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JPH07101223B2 - ピ−ク値検出回路 - Google Patents

ピ−ク値検出回路

Info

Publication number
JPH07101223B2
JPH07101223B2 JP60066327A JP6632785A JPH07101223B2 JP H07101223 B2 JPH07101223 B2 JP H07101223B2 JP 60066327 A JP60066327 A JP 60066327A JP 6632785 A JP6632785 A JP 6632785A JP H07101223 B2 JPH07101223 B2 JP H07101223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
peak value
output
counter
comparator
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP60066327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61225663A (ja
Inventor
健司 石渡
慎一 雨宮
勉 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60066327A priority Critical patent/JPH07101223B2/ja
Publication of JPS61225663A publication Critical patent/JPS61225663A/ja
Publication of JPH07101223B2 publication Critical patent/JPH07101223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、繰り返し入力するパルス波のピーク値を検出
する回路に関する。
〔従来の技術〕 心電図波形では周知のようにP波、R波、T波からなる
一群のパルス波が周期的に現われる。このパルス波のピ
ーク値(R波が最も高いので、R波のピーク値)を検出
するには第2図の如きピーク値検出回路が用いられる。
この第2図でA1,A2は差動増幅器、R1〜R3は抵抗、Dは
ダイオード、Cはコンデンサである。入力端T1には第3
図のWの如きパルス波が繰り返し入力される。Tはパル
ス波Wの繰り返し周期、tはパルス波(パルス群)W内
の最大振幅パルスのパルス幅を示す。第2図の増幅器A2
は100%負帰還されているので利得は1であり、単なる
バッファとして働らく。コンデンサCはダイオードDを
介して増幅器A1の出力で充電され、その端子電圧はバッ
ファA2を介して出力端T2へ取り出される。このコンデン
サ電圧は抵抗R3を通して増幅器A1へ帰還され、該増幅器
A1へは入力信号(パルス波W)が抵抗R1を介して加えら
れ、従って増幅器A1は入力信号が出力端子T2側から帰還
される電圧(コンデンサCの電圧)を越えると出力を生
じ、ダイオードDを介してコンデンサCを該出力電圧で
充電する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
こうしてコンデンサCの電圧は入力信号のピーク値を示
すようになり、これがバッファA2を介して端子T2へ出力
されるが、その波形は第4図の曲線C1で示す如く変動し
ている。即ちコンデンサCは増幅器A1の電圧で充電さ
れ、入力信号パルスのピークではピーク値PKを持つが自
己放電などによりその後次第に低下し、次のパルスの入
力で再びピーク値へ充電され、その後再び漸減するとい
う経過を経る。従って平均値表示をする計器などにより
監視すれば、ピーク値は第4図の鎖線レベルLとなり、
実際のピーク値よりは低いものになる。
入力信号の周期Tが大であるとコンデンサ電圧の減少は
増大し、レベルLの減少が大になる。コンデンサ電圧の
減少はコンデンサ容量を大にすると抑制でき、従って周
期Tが大きい入力信号に対してはコンデンサCを大容量
にするのがよい。一方、パルス幅tが小さいパルスのピ
ーク値を検出するにはコンデンサCの容量は小さいのが
よく(大容量であると充電し切れないうちにパルスが消
滅する)、これら2つの問題は2律背反問題である。そ
こで第2図の如き従来回路ではコンデンサ電圧の低下が
免れなくて検出できるピーク値は平均的な値Lであり、
実際のピーク値PKより低く、これらのずれ従って精度を
1%以内にするのは困難である。
本発明は、繰り返し入力される信号のピーク値を、その
ピークパルスの幅が小さくても、直線性良く、精度良
く、検出する回路を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ピーク値を検出される入力信号を一方の入力
端に入力され他方の入力端に参照電圧を入力されるコン
パレータと、入力信号が参照電圧を超えている間該コン
パレータが出力するON信号を計数するカウンタと、該カ
ウンタ計数値をD/A変換し、そのD/A変換値を前記コンパ
レータの他方の入力端に前記参照電圧として入力するデ
ジタル/アナログ変換器とを備え、該カウンタからデジ
タル出力をまた該変換器からアナログ出力を取出すよう
にしてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明ではカウンタの単調性とD/A変換器の出力の精度
の良い直線性を利用し、またコンパレータの精度の良さ
と応答性の良さを利用して長い周期で繰り返し入力され
る周波数の高い信号のピーク値をより直線性よく、より
精度よく検出する。また出力はアナログでもデジタルで
もよく、出力値は長期に亘ってその値を不変に維持でき
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示し、第3図はその動作説明
波形図を示す。10はカウンタ、12はD/A変換器、14はコ
ンパレータである。16は増幅器である。前述の入力信号
パルスは入力端子Taに入り、増幅器16で増幅された後、
コンパレータ14の一方の入力端へ入力される。この入力
信号は第3図(a)に示される。またコンパレータ14の
他方の入力端へはD/A変換器12の出力が参照電圧として
入力される。この参照電圧は第3図(a)中に点線で示
されている。該コンパレータ14は増幅器16の出力がD/A
変換器12の出力の参照電圧を超えるとき、第3図(b)
に示されるようなON信号出力を生じる。このコンパレー
タ14の出力(ON信号)はカウンタ10に入力して計数され
る。カウンタ10は、一般にTフリップフロップあるいは
J−Kフリップフロップで構成されており、入力パルス
の立下りエッジで動作するので、この場合はコンパレー
タ14の出力のON信号の立下り、つまりOFF信号に変わる
時点で計数動作を行なう。第3図(C)はその計数波形
を示している。カウンタ10の計数値は変換器12でデジタ
ルアナログ変換され、そのD/A変換値が前記コンパレー
タ14の他方の入力となり、参照電圧として使用される。
カウンタ10はリセットして初期値を0とし、従ってD/A
変換器12の出力は最初0とする。従って端子Taに信号パ
ルスが入力すればコンパレータ14はON信号を生じ、カウ
ンタ12の計数値を1にする。この計数値1が変換器12で
D/A変換されてコンパレータ14に帰還され、端子Taに入
力する次のパルスが(詳しくは該パルスのピーク値を増
幅器16の利得倍したものが)このD/A変換値を超えれば
コンパレータ14は再びON信号を生じ、カウンタ12の計数
値を2とする。以下同様であり、カウンタ12は端子Taに
入力信号が入る毎に+1されて計数値を増大し、やがて
D/A変換器12の出力V2が入力信号(詳しくは増幅器16のV
1)以上になるコンパレータ14はON信号を生ぜず、カウ
ンタ10は計数を止める。この状態は第3図の右側部分に
例示されている。図示の例では、カウンタ10の計数値
(n+1)は入力信号のピーク値のデジタル値を示し、
第1図のD/A変換器12の出力はそのD/A変換値を示す。Tc
は該デジタル出力を取出す端子、Tbは同アナログ出力を
取出す端子である。
コンパレータ14はV1>V2のとき出力(正パルス)を生
じ、V1V2では出力を生じない。コンパレータ14が出力
を生じるときの電圧差ΔV=V1−V2はコンパレータ14の
利得が高い程零に近いが、利得には限りがあるから勿論
ΔV=0にはならない。この電圧差ΔVは増幅器16で補
償することができる。即ち入力信号のピーク値をV3
し、増幅器16の利得をGとするとV1=GV3従ってΔV=G
V3−V2であるからG=1+ΔV/V3にすればV3=V2になる
までコンパレータ14に出力を生じさせることができる。
なおV3は未知数であるから利得Gを正しく上記所望値に
することはできないが、その近傍の値に調整することは
できる。ΔV=0と見做し得る程度にコンパレータ14の
利得を大にすれば、増幅器16は不要、又はG=1の単な
るバッファとすることができる。
この回路ではカウンタ計数値は恒久的にその値を保持す
ることができるから、デジタル出力及びアナログ出力は
不変とすることができ、第4図にC1で示されるような放
電による減衰はない。またカウンタ10は計数停止後は、
更に大きなピーク値の入力信号が入力したときのみイン
クリメントするから、該カウンタの計数値従ってデジタ
ル及びアナログ出力は計測期間中のピーク値の最大値を
示すことになる。計測期間は、カウンタ10をリセットす
ることにより新たに開始することができ、従って図示し
ないがカウンタ10にはリセット回路を設けておく。なお
カウンタ10の出力線は図では1本で示しているが、勿論
これはカウンタの段数に応じた複数本からなる。
端子Taに入力する入力信号パルスは勿論心電図波形に限
るものではなく、任意の動脈信号もしくは交流信号でよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ピーク値は単調に
直線的に増加するカウンタの値で表わせるので、精度は
出力を8〜9ビットなどの多ビットで表わすことができ
る高精度なものとすることができ、かつ直線性に優れた
結果を得ることができ、更にデジタル値とアナログ値の
両方のピーク値を得ることができる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は従
来例を示す回路図、第3図および第4図は動作説明用の
波形図である。 図面で、10はカウンタ、12はD/A変換器、14はコンパレ
ータである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−160079(JP,A) 特開 昭51−146869(JP,A) 実開 昭53−42652(JP,U) 特公 昭57−12235(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピーク値を検出される入力信号を一方の入
    力端に入力され他方の入力端に参照電圧を入力されるコ
    ンパレータと、入力信号が参照電圧を超えている間該コ
    ンパレータが出力するON信号を計数するカウンタと、該
    カウンタ計数値をD/A変換し、そのD/A変換値を前記コン
    パレータの他方の入力端に前記参照電圧として入力する
    デジタル/アナログ変換器とを備え、該カウンタからデ
    ジタル出力をまた該変換器からアナログ出力を取出すよ
    うにしてなることを特徴とするピーク値検出回路。
JP60066327A 1985-03-29 1985-03-29 ピ−ク値検出回路 Expired - Fee Related JPH07101223B2 (ja)

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JPS61225663A JPS61225663A (ja) 1986-10-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19837011C1 (de) * 1998-08-14 2000-02-10 Siemens Nixdorf Inf Syst Schaltungsanordnung zur Spitzenspannungserfassung für integrierte Schaltkreise

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