JP2998497B2 - 自動車のエンジンマウント取付構造 - Google Patents
自動車のエンジンマウント取付構造Info
- Publication number
- JP2998497B2 JP2998497B2 JP17634493A JP17634493A JP2998497B2 JP 2998497 B2 JP2998497 B2 JP 2998497B2 JP 17634493 A JP17634493 A JP 17634493A JP 17634493 A JP17634493 A JP 17634493A JP 2998497 B2 JP2998497 B2 JP 2998497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- mount member
- engine
- mount
- power plant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
ントドライブ方式の自動車(F・F型車)のエンジンマ
ウント取付構造、とりわけ、可変プーリー式の変速機を
有するエンジンのエンジンマウント取付構造に関する。
機3を有するパワープラント1の配置状態を示すもの
で、エンジンルームE・Rは左右一対のフロントサイド
メンバ4,フロントクロスメンバ5,サブフレーム6,
および中央部でフロントクロスメンバ5とサブフレーム
6との間に跨設したセンターメンバ7等の各骨格部材で
補強してある。
ープラント1は、エンジンルームE・R内に車幅方向に
横長に配置され、該パワープラント1の下側部の前,後
部は、センターメンバ7上でフロントマウント部材1
0,リヤマウント部材11を介して支持される一方、パ
ワープラント1の両側部はエンジン本体2の側部、およ
び変速機3の側部に固設したサイドマウント部材12,
13を介してフロントサイドメンバ4に支持されてい
る。
は、変速機3の上方でバッテリ8と併設されるエアクリ
ーナ9と干渉しないように、エンジン本体2側のサイド
マウント部材12よりも前方にオフセットして取付けら
れている。14はステアリング装置を示す。
産自動車(株)発行の新型車解説書NISSAN マー
チ K11型系車の紹介に示されている。
構造としては、フロントマウント部材10,リヤマウン
ト部材11および両側のサイドマウント部材12,13
が、丁度平面視して十文字状に配置されることが、アイ
ドル振動,加速時騒音,こもり音等の音振対策上有効で
あるとされている。しかし、前述のように変速機3側の
サイドマウント部材13はエアクリーナ9との干渉を回
避するため、エンジン本体2側のサイドマウント部材1
2よりも前方にオフセット配置しなければならず、音振
対策が十分であるとは云えない。
ント部材12と前後方向位置を揃えるためには、エアク
リーナ9の配設位置を上方へ移動しなければならず、こ
れではエンジンフードの地上高が大きくなって車体フロ
ント部分の造形上支障を来してしまう。
移動しないで前述の要求を満そうとすると、エアクリー
ナ9の容量を小さくしなければならず、エンジンの運転
特性に支障を来してしまうことになる。
速機3の側部前方部位にサイドマウント部材13を配設
せざるを得ず、この結果、音振対策が不十分となってし
まうのみならず、パワープラント1のロール時入力に対
抗するために、図7に示すように補強ステイ15を設け
るか、あるいはマウントブラケット13aの板厚を増大
する必要があってコスト的に不利となってしまう。
ことなく変速機側のサイドマウント部材を、該変速機の
上側部中央部分に取付けることができて、音振対策上有
効とされているエンジンマウントの十文字配置を実現す
ることができる自動車のエンジンマウント取付構造を提
供するものである。
を有するパワープラントをエンジンルームに車幅方向に
横長にして配置し、該パワープラントの前,後部の下側
部をフロントマウント部材,リヤマウント部材を介して
センターメンバ上に支持すると共に、該パワープラント
のエンジン本体の側部と変速機の側部とをそれぞれサイ
ドマウント部材を介してフロントサイドメンバに支持す
る構造において、前記変速機のケーシングのプライマリ
ープーリーとセカンダリープーリーとの間の上側部に、
これらプライマリープーリーとセカンダリープーリーと
に掛架したベルトの移動軌跡の最外側に沿って凹部を形
成し、この凹部に前記変速機側のサイドマウント部材を
固設してある。
ケーシング上側部に形成した凹部に固設してあるため、
該変速機側のサイドマウント部材をエンジン本体側のサ
イドマウント部材と前後方向位置を揃えることができ、
かつ、上方への突出量を低く抑えられるので、エアクリ
ーナとの干渉が回避される。
る。
機3を有するパワープラント1をエンジンルームE・R
に車幅方向に配置し、該パワープラント1の前,後部の
下側部をフロントマウント部材10,リヤマウント部材
11を介してセンターメンバ7上に支持すると共に、該
パワープラント1のエンジン本体2の側部と変速機3の
側部とをそれぞれサイドマウント部材12,13を介し
てフロントサイドメンバ4,4に支持する基本的構造は
前記従来と同様である。
プライマリープーリー20とセカンダリープーリー21
との間の上側部に、これらプライマリープーリー20と
セカンダリープーリー21とに掛架したベルト22の移
動軌跡、即ち、増速時,等速時,減速時で移動変化する
ベルト22の移動軌跡の最外側に沿って凹部23を形成
してあり、この凹部23に前記変速機3側のサイドマウ
ント部材13を固設してある。
に示すように金属外筒13aに支脚24,25,26を
付設してあり、支脚24は凹部23の傾斜に合わせてサ
イドマウント部材13の高さの略中央位置に形成し、こ
れら支脚24,25,26をケーシング3aに形成した
取付座3bに図外のボルトで固定してある。
ト部材13はケーシング3aの中央部分の凹部23に取
付けられるため、エンジン本体2側のサイドマウント部
材12と前後方向位置を揃えられて、これらサイドマウ
ント部材12,13と、フロントマウント部材10,リ
ヤマウント部材11を平面視してエンジンマウント配置
構造として理想的な十文字状配置とすることができて、
音振対策を一段と向上することができる。
をケーシング3a中央部分の凹部23に取付けるため、
図2に鎖線で示すように凹部23を設けないでケーシン
グ3a中央位置にサイドマウント部材13を取付けた場
合と比較して、上方突出量を低く抑えることができるた
め、エアクリーナ9との干渉を回避することができ、従
って、エアクリーナ9の容量を小さくしたり、あるいは
エアクリーナ9の配設位置を高めてエンジンフード地上
高が高くなる等の不具合を生じることもない。
グ上側部の凹部はプライマリープーリーとセカンダリー
プーリーとに掛架したベルトの移動軌跡の最外側に沿っ
て形成してあるので、変速機の作動には些かも支障を来
すことがなく、そして、この凹部に変速機側のサイドマ
ウント部材を取付けて、エンジン本体側のサイドマウン
ト部材と前後方向位置を揃えられるので、エンジンマウ
ント配置構造として理想的な平面視十文字状の配置を実
現できて、音振対策を向上することができる。
変速機側のサイドマウント部材を取付けてあるので、そ
の上方突出量を低く抑えてエアクリーナとの干渉の問題
も解消することができる利点がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 可変プーリー式の変速機を有するパワー
プラントをエンジンルームに車幅方向に横長にして配置
し、該パワープラントの前,後部の下側部をフロントマ
ウント部材,リヤマウント部材を介してセンターメンバ
上に支持すると共に、該パワープラントのエンジン本体
の側部と変速機の側部とをそれぞれサイドマウント部材
を介してフロントサイドメンバに支持する構造におい
て、前記変速機のケーシングのプライマリープーリーと
セカンダリープーリーとの間の上側部に、これらプライ
マリープーリーとセカンダリープーリーとに掛架したベ
ルトの移動軌跡の最外側に沿って凹部を形成し、この凹
部に前記変速機側のサイドマウント部材を固設したこと
を特徴とする自動車のエンジンマウント取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17634493A JP2998497B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動車のエンジンマウント取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17634493A JP2998497B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動車のエンジンマウント取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732892A JPH0732892A (ja) | 1995-02-03 |
JP2998497B2 true JP2998497B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=16011955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17634493A Expired - Lifetime JP2998497B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動車のエンジンマウント取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998497B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP17634493A patent/JP2998497B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732892A (ja) | 1995-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4542934A (en) | Front body construction for motor vehicle | |
JP2001191961A (ja) | 自動車エンジン装着部の補強構造 | |
JP2003212147A (ja) | 乗用トラクタのフレーム | |
JP2998497B2 (ja) | 自動車のエンジンマウント取付構造 | |
JP3286759B2 (ja) | パワープラントのマウント構造 | |
JP3783317B2 (ja) | キャブのアンダフレーム構造 | |
JP2583344B2 (ja) | 自動車のエンジンマウント取付部構造 | |
JPH0558347A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP3144188B2 (ja) | ダッシュパネル構造 | |
JPH0131537Y2 (ja) | ||
JP2000016334A (ja) | コンバーチブル車の車体前部構造 | |
US7108283B2 (en) | Industrial truck with a rear weight and an internal combustion engine | |
JPH08216699A (ja) | エンジンマウント構造 | |
JPH08197970A (ja) | 車室内のこもり音低減構造 | |
JP2814787B2 (ja) | エンジン・ミッションアッセンブリ | |
JP2517606Y2 (ja) | 自動車用パワーユニットの支持装置 | |
JPH0728063Y2 (ja) | 自動車のアンダーフロア構造 | |
JP2000190743A (ja) | パワ―ユニットの支持構造 | |
JP2514735B2 (ja) | 自動車のサスペンション取付部構造 | |
JPH0450230Y2 (ja) | ||
JPS6366711B2 (ja) | ||
JPH08192643A (ja) | 車両用ダイナミックダンパ取付構造 | |
JPH0530971Y2 (ja) | ||
JPH044897Y2 (ja) | ||
JPH07329825A (ja) | 自動車の下部車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |