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JPH07107251B2 - 路面切削用ロータの駆動系支持装置 - Google Patents

路面切削用ロータの駆動系支持装置

Info

Publication number
JPH07107251B2
JPH07107251B2 JP15617891A JP15617891A JPH07107251B2 JP H07107251 B2 JPH07107251 B2 JP H07107251B2 JP 15617891 A JP15617891 A JP 15617891A JP 15617891 A JP15617891 A JP 15617891A JP H07107251 B2 JPH07107251 B2 JP H07107251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
pressure oil
hydraulic motor
drum
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15617891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04353104A (ja
Inventor
泰光 森木
得道 三井
義久 石森
Original Assignee
マルマ重車輌株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルマ重車輌株式会社 filed Critical マルマ重車輌株式会社
Priority to JP15617891A priority Critical patent/JPH07107251B2/ja
Publication of JPH04353104A publication Critical patent/JPH04353104A/ja
Publication of JPH07107251B2 publication Critical patent/JPH07107251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Road Repair (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、路面切削用のロータ駆動系支
持装置に関するものであって、路面の切削深度を深くで
きると共にロータの両端においてフラッシュカットを可
能にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロードスタビライザ又はロードカ
ッタはロータ軸を支持するフレームとロータ駆動装置が
ロータの両側に突出して設けられているためフラッシュ
カット(側縁の予定位置一杯まで切削すること)ができ
ないものであった。(例えば特公昭61−47925)
【0003】このため、図1に示すようにロータ1のド
ラム2の駆動源を油圧モータ5としてドラム内部のトル
クハブ4に直結させて設け、この油圧モータを外側開口
ケーシング6を介して一方の支持フレーム7Aに支持さ
せた装置が開発された。この装置は、駆動系を備えない
フレーム7Bの側はフラッシュカット可能であるが、駆
動系側7Aは従来と同様フラッシュカット不能である。
即ちケーシング6のベースフランジ6Aが圧油配管15
の保護板を兼ねているために大きな巾を有し、またドラ
ム2との間にクリアランスBを必要とするためにドラム
端からベースフランジ外側までの距離Aが20cm以上
になる。更に、切削深さも大きくできないことは図から
明らかである。
【0004】この装置によって例えば図5に示すような
中央分離帯のある2車線道路(道路巾6.5〜8.0
m)の夫々両側縁石一杯まで切削する場合について施工
順序を説明する。先ず、道路の各車線E、Fの中央にセ
ーフティコーン50を配置すると共にE側を通行止めと
し、切削排材積み込み用ダンプ51を先行車としてコン
ベア53を備えた切削機52が走行しE1側を所定区間
施工する。次にダンプ及び切削機共開始位置まで後退し
てE2側に入りE1と同様の旋工を繰り返し行う。その
後Eを交通可能とした後、Fを交通止めしてF1をE側
の一般通行車輛と同じ方向(順行方向)で旋工してから
F2に移る。
【0005】ところがF2では中央分離帯側のフラッシ
ュカットができないからこれを行うためにはダンプ及び
切削機の進行方向を夫々路上において反転させて逆行方
向で作業しなければならない。
【0006】実際の隊列はダンプ、切削機、給水車、清
掃車の順に縦列されているからこれらを狭い道路上で夫
々反転させることは困難であるばかりか夜間などは極め
て危険な作業となる。従って従来装置による工法では僅
か30〜50cmの削り残し部分の切削作業を行うた
め、ブレーカ等の手動機械を使用しなければならないか
ら工期が一定しない上、作業コストが大きくなる等の欠
点があった。また、片側工事であっても旋工場所によっ
ては通行車輛の安全確保のための全面通行止めとして、
旋工しているのが実状である。
【0007】
【解決しようとする問題点】本発明は、上記のような不
利不便を解消するためのロータ駆動支持装置を提供する
ものであって本発明装置を備えた切削機によれば車輛を
同一方向に進行させながら左右両側とも縁石又は障害物
までのフラッシュカットが可能となり、道路工事におい
ては常に一般車輛に順行して作業できるのである。
【0008】
【解決手段】本発明装置は、油圧モータ収容ケーシング
の外側開口面が前記ドラムの開口端と同一面上に位置さ
せた閉塞端板によって閉塞されると共に該閉塞端板はそ
の上半部をロータ支持フレームと一体的に固着され、前
記支持フレーム内には油圧モータの圧油配管に接続する
複数の圧油通路が形成されると共にこれら各圧油通路の
末端は前記閉塞端板を貫通する貫通孔に夫々連通開口さ
れ、前記閉塞端板の内面側に取り付けたフランジを介し
て前記各貫通孔が前記油圧モータの圧油配管に接続され
て構成されている。上記本発明装置はロータドラムの一
端又は両端に設けられ、両端に設けることによって大き
な堀削力が得られ、しかも両側共フラッシュカットが可
能となる。
【0009】
【効果】本発明装置によって支持されたロータの両外側
は駆動側非駆動側とも支持フレームの厚さと略んど同じ
厚さだけ突出しているだけであってこれらの巾長はせい
ぜい6〜7cmであるからフラッシュカットの障害にな
らない他、支持フレームの下縁を地上面から高くするこ
とができるので切削深度を大きくできる。このため道路
補修工事においては道路構造又は周辺環境に影響されず
に全て順方向作業が可能になり、作業の安全性が確保さ
れる。
【0010】
【実施例】図中、1はロータ、2はロータドラム、3は
爪、4はドラムの内側に連結したトルクハブ、5は油圧
モータ、6は油圧モータ取付用フランジ付円筒状ケーシ
ング、7は支持フレームである。本発明において油圧モ
ータ側のフレーム7A又は7Bには圧油通路8が設けら
れている。圧油通路8を構成する方法は、例えば基板7
aの一面に溝9を所要深さで形成した後、通路の末端を
除いた表面に蓋部材10を溶接する。これによって通路
の末端に開口端8aが開口される。油圧モータの円筒ケ
ーシングの外側開口面は、閉塞端板14によって閉塞さ
れ、該閉塞端板はドラムの外側開口端と同一面上に位置
するように設定される。21は取付ボルトである。閉塞
端板には、支持フレームの圧油通路の開口端8a(複
数)に夫々対応する貫通孔14aが穿設されると共に該
貫孔に油圧モータの配管15を接続するためのフランジ
16が端板の内面側にボルト締結される。17はボル
ト、18は外面側に設けた座ぐり孔、19、20はOリ
ングである。
【0011】11は支持フレーム7と閉塞端板14の上
半部との間に介装されている半月形のスペーサであり、
支持フレームの開口端8aと閉塞端板の貫通孔14aに
接続する貫通孔12が穿設されている。支持フレーム
7、スペーサ11及び閉塞端板14は、ボルト22によ
って強固に一体的に取り付けられている。23は位置合
わせピンである。閉塞端板14にスペーサ部分に相当す
る段付端板を用いればスペーサは省略できる。
【0012】24は、ドラム内への土砂の侵入を阻止す
るための螺線状リングであって夫々が逆ネジに作用する
ようにモータケーシングの外周とドラム内面との間に設
けられている。
【0013】トルクハブ4の取付構造は従来と同様であ
って、回動フランジ4aは、ドラムの内側フランジ2a
にボルト25によって固定される。26はレンチ操作用
の孔であり、孔は取付作業終了後に閉塞される。なお、
トルクハブの固定側シャフトフランジ27はボルト28
によってモータケーシング6に固定され、モータ5はボ
ルト29によって連結フランジに固定されてモータ出力
軸とトルクハブ入力軸は予め連結されている。
【0014】
【作用】フレームはドラム内の円筒ケーシングを支持す
ると共に図示しない油圧ポンプから供給される圧油をフ
レーム内に設けた圧油通路8を通してスペーサ11及び
端板14の貫通孔12及び14aから配管15に導入す
る。油圧モータ5は、トルクハブの入力軸(図示しな
い)を回転させ減速出力をドラムに伝達してロータを回
転させる。本装置は閉塞端板によってモータケーシング
が密閉されているから切削排土がケーシング内に侵入し
ない。本発明装置を備えたロータは、図3のように切削
深度Dを大きくとることができフラッシュカット効果と
共に効率のよい作業を遂行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の要部断面図
【図2】本発明装置の要部断面図
【図3】側面図
【図4】圧油経路の接続状態を示す拡大断面図
【図5】道路補修工事の工程を示す概略平面図
【符号の説明】
4はトルクハブ 5は油圧モータ 6はモータケーシング 7はフレーム 8は圧油通路 11はスペーサ 14は閉塞端板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータドラム内のトルクハブに直結する
    駆動用油圧モータと、該モータを前記ロータドラム内に
    おいて収容支持する円筒状ケーシングがロータドラムの
    一方の開口端部に同心的に設けられて支持フレームに支
    持された路面切削用ロータにおいて、前記油圧モータ収
    容ケーシングの外側開口面が前記ドラムの開口端と同一
    面上に位置させた閉塞端板によって閉塞されると共に該
    閉塞端板はその上半部をロータ支持フレームと一体的に
    固着され、前記支持フレーム内には前記油圧モータの圧
    油配管に接続する複数の圧油通路が形成されると共にこ
    れら各圧油通路の末端は前記閉塞端板を貫通する貫通孔
    に夫々連通開口され、前記閉塞端板の内面側に取り付け
    たフランジを介して前記各貫通孔が前記油圧モータの圧
    油配管に接続されてなる路面切削用ロータの駆動系支持
    装置。
JP15617891A 1991-05-31 1991-05-31 路面切削用ロータの駆動系支持装置 Expired - Fee Related JPH07107251B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH04353104A JPH04353104A (ja) 1992-12-08
JPH07107251B2 true JPH07107251B2 (ja) 1995-11-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4679015B2 (ja) * 1999-07-14 2011-04-27 ヴィルトゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 建設機械および粉砕ローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382084A (en) * 1993-07-28 1995-01-17 Alitec Corporation Milling drum with internal drive motor

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