JPH0684324A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
- Publication number
- JPH0684324A JPH0684324A JP26065692A JP26065692A JPH0684324A JP H0684324 A JPH0684324 A JP H0684324A JP 26065692 A JP26065692 A JP 26065692A JP 26065692 A JP26065692 A JP 26065692A JP H0684324 A JPH0684324 A JP H0684324A
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- JP
- Japan
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- cassette
- tape
- lid
- cover
- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ローディングポケットを大きくでき装置側を
設計する際の自由度が大きくする。 【構成】 テープカセット1は、磁気テープ2を巻回し
た一対のテープリール3a,3bをカセット筐体4内に
収納し、張架した磁気テープ2の裏面側にローディング
ポケット5を形成し、磁気テープ2の前面側を覆う開閉
自在な前蓋6と、ローディングポケット5の底面開口部
を閉塞し、その後端でポケット5の後面を構成するカセ
ット筐体4の前面側壁4cまで回動可能な底蓋7を備え
る。カセット非使用時には底蓋7の先端部7aを前蓋の
前面板下端部に係合させてローディングポケット5内を
密閉し、底蓋7の先端部7aを後退させるスライド機構
を設け、カセット使用時にはこれにより底蓋7の先端部
7aを後退させ前蓋の前面板下端部6a1との係合を解
除して底蓋7の回動動作を行う。
設計する際の自由度が大きくする。 【構成】 テープカセット1は、磁気テープ2を巻回し
た一対のテープリール3a,3bをカセット筐体4内に
収納し、張架した磁気テープ2の裏面側にローディング
ポケット5を形成し、磁気テープ2の前面側を覆う開閉
自在な前蓋6と、ローディングポケット5の底面開口部
を閉塞し、その後端でポケット5の後面を構成するカセ
ット筐体4の前面側壁4cまで回動可能な底蓋7を備え
る。カセット非使用時には底蓋7の先端部7aを前蓋の
前面板下端部に係合させてローディングポケット5内を
密閉し、底蓋7の先端部7aを後退させるスライド機構
を設け、カセット使用時にはこれにより底蓋7の先端部
7aを後退させ前蓋の前面板下端部6a1との係合を解
除して底蓋7の回動動作を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットの改良に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すテープカセットは、磁気テー
プ22を巻回した一対のテープリール23a,23bを
カセット筐体24内に収納し、このカセット筐体24の
前方で磁気テープ22を張架したうえで、磁気テープ2
2の張架部分22aの裏面側(非磁気記録面側)にロー
ディングポケット25を形成し、磁気テープ22の張架
部分22aの前面側(磁気記録面側)を開閉自在な前蓋
26で覆ってある。この種のテープカセットはそのまま
ではローディングポケット25があいたままとなり、磁
気テープ22の張架部分22aにおいて裏面側から侵入
した粉塵がテープダメージを与えるおそれがある。
プ22を巻回した一対のテープリール23a,23bを
カセット筐体24内に収納し、このカセット筐体24の
前方で磁気テープ22を張架したうえで、磁気テープ2
2の張架部分22aの裏面側(非磁気記録面側)にロー
ディングポケット25を形成し、磁気テープ22の張架
部分22aの前面側(磁気記録面側)を開閉自在な前蓋
26で覆ってある。この種のテープカセットはそのまま
ではローディングポケット25があいたままとなり、磁
気テープ22の張架部分22aにおいて裏面側から侵入
した粉塵がテープダメージを与えるおそれがある。
【0003】そこで、このような課題を解決したものと
して、例えば特開昭58ー200477号公報にみられ
るように、図5に示すごとく、ローディングポケット2
5の底面開口部を閉塞し、その後端を支点としてカセッ
ト筐体24の図示する前面側壁24aに対向する位置ま
で回動可能な底蓋27を備えるような技術がある。
して、例えば特開昭58ー200477号公報にみられ
るように、図5に示すごとく、ローディングポケット2
5の底面開口部を閉塞し、その後端を支点としてカセッ
ト筐体24の図示する前面側壁24aに対向する位置ま
で回動可能な底蓋27を備えるような技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は前蓋26の下端部に突条28を設けてあるので、一点
鎖線で示す前蓋26の開口時に下方にのびた突条28が
邪魔になって、ローディングポケット25に進入する装
置側の部材(回転ドラムやローディング部材)に高さ制
限を与えてしまうという問題点があった。なお、前蓋2
6の突条28を設けないと底蓋27の長さをとらねばな
らず、今度は底蓋27の回動時に底蓋27の先端が磁気
テープ22の張架部分22aの下縁部に接触してテープ
ダメージを与えてしまうおそれがあるので望ましくな
い。
は前蓋26の下端部に突条28を設けてあるので、一点
鎖線で示す前蓋26の開口時に下方にのびた突条28が
邪魔になって、ローディングポケット25に進入する装
置側の部材(回転ドラムやローディング部材)に高さ制
限を与えてしまうという問題点があった。なお、前蓋2
6の突条28を設けないと底蓋27の長さをとらねばな
らず、今度は底蓋27の回動時に底蓋27の先端が磁気
テープ22の張架部分22aの下縁部に接触してテープ
ダメージを与えてしまうおそれがあるので望ましくな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解消するものであり、磁気テープを巻回した一対のテー
プリールをカセット筐体内に収納し、このカセット筐体
の前方で前記磁気テープを張架し、前記張架した磁気テ
ープの裏面側にローディングポケットを形成し、前記張
架された磁気テープの前面側を覆う開閉自在な前蓋と、
前記ローディングポケットの底面開口部を閉塞し、その
後端を支点として前記ローディングポケットの後面を構
成する前記カセット筐体の前面側壁に対向する位置まで
回動可能な底蓋を備えたテープカセットにおいて、前記
前蓋の前面板を断面略板状とし、カセット非使用時には
前記底蓋の先端部を前記前蓋の前面板下端部に係合させ
て前記ローディングポケット内を密閉するとともに、前
記底蓋の少なくとも先端部を後方に後退させるスライド
機構を設け、カセット使用時には前記スライド機構によ
り前記底蓋の先端部を後退せしめて前記前蓋の前面板下
端部との係合を解除してから前記底蓋の回動動作を行う
ようにしたことを特徴とするテープカセットを提供する
ものである。
解消するものであり、磁気テープを巻回した一対のテー
プリールをカセット筐体内に収納し、このカセット筐体
の前方で前記磁気テープを張架し、前記張架した磁気テ
ープの裏面側にローディングポケットを形成し、前記張
架された磁気テープの前面側を覆う開閉自在な前蓋と、
前記ローディングポケットの底面開口部を閉塞し、その
後端を支点として前記ローディングポケットの後面を構
成する前記カセット筐体の前面側壁に対向する位置まで
回動可能な底蓋を備えたテープカセットにおいて、前記
前蓋の前面板を断面略板状とし、カセット非使用時には
前記底蓋の先端部を前記前蓋の前面板下端部に係合させ
て前記ローディングポケット内を密閉するとともに、前
記底蓋の少なくとも先端部を後方に後退させるスライド
機構を設け、カセット使用時には前記スライド機構によ
り前記底蓋の先端部を後退せしめて前記前蓋の前面板下
端部との係合を解除してから前記底蓋の回動動作を行う
ようにしたことを特徴とするテープカセットを提供する
ものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に沿って説明する。
【0007】図1は本発明によるテープカセットの一実
施例を示す斜視図、図2は同テープカセットの前蓋を説
明する図、図3(a),(b),(c)は同テープカセ
ットの底蓋開閉動作を説明する図である。
施例を示す斜視図、図2は同テープカセットの前蓋を説
明する図、図3(a),(b),(c)は同テープカセ
ットの底蓋開閉動作を説明する図である。
【0008】図1に示すテープカセット1は、磁気テー
プ2を巻回した一対のテープリール3a,3bをカセッ
ト筐体4内に収納し、図示しない一対のガイドポールに
よりカセット筐体4の前方で磁気テープ2を張架したも
のである。磁気テープ2の張架部分2aの裏面側(非磁
気記録面側)には方形状のローディングポケット5が形
成してある。また、磁気テープ2の張架部分2aの前面
側(磁気記録面側)は、図2に示すように、軸Jを中心
とした回動動作で開閉自在となる前蓋6で覆われてい
る。この前蓋6の前面板6aは断面略板状としてあり、
その下端部6a1に従来例のような突条を設けてないも
のである。そして、図1に示すテープカセット1はロー
ディングポケット5の底面開口部を閉塞する開閉自在な
底蓋7を備えている。このような底蓋7を備えるため、
次のように構成してある。
プ2を巻回した一対のテープリール3a,3bをカセッ
ト筐体4内に収納し、図示しない一対のガイドポールに
よりカセット筐体4の前方で磁気テープ2を張架したも
のである。磁気テープ2の張架部分2aの裏面側(非磁
気記録面側)には方形状のローディングポケット5が形
成してある。また、磁気テープ2の張架部分2aの前面
側(磁気記録面側)は、図2に示すように、軸Jを中心
とした回動動作で開閉自在となる前蓋6で覆われてい
る。この前蓋6の前面板6aは断面略板状としてあり、
その下端部6a1に従来例のような突条を設けてないも
のである。そして、図1に示すテープカセット1はロー
ディングポケット5の底面開口部を閉塞する開閉自在な
底蓋7を備えている。このような底蓋7を備えるため、
次のように構成してある。
【0009】底蓋7はローディングポケット5とほぼ同
じ長さとされ、長手方向の両端面にそれぞれ2個づつガ
イドピン8a,8b,9a,9bをそれぞれ備える。底
蓋7の奥行きはローディングポケット5の奥行きよりも
幾分小さく、底蓋7が後述するスライド動作をできるよ
うにしてある。底蓋7の後ろのガイドピン8b,9bに
は目隠板10が支持部10a,10bを介して回動自在
に支持してある。目隠板10はその上面前部が底蓋7の
下面後部に重なるもので、これにより底蓋7とともにロ
ーディングポケット5を完全に閉塞することができる。
じ長さとされ、長手方向の両端面にそれぞれ2個づつガ
イドピン8a,8b,9a,9bをそれぞれ備える。底
蓋7の奥行きはローディングポケット5の奥行きよりも
幾分小さく、底蓋7が後述するスライド動作をできるよ
うにしてある。底蓋7の後ろのガイドピン8b,9bに
は目隠板10が支持部10a,10bを介して回動自在
に支持してある。目隠板10はその上面前部が底蓋7の
下面後部に重なるもので、これにより底蓋7とともにロ
ーディングポケット5を完全に閉塞することができる。
【0010】カセット筐体4側にはローディングポケッ
ト5を挟んで互いに向き合う左右一対の壁面4a,4b
が形成される。これらの壁面4a,4bには底蓋7の開
閉動作を案内するためのガイド溝(13),14が形成
してある。これらのガイド溝13,14は逆J字に似た
形状で、底蓋7のスライド動作を案内するために前後方
向にのびた溝(13a),14aと、底蓋7の回動動作
を妨げないように上記溝13a,14aの途中から円弧
を描くようにのびた溝(13b),14bとからなる。
ト5を挟んで互いに向き合う左右一対の壁面4a,4b
が形成される。これらの壁面4a,4bには底蓋7の開
閉動作を案内するためのガイド溝(13),14が形成
してある。これらのガイド溝13,14は逆J字に似た
形状で、底蓋7のスライド動作を案内するために前後方
向にのびた溝(13a),14aと、底蓋7の回動動作
を妨げないように上記溝13a,14aの途中から円弧
を描くようにのびた溝(13b),14bとからなる。
【0011】そして一点鎖線で示すように、カセット筐
体4側のガイド溝13,14内に底蓋7のガイドピン8
a,8b,9a,9bをそれぞれ挿入してガイドするこ
とでカセット筐体4に底蓋7を取り付けることができ、
取付状態で底蓋7の開閉動作が可能になる。
体4側のガイド溝13,14内に底蓋7のガイドピン8
a,8b,9a,9bをそれぞれ挿入してガイドするこ
とでカセット筐体4に底蓋7を取り付けることができ、
取付状態で底蓋7の開閉動作が可能になる。
【0012】なお、底蓋7は図示しないばね部材で前方
向(前蓋6方向)に常時付勢され、これにより図3
(a)に示すように、カセット非使用時には底蓋7の先
端部7aが前蓋6の前面板下端部6a1に係合してロー
ディングポケット5が密閉される。また底板7に支持し
た目隠板10が底蓋7とともに後方にスライド動作をす
る際、これがカセット筐体4の一部に当って蓋体7のス
ライド動作が邪魔されないように、カセット筐体4の下
部に図示する逃げ部15を形成してある。また、目隠板
10は周知のガイド機構により前後方向にだけスライド
変位ができるようにしてある。
向(前蓋6方向)に常時付勢され、これにより図3
(a)に示すように、カセット非使用時には底蓋7の先
端部7aが前蓋6の前面板下端部6a1に係合してロー
ディングポケット5が密閉される。また底板7に支持し
た目隠板10が底蓋7とともに後方にスライド動作をす
る際、これがカセット筐体4の一部に当って蓋体7のス
ライド動作が邪魔されないように、カセット筐体4の下
部に図示する逃げ部15を形成してある。また、目隠板
10は周知のガイド機構により前後方向にだけスライド
変位ができるようにしてある。
【0013】ここで、底蓋7を後方に後退させるスライ
ド機構は底板7のガイドピン8a,8b,9a,9b
と、カセット筐体4側に形成したガイド溝13,14の
なかでの溝13a,14aからなる。
ド機構は底板7のガイドピン8a,8b,9a,9b
と、カセット筐体4側に形成したガイド溝13,14の
なかでの溝13a,14aからなる。
【0014】次に上記構成をもたせたテープカセット1
の底蓋開閉動作を図3(a),(b),(c)に沿って
説明する。
の底蓋開閉動作を図3(a),(b),(c)に沿って
説明する。
【0015】図3(a)に示すカセット非使用時にある
テープカセット1を装置に装着すると、装置側の図示し
ない機構により前蓋6が軸Jを中心とした回動変位で開
かれる。
テープカセット1を装置に装着すると、装置側の図示し
ない機構により前蓋6が軸Jを中心とした回動変位で開
かれる。
【0016】次に、装置側の図示しない別の機構により
ばね部材に抗して底蓋7を後方にスライドさせ、底蓋7
の先端部7aと前蓋6の前面板下端部6a1との係合を
解除する。このスライドの際、底蓋7のガイドピン8
a,8b,9a,9bはガイド溝13,14の溝13
a,14aに沿って案内される。図3(b)に示すよう
に、ガイドピン8b,9bが溝13a,14aの後端部
に当るまで底蓋7がスライドしたとき、ガイドピン8
a,9aは溝13a,14aと溝13b,14bとの交
点に至る。
ばね部材に抗して底蓋7を後方にスライドさせ、底蓋7
の先端部7aと前蓋6の前面板下端部6a1との係合を
解除する。このスライドの際、底蓋7のガイドピン8
a,8b,9a,9bはガイド溝13,14の溝13
a,14aに沿って案内される。図3(b)に示すよう
に、ガイドピン8b,9bが溝13a,14aの後端部
に当るまで底蓋7がスライドしたとき、ガイドピン8
a,9aは溝13a,14aと溝13b,14bとの交
点に至る。
【0017】次に、図3(c)に示すように、後方にス
ライドした底蓋7を後端のガイドピン8b,9bを支点
として起こすように回動する。この回動動作は装置側に
設けたピン等を下方から突き上げることで行うことがで
きる。この回動動作の際、底蓋7のガイドピン8a,9
aはガイド溝13,14の溝13b,14bに沿って案
内される。このようにしてなるカセット使用時には、底
蓋7はガイドピン8a,9bを支点としてローディング
ポケット5の後面を構成するカセット筐体4の前面側壁
4cに対向する位置まで回動する。
ライドした底蓋7を後端のガイドピン8b,9bを支点
として起こすように回動する。この回動動作は装置側に
設けたピン等を下方から突き上げることで行うことがで
きる。この回動動作の際、底蓋7のガイドピン8a,9
aはガイド溝13,14の溝13b,14bに沿って案
内される。このようにしてなるカセット使用時には、底
蓋7はガイドピン8a,9bを支点としてローディング
ポケット5の後面を構成するカセット筐体4の前面側壁
4cに対向する位置まで回動する。
【0018】なお、底蓋7のスライド動作はテープカセ
ット1が装置内で水平方向に移動するときに行われ、底
蓋7が回動する動作はテープカセット1が装置内で垂直
方向に移動するときに行うようにすればよい。
ット1が装置内で水平方向に移動するときに行われ、底
蓋7が回動する動作はテープカセット1が装置内で垂直
方向に移動するときに行うようにすればよい。
【0019】このようにテープカセット1を構成したの
で、底蓋7の回動時に底蓋7の先端部7aが磁気テープ
2の張架部分2aの下縁部に接触してテープダメージを
与えてしまうようなことがなく、前蓋7が開口した時に
ローディングポケット5に進入する装置側の部材(回転
ドラムやローディング部材)に高さ制限を与えてしまう
ことがなくなる。これによりローディングポケット5を
大きくとることができ装置側を設計する際の自由度が大
きくなるという効果がある。
で、底蓋7の回動時に底蓋7の先端部7aが磁気テープ
2の張架部分2aの下縁部に接触してテープダメージを
与えてしまうようなことがなく、前蓋7が開口した時に
ローディングポケット5に進入する装置側の部材(回転
ドラムやローディング部材)に高さ制限を与えてしまう
ことがなくなる。これによりローディングポケット5を
大きくとることができ装置側を設計する際の自由度が大
きくなるという効果がある。
【0020】なお、上記実施例のテープカセット1で
は、底蓋7全体をスライドするような構成としてあった
が、これに限らず例えば底蓋を前後2部材に別れたもの
とし、その内前蓋の前面板下端部と係合する側だけがス
ライドするような構成であってもよいことは言うまでも
ない。
は、底蓋7全体をスライドするような構成としてあった
が、これに限らず例えば底蓋を前後2部材に別れたもの
とし、その内前蓋の前面板下端部と係合する側だけがス
ライドするような構成であってもよいことは言うまでも
ない。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から分かるように本発明によ
るテープカセットでは、底蓋の回動時に底蓋の先端部が
磁気テープの下縁部に接触してテープダメージを与えて
しまうようなことがなく、前蓋が開口した時にローディ
ングポケットに進入する装置側の部材(回転ドラムやロ
ーディング部材)に高さ制限を与えてしまうことがなく
なる。これによりローディングポケットを大きくとるこ
とができ装置側を設計する際の自由度が大きくなるとい
う効果がある。
るテープカセットでは、底蓋の回動時に底蓋の先端部が
磁気テープの下縁部に接触してテープダメージを与えて
しまうようなことがなく、前蓋が開口した時にローディ
ングポケットに進入する装置側の部材(回転ドラムやロ
ーディング部材)に高さ制限を与えてしまうことがなく
なる。これによりローディングポケットを大きくとるこ
とができ装置側を設計する際の自由度が大きくなるとい
う効果がある。
【図1】本発明によるテープカセットの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同テープカセットの前蓋を説明する図である。
【図3】(a),(b),(c)は同テープカセットの
底蓋開閉動作を説明する図である。
底蓋開閉動作を説明する図である。
【図4】一般的なテープカセットを示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
1 テープカセット 2 磁気テープ 3a,3b テープリール 4 カセット筐体 5 ローディングポケット 6 前蓋 6a 前面板 6a1 下端部 7 底蓋 7a 先端部 8a,8b ガイドピン 9a,9b ガイドピン 13,14 ガイド溝 13a,14a 溝
Claims (1)
- 【請求項1】磁気テープを巻回した一対のテープリール
をカセット筐体内に収納し、このカセット筐体の前方で
前記磁気テープを張架し、前記張架した磁気テープの裏
面側にローディングポケットを形成し、前記張架された
磁気テープの前面側を覆う開閉自在な前蓋と、前記ロー
ディングポケットの底面開口部を閉塞し、その後端を支
点として前記ローディングポケットの後面を構成する前
記カセット筐体の前面側壁に対向する位置まで回動可能
な底蓋を備えたテープカセットにおいて、 前記前蓋の前面板を断面略板状とし、カセット非使用時
には前記底蓋の先端部を前記前蓋の前面板下端部に係合
させて前記ローディングポケット内を密閉するととも
に、前記底蓋の少なくとも先端部を後方に後退させるス
ライド機構を設け、カセット使用時には前記スライド機
構により前記底蓋の先端部を後退せしめて前記前蓋の前
面板下端部との係合を解除してから前記底蓋の回動動作
を行うようにしたことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26065692A JPH0684324A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26065692A JPH0684324A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684324A true JPH0684324A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17350952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26065692A Pending JPH0684324A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684324A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392247B1 (en) | 1998-04-24 | 2002-05-21 | Hama Sensors, Inc. | Sensor and detection system having wide diverging beam optics |
US6489505B2 (en) | 2000-01-28 | 2002-12-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing 3,3-dimethyl-2-formylcyclopropane-carboxylic acid ester |
US6703528B2 (en) | 2000-08-11 | 2004-03-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing carbonyl or hydroxy compound |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP26065692A patent/JPH0684324A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392247B1 (en) | 1998-04-24 | 2002-05-21 | Hama Sensors, Inc. | Sensor and detection system having wide diverging beam optics |
US6489505B2 (en) | 2000-01-28 | 2002-12-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing 3,3-dimethyl-2-formylcyclopropane-carboxylic acid ester |
US6703528B2 (en) | 2000-08-11 | 2004-03-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing carbonyl or hydroxy compound |
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