JPH07106922A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
- Publication number
- JPH07106922A JPH07106922A JP5276095A JP27609593A JPH07106922A JP H07106922 A JPH07106922 A JP H07106922A JP 5276095 A JP5276095 A JP 5276095A JP 27609593 A JP27609593 A JP 27609593A JP H07106922 A JPH07106922 A JP H07106922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- duty
- duty number
- data
- transfer clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、表示素子に表示データを転送する
際の最適発振周波数を一定にしてデューティ数だけを変
更する発振回路を提供することを目的とする。 【構成】 表示転送用クロック切換回路8内では、入力
表示データのデューティ数データは、ラッチ回路11に
入力されるクロック端子CKに入力されるラッチセット
信号のラッチタイミングでラッチされてデコーダ12に
出力されると、デコードされて、スイッチS1〜Snに
対して切換信号が出力されて切り換えられ、抵抗素子R
1〜Rnが選択的にコンデンサCに対して接続され、基
本クロック信号CK0のデューティ数を決定する回路定
数KCRが設定される。この基本クロック信号CK0に
より表示転送用クロック発振器からは、フレーム周波数
F一定のままのデューティ数mのみが変更された表示転
送用クロック信号が生成され、セグメント数nの表示デ
ータが表示部に転送される。
際の最適発振周波数を一定にしてデューティ数だけを変
更する発振回路を提供することを目的とする。 【構成】 表示転送用クロック切換回路8内では、入力
表示データのデューティ数データは、ラッチ回路11に
入力されるクロック端子CKに入力されるラッチセット
信号のラッチタイミングでラッチされてデコーダ12に
出力されると、デコードされて、スイッチS1〜Snに
対して切換信号が出力されて切り換えられ、抵抗素子R
1〜Rnが選択的にコンデンサCに対して接続され、基
本クロック信号CK0のデューティ数を決定する回路定
数KCRが設定される。この基本クロック信号CK0に
より表示転送用クロック発振器からは、フレーム周波数
F一定のままのデューティ数mのみが変更された表示転
送用クロック信号が生成され、セグメント数nの表示デ
ータが表示部に転送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置等に好適
な発振回路に係り、詳細には、表示データを転送する際
の転送周波数を設定する発振回路に関する。
な発振回路に係り、詳細には、表示データを転送する際
の転送周波数を設定する発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型電子計算機に設けられる液晶
表示部には、ROMに格納されたデータや入力されるキ
ー情報を制御部で表示データに変換し、表示用RAMに
一旦書き込んだ後、表示転送用クロック信号によって再
び制御部を介して液晶表示部に転送して液晶表示素子を
点灯、非点灯させて表示している。
表示部には、ROMに格納されたデータや入力されるキ
ー情報を制御部で表示データに変換し、表示用RAMに
一旦書き込んだ後、表示転送用クロック信号によって再
び制御部を介して液晶表示部に転送して液晶表示素子を
点灯、非点灯させて表示している。
【0003】このような液晶表示素子では、構造上セグ
メント数×コモン数分の点灯情報を必要とするため、例
えば、図5に示すように、RAM内に表示データを格納
する表示データ格納領域を用意し、セグメント数n(例
えば、8ビット)×デューティ数m(コモン数に対応
し、例えば、4本)の表示データ格納領域とすると、3
2ビット分の表示データを格納することができる。
メント数×コモン数分の点灯情報を必要とするため、例
えば、図5に示すように、RAM内に表示データを格納
する表示データ格納領域を用意し、セグメント数n(例
えば、8ビット)×デューティ数m(コモン数に対応
し、例えば、4本)の表示データ格納領域とすると、3
2ビット分の表示データを格納することができる。
【0004】したがって、この表示データ格納領域に格
納する際のデューティ数mを増減させることにより表示
データ数を変化させることができ、表示ドット数の多い
液晶パネルから表示ドット数の少ない液晶パネルまで対
応できるという利点があった。
納する際のデューティ数mを増減させることにより表示
データ数を変化させることができ、表示ドット数の多い
液晶パネルから表示ドット数の少ない液晶パネルまで対
応できるという利点があった。
【0005】また、この表示データ数を変化させる際に
生成される表示転送用クロック信号は、その表示転送用
クロック信号の周波数を“f”とし、n個の表示データ
を転送する転送時間を“T”とすると、デューティ数m
=4の場合のフレーム周波数Fは、“1/4T”とな
り、図6に示すような信号波形になる。
生成される表示転送用クロック信号は、その表示転送用
クロック信号の周波数を“f”とし、n個の表示データ
を転送する転送時間を“T”とすると、デューティ数m
=4の場合のフレーム周波数Fは、“1/4T”とな
り、図6に示すような信号波形になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示データ数を変化させる際に生成される表
示転送用クロック信号にあっては、デューティ数mを変
化させる場合に、以下のような問題点があった。
うな従来の表示データ数を変化させる際に生成される表
示転送用クロック信号にあっては、デューティ数mを変
化させる場合に、以下のような問題点があった。
【0007】すなわち、上記デューティ数m=4の場合
のフレーム周波数Fは、“1/4T”となるが、デュー
ティ数m=5の場合のフレーム周波数Fは、“1/5
T”となり、図7に示すような信号波形になる。仮に
“1/4T”が液晶表示パネルの最適フレーム周波数F
0 であるとすると、転送時間Tを一定にして単純にデュ
ーティ数mを変えただけでは、その変更したデューティ
数mによるフレーム周波数Fが最適フレーム周波数F0
から外れてしまうという問題点があった。
のフレーム周波数Fは、“1/4T”となるが、デュー
ティ数m=5の場合のフレーム周波数Fは、“1/5
T”となり、図7に示すような信号波形になる。仮に
“1/4T”が液晶表示パネルの最適フレーム周波数F
0 であるとすると、転送時間Tを一定にして単純にデュ
ーティ数mを変えただけでは、その変更したデューティ
数mによるフレーム周波数Fが最適フレーム周波数F0
から外れてしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、表示素子に表示データを転送す
る際の最適発振周波数を一定にしてデューティ数だけを
変更する発振回路を提供することを目的とする。
る際の最適発振周波数を一定にしてデューティ数だけを
変更する発振回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
セグメント単位で配置された複数の表示素子に対して一
連の表示データをフレーム単位で転送する転送用信号の
発振周波数を設定する発振回路において、前記転送用信
号における発振周波数を一定にしてデューティ数の設定
を変更するデューティ数設定素子を複数設けたデューテ
ィ数設定手段と、前記表示素子に表示する表示内容に応
じてデューティ数設定手段に設けられたデューティ数設
定素子を選択して転送用信号のデューティ数のみを変更
し、表示データの転送パターンを変更する制御手段と、
を具備したことを特徴としている。
セグメント単位で配置された複数の表示素子に対して一
連の表示データをフレーム単位で転送する転送用信号の
発振周波数を設定する発振回路において、前記転送用信
号における発振周波数を一定にしてデューティ数の設定
を変更するデューティ数設定素子を複数設けたデューテ
ィ数設定手段と、前記表示素子に表示する表示内容に応
じてデューティ数設定手段に設けられたデューティ数設
定素子を選択して転送用信号のデューティ数のみを変更
し、表示データの転送パターンを変更する制御手段と、
を具備したことを特徴としている。
【0010】また、この場合、請求項2に記載するよう
に、前記デューティ数設定手段は、デューティ数設定素
子としてコンデンサと抵抗を設け、前記制御手段は、こ
のコンデンサと抵抗の組み合わせを選択することによっ
て前記デューティ数を変更することがより有効である。
に、前記デューティ数設定手段は、デューティ数設定素
子としてコンデンサと抵抗を設け、前記制御手段は、こ
のコンデンサと抵抗の組み合わせを選択することによっ
て前記デューティ数を変更することがより有効である。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、セグメント単位
で配置された複数の表示素子に対して一連の表示データ
をフレーム単位で転送する転送用信号の発振周波数を設
定する発振回路において、前記転送用信号における発振
周波数を一定にしてデューティ数の設定を変更するデュ
ーティ数設定素子がデューティ数設定手段により複数設
けられ、制御手段により前記表示素子に表示する表示内
容に応じてデューティ数設定手段に設けられたデューテ
ィ数設定素子が選択されて転送用信号のデューティ数の
みが変更されて、表示データの転送パターンが変更され
る。
で配置された複数の表示素子に対して一連の表示データ
をフレーム単位で転送する転送用信号の発振周波数を設
定する発振回路において、前記転送用信号における発振
周波数を一定にしてデューティ数の設定を変更するデュ
ーティ数設定素子がデューティ数設定手段により複数設
けられ、制御手段により前記表示素子に表示する表示内
容に応じてデューティ数設定手段に設けられたデューテ
ィ数設定素子が選択されて転送用信号のデューティ数の
みが変更されて、表示データの転送パターンが変更され
る。
【0012】また、この場合、請求項2に記載するよう
に、前記デューティ数設定手段では、デューティ数設定
素子としてコンデンサと抵抗が設けられ、前記制御手段
では、このコンデンサと抵抗の組み合わせを選択するこ
とによって前記デューティ数が変更される。
に、前記デューティ数設定手段では、デューティ数設定
素子としてコンデンサと抵抗が設けられ、前記制御手段
では、このコンデンサと抵抗の組み合わせを選択するこ
とによって前記デューティ数が変更される。
【0013】したがって、デューティ数データの設定変
更に応じてセグメント型表示素子の最適フレーム周波数
を維持したままデューティ数のみを変更する表示データ
を転送する転送用信号を生成することができ、外部回路
を追加することなくセグメント型表示素子のバリエーシ
ョンに対応することができるとともに、表示品質を向上
することができる。
更に応じてセグメント型表示素子の最適フレーム周波数
を維持したままデューティ数のみを変更する表示データ
を転送する転送用信号を生成することができ、外部回路
を追加することなくセグメント型表示素子のバリエーシ
ョンに対応することができるとともに、表示品質を向上
することができる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して実施例を説明す
る。
る。
【0015】図1〜図4は、本発明の発振回路を適用し
た小型電子計算機の一実施例を示す図である。
た小型電子計算機の一実施例を示す図である。
【0016】まず、構成を説明する。
【0017】図1は、小型電子計算機1のブロック構成
図である。この図において、小型電子計算機1は、表示
部2、キー入力部3、ROM4、RAM5及び制御部6
により構成される。
図である。この図において、小型電子計算機1は、表示
部2、キー入力部3、ROM4、RAM5及び制御部6
により構成される。
【0018】表示部2は、セグメント電極とコモン電極
から構成される液晶表示素子を複数配置した液晶表示パ
ネルにより構成され、制御部6から転送用クロック信号
により転送される表示データにより各液晶表示素子が点
灯、非点灯されて数字や計算文字等を表示する。
から構成される液晶表示素子を複数配置した液晶表示パ
ネルにより構成され、制御部6から転送用クロック信号
により転送される表示データにより各液晶表示素子が点
灯、非点灯されて数字や計算文字等を表示する。
【0019】キー入力部3は、数字キー、加減乗除キー
等により構成され、各キー入力指示を制御部6に出力す
る。
等により構成され、各キー入力指示を制御部6に出力す
る。
【0020】ROM(Read Only Memory)4は、制御部
6により実行される計算処理プログラム等を格納する。
RAM(Random Accesss Memory)5は、制御部6により
計算処理が実行されているときの数値データを一時的に
格納する数値データ格納領域と上記従来の図5に示した
ように、表示部2の液晶表示素子構成のセグメント電極
数とコモン電極数に応じて表示データを格納する表示デ
ータ格納領域を形成する。
6により実行される計算処理プログラム等を格納する。
RAM(Random Accesss Memory)5は、制御部6により
計算処理が実行されているときの数値データを一時的に
格納する数値データ格納領域と上記従来の図5に示した
ように、表示部2の液晶表示素子構成のセグメント電極
数とコモン電極数に応じて表示データを格納する表示デ
ータ格納領域を形成する。
【0021】制御部6は、CPU(Central Processing
Unit)等により構成され、その内部には、表示転送用ク
ロック発振器7と表示転送用クロック切換回路8を内蔵
する。制御部6は、キー入力部3から入力される数値デ
ータ及び計算指示によりROM4内に格納された計算処
理プログラムに従って計算処理を実行し、その入力され
た数値データ、計算式及び計算結果を示す表示データを
生成してRAM5内の表示データ格納領域に一旦格納し
た後、その格納した表示データを読み出して表示転送用
クロック発振器7と表示転送用クロック切換回路8によ
り生成される表示転送用クロック信号により表示部2に
転送して表示させる。
Unit)等により構成され、その内部には、表示転送用ク
ロック発振器7と表示転送用クロック切換回路8を内蔵
する。制御部6は、キー入力部3から入力される数値デ
ータ及び計算指示によりROM4内に格納された計算処
理プログラムに従って計算処理を実行し、その入力され
た数値データ、計算式及び計算結果を示す表示データを
生成してRAM5内の表示データ格納領域に一旦格納し
た後、その格納した表示データを読み出して表示転送用
クロック発振器7と表示転送用クロック切換回路8によ
り生成される表示転送用クロック信号により表示部2に
転送して表示させる。
【0022】表示転送用クロック発振器7は、表示転送
用クロック切換回路8から入力される基本クロック信号
CK0に基づいてフレーム周波数Fの表示転送用クロッ
ク信号を生成し、この表示転送用クロック信号によりフ
レーム単位で表示データを表示部2に出力することによ
って、表示部2内の各液晶表示素子のコモン電極とセグ
メント電極に駆動電圧を供給して点灯、非点灯させて表
示データを表示させる。
用クロック切換回路8から入力される基本クロック信号
CK0に基づいてフレーム周波数Fの表示転送用クロッ
ク信号を生成し、この表示転送用クロック信号によりフ
レーム単位で表示データを表示部2に出力することによ
って、表示部2内の各液晶表示素子のコモン電極とセグ
メント電極に駆動電圧を供給して点灯、非点灯させて表
示データを表示させる。
【0023】表示転送用クロック切換回路8は、図2に
示すように、制御部6内で生成される表示データにより
入力されるデューティ数mデータをクロック端子CKに
入力されるラッチセット信号のラッチタイミングでラッ
チしてデコーダに出力するラッチ回路11と、ラッチ回
路11から入力されるデューティ数mデータをデコード
して抵抗素子R1〜Rnを選択するスイッチS1〜Sn
を切り換える切換信号を出力するデコーダ12と、デコ
ーダ12から出力される切換信号により切り換えられて
抵抗素子R1〜RnをコンデンサCに対して選択的に接
続するスイッチS1〜Snと、スイッチS1〜Snの切
り換えによりコンデンサCに対して選択的に接続されて
コンデンサCとの組み合わせにより表示転送用クロック
信号のデューティ数の設定を変更する複数の抵抗素子R
1〜Rnと、コンデンサCと、入力されるクロック出力
信号を抵抗素子R1〜RnとコンデンサCの組み合わせ
で設定されるデューティ数mの基本クロック信号CK0
を生成して表示転送用クロック発振器7に出力するゲー
ト回路13とにより構成される。
示すように、制御部6内で生成される表示データにより
入力されるデューティ数mデータをクロック端子CKに
入力されるラッチセット信号のラッチタイミングでラッ
チしてデコーダに出力するラッチ回路11と、ラッチ回
路11から入力されるデューティ数mデータをデコード
して抵抗素子R1〜Rnを選択するスイッチS1〜Sn
を切り換える切換信号を出力するデコーダ12と、デコ
ーダ12から出力される切換信号により切り換えられて
抵抗素子R1〜RnをコンデンサCに対して選択的に接
続するスイッチS1〜Snと、スイッチS1〜Snの切
り換えによりコンデンサCに対して選択的に接続されて
コンデンサCとの組み合わせにより表示転送用クロック
信号のデューティ数の設定を変更する複数の抵抗素子R
1〜Rnと、コンデンサCと、入力されるクロック出力
信号を抵抗素子R1〜RnとコンデンサCの組み合わせ
で設定されるデューティ数mの基本クロック信号CK0
を生成して表示転送用クロック発振器7に出力するゲー
ト回路13とにより構成される。
【0024】なお、図1において、各ブロック間を接続
する白抜き矢印は、データバスを表わし、線矢印は、ア
ドレスバスを表わしている。
する白抜き矢印は、データバスを表わし、線矢印は、ア
ドレスバスを表わしている。
【0025】次に、本実施例の動作を説明する。
【0026】まず、キー入力部3においてユーザーによ
り数値データ及び計算指示の入力が行われると、その入
力データに対して制御部6では、表示データが生成され
てRAM5内の表示データ格納領域に格納される。この
とき、上記従来の図5に示したように、RAM5内の表
示データ格納領域に格納される表示データは、表示部2
に配置された液晶表示素子構成のセグメント電極数とコ
モン電極数に応じたデータ構成で格納される。
り数値データ及び計算指示の入力が行われると、その入
力データに対して制御部6では、表示データが生成され
てRAM5内の表示データ格納領域に格納される。この
とき、上記従来の図5に示したように、RAM5内の表
示データ格納領域に格納される表示データは、表示部2
に配置された液晶表示素子構成のセグメント電極数とコ
モン電極数に応じたデータ構成で格納される。
【0027】次いで、制御部6によりRAM5内の表示
データ格納領域に格納された表示データが読み出されて
表示転送用クロック発振器7及び表示転送用クロック切
換回路8に転送される。
データ格納領域に格納された表示データが読み出されて
表示転送用クロック発振器7及び表示転送用クロック切
換回路8に転送される。
【0028】表示転送用クロック切換回路8内では、制
御部6から入力される表示データのデューティ数データ
は、ラッチ回路11に入力されるクロック端子CKに入
力されるラッチセット信号のラッチタイミングでラッチ
されてデコーダ12に出力される。デコーダ12では、
ラッチ回路11から入力されるデューティ数mデータが
デコードされて、スイッチS1〜Snに対して切換信号
が出力される。
御部6から入力される表示データのデューティ数データ
は、ラッチ回路11に入力されるクロック端子CKに入
力されるラッチセット信号のラッチタイミングでラッチ
されてデコーダ12に出力される。デコーダ12では、
ラッチ回路11から入力されるデューティ数mデータが
デコードされて、スイッチS1〜Snに対して切換信号
が出力される。
【0029】この切換信号によりスイッチS1〜Snが
切り換えられると、抵抗素子R1〜Rnが選択的にコン
デンサCに対して接続され、基本クロック信号CK0の
デューティ数を決定する回路定数KCRが設定される。
切り換えられると、抵抗素子R1〜Rnが選択的にコン
デンサCに対して接続され、基本クロック信号CK0の
デューティ数を決定する回路定数KCRが設定される。
【0030】次いで、この回路定数KCRの決定により
ゲート回路13に入力されるクロック出力信号のデュー
ティ数が決定されて、基本クロック信号CK0として表
示転送用クロック発振器7に出力される。表示転送用ク
ロック発振器7では、表示転送用クロック切換回路8か
ら基本クロック信号CK0が入力されると、その基本ク
ロック信号CK0に基づいてフレーム周波数Fの表示転
送用クロック信号が生成され、この生成した表示転送用
クロック信号により制御部6から入力されるセグメント
数nデータが表示部2に転送される。
ゲート回路13に入力されるクロック出力信号のデュー
ティ数が決定されて、基本クロック信号CK0として表
示転送用クロック発振器7に出力される。表示転送用ク
ロック発振器7では、表示転送用クロック切換回路8か
ら基本クロック信号CK0が入力されると、その基本ク
ロック信号CK0に基づいてフレーム周波数Fの表示転
送用クロック信号が生成され、この生成した表示転送用
クロック信号により制御部6から入力されるセグメント
数nデータが表示部2に転送される。
【0031】表示部2では、表示転送用クロック発振器
7から表示転送用クロック信号により入力されるセグメ
ント数nデータにより各液晶表示素子が点灯、非点灯さ
れて入力された数値データや計算式が表示される。
7から表示転送用クロック信号により入力されるセグメ
ント数nデータにより各液晶表示素子が点灯、非点灯さ
れて入力された数値データや計算式が表示される。
【0032】以後、制御部6では、ROM4内に格納さ
れる計算処理プログラムに従って計算処理が実行され、
その計算結果の表示データが生成されると、同様にRA
M5内の表示データ格納領域に格納された後、読み出さ
れて表示転送用クロック発振器7及び表示転送用クロッ
ク切換回路8に転送されると、上記表示転送用クロック
発振器7及び表示転送用クロック切換回路8内の処理に
より表示データが表示部2に転送されて計算結果が表示
される。
れる計算処理プログラムに従って計算処理が実行され、
その計算結果の表示データが生成されると、同様にRA
M5内の表示データ格納領域に格納された後、読み出さ
れて表示転送用クロック発振器7及び表示転送用クロッ
ク切換回路8に転送されると、上記表示転送用クロック
発振器7及び表示転送用クロック切換回路8内の処理に
より表示データが表示部2に転送されて計算結果が表示
される。
【0033】上記表示転送用クロック発振器7内では、
例えば、デューティ数m=4のデータが入力された場合
は、図2に示すように、スイッチS1がONされて、抵
抗素子R1がコンデンサCに対して接続されたとする
と、転送時間Tは、次式(1)により求められる。
例えば、デューティ数m=4のデータが入力された場合
は、図2に示すように、スイッチS1がONされて、抵
抗素子R1がコンデンサCに対して接続されたとする
と、転送時間Tは、次式(1)により求められる。
【0034】T=n×(1/f)‥‥(1) 但し、n:データ個数 f:表示転送用クロック周波数 本実施例では、CR発振回路としたため、1/fは次式
(2)で求められる。 1/f=KCR‥‥(2) 但し、K:定数 C:コンデンサCの容量値 R:抵抗素子R1〜Rnの抵抗値 すなわち、本実施例では、入力されるデューティ数mデ
ータに応じて抵抗素子R1〜RnをコンデンサCに対し
て切り換えて接続することにより、表示転送用クロック
信号のフレーム周波数fを一定にしてデューティ数mの
みが変更される。
(2)で求められる。 1/f=KCR‥‥(2) 但し、K:定数 C:コンデンサCの容量値 R:抵抗素子R1〜Rnの抵抗値 すなわち、本実施例では、入力されるデューティ数mデ
ータに応じて抵抗素子R1〜RnをコンデンサCに対し
て切り換えて接続することにより、表示転送用クロック
信号のフレーム周波数fを一定にしてデューティ数mの
みが変更される。
【0035】具体的には、デューティ数m=4のとき、
上記抵抗素子R1が選択されることにより、例えば、図
3に示すように、フレーム周波数Fが1/4T、セグメ
ントn個データの転送時間Tの表示転送用クロック信号
が出力されたとすると、デューティ数m=5のときは、
上記図2の抵抗素子R2が選択されることにより、例え
ば、図4に示すように、セグメントn個の転送時間T′
(但し、T′=4/5T)に変更されると、フレーム周
波数Fが1/5T′の表示転送用クロック信号が出力さ
れる。
上記抵抗素子R1が選択されることにより、例えば、図
3に示すように、フレーム周波数Fが1/4T、セグメ
ントn個データの転送時間Tの表示転送用クロック信号
が出力されたとすると、デューティ数m=5のときは、
上記図2の抵抗素子R2が選択されることにより、例え
ば、図4に示すように、セグメントn個の転送時間T′
(但し、T′=4/5T)に変更されると、フレーム周
波数Fが1/5T′の表示転送用クロック信号が出力さ
れる。
【0036】すなわち、デューティ数m=5のときは、
T′=4/5Tとなるように、抵抗素子R2の抵抗値を
設定しておくことにより、転送時間がTからT′に変更
されてセグメントn個データの転送時間は短くなるが、
フレーム周波数Fは、1/4Tに維持される。
T′=4/5Tとなるように、抵抗素子R2の抵抗値を
設定しておくことにより、転送時間がTからT′に変更
されてセグメントn個データの転送時間は短くなるが、
フレーム周波数Fは、1/4Tに維持される。
【0037】したがって、本実施例では、デューティ数
mデータが変更された場合は、表示転送用クロック信号
のフレーム周波数Fが一定のままデューティ数mのみが
変更されるため、液晶表示素子にとっての最適フレーム
周波数F0 が、デューティ数m=4のときのフレーム周
波数Fが1/4Tであるとすると、その最適フレーム周
波数F0 が維持されたままで表示データの転送パターン
が変更される。
mデータが変更された場合は、表示転送用クロック信号
のフレーム周波数Fが一定のままデューティ数mのみが
変更されるため、液晶表示素子にとっての最適フレーム
周波数F0 が、デューティ数m=4のときのフレーム周
波数Fが1/4Tであるとすると、その最適フレーム周
波数F0 が維持されたままで表示データの転送パターン
が変更される。
【0038】その結果、本実施例では、表示転送用クロ
ック切換回路8によってデューティ数mデータの設定変
更に応じて制御部6内部で最適フレーム周波数F0 を維
持したままデューティ数mのみを変更する表示転送用ク
ロック信号を生成することができ、外部回路を追加する
ことなく表示部2における液晶表示素子のバリエーショ
ンに対応することができ、表示品質も向上することがで
きる。
ック切換回路8によってデューティ数mデータの設定変
更に応じて制御部6内部で最適フレーム周波数F0 を維
持したままデューティ数mのみを変更する表示転送用ク
ロック信号を生成することができ、外部回路を追加する
ことなく表示部2における液晶表示素子のバリエーショ
ンに対応することができ、表示品質も向上することがで
きる。
【0039】なお、上記実施例では、デューティ数mを
設定するためにコンデンサCと抵抗素子R1〜Rnの組
み合わせを利用したが、その他の発振素子の組み合わせ
を用いようにしても、本発明の発振回路における発振周
波数の変更機能を実現することが可能であることは勿論
である。
設定するためにコンデンサCと抵抗素子R1〜Rnの組
み合わせを利用したが、その他の発振素子の組み合わせ
を用いようにしても、本発明の発振回路における発振周
波数の変更機能を実現することが可能であることは勿論
である。
【0040】また、本発明の発振回路の適用範囲は、上
記実施例の小型電子計算機1に限らずその他の液晶表示
素子を利用した表示部を有する電子機器等に対しても適
用可能である。
記実施例の小型電子計算機1に限らずその他の液晶表示
素子を利用した表示部を有する電子機器等に対しても適
用可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、デューティ数データの
設定変更に応じてセグメント型表示素子の最適フレーム
周波数を維持したままデューティ数のみを変更する表示
データを転送する転送用信号を生成することができ、外
部回路を追加することなくセグメント型表示素子のバリ
エーションに対応することができるとともに、表示品質
を向上することができる。
設定変更に応じてセグメント型表示素子の最適フレーム
周波数を維持したままデューティ数のみを変更する表示
データを転送する転送用信号を生成することができ、外
部回路を追加することなくセグメント型表示素子のバリ
エーションに対応することができるとともに、表示品質
を向上することができる。
【図1】本発明の発振回路を適用した小型電子計算機の
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図2】図1の表示転送用クロック切換回路の回路構成
図。
図。
【図3】図2の表示転送用クロック切換回路から出力さ
れる基本クロック信号に基づいて生成される表示転送用
クロック信号の波形の一例を示す図。
れる基本クロック信号に基づいて生成される表示転送用
クロック信号の波形の一例を示す図。
【図4】図2の表示転送用クロック切換回路から出力さ
れる基本クロック信号に基づいて生成される表示転送用
クロック信号の波形のその他の例を示す図。
れる基本クロック信号に基づいて生成される表示転送用
クロック信号の波形のその他の例を示す図。
【図5】従来の小型電子計算機内のRAMに形成される
表示データ格納領域の構成を示す図。
表示データ格納領域の構成を示す図。
【図6】従来の発振回路により出力される表示転送用ク
ロック信号の波形の一例を示す図。
ロック信号の波形の一例を示す図。
【図7】従来の発振回路により出力される表示転送用ク
ロック信号の波形のその他の例を示す図。
ロック信号の波形のその他の例を示す図。
1 小型電子計算機 2 表示部 3 キー入力部 4 ROM 5 RAM 6 制御部 7 表示転送用クロック発振器 8 表示転送用クロック切換回路 11 ラッチ回路 12 デコーダ 13 ゲート回路 S1〜Sn スイッチ R1〜Rn 抵抗素子 C コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項1】複数の表示素子に対して一連の表示データ
を複数デューティからなるフレーム単位で転送する転送
用信号の発振周波数を設定する発振回路において、 前記転送用信号における発振周波数を一定にしてデュー
ティ数の設定を変更するデューティ数設定素子を複数設
けたデューティ数設定手段と、 前記表示素子に表示する表示内容に応じてデューティ数
設定手段に設けられたデューティ数設定素子を選択して
転送用信号のデューティ数のみを変更し、表示データの
転送パターンを変更する制御手段と、 を具備したことを特徴とする発振回路。 - 【請求項2】前記デューティ数設定手段は、デューティ
数設定素子としてコンデンサと抵抗を設け、前記制御手
段は、このコンデンサと抵抗の組み合わせを選択するこ
とによって前記デューティ数を変更するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276095A JPH07106922A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5276095A JPH07106922A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07106922A true JPH07106922A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17564738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5276095A Pending JPH07106922A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218793B1 (en) | 1998-08-28 | 2001-04-17 | Bando Kiko Co., Ltd. | Plate glass snapping machine |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP5276095A patent/JPH07106922A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218793B1 (en) | 1998-08-28 | 2001-04-17 | Bando Kiko Co., Ltd. | Plate glass snapping machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5363118A (en) | Driver integrated circuits for active matrix type liquid crystal displays and driving method thereof | |
US4388621A (en) | Drive circuit for character and graphic display device | |
JPH0612863A (ja) | デュアルポートdram | |
JP3554135B2 (ja) | Lcdドライバ | |
JP3836721B2 (ja) | 表示装置、情報処理装置、表示方法、プログラム、及び記録媒体 | |
US7084866B2 (en) | Display driver apparatus, and electro-optical device and electronic equipment using the same | |
JPH07106922A (ja) | 発振回路 | |
JP4230693B2 (ja) | ディスプレイ装置 | |
JP2005173135A (ja) | Pwm信号生成回路及び表示ドライバ | |
JP2002351426A (ja) | 液晶表示装置、液晶表示装置制御方法、及び携帯端末 | |
JP2010066593A (ja) | ドライバic及びそれを用いた電気光学装置 | |
JP2001145776A (ja) | 携帯型ゲーム機 | |
JP3331683B2 (ja) | 表示駆動回路 | |
JP2522925B2 (ja) | マイクロコンピユ−タ | |
JPH06118904A (ja) | 液晶駆動回路 | |
JPH0798644A (ja) | キャラクタ表示データ書込み装置 | |
KR100328897B1 (ko) | 표시용마이크로컴퓨터 | |
JPH10161612A (ja) | マルチ画面液晶表示装置 | |
JPH09243993A (ja) | 液晶装置および電子機器 | |
JPH1166031A (ja) | マイクロコンピュータの内蔵タイマ | |
JP2639986B2 (ja) | マイクロコンピュータの表示装置 | |
JPH06230343A (ja) | 液晶コントラスト調整装置 | |
JPH10116051A (ja) | 表示駆動回路 | |
JPH11212525A (ja) | 液晶表示素子駆動回路及び液晶表示機能付き電子機器 | |
JP2731025B2 (ja) | 表示制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |