JPH0684252A - オートチェンジャー装置 - Google Patents
オートチェンジャー装置Info
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- JPH0684252A JPH0684252A JP4263170A JP26317092A JPH0684252A JP H0684252 A JPH0684252 A JP H0684252A JP 4263170 A JP4263170 A JP 4263170A JP 26317092 A JP26317092 A JP 26317092A JP H0684252 A JPH0684252 A JP H0684252A
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- cassette
- vtr
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Abstract
(57)【要約】
【目的】運用上のチェックやリカバリーが容易で、記録
再生装置毎の進捗状況が容易に把握でき、また、単純な
メディア順次、記録再生装置の交互運転下における送出
間違いの未然防止を図れるオートチェンジャー装置を実
現する。 【構成】複数のメディアを収納するメディア収納部3
と、メディア収納部3から選択的に取り出されたメディ
アに対して情報の記録再生を行う複数の記録再生装置4
−1,4−2と、記録再生装置4−1,4−2とメディ
ア収納部3との間で各メディアを選択的に搬送するメデ
ィア搬送部とを備えたオートチェンジャー装置におい
て、記録再生装置4−1,4−2の台数に応じてメディ
ア収納部3をブロック分けし、各ブロックBLK1,B
LK2のメディアを対応付けした記録再生装置4−1,
4−2に対してのみ搬出入するように構成して、交互運
転下の番組変更時などにおける送出間違いを防止する。
再生装置毎の進捗状況が容易に把握でき、また、単純な
メディア順次、記録再生装置の交互運転下における送出
間違いの未然防止を図れるオートチェンジャー装置を実
現する。 【構成】複数のメディアを収納するメディア収納部3
と、メディア収納部3から選択的に取り出されたメディ
アに対して情報の記録再生を行う複数の記録再生装置4
−1,4−2と、記録再生装置4−1,4−2とメディ
ア収納部3との間で各メディアを選択的に搬送するメデ
ィア搬送部とを備えたオートチェンジャー装置におい
て、記録再生装置4−1,4−2の台数に応じてメディ
ア収納部3をブロック分けし、各ブロックBLK1,B
LK2のメディアを対応付けした記録再生装置4−1,
4−2に対してのみ搬出入するように構成して、交互運
転下の番組変更時などにおける送出間違いを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体やデ
ィスク状記録媒体を自動的に交換しながら、長時間に亘
る連続記録/再生を行うためのオートチェンジャー装置
に関するものである。
ィスク状記録媒体を自動的に交換しながら、長時間に亘
る連続記録/再生を行うためのオートチェンジャー装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、テレビジョン放送局など
で用いられるオートチェンジャー装置の構成例を示す図
である(たとえば、特願平4−118547号 参
照)。この装置は、大きさが異なる複数種類のカセット
を混載し、これらカセットを自動的に交換しながら長時
間に亘る連続ビデオ再生や録画編集などを行うために用
いられる。以下に、その構成の概要について図6〜図8
を参照しながら説明する。
で用いられるオートチェンジャー装置の構成例を示す図
である(たとえば、特願平4−118547号 参
照)。この装置は、大きさが異なる複数種類のカセット
を混載し、これらカセットを自動的に交換しながら長時
間に亘る連続ビデオ再生や録画編集などを行うために用
いられる。以下に、その構成の概要について図6〜図8
を参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、装置本体1は、上下に長
い直方体形状に構成されており、その前面には開閉扉2
が矢印a方向(図8)に開閉自在に取り付けられてい
る。装置本体1内のほぼ中央より上側には、それぞれ上
下複数段、たとえば上下5段の収納棚31が一体に形成
された棚ユニット30が積み重ねられてなるメディア収
納部3が配置されている。メディア収納部3の下部に
は、上下2段の第1および第2の記録再生装置(以下、
VTRという)4−1,4−2が、その前面を各棚ユニ
ット30の前面と揃えて配置されている。
い直方体形状に構成されており、その前面には開閉扉2
が矢印a方向(図8)に開閉自在に取り付けられてい
る。装置本体1内のほぼ中央より上側には、それぞれ上
下複数段、たとえば上下5段の収納棚31が一体に形成
された棚ユニット30が積み重ねられてなるメディア収
納部3が配置されている。メディア収納部3の下部に
は、上下2段の第1および第2の記録再生装置(以下、
VTRという)4−1,4−2が、その前面を各棚ユニ
ット30の前面と揃えて配置されている。
【0004】また、装置本体1内で複数の収納棚31お
よび第1のVTR4−1,第2のVTR4−2と開閉扉
2との間には、メディア搬送部を構成するカセット受け
渡し用のハンド5を有する搬送機6と、その搬送機6を
複数の収納棚31および第1のVTR4−1,第2のV
TR4−2に沿って上下方向である矢印b,c方向(図
6)に搬送する搬送機移送装置7とが設置されている。
なお、搬送機6には、ハンド5を複数の収納棚31およ
び第1のVTR4−1,第2のVTR4−2に対する水
平なカセット出し入れ方向である矢印d,e方向(図
8)およびそれに対して直角で水平な左右方向である矢
印f,g方向(図6,図8)に移送するハンド移送機構
が取り付けられている。そして、装置本体1内で、複数
の収納棚31および第1のVTR4−1,第2のVTR
4−2との間の搬送機6の矢印b,c方向の搬送スペー
スS1 の上部位置に、搬送機6の待避スペースS2 が設
けられている。
よび第1のVTR4−1,第2のVTR4−2と開閉扉
2との間には、メディア搬送部を構成するカセット受け
渡し用のハンド5を有する搬送機6と、その搬送機6を
複数の収納棚31および第1のVTR4−1,第2のV
TR4−2に沿って上下方向である矢印b,c方向(図
6)に搬送する搬送機移送装置7とが設置されている。
なお、搬送機6には、ハンド5を複数の収納棚31およ
び第1のVTR4−1,第2のVTR4−2に対する水
平なカセット出し入れ方向である矢印d,e方向(図
8)およびそれに対して直角で水平な左右方向である矢
印f,g方向(図6,図8)に移送するハンド移送機構
が取り付けられている。そして、装置本体1内で、複数
の収納棚31および第1のVTR4−1,第2のVTR
4−2との間の搬送機6の矢印b,c方向の搬送スペー
スS1 の上部位置に、搬送機6の待避スペースS2 が設
けられている。
【0005】一方、このオートチェンジャー装置は、S
サイズ(小型)カセットSCST、Mサイズ(中型)カ
セットMCST、Lサイズ(大型)カセットLCSTの
大きさが異なる3種類のカセットを複数の収納棚31内
に無差別に混載して使用できる。複数の収納棚31内へ
のS,M,LサイズカセットSCST,MCST,LC
STの装填作業は、オペレータが開閉扉2を開いて手動
操作によって行うが、SサイズカセットSCSTは各収
納棚31に左右に振り分けて収納し、M、Lサイズカセ
ットMCST、LCSTは収納棚31の中央に収納する
ことができるように構成されている。なお、上下2段の
第1および第2のVTR4−1,4−2はS,M,Lサ
イズカセットSCST,MCST,LCSTの兼用VT
Rとして構成されており、これらの前面4−1a,4−
2aにはS、M、LサイズカセットSCST,MCS
T,LCST兼用のカセット挿入口4−1b,4−2b
が形成されている。
サイズ(小型)カセットSCST、Mサイズ(中型)カ
セットMCST、Lサイズ(大型)カセットLCSTの
大きさが異なる3種類のカセットを複数の収納棚31内
に無差別に混載して使用できる。複数の収納棚31内へ
のS,M,LサイズカセットSCST,MCST,LC
STの装填作業は、オペレータが開閉扉2を開いて手動
操作によって行うが、SサイズカセットSCSTは各収
納棚31に左右に振り分けて収納し、M、Lサイズカセ
ットMCST、LCSTは収納棚31の中央に収納する
ことができるように構成されている。なお、上下2段の
第1および第2のVTR4−1,4−2はS,M,Lサ
イズカセットSCST,MCST,LCSTの兼用VT
Rとして構成されており、これらの前面4−1a,4−
2aにはS、M、LサイズカセットSCST,MCS
T,LCST兼用のカセット挿入口4−1b,4−2b
が形成されている。
【0006】このような構成を有するオートチェンジャ
ー装置では、複数の収納棚31に混載されたS,M,L
サイズカセットSCST,MCST,LCSTの収納位
置があらかじめ検索され図示しない制御系に記憶され
る。ここで、外部からのカセット交換指令信号が入力さ
れると、搬送機移送装置7による搬送機6の矢印b,c
方向の搬送動作を、ハンド5の矢印d,eおよびf,g
方向の移送動作との組み合せによって、ハンド5によっ
て指定された収納棚31からS、M、Lサイズカセット
SCST,MCST,LCSTのうち指定されたカセッ
トを選択的に挟持して、自動的に抜きとり、これを指定
された第1のVTR4−1または第2のVTR4−2ま
で搬送して、そのカセット挿入口4−1bまたは4−2
bに自動的に装填し番組などの記録/再生を行う。記録
/再生が終了して第1のVTR4−1または第2のVT
R4−2のカセット挿入口4−1bまたは4−2b外に
排出された使用済みのカセットSCST,MCST,L
CSTは、上述の逆動作で元の収納棚31に返却され
る。以上の、いわゆるカセット自動交換動作の繰り返し
により、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画編集などが
行われる。
ー装置では、複数の収納棚31に混載されたS,M,L
サイズカセットSCST,MCST,LCSTの収納位
置があらかじめ検索され図示しない制御系に記憶され
る。ここで、外部からのカセット交換指令信号が入力さ
れると、搬送機移送装置7による搬送機6の矢印b,c
方向の搬送動作を、ハンド5の矢印d,eおよびf,g
方向の移送動作との組み合せによって、ハンド5によっ
て指定された収納棚31からS、M、Lサイズカセット
SCST,MCST,LCSTのうち指定されたカセッ
トを選択的に挟持して、自動的に抜きとり、これを指定
された第1のVTR4−1または第2のVTR4−2ま
で搬送して、そのカセット挿入口4−1bまたは4−2
bに自動的に装填し番組などの記録/再生を行う。記録
/再生が終了して第1のVTR4−1または第2のVT
R4−2のカセット挿入口4−1bまたは4−2b外に
排出された使用済みのカセットSCST,MCST,L
CSTは、上述の逆動作で元の収納棚31に返却され
る。以上の、いわゆるカセット自動交換動作の繰り返し
により、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画編集などが
行われる。
【0007】なお、通常、メディア収納部3に収納され
た各カセットSCST,MCST,LCSTは、メディ
ア収納部3の上段側から順次取り出されるように制御さ
れる。具体的には、図9に示すように、たとえば最上段
の収納棚31に装填されたカセットから連続番号M1,
M2,…,M25を付与し、奇数番のカセットを第1の
VTR4−1に装填し、偶数番のカセットを第2のVT
R4−2に装填するように制御される。また、図中、符
号V1は第1のVTR4−1を、V2は第2のVTR4
−2を示し、これらに後続する符号はその装置への装填
順をそれぞれ示している。
た各カセットSCST,MCST,LCSTは、メディ
ア収納部3の上段側から順次取り出されるように制御さ
れる。具体的には、図9に示すように、たとえば最上段
の収納棚31に装填されたカセットから連続番号M1,
M2,…,M25を付与し、奇数番のカセットを第1の
VTR4−1に装填し、偶数番のカセットを第2のVT
R4−2に装填するように制御される。また、図中、符
号V1は第1のVTR4−1を、V2は第2のVTR4
−2を示し、これらに後続する符号はその装置への装填
順をそれぞれ示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオート
チェンジャー装置では、メディア収納部3の上段側に収
納されたカセットから順番に使用してはいるが、カセッ
トM1→第1のVTR4−1、カセットM2→第2のV
TR4−2、カセットM3→第1のVTR4−1、カセ
ットM4→第2のVTR4−2、…というように、各V
TR4−1および4−2から見ると、各VTR自身が受
け持つカセット(メディア)が飛び飛びに並んでいるこ
とになる。その結果、上述した装填作業時に装填ミスを
起こし易く、並び間違いが頻繁に発生し、ひいては番組
放送にも支障を来すという問題があった。
チェンジャー装置では、メディア収納部3の上段側に収
納されたカセットから順番に使用してはいるが、カセッ
トM1→第1のVTR4−1、カセットM2→第2のV
TR4−2、カセットM3→第1のVTR4−1、カセ
ットM4→第2のVTR4−2、…というように、各V
TR4−1および4−2から見ると、各VTR自身が受
け持つカセット(メディア)が飛び飛びに並んでいるこ
とになる。その結果、上述した装填作業時に装填ミスを
起こし易く、並び間違いが頻繁に発生し、ひいては番組
放送にも支障を来すという問題があった。
【0009】また、上述したような単純なオートチェン
ジ機能では、たとえば出力が1系統の条件下で複数素材
が記録されているメディアを用い、その素材単位でのV
TR4−1,4−2の交互運転を行う場合、放送の順序
を変更した際などに交互運転ができなくなるという欠点
があった。この欠点についてさらに詳述する。
ジ機能では、たとえば出力が1系統の条件下で複数素材
が記録されているメディアを用い、その素材単位でのV
TR4−1,4−2の交互運転を行う場合、放送の順序
を変更した際などに交互運転ができなくなるという欠点
があった。この欠点についてさらに詳述する。
【0010】たとえば図10および図11に示すよう
に、初期状態で第1のVTR4−1に素材1と素材2が
記録されたメディアを保持するカセットM1を装填し
(S1)、第2のVTR4−2には素材1のみが記録さ
れたメディアを保持するカセットM2を装填して(S
2)、順次後続するカセットM3,M4,…に装填換え
して連続放送する場合を想定する。なお、図11のステ
ップS3およびS5中に示す「EJECT−ST」は、
第1および第2のVTR4−1,4−2に装填されてい
たカセットが排出されたという情報を示している。
に、初期状態で第1のVTR4−1に素材1と素材2が
記録されたメディアを保持するカセットM1を装填し
(S1)、第2のVTR4−2には素材1のみが記録さ
れたメディアを保持するカセットM2を装填して(S
2)、順次後続するカセットM3,M4,…に装填換え
して連続放送する場合を想定する。なお、図11のステ
ップS3およびS5中に示す「EJECT−ST」は、
第1および第2のVTR4−1,4−2に装填されてい
たカセットが排出されたという情報を示している。
【0011】この場合、まず第1のVTR4−1に装填
されているカセットM1の素材1が送出1の期間で読み
出され、次に第2のVTR4−2に装填されているカセ
ットM2の素材1が送出2の期間で読み出され、次の送
出3の期間でカセットM1の素材2が読み出されること
になるが、第1のVTR4−1に装填されているカセッ
トM1は素材2が未だ読み出されていないため、第1の
VTR4−1からカセットM1が排出される前に、第2
のVTR4−2からカセットM2が排出されてしまい、
次に第1のVTR4−1に装填されるべきカセットM3
が(S3,S4)、第2のVTR4−2に装填され(S
5,S6)、カセットM1が第1のVTR4−1から排
出された後に、第2のVTR4−2に装填されるべきカ
セットM4が第1のVTR4−1に装填されてしまうと
いう不都合を生じる。
されているカセットM1の素材1が送出1の期間で読み
出され、次に第2のVTR4−2に装填されているカセ
ットM2の素材1が送出2の期間で読み出され、次の送
出3の期間でカセットM1の素材2が読み出されること
になるが、第1のVTR4−1に装填されているカセッ
トM1は素材2が未だ読み出されていないため、第1の
VTR4−1からカセットM1が排出される前に、第2
のVTR4−2からカセットM2が排出されてしまい、
次に第1のVTR4−1に装填されるべきカセットM3
が(S3,S4)、第2のVTR4−2に装填され(S
5,S6)、カセットM1が第1のVTR4−1から排
出された後に、第2のVTR4−2に装填されるべきカ
セットM4が第1のVTR4−1に装填されてしまうと
いう不都合を生じる。
【0012】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、運用上のチェックやリカバリー
が容易で、記録再生装置毎の進捗状況が容易に把握で
き、また、単純なメディア順次、記録再生装置の交互運
転下における送出間違いの未然防止を図れるオートチェ
ンジャー装置を提供することにある。
のであり、その目的は、運用上のチェックやリカバリー
が容易で、記録再生装置毎の進捗状況が容易に把握で
き、また、単純なメディア順次、記録再生装置の交互運
転下における送出間違いの未然防止を図れるオートチェ
ンジャー装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数のメディアを収納するメディア収
納部と、このメディア収納部から選択的に取り出された
メディアに対して情報の記録再生を行う複数の記録再生
装置と、これら記録再生装置と上記メディア収納部との
間で上記各メディアを選択的に搬送するメディア搬送部
とを備えたオートチェンジャー装置において、上記記録
再生装置の台数に応じて上記メディア収納部がブロック
分けされ、各ブロックのメディアは対応付けされた記録
再生装置に対してのみ搬出入される。
め、本発明では、複数のメディアを収納するメディア収
納部と、このメディア収納部から選択的に取り出された
メディアに対して情報の記録再生を行う複数の記録再生
装置と、これら記録再生装置と上記メディア収納部との
間で上記各メディアを選択的に搬送するメディア搬送部
とを備えたオートチェンジャー装置において、上記記録
再生装置の台数に応じて上記メディア収納部がブロック
分けされ、各ブロックのメディアは対応付けされた記録
再生装置に対してのみ搬出入される。
【0014】本発明では、上記メディアの搬出入を各ブ
ロック間でシーケンシャルに制御する制御部を有する。
ロック間でシーケンシャルに制御する制御部を有する。
【0015】本発明では、上記各ブロック内のメディア
が順序付けられて収納されている。
が順序付けられて収納されている。
【0016】本発明では、上記複数のメディアはメディ
ア収納部に複数段に収納され、メディア収納部はメディ
ア収納方向にブロック分けされている。
ア収納部に複数段に収納され、メディア収納部はメディ
ア収納方向にブロック分けされている。
【0017】本発明では、上記複数のメディアはメディ
ア収納部に並列的に収納され、メディア収納部はメディ
ア並列方向にブロック分けされている。
ア収納部に並列的に収納され、メディア収納部はメディ
ア並列方向にブロック分けされている。
【0018】
【作用】本発明によれば、あるブロックに区分けされた
メディアは、そのブロックに対応付けされた記録再生装
置に対してのみメディア搬送部により搬送されて装填さ
れる。また、記録または再生動作が終了したメディア
は、メディア搬送部により該当ブロックの所定の収納位
置に戻される。
メディアは、そのブロックに対応付けされた記録再生装
置に対してのみメディア搬送部により搬送されて装填さ
れる。また、記録または再生動作が終了したメディア
は、メディア搬送部により該当ブロックの所定の収納位
置に戻される。
【0019】本発明によれば、各ブロック間でメディア
の搬出入の順序付けがなされ、これに応じて各ブロック
から順次メディアが搬出入される。たとえば、一のブロ
ックから一メディアが搬出されると、次に、そのブロッ
クの次に順序付けされたブロックから一メディアが搬出
される。
の搬出入の順序付けがなされ、これに応じて各ブロック
から順次メディアが搬出入される。たとえば、一のブロ
ックから一メディアが搬出されると、次に、そのブロッ
クの次に順序付けされたブロックから一メディアが搬出
される。
【0020】本発明によれば、各ブロック毎に、メディ
アが順序付けられて収納され、この順序に応じて各ブロ
ックからのメディアの搬出入が行われる。
アが順序付けられて収納され、この順序に応じて各ブロ
ックからのメディアの搬出入が行われる。
【0021】本発明によれば、たとえばメディア収納部
はメディア積層方向、すなわち上下方向にブロック分け
される。
はメディア積層方向、すなわち上下方向にブロック分け
される。
【0022】本発明によれば、たとえば収納するカセッ
トがSサイズで1段に複数のカセットが並列に収納され
る場合などには、メディア収納部はカセット並列方向に
ブロック分けされる。
トがSサイズで1段に複数のカセットが並列に収納され
る場合などには、メディア収納部はカセット並列方向に
ブロック分けされる。
【0023】
【実施例】図1は本発明に係るオートチェンジャー装置
の要部の一実施例を示す概念図、図2は本装置の制御系
のブロック構成図で、本装置は構造的には図6〜図8に
示す構造と同様の構造を有している。図中、1は装置本
体、3はメディア収納部、30は棚ユニット、31は収
納棚、4−1,4−2は第1および第2のVTR(記録
再生装置)、5はハンド(図6〜図8)、6は搬送機
(図6〜図8)、7は搬送機移送装置(図6〜図8)、
8は制御部をそれぞれ示している。
の要部の一実施例を示す概念図、図2は本装置の制御系
のブロック構成図で、本装置は構造的には図6〜図8に
示す構造と同様の構造を有している。図中、1は装置本
体、3はメディア収納部、30は棚ユニット、31は収
納棚、4−1,4−2は第1および第2のVTR(記録
再生装置)、5はハンド(図6〜図8)、6は搬送機
(図6〜図8)、7は搬送機移送装置(図6〜図8)、
8は制御部をそれぞれ示している。
【0024】本例における装置は、図1に示すように、
メディア収納部3が、VRTの数2に応じて上下2段の
第1のブロックBLK1と第2のブロックBLK2とに
区分けされている。具体的には、図6に示すメディア収
納部3における25個の収納棚31に対して、上段から
順に連続するビン番号B1〜B25をそれぞれ付与し、
ビン番号B1〜B13までの収納棚31を第1のブロッ
クBLK1に振り分け、ビン番号B14〜B25までの
収納棚31を第2のブロックBLK2に振り分けてい
る。
メディア収納部3が、VRTの数2に応じて上下2段の
第1のブロックBLK1と第2のブロックBLK2とに
区分けされている。具体的には、図6に示すメディア収
納部3における25個の収納棚31に対して、上段から
順に連続するビン番号B1〜B25をそれぞれ付与し、
ビン番号B1〜B13までの収納棚31を第1のブロッ
クBLK1に振り分け、ビン番号B14〜B25までの
収納棚31を第2のブロックBLK2に振り分けてい
る。
【0025】第1のブロックBLK1に振り分けられた
ビン番号B1〜B13までの収納棚31に収納されるカ
セットには、ビン番号と同様に連続する番号V1−UM
1〜V1−UM13が付与される。ここで、符号V1は
第1のVTR4−1を示し、これらに後続する符号「−
UM1」〜「−UM13」はカセット番号を示すと同時
に、「1〜13」は第1のVTR4−1への装填順を示
している。すなわち、第1のブロックBLK1の収納棚
31に収納されるカセットは、制御部8の制御の下に駆
動されるハンド5の駆動系である搬送機6および搬送機
移送装置7(図2では、ハンド駆動系86として示して
いる)により、上段側から順に第1のVTR4−1に対
してのみ搬出入される。
ビン番号B1〜B13までの収納棚31に収納されるカ
セットには、ビン番号と同様に連続する番号V1−UM
1〜V1−UM13が付与される。ここで、符号V1は
第1のVTR4−1を示し、これらに後続する符号「−
UM1」〜「−UM13」はカセット番号を示すと同時
に、「1〜13」は第1のVTR4−1への装填順を示
している。すなわち、第1のブロックBLK1の収納棚
31に収納されるカセットは、制御部8の制御の下に駆
動されるハンド5の駆動系である搬送機6および搬送機
移送装置7(図2では、ハンド駆動系86として示して
いる)により、上段側から順に第1のVTR4−1に対
してのみ搬出入される。
【0026】第2のブロックBLK2に振り分けられた
ビン番号B14〜B25までの収納棚31に収納される
カセットには、ビン番号と同様に連続する番号V2−D
M1〜V1−DM12が付与される。ここで、符号V2
は第2のVTR4−2を示し、これらに後続する符号
「−DM1」〜「−DM12」はカセット番号を示すと
同時に、「1〜12」は第2のVTR4−2への装填順
を示している。すなわち、第2のブロックBLK2の収
納棚31に収納されるカセットは、上述のハンド駆動系
により、上段側から順に第2のVTR4−2に対しての
み搬出入される。
ビン番号B14〜B25までの収納棚31に収納される
カセットには、ビン番号と同様に連続する番号V2−D
M1〜V1−DM12が付与される。ここで、符号V2
は第2のVTR4−2を示し、これらに後続する符号
「−DM1」〜「−DM12」はカセット番号を示すと
同時に、「1〜12」は第2のVTR4−2への装填順
を示している。すなわち、第2のブロックBLK2の収
納棚31に収納されるカセットは、上述のハンド駆動系
により、上段側から順に第2のVTR4−2に対しての
み搬出入される。
【0027】また、第1および第2のブロックBLK
1,BLK2における収納棚31には、棚内に選択的に
収納されたS,M,LサイズカセットSCST,MCS
T,LCSTの大きさおよび収納位置を検出する、たと
えば3つの光センサからなるカセット検出装置が配置さ
れている(具体的な構成および作用は上述の特願平4−
118547号 参照)。
1,BLK2における収納棚31には、棚内に選択的に
収納されたS,M,LサイズカセットSCST,MCS
T,LCSTの大きさおよび収納位置を検出する、たと
えば3つの光センサからなるカセット検出装置が配置さ
れている(具体的な構成および作用は上述の特願平4−
118547号 参照)。
【0028】制御部8は、第1のブロックステータスセ
ンス回路81、第2のブロックステータスセンス回路8
2、V1(VTR4−1)ステータスセンス回路83、
V2(VTR4−2)ステータスセンス回路84および
制御回路85から構成されており、各センス回路81〜
84のセンス情報に基づいてハンド駆動系86の駆動制
御を行うことにより、第1のブロックBLK1と第1の
VTR4−1、第2のブロックBLK2と第2のVTR
4−2との間のカセットの搬出入の制御を行う。
ンス回路81、第2のブロックステータスセンス回路8
2、V1(VTR4−1)ステータスセンス回路83、
V2(VTR4−2)ステータスセンス回路84および
制御回路85から構成されており、各センス回路81〜
84のセンス情報に基づいてハンド駆動系86の駆動制
御を行うことにより、第1のブロックBLK1と第1の
VTR4−1、第2のブロックBLK2と第2のVTR
4−2との間のカセットの搬出入の制御を行う。
【0029】第1のブロックステータスセンス回路81
は、第1のブロックBLK1における各収納棚31のカ
セットの収納状態(非搬出、搬出)を上述のカセット検
出装置の出力により監視し、その情報を制御回路85に
出力する。第2のブロックステータスセンス回路82
は、第2のブロックBLK2における各収納棚31のカ
セットの収納状態(非搬出、搬出)をカセット検出装置
の出力により監視し、その情報を制御回路85に出力す
る。V1ステータスセンス回路83は、第1のVTR4
−1のカセット装填、非装填状態あるいは記録/再生や
メディア走行状態などを監視し、その情報を制御回路8
5に出力する。V2ステータスセンス回路84は、第2
のVTR4−2のカセット装填、非装填状態あるいは記
録/再生やメディア走行状態などを監視し、その情報を
制御回路85に出力する。制御回路85は、各センス回
路81〜84の出力情報などに基づいてハンド駆動系8
6の駆動制御を行い、第1のブロックBLK1と第1の
VTR4−1、第2のブロックBLK2と第2のVTR
4−2との間のカセットの搬出入の制御を行う。
は、第1のブロックBLK1における各収納棚31のカ
セットの収納状態(非搬出、搬出)を上述のカセット検
出装置の出力により監視し、その情報を制御回路85に
出力する。第2のブロックステータスセンス回路82
は、第2のブロックBLK2における各収納棚31のカ
セットの収納状態(非搬出、搬出)をカセット検出装置
の出力により監視し、その情報を制御回路85に出力す
る。V1ステータスセンス回路83は、第1のVTR4
−1のカセット装填、非装填状態あるいは記録/再生や
メディア走行状態などを監視し、その情報を制御回路8
5に出力する。V2ステータスセンス回路84は、第2
のVTR4−2のカセット装填、非装填状態あるいは記
録/再生やメディア走行状態などを監視し、その情報を
制御回路85に出力する。制御回路85は、各センス回
路81〜84の出力情報などに基づいてハンド駆動系8
6の駆動制御を行い、第1のブロックBLK1と第1の
VTR4−1、第2のブロックBLK2と第2のVTR
4−2との間のカセットの搬出入の制御を行う。
【0030】次に、上記構成による動作を、図3および
図4を用いて説明する。なお、ここでは図3に示すよう
に、初期状態で第1のVTR4−1に素材1と素材2が
記録されたメディアを保持するカセットUM1を装填し
(SA1)、第2のVTR4−2には素材1のみが記録
されたメディアを保持するカセットDM1を装填して
(SB1)、順次後続するカセットUM2,DM2,…
に装填換えして連続放送する場合を想定する。なお、図
4のステップSA2およびSB2中に示す「EJECT
−ST」は、VTR4−1,4−2に装填されていたカ
セットが排出されたという情報を示している。
図4を用いて説明する。なお、ここでは図3に示すよう
に、初期状態で第1のVTR4−1に素材1と素材2が
記録されたメディアを保持するカセットUM1を装填し
(SA1)、第2のVTR4−2には素材1のみが記録
されたメディアを保持するカセットDM1を装填して
(SB1)、順次後続するカセットUM2,DM2,…
に装填換えして連続放送する場合を想定する。なお、図
4のステップSA2およびSB2中に示す「EJECT
−ST」は、VTR4−1,4−2に装填されていたカ
セットが排出されたという情報を示している。
【0031】この場合、まず第1のVTR4−1に装填
されているカセットUM1の素材1が送出1の期間で読
み出され、次に第2のVTR4−2に装填されているカ
セットDM1の素材1が送出2の期間で読み出される。
されているカセットUM1の素材1が送出1の期間で読
み出され、次に第2のVTR4−2に装填されているカ
セットDM1の素材1が送出2の期間で読み出される。
【0032】このとき、第1のVTR4−1に装填され
ているカセットUM1は素材2が未だ読み出されていな
いため、第1のVTR4−1からはカセットUM1は排
出されない。一方、第2のVTR4−2に装填されてい
るカセットDM1の素材1が送出2の期間で読み出され
たため、カセットDM1は第2のVTR4−2からハン
ド駆動系86により排出され(SB2)、第2のブロッ
クBLK2のビン番号B14の収納棚31に戻される。
次いで、第2のブロックBLK2のビン番号B15の収
納棚31からカセットDM2が取り出されて第2のVT
R4−2に装填される(SB3)。
ているカセットUM1は素材2が未だ読み出されていな
いため、第1のVTR4−1からはカセットUM1は排
出されない。一方、第2のVTR4−2に装填されてい
るカセットDM1の素材1が送出2の期間で読み出され
たため、カセットDM1は第2のVTR4−2からハン
ド駆動系86により排出され(SB2)、第2のブロッ
クBLK2のビン番号B14の収納棚31に戻される。
次いで、第2のブロックBLK2のビン番号B15の収
納棚31からカセットDM2が取り出されて第2のVT
R4−2に装填される(SB3)。
【0033】第2のVTR4−2に装填されていたカセ
ットDM1の素材1が送出2の期間で読み出された後、
第1のVTR4−1に装填されているカセットUM1の
素材2が送出3の期間で読み出される。第1のVTR4
−1に装填されているカセットUM1の素材2が送出3
の期間で読み出されると、カセットUM1は第1のVT
R4−1からハンド駆動系86により排出され(SA
2)、第1のブロックBLK1のビン番号B1の収納棚
31に戻される。 次いで、第1のブロックBLK1の
ビン番号B2の収納棚31からカセットUM2が取り出
されて第1のVTR4−1に装填される(SA3)。
ットDM1の素材1が送出2の期間で読み出された後、
第1のVTR4−1に装填されているカセットUM1の
素材2が送出3の期間で読み出される。第1のVTR4
−1に装填されているカセットUM1の素材2が送出3
の期間で読み出されると、カセットUM1は第1のVT
R4−1からハンド駆動系86により排出され(SA
2)、第1のブロックBLK1のビン番号B1の収納棚
31に戻される。 次いで、第1のブロックBLK1の
ビン番号B2の収納棚31からカセットUM2が取り出
されて第1のVTR4−1に装填される(SA3)。
【0034】第1のVTR4−1に装填されていたカセ
ットUM1の素材2が送出3の期間で読み出された後、
第2のVTR4−2に装填されているカセットDM2の
素材1が送出4の期間で読み出される。第2のVTR4
−2に装填されているカセットDM2の素材1が送出4
の期間で読み出されると、カセットDM2は第2のVT
R4−2からハンド駆動系86により排出され、第2の
ブロックBLK2のビン番号B15の収納棚31に戻さ
れる。次いで、第2のブロックBLK2のビン番号B1
6の収納棚31からカセットDM3が取り出されて第2
のVTR4−2に装填される。
ットUM1の素材2が送出3の期間で読み出された後、
第2のVTR4−2に装填されているカセットDM2の
素材1が送出4の期間で読み出される。第2のVTR4
−2に装填されているカセットDM2の素材1が送出4
の期間で読み出されると、カセットDM2は第2のVT
R4−2からハンド駆動系86により排出され、第2の
ブロックBLK2のビン番号B15の収納棚31に戻さ
れる。次いで、第2のブロックBLK2のビン番号B1
6の収納棚31からカセットDM3が取り出されて第2
のVTR4−2に装填される。
【0035】第2のVTR4−2に装填されていたカセ
ットDM2の素材1が送出4の期間で読み出された後、
第1のVTR4−1に装填されているカセットUM2の
素材1が送出5の期間で読み出される。第1のVTR4
−1に装填されているカセットUM2の素材1が送出5
の期間で読み出されると、カセットUM2は第2のVT
R4−1からハンド駆動系86により排出され、第1の
ブロックBLK1のビン番号B2の収納棚31に戻され
る。次いで、第1のブロックBLK1のビン番号B3の
収納棚31からカセットUM3が取り出されて第1のV
TR4−1に装填される。
ットDM2の素材1が送出4の期間で読み出された後、
第1のVTR4−1に装填されているカセットUM2の
素材1が送出5の期間で読み出される。第1のVTR4
−1に装填されているカセットUM2の素材1が送出5
の期間で読み出されると、カセットUM2は第2のVT
R4−1からハンド駆動系86により排出され、第1の
ブロックBLK1のビン番号B2の収納棚31に戻され
る。次いで、第1のブロックBLK1のビン番号B3の
収納棚31からカセットUM3が取り出されて第1のV
TR4−1に装填される。
【0036】以上の動作が順次繰り返されて、連続放送
が行われる。本例の場合、第1のブロックBLK1に収
納されたカセットは第1のVTR4−1にのみ装填さ
れ、第2のブロックBLK2に収納されたカセットは第
2のVTR4−2にのみ装填されるため、出力が1系統
の条件下で複数素材が記録されているメディアを用い、
その素材単位での第1および第2のVTR4−1,4−
2の交互運転を行う場合において、放送の順序を変更し
た際などに交互運転ができなくなるということがない。
が行われる。本例の場合、第1のブロックBLK1に収
納されたカセットは第1のVTR4−1にのみ装填さ
れ、第2のブロックBLK2に収納されたカセットは第
2のVTR4−2にのみ装填されるため、出力が1系統
の条件下で複数素材が記録されているメディアを用い、
その素材単位での第1および第2のVTR4−1,4−
2の交互運転を行う場合において、放送の順序を変更し
た際などに交互運転ができなくなるということがない。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、
第1および第2のVTR4−1,4−2の数2に応じて
メディア収納部3を2つの第1および第2のブロックB
LK1,BLK2に区分けし、第1のブロックBLK1
に収納されるカセットは第1のVTR4−1に対しての
み搬出入し、第2のブロックBLK2に収納されるカセ
ットは第2のVTR4−2に対してのみ搬出入するよう
に構成したので、運用上のチェックやリカバリーが容易
で、記録再生装置毎の進捗状況が容易に把握でき、ま
た、単純なメディア順次、記録再生装置の交互運転下に
おける送出間違いの未然防止を図れる利点がある。
第1および第2のVTR4−1,4−2の数2に応じて
メディア収納部3を2つの第1および第2のブロックB
LK1,BLK2に区分けし、第1のブロックBLK1
に収納されるカセットは第1のVTR4−1に対しての
み搬出入し、第2のブロックBLK2に収納されるカセ
ットは第2のVTR4−2に対してのみ搬出入するよう
に構成したので、運用上のチェックやリカバリーが容易
で、記録再生装置毎の進捗状況が容易に把握でき、ま
た、単純なメディア順次、記録再生装置の交互運転下に
おける送出間違いの未然防止を図れる利点がある。
【0038】なお、本実施例では、VTRが2台の場合
を例に説明したが、これに限定されるものではなく、V
TRの数が増えるとそれに応じてメディア収納部3の区
分けされるブロック数もVTRの数に応じた数に設定さ
れる。また、本実施例では、ブロックをメディア収納部
3の上下方向に区分けした例を示したが、たとえば図5
に示すように、収納するカセットがSサイズで1段に複
数のカセットが並列に収納される場合などには、メディ
ア収納部3のカセット並列方向にブロック分けを行って
も、上記したと同様の効果を得ることができる。図5
中、LM1〜LM13は第1のブロックBLK1に収納
されるカセット番号を、RM1〜RM13は第2のブロ
ックBLK2に収納されるカセット番号をそれぞれ示し
ており、「LM」、「RM」の添字「1〜13」の番号
順に従って、カセットLM1〜LM13は第1のVTR
4−1に対して、カセットRM1〜RM13は第2のV
TR4−2に対して搬出入される。
を例に説明したが、これに限定されるものではなく、V
TRの数が増えるとそれに応じてメディア収納部3の区
分けされるブロック数もVTRの数に応じた数に設定さ
れる。また、本実施例では、ブロックをメディア収納部
3の上下方向に区分けした例を示したが、たとえば図5
に示すように、収納するカセットがSサイズで1段に複
数のカセットが並列に収納される場合などには、メディ
ア収納部3のカセット並列方向にブロック分けを行って
も、上記したと同様の効果を得ることができる。図5
中、LM1〜LM13は第1のブロックBLK1に収納
されるカセット番号を、RM1〜RM13は第2のブロ
ックBLK2に収納されるカセット番号をそれぞれ示し
ており、「LM」、「RM」の添字「1〜13」の番号
順に従って、カセットLM1〜LM13は第1のVTR
4−1に対して、カセットRM1〜RM13は第2のV
TR4−2に対して搬出入される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運用上のチェックやリカバリーが容易で、記録再生装置
毎の進捗状況が容易に把握できる。また、単純なメディ
ア順次、記録再生装置の交互運転下における送出間違い
の未然防止を図れる。
運用上のチェックやリカバリーが容易で、記録再生装置
毎の進捗状況が容易に把握できる。また、単純なメディ
ア順次、記録再生装置の交互運転下における送出間違い
の未然防止を図れる。
【図1】本発明に係るオートチェンジャー装置の要部の
一実施例を示す概念図である。
一実施例を示す概念図である。
【図2】本装置における制御部のブロック構成図であ
る。
る。
【図3】本装置において素材単位でVTR4−1,4−
2の交互運転を行う場合の動作を説明するための図であ
る。
2の交互運転を行う場合の動作を説明するための図であ
る。
【図4】本装置において素材単位でVTR4−1,4−
2の交互運転を行う場合の動作を説明するためのフロー
チャートである。
2の交互運転を行う場合の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本発明に係るオートチェンジャー装置の要部の
他の実施例を示す概念図である。
他の実施例を示す概念図である。
【図6】オートチェンジャー装置全体の開閉扉を除去し
た状態の正面図である。
た状態の正面図である。
【図7】図6の一部切欠き側面図である。
【図8】図6の一部切欠き平面図である。
【図9】従来の装置におけるカセット収納状態を説明す
るための図である。
るための図である。
【図10】従来の装置において素材単位でVTR4−
1,4−2の交互運転を行う場合の動作を説明するため
の図である。
1,4−2の交互運転を行う場合の動作を説明するため
の図である。
【図11】従来の装置において素材単位でVTR4−
1,4−2の交互運転を行う場合の動作を説明するため
のフローチャートである。
1,4−2の交互運転を行う場合の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】 1…装置本体 2…開閉扉 3…メディア収納部 30…棚ユニット 31…収納棚 4−1…第1のVTR(記録再生装置) 4−2…第2のVTR(記録再生装置) 5…ハンド 6…搬送機 7…搬送機移送装置 8…制御部 81…第1のブロックステータスセンス回路 82…第2のブロックステータスセンス回路 83…V1ステータスセンス回路 84…V2ステータスセンス回路 85…制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のメディアを収納するメディア収納
部と、このメディア収納部から選択的に取り出されたメ
ディアに対して情報の記録再生を行う複数の記録再生装
置と、これら記録再生装置と上記メディア収納部との間
で上記各メディアを選択的に搬送するメディア搬送部と
を備えたオートチェンジャー装置において、 上記記録再生装置の台数に応じて上記メディア収納部が
ブロック分けされ、 各ブロックのメディアは対応付けされた記録再生装置に
対してのみ搬出入されることを特徴とするオートチェン
ジャー装置。 - 【請求項2】 上記メディアの搬出入を各ブロック間で
シーケンシャルに制御する制御部を有する請求項1記載
のオートチェンジャー装置。 - 【請求項3】 上記各ブロック内のメディアが順序付け
られて収納されている請求項1または請求項2記載のオ
ートチェンジャー装置。 - 【請求項4】 上記複数のメディアはメディア収納部に
複数段に収納され、メディア収納部はメディア収納方向
にブロック分けされている請求項1、2または3記載の
オートチェンジャー装置。 - 【請求項5】上記複数のメディアはメディア収納部に並
列的に収納され、メディア収納部はメディア並列方向に
ブロック分けされている請求項1、2または3記載のオ
ートチェンジャー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4263170A JPH0684252A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | オートチェンジャー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4263170A JPH0684252A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | オートチェンジャー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684252A true JPH0684252A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17385753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4263170A Pending JPH0684252A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | オートチェンジャー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0840738A (ja) * | 1994-07-15 | 1996-02-13 | Ppg Ind Inc | シート材料成形装置及び方法 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4263170A patent/JPH0684252A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0840738A (ja) * | 1994-07-15 | 1996-02-13 | Ppg Ind Inc | シート材料成形装置及び方法 |
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