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JPH07181031A - 測定用補助台 - Google Patents

測定用補助台

Info

Publication number
JPH07181031A
JPH07181031A JP32385593A JP32385593A JPH07181031A JP H07181031 A JPH07181031 A JP H07181031A JP 32385593 A JP32385593 A JP 32385593A JP 32385593 A JP32385593 A JP 32385593A JP H07181031 A JPH07181031 A JP H07181031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
measured
measurement
surface plate
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32385593A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kimura
俊雄 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP32385593A priority Critical patent/JPH07181031A/ja
Publication of JPH07181031A publication Critical patent/JPH07181031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽い力で被測定物および測定器のいずれか一
方を移動させることができ、熱や傷などの問題も解消で
きる測定用補助台を提供する。 【構成】 被測定物Wおよびハイトゲージ2のいずれか
一方を載置する載置面12が形成された台本体11の下
面に複数のエアーパッド21を設ける。載置面12にハ
イトケージ2を載せた状態において、エアーパッド21
から定盤1の上面に向けてエアーを噴出すると、エアー
パッド21が定盤1の上面から所定量だけ浮上されるか
ら、軽い力で台本体11を移動させることができる。台
本体11を移動させながら、ハイトゲージ2の電気マイ
クロメータ3を被測定物Wの測定点に順次接触させ、そ
のときの値を読取り、これらの測定値を基に平面度を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定用補助台に関す
る。詳しくは、定盤上において、被測定物および測定器
のいずれか一方を他方に対して移動させながら測定を行
う際に用いられる測定用補助台に関する。
【0002】
【背景技術】たとえば、被測定物の平面度を測定する場
合、図7に示す方法により測定が行われている。 定盤1上に被測定物Wとともにハイトゲージ2を載置
し、そのハイトゲージ2に組み込まれた変位検出器、た
とえば、電気マイクロメータ3を被測定物Wの測定面に
接触させる。 被測定物Wを手でX方向へ移動させながら順次次の測
定点に電気マイクロメータ3を接触させ、そのときの値
を読み取る。 一列目の測定点での測定が終了したのち、被測定物W
を手でY方向へ所定ピッチ移動させ、この列について前
記の測定を繰り返す。 これらの測定値を基に平面度を求める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の測定
方法では、被測定物Wを手で定盤1上をすべらせながら
移動させなければならないから、被測定物Wが大重量の
場合、被測定物Wを簡単に移動させることができず、測
定者に過大な労力を強いるうえ、測定作業にも時間がか
かる。また、被測定物Wを移動させる際、手で被測定物
Wを押しながら移動させているため、手の熱が被測定物
Wに伝わり熱膨張するという問題がある また、移動時にあっては、被測定物Wはハイトゲージ2
の電気マイクロメータ3および定盤1と接した状態で移
動するため、被測定物Wおよび定盤1に傷がつくという
問題もある。
【0004】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、軽い力で被測定物および測定器のいず
れか一方を他方に対して移動させることができ、しか
も、熱や傷などの問題も解消できる測定用補助台を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、定
盤上において、被測定物および測定器のいずれか一方を
他方に対して移動させながら測定を行う際に用いられる
測定用補助台であって、上面に前記被測定物および測定
器のいずれか一方を載置する載置面が形成された台本体
と、この台本体の下面に設けられ前記定盤の上面に向け
てエアーを噴出する複数のエアーパッドとを備えたこと
を特徴とする。また、前記台本体には前記各エアーパッ
ドにエアーを供給するエアー供給装置が設けられている
ことを特徴とする。また、前記台本体と各エアーパッド
との間には高さ調整機構が設けられていることを特徴と
する。
【0006】
【作用】測定にあたっては、台本体上面の載置面に被測
定物および測定器のいずれか一方を載置するとともに、
定盤上にいずれか他方を載置する。たとえば、台本体上
面の載置面に測定器(たとえば、ハイトゲージなど)
を、定盤上に被測定物を載置する。この状態において、
エアーパッドから定盤の上面に向けてエアーを噴出する
と、エアーパッドが定盤の上面から所定量だけ浮上され
るから、軽い力で台本体を移動させることができる。台
本体を移動させながら、測定器の測定子(たとえば、ハ
イトゲージの電気マイクロメータ)を被測定物の測定点
に順次接触させ、そのときの値を読み取り、これらの測
定値を基に平面度を求める。
【0007】また、台本体に各エアーパッドにエアーを
供給するエアー供給装置を設けるようにすれば、各エア
ーパッドにエアーを供給する配管を外部から取らなくて
もよいから、その配管が邪魔になることがなく台本体を
自由に移動させることができる。また、台本体と各エア
ーパッドとの間に高さ調整機構を設けるようにすれば、
台本体の載置面を定盤と平行に調整することができるか
ら、台本体の載置面に被測定物を載せた状態で移動させ
ながら測定を行うこともできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。第1実施例 第1実施例を図1〜図5に示す。本実施例の測定用補助
台Aは、図1に示すように、台本体11と、この台本体
11の下面四隅に装着されたエアーパッド21と、この
各エアーパッド21と台本体11との間に設けられた高
さ調整機構31とから構成されている。
【0009】前記台本体11は、平面から見て矩形状に
形成されているとともに、その上面に前記被測定物およ
び測定器のいずれか一方を載置する載置面12が形成さ
れている。載置面12は、平面度が高精度に出された平
滑面に形成されている。
【0010】前記各エアーパッド21は、図2に示す如
く、上面中央に球面状の凹部22を、下面に前記定盤1
の上面に向けてエアーを噴出する複数条のエアー噴出溝
23をそれぞれ備え、かつ、内部にこれらのエアー噴出
溝23にエアーを供給するエアー供給溝24が形成され
ている。エアー供給溝24には、図3に示す如く、エア
ー配管25およびエアー分配器26を通じて図示しない
エアー供給源(コンプレッサなど)が接続されている。
なお、エアー配管25の途中には、エアーを供給、遮断
するエアースイッチ27が設けられている。エアースイ
ッチ27は、台本体11の一側面に固定されている。
【0011】前記各高さ調整機構31は、図2に示す如
く、台本体11の下面四隅に固着された固定プレート3
2と、この固定プレート32に上下方向へ進退自在に螺
合されかつ下端が前記各エアーパッド21の凹部22に
接触する凸球面に形成された高さ調整ボルト33と、こ
の高さ調整ボルト33を固定プレート32に対して所定
高さ位置に固定するナット34とから構成されている。
【0012】次に、本実施例の作用を説明する。測定に
あたっては、図4に示すように、定盤1上に被測定物W
とともに本実施例の測定用補助台Aを載置し、その測定
用補助台Aの上、つまり、載置面12に測定器、ここで
はハイトゲージ2を載置する。こののち、エアースイッ
チ27をオンする。すると、エアー供給源(コンプレッ
サなど)からの高圧エアーがエアー配管25およびエア
ー分配器26を通じて各エアーパッド21のエアー噴出
溝23から定盤1の上面に向けて噴出されるから、エア
ーパッド21が定盤1の上面から所定量だけ浮上され
る。
【0013】この状態において、ハイトゲージ2の電気
マイクロメータ3を被測定物Wの測定面に接するように
スライダ4を支柱5に対して高さ調整したのち、台本体
11を手で押しながら移動させる。このとき、エアーパ
ッド21が定盤1の上面から所定量だけ浮上されている
から、軽い力で移動させることができる。台本体11を
移動させながら、電気マイクロメータ3を被測定物Wの
測定点に順次接触させ、そのときの値を読み取る。最後
に、これらの測定値を基に平面度を求める。
【0014】また、図5に示すように、定盤1上にハイ
トゲージ2とともに本実施例の測定用補助台Aを載置
し、その測定用補助台Aの上、つまり、載置面12に被
測定物Wを載置し、この状態において、台本体11を移
動させながら、被測定物Wの測定点を電気マイクロメー
タ3に接触させるようにしても、同様に測定することが
できる。なお、この場合には、予め、台本体11の載置
面12が定盤1と平行になるように、各高さ調整機構3
1を調整しておけばよい。
【0015】従って、第1実施例によれば、定盤1上に
おいて、被測定物Wおよびハイトゲージ2のいずれか一
方を他方に対して移動させながら測定を行う際、被測定
物Wおよびハイトゲージ2のいずれか一方を台本体11
に載置し、その台本体11をエアーによって定盤1上か
ら浮上させながらいずれか他方に対して移動させること
ができるから、軽い力で台本体11を移動させることが
できる。
【0016】このこと、つまり、台本体11がエアーに
よって定盤1上から浮上しながら移動しているから、定
盤1上に傷などをつける虞れがない。しかも、この際、
台本体11を手で押しながら移動させればよいから、つ
まり、手で被測定物Wを直接押しながら移動させなくて
もよいから、手の熱による被測定物Wへの悪影響がな
い。
【0017】また、台本体11と各エアーパッド21と
の間に高さ調整機構31を設けたので、この高さ調整機
構31によって台本体11の載置面12を定盤1と平行
に調整することができるから、台本体11の載置面12
に被測定物Wを載せた状態で移動させながら測定を行う
こともできる。
【0018】第2実施例 第2実施例を図6に示す。なお、同図の説明にあたっ
て、第1実施例と同一構成要件については、同一符号を
付し、その説明を省略もしくは簡略化する。本実施例の
測定用補助台Bは、図6に示すように、台本体11の下
面に前記各エアーパッド21にエアーを供給するエアー
供給装置41が設けられている。エアー供給装置41
は、コンプレーサ42と、このコンプレッサ42を駆動
させるバッテリ43とから構成されている。コンプレー
サ42からの高圧エアーは、配管43を通じて前記エア
ースイッチ27に与えられ、そこから前記エアー配管2
5およびエアー分配器26を通じて各エアーパッド21
に供給される。
【0019】従って、第2実施例によれば、第1実施例
で述べた効果に加え、各エアーパッド21にエアーを供
給する配管を外部から取らなくてもよいから、その配管
が邪魔になることがなく台本体11を自由に移動させる
ことができる。なお、測定時にコンプレッサ42の振動
が問題になる場合には、データ読取時にコンプレッサ4
2を一時的に停止させることにより解決できる。
【0020】なお、上記各実施例では、ハイトゲージ2
に電気マイクロメータ3を取り付けて被測定物Wの平面
度を測定する例について説明したが、電気マイクロメー
タ3に限らず、インジケータやリニアゲージなどを取り
付けて測定することもできる。測定の項目に関しても、
被測定物Wの平面度に限らず、直角度なども測定でき
る。
【0021】また、上記各実施例では、測定器としてハ
イトゲージ2を用いた例について説明したが、本発明
は、この例に限られない。三次元測定機などにも適用で
きる。たとえば、測定アームが横に突出した横型三次元
測定機の横に被測定物を載置し、この被測定物を横型三
次元測定機によって測定する場合において、被測定物を
本発明の測定用補助台上に載置しながら姿勢を変えるよ
うにすることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明の測定用補助台によ
れば、エアーによって台本体を定盤上から浮上させなが
ら移動させるようにしたので、軽い力で被測定物および
測定器のいずれか一方を他方に対して移動させることが
でき、しかも、熱や傷などの問題も解消できるという効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定用補助台の第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の III−III 線断面図である。
【図4】同上実施例の測定状態の一例を示す図である。
【図5】同上実施例の測定状態の他の例を示す図であ
る。
【図6】本発明の測定用補助台の第2実施例を示す断面
図である。
【図7】従来の測定方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 定盤 2 ハイトゲージ(測定器) 3 電気マイクロメータ 11 台本体 12 載置面 21 エアーパッド 31 高さ調整機構 41 エアー供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定盤上において、被測定物および測定器の
    いずれか一方を他方に対して移動させながら測定を行う
    際に用いられる測定用補助台であって、 上面に前記被測定物および測定器のいずれか一方を載置
    する載置面が形成された台本体と、この台本体の下面に
    設けられ前記定盤の上面に向けてエアーを噴出する複数
    のエアーパッドとを備えたことを特徴とする測定用補助
    台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の測定用補助台において、
    前記台本体には前記各エアーパッドにエアーを供給する
    エアー供給装置が設けられていることを特徴とする測定
    用補助台。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の測定用補
    助台において、前記台本体と各エアーパッドとの間には
    高さ調整機構が設けられていることを特徴とする測定用
    補助台。
JP32385593A 1993-12-22 1993-12-22 測定用補助台 Pending JPH07181031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32385593A JPH07181031A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 測定用補助台

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JP32385593A JPH07181031A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 測定用補助台

Publications (1)

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JPH07181031A true JPH07181031A (ja) 1995-07-18

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ID=18159342

Family Applications (1)

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JP32385593A Pending JPH07181031A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 測定用補助台

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JP (1) JPH07181031A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1584894A1 (en) 2004-04-08 2005-10-12 Mitutoyo Corporation Mount table, surface texture measuring machine and surface texture measuring method
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990216