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JPH07156663A - 電気自動車の電動機ユニット支持構造 - Google Patents

電気自動車の電動機ユニット支持構造

Info

Publication number
JPH07156663A
JPH07156663A JP30615893A JP30615893A JPH07156663A JP H07156663 A JPH07156663 A JP H07156663A JP 30615893 A JP30615893 A JP 30615893A JP 30615893 A JP30615893 A JP 30615893A JP H07156663 A JPH07156663 A JP H07156663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
motor unit
front side
supported
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30615893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3003485B2 (ja
Inventor
Takeshi Yamagiwa
毅 山極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5306158A priority Critical patent/JP3003485B2/ja
Publication of JPH07156663A publication Critical patent/JPH07156663A/ja
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Publication of JP3003485B2 publication Critical patent/JP3003485B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センタメンバを廃止して支持剛性を高めるこ
とができる電気自動車の電動機ユニット支持構造を提供
する。 【構成】 電動機ルームには両側のフロントサイドメン
バ11と、両フロントサイドメンバ11の前端部に各端
部を取り付けたクロスメンバ12と、両フロントサイド
メンバ11の後端側に各端部を取り付けたサスペンショ
ンサブフレーム13が設けれらている。電動機ユニット
16のモータ17の前側部がマウント部材18によって
クロスメンバ12に支持され、モータ17の後側部がマ
ウント部材19によってサスペンションサブフレーム1
3に支持され、電動機ユニット16の左側のトランスア
クスル20は左側のフロントサイドメンバ11にマウン
ト部材21を介して支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車の電動機
ユニット支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、通常の自動車においては、図3
に示すようにトランスアクスル1が取り付けられたシリ
ンダブロック2とシリンダヘッド3を備えたエンジンユ
ニット4を横置きにしてエンジンルーム内に配置する場
合がある。ここで、シリンダブロック2の下方にはオイ
ルパン5が取り付けられ、オイルパン5には、エンジン
ルームの左右方向略中央部に前後方向に沿って設けられ
たセンタメンバ6とエキゾーストパイプ7の逃げ用の凹
部8が形成されている。
【0003】したがって、このような通常の自動車のエ
ンジンユニット4を電気自動車の電動機ユニットに置き
換えれば、電気自動車の電動機ユニットの支持構造とし
て採用することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
自動車のエンジンユニット4を電気自動車の電動機ユニ
ットに置き換えると次のような問題がある。
【0005】即ち、エンジンユニット4と異なりオイル
パン5に相当するような形状に自由度のある部材が設け
られていないため、上記凹部8を形成することができな
い。したがって、センタメンバ6と電動機ユニットのモ
ータ9との干渉を避ける必要があり、図4に示すように
センタメンバ6の高さを矢印で示すように低くしたり、
図5に示すようにセンタメンバ6の断面を縮少せざるを
得ない。ところが、センタメンバ6の高さを低くする
と、最低地上高が低下してしまう問題があり、センタメ
ンバ6の断面を縮少すると、センタメンバ6の板材を厚
くしたり、補強材が必要となり、車体重量が増加すると
いう問題がある。
【0006】一方、図5に矢印で示すようにモータ9を
上に振り上げればセンタメンバ6の断面を縮少しなくて
も良くなるが、フード高さが高くなってしまうと共にト
ランスアクスル10の傾斜が変化してしまうため、通常
の自動車のトランスアクスルを使用すると内部のオイル
潤滑の点で問題が生じ、通常の自動車のトランスアクス
ルを流用できず高価なものとなってしまうという問題が
ある。
【0007】そこで、この発明は、センタメンバを廃止
でき、かつ、最低地上高を確保して支持剛性を高めるこ
とができる電気自動車の電動機ユニット支持構造を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】電動機ユニットの前側部
が、左右のサイドメンバ間に締結されたクロスメンバに
支持され、電動機ユニットの後側部が、車幅方向に設け
られたサスペンションサブフレームに支持されている。
【0009】
【作用】フロントサイドメンバとサスペンションサブフ
レームとで電動機ユニットを支持し、センタメンバを廃
止することで最低地上高を確保し、電動機ユニットの高
さを低く抑え、補機のレイアウトスペースを拡大する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に説明
する。
【0011】図1、2に示すように、電気自動車の電動
機ルームの両側には車体前後方向に沿ってサイドメンバ
としてのフロントサイドメンバ11が設けられている。
フロントサイドメンバ11の前側部寄りには、両フロン
トサイドメンバ11にまたがってクロスメンバ12の両
端部が締結されている。
【0012】一方、フロントサイドメンバ11の車室寄
りには、各端部が二股状に分かれたサスペンションサブ
フレーム13が設けられている。サスペンションサブフ
レーム13の端部のうち前側の部分はフロントサイドメ
ンバ11の下面に取り付けられ、後側の部分はサイドメ
ンバエクステンション14の前端部の下面に取り付けら
れている。ここで、サイドメンバエクステンション14
は前端部で立ち上がり、フロントサイドメンバ11に連
結されている部材である。
【0013】上記サスペンションサブフレーム13はこ
れを遮ぎる部材、例えばエキゾーストパイプや車体前後
方向に設けられるセンタメンバが存在しないため、その
上面は略フラットな形状になっている。したがって、図
2に示すようにサスペンションサブフレーム13の上面
はフロントサイドメンバ11の高さよりも低い位置にあ
り、このサスペンションサブフレーム13の上部にラッ
クギヤ15が車幅方向に配設されている。尚、図1、2
中FRは前側を示す。
【0014】そして、電動機ユニット16の前側部であ
るモータ17の前側部がマウント部材18によってクロ
スメンバ12に支持され、電動機ユニット16の後側部
であるモータ17の後側部がマウント部材19によって
サスペンションサブフレーム13に支持されている。
【0015】また、電動機ユニット16の左側はトラン
スアクスル20となっているが、このトランスアクスル
20は、左側のフロントサイドメンバ11にマウント部
材21を介して支持されている。
【0016】上記実施例構造によればセンタメンバが不
要となるため、最低地上高を確保しつつ電動機ユニット
16の高さを低く抑えることができ、したがって、各種
補機類の配置スペースが拡大し、配置自由度を高めるこ
とができる。
【0017】また、補強材を用いず、センタメンバを廃
止しているため、車体軽量化を行ないつつ3方向から電
動機ユニット16を支持できるため高い支持剛性を得る
ことができる。
【0018】そして、トランスアクスル20の傾斜角度
についても通常の自動車のものと変りないため、通常の
自動車のトランスアクスルを流用することができる点で
有利である。
【0019】更に、センタメンバが廃止されエキゾース
トパイプが存在しないためサスペンションサブフレーム
13をフラットに低い位置に配置することができ、した
がってラックギヤ15の位置を低下させることが可能と
なり操安性を向上できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、車体前後方向に沿うセンタメンバが廃止できるた
め、最低地上高を確保しつつ電動機ユニットの高さを低
く抑えることができ、したがって、各種補機類の配置ス
ペースが拡大し、配置自由度を高めることができる。
【0021】また、補強材も必要なく、センタメンバを
廃止できるため、車体軽量化を行ないつつ高い支持剛性
を得ることができる。
【0022】そして、センタメンバが廃止されたことに
よりサスペンションサブフレームをフラットに配置で
き、したがってセンタメンバを逃げるようにサスペンシ
ョンサブフレームを湾曲させた場合に比較してラックギ
ヤの位置を低くでき、よって操安性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の平面図。
【図2】同側面図。
【図3】従来技術の正面視図。
【図4】同正面説明図。
【図5】同側面視図。
【符号の説明】
11…フロントサイドメンバ(サイドメンバ) 12…クロスメンバ 13…サスペンションサブフレーム 16…電動機ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機ユニットの前側部が、左右のサイ
    ドメンバ間に締結されたクロスメンバに支持され、電動
    機ユニットの後側部が、車幅方向に設けられたサスペン
    ションサブフレームに支持されていることを特徴とする
    電気自動車の電動機ユニット支持構造。
JP5306158A 1993-12-07 1993-12-07 電気自動車の電動機ユニット支持構造 Expired - Fee Related JP3003485B2 (ja)

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