア
クノリッジ122が発行されてから、バッファメモリか
らの主記憶ユニット12へのデータ転送に必要な十分な
時間を考慮して定められていることから、タイムアップ
となった時点で必ずデータ転送は終了している。したが
って、アクノリッジ出力報告132をプロセッサ10に
与えて次のステータスチェック124を実行しても、既
にバスコントローラ26のバッファメモリから主記憶ユ
ニット12に対するデータ転送は完了しているため、プ
ロセッサ10によるシステムバス18の獲得を行っても
ライトデータは破壊されず、データの一貫性を保障する
ことができる。
スコントローラ26はタイマを起動し、設定時間T2の
経過時点でデータ転送終了と見做し、入出力制御装置4
2−1に対し入出力割込アクノリッジ130を通知する
と同時に、プロセッサ10に対しアクノリッジ出力報告
132を行う。タイマ監視による設定時間T2は割込ア
クノリッジ122が発行されてから、バッファメモリか
らの主記憶ユニット12へのデータ転送に必要な十分な
時間を考慮して定められていることから、タイムアップ
となった時点で必ずデータ転送は終了している。したが
って、アクノリッジ出力報告132をプロセッサ10に
与えて次のステータスチェック124を実行しても、既
にバスコントローラ26のバッファメモリから主記憶ユ
ニット12に対するデータ転送は完了しているため、プ
ロセッサ10によるシステムバス18の獲得を行っても
ライトデータは破壊されず、データの一貫性を保障する
ことができる。
【0065】尚、上記の実施例にあっては、バスコント
ローラ26とプロセッサ10の間、および入出力制御装
置42−1とバスコントローラ26との間に、割込専用
の制御線を設けて、DMA転送制御に伴う割込通知と割
込確認通知のやり取りを行っているが、もしシステムバ
ス18およびローカルバス34のコントロールバスの制
御線に余裕がある場合には、これらの制御線を使用した
DMA制御のための割込通知と割込確認応答のやり取り
を行うようにしてもよい。
ローラ26とプロセッサ10の間、および入出力制御装
置42−1とバスコントローラ26との間に、割込専用
の制御線を設けて、DMA転送制御に伴う割込通知と割
込確認通知のやり取りを行っているが、もしシステムバ
ス18およびローカルバス34のコントロールバスの制
御線に余裕がある場合には、これらの制御線を使用した
DMA制御のための割込通知と割込確認応答のやり取り
を行うようにしてもよい。
【0066】また本発明のシステム構成は、システムバ
ス側に共有装置をもちローカルバス側に入出力装置をも
つものであれば、適宜のシステム構成につきそのまま適
用することができる。
ス側に共有装置をもちローカルバス側に入出力装置をも
つものであれば、適宜のシステム構成につきそのまま適
用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、入出力装置を
接続したローカルバス側のデータ転送が先に終了し、バ
スコントローラのバッファメモリからシステムバスの主
記憶ユニットに対するデータ転送が遅れるような場合に
も、システムバスにおけるハードウェア的に行われるデ
ータ転送の終了を確認した後に、処理ユニットによる新
たなシステムバスの獲得が行われるため、主記憶ユニッ
トに対するデータ転送が途中で中断されてデータの一貫
性が損われてしまうことを確実に防止し、信頼性の高い
高速のデータ転送を実現することができる。
接続したローカルバス側のデータ転送が先に終了し、バ
スコントローラのバッファメモリからシステムバスの主
記憶ユニットに対するデータ転送が遅れるような場合に
も、システムバスにおけるハードウェア的に行われるデ
ータ転送の終了を確認した後に、処理ユニットによる新
たなシステムバスの獲得が行われるため、主記憶ユニッ
トに対するデータ転送が途中で中断されてデータの一貫
性が損われてしまうことを確実に防止し、信頼性の高い
高速のデータ転送を実現することができる。
【0068】同様に、プロセッサに対する入出力終了割
込に伴う割込確認応答を抑止し、同時に処理ユニットに
よる次の主記憶ユニットに対する処理をシステムバスに
おける実際のデータ転送終了を確認するまで抑止するこ
とで、入出力装置と主記憶ユニットにおけるデータの一
貫性を保障した高速データ転送を行うことができる。
込に伴う割込確認応答を抑止し、同時に処理ユニットに
よる次の主記憶ユニットに対する処理をシステムバスに
おける実際のデータ転送終了を確認するまで抑止するこ
とで、入出力装置と主記憶ユニットにおけるデータの一
貫性を保障した高速データ転送を行うことができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の実施例を示した実施例構成図
【図3】図2の割込制御部の第1実施例を示した実施例
構成図
構成図
【図4】図2の第1実施例におけるバス制御の信号波形
を示したタイミングチャート
を示したタイミングチャート
【図5】図2の第1実施例における処理動作を示したタ
イムチャート
イムチャート
【図6】図2の割込制御部の第2実施例を示した実施例
構成図
構成図
【図7】図2の第2実施例におけるバス制御の信号波形
を示したタイミングチャート
を示したタイミングチャート
【図8】図2の第2実施例における処理動作を示したタ
イムチャート
イムチャート
【図9】図2の割込制御部の第3実施例を示した実施例
構成図
構成図
【図10】図2の第3実施例におけるバス制御の信号波
形を示したタイミングチャート
形を示したタイミングチャート
【図11】図2の第3実施例における処理動作を示した
タイムチャート
タイムチャート
【図12】図2の割込制御部の第4実施例を示した実施
例構成図
例構成図
【図13】図2の第4実施例におけるバス制御の信号波
形を示したタイミングチャート
形を示したタイミングチャート
【図14】図2の第4実施例における処理動作を示した
タイムチャート
タイムチャート
10:プロセッサ(処理ユニット) 12:主記憶ユニット 14:メモリコントローラ 16:メモリ部 18:システムバス 20,36:コントロールバス 22,38:アドレスバス 24,40:データバス 26:バスコントローラ 28:転送制御部(データ転送制御手段) 30:バッファメモリ 32:割込み制御部 34:ローカルバス(入出力バス) 42,42−1〜42−3:入出力制御装置 44:ディスク装置(入出力装置) 46:データ転送監視部(データ転送監視手段) 48:応答抑止部(応答抑止手段) 50:入出力終了割込検出回路(I/O終了検出回路) 52:バスグラント信号監視回路 54:割込抑止回路 56,62:タイマ回路 58:割込アクノリッジ信号検出回路 60:割込アクノリッジ抑止回路
Claims (6)
- 【請求項1】システムバス(18)と、 前記システムバス(18)に接続された処理ユニット
(10)と、 前記システムバス(18)に接続された主記憶ユニット
(12)と、 ローカルバス(34)と、 前記ローカルバス(34)に接続された入出力制御装置
(42)と、 前記入出力装置配下に接続された入出力装置(44)
と、 前記システムバス(18)とローカルバス(34)の間
に接続され、前記処理ユニット(10)から入出力要求
を受けた後は前記処理ユニット(10)に依存すること
なく前記システムバス(18)に接続した主記憶ユニッ
ト(12)と前記ローカルバス(34)に接続した入出
力制御装置(42)を経由して前記入出力装置(44)
との間でデータを転送するデータ転送制御手段(28)
と、 前記データ転送制御手段(28)により転送されるデー
タを一時的に格納するバッファメモリ(30)と、 前記入出力装置(44)のデータ転送終了に伴い前記入
出力制御装置(42)から送出された入出力終了割込信
号を検出した際に、前記処理ユニット(10)にデータ
転送の終了を通知し、更に前記処理ユニット(10)か
らの割込確認信号を前記入出力制御装置(42)に伝え
る割込制御手段(32)と、を備えたデータ転送制御装
置に於いて、 前記バッファメモリ(30)から前記主記憶ユニット
(12)に対するデータ転送の終了を判断するデータ転
送監視手段(46)と、 前記割込制御手段(32)で前記ローカルバス(34)
の入出力終了割込信号を検出した際に、該割込信号の前
記処理ユニット(10)への出力を抑止し、前記データ
転送監視手段(46)でデータ転送の終了の判断結果が
得られた場合に、抑止状態にある前記入出力終了割込信
号を前記処理ユニット(10)に出力する応答抑止手段
(48)と、を設けたことを特徴とするデータ転送制御
装置。 - 【請求項2】請求項1記載のデータ転送制御装置に於い
て、 前記データ転送監視手段(46)は、前記システムバス
(18)の信号状態からデータ転送の終了の有無を判断
することを特徴とするデータ転送制御装置。 - 【請求項3】請求項1記載のデータ転送制御装置に於い
て、 前記データ転送監視手段(46)は、前記入出力終了割
込信号が検出されてから予め定めた一定時間後にデータ
転送終了と判断するタイマ手段であることを特徴とする
データ転送制御装置。 - 【請求項4】システムバス(18)と、 前記システムバス(18)に接続された処理ユニット
(10)と、 前記システムバス(18)に接続された主記憶ユニット
(12)と、 ローカルバス(34)と、 前記ローカルバス(34)に接続された入出力制御装置
(42)と、 前記入出力装置配下に接続された入出力装置(44)
と、 前記システムバス(18)とローカルバス(34)の間
に接続され、前記処理ユニット(10)から入出力要求
を受けた後は前記処理ユニット(10)に依存すること
なく前記システムバス(18)に接続した主記憶ユニッ
ト(12)と前記ローカルバス(34)に接続した入出
力制御装置(42)を経由して前記入出力装置(44)
との間でデータを転送するデータ転送制御手段(28)
と、 前記データ転送制御手段(28)により転送されるデー
タを一時的に格納するバッファメモリ(30)と、 前記入出力装置(44)のデータ転送終了に伴い前記入
出力制御装置(42)から送出された入出力終了割込信
号を検出した際に、前記処理ユニット(10)にデータ
転送の終了を通知し、更に前記処理ユニット(10)か
らの割込確認信号を前記入出力制御装置(42)に伝え
る割込制御手段(32)と、を備えたデータ転送制御装
置に於いて、 前記バッファメモリ(30)から前記主記憶ユニット
(12)に対するデータ転送の終了を判断するデータ転
送監視手段(46)と、 前記割込制御手段(32)で前記処理ユニット(10)
からの割込確認信号を検出した際に、該割込確認信号の
前記入出力制御装置(42)への出力を抑止し、前記デ
ータ転送監視手段(46)でデータ転送の終了の判断結
果が得られた場合に、抑止状態にある前記割込確認信号
を前記入出力制御装置(42)に出力する応答抑止手段
(48)と、を設けたことを特徴とするデータ転送制御
装置。 - 【請求項5】請求項4記載のデータ転送制御装置に於い
て、 前記データ転送監視手段(46)は、前記システムバス
(18)の信号状態からデータ転送の終了の有無を判断
することを特徴とするデータ転送制御装置。 - 【請求項6】請求項5記載のデータ転送制御装置に於い
て、 前記データ転送監視手段(46)は、前記割込確認信号
が検出されてから予め定めた一定時間後にデータ転送終
了と判断するタイマ手段であることを特徴とするデータ
転送制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006290A JPH07210500A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | データ転送制御装置 |
US08/358,724 US5724609A (en) | 1994-01-25 | 1994-12-19 | Apparatus for transfer-controlling data by direct memory access |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006290A JPH07210500A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | データ転送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07210500A true JPH07210500A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11634262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6006290A Withdrawn JPH07210500A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | データ転送制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5724609A (ja) |
JP (1) | JPH07210500A (ja) |
Cited By (3)
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