JPH07192984A - 薄板固定装置 - Google Patents
薄板固定装置Info
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- JPH07192984A JPH07192984A JP33299693A JP33299693A JPH07192984A JP H07192984 A JPH07192984 A JP H07192984A JP 33299693 A JP33299693 A JP 33299693A JP 33299693 A JP33299693 A JP 33299693A JP H07192984 A JPH07192984 A JP H07192984A
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- frame
- fixing device
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
ことなく固定でき、かつ、フォトマスクの平面方向と直
交する方向に高精度な定位性を持たせ、装置の処理性能
力を向上させる固定装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明はフレ−ム11と、このフレ−ム11に
設けられフォトマスク12を支持する高さ基準片14
と、前記フレ−ム11に一端部が取り付けられ前記フォ
トマスク12の平面方向には高剛性で、平面方向と直交
する方向には低剛性な板ばね17と、この板ばね17の
他端部に取り付けられ、前記フォトマスク12を固定す
る吸着ポケット16とを具備してなる。
Description
の製造装置において、フォトマスクの様な平面度の精度
が高い薄板形状物を固定する固定装置に関する。
に示すようなものが知られている。
ーム1の下面部には複数個(4個)の固定吸着部2…が
取り付けられている。前記固定吸着部2…の上面部は高
精度な平面度、たとえば、1μm以下に加工されてい
る。上記固定吸着部2…は図示しない真空配管を介して
真空源に接続され、フォトマスク3を吸引吸着するよう
になっている。
下程度に加工されている。
おいては、上記固定吸着部2…とフォトマスク3とが同
じ平面度(1μm)を有するため、固定吸着部2…上に
フォトマスク3を固定すると、フォトマスク3の平面度
はそれ自身の有する平面度より悪くなってしまうことが
多い。
であっても傾きがあると、フォトマスク3を固定した
際、フォトマスク3に曲げモーメントが発生し、更にフ
ォトマスク3の平面度が悪化する。
の厚さが厚くなる傾向にあり、フォトマスク3自身の平
面度をそのまま保持した方が良い。
ム1を図示しないXYθステージに固定し、フォトマス
ク3の欠陥検査をするが、ステージの固定力でフレーム
1が歪まされると、フォトマスク3の平面度も低下され
る。
低下させることなく固定でき、かつ、薄板形状物の平面
方向と直交する方向には高精度な定位性を持たせ、装置
の処理性能力を向上させる薄板形状物の固定装置を提供
することを目的とする。
するため、フレ−ムと、このフレ−ムに一端部が取り付
けられ前記薄板形状物の平面方向に高剛性で、平面方向
と直交する方向に低剛性な取付部材と、この取付部材の
他端部に取り付けられ、前記薄板形状物を固定する固定
部材とを具備してなる。
直交する方向を位置決めするための少なくとも3点の基
準部材を備えることが好ましい。
薄板形状物の平面方向には位置を固定するが、薄板形状
物の平面方向と直交する方向には、低剛性であるため、
容易に変形し、薄板形状物に対しその平面方向と直交す
る方向に外力を付与することがない。これにより、薄板
形状物の固定時における平面度を高精度に維持する。
例を参照して説明する。
ホルダを示すもので、図中11はフレームである。前記
フレ−ム11の下面部には複数個(4個)の可動吸着部
13…および複数個(3個)の支持手段としての高さ基
準片14が取り付けられている。
4…上に薄板形状物としてのフォトマスク12が載置さ
れ、その高さ方向および、平面方向の位置決めがなされ
るようになっている。
ばね17を有し、この板ばね17の一端部は固定ねじ2
1…によって上記フレ−ム11の下面部に固定され、他
端部には固定部材としての吸着ポケット16が固定ねじ
22…により固定されている。
フレ−ム11の下面部に固定され、他端部に上記フォト
マスク12を支持する基準部としての基準ピン19を備
えている。
片14…上に支持固定されるフォトマスク12はその平
面方向には位置が固定されるが、平面方向と直交する方
向すなわち、高さ方向には低剛性な板ばね17で支持さ
れているため、平面度を悪化させる様な外力が与えられ
ることがない。
て、かつ水平面方向には高剛性に固定されることにな
り、フォトマスク12自身の平面度を悪化させることな
く、固定できる。
い真空源が接続されており、真空源の動作により上記フ
ォトマスク12は真空チャックされるようになってい
る。
2を真空チャックによりクランプしたが、これに限られ
ることなく、フォトマスク12を機械的にクランプして
も良い。
示しないXYθステージにフレーム11を固定するが、
その際、ステージでの固定力でフレーム11の平面度が
悪化させられても、フォトマスク12は高さ方向に低剛
性な可動吸着部13で固定されているためフォトマスク
2の平面度は悪化しない。
ピン19を設けてフォトマスク12の高さ方向の位置を
定めるようにした例を示したが、フォトマスク12の剛
性との兼ね合いで(フォトマスク12を実質的に変形さ
せることなく)、低剛性な板ばね17…が比較的わずか
なたわみでフォトマスク12の重量を支えるような剛性
であるように設定すれば、基準ピン19のような基準は
省略することができる。ただし、この場合、傾きを生じ
ることはあるが、平面度は確保されている。
ク欠陥検査装置、固定機構として真空チャックを用いた
が、これに限られることはなく、機械式固定方法とすれ
ば、電子ビーム描画装置にも適用できる。
平面加工された薄板形状物をその平面度を低下させるこ
となく、その平面と同一方向に拘束して高精度で安定し
て保持でき、処理能率を向上することができる。
め、脱着を繰り返しても再現性を良好に維持できるとい
う効果を奏する。
を示す平面図。
13…可動吸着部、14…高さ基準片(支持手段)、1
6…吸着ポケット(固定部材)、17…板ばね(取付部
材)、19…基準ピン(基準部材)。
Claims (2)
- 【請求項1】 フレ−ムと、 このフレ−ムに一端部が取り付けられ前記薄板形状物の
平面方向に高剛性で、平面方向と直交する方向に低剛性
な取付部材と、 この取付部材の他端部に取り付けられ、前記薄板形状物
を固定する固定部材と、 を具備してなることを特徴と
する薄板固定装置。 - 【請求項2】前記フレ−ムは薄板形状物の平面方向と直
交する方向を位置決めするための少なくとも3点の基準
部材を備えてなることを特徴とする請求項1記載の薄板
固定装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33299693A JP3349572B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 薄板固定装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07192984A true JPH07192984A (ja) | 1995-07-28 |
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ID=18261133
Family Applications (1)
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JP33299693A Expired - Fee Related JP3349572B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 薄板固定装置 |
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- 1993-12-27 JP JP33299693A patent/JP3349572B2/ja not_active Expired - Fee Related
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