JPH0690926A - 磁気共鳴イメージングの方法および装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージングの方法および装置Info
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- JPH0690926A JPH0690926A JP4247599A JP24759992A JPH0690926A JP H0690926 A JPH0690926 A JP H0690926A JP 4247599 A JP4247599 A JP 4247599A JP 24759992 A JP24759992 A JP 24759992A JP H0690926 A JPH0690926 A JP H0690926A
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Abstract
メージングの条件の設定可能範囲を表示することによ
り、複雑な相関関係にあるイメージングの条件の設定効
率を向上させる方法および装置を提供すること。 【構成】検査部40,静磁場電源41,傾斜磁場電源4
2,高周波磁場電源43により、被検体に対し核磁気共
鳴現象を発生させ、発生した核磁気共鳴信号を信号受信
部44により増幅・検波し、演算装置47で画像再構成
を行い、再構成画像を表示する手段を備えた磁気共鳴イ
メージング装置。 【効果】オペレータは、設定可能範囲を参照しながら効
率良くイメージングの条件の設定をすることができる。
Description
装置に係り、イメージングのための条件の設定効率を向
上させる操作技術に関するものである。
像の画質およびイメージングの時間,イメージングに用
いるパルスシーケンスにより大きく異なるが、同種のパ
ルスシーケンスであっても、そのイメージングの条件
(視野・パルスの繰返し時間(TR)・エコー時間(T
E)・反転回復時間(TI)・スライス厚・スライス数
・イメージングのマトリクス数・信号の加算回数等)の
違いにより大きな差を生じる。従って、オペレータは患
者の負担を考え、医師が正確な診断を行える画像を得る
ために、患者毎にイメージングの時間・疾患種類・診断
部位・イメージングの領域を考慮し、細かにイメージン
グの条件を設定する必要がある。
種々の相関関係があり、独立に任意の値を設定すること
はできない。例えば、スライス数は、パルスの繰返し時
間とエコー時間から決定される値以下の枚数までしか設
定できないということである。オペレータは、このよう
な相関関係に基づく制約の下で、所望するイメージング
の条件に最も近い条件を探し設定しなければならない。
グの条件の設定許容範囲は、実際に値を入力してみるま
で分からなかった。そのため、所望するイメージングの
条件、または最も近い条件を設定するまでに手間がかか
り、操作が煩雑になるという問題点があった。
されたものである。
置において、複雑な相関関係にあるイメージングの条件
の設定効率を向上させる方法および装置を提供すること
である。
し、この被検体に高周波磁場を印加し、それによって発
生する核磁気共鳴信号に基づいて前記被検体をイメージ
ングする磁気共鳴イメージング法、あるいは磁気共鳴イ
メージング装置において、前記被検体のイメージングの
ための条件の設定可能範囲を表示することを特徴とす
る。
条件とその設定可能範囲が表示される。いずれかのイメ
ージングの条件が変更された場合、相関関係がある全て
のイメージングの条件について設定可能範囲が計算さ
れ、新しい設定可能範囲が表示される。
参照することにより、所望するイメージングの条件、あ
るいはそれに最も近い条件を手間をかけず効率的に設定
できる。
させ、その結果、磁気共鳴イメージングによる画像を得
ることができる。
する。
ージング装置の概略ブロック図である。
被検体用ベッド・静磁場発生用コイル・傾斜磁場発生用
コイル高周波磁場発生用コイル・核磁気共鳴信号発生用
コイルからなる検査部40,静磁場電源41,傾斜磁場
電源42,高周波磁場電源43,信号受信部44,パル
スシーケンス制御部45,操作卓46,演算装置47,
記憶装置48,ディスプレイ49から構成される。検査
部40は、内部に被検体を挿入するための空孔を有して
いる。
被検体用ベッドを用いて、被検体を検査部40の空孔内
に設置する。ここで、記憶装置48より読みだされ、デ
ィスプレイ49に表示されたイメージングの条件に対
し、オペレータは、所望する条件の変更を行いイメージ
ングの条件を設定する。この設定されたイメージングの
条件により、パルスシーケンス制御部45は、傾斜磁場
電源42,高周波磁場電源43を制御して、検査部40
内の被検体に対し核磁気共鳴現象をおこさせる。これに
より発生した核磁気共鳴信号を検査部40内の核磁気共
鳴信号検出用コイルで検出し、信号受信部44で増幅・
検波し、演算装置47へ送る。演算装置47で画像再構
成演算処理が行われ、ディスプレイ49に再構成画像が
表示される。
の画質およびイメージングの時間は、前述のようにパル
スシーケンスやイメージングの条件により大きく異な
り、患者の症状により細かにイメージングの条件を設定
する必要がある。また、イメージングの条件の設定は、
各条件間の相関関係による制約の中で行わなければなら
ない。
制約を可視化するため、本実施例では図1に示すよう
に、各イメージングの条件の設定可能範囲を表示する。
の条件の項目10と、その値12と、各イメージングの
条件間の相関関係より計算した設定可能範囲11をディ
スプレイ49に表示する。
の場合、図1ではスライス数の設定可能範囲が1〜12
枚であるので、オペレータは直ちにスライス数を10枚
と設定してイメージングを開始することができる。
イス数が15枚の場合、オペレータはスライス数の設定
可能範囲を参照することにより、15枚のスライス数設
定が不可能であることを直ちに判断し、オペレータが所
望するイメージングの条件の許される範囲内で、例えば
TRを大きくした後、図2に示すように、スライス数の
設定可能範囲が1〜15枚になったことを確認し、スラ
イス数を15枚と設定してイメージングを開始できる。
この際、オペレータが所望するイメージングの条件の許
される範囲内でTRを大きくしても、スライス数の設定
可能範囲が1〜14枚にしかならなかったら、オペレー
タは所望するイメージングの条件の設定が不可能である
ことを直ちに判断でき、無駄な操作をすることなく所望
するイメージングの条件に最も近い条件(スライス数1
4枚)でイメージングを開始することができる。
の設定可能範囲の表示は、図3に示すフローに従い行わ
れる。
から読みだしたイメージングの条件の項目10と、その
値11をディスプレイ49に表示する。ステップ31
で、全てのイメージングの条件の設定可能範囲を計算
し、ステップ32で、計算した設定可能範囲をディスプ
レイ49に表示する。次に、ステップ33で、イメージ
ングの条件が設定されたかをチェックする。設定されて
いれば、ステップ34でイメージングを行う。設定され
ていなければ、ステップ35で、イメージングの条件の
変更があったかをチェックする。変更があれば、変更さ
れたイメージングの条件と相関関係のある全ての条件に
対し、新たな設定可能範囲を計算し、ステップ32で新
たな設定可能範囲をディスプレイ49にリアルタイムで
表示する。
一例を示す。
TEと,スライス数の相関関係を示したものであるが、
これらの条件の値は数1式を満たさなければならない。
るため、数1式を解くことはできない。たとえt1,t
2,t3の値が分かっていても、いちいち計算するのは
非常に面倒である。
囲の表示により、オペレータは所望するイメージングの
条件の設定が可能であるかを即座に判断できる。
ジングの条件を変更することにより、設定可能範囲の変
化を参照しながら、所望するイメージングの条件に最も
近い条件を効率良く設定できる。
設定可能範囲の表示により、複雑な相関関係にあるイメ
ージングの条件の設定効率を向上させることができる。
と,その値と,設定可能範囲の表示例を示す図である。
ングの条件の項目と,その値と,設定可能範囲の表示例
を示す図である。
示フロー図である。
の概略ブロック図である。
の条件の値、12…イメージングの条件の設定可能範
囲、40…検査部、41…静磁場電源、42…傾斜磁場
電源、43…高周波磁場電源、44…信号受信部、45
…パルスシーケンス制御部、46…操作卓、47…演算
装置、48…記憶装置、49…ディスプレイ。
Claims (3)
- 【請求項1】磁場中に被検体を配置し、この被検体に高
周波磁場を印加し、それによって発生する核磁気共鳴信
号に基づいて前記被検体をイメージングする核気気共鳴
イメージング方法において、前記被検体のイメージング
のための条件の設定可能範囲を表示することを特徴とす
る磁気共鳴イメージング方法。 - 【請求項2】磁場を発生する手段と、その磁場中に被検
体を配置する手段と、その被検体に高周波磁場を印加
し、それによって発生する磁気共鳴信号に基づいて前記
被検体をイメージングする手段とを備えた磁気共鳴イメ
ージング装置において、前記被検体のイメージングのた
めの条件の設定可能範囲を表示する手段を備えたことを
特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項3】静磁場・傾斜磁場・高周波磁場を発生する
手段と、磁場中に被検体を配置する手段と、被検体から
発生する核磁気共鳴信号を受信する手段と、静磁場・傾
斜磁場・高周波磁場・信号受信を制御する条件(イメー
ジングのための条件)を設定する手段と、イメージング
のための条件を記憶し,読みだし,変更する手段と、受
信した信号に対して画像再構成を行い再構成画像をディ
スプレイに表示する演算手段とを備えた磁気共鳴イメー
ジング装置,イメージングのための条件の設定可能範囲
を表示する手段を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメ
ージング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24759992A JP3335381B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 磁気共鳴イメージングの方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24759992A JP3335381B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 磁気共鳴イメージングの方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690926A true JPH0690926A (ja) | 1994-04-05 |
JP3335381B2 JP3335381B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=17165913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24759992A Expired - Lifetime JP3335381B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 磁気共鳴イメージングの方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3335381B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000060822A (ja) * | 1998-07-22 | 2000-02-29 | General Electric Co <Ge> | イメ―ジング・システムにおける制御シ―ケンスを構成し、時間最適化するする方法並びにシステム |
JP2006255189A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Toshiba Corp | 磁気共鳴映像装置 |
JP2006280820A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴撮像装置 |
JP2007125423A (ja) * | 2007-01-15 | 2007-05-24 | Toshiba Corp | 磁気共鳴映像装置、磁気共鳴映像装置の種々のパラメータ設定に関する情報提供方法、及び当該情報提供システム |
WO2012165485A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-06 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP24759992A patent/JP3335381B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2013009955A (ja) * | 2011-05-31 | 2013-01-17 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
CN102958435A (zh) * | 2011-05-31 | 2013-03-06 | 株式会社东芝 | 磁共振成像装置 |
US9671480B2 (en) | 2011-05-31 | 2017-06-06 | Toshiba Medical Systems Corporation | Magnetic resonance imaging apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3335381B2 (ja) | 2002-10-15 |
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