JPH07166186A - ロータリーポンプ油 - Google Patents
ロータリーポンプ油Info
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- JPH07166186A JPH07166186A JP26135694A JP26135694A JPH07166186A JP H07166186 A JPH07166186 A JP H07166186A JP 26135694 A JP26135694 A JP 26135694A JP 26135694 A JP26135694 A JP 26135694A JP H07166186 A JPH07166186 A JP H07166186A
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- rotary pump
- alkyl
- diphenyl ether
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防錆性と離水度がいっそう改良されたロータ
リーポンプ油を提供する。 【構成】 鉱油及び/又は合成油に、特にアルキルジフ
ェニルエーテル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレ
ン共重合体、ポリアルファオレフィン及びエステル油の
少なくとも1種を基油として、その基油に、カルシウム
スルホネート及びバリウムスルホネートの中性塩の少な
くとも一方からなる第1の添加剤と、アルケニルコハク
酸モノエステル又はアルキルフェノールポリアルキレン
オキシドエーテルの一方からなる第2の添加剤とを添加
してなるロータリーポンプ油。
リーポンプ油を提供する。 【構成】 鉱油及び/又は合成油に、特にアルキルジフ
ェニルエーテル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレ
ン共重合体、ポリアルファオレフィン及びエステル油の
少なくとも1種を基油として、その基油に、カルシウム
スルホネート及びバリウムスルホネートの中性塩の少な
くとも一方からなる第1の添加剤と、アルケニルコハク
酸モノエステル又はアルキルフェノールポリアルキレン
オキシドエーテルの一方からなる第2の添加剤とを添加
してなるロータリーポンプ油。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリーポンプ油、
より詳しくは防錆性及び離水度が良好なロータリーポン
プ油に関する。
より詳しくは防錆性及び離水度が良好なロータリーポン
プ油に関する。
【0002】
【従来の技術】真空ポンプには、メカニカルポンプ、蒸
気噴射型ポンプ等種々あるが、低真空状態を得るため
に、ロータリーポンプが使用されている。このポンプ
は、吸気口と排気口とを持つシリンダの内部に、偏心状
態でロータが設けられ、それが、回転または揺動し、例
えばロータに付設されたベローと共に、シリンダ内の空
間形態を時間と共に変えていく。その空間には油が充填
されており、その油は、空間形態の変化に伴なって、吸
気口から吸入された気体を溶存させたり、溶存気体を排
出し、排気口から気体を逃したりし、これを繰り返して
真空状態を作り出す。
気噴射型ポンプ等種々あるが、低真空状態を得るため
に、ロータリーポンプが使用されている。このポンプ
は、吸気口と排気口とを持つシリンダの内部に、偏心状
態でロータが設けられ、それが、回転または揺動し、例
えばロータに付設されたベローと共に、シリンダ内の空
間形態を時間と共に変えていく。その空間には油が充填
されており、その油は、空間形態の変化に伴なって、吸
気口から吸入された気体を溶存させたり、溶存気体を排
出し、排気口から気体を逃したりし、これを繰り返して
真空状態を作り出す。
【0003】この油、つまりロータリーポンプ油は、上
記のように低い気体を溶存させたりする働きの他に、シ
リンダとロータとのシール作用、摺動部分の潤滑作用、
高速回転による発熱を抑える冷却作用等を発揮しなけれ
ばならない。
記のように低い気体を溶存させたりする働きの他に、シ
リンダとロータとのシール作用、摺動部分の潤滑作用、
高速回転による発熱を抑える冷却作用等を発揮しなけれ
ばならない。
【0004】かかるロータリーポンプ油は、通常の潤滑
油よりも、蒸気圧が低いことが要求され、代表的なもの
としては、鉱油に高塩基性スルホネートを添加したもの
や、合成油系のもの、つまり、アルキルジフェニルエー
テル(例えば特公昭第51−44263号、同第52−
24628号公報開示);エチレンプロピレン共重合体
とアルケニルコハク酸イミドとが添加されたアルキルナ
フタレン(特開昭63-304097 号)があり、実用化されて
いる。
油よりも、蒸気圧が低いことが要求され、代表的なもの
としては、鉱油に高塩基性スルホネートを添加したもの
や、合成油系のもの、つまり、アルキルジフェニルエー
テル(例えば特公昭第51−44263号、同第52−
24628号公報開示);エチレンプロピレン共重合体
とアルケニルコハク酸イミドとが添加されたアルキルナ
フタレン(特開昭63-304097 号)があり、実用化されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロータリーポンプを作
動する場合、その使用場所によりポンプが気体だけでな
く、水や溶剤を吸込み、ポンプ油に混入することが少く
ない。このようなことは、例えば、ガスクロ・質量分析
器や液クロ・質量分析器中に使用されているロータリー
ポンプでよく見られる現象である。
動する場合、その使用場所によりポンプが気体だけでな
く、水や溶剤を吸込み、ポンプ油に混入することが少く
ない。このようなことは、例えば、ガスクロ・質量分析
器や液クロ・質量分析器中に使用されているロータリー
ポンプでよく見られる現象である。
【0006】このように水等が混入した場合、上に示し
た各種のポンプ油は、防錆性の向上を図ったものが実用
化されていないので、金属製のロータやその軸が錆び
る。その錆に、ロータや軸が、金属接触したまま可動す
ると、摩耗が起き、オイルシール用に軸に使用されてい
るOリングが破れ、油漏れを起こし、ポンプの性能が落
ちたり、停止したりする危険性がある。
た各種のポンプ油は、防錆性の向上を図ったものが実用
化されていないので、金属製のロータやその軸が錆び
る。その錆に、ロータや軸が、金属接触したまま可動す
ると、摩耗が起き、オイルシール用に軸に使用されてい
るOリングが破れ、油漏れを起こし、ポンプの性能が落
ちたり、停止したりする危険性がある。
【0007】本願出願人は、平成4年12月28日出願の特
願平4−361601号にて、アルキルジフェニルエーテル
に、カルシウムスルホネート及びバリウムスルホネート
の中性塩の少なくとも一方を、全量の4.0重量%以下
添加したロータリーポンプ油を提案した。これは、公知
技術に対してかなり優れるものであるが、なおいっその
防錆性及び離水度の向上が望まれている。
願平4−361601号にて、アルキルジフェニルエーテル
に、カルシウムスルホネート及びバリウムスルホネート
の中性塩の少なくとも一方を、全量の4.0重量%以下
添加したロータリーポンプ油を提案した。これは、公知
技術に対してかなり優れるものであるが、なおいっその
防錆性及び離水度の向上が望まれている。
【0008】本発明の目的は、かかる要請に答えるもの
であり、防錆性及び離水度がいっそう改善されたロータ
リーポンプ油を提供することにある。
であり、防錆性及び離水度がいっそう改善されたロータ
リーポンプ油を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段、及び作用】本発明は、鉱
油及び/又は合成油(特に基油としてアルキルジフェニ
ルエーテル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレン共
重合体、ポリアルファオレフィン、エステル油)に、カ
ルシウムスルホネート及びバリウムスルホネートの中性
塩の少なくとも一方からなる第1の添加剤と、アルケニ
ルコハク酸モノエステル又はアルキルフェノールポリア
ルキレンオキシドエーテルの一方からなる第2の添加剤
とを添加してなる防錆性及び離水度に優れたロータリー
ポンプ油である。
油及び/又は合成油(特に基油としてアルキルジフェニ
ルエーテル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレン共
重合体、ポリアルファオレフィン、エステル油)に、カ
ルシウムスルホネート及びバリウムスルホネートの中性
塩の少なくとも一方からなる第1の添加剤と、アルケニ
ルコハク酸モノエステル又はアルキルフェノールポリア
ルキレンオキシドエーテルの一方からなる第2の添加剤
とを添加してなる防錆性及び離水度に優れたロータリー
ポンプ油である。
【0010】
【実施態様】まず、初めに本発明で使用し得る基油につ
いて説明する。基油は、鉱油及び/又は合成油であり、
鉱油としては、パラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油等が
挙げられ、合成油としては、アルキルジフェニルエーテ
ル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレン共重合体、
ポリアルファオレフィン、アルキルジフェニル、アルキ
ルナフタレン、エステル油、ポリアルキレングリコール
等が挙げられる。
いて説明する。基油は、鉱油及び/又は合成油であり、
鉱油としては、パラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油等が
挙げられ、合成油としては、アルキルジフェニルエーテ
ル、アルキルベンゼン、エチレンプロピレン共重合体、
ポリアルファオレフィン、アルキルジフェニル、アルキ
ルナフタレン、エステル油、ポリアルキレングリコール
等が挙げられる。
【0011】特に、本発明で好ましく使用される基油、
アルキルジフェニルエーテル、アルキルベンゼン、エチ
レンプロピレン共重合体、ポリアルファオレフィン、エ
ステル油について説明する。
アルキルジフェニルエーテル、アルキルベンゼン、エチ
レンプロピレン共重合体、ポリアルファオレフィン、エ
ステル油について説明する。
【0012】本発明で基油として使用し得るアルキルジ
フェニルエーテルの代表例は、下記の式で表わされるも
のである。
フェニルエーテルの代表例は、下記の式で表わされるも
のである。
【0013】
【化1】
【0014】[mは1〜3、nは0〜3、Rは炭素数1
0〜20のアルキル基(Rが2以上のときそれらは同じ
でも異なってもよい)] 具体的には、モノデシルジフェニルエーテル、モノドデ
シルジフェニルエーテル、モノテトラデシルジフェニル
エーテル、モノヘキサデシルジフェニルエーテル、モノ
オクタデシルジフェニルエーテル、モノエイコシルジフ
ェニルエーテル、ジテトラデシルジフェニルエーテル、
ジドデシルジフェニルエーテル、ジデシルジフェニルエ
ーテル、ジヘキサデシルジフェニルエーテル、ジオクタ
デシルジフェニルエーテル、ジエイコシルジフェニルエ
ーテル、テトラデシルドデシルジフェニルエーテル、テ
トラデシルヘキサデシルジフェニルエーテル、ジドデシ
ルテトラデシルジフェニルエーテル、ジテトラデシルド
デシルジフェニルエーテル、ジドデシルジテトラデシル
ジフェニルエーテル、トリデシルテトラデシルジフェニ
ルエーテル、トリデシルジフェニルエーテル、トリデシ
ルジフェニルエーテル、トリテトラデシルジフェニルエ
ーテル、テトラデシルジフェニルエーテル、テトラドデ
シルジフェニルエーテル、ペンタデシルジフェニルエー
テル、ペンタドデシルジフェニルエーテル、ペンタテト
ラデシルジフェニルエーテル、ヘキサドデシルジフェニ
ルエーテル、ヘキサテトラデシルジフェニルエーテル
(アルキル基が異なったジフェニルエーテルを含む)が
挙げられる。
0〜20のアルキル基(Rが2以上のときそれらは同じ
でも異なってもよい)] 具体的には、モノデシルジフェニルエーテル、モノドデ
シルジフェニルエーテル、モノテトラデシルジフェニル
エーテル、モノヘキサデシルジフェニルエーテル、モノ
オクタデシルジフェニルエーテル、モノエイコシルジフ
ェニルエーテル、ジテトラデシルジフェニルエーテル、
ジドデシルジフェニルエーテル、ジデシルジフェニルエ
ーテル、ジヘキサデシルジフェニルエーテル、ジオクタ
デシルジフェニルエーテル、ジエイコシルジフェニルエ
ーテル、テトラデシルドデシルジフェニルエーテル、テ
トラデシルヘキサデシルジフェニルエーテル、ジドデシ
ルテトラデシルジフェニルエーテル、ジテトラデシルド
デシルジフェニルエーテル、ジドデシルジテトラデシル
ジフェニルエーテル、トリデシルテトラデシルジフェニ
ルエーテル、トリデシルジフェニルエーテル、トリデシ
ルジフェニルエーテル、トリテトラデシルジフェニルエ
ーテル、テトラデシルジフェニルエーテル、テトラドデ
シルジフェニルエーテル、ペンタデシルジフェニルエー
テル、ペンタドデシルジフェニルエーテル、ペンタテト
ラデシルジフェニルエーテル、ヘキサドデシルジフェニ
ルエーテル、ヘキサテトラデシルジフェニルエーテル
(アルキル基が異なったジフェニルエーテルを含む)が
挙げられる。
【0015】好ましくは、m=1、n=0で、Rは炭素
数16〜20のアルキル基のもの、また、m=1、2で
n=1〜3で、Rが炭素数10〜14のアルキル基のも
のが挙げられる。
数16〜20のアルキル基のもの、また、m=1、2で
n=1〜3で、Rが炭素数10〜14のアルキル基のも
のが挙げられる。
【0016】また、動粘度は、100℃において2.0
〜30.0mm2 /sのものが使用できる。
〜30.0mm2 /sのものが使用できる。
【0017】なお、上記の化合物の範囲からはずれるも
のでも、平均分子量の面から混合により、上記の動粘度
の範囲に入るものであれば使用できる。
のでも、平均分子量の面から混合により、上記の動粘度
の範囲に入るものであれば使用できる。
【0018】本発明で基油として使用し得るアルキルベ
ンゼンは、直鎖型、分岐型、これらの中でモノ体、ジ体
を挙げることができる。直鎖型アルキルベンゼンとして
は、
ンゼンは、直鎖型、分岐型、これらの中でモノ体、ジ体
を挙げることができる。直鎖型アルキルベンゼンとして
は、
【0019】
【化2】
【0020】[上式中、R:C12〜C25のアルキル基で
ある。複数あるときには同じでも、異なってもよい]、
また、分岐型アルキルベンゼンとしてはアルキル分岐型
で、例えば、プロピレンのペンタマー、ヘキサマー、ヘ
プタマーをベンゼンにアルキル化したもので、
ある。複数あるときには同じでも、異なってもよい]、
また、分岐型アルキルベンゼンとしてはアルキル分岐型
で、例えば、プロピレンのペンタマー、ヘキサマー、ヘ
プタマーをベンゼンにアルキル化したもので、
【0021】
【化3】
【0022】[上式中、R´:C12〜C24の分岐アルキ
ル基である。複数あるときには同じでも、異なってもよ
い]である。
ル基である。複数あるときには同じでも、異なってもよ
い]である。
【0023】動粘度は、100℃において、2.0〜3
0.0mm2 /sのものが使用できる。
0.0mm2 /sのものが使用できる。
【0024】本発明で基油として使用し得るエチレンプ
ロピレン共重合体は、
ロピレン共重合体は、
【0025】
【化4】
【0026】[上式中、nは1〜20、mは1〜20で
ある]であり、動粘度は、100℃において、2.0〜
30.0mm2 /sのものが使用できる。
ある]であり、動粘度は、100℃において、2.0〜
30.0mm2 /sのものが使用できる。
【0027】本発明で基油として使用し得るポリアルフ
ァオレフィンは、通常、炭素数2〜14、好ましくは4
〜12の範囲の、直鎖状あるいは分岐状のオレフィン系
炭化水素から選択された任意の1種の単独重合または2
種以上の共重合により得られるものである。
ァオレフィンは、通常、炭素数2〜14、好ましくは4
〜12の範囲の、直鎖状あるいは分岐状のオレフィン系
炭化水素から選択された任意の1種の単独重合または2
種以上の共重合により得られるものである。
【0028】ポリアルファオレフィンは、通常、100
℃で、2〜30mm2 /s、好ましくは4〜25mm2
/sの動粘度を有するものである。その平均分子量は、
通常、約100〜2000、好ましくは約200〜10
00の範囲である。本発明で使用するポリアルファオレ
フィンとしては、特に、水素添加により不飽和結合を飽
和させたものが好ましい。
℃で、2〜30mm2 /s、好ましくは4〜25mm2
/sの動粘度を有するものである。その平均分子量は、
通常、約100〜2000、好ましくは約200〜10
00の範囲である。本発明で使用するポリアルファオレ
フィンとしては、特に、水素添加により不飽和結合を飽
和させたものが好ましい。
【0029】ポリアルファオレフィンとしては、炭化水
素または低級3〜6量体化により得られる炭素数6〜1
2のαーオレフィンの混合物、例えば、25〜50重量
%のヘキセン−1、30〜40重量%のオクテン1およ
び25〜40重量%のデセン−1からなる混合物を共重
合したものを挙げることができる。デセン−1のごとき
単独モノマーから得られるオリゴマーおよびその水素添
加物も好適である。
素または低級3〜6量体化により得られる炭素数6〜1
2のαーオレフィンの混合物、例えば、25〜50重量
%のヘキセン−1、30〜40重量%のオクテン1およ
び25〜40重量%のデセン−1からなる混合物を共重
合したものを挙げることができる。デセン−1のごとき
単独モノマーから得られるオリゴマーおよびその水素添
加物も好適である。
【0030】これらのポリアルファオレフィンは、触媒
として、塩化アルミニウム、フッ化ホウ素等のフリーデ
ルクラフト型触媒、チーグラー触媒または酸化クロム等
の酸化物触媒等を使用して製造することができる。ポリ
アルファオレフィンの水素添加は、重合反応生成物から
触媒を除去した後、加温、加圧下において、例えば、ニ
ッケルーモリブデン/アルミナのような水素化触媒の存
在下に、水素と接触させることにより行なうことができ
る。
として、塩化アルミニウム、フッ化ホウ素等のフリーデ
ルクラフト型触媒、チーグラー触媒または酸化クロム等
の酸化物触媒等を使用して製造することができる。ポリ
アルファオレフィンの水素添加は、重合反応生成物から
触媒を除去した後、加温、加圧下において、例えば、ニ
ッケルーモリブデン/アルミナのような水素化触媒の存
在下に、水素と接触させることにより行なうことができ
る。
【0031】本発明で基油として使用し得るエステル油
としては、脂肪族多価アルコールと直鎖状又は分岐状の
脂肪酸とのポリエステル類が挙げられる。
としては、脂肪族多価アルコールと直鎖状又は分岐状の
脂肪酸とのポリエステル類が挙げられる。
【0032】このポリエステル類を形成する脂肪族多価
アルコールとしては、ネオペンチルグリコール、トリメ
チロールプロパン、ジトリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタン、ジトリメチロールエタン、ペンタエリ
スリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリ
スリトール等があり、また脂肪酸としては炭素数3〜2
4のものを使用することができ、好ましい脂肪酸は、プ
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、ヘプタデシル酸、ステアリ
ン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸等である。また、上記脂肪族多価アルコールと直
鎖状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用でき
る。これらの部分エステルは、脂肪族多価アルコールと
脂肪酸の反応モル数を適宜調節して反応させることによ
り得られる。
アルコールとしては、ネオペンチルグリコール、トリメ
チロールプロパン、ジトリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタン、ジトリメチロールエタン、ペンタエリ
スリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリ
スリトール等があり、また脂肪酸としては炭素数3〜2
4のものを使用することができ、好ましい脂肪酸は、プ
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、ヘプタデシル酸、ステアリ
ン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ
リン酸等である。また、上記脂肪族多価アルコールと直
鎖状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用でき
る。これらの部分エステルは、脂肪族多価アルコールと
脂肪酸の反応モル数を適宜調節して反応させることによ
り得られる。
【0033】次に、ジエステルは、カルボン酸成分とし
ては炭素数4〜20、好ましくは6〜10の直鎖状又は
分岐状の脂肪族二塩基酸であり、具体的には、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸等が挙げられ、またこれらと同等の性状を有するもの
でも良い。アルコール成分としては炭素数4〜20、好
ましくは4〜10の脂肪族アルコールであり、具体的に
はヘキシルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチル
アルコール、ノニルアルコール、及びデシルアルコール
等、並びにこれらの異性体が挙げられる。
ては炭素数4〜20、好ましくは6〜10の直鎖状又は
分岐状の脂肪族二塩基酸であり、具体的には、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸等が挙げられ、またこれらと同等の性状を有するもの
でも良い。アルコール成分としては炭素数4〜20、好
ましくは4〜10の脂肪族アルコールであり、具体的に
はヘキシルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチル
アルコール、ノニルアルコール、及びデシルアルコール
等、並びにこれらの異性体が挙げられる。
【0034】本発明で第1の添加剤として使用し得るカ
ルシウムスルホネートの中性塩の代表例は、置換(特に
アルキル置換)または非置換の芳香族系スルホネートの
カルシウム中性塩であり、例えば下記の式で表わされる
ものである。
ルシウムスルホネートの中性塩の代表例は、置換(特に
アルキル置換)または非置換の芳香族系スルホネートの
カルシウム中性塩であり、例えば下記の式で表わされる
ものである。
【0035】
【化5】
【0036】[上式中のRは同じでも異なってもよい、
炭素数8〜20のアルキル基である]
炭素数8〜20のアルキル基である]
【0037】
【化6】
【0038】[上式中のRは同じでも異なってもよい、
炭素数8〜20のアルキル基である] 好ましいものとしては、具体的にはRが炭素数9〜12
のアルキル基のものが挙げられる。
炭素数8〜20のアルキル基である] 好ましいものとしては、具体的にはRが炭素数9〜12
のアルキル基のものが挙げられる。
【0039】本発明で第1の添加剤として使用し得るバ
リウムスルホネートの中性塩の代表例は、置換(アルキ
ル置換)または非置換の芳香族系スルホネートのバリウ
ム中性塩であり、例えば下記の式で表わされるものであ
る。
リウムスルホネートの中性塩の代表例は、置換(アルキ
ル置換)または非置換の芳香族系スルホネートのバリウ
ム中性塩であり、例えば下記の式で表わされるものであ
る。
【0040】
【化7】
【0041】[上式中のRは同じでも異なってもよい、
炭素数8〜20のアルキル基である]
炭素数8〜20のアルキル基である]
【0042】
【化8】
【0043】[上式中のRは同じでも異なってもよい、
炭素数8〜20のアルキル基である] 好ましいものとしては、具体的にはRが炭素数9〜12
のアルキル基のものが挙げられる。
炭素数8〜20のアルキル基である] 好ましいものとしては、具体的にはRが炭素数9〜12
のアルキル基のものが挙げられる。
【0044】上記第1の添加剤の添加(合計)量は、ロ
ータリーポンプ油全体の、通常、4.0重量%以下、好
ましくは0.1〜2.0重量%とする。4.0重量%越
えると離水度及び酸化安定性が悪くなる。
ータリーポンプ油全体の、通常、4.0重量%以下、好
ましくは0.1〜2.0重量%とする。4.0重量%越
えると離水度及び酸化安定性が悪くなる。
【0045】本発明で第2の添加剤として使用し得るア
ルケニルコハク酸モノエステルとしては、下記の一般式
のものが挙げられる。
ルケニルコハク酸モノエステルとしては、下記の一般式
のものが挙げられる。
【0046】
【化9】
【0047】[R1 はポリイソブチレン(平均分子量2
00〜2600)、炭素数が1〜20のアルキル基また
はアルケニル基、特に好ましくはポリイソブチレン(平
均分子量900〜2000)、炭素数8〜20のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2はC1 〜C30のアルキル基
で、飽和、不飽和のものが挙げられる。特に好ましくは
炭素数12〜20のアルキル基である]。
00〜2600)、炭素数が1〜20のアルキル基また
はアルケニル基、特に好ましくはポリイソブチレン(平
均分子量900〜2000)、炭素数8〜20のアルキ
ル基又はアルケニル基、R2はC1 〜C30のアルキル基
で、飽和、不飽和のものが挙げられる。特に好ましくは
炭素数12〜20のアルキル基である]。
【0048】本発明で第2の添加剤として使用し得るア
ルキルフェノールポリアルキレンオキシドエーテルとし
ては、下記の一般式のものが挙げられる。
ルキルフェノールポリアルキレンオキシドエーテルとし
ては、下記の一般式のものが挙げられる。
【0049】
【化10】
【0050】[上式中のR3 は、炭素数が1〜20のア
ルキル基、特に好ましくは炭素数が8〜20のアルキル
基、R4 は炭素数が2〜4のアルキレン基、好ましくは
炭素数が2〜3のアルキレン基、特に好ましくはエチレ
ン基、nは1〜30の整数である。特に好ましくは1〜
10の整数である]。
ルキル基、特に好ましくは炭素数が8〜20のアルキル
基、R4 は炭素数が2〜4のアルキレン基、好ましくは
炭素数が2〜3のアルキレン基、特に好ましくはエチレ
ン基、nは1〜30の整数である。特に好ましくは1〜
10の整数である]。
【0051】上記第2の添加剤の添加(合計)量は、ロ
ータリーポンプ油全体の、通常、3重量%以下、好まし
くは0.1〜1.0重量%とする。3.0重量%を越え
ると添加剤の溶解性が悪くなる。
ータリーポンプ油全体の、通常、3重量%以下、好まし
くは0.1〜1.0重量%とする。3.0重量%を越え
ると添加剤の溶解性が悪くなる。
【0052】なお、本発明のロータリーポンプ油には、
上記の添加剤の他にその性能を向上する任意の添加剤を
使用することができる。その例として、酸化防止剤、摩
耗防止剤、金属不活性化剤、防錆剤、消泡剤が挙げられ
る。
上記の添加剤の他にその性能を向上する任意の添加剤を
使用することができる。その例として、酸化防止剤、摩
耗防止剤、金属不活性化剤、防錆剤、消泡剤が挙げられ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明のロータリーポンプ油は、防錆性
及び離水度がいっそう改善され、ローターや軸に錆を発
生しにくい。そのため、錆に基づく摩耗、ひいては油漏
れが防止でき、ロータリーポンプの性能低下や、その寿
命短縮を引き起こしにくい。
及び離水度がいっそう改善され、ローターや軸に錆を発
生しにくい。そのため、錆に基づく摩耗、ひいては油漏
れが防止でき、ロータリーポンプの性能低下や、その寿
命短縮を引き起こしにくい。
【0054】
【実施例】実施例1〜10及び比較例1〜8 下記の下表に示すように、本発明のロータリーポンプ油
及び比較例としてのロータリーポンプ油(試験油)を調
製した(表中の添加剤量は、全量に占める重量%)。そ
れらの密度(JIS K 2249)、引火点(同 2265 )、流動
点(同 2269 )、粘度(同 2283 )、粘度指数、全酸価
(同 2501 )、離水度(同 2520 、54℃、油層(cc)−
水層(cc)−乳化層(cc)(左記になる時間(分))を測定
した。更に防錆試験I(同 2510 )と、それより厳しい
防錆試験II(下記)とを実施した。それらの結果も下表
に示す。
及び比較例としてのロータリーポンプ油(試験油)を調
製した(表中の添加剤量は、全量に占める重量%)。そ
れらの密度(JIS K 2249)、引火点(同 2265 )、流動
点(同 2269 )、粘度(同 2283 )、粘度指数、全酸価
(同 2501 )、離水度(同 2520 、54℃、油層(cc)−
水層(cc)−乳化層(cc)(左記になる時間(分))を測定
した。更に防錆試験I(同 2510 )と、それより厳しい
防錆試験II(下記)とを実施した。それらの結果も下表
に示す。
【0055】防錆試験II 試験片(JIS G 3141の鋼板)の表裏を、酸化物を除くた
め2回サンドペーパで研磨後、沸騰メタノールに浸漬し
た後、風乾した。内容積300ml のビーカーに試験油270g
を入れ、鋼板を全面浸漬した。実際のロータリーポンプ
油中に取り込まれた液体をモデルとした標準水(下記組
成)30g を入れ、50℃、スターラーで2時間撹拌した。
その後、50℃で22時間放置後、鋼板を観察し、錆の発生
をチェックした。チェック方法は、JIS K 2246によっ
た。要するに、鋼板にマス目のついたプレート板(透
明)をあて、錆の発生しているマス目を数えた。Aから
Dに向かうにつれて錆の発生が多かったことを示す。
め2回サンドペーパで研磨後、沸騰メタノールに浸漬し
た後、風乾した。内容積300ml のビーカーに試験油270g
を入れ、鋼板を全面浸漬した。実際のロータリーポンプ
油中に取り込まれた液体をモデルとした標準水(下記組
成)30g を入れ、50℃、スターラーで2時間撹拌した。
その後、50℃で22時間放置後、鋼板を観察し、錆の発生
をチェックした。チェック方法は、JIS K 2246によっ
た。要するに、鋼板にマス目のついたプレート板(透
明)をあて、錆の発生しているマス目を数えた。Aから
Dに向かうにつれて錆の発生が多かったことを示す。
【0056】標準水 CaSO4 0.68g NaCl 0.1g MgSO4 0.5 g H2 O 98.72g
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】表中の記号または略称 S−AB:直鎖型アルキルベンゼン(日本石油洗剤
(株)製、アルケン200P) H−AB:分岐型アルキルベンゼン(日本石油洗剤
(株)製、アルケン100P) SOM:アルキルジフェニルエーテル((株)松村石油
研究所製、ネオバックSOM) ルーカンHC−20:エチレンプロピレン共重合体(三
井石油化学工業(株)製、ルーカントHC−20) ルーカンHC−40:エチレンプロピレン共重合体(三
井石油化学工業(株)製、ルーカントHC−40) PAO(I):ポリアルファオレフィン(ライオン製、
リポループ100) PAO(II):ポリアルファオレフィン(モービル石
油製、SHF−401) DIDA:ジイソデシルアジペート(新日本理化製)
(株)製、アルケン200P) H−AB:分岐型アルキルベンゼン(日本石油洗剤
(株)製、アルケン100P) SOM:アルキルジフェニルエーテル((株)松村石油
研究所製、ネオバックSOM) ルーカンHC−20:エチレンプロピレン共重合体(三
井石油化学工業(株)製、ルーカントHC−20) ルーカンHC−40:エチレンプロピレン共重合体(三
井石油化学工業(株)製、ルーカントHC−40) PAO(I):ポリアルファオレフィン(ライオン製、
リポループ100) PAO(II):ポリアルファオレフィン(モービル石
油製、SHF−401) DIDA:ジイソデシルアジペート(新日本理化製)
【0061】
【化11】
【0062】添加剤1:ジノニルナフタレンスルホン酸
カルシウム塩(楠本化成製、ナッスル729)
カルシウム塩(楠本化成製、ナッスル729)
【0063】
【化12】
【0064】[上式中、RはC9 H19である] 添加剤2:アルケニルコハク酸エステル(ルブリゾール
(株)製、ルブリゾール941) 添加剤3:アルキルフェノールポリエチレンオキシドエ
ーテル(エチル社製、HITEC−E536) 表1の結果から明らかなように、添加剤のないものや、
カルシウムスルホネートの中性塩だけ添加されているも
のよりも、その中性塩に、アルケニルコハク酸モノエス
テル又はアルキルフェノールポリエチレンオキシドエー
テルも添加されている試験油(実施例)はどれも、特
に、離水度に優れると共に、錆止め試験の結果も良好で
ある。
(株)製、ルブリゾール941) 添加剤3:アルキルフェノールポリエチレンオキシドエ
ーテル(エチル社製、HITEC−E536) 表1の結果から明らかなように、添加剤のないものや、
カルシウムスルホネートの中性塩だけ添加されているも
のよりも、その中性塩に、アルケニルコハク酸モノエス
テル又はアルキルフェノールポリエチレンオキシドエー
テルも添加されている試験油(実施例)はどれも、特
に、離水度に優れると共に、錆止め試験の結果も良好で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 145:26) C10N 10:04 30:00 C 30:12 40:30
Claims (1)
- 【請求項1】 鉱油及び/又は合成油に、カルシウムス
ルホネート及びバリウムスルホネートの中性塩の少なく
とも一方からなる第1の添加剤と、アルケニルコハク酸
モノエステル又はアルキルフェノールポリアルキレンオ
キシドエーテルの一方からなる第2の添加剤とを添加し
てなるロータリーポンプ油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26135694A JPH07166186A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | ロータリーポンプ油 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24517093 | 1993-09-30 | ||
JP5-245170 | 1993-09-30 | ||
JP26135694A JPH07166186A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | ロータリーポンプ油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166186A true JPH07166186A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=26537083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26135694A Pending JPH07166186A (ja) | 1993-09-30 | 1994-09-30 | ロータリーポンプ油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07166186A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11131081A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-05-18 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 真空ポンプ油 |
WO2013137112A1 (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | 出光興産株式会社 | 冷凍機用潤滑油組成物 |
CN110846115A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-28 | 上海洁乐特防锈包装技术有限公司 | 一种防锈油及其制备方法 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26135694A patent/JPH07166186A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11131081A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-05-18 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 真空ポンプ油 |
JP4567820B2 (ja) * | 1997-09-01 | 2010-10-20 | 出光興産株式会社 | 真空ポンプ油 |
WO2013137112A1 (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | 出光興産株式会社 | 冷凍機用潤滑油組成物 |
JP2013189506A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 冷凍機用潤滑油組成物 |
US9334463B2 (en) | 2012-03-12 | 2016-05-10 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Lubricating-oil composition for refrigeration device |
CN110846115A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-28 | 上海洁乐特防锈包装技术有限公司 | 一种防锈油及其制备方法 |
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