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JP3335381B2 - 磁気共鳴イメージングの方法および装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージングの方法および装置

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Publication number
JP3335381B2
JP3335381B2 JP24759992A JP24759992A JP3335381B2 JP 3335381 B2 JP3335381 B2 JP 3335381B2 JP 24759992 A JP24759992 A JP 24759992A JP 24759992 A JP24759992 A JP 24759992A JP 3335381 B2 JP3335381 B2 JP 3335381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
magnetic resonance
settable range
parameters
resonance imaging
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP24759992A
Other languages
English (en)
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JPH0690926A (ja
Inventor
明彦 保科
一雄 鈴木
雅子 東野
英彦 麻生
祐治 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP24759992A priority Critical patent/JP3335381B2/ja
Publication of JPH0690926A publication Critical patent/JPH0690926A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置に係り、イメージングのための条件の設定効率を向
上させる操作技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージングにおける再構成画
像の画質およびイメージングの時間,イメージングに用
いるパルスシーケンスにより大きく異なるが、同種のパ
ルスシーケンスであっても、そのイメージングの条件
(視野・パルスの繰返し時間(TR)・エコー時間(T
E)・反転回復時間(TI)・スライス厚・スライス数
・イメージングのマトリクス数・信号の加算回数等)の
違いにより大きな差を生じる。従って、オペレータは患
者の負担を考え、医師が正確な診断を行える画像を得る
ために、患者毎にイメージングの時間・疾患種類・診断
部位・イメージングの領域を考慮し、細かにイメージン
グの条件を設定する必要がある。
【0003】ところで、各イメージングの条件の間には
種々の相関関係があり、独立に任意の値を設定すること
はできない。例えば、スライス数は、パルスの繰返し時
間とエコー時間から決定される値以下の枚数までしか設
定できないということである。オペレータは、このよう
な相関関係に基づく制約の下で、所望するイメージング
の条件に最も近い条件を探し設定しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、各イメージン
グの条件の設定許容範囲は、実際に値を入力してみるま
で分からなかった。そのため、所望するイメージングの
条件、または最も近い条件を設定するまでに手間がかか
り、操作が煩雑になるという問題点があった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものである。
【0006】本発明の目的は、磁気共鳴イメージング装
置において、複雑な相関関係にあるイメージングの条件
の設定効率を向上させる方法および装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】磁場中に被検体を配置
し、この被検体に高周波磁場を印加し、それによって発
生する核磁気共鳴信号に基づいて前記被検体をイメージ
ングする磁気共鳴イメージング装置において、前記イメ
ージングに必要な相互に関連する複数のパラメータを入
力する入力手段と、前記複数のパラメータの相関関係に
基づいて各パラメータの設定可能範囲を演算する演算手
段と、前記各パラメータの設定可能範囲を表示する表示
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記手段によれば、操作卓等にイメージングの
条件とその設定可能範囲が表示される。いずれかのイメ
ージングの条件が変更された場合、相関関係がある全て
のイメージングの条件について設定可能範囲が計算さ
れ、新しい設定可能範囲が表示される。
【0009】オペレータは、表示された設定可能範囲を
参照することにより、所望するイメージングの条件、あ
るいはそれに最も近い条件を手間をかけず効率的に設定
できる。
【0010】これにより、所望の核磁気共鳴現象をおこ
させ、その結果、磁気共鳴イメージングによる画像を得
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0012】図4は、本発明の一実施例の磁気共鳴イメ
ージング装置の概略ブロック図である。
【0013】本実施例の磁気共鳴イメージング装置は、
被検体用ベッド・静磁場発生用コイル・傾斜磁場発生用
コイル高周波磁場発生用コイル・核磁気共鳴信号発生用
コイルからなる検査部40,静磁場電源41,傾斜磁場
電源42,高周波磁場電源43,信号受信部44,パル
スシーケンス制御部45,操作卓46,演算装置47,
記憶装置48,ディスプレイ49から構成される。検査
部40は、内部に被検体を挿入するための空孔を有して
いる。
【0014】図4においてイメージングを行う場合は、
被検体用ベッドを用いて、被検体を検査部40の空孔内
に設置する。ここで、記憶装置48より読みだされ、デ
ィスプレイ49に表示されたイメージングの条件に対
し、オペレータは、所望する条件の変更を行いイメージ
ングの条件を設定する。この設定されたイメージングの
条件により、パルスシーケンス制御部45は、傾斜磁場
電源42,高周波磁場電源43を制御して、検査部40
内の被検体に対し核磁気共鳴現象をおこさせる。これに
より発生した核磁気共鳴信号を検査部40内の核磁気共
鳴信号検出用コイルで検出し、信号受信部44で増幅・
検波し、演算装置47へ送る。演算装置47で画像再構
成演算処理が行われ、ディスプレイ49に再構成画像が
表示される。
【0015】磁気共鳴イメージングにおける再構成画像
の画質およびイメージングの時間は、前述のようにパル
スシーケンスやイメージングの条件により大きく異な
り、患者の症状により細かにイメージングの条件を設定
する必要がある。また、イメージングの条件の設定は、
各条件間の相関関係による制約の中で行わなければなら
ない。
【0016】イメージングの条件の設定にあたり、この
制約を可視化するため、本実施例では図1に示すよう
に、各イメージングの条件の設定可能範囲を表示する。
【0017】記憶装置48から読みだしたイメージング
の条件の項目10と、その値12と、各イメージングの
条件間の相関関係より計算した設定可能範囲11をディ
スプレイ49に表示する。
【0018】オペレータが所望するスライス数が10枚
の場合、図1ではスライス数の設定可能範囲が1〜12
枚であるので、オペレータは直ちにスライス数を10枚
と設定してイメージングを開始することができる。
【0019】図1において、オペレータが所望するスラ
イス数が15枚の場合、オペレータはスライス数の設定
可能範囲を参照することにより、15枚のスライス数設
定が不可能であることを直ちに判断し、オペレータが所
望するイメージングの条件の許される範囲内で、例えば
TRを大きくした後、図2に示すように、スライス数の
設定可能範囲が1〜15枚になったことを確認し、スラ
イス数を15枚と設定してイメージングを開始できる。
この際、オペレータが所望するイメージングの条件の許
される範囲内でTRを大きくしても、スライス数の設定
可能範囲が1〜14枚にしかならなかったら、オペレー
タは所望するイメージングの条件の設定が不可能である
ことを直ちに判断でき、無駄な操作をすることなく所望
するイメージングの条件に最も近い条件(スライス数1
4枚)でイメージングを開始することができる。
【0020】上記の説明において、イメージングの条件
の設定可能範囲の表示は、図3に示すフローに従い行わ
れる。
【0021】すなわち、ステップ30で、記憶装置48
から読みだしたイメージングの条件の項目10と、その
値11をディスプレイ49に表示する。ステップ31
で、全てのイメージングの条件の設定可能範囲を計算
し、ステップ32で、計算した設定可能範囲をディスプ
レイ49に表示する。次に、ステップ33で、イメージ
ングの条件が設定されたかをチェックする。設定されて
いれば、ステップ34でイメージングを行う。設定され
ていなければ、ステップ35で、イメージングの条件の
変更があったかをチェックする。変更があれば、変更さ
れたイメージングの条件と相関関係のある全ての条件に
対し、新たな設定可能範囲を計算し、ステップ32で新
たな設定可能範囲をディスプレイ49にリアルタイムで
表示する。
【0022】図5に、イメージングの条件の相関関係の
一例を示す。
【0023】図5は、SEシーケンスにおけるTRと,
TEと,スライス数の相関関係を示したものであるが、
これらの条件の値は数1式を満たさなければならない。
【0024】〔数1〕 TR≧(TE+t1+t2+t3)×スライス数 (t1,t2,t3はスライス厚によって変化する) t1,t2,t3の値はオペレータにとって未知数であ
るため、数1式を解くことはできない。たとえt1,t
2,t3の値が分かっていても、いちいち計算するのは
非常に面倒である。
【0025】本発明のイメージングの条件の設定可能範
囲の表示により、オペレータは所望するイメージングの
条件の設定が可能であるかを即座に判断できる。
【0026】設定が不可能である場合は、適当にイメー
ジングの条件を変更することにより、設定可能範囲の変
化を参照しながら、所望するイメージングの条件に最も
近い条件を効率良く設定できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
設定可能範囲の表示により、複雑な相関関係にあるイメ
ージングの条件の設定効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のイメージングの条件の項目
と,その値と,設定可能範囲の表示例を示す図である。
【図2】図1において、TRを変更した場合のイメージ
ングの条件の項目と,その値と,設定可能範囲の表示例
を示す図である。
【図3】イメージングの条件の設定可能範囲の計算,表
示フロー図である。
【図4】本発明の一実施例の磁気共鳴イメージング装置
の概略ブロック図である。
【図5】イメージングの条件の相関関係図である。
【符号の説明】
10…イメージングの条件の項目、11…イメージング
の条件の値、12…イメージングの条件の設定可能範
囲、40…検査部、41…静磁場電源、42…傾斜磁場
電源、43…高周波磁場電源、44…信号受信部、45
…パルスシーケンス制御部、46…操作卓、47…演算
装置、48…記憶装置、49…ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 祐治 茨城県勝田市堀口字長久保832番地2 日立計測エンジニアリング株式会社内 審査官 伊藤 幸仙 (56)参考文献 特開 平3−37044(JP,A) 特開 平2−302897(JP,A) 特開 平3−176765(JP,A) 特開 平3−29641(JP,A) 実開 昭62−116711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁場中に被検体を配置し、この被検体に高
    周波磁場を印加し、それによって発生する核磁気共鳴信
    号に基づいて前記被検体をイメージングする磁気共鳴イ
    メージング装置において、前記イメージングに必要な相
    互に関連する複数のパラメータを入力する入力手段と、
    前記複数のパラメータの相関関係に基づいて各パラメー
    タの設定可能範囲を演算する演算手段と、前記各パラメ
    ータの設定可能範囲を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】前記演算手段は、前記各パラメータの設定
    可能範囲から設定されたパラメータに対して前記相関関
    係に基づいて再度設定可能範囲を演算し、前記表示手段
    に再設定された設定可能範囲を表示させることを特徴と
    する請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】前記複数のパラメータは、少なくとも撮影
    視野、パルス繰り返し時間、エコー時間、スライス厚、
    スライス数であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の磁気共鳴イメージング装置。
JP24759992A 1992-09-17 1992-09-17 磁気共鳴イメージングの方法および装置 Expired - Lifetime JP3335381B2 (ja)

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JP2006280820A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴撮像装置

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US6249120B1 (en) * 1998-07-22 2001-06-19 General Electric Company Modular timemasking sequence programming for imaging system
JP2006255189A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toshiba Corp 磁気共鳴映像装置
JP2007125423A (ja) * 2007-01-15 2007-05-24 Toshiba Corp 磁気共鳴映像装置、磁気共鳴映像装置の種々のパラメータ設定に関する情報提供方法、及び当該情報提供システム
WO2012165485A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置

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