JPH0682059A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH0682059A JPH0682059A JP4237234A JP23723492A JPH0682059A JP H0682059 A JPH0682059 A JP H0682059A JP 4237234 A JP4237234 A JP 4237234A JP 23723492 A JP23723492 A JP 23723492A JP H0682059 A JPH0682059 A JP H0682059A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- indoor
- outdoor
- air
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 性能低下を招くことなく、装置全体の薄型化
を図る。 【構成】 隔壁4で区画されたユニットケース2の上部
側には室内側送風系が形成されて、下部側には室外側送
風系が形成され、その室内側送風系には、室内熱交換器
13が直立した状態でユニットケース2の前後方向に対
して斜めに配置され、室外側送風系には、室外熱交換器
10が直立した状態で、室内熱交換器13と交差してユ
ニットケース2の前後方向に対して斜めに配置されてい
る。また、室内側送風系および室外側送風系には、室内
側ファン17および室外側ファン18がユニットケース
2の上下方向に同軸上に配され、隔壁4に固定された共
通のファンモータ16によって回転駆動される。
を図る。 【構成】 隔壁4で区画されたユニットケース2の上部
側には室内側送風系が形成されて、下部側には室外側送
風系が形成され、その室内側送風系には、室内熱交換器
13が直立した状態でユニットケース2の前後方向に対
して斜めに配置され、室外側送風系には、室外熱交換器
10が直立した状態で、室内熱交換器13と交差してユ
ニットケース2の前後方向に対して斜めに配置されてい
る。また、室内側送風系および室外側送風系には、室内
側ファン17および室外側ファン18がユニットケース
2の上下方向に同軸上に配され、隔壁4に固定された共
通のファンモータ16によって回転駆動される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内熱交換器と室外熱
交換器とをユニットケース内に一体に収容した空気調和
装置に関する。
交換器とをユニットケース内に一体に収容した空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つのユニットケース内に室
内熱交換器と室外熱交換器とを収容した一体型の空気調
和装置がある。この空気調和装置は、ユニットケース内
に室内側と室外側との2つの独立した送風系を形成し、
各送風系に空気流を生じさせる専用のファンを設置する
ことから、装置全体が大型化する。そこで、特開昭63
−116034号公報では、室内側と室外側の各送風系
に共通する貫流ファンを採用することにより、ユニット
ケース内のデッドスペースを少なくして装置全体の小型
化を図った空気調和装置が開示されている。
内熱交換器と室外熱交換器とを収容した一体型の空気調
和装置がある。この空気調和装置は、ユニットケース内
に室内側と室外側との2つの独立した送風系を形成し、
各送風系に空気流を生じさせる専用のファンを設置する
ことから、装置全体が大型化する。そこで、特開昭63
−116034号公報では、室内側と室外側の各送風系
に共通する貫流ファンを採用することにより、ユニット
ケース内のデッドスペースを少なくして装置全体の小型
化を図った空気調和装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された空気調和装置では、ユニットケースの前後方
向(奥行き方向)に、室内熱交換器(蒸発器)と室外熱
交換器(凝縮器)の一部が重なり合う構造であるため、
ユニットケースの奥行き寸法が大きくなり、薄型化に対
応することが困難である。また、室内熱交換器と重なり
合う室外熱交換器の一部に十分な風が当たらないため、
性能低下を招く虞があるとともに、熱交換器の有効利用
ができないという課題を有していた。本発明は、上記事
情に基づいて成されたもので、その目的は、性能低下を
招くことなく、装置全体の薄型化を図った空気調和装置
の提供にある。
記載された空気調和装置では、ユニットケースの前後方
向(奥行き方向)に、室内熱交換器(蒸発器)と室外熱
交換器(凝縮器)の一部が重なり合う構造であるため、
ユニットケースの奥行き寸法が大きくなり、薄型化に対
応することが困難である。また、室内熱交換器と重なり
合う室外熱交換器の一部に十分な風が当たらないため、
性能低下を招く虞があるとともに、熱交換器の有効利用
ができないという課題を有していた。本発明は、上記事
情に基づいて成されたもので、その目的は、性能低下を
招くことなく、装置全体の薄型化を図った空気調和装置
の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、上下方向の一方に被空調室内と連通する
室内側送風系を形成し、他方に前記被空調室の外部と連
通する室外側送風系を形成するユニットケースを備え、
前記室内側送風系に室内熱交換器を配置し、前記室外側
送風系に室外熱交換器を配置して成る空気調和装置にお
いて、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器は、前
記ユニットケースに対する前記室内熱交換器の向きと前
記室外熱交換器の向きとが交差するように、それぞれ直
立した状態で前記ユニットケースの前後方向に対して斜
めに配置されたことを技術的手段とする。また、前記室
内熱交換器に送風する室内側ファンおよび前記室外熱交
換器に送風する室外側ファンを、前記ユニットケースの
上下方向にて同軸上に配置し、前記室内側ファンおよび
前記室外側ファンを共通のファンモータによって回転駆
動することを特徴とする。
成するために、上下方向の一方に被空調室内と連通する
室内側送風系を形成し、他方に前記被空調室の外部と連
通する室外側送風系を形成するユニットケースを備え、
前記室内側送風系に室内熱交換器を配置し、前記室外側
送風系に室外熱交換器を配置して成る空気調和装置にお
いて、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器は、前
記ユニットケースに対する前記室内熱交換器の向きと前
記室外熱交換器の向きとが交差するように、それぞれ直
立した状態で前記ユニットケースの前後方向に対して斜
めに配置されたことを技術的手段とする。また、前記室
内熱交換器に送風する室内側ファンおよび前記室外熱交
換器に送風する室外側ファンを、前記ユニットケースの
上下方向にて同軸上に配置し、前記室内側ファンおよび
前記室外側ファンを共通のファンモータによって回転駆
動することを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明の空気調和装置は、室
内側送風系と室外側送風系とをユニットケース内の上下
方向に形成することで、室内側送風系に配置される室内
熱交換器と室外側送風系に配置される室外熱交換器とが
ユニットケースの前後方向に重なり合うことがない。ま
た、ユニットケースに対する室内熱交換器の向きと室外
熱交換器の向きとが交差するように、それぞれ室内熱交
換器と室外熱交換器とをユニットケースの前後方向に対
して斜めに配置したことにより、ユニットケース内にス
ペースを確保することができ、そのスペース内に室内側
ファンおよび室外側ファンをユニットケースの上下方向
にて同軸上に配置することができる。この結果、室内側
ファンと室外側ファンとを共通のファンモータによって
回転駆動することができる。
内側送風系と室外側送風系とをユニットケース内の上下
方向に形成することで、室内側送風系に配置される室内
熱交換器と室外側送風系に配置される室外熱交換器とが
ユニットケースの前後方向に重なり合うことがない。ま
た、ユニットケースに対する室内熱交換器の向きと室外
熱交換器の向きとが交差するように、それぞれ室内熱交
換器と室外熱交換器とをユニットケースの前後方向に対
して斜めに配置したことにより、ユニットケース内にス
ペースを確保することができ、そのスペース内に室内側
ファンおよび室外側ファンをユニットケースの上下方向
にて同軸上に配置することができる。この結果、室内側
ファンと室外側ファンとを共通のファンモータによって
回転駆動することができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の空気調和装置の一実施例を図
1ないし図5を基に説明する。図1は空気調和装置の全
体構造を示す斜視図である。本実施例の空気調和装置1
は、ユニットケース2と、このユニットケース2内に収
容された冷凍サイクル3(図5参照)および送風装置
(後述する)より成り、冷凍サイクル3内の冷媒の循環
方向を切り換えることで冷房運転と暖房運転とを行うこ
とができる。ユニットケース2は、その内部が隔壁4に
よって上下2室に区画されており、隔壁4より上部側
(室内側と呼ぶ)に室内側送風系を形成し、隔壁4より
下部側(室外側と呼ぶ)に室外側送風系を形成する。室
内側ユニットケース2aの前面には、図2(室内側ユニ
ットケース2aの断面図)に示すように、被空調室内に
開口する吸込口20と吹出口21が設けられ、室外側ユ
ニットケース2bの後面には、図3(室外側ユニットケ
ース2bの断面図)に示すように、被空調室の外部と連
通する吸込口22と吹出口23が設けられている。この
各吸込口20、22および各吹出口21、23には、そ
れぞれユニットケース2の内側に突出するグリル20a
〜23aが装着されている。なお、室内側と室外側とで
は、それぞれの吸込口20、22および吹出口21、2
3が、ユニットケース2の幅方向(左右方向)で反対位
置に設けられている。また、室内側ユニットケース2a
には、その内部をユニットケース2の幅方向に仕切る仕
切板5が設けられている。この仕切板5は、吸込口20
と吹出口21との間で吸込口20寄りに設けられ、中央
部に吸込口20側と吹出口21側とを連通する連通口5
aが形成されている。
1ないし図5を基に説明する。図1は空気調和装置の全
体構造を示す斜視図である。本実施例の空気調和装置1
は、ユニットケース2と、このユニットケース2内に収
容された冷凍サイクル3(図5参照)および送風装置
(後述する)より成り、冷凍サイクル3内の冷媒の循環
方向を切り換えることで冷房運転と暖房運転とを行うこ
とができる。ユニットケース2は、その内部が隔壁4に
よって上下2室に区画されており、隔壁4より上部側
(室内側と呼ぶ)に室内側送風系を形成し、隔壁4より
下部側(室外側と呼ぶ)に室外側送風系を形成する。室
内側ユニットケース2aの前面には、図2(室内側ユニ
ットケース2aの断面図)に示すように、被空調室内に
開口する吸込口20と吹出口21が設けられ、室外側ユ
ニットケース2bの後面には、図3(室外側ユニットケ
ース2bの断面図)に示すように、被空調室の外部と連
通する吸込口22と吹出口23が設けられている。この
各吸込口20、22および各吹出口21、23には、そ
れぞれユニットケース2の内側に突出するグリル20a
〜23aが装着されている。なお、室内側と室外側とで
は、それぞれの吸込口20、22および吹出口21、2
3が、ユニットケース2の幅方向(左右方向)で反対位
置に設けられている。また、室内側ユニットケース2a
には、その内部をユニットケース2の幅方向に仕切る仕
切板5が設けられている。この仕切板5は、吸込口20
と吹出口21との間で吸込口20寄りに設けられ、中央
部に吸込口20側と吹出口21側とを連通する連通口5
aが形成されている。
【0007】冷凍サイクル3は、図5に示すように、冷
媒圧縮機6、四方弁7、室外側減圧装置8、室外側逆止
弁9、室外熱交換器10、室内側減圧装置11、室内側
逆止弁12、室内熱交換器13、アキュムレータ14を
備えた周知の構造を成す。室内熱交換器13は、室内側
ユニットケース2a内の仕切板5より吹出口21側に置
かれ、直立した状態のままコア面が吹出口21側を向く
ように、ユニットケース2の前後方向に対して斜めに配
置されている(図2参照)。なお、室内熱交換器13の
下側(隔壁4の上)には、冷房運転時に室内熱交換器1
3からのドレン水を受けるドレンパン15(図4・空気
調和装置1の断面図参照)が設置されている。
媒圧縮機6、四方弁7、室外側減圧装置8、室外側逆止
弁9、室外熱交換器10、室内側減圧装置11、室内側
逆止弁12、室内熱交換器13、アキュムレータ14を
備えた周知の構造を成す。室内熱交換器13は、室内側
ユニットケース2a内の仕切板5より吹出口21側に置
かれ、直立した状態のままコア面が吹出口21側を向く
ように、ユニットケース2の前後方向に対して斜めに配
置されている(図2参照)。なお、室内熱交換器13の
下側(隔壁4の上)には、冷房運転時に室内熱交換器1
3からのドレン水を受けるドレンパン15(図4・空気
調和装置1の断面図参照)が設置されている。
【0008】室外熱交換器10は、室外側ユニットケー
ス2b内で室内熱交換器13の下方位置に置かれ、直立
した状態のままコア面が吸込口22側を向くように、ユ
ニットケース2の前後方向に対して斜めに配置されてい
る(図3参照)。つまり、室内熱交換器13と室外熱交
換器10とは、ユニットケース2に対する室内熱交換器
13の向きと室外熱交換器10の向きとが、平面上でX
字状に交差するように配置されている。また、冷媒圧縮
機6、四方弁7、アキュムレータ14の各機能部品は、
室外熱交換器10を斜めに配置することで、室外側ユニ
ットケース2b内の室外熱交換器10と吸込口22との
間に生じるスペースに設置されている(図3参照)。
ス2b内で室内熱交換器13の下方位置に置かれ、直立
した状態のままコア面が吸込口22側を向くように、ユ
ニットケース2の前後方向に対して斜めに配置されてい
る(図3参照)。つまり、室内熱交換器13と室外熱交
換器10とは、ユニットケース2に対する室内熱交換器
13の向きと室外熱交換器10の向きとが、平面上でX
字状に交差するように配置されている。また、冷媒圧縮
機6、四方弁7、アキュムレータ14の各機能部品は、
室外熱交換器10を斜めに配置することで、室外側ユニ
ットケース2b内の室外熱交換器10と吸込口22との
間に生じるスペースに設置されている(図3参照)。
【0009】送風装置は、1台のファンモータ16と、
このファンモータ16によって回転駆動される1台の室
内側ファン17および2台の室外側ファン18(共にシ
ロッコファン)より成る。ファンモータ16は、図4に
示すように、回転軸16aが両側より突出する両軸モー
タを成し、仕切板5より吸込口20側で隔壁4に固定さ
れている。この時、ファンモータ16は、回転軸16a
がユニットケース2の上下方向を向くように保持されて
いる。従って、回転軸16aの両端は、それぞれ室内側
ユニットケース2a内と室外側ユニットケース2b内に
突出する。また、室外側に突出する回転軸16aの先端
には、回転軸16aを延長するジョイント軸19が接続
されている。なお、ジョイント軸19は、軸受け16b
によって支持されている。
このファンモータ16によって回転駆動される1台の室
内側ファン17および2台の室外側ファン18(共にシ
ロッコファン)より成る。ファンモータ16は、図4に
示すように、回転軸16aが両側より突出する両軸モー
タを成し、仕切板5より吸込口20側で隔壁4に固定さ
れている。この時、ファンモータ16は、回転軸16a
がユニットケース2の上下方向を向くように保持されて
いる。従って、回転軸16aの両端は、それぞれ室内側
ユニットケース2a内と室外側ユニットケース2b内に
突出する。また、室外側に突出する回転軸16aの先端
には、回転軸16aを延長するジョイント軸19が接続
されている。なお、ジョイント軸19は、軸受け16b
によって支持されている。
【0010】室内側ファン17は、室内側ユニットケー
ス2a内の仕切板5より吸込口20側に配されて、ファ
ンモータ16の回転軸16aに取り付けられ、ファンケ
ーシング17aの吐出口が仕切板5の連通口5aに接続
されている。この室内側ファン17は、ファンモータ1
6によって回転駆動されることにより、室内側送風系に
空気流を生じさせるもので、ユニットケース2の吸込口
20より被空調室内の空気をファンケーシング17a内
に吸い込み、吐出口より吐出する。吐出口より吐出され
た空気は、室内熱交換器13を通過して吹出口21より
被空調室内へ吹き出される(この室内側ユニットケース
2a内での空気の流れを図2中に矢印で示す)。
ス2a内の仕切板5より吸込口20側に配されて、ファ
ンモータ16の回転軸16aに取り付けられ、ファンケ
ーシング17aの吐出口が仕切板5の連通口5aに接続
されている。この室内側ファン17は、ファンモータ1
6によって回転駆動されることにより、室内側送風系に
空気流を生じさせるもので、ユニットケース2の吸込口
20より被空調室内の空気をファンケーシング17a内
に吸い込み、吐出口より吐出する。吐出口より吐出され
た空気は、室内熱交換器13を通過して吹出口21より
被空調室内へ吹き出される(この室内側ユニットケース
2a内での空気の流れを図2中に矢印で示す)。
【0011】室外側ファン18は、室外側ユニットケー
ス2b内で室内側ファン17と同軸上に配されて、ジョ
イント軸19に取り付けられている。各室外側ファン1
8は、ファンケーシング18aの吐出口がそれぞれユニ
ットケース2後面に形成された吹出口23に連絡されて
いる。この室外側ファン18は、ファンモータ16によ
って回転駆動されることにより、室外側送風系に空気流
を生じさせるもので、ユニットケース2の吸込口22よ
り被空調室外の空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、
室外熱交換器10を通過してファンケーシング18a内
に吸引され、吐出口および吹出口23より被空調室の外
部へ吹き出される(この室外側ユニットケース2b内で
の空気の流れを図3中に矢印で示す)。
ス2b内で室内側ファン17と同軸上に配されて、ジョ
イント軸19に取り付けられている。各室外側ファン1
8は、ファンケーシング18aの吐出口がそれぞれユニ
ットケース2後面に形成された吹出口23に連絡されて
いる。この室外側ファン18は、ファンモータ16によ
って回転駆動されることにより、室外側送風系に空気流
を生じさせるもので、ユニットケース2の吸込口22よ
り被空調室外の空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、
室外熱交換器10を通過してファンケーシング18a内
に吸引され、吐出口および吹出口23より被空調室の外
部へ吹き出される(この室外側ユニットケース2b内で
の空気の流れを図3中に矢印で示す)。
【0012】次に、本実施例の作動を説明する。 a)冷房運転時。冷媒圧縮機6より吐出された冷媒が、
四方弁7を介して、図5の実線矢印で示す方向に冷凍サ
イクル3内を循環する。これにより、室外熱交換器10
が冷媒凝縮器として機能し、室内熱交換器13が冷媒蒸
発器として機能することにより、室内熱交換器13で低
温冷媒との熱交換によって周囲の空気が冷却される。こ
の冷却された空気が、室内側ファン17の作動によって
室内側ユニットケース2aの吹出口21より被空調室内
へ吹き出されて、被空調室内の冷房が行われる。 b)暖房運転時。冷媒圧縮機6より吐出された冷媒が、
四方弁7を介して、図5の破線矢印で示す方向に冷凍サ
イクル3内を循環する。これにより、室内熱交換器13
が冷媒凝縮器として機能し、室外熱交換器10が冷媒蒸
発器として機能することにより、室内熱交換器13で高
温冷媒との熱交換によって周囲の空気が加熱される。こ
の加熱された空気が、室内側ファン17の作動によって
室内側ユニットケース2aの吹出口21より被空調室内
へ吹き出されて、被空調室内の暖房が行われる。
四方弁7を介して、図5の実線矢印で示す方向に冷凍サ
イクル3内を循環する。これにより、室外熱交換器10
が冷媒凝縮器として機能し、室内熱交換器13が冷媒蒸
発器として機能することにより、室内熱交換器13で低
温冷媒との熱交換によって周囲の空気が冷却される。こ
の冷却された空気が、室内側ファン17の作動によって
室内側ユニットケース2aの吹出口21より被空調室内
へ吹き出されて、被空調室内の冷房が行われる。 b)暖房運転時。冷媒圧縮機6より吐出された冷媒が、
四方弁7を介して、図5の破線矢印で示す方向に冷凍サ
イクル3内を循環する。これにより、室内熱交換器13
が冷媒凝縮器として機能し、室外熱交換器10が冷媒蒸
発器として機能することにより、室内熱交換器13で高
温冷媒との熱交換によって周囲の空気が加熱される。こ
の加熱された空気が、室内側ファン17の作動によって
室内側ユニットケース2aの吹出口21より被空調室内
へ吹き出されて、被空調室内の暖房が行われる。
【0013】次に、本実施例の特徴を説明する。本実施
例の空気調和装置1は、ユニットケース2内の上下方向
にそれぞれ独立した室内側送風系と室外側送風系を形成
したことにより、室内側送風系に配置される室内熱交換
器13と室外側送風系に配置される室外熱交換器10と
がユニットケース2の前後方向(奥行き方向)に重なり
合うことがない。従って、ユニットケース2の奥行き寸
法を小さく設定して薄型化を図ることができるととも
に、各熱交換器10、13を有効に利用することができ
る。また、ユニットケース2に対する室内熱交換器13
の向きと室外熱交換器10の向きとが交差するように、
それぞれ室内熱交換器13と室外熱交換器10とを斜め
に配置したことにより、室内側ファン17および室外側
ファン18をユニットケース2の上下方向にて同軸上に
配置することができる。この結果、室内熱交換器13と
室内側ファン17、および室外熱交換器10と室外側フ
ァン18とをユニットケース2の幅方向に設置すること
が可能となり、より効果的に薄型化を実現することがで
きる。そして、室内側ファン17と室外側ファン18と
をユニットケース2の上下方向にて同軸上に配置するこ
とにより、ファンモータ16を共通使用することができ
るため、スペースの有効利用を図ることができる。
例の空気調和装置1は、ユニットケース2内の上下方向
にそれぞれ独立した室内側送風系と室外側送風系を形成
したことにより、室内側送風系に配置される室内熱交換
器13と室外側送風系に配置される室外熱交換器10と
がユニットケース2の前後方向(奥行き方向)に重なり
合うことがない。従って、ユニットケース2の奥行き寸
法を小さく設定して薄型化を図ることができるととも
に、各熱交換器10、13を有効に利用することができ
る。また、ユニットケース2に対する室内熱交換器13
の向きと室外熱交換器10の向きとが交差するように、
それぞれ室内熱交換器13と室外熱交換器10とを斜め
に配置したことにより、室内側ファン17および室外側
ファン18をユニットケース2の上下方向にて同軸上に
配置することができる。この結果、室内熱交換器13と
室内側ファン17、および室外熱交換器10と室外側フ
ァン18とをユニットケース2の幅方向に設置すること
が可能となり、より効果的に薄型化を実現することがで
きる。そして、室内側ファン17と室外側ファン18と
をユニットケース2の上下方向にて同軸上に配置するこ
とにより、ファンモータ16を共通使用することができ
るため、スペースの有効利用を図ることができる。
【0014】室内熱交換器13および室外熱交換器10
を斜めに配置することで、各熱交換器10、13の幅寸
法を拡大してコア面積(前面面積)を大きく取ることが
できる。これにより、圧損の低下に伴う騒音低下を図る
ことができる。また、各熱交換器10、13の幅寸法が
従来(熱交換器10、13をユニットケース2に対して
真っ直ぐ配置した場合)と同一であれば、本実施例のよ
うに各熱交換器10、13を斜めに配置することで、ユ
ニットケース2の全幅を小さくすることができ、省スペ
ース化に有効である。さらには、冷媒圧縮機6、四方弁
7、アキュムレータ14の各機能部品を、室内熱交換器
13を斜めに配置することで生じるスペースに設置する
ことができるため、ユニットケース2内の空きスペース
を有効利用して、装置全体の小型化に寄与することがで
きる。また、冷媒圧縮機6を室外熱交換器10の風上側
に配置したことにより、暖房運転時において冷媒圧縮機
6からの放熱を回収することができるため、高効率であ
る。
を斜めに配置することで、各熱交換器10、13の幅寸
法を拡大してコア面積(前面面積)を大きく取ることが
できる。これにより、圧損の低下に伴う騒音低下を図る
ことができる。また、各熱交換器10、13の幅寸法が
従来(熱交換器10、13をユニットケース2に対して
真っ直ぐ配置した場合)と同一であれば、本実施例のよ
うに各熱交換器10、13を斜めに配置することで、ユ
ニットケース2の全幅を小さくすることができ、省スペ
ース化に有効である。さらには、冷媒圧縮機6、四方弁
7、アキュムレータ14の各機能部品を、室内熱交換器
13を斜めに配置することで生じるスペースに設置する
ことができるため、ユニットケース2内の空きスペース
を有効利用して、装置全体の小型化に寄与することがで
きる。また、冷媒圧縮機6を室外熱交換器10の風上側
に配置したことにより、暖房運転時において冷媒圧縮機
6からの放熱を回収することができるため、高効率であ
る。
【0015】次に、図6を基に本発明の第2実施例を説
明する。図6は本実施例の空気調和装置1の断面図であ
る。本実施例の空気調和装置1は、室外熱交換器10の
真上に相当するドレンパン15および隔壁4に、ドレン
パン15に溜まったドレン水を落下させるための落下孔
15aを設けたものである。これにより、冷房運転時に
落下孔15aより落下するドレン水が室外熱交換器10
に滴下することで、室外熱交換器10での放熱効果が高
まり、冷房能力の向上を図ることができる。また、ドレ
ンパン15に溜まったドレン水の処理を不要とすること
ができる。
明する。図6は本実施例の空気調和装置1の断面図であ
る。本実施例の空気調和装置1は、室外熱交換器10の
真上に相当するドレンパン15および隔壁4に、ドレン
パン15に溜まったドレン水を落下させるための落下孔
15aを設けたものである。これにより、冷房運転時に
落下孔15aより落下するドレン水が室外熱交換器10
に滴下することで、室外熱交換器10での放熱効果が高
まり、冷房能力の向上を図ることができる。また、ドレ
ンパン15に溜まったドレン水の処理を不要とすること
ができる。
【0016】次に、図7ないし図9を基に本発明の第3
実施例を説明する。図7は本実施例の空気調和装置1の
断面図、図8は室内側ユニットケース2aの断面図、図
9は室外側ユニットケース2bの断面図である。本実施
例の空気調和装置1では、梅雨時などの中間期における
除湿機能および換気機能を持たせるために、図7に示す
ように、隔壁4の端部(室内側ファン17の吸込側およ
び室外側ファン18の吹出側)に室内側と室外側とを連
通する開口部24を設けるとともに、この開口部24の
開閉を行うダンパ25を設置したものである。なお、ダ
ンパ25は、開口部24の開度を調節可能とする。ま
た、本実施例のレイアウトでは、室外側の吹出口23が
ユニットケース2bの側面に形成されている。
実施例を説明する。図7は本実施例の空気調和装置1の
断面図、図8は室内側ユニットケース2aの断面図、図
9は室外側ユニットケース2bの断面図である。本実施
例の空気調和装置1では、梅雨時などの中間期における
除湿機能および換気機能を持たせるために、図7に示す
ように、隔壁4の端部(室内側ファン17の吸込側およ
び室外側ファン18の吹出側)に室内側と室外側とを連
通する開口部24を設けるとともに、この開口部24の
開閉を行うダンパ25を設置したものである。なお、ダ
ンパ25は、開口部24の開度を調節可能とする。ま
た、本実施例のレイアウトでは、室外側の吹出口23が
ユニットケース2bの側面に形成されている。
【0017】除湿機能は、ダンパ25が開口部24を開
いた状態で冷房運転を行う。これにより、室外側ファン
18によって排出された温風の一部が室内側に導かれ、
この温風が室内側の空気(室内空気)と混合されて室内
熱交換器13で冷却、除湿された後、被空調室内に吹き
出される。この場合、室内空気に温風が混合されること
で、室内空気のみの冷房運転時と比較して吹き出し温度
を高くすることができ、暖房気味の除湿が可能となる。
なお、吹き出し温度は、ダンパ25の開度を調節するこ
とで可変することができる。従って、ダンパ25の開度
を小さくすることで冷房気味の除湿を行うことも可能で
ある。また、換気運転は、ダンパ25が開口部24を開
いた状態で冷凍サイクル3を停止させる。これにより、
室外側の空気(室外空気)が開口部24を通って室内側
に導かれた後、被空調室内に流出することで換気が行わ
れる。なお、この第3実施例では、室内側ファン17を
室内熱交換器13の下流側に配置し、室外側ファン18
を室外熱交換器10の上流側に配置する構造を採用して
も良い。
いた状態で冷房運転を行う。これにより、室外側ファン
18によって排出された温風の一部が室内側に導かれ、
この温風が室内側の空気(室内空気)と混合されて室内
熱交換器13で冷却、除湿された後、被空調室内に吹き
出される。この場合、室内空気に温風が混合されること
で、室内空気のみの冷房運転時と比較して吹き出し温度
を高くすることができ、暖房気味の除湿が可能となる。
なお、吹き出し温度は、ダンパ25の開度を調節するこ
とで可変することができる。従って、ダンパ25の開度
を小さくすることで冷房気味の除湿を行うことも可能で
ある。また、換気運転は、ダンパ25が開口部24を開
いた状態で冷凍サイクル3を停止させる。これにより、
室外側の空気(室外空気)が開口部24を通って室内側
に導かれた後、被空調室内に流出することで換気が行わ
れる。なお、この第3実施例では、室内側ファン17を
室内熱交換器13の下流側に配置し、室外側ファン18
を室外熱交換器10の上流側に配置する構造を採用して
も良い。
【0018】〔変形例〕上述の各実施例では、室内側送
風系をユニットケース2内の隔壁4より上部側に形成
し、室外側送風系をユニットケース2内の隔壁4より下
部側に形成したが、室内側送風系と室外側送風系とを上
下逆に形成しても良い。また、室内側ファン17と室外
側ファン18とを共通のファンモータ16で回転駆動す
る構造であるが、室内側と室外側とで各々専用のファン
モータ16を設置しても良い。本実施例では、冷媒の循
環方向を切り換えることで冷房運転と暖房運転とを行う
ことのできるヒートポンプサイクルを採用したが、冷房
運転のみを行う方式でも良い。
風系をユニットケース2内の隔壁4より上部側に形成
し、室外側送風系をユニットケース2内の隔壁4より下
部側に形成したが、室内側送風系と室外側送風系とを上
下逆に形成しても良い。また、室内側ファン17と室外
側ファン18とを共通のファンモータ16で回転駆動す
る構造であるが、室内側と室外側とで各々専用のファン
モータ16を設置しても良い。本実施例では、冷媒の循
環方向を切り換えることで冷房運転と暖房運転とを行う
ことのできるヒートポンプサイクルを採用したが、冷房
運転のみを行う方式でも良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の空気調和装置は、室内側送風系
と室外側送風系とをユニットケース内の上下方向に形成
したことで装置全体の薄型化を可能にするとともに、室
内側送風系と室外側送風系とで各送風系に配置されたそ
れぞれの熱交換器が重なり合うことがなく、熱交換器を
有効に利用して性能低下を防止することができる。ま
た、室内側ファンと室外側ファンとをユニットケースの
上下方向にて同軸上に配置することで、ファンモータを
共通使用することができるため、スペースの有効利用を
図ることができる。
と室外側送風系とをユニットケース内の上下方向に形成
したことで装置全体の薄型化を可能にするとともに、室
内側送風系と室外側送風系とで各送風系に配置されたそ
れぞれの熱交換器が重なり合うことがなく、熱交換器を
有効に利用して性能低下を防止することができる。ま
た、室内側ファンと室外側ファンとをユニットケースの
上下方向にて同軸上に配置することで、ファンモータを
共通使用することができるため、スペースの有効利用を
図ることができる。
【図1】第1実施例に係る空気調和装置の全体構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】第1実施例の空気調和装置に係る室内側ユニッ
トケースの断面図である。
トケースの断面図である。
【図3】第1実施例の空気調和装置に係る室外側ユニッ
トケースの断面図である。
トケースの断面図である。
【図4】第1実施例に示す空気調和装置の断面図であ
る。
る。
【図5】第1実施例に係る冷凍サイクル図である。
【図6】第2実施例に係る空気調和装置の断面図であ
る。
る。
【図7】第3実施例に係る空気調和装置の断面図であ
る。
る。
【図8】第3実施例の空気調和装置に係る室内側ユニッ
トケースの断面図である。
トケースの断面図である。
【図9】第3実施例の空気調和装置に係る室外側ユニッ
トケースの断面図である。
トケースの断面図である。
1 空気調和装置 2 ユニットケース 10 室外熱交換器 13 室内熱交換器 16 ファンモータ 17 室内側ファン 18 室外側ファン
Claims (2)
- 【請求項1】上下方向の一方に被空調室内と連通する室
内側送風系を形成し、他方に前記被空調室の外部と連通
する室外側送風系を形成するユニットケースを備え、前
記室内側送風系に室内熱交換器を配置し、前記室外側送
風系に室外熱交換器を配置して成る空気調和装置におい
て、 前記室内熱交換器および前記室外熱交換器は、前記ユニ
ットケースに対する前記室内熱交換器の向きと前記室外
熱交換器の向きとが交差するように、それぞれ直立した
状態で前記ユニットケースの前後方向に対して斜めに配
置されたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】前記室内熱交換器に送風する室内側ファン
および前記室外熱交換器に送風する室外側ファンを、前
記ユニットケースの上下方向にて同軸上に配置し、前記
室内側ファンおよび前記室外側ファンを共通のファンモ
ータによって回転駆動することを特徴とする請求項1記
載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237234A JPH0682059A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4237234A JPH0682059A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682059A true JPH0682059A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17012377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4237234A Pending JPH0682059A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682059A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096461A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Sanden Corp | ヒートポンプ給湯装置及び給湯装置用ヒートポンプユニット |
JP2010101509A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Toshiba Corp | 温度調節装置 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4237234A patent/JPH0682059A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010096461A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Sanden Corp | ヒートポンプ給湯装置及び給湯装置用ヒートポンプユニット |
JP2010101509A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Toshiba Corp | 温度調節装置 |
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