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JP2998497B2 - 自動車のエンジンマウント取付構造 - Google Patents

自動車のエンジンマウント取付構造

Info

Publication number
JP2998497B2
JP2998497B2 JP17634493A JP17634493A JP2998497B2 JP 2998497 B2 JP2998497 B2 JP 2998497B2 JP 17634493 A JP17634493 A JP 17634493A JP 17634493 A JP17634493 A JP 17634493A JP 2998497 B2 JP2998497 B2 JP 2998497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
mount member
engine
mount
power plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17634493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0732892A (ja
Inventor
浩義 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17634493A priority Critical patent/JP2998497B2/ja
Publication of JPH0732892A publication Critical patent/JPH0732892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2998497B2 publication Critical patent/JP2998497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフロントエンジン・フロ
ントドライブ方式の自動車(F・F型車)のエンジンマ
ウント取付構造、とりわけ、可変プーリー式の変速機を
有するエンジンのエンジンマウント取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6,7は従来の可変プーリー式の変速
機3を有するパワープラント1の配置状態を示すもの
で、エンジンルームE・Rは左右一対のフロントサイド
メンバ4,フロントクロスメンバ5,サブフレーム6,
および中央部でフロントクロスメンバ5とサブフレーム
6との間に跨設したセンターメンバ7等の各骨格部材で
補強してある。
【0003】エンジン本体2と変速機3とからなるパワ
ープラント1は、エンジンルームE・R内に車幅方向に
横長に配置され、該パワープラント1の下側部の前,後
部は、センターメンバ上でフロントマウント部材1
0,リヤマウント部材11を介して支持される一方、パ
ワープラント1の両側部はエンジン本体2の側部、およ
び変速機3の側部に固設したサイドマウント部材12,
13を介してフロントサイドメンバ4に支持されてい
る。
【0004】前記変速機3側のサイドマウント部材13
は、変速機3の上方でバッテリ8と併設されるエアクリ
ーナ9と干渉しないように、エンジン本体2側のサイド
マウント部材12よりも前方にオフセットして取付けら
れている。14はステアリング装置を示す。
【0005】この類似構造は、例えば平成4年1月 日
産自動車(株)発行の新型車解説書NISSAN マー
チ K11型系車の紹介に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】エンジンマウント配置
構造としては、フロントマウント部材10,リヤマウン
ト部材11および両側のサイドマウント部材12,13
が、丁度平面視して十文字状に配置されることが、アイ
ドル振動,加速時騒音,こもり音等の音振対策上有効で
あるとされている。しかし、前述のように変速機3側の
サイドマウント部材13はエアクリーナ9との干渉を回
避するため、エンジン本体2側のサイドマウント部材1
2よりも前方にオフセット配置しなければならず、音振
対策が十分であるとは云えない。
【0007】このサイドマウント部材13をサイドマウ
ント部材12と前後方向位置を揃えるためには、エアク
リーナ9の配設位置を上方へ移動しなければならず、こ
れではエンジンフードの地上高が大きくなって車体フロ
ント部分の造形上支障を来してしまう。
【0008】他方、エアクリーナ9の配設位置を上方へ
移動しないで前述の要求を満そうとすると、エアクリー
ナ9の容量を小さくしなければならず、エンジンの運転
特性に支障を来してしまうことになる。
【0009】従って、これらの事情から前述のように変
速機3の側部前方部位にサイドマウント部材13を配設
せざるを得ず、この結果、音振対策が不十分となってし
まうのみならず、パワープラント1のロール時入力に対
抗するために、図7に示すように補強ステイ15を設け
るか、あるいはマウントブラケット13aの板厚を増大
する必要があってコスト的に不利となってしまう。
【0010】そこで、本発明はエアクリーナと干渉する
ことなく変速機側のサイドマウント部材を、該変速機の
上側部中央部分に取付けることができて、音振対策上有
効とされているエンジンマウントの十文字配置を実現す
ることができる自動車のエンジンマウント取付構造を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】可変プーリー式の変速機
を有するパワープラントをエンジンルームに車幅方向に
横長にして配置し、該パワープラントの前,後部の下側
部をフロントマウント部材,リヤマウント部材を介して
センターメンバ上に支持すると共に、該パワープラント
のエンジン本体の側部と変速機の側部とをそれぞれサイ
ドマウント部材を介してフロントサイドメンバに支持す
る構造において、前記変速機のケーシングのプライマリ
ープーリーとセカンダリープーリーとの間の上側部に、
これらプライマリープーリーとセカンダリープーリーと
に掛架したベルトの移動軌跡の最外側に沿って凹部を形
成し、この凹部に前記変速機側のサイドマウント部材を
固設してある。
【0012】
【作用】変速機側のサイドマウント部材を、該変速機の
ケーシング上側部に形成した凹部に固設してあるため、
該変速機側のサイドマウント部材をエンジン本体側のサ
イドマウント部材と前後方向位置を揃えることができ、
かつ、上方への突出量を低く抑えられるので、エアクリ
ーナとの干渉が回避される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述す
る。
【0014】図1,2において、可変プーリー式の変速
機3を有するパワープラント1をエンジンルームE・R
に車幅方向に配置し、該パワープラント1の前,後部の
下側部をフロントマウント部材10,リヤマウント部材
11を介してセンターメンバ7上に支持すると共に、該
パワープラント1のエンジン本体2の側部と変速機3の
側部とをそれぞれサイドマウント部材12,13を介し
てフロントサイドメンバ4,4に支持する基本的構造は
前記従来と同様である。
【0015】ここで、前記変速機3のケーシング3aの
プライマリープーリー20とセカンダリープーリー21
との間の上側部に、これらプライマリープーリー20と
セカンダリープーリー21とに掛架したベルト22の移
動軌跡、即ち、増速時,等速時,減速時で移動変化する
ベルト22の移動軌跡の最外側に沿って凹部23を形成
してあり、この凹部23に前記変速機3側のサイドマウ
ント部材13を固設してある。
【0016】このサイドマウント部材13は、図4,5
に示すように金属外筒13aに支脚24,25,26を
付設してあり、支脚24は凹部23の傾斜に合わせてサ
イドマウント部材13の高さの略中央位置に形成し、こ
れら支脚24,25,26をケーシング3aに形成した
取付座3bに図外のボルトで固定してある。
【0017】以上の実施例構造によれば、サイドマウン
ト部材13はケーシング3aの中央部分の凹部23に取
付けられるため、エンジン本体2側のサイドマウント部
材12と前後方向位置を揃えられて、これらサイドマウ
ント部材12,13と、フロントマウント部材10,リ
ヤマウント部材11を平面視してエンジンマウント配置
構造として理想的な十文字状配置とすることができて、
音振対策を一段と向上することができる。
【0018】また、このようにサイドマウント部材13
をケーシング3a中央部分の凹部23に取付けるため、
図2に鎖線で示すように凹部23を設けないでケーシン
グ3a中央位置にサイドマウント部材13を取付けた場
合と比較して、上方突出量を低く抑えることができるた
め、エアクリーナ9との干渉を回避することができ、従
って、エアクリーナ9の容量を小さくしたり、あるいは
エアクリーナ9の配設位置を高めてエンジンフード地上
高が高くなる等の不具合を生じることもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケーシン
グ上側部の凹部はプライマリープーリーとセカンダリー
プーリーとに掛架したベルトの移動軌跡の最外側に沿っ
て形成してあるので、変速機の作動には些かも支障を来
すことがなく、そして、この凹部に変速機側のサイドマ
ウント部材を取付けて、エンジン本体側のサイドマウン
ト部材と前後方向位置を揃えられるので、エンジンマウ
ント配置構造として理想的な平面視十文字状の配置を実
現できて、音振対策を向上することができる。
【0020】しかも、前述のようにケーシングの凹部に
変速機側のサイドマウント部材を取付けてあるので、そ
の上方突出量を低く抑えてエアクリーナとの干渉の問題
も解消することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す略示的平面説明図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面説明図。
【図3】図2のB矢視図。
【図4】変速機側エンジンマウントの斜視図。
【図5】図4のC矢視図。
【図6】従来の構造を示す略示的平面説明図。
【図7】従来の構造を示す略示的側面説明図。
【符号の説明】
1…パワープラント 2…エンジン本体 3…変速機 3a…ケーシング 4…フロントサイドメンバ 7…センターメンバ 10…フロントマウント部材 11…リヤマウント部材 12…エンジン本体側のサイドマウント部材 13…変速機側のサイドマウント部材 20…プライマリープーリー 21…セカンダリープーリー 22…ベルト 23…凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変プーリー式の変速機を有するパワー
    プラントをエンジンルームに車幅方向に横長にして配置
    し、該パワープラントの前,後部の下側部をフロントマ
    ウント部材,リヤマウント部材を介してセンターメンバ
    上に支持すると共に、該パワープラントのエンジン本体
    の側部と変速機の側部とをそれぞれサイドマウント部材
    を介してフロントサイドメンバに支持する構造におい
    て、前記変速機のケーシングのプライマリープーリーと
    セカンダリープーリーとの間の上側部に、これらプライ
    マリープーリーとセカンダリープーリーとに掛架したベ
    ルトの移動軌跡の最外側に沿って凹部を形成し、この凹
    部に前記変速機側のサイドマウント部材を固設したこと
    を特徴とする自動車のエンジンマウント取付構造。
JP17634493A 1993-07-16 1993-07-16 自動車のエンジンマウント取付構造 Expired - Lifetime JP2998497B2 (ja)

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JPH0732892A JPH0732892A (ja) 1995-02-03
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