JPH0712784B2 - 建設機械用運転キヤビン - Google Patents
建設機械用運転キヤビンInfo
- Publication number
- JPH0712784B2 JPH0712784B2 JP26391085A JP26391085A JPH0712784B2 JP H0712784 B2 JPH0712784 B2 JP H0712784B2 JP 26391085 A JP26391085 A JP 26391085A JP 26391085 A JP26391085 A JP 26391085A JP H0712784 B2 JPH0712784 B2 JP H0712784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer plate
- hole
- rainwater
- inner plate
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建設機械用運転キヤビンの雨仕舞いの改良、
特に、ドアのストライカを受ける外板の孔からの雨水を
外部に放出させるのに利用される。
特に、ドアのストライカを受ける外板の孔からの雨水を
外部に放出させるのに利用される。
(従来の技術) 第4図に示すように建設機械用運転キヤビン1は、窓ガ
ラス2付きの箱型をなし、その一側に開閉ドア3をヒン
ジ止めしている。建設機械操作中は、ドア3を開放状態
とさせる必要性から、ドア3の外側にストライカ4を設
け、ドア3を開けた状態とさせる時、該ストライカ4を
外板5と内板6との間のドアロツク7に係合させる。こ
の際、ストライカ4は、外板5の孔8を介して、外板5
と内板6との間に入るが、この孔8は、雨水に対して無
防備であるから、弾性材からなる防水弁9で孔8を覆
う。従つて、ストライカ4は、この防水弁9を押しのけ
てドアロツク7と係脱することになる。
ラス2付きの箱型をなし、その一側に開閉ドア3をヒン
ジ止めしている。建設機械操作中は、ドア3を開放状態
とさせる必要性から、ドア3の外側にストライカ4を設
け、ドア3を開けた状態とさせる時、該ストライカ4を
外板5と内板6との間のドアロツク7に係合させる。こ
の際、ストライカ4は、外板5の孔8を介して、外板5
と内板6との間に入るが、この孔8は、雨水に対して無
防備であるから、弾性材からなる防水弁9で孔8を覆
う。従つて、ストライカ4は、この防水弁9を押しのけ
てドアロツク7と係脱することになる。
(本発明が解決しようとする問題点) ところで、外板5の孔8を防水弁9で覆つても強い風雨
の際には、外板5と内板6との間への雨水の浸入は防ぎ
切れず、又、防水弁9の経時的なへたりによつて、内板
6と外板5との間への孔8を介しての雨水の浸入は益々
多くなる。
の際には、外板5と内板6との間への雨水の浸入は防ぎ
切れず、又、防水弁9の経時的なへたりによつて、内板
6と外板5との間への孔8を介しての雨水の浸入は益々
多くなる。
第5図に示す如く、浸入した雨水は、下枠10と内板6と
の間の隙間よりキヤビン1内部に入り、床11を濡らすこ
とになり、床11を腐らしたり、又、作業員が足を滑らす
原因となつている。
の間の隙間よりキヤビン1内部に入り、床11を濡らすこ
とになり、床11を腐らしたり、又、作業員が足を滑らす
原因となつている。
それ故に、本発明は、外板の孔8より浸入した雨水を効
果的に外部に排出することにより、前述した従来技術の
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
果的に外部に排出することにより、前述した従来技術の
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前述した問題点を解決するために、基本的に
は、第1図で説明すると、外板5の孔8の下部に一端が
下方に傾斜した樋材12を配し、該樋材12の上面に沿つて
雨水を外部に排出させる技術的手段を採用する。
は、第1図で説明すると、外板5の孔8の下部に一端が
下方に傾斜した樋材12を配し、該樋材12の上面に沿つて
雨水を外部に排出させる技術的手段を採用する。
(作 用) 孔8より入つた雨水は、傾斜した樋材12の上面に沿つて
流れ且つこの樋材12の上面を適所で外部に連通させてい
るので、雨水のキヤビン1内部の浸入は全くない。
流れ且つこの樋材12の上面を適所で外部に連通させてい
るので、雨水のキヤビン1内部の浸入は全くない。
(実施例) 第1−3図を参照する。窓ガラス用框13と離間させて方
立14を配し、この方立14の室内外側の取付片15、16に外
板5と内板6の一側を固定する。外板5と内板6は縦枠
17と下枠10(第2図参照)にも固定される。外板5には
ストライカ4を通す孔8と防水弁9が設けられる。この
孔8と対向する位置にドアロツク7を配し、ドアロツク
7をキヤビン1の内部から操作可能とする。
立14を配し、この方立14の室内外側の取付片15、16に外
板5と内板6の一側を固定する。外板5と内板6は縦枠
17と下枠10(第2図参照)にも固定される。外板5には
ストライカ4を通す孔8と防水弁9が設けられる。この
孔8と対向する位置にドアロツク7を配し、ドアロツク
7をキヤビン1の内部から操作可能とする。
縦枠17(第2図参照)からドア3のヒンジ枠方向へと、
該ヒンジ枠方向に下向きに傾斜し且つ補強材となる樋材
12を配す。樋材12は、外板5の孔8と下枠10との間に位
置し、方立15及び框14の下部を受けてヒンジ枠に固定さ
れる。樋材12の縦枠とヒンジ枠への固定は公知手段を用
いる。
該ヒンジ枠方向に下向きに傾斜し且つ補強材となる樋材
12を配す。樋材12は、外板5の孔8と下枠10との間に位
置し、方立15及び框14の下部を受けてヒンジ枠に固定さ
れる。樋材12の縦枠とヒンジ枠への固定は公知手段を用
いる。
樋材12は、水平基板の室内側に上下に延出した片18と室
外側に下向きの片19を有し、外板5および内板6にこれ
ら片18、19が接着、或いは、シール材を介してビス止め
される。
外側に下向きの片19を有し、外板5および内板6にこれ
ら片18、19が接着、或いは、シール材を介してビス止め
される。
方立14の下端に切欠孔20を設け、外板5の孔8の下部の
樋材12の上面を切欠孔20及び方立14と框13との間を介し
て外部に開放させる。かくして、孔8と防水弁9を介し
て、外板5と内板6との間に入つた雨水は、樋材12の上
面に沿つて流れ、次いで、切欠孔20を通つて方立14と框
15との間から外部に排水される。この際、上向きの片18
は水返しとして働き、キヤビン1の内部へ雨水を洩らさ
ない。
樋材12の上面を切欠孔20及び方立14と框13との間を介し
て外部に開放させる。かくして、孔8と防水弁9を介し
て、外板5と内板6との間に入つた雨水は、樋材12の上
面に沿つて流れ、次いで、切欠孔20を通つて方立14と框
15との間から外部に排水される。この際、上向きの片18
は水返しとして働き、キヤビン1の内部へ雨水を洩らさ
ない。
外板5と内板6との間に配されるドアロツク7は、その
寸法が内外板5、6との間の隙間より大きく且つキヤビ
ン1の内部より操作する必要があることから、内板6の
孔21より内部に突出する形のパツド22を用いる。このパ
ツド22は縦枠17と方立14の取付片15、23並びに樋材12の
片18に接着又はシール材を介してビス止めする。かくし
て、パツド22の取付部からの雨水の洩れはない。
寸法が内外板5、6との間の隙間より大きく且つキヤビ
ン1の内部より操作する必要があることから、内板6の
孔21より内部に突出する形のパツド22を用いる。このパ
ツド22は縦枠17と方立14の取付片15、23並びに樋材12の
片18に接着又はシール材を介してビス止めする。かくし
て、パツド22の取付部からの雨水の洩れはない。
(効果) 本発明に用いられる樋材は、縦枠とヒンジ枠間に延在し
ているので、キヤビンの枠組の補強をなし、キヤビンを
強固なものとする。さらに、外板と内板との間に入つた
雨水は、確実に樋材を介して外部に放出可能となる。勿
論、外枠の孔と防水弁を介しての外板の内側への雨水の
浸入を防止することも考えられるが、しかし、この場
合、外板の孔まわりの構造が複雑となるが、本発明の如
き樋材の使用は、外板の孔まわりを複雑にさせることは
ない。
ているので、キヤビンの枠組の補強をなし、キヤビンを
強固なものとする。さらに、外板と内板との間に入つた
雨水は、確実に樋材を介して外部に放出可能となる。勿
論、外枠の孔と防水弁を介しての外板の内側への雨水の
浸入を防止することも考えられるが、しかし、この場
合、外板の孔まわりの構造が複雑となるが、本発明の如
き樋材の使用は、外板の孔まわりを複雑にさせることは
ない。
第1図は本発明の実施例の部分破断斜視図、第2図は第
1図の矢視II−IIよりみた断面図、第3図は第1図の矢
視III−IIIよりみた断面図、第4図はキヤビンを示す斜
視図、第5図は従来のドアロツク部分を示す縦断面図で
ある。 図中:1……キヤビン、3……ドア、4……ストライカ、
5……外板、6……内板、7……ドアロツク、8……外
板の孔、9……防水弁、12……樋材、13……框、14……
方立、17……縦枠、20……切欠孔、22……パット。
1図の矢視II−IIよりみた断面図、第3図は第1図の矢
視III−IIIよりみた断面図、第4図はキヤビンを示す斜
視図、第5図は従来のドアロツク部分を示す縦断面図で
ある。 図中:1……キヤビン、3……ドア、4……ストライカ、
5……外板、6……内板、7……ドアロツク、8……外
板の孔、9……防水弁、12……樋材、13……框、14……
方立、17……縦枠、20……切欠孔、22……パット。
Claims (1)
- 【請求項1】開閉ドアに設けたストライカを、外板の孔
を介して、該外板と内板との間のドアロツクに係合可能
な建設機械用運転キヤビンにおいて、前記外板の孔の下
方であつて且つ前記外板と前記内板との間に傾斜した形
に樋材を配し、該樋材の上面を窓ガラス框材の部分で外
部に露出させ該樋材の上面の雨水を該部分より放出可能
としたことを特徴とする建設機械用運転キヤビン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26391085A JPH0712784B2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 建設機械用運転キヤビン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26391085A JPH0712784B2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 建設機械用運転キヤビン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125916A JPS62125916A (ja) | 1987-06-08 |
JPH0712784B2 true JPH0712784B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17395963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26391085A Expired - Lifetime JPH0712784B2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 建設機械用運転キヤビン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712784B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA3060559A1 (en) | 2017-04-19 | 2018-10-25 | Clark Equipment Company | Loader cab |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP26391085A patent/JPH0712784B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125916A (ja) | 1987-06-08 |
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