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JPH0694751A - 可動磁石型検流計 - Google Patents

可動磁石型検流計

Info

Publication number
JPH0694751A
JPH0694751A JP4037576A JP3757692A JPH0694751A JP H0694751 A JPH0694751 A JP H0694751A JP 4037576 A JP4037576 A JP 4037576A JP 3757692 A JP3757692 A JP 3757692A JP H0694751 A JPH0694751 A JP H0694751A
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JP
Japan
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rotor
winding
bobbin
coil
cylindrical
Prior art date
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Application number
JP4037576A
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English (en)
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JP3199813B2 (ja
Inventor
Jean Montagu
ジーン・モンターグ
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General Scanning Inc
Original Assignee
General Scanning Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by General Scanning Inc filed Critical General Scanning Inc
Publication of JPH0694751A publication Critical patent/JPH0694751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3199813B2 publication Critical patent/JP3199813B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K26/00Machines adapted to function as torque motors, i.e. to exert a torque when stalled
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R5/00Instruments for converting a single current or a single voltage into a mechanical displacement
    • G01R5/02Moving-coil instruments
    • G01R5/06Moving-coil instruments with core magnet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸の対向側に2つの半円筒状磁極に分極され
た円筒状磁気ロータを含む検流計を提供する。 【構成】 2つのコイル部分75は、ロータの対向側に
配置され、運動範囲の中心でロータの磁極と整合状態に
ある対称面により分割される。各コイル部分の巻きの各
グループの脚部が、コイル部分が巻付けられるボビン5
0の半径面と対応する地点で始まり、対称面まで略々連
続的に延在する分布状態で配設される。この分布は、前
記対称面における密度がこれから隔てられた位置より低
く、逆余弦分布に近似しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転制限振動性モータ
即ち検流計に関し、特に大きなトルクを伝達することが
できる種類のモータ(時に、トルク・モータと呼ばれ
る)に関する。
【0002】
【従来の技術】これらのデバイスの一般的な用途は、光
ビームを案内する目的のためのミラーの如き光学的要素
を駆動することである。この形式のデバイスは、しばし
ばスキャナと呼ばれる。スキャナは、典型的には15°
より大きな広い回転角を有する。
【0003】当業界における要求の1つは、高精度抵抗
の彫込み即ちレーザ・トリミングにおいて使用される如
き種々の光電デバイスで使用される強靭かつ正確な高周
波スキャナである。比較的高い周波数デバイスは、より
高速またはより高精度あるいはこれら両方の動作を可能
にする。
【0004】公知である多数の形式の検流計が存在す
る。一般的な形式は、可動コイルあるいはいわゆるD’
Arsonval検流計、可動鉄片検流計、および可動
磁石検流計を含む。各々は、それ自体の特性および制約
を有する。本発明は、可動磁石型に関する。
【0005】可動磁石トルク・モータは、3つの基本的
な形式に属する。第1のものは、米国特許第4,30
2,720号および同第3,434,082号により例
示される埋設コイル構造である。これらは、典型的に
は、ALNICO型の磁石によく適する空隙および高イ
ンダクタンス・デバイスである。第2の形式は、金属コ
アに巻付けられたトロイダル・コイルを含む。この形式
の典型は、Aeroflex,Clifton and
Harowe社により市販されるトルク・モータであ
る。その構造により、この形式のものは、比較的低い加
速に限定される。典型的には、これらはその長さが直径
の一部を越える時有効に巻くことができない。例えば米
国特許第4,076,988号の構造を含む第3の形式
は、コイルが静止し、磁界を定める電機子がが回転する
可動磁石デバイスを有する。本発明は、この最後の種別
のトルク・モータに関するものである。
【0006】このようなモータの性能を支配するパラメ
ータは、加速能力を表わすトルク対慣性比、駆動側電子
要素に負荷を及ぼす電気的時定数、およびモータに関与
するサーボ系の安定度を限定する第1の制御不能共振周
波数を含む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】可動磁石検流計の従来
の設計は、軸を磁石に固定するため磁性体を通る貫通孔
を採用してきた。これは、磁石がこれに課される変動磁
界の結果として磁石が運動させられる時、磁性体に対す
る軸の強靭かつ固定された関係を保証するため必要とさ
れてきた。
【0008】ネオジム鉄ホウ素の如きある望ましい磁性
材料は、その異なる軸に沿って異なる熱体膨張係数を持
つ傾向を呈する。この故に、またこれらのデバイスがし
ばしば置かれる種々の熱的環境の故に、この種の材料か
ら作られた検流計のロータ磁石は1つの方向に著しく膨
張するが、他の方向には著しく収縮し得る。
【0009】
【課題を解決するための手段】一般に、本発明は、中心
軸の周囲に回転振動を生じるように取付けられ、その軸
の反対側の2つの本質的に半円筒状の磁極に分極される
円筒状磁石ロータを含む検流計を特徴とする。2つのコ
イル部は、ロータの反対側に配設され、各コイル部が非
常に多くの導線の巻きにより構成され、各巻きはロータ
の全長に沿って延長する導体側方脚部と、巻きの各側方
脚部と接続された導体端部とからなっている。巻きの第
1および第2の側方脚部は、導体脚部の第1および第2
の各グループに一体に仕分けられ、これらグループは周
方向に相互に隔てられている。コイル部間の軸心を通る
対称面が存在する。各コイル部の巻きの各グループの脚
部は、コイル部が巻付けられるボビンの半径面と対応す
る点で始まり、対称面と略々連続的に延長する分散状態
に配設され、ロータの電極は検流計の運動範囲の中心に
おいて前記面と本質的に整合状態にある。
【0010】別の特質においては、本発明は、軸心の周
囲に回転する磁石ロータと、このロータと同心状であり
軸心の対向側に軸方向の巻線部を持つコイル、および軸
心を通り軸方向コイル部を分割する対称面とを有するス
テータとを含み、前記コイルはその間隔よりも対称面の
密度が低い変化する巻線密度分布を有する検流計を特徴
とする。
【0011】別の特質においては、本発明は、2つの端
部を持つ磁石を含むロータと、各々が磁石端部の一方と
当接する関係にある後部軸と出力軸とを含むトルク・モ
ータを特徴とする。このトルク・モータはまた、磁石の
少なくとも一部を囲繞し出力軸と磁石に対して接合され
る薄い肉厚のトルク伝達スリーブを含む。
【0012】別の特質においては、本発明は、静止外側
殻即ちシェルと、構造的ポッティング材料により前記シ
ェル内に配設されたボビンの周囲に巻付けられたコイル
にポッティングされたステータであってシェルに向けて
配置された係止穴を有するステータと、この穴に嵌合さ
れシェルに延在してステータをシェルに係止して反作用
力がコイルに加えられる間スキャナの加速中その間の相
対的回転運動を阻止する堅固な固定要素と、直径方向に
分極されステータに対して内方に同心的関係に回転自在
に取付けられた磁石ロータとを備える、回転振動運動す
るミラーの如き光学的要素を駆動するのに適する可動磁
石スキャナを特徴とする。
【0013】別の特質においては、本発明は、軸心の周
囲に回転する磁石ロータであって、その対向端部に出力
軸および後部軸を含む磁石ロ−タと、外部負荷と結合す
るための出力ベアリングであって出力軸を回転自在に保
持する出力ベアリングと、この出力ベアリングに対する
ロータの反対側端部に置かれ、後部軸を回転自在に支持
する後部ベアリングと、前記ベアリング間の距離を最小
限に抑える結果ロータの第1共振周波数に好影響を及ぼ
すためベアリング間の空間の外側でロータと結合され、
ロータの回転運動に応答してフィードバック信号を生じ
る、ロータと結合された位置トランスジューサとを備え
る検流計を特徴とする。
【0014】別の特質においては、本発明は、内側と外
側の円筒状面を持つ円筒状部分と、この円筒状部分の対
向側で外側面から突出し、それぞれ外側面、長手方向の
半径面および第1および第2の端部面を有する2つの円
筒状巻線部とを備えるボビンであって、この円筒状巻線
部の中心軸と円筒状部分の中心軸とが本質的に同一直線
上にある、ボビンを特徴とする。
【0015】別の特質においては、本発明は、内側およ
び外側の円筒状面を持つ円筒状部分を有するボビンであ
って、2つの円筒状巻線部は前記円筒状部分の対向する
側の前記外側面から突出し、前記2つの円筒状巻線部各
々が、外側面と、長手方向の半径面と、第1および第2
の端部面とを有し、前記円筒状巻線部の中心軸心と前記
円筒状部分の中心軸とが実質的に同一直線上にあり、前
記円筒状巻線部は、ボビンを所定位置に保持する固定具
を収受する1対の係止穴を規定する、ボビンを収受する
巻線固定具において、1対の円筒状本体部であって、該
本体部のそれぞれが、1対の長手方向の半径面と、湾曲
面を持つ第1および第2の端部と、整合された、位置決
め穴を共に有する内側および外側面とを有し、前記本体
部の前記内側面が、前記ボビンの円筒状巻線部の1つの
外側面を保持するための寸法に作られた、1対の円筒状
巻線部と、1対の弾丸状のプラグの各々が、一方の弾丸
状プラグの半円筒状部分に隣接して前記ボビンの円筒状
部分の中心に挿入される湾曲したノーズ部と半円筒状部
分とを有し、前記半円筒状部分は位置決め穴を含む、1
対の弾丸状プラグと、前記本体部の前記位置決め穴と、
前記ボビンの係止穴と、巻き付け中前記ボビンを所定位
置に保持するための弾丸状プラグの穴を通して挿入され
る固定具と、を備える巻線固定具を特徴とする。
【0016】種々の望ましい実施例において、前記ロー
タは自由に回転するロータであり、その分布は逆余弦分
布に近似し、この分布は下式により定まる。即ち、 T=(KBrLNiD/α0)・cosγ 但し、Tは検流計のトルク出力、Brは磁気ロータの一
定残留インダクタンス、Kは無次元定数、Lは磁気ロー
タの長さ、Nはコイルの巻き数、iはコイルに流れる電
流、Dは導体が配置される基礎円の直径、α0は巻線腔
部の半角、およびγはロータの角度位置である。巻きの
変分は軸周囲の面から±45°の範囲にわたり延在し、
対称面における巻きはこの範囲の外側制限における巻き
の約70%の密度を持ち、巻き密度分布の変分はコイル
の所与の電力消費に対してコイル性能を最適化するよう
選定され、スリーブと出力軸は一体部分であり、スリー
ブは磁石の慣性の10%より小さな慣性を持ち、スリー
ブは後部軸に取付けられ、スリーブおよび磁石は半可撓
性接着剤で結合され、この半可撓性接着剤はシリコーン
接着剤であり、半可撓性接着剤はエポキシであり、磁石
はその直径に沿って分極され、出力軸は当接端部を有
し、この当接端部はスリーブに取付けられ、出力軸およ
び後部軸は当接端部を有し、またこの当接端部はスリー
ブに取付けられ、出力軸はこのスリーブに溶接され、こ
のスリーブは磁石を完全に囲繞し、この磁石はネオジム
鉄ホウ素から作られ、この磁石はサマリウム・コバルト
から作られ、上記スリーブはステンレス鋼から作られ、
上記スリーブはチタンから作られ、上記ロータはその直
径より大きな長さを持ち、このロータの長さは少なくと
もロータ直径の3倍以上であり、該ロータの直径は約1
2.7mm(0.5インチ)以下程度であり、該ロータの
直径は約4.76mm(3/16インチ)以下程度であ
り、上記固定具はピンまたはボルトの形態で軸方向に延
在する要素であり、上記位置トランスジューサは後部軸
に取付けられ、該位置トランスジューサは後部軸と螺合
するねじにより後部軸に取付けられ、上記円筒状巻線部
はボビンを所定位置に保持する固定具を収受する1対の
係止穴を定め、該円筒状巻線部は更に半径面と端部面と
の間に略々傾斜した移行面を含み、この円筒状巻線部は
それぞれ更に各巻線部の各端部で巻線部から延長する環
状の区分端部材を含んでいる。
【0017】本発明は、迅速な加速が可能な小径で慣性
の小さなロータを提供する利点を有する。このため、ト
ルク・モータを高い周波数で、例えば光学的走査におい
て動作することを可能にする。ロータ自体の大きな体積
量は、所与の体積に対して大きなトルクを生じる磁性材
料から作ることができる。別々の軸心に沿って異なる熱
膨張係数を有する磁性材料の使用が可能である。本発明
のボビンは所定位置に堅固に係止されるため、ロータ
は、ボビンを移動させることなく迅速に加速することが
できる。ステータのコイルは、所与の巻き数に対してよ
り多くの量の銅の使用を可能にするため、所与の電力量
に対してモータにより生じるトルクを最大化する巻線密
度特性を呈する。ボビンは、線巻き機械で有効に巻付け
ることができ、また線をその内面に巻付ける必要がない
ため、結果として得るコイルは小さな直径となり得る。
位置トランスジューサがベアリング間の空間の外側でロ
ータと結合されるため、ベアリングは相互により接近し
て配置でき、デバイスの第1共振周波数を増大させる。
【0018】
【実施例】図1において、走査システム10は、タコメ
ータまたは位置センサの如き位置トランスジューサ30
と、トルク・モータ17とを含む。トルク・モータ17
は、ミラー15に取付けられた出力軸14を含む。減算
回路13が、位置トランスジューサのフィードバック出
力と、増幅回路11の入力とに接続されている。この増
幅回路11は、トルク・モータ17と接続された出力を
有する。信号19が減算回路13に付与され、この回路
は、この信号を、位置トランスジューサと接続された回
転運動に応答して生じるフィードバック信号と比較す
る。結果として生じる信号は、処理され(例えば、増幅
され)てトルク・モータを駆動するため使用される。次
に、トルク・モータは、ミラー15を回転させてこれを
異なる方向に反射させる。
【0019】図2、図3および図6において、トルク・
モータ17は、ステータ51を保持する磁気的に透過し
得る外側ハウジング28を含む。このステータは、ボビ
ン50の周囲に巻付けられた多数の巻き(即ち巻線)3
1から作られたコイル12からなる。ピンまたはボルト
の如き固定具37は、ボビン50の1対の穴60、62
(図10も参照)、および外側ハウジング28の対応す
る穴61、63に定置して、ボビンを所定位置に係止す
る。このボビンもまた、ボビンとハウジング間の空間を
充填するポッティング剤(例えば、エポキシ)で詰めら
れ、コイルにより生じる熱を吸収するための熱伝達経路
を提供する。
【0020】ステータは、それぞれ後部軸16および前
部(即ち出力)軸14により後部ベアリング42および
前部(即ち出力)ベアリング40上に回転自在に支持さ
れたロータ100を包囲している。これらベアリング
は、前部ストッパ20に当接する圧力ワッシャ44で予
め荷重が与えられている。このロータおよびステータ
は、比較的狭い間隙により分離されている。
【0021】次に図2、図3および図5において、ロー
タ100の出力軸14は、静止ストッパ20と係合して
トルク・モータの自由回転範囲を制限するように位置決
めされる可動ストッパ18を含む。この静止ストッパ2
0は、ボルト22、24により所定位置に保持される。
【0022】図2および図3において、後部軸16は、
後部ベアリング40に関してロータと反対側の位置トラ
ンスジューサ30の回転部97と結合されている。この
後部軸および回転部は、後部軸と螺合したねじ99によ
り結合されうる。
【0023】トルク・モータ17は、典型的には、ハッ
チ23により示されるように、ハウジング28により組
込まれるのが典型的である。このため、典型的には鋼鉄
から作られるハウジングからの熱伝導を可能にする。基
準ストッパ32がこの組込みを助ける。トルク・モータ
17および位置トランスジューサ30は、一体に組込ま
れうる。
【0024】図4において、ロータは、磁石27を所定
位置に保持するスリーブ26を含む。このスリーブおよ
び磁石は、シリコーン接着剤またはエポキシの如き半可
撓性接着剤により一体に保持される。半可撓性接着剤
は、ゆるやかな圧力下で流動する傾向を有するが、高い
作用力の下では剛性を示す。軸14、16は、スリーブ
および磁石に対して本質的に当接する位置関係にある。
この軸の当接部21、25は、スリーブに対して(例え
ば、スポット溶接、シーム溶接、またはレーザ溶接によ
り)堅固に接合されている。
【0025】より多くのトルクが出力接合点に生じるた
め、スリーブを出力軸に対して堅固に接合することは、
これを後部軸に対して取付けることよりも重要であるこ
とに注目されたい。従って、スリーブおよび出力軸を一
体材料から作り、後部軸を別の方法で取付けることも可
能である。また、磁石の全面を覆わない部分スリーブを
使用することも可能である。
【0026】この薄いスリーブのロータ構造は、幾つか
の利点を有する。第1に、ステータ内部に所与の容積を
生じるために、軸が磁石を貫通しないため、多量の磁性
体を許容する。このため、同じ磁石体積の一部が同等に
有効な非磁性軸により占有された場合に生じるよりも強
い磁界を生じる結果となる。逆に、所与の磁界強度を有
するロータをこの技術を用いて作ることができる。
【0027】所与の電力要求に対しては、より小さくか
つより長いロータを持つモータを作ることが特に有利で
ある。これは、小さな直径と長い長さのロータを持つモ
ータが、より長い直径を持つ相等のモータよりも高いト
ルク対慣性モーメント比を有するためである。このた
め、ロータがより早く加速し、従ってより高い周波数で
作動することを可能にする。
【0028】図6においては、磁石27が略々半円筒形
の北極および南極を持つように励磁される。ロータが図
示の如くその運動範囲の中心にある時、磁石の磁極はス
テータの中心軸79を通るデバイスの主要対称面73に
沿っておおよそ整合されている。この面73は、磁性体
の方向によって定まる。
【0029】磁石が半可撓性接着剤によりスリーブに対
して結合されるため、ネオジム鉄ホウ素の如き所要の磁
性材料の不均一な熱係数を許容し得る。この接着に大き
な作用力が生じるので、接着のため比較的大きな面積が
使用される。磁石が軸上に支持される時比較的小さな面
積で済むのとは対照的に、このような応力は、磁石の外
面全体にわたって広がるので非常に低く抑えることがで
きる。
【0030】スリーブは、ステンレス鋼またはチタンか
ら作ることができ、約25.4mm(1インチ)の略々1
000分の2乃至10の厚さとなる。これは、高い捩り
剛性を有するも、同時にロータの慣性の僅か(例えば、
10%以下)を呈する。非常に小さな直径の長いロータ
を、このように作ることができる(例えば、約4.76
mm(3/16インチ)の如き小さな直径は4KHzより
よい帯域幅を生じる)。本例のロータは、約11.18
mm(0.44インチ)の直径と約34.29mm(1.3
5インチ)の長さを持ち、そのスリーブは約0.13mm
(5/1000インチ)の厚さである。このロータは、
ジグ内で組立てられる。
【0031】ステータ51は、ロータ100を包囲し、
それぞれハウジング28の内面、ボビン50の外側巻き
面54、およびボビンの軸面65により規定される2つ
の軸方向に延長する巻き腔部71を形成するボビン50
を含む。一連の巻き31の各々は、各巻き腔部71を貫
通してボビン50上に2つのコイル部75(図7乃至図
9も参照)を形成する。
【0032】図7乃至図10において、本発明の使用に
適するボビンは、内面56および外面54を持つ内側円
筒部52を含む。2つの対向する傾斜した円筒状巻線部
67が、内側円筒状部分の外面54から突出している。
各巻線部67は、半径面65と、外面57と、端面64
とを有する。略々傾斜した移行面69が、端面64と半
径面65とを分割している。ボビンは、ナイロン、ガラ
ス充填ナイロン、ABSなどの非導電性プラスチック材
料を射出成型することにより製造することができる。
【0033】図6乃至図10において、コイルはそれぞ
れボビン50の巻線部67上に巻付けられる。これは、
図7に示されるように、最初に第1の巻き33を各巻線
部67に巻付けることにより行われる。これらの巻きの
各々は、1対の周方向に隔てられた脚部93と、1対の
端部91(図7参照)を含んでいる。更に類似の巻き3
1が第1の巻き33の周囲に巻付けられてコイル部75
を構成する2つの脚グループ95を生じる(図8参
照)。
【0034】結果として得るコイル部は、図6および図
9に示されるように、主要対称面73の周囲に対称をな
している。この2つのコイル部は、同じ線を用いて同じ
動作で巻付けられるか、あるいは連続して巻付けられて
直列に接続される。このコイルの方向、およびロータの
相対的な磁気的配向は、図13に略図的に示される。
【0035】動作においては、電流がコイル50に流れ
てロータの磁石27の磁界と互に作用することによりロ
ータ上にトルクを与える磁界を生じる。ロータのみによ
る磁界線が図14に示され、磁界の相互作用の結果とし
て生じる磁界線が図15に示される。
【0036】磁石およびコイルが図に示される如き関係
にある時トルクが生じることが以下に示される。この関
係は、米国特許第4,076,998号に示される配向
に関して90°をなす。ロータ100に与えられるトル
クの大きさは、コイルにより生じる磁界の大きさに依存
する。巻きが更に多くなるとより強い磁界を生じ、従っ
て、巻き腔部71の全周寸法に巻きを配置することが有
利である。また以下に示すように、図6、図8および図
9に示す如き変更可能な半径方向の巻線密度を提供する
ことが、所与の腔部形状に対するトルクを更に最適化す
るのである。
【0037】図13乃至図16、および図22乃至図2
3を全体的に参照すれば、非常に異方性を呈する材料の
永久磁石と、磁石の磁極に対する軟磁性材料のシェルと
の間隙が下記の値を持つことが最初に示される。即ち、 B=K・Brcosθ (1) この値は、磁石の軸心と、セグメント47が位置する直
径との間の角度θ(即ち、45°)に依存する。Br
磁石26の一定残留インダクタンス、Kは選択された形
状および特定の磁性材料、ならびにシェル(ハウジング
28)の条件に依存する無次元定数(典型的には、0.
5乃至1の間)である。
【0038】特に図16および図22において、式(1)
の誘導は下記の如くである。即ち、典型的な動作範囲に
おける希土類異方性磁石の磁気特性は、下式により近似
化することができる。即ち、 Bm=+Hmr/Hc+Br (2) 但し、Bmは誘導の強さ、Hmは磁界の強さ、Brは残留
インダクタンス、Hcは保磁力である。
【0039】アンペア則を用いて、電流が存在しないこ
とを仮定して、図16の経路q−r−s−tに沿った∫
H・d1=NIは、 Ha 2・g+Hm・d・cosθ=0 (3) 但し、Haは空隙59における磁界の強さ、dは磁石2
7の直径、gは空隙59の幅である。
【0040】材料が充分に異方性に富む、磁界が面a
a′pp′および面ee′nn′の境界のみと交差する
場合には、ガウス則 は、点a、a′、p、p′、n、n′、e、e′により
定義される容積の基本的軸方向面に対して用いることが
できる。このため、下式を得る。即ち、 Bm・dAm=Ba・dAa (4) 但し、サフィックス「a」は区分nn′、pp′におけ
る空隙を指し、サフィックス「m」は磁性体を指す。d
m=dAa・cosθであるため、式(4)は、 Bm・cosθ=Ba (5) となる。
【0041】この空隙においては、 Ba=μHa (6) 但し、μは空気の透磁率である。
【0042】式(2)および(5)を組合わせて下式を得
る。即ち、 Ba/cosθ=Br(1+Hm/Hc) (7) また式(3)および(6)を組合わせて下式を得る。即ち、 2g Ba/μ+Hm・dcosθ=0 (8) 式(7)および(8)は、簡単にすると下式となる。即ち、 Ba=Brcosθ/(1+Br/μHc・2g/d) (9) 大半の希土類磁石は、Br/μHc=1.1となり、もし
g/dが小さく、典型的には0.3より小さければ、式
(9)は簡単にすると下式となる。即ち、 Ba=K・Brcosθ (10) 但し、0.5<K<1これは式(1)と同じである(参考
のため本文に引用される米国特許第4,959,568
号「Dynamically Tunable Res
onant Device with Electri
c Control」をも参照)。
【0043】シェル−ステータに関して磁石−ロータに
与えられるトルクの誘導は下記の如くである。
【0044】トルクを決定する目的のため、磁石および
シェルは静止するものと仮定し、図13に示される如き
1つの導体におけるトルクを計算する。ローレンツ式に
より下式が得られる。即ち、 T=BLiD/2 (11) 但し、Bは基底直径Dにおける導体位置の磁界である。
磁石の実効長はLである。
【0045】各トルクに対しては、等しいが反対方向の
反作用がある。もしこのコイルが基準として使用される
ならば、同じトルクがこの磁石およびシェルの組合わせ
に働く。
【0046】シェルは磁石に対して同心状であり、分極
されずかつ等方性を呈するため、磁界の角度位置は磁石
によってのみ規定される。全てのトルクはコイルと磁石
間に働く。コイルをハウジングに載置することにより、
トルクはこのハウジングと磁石間に働く。コイルをシェ
ルに対して適正に係止すること、およびこの係止がデバ
イスの全トルクを受けることになることを念頭に置くこ
とが必要である。この堅固な係止は、ボビンおよびハウ
ジングにおける穴60、61、62、63に取付けられ
る固定具37によって行われる。
【0047】N/2α0として表わされる巻きの均一な
密度を持つコイルについて考察する。但し、Nは全巻き
数、α0は図15に示した如き巻線腔部の半角であり、
ロータにおける全トルクは各導体におけるトルクの積分
として導かれる。
【0048】位置αにおける各導体に対する磁界Bがγ
およびθの関数であること、およびロータの各角度位置
γに対しては、下記の関係が存在することを念頭に置い
て、 θ=α−γ (12) トルクは、下記の如くに表わされる。即ち、 この式を簡単にすると、 T=KBrLNiD・(sinα0/α0)・cosγ (14) sinα0/α0が小さなα0に対して最大値を有するこ
とが明らかである。不都合にも、このことは、電線が小
さなα0により規定される小さな空間内に適合するため
にはより小さな寸法でなければならないため、所与の巻
き数Nに対して比例的に抵抗を増加させることになる。
従って、実際には、α0はで可能な限り大きくなければ
ならない。もしα0が90°となれば、sinα0/α0
=0.82となる。α0=60°ならば、sinα0/α
0=0.87となる。
【0049】可変コイル密度の場合は、sinα0/α0
項を除去することが可能である(sinα0は常に1よ
り小さい)。
【0050】nを巻きの密度とし、 2n=N/α0 cosα (15) とすると、式(13)は、下式となる。即ち、 これを簡単にすると、下式となる。即ち、 T=(KRrLNiD/α0)・cosγ (17) 実際には、このことは、巻き密度がエッジにおけるより
も中心において小さいコイルを巻くことを導く。もし巻
きが±45°の間にあるならば、中心の密度はエッジの
密度の71%を呈すべきである。式(17)によりα0
45°として設計すれば、所与の電力消費に対して、均
一な密度で設計されたコイルよりも略々40%大きなト
ルクを生じる。
【0051】この変化した密度は、図6および図9に略
図的に示され、ここで2つのコイル部75を分離する主
要対称面73にはより少ない電線が存在し、この面から
離れたボビンの側方の半径面にはより多くの電線が存在
することが判る。本発明の利点を取得するためには、分
布が正確には式(17)に従う必要はないが、より優れた
近似化がより優れた結果を導くことに注意すべきであ
る。
【0052】この形式のコイルは、巻付け中、電線が長
く狭い円筒状部分を通る必要がないため、巻付け機械を
用いて容易にボビン50上に巻付けることができる。こ
の理由のため、長さ対直径比が大きい(例えば、1以上
の)モータを効率よく作ることができる。
【0053】図17乃至図21において、可変の巻き密
度を可能にする巻き固定具は、1対の本体部82と、1
対の弾丸状プラグ84と、ボルト86および関連するナ
ット88、ワッシャ87の如き1つの固定具77とを含
む。この本体部は、本質的に円筒状の部分であり、各々
が湾曲端部90と穴92を有する。弾丸状プラグ84は
それぞれ、ノーズ部104と、穴108を持つ半円筒状
部分106とを含む。固定具は、本体部の内面がボビン
の周囲で緊締されることを可能にし、また弾丸状プラグ
をボビン内の所定位置に保持する。
【0054】本体部の湾曲した端面90および弾丸状プ
ラグの湾曲したノーズ部104は、電線が巻付け機械に
よりボビンに巻付けられる時、電線を指向させて、上述
の逆余弦の電線密度分布を生じる。実際に得られる分布
は、弾丸状プラグの直径110、本体部の間隔、および
これら部分の湾曲形状との関数となる。これらのパラメ
ータもまた、使用された巻線機械の種類、その巻線速度
および張力、および電線のサイズなどの他の可変要因と
ともに相互に作用する。これらのパラメータの決定は、
所与の巻線機械およびボビン設計に対して短い1連の試
行錯誤的実験によるのが効率的である。
【0055】図11および図12は、前記ボビンの別の
実施例を示している。本例においては、環状の区分端部
材58が、各々の巻線部の各端部におけるその巻線部5
5から延在し、一般に傾斜した移行面がない。あるいは
また、ボビンは、ポッティング措置の前に個々に巻付け
られかつ組立てられる2つの部片で作られる。
【0056】このように提供される検流計は、比較的薄
いスリーブ内に多量の磁性材料を含む堅固に構成された
小さな直径のロータを備える。これはまた、長く狭くか
つ容易に巻付けられるコイルを有し、また最適化された
密度特性を呈する。更にまた、ベアリング間の間隔の外
側の位置トランスジューサに対するリンク部を設置する
ことは、ベアリングを相互により接近して保持し、第1
共振周波数を増大させることを可能にする。これらの特
徴は、有利にも最大出力トルク、およびコンパクトなデ
バイスの帯域幅における著しい全体的な改善を提供す
る。
【0057】このようなレベルの性能の改善の故に、先
に述べたように、その運動を阻止するため固定具を用い
てボビンを所定位置に堅固に係止することが必要であ
る。この固定具の支持装置は、ポッティングに対して比
較的小さな表面となる小さな直径のボビンの場合に、特
にポッティングのみよりも大きな強度を提供する。従っ
て、このような支持装置は、高い磁気力に曝される時の
ように、コイルがハウジングから離れて切れたりあるい
はハウジング内でずれることを防止する。
【0058】また、この向上した加速によりロータがス
トッパにより激しく当たることを可能にするので、出力
軸14とスリーブ26との間、およびスリーブ26と磁
石27との間の接合は強靭なものになる利点がある。
【0059】この全体的な設計は、同様な特性の可動鉄
片デバイスと比較して有利である。可動鉄片デバイス
は、同じトルク対慣性比を持つが、このデバイスのイン
ダクタンスは10の係数だけ低くなる。可動鉄片デバイ
ス相等サイズのデバイスを作るためには、少なくとも約
25×106ガウスエルステッドの磁気エネルギを有す
る磁性材料を使用することが必要である。ネオジム鉄ホ
ウ素およびサマリウム・コバルトは、このような特性を
有する。電気的時定数および制御不能な第1共振周波数
もまた、この低減されたインダクタンスにより好ましい
影響を受ける。
【0060】他の実施例は、頭書の特許請求の範囲内に
含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ走査システムにおいて用いられる如き検
流計を示す概略図である。
【図2】取外し位置の関連固定具を示す図1の検流計お
よび位置トランスジューサの縦断面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って直角に見た図1の検流
計および位置トランスジューサを示す縦断面図である。
【図4】磁石が図3の検流計の方向に対する運動範囲中
心で示される図1乃至図3の検流計のロータを示す分解
図である。
【図5】停止ボルトを除いて図3の線5−5に関する図
1乃至図3の検流計および位置トランスジューサを示す
端面図である。
【図6】図2の線6−6に関して図1乃至図3の検流計
を示す断面図である。
【図7】各コイル部の第1の巻きを略図的に示す係止穴
を除いた図1乃至図3のトルク・モータのボビンの縦方
向斜視図である。
【図8】ボビンの頂部の半分が仮想線で示されその係止
穴が除かれた、図1乃至図3のトルク・モータの線を巻
かれたステータの底部の半分を示す縦断面斜視図であ
る。
【図9】ボビンの係止穴が省かれた、主要対称面の背後
の特徴が破線で示される対称面により二等分された巻線
の底部の半分を含む図1乃至図3のトルク・モータのボ
ビンを示す縦斜視図である。
【図10】係止穴を示す、図7のボビンの水平斜視図で
ある。
【図11】図10のボビンの別の実施例を示す水平斜視
図である。
【図12】図11のボビンを示す端面図である。
【図13】本発明によるロータおよびコイル組立体を示
す斜視図である。
【図14】ロータによる磁束線を示す図13の組立体の
端部を示す概略図である。
【図15】励起されたコイルおよび取外されたロータに
よる磁束線を示す図13の組立体の端部の概略図であ
る。
【図16】図13のロータおよびステータを示す斜視図
である。
【図17】本発明による巻線固定具を示す拡大図であ
る。
【図18】図17の巻線固定具の本体を示す端面図であ
る。
【図19】頂部のみにおける両本体を表わす詳細を示す
図17の巻線固定具の本体の側面図である。
【図20】図17の巻線固定具の球状プラグ要素を示す
側面図である。
【図21】図17の巻線固定具の球状プラグ要素を示す
端面図である。
【図22】ネオジム鉄ホウ素の1組の磁化特性カーブを
示すグラフである。
【図23】サマリウム・コバルトの1組の磁化特性カー
ブを示すグラフである。
【符号の説明】
10 走査システム 11 増幅回路 12 コイル 13 減算回路 14 前部軸 15 ミラー 16 後部軸 17 トルク・モータ 18 可動ストッパ 20 静止ストッパ 21 当接部 22 ボルト 24 ボルト 25 当接部 26 スリーブ 27 磁石 28 外側ハウジング 30 位置トランスジューサ 31 巻き 32 基準ストッパ 33 巻き 37 固定具 40 前部ベアリング 42 後部ベアリング 44 圧力ワッシャ 50 ボビン 51 ステータ 52 内側円筒部 54 外側巻き面 56 内面 57 外面 59 空隙 60 穴 61 穴 62 穴 63 穴 64 端面 65 ボビンの半径面 67 傾斜円筒状巻線部 69 傾斜過渡面 71 巻き腔部 73 主要対称面 75 コイル部 77 固定具 79 ステータ中心軸 82 本体部 84 球状プラグ 86 ボルト 87 ワッシャ 88 ナット 90 湾曲端部 91 端部 92 穴 93 脚部 95 脚グループ 97 回転部 99 ねじ 100 ロータ 104 ノーズ部 106 半円筒状部分 108 穴 110 弾丸状プラグ直径部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸の周囲に回転振動するように取付
    けられ、かつ該軸の対向側に2つの実質的に半円筒形状
    の磁極に分極された円筒状磁気ロータと、 各々が多数の導体の巻きにより構成される、前記ロータ
    の対向側に配設された2つのコイル部分とを設け、 前記巻きの各々は、前記ロータの全長に沿って延在する
    導体側方脚部と、前記巻きの各側方脚部と接続された導
    体端部とからなり、前記巻きの第1および第2の側方脚
    部は、導体脚部の第1および第2の各グループで一緒に
    分けられ、該グループは相互に周方向に離間されてお
    り、 前記コイル部分間には前記軸を通る対称面が存在し、各
    コイル部分の巻きの各グループの脚部は、前記コイル部
    分が巻付けられるボビンの半径面と対応する地点で始ま
    り、かつ実質的に前記対称面まで連続的に延在する分布
    状態に配設され、前記ロータの前記磁極が、検流計の運
    動範囲の中心で前記面と実質的に整合状態にある検流
    計。
  2. 【請求項2】 前記ロータは自由に回転するロータであ
    る請求項1記載の検流計。
  3. 【請求項3】 前記分布は、逆余弦分布に近似する請求
    項1記載の検流計。
  4. 【請求項4】 前記分布は、 T=(KBrLNiD/α0)・cosγ により決定される請求項3記載の検流計。但し、Tは検
    流計のトルク出力、Brは磁気ロータの一定残留インダ
    クタンス、Kは無次元定数、Lは磁気ロータの長さ、N
    はコイルの巻き数、iはコイルに流れる電流、Dは導体
    が配置される基礎円の直径、α0は巻線腔部の半角、お
    よび、γはロータの角度位置である。
  5. 【請求項5】 前記巻線の変分は、前記軸周囲で前記面
    から±45°の範囲にわたって延在し、前記対称面にお
    ける前記巻線は、前記範囲の外側制限における密度の約
    70%の密度を有する請求項3記載の検流計。
  6. 【請求項6】 軸の周囲に回転する磁気ロータと、 前記ロータと同心状を呈し、かつ前記軸の対向側に軸方
    向の巻線部分と、該軸を通り前記軸方向コイル部分を分
    割する対称面とを有するコイルを含むステータとを設
    け、 前記コイルは、前記対称面における密度がこれから隔て
    られた位置の密度より低い異なる巻線密度分布を有する
    検流計。
  7. 【請求項7】 前記巻線密度分布の前記の変分が、前記
    コイルの所与の電力消費に対してコイルの性能を最適化
    するように選定される請求項6記載の検流計。
  8. 【請求項8】 前記巻線密度分布の前記の変分が、逆余
    弦分布に近似する請求項6記載の検流計。
  9. 【請求項9】 前記分布は、 T=(KBrLNiD/α0)・cosγ により決定される請求項8記載の検流計。但し、Tは検
    流計のトルク出力、Brは磁気ロータの一定残留インダ
    クタンス、Kは無次元定数、Lは磁気ロータの長さ、N
    はコイルの巻き数、iはコイルに流れる電流、Dは導体
    が配置される基礎円の直径、α0は巻線腔部の半角、お
    よびγはロータの角度位置である。
  10. 【請求項10】 前記巻線の前記の変分は、前記軸周囲
    で前記面から±45°の範囲にわたって延在し、前記対
    称面における前記巻線は、前記範囲の外側制限における
    密度の約70%の密度を有する請求項6記載の検流計。
  11. 【請求項11】 ロータを有するトルク・モータであっ
    て、 前記ロータが、 2つの端部を有する磁石と、 各々が前記磁石端部の一方に対して当接する位置関係に
    ある後部軸および出力軸と、 前記磁石の少なくとも一部を囲繞して、前記出力軸およ
    び前記磁石と接合されている薄い壁部のトルク支持スリ
    ーブとを含む、トルク・モータ。
  12. 【請求項12】 前記スリーブと前記出力軸とが一体の
    部分である請求項11記載のモータ。
  13. 【請求項13】 前記スリーブが、前記磁石の慣性の1
    0%より小さな慣性を有する請求項11記載のモータ。
  14. 【請求項14】 前記スリーブが前記後部軸に取付けら
    れる請求項11記載のモータ。
  15. 【請求項15】 前記スリーブと前記磁石とが半可撓性
    接着剤で結合される請求項11記載のモータ。
  16. 【請求項16】 前記半可撓性接着剤がシリコーン接着
    剤である請求項15記載のモータ。
  17. 【請求項17】 前記半可撓性接着剤がエポキシである
    請求項15記載のモータ。
  18. 【請求項18】 前記磁石がその直径に沿って分極され
    る請求項11記載のモータ。
  19. 【請求項19】 前記出力軸が突合せ端部を含み、該突
    合せ端部が前記スリーブに対して取付けられる請求項1
    1記載のモータ。
  20. 【請求項20】 前記出力軸と前記後部軸とが突合せ端
    部を含み、該突合せが前記スリーブに対して取付けされ
    る請求項14記載のモータ。
  21. 【請求項21】 前記出力軸が前記スリーブに対して溶
    接される請求項11記載のモータ。
  22. 【請求項22】 前記スリーブが前記磁石を完全に囲繞
    する請求項11記載のモータ。
  23. 【請求項23】 前記磁石がネオジム鉄ホウ素から作ら
    れる請求項11記載のモータ。
  24. 【請求項24】 前記磁石がサマリウム・コバルトから
    作られる請求項11記載のモータ。
  25. 【請求項25】 前記スリーブがステンレス鋼から作ら
    れる請求項11記載のモータ。
  26. 【請求項26】 前記スリーブがチタンから作られる請
    求項11記載のモータ。
  27. 【請求項27】 前記ロータがその直径より長い長さを
    有する請求項11記載のモータ。
  28. 【請求項28】 前記ロータの長さが、該ロータの直径
    の少なくとも3倍以上の大きさである請求項27記載の
    モータ。
  29. 【請求項29】 前記ロータの直径が、約25.4mm
    (1インチ)の半分程度であるか又はそれより小さい請
    求項11記載のモータ。
  30. 【請求項30】 前記ロータの直径が、約25.4mm
    (1インチ)の3/16程度であるか又はそれより小さ
    い請求項11記載のモータ。
  31. 【請求項31】 ミラーの如き光学要素を回転振動運動
    するよう駆動するのに適した可動磁石スキャナにおい
    て、 静止外側シェルと、 前記シェル内部に配設されるボビンの周囲に巻付けられ
    たコイルに構造的ポッティング材でポッティングされた
    ステータであって、前記シェルに向けて配置された係止
    穴を含むステータと、 前記穴にはめられて前記シェルまで延在し、反作用力が
    前記コイルに加えられる前記スキャナの加速中、前記ス
    テータを前記シェルに係止してその間の相対的な回転運
    動を阻止する剛性の固定要素と、 直径方向に沿って分極されて、前記ステータに対して内
    部に同心状の関係で回転自在に支持された磁石とを備え
    るスキャナ。
  32. 【請求項32】 前記固定要素がピンまたはボルトの形
    態の軸方向に延在する要素である請求項31記載のスキ
    ャナ。
  33. 【請求項33】 前記ロータの直径が、約25.4mm
    (1インチ)の半分程度であるか又はそれより小さい請
    求項31記載のスキャナ。
  34. 【請求項34】 前記ロータの直径が、約25.4mm
    (1インチ)の3/16程度であるか又はそれより小さ
    い請求項31記載のスキャナ。
  35. 【請求項35】 前記ロータがその直径より長い長さを
    有する請求項31記載のスキャナ。
  36. 【請求項36】 前記ロータの長さが、該ロータの直径
    の少なくとも3倍以上の大きさである請求項31記載の
    スキャナ。
  37. 【請求項37】 ロータの対向側端部に出力軸と後部軸
    とを含み、軸の周囲に回転する磁気ロータと、 前記出力軸を回転自在に支持し、外部の負荷と結合する
    ための出力ベアリングと、 前記後部軸を回転自在に支持し、前記出力軸に対して前
    記ロータの反対側端部に配設される後部ベアリングと、 前記ロータと結合されて、該ロータの回転に応答してフ
    ィードバック信号を生じる位置トランスジューサであっ
    て、前記ベアリング間の距離を最小限に抑えてその結果
    前記ロータの第1共振周波数に好影響を及ぼすため、前
    記ベアリング間の間隔の外側で前記ロータと結合される
    位置トランスジューサとを備える検流計。
  38. 【請求項38】 前記位置トランスジューサが前記後部
    軸に取付けられる請求項37記載の検流計。
  39. 【請求項39】 前記位置トランスジューサが、前記後
    部軸と螺合するねじにより前記後部軸に取付けられる請
    求項38記載の検流計。
  40. 【請求項40】 内側および外側の円筒面を持つ円筒状
    部分を設け、 2つの円筒状巻線部が、前記円筒状部分の対向側で前記
    外側面から突出し、 該2つの円筒状巻線部のそれぞれが、外側面と、長手方
    向の半径面と、第1および第2の端部面とを有し、 前記円筒状巻線部の中心軸と前記円筒状部分の中心軸と
    が本質的に同一直線上にある、ボビン。
  41. 【請求項41】 前記円筒状巻線部が、前記ボビンを所
    定位置に保持する固定具を収受する1対の係止穴を規定
    する請求項40記載の検流計。
  42. 【請求項42】 前記円筒状巻線部が更に、前記半径面
    と前記端部面との間に略々傾斜した移行面を含む請求項
    40記載の検流計。
  43. 【請求項43】 前記円筒状巻線部がそれぞれ、前記各
    巻線部の各端部でこれから延在する環状の区分端部材を
    更に含む請求項40記載の検流計。
  44. 【請求項44】 内側および外側の円筒状面と、該円筒
    状部分の対向側の前記外側面から突出して各々が外側
    面、長手方向半径面および第1および第2の端部面を有
    する2つの円筒状巻線部とを有する円筒状部分を有する
    ボビンであって、該円筒状巻線部の中心軸と前記円筒状
    部分の中心軸が本質的に同一直線上にあり、該円筒状巻
    線部が、ボビンを所定位置に保持する固定具を収受する
    ための1対の係止穴を規定する、ボビンを収受する巻線
    固定具において、 1対の円筒状巻線部の本体部であって、該本体部のそれ
    ぞれが、1対の長手方向の半径面と、湾曲面を持つ第1
    および第2の端部と、整合された位置決め穴を共に有す
    る内側および外側の面とを有し、前記本体部の前記内側
    面が、前記ボビンの円筒状巻線部の1つの外側面を保持
    するための寸法に作られた、1対の円筒状巻線部と、 1対の弾丸状のプラグの各々が、一方の弾丸状プラグの
    半円筒状部分に隣接する前記ボビンの円筒状部分の中心
    に挿入される湾曲したノーズと半円筒状部分とを有し、
    前記半円筒状部分は位置決め穴を含む、1対の弾丸状プ
    ラグと、 前記本体部の前記位置決め穴と、前記ボビンの係止穴
    と、巻き付け中前記ボビンを所定位置に保持するための
    前記弾丸状プラグの穴とを通して挿入される固定具とを
    備える巻線固定具。
JP03757692A 1991-02-25 1992-02-25 可動磁石検流計及び高周波光学スキャナ・トルク・モータ Expired - Fee Related JP3199813B2 (ja)

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