JPH0677596A - 光機能素子 - Google Patents
光機能素子Info
- Publication number
- JPH0677596A JPH0677596A JP25065892A JP25065892A JPH0677596A JP H0677596 A JPH0677596 A JP H0677596A JP 25065892 A JP25065892 A JP 25065892A JP 25065892 A JP25065892 A JP 25065892A JP H0677596 A JPH0677596 A JP H0677596A
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- JP
- Japan
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- waveguide
- substrate
- waveguides
- impurity diffusion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルタ、分波器等の複数の光導波路を有する
光機能素子に利用される積層導波路構造を持つ素子であ
る。 【構成】 半導体基板101上に、垂直方向に、複数の
量子井戸構造の導波路103、106が形成される。導
波路103、106は、基板101と平行方向に伸びる
クラッド部分が不純物拡散或は不純物イオン注入と熱処
理により混晶化されることにより横閉じ込めが行われて
いる。不純物拡散速度が異なる半導体材料109を基板
101と平行方向に伸びて選択的に配置することによ
り、設計自由度が高く複数の導波路103、106が形
成される。
光機能素子に利用される積層導波路構造を持つ素子であ
る。 【構成】 半導体基板101上に、垂直方向に、複数の
量子井戸構造の導波路103、106が形成される。導
波路103、106は、基板101と平行方向に伸びる
クラッド部分が不純物拡散或は不純物イオン注入と熱処
理により混晶化されることにより横閉じ込めが行われて
いる。不純物拡散速度が異なる半導体材料109を基板
101と平行方向に伸びて選択的に配置することによ
り、設計自由度が高く複数の導波路103、106が形
成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,フィルタ、分波器等の
複数の光導波路を有する光機能素子に利用される積層光
導波路構造の光機能素子に関する。
複数の光導波路を有する光機能素子に利用される積層光
導波路構造の光機能素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光導波路に量子井戸構造を用いた
場合、低損失導波路が実現できることは広く知られてい
る。また、不純物拡散や熱処理により量子井戸構造が無
秩序化されることを利用して平坦な導波路を形成するこ
とも知られている。
場合、低損失導波路が実現できることは広く知られてい
る。また、不純物拡散や熱処理により量子井戸構造が無
秩序化されることを利用して平坦な導波路を形成するこ
とも知られている。
【0003】一方、フィルタ、レーザ、アンプ等の光機
能素子を同一基板上に配置する場合、3次元的に配置す
ることにより高集積化が図れることは明白である。3次
元導波路の作製法としては,リッジ型あるいは埋め込み
型導波路の作製がある。
能素子を同一基板上に配置する場合、3次元的に配置す
ることにより高集積化が図れることは明白である。3次
元導波路の作製法としては,リッジ型あるいは埋め込み
型導波路の作製がある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、3次元導
波路において、リッジ型では、ウェハー表面がかなり凹
凸になり、導波路形成後に電極などの形成を行うときに
パターンの乱れが生じる場合がある。また、埋め込み型
では、選択成長の技術が必要となり、その特性のために
マスク部面積などの点で設計上の制約が生じる可能性が
ある。
波路において、リッジ型では、ウェハー表面がかなり凹
凸になり、導波路形成後に電極などの形成を行うときに
パターンの乱れが生じる場合がある。また、埋め込み型
では、選択成長の技術が必要となり、その特性のために
マスク部面積などの点で設計上の制約が生じる可能性が
ある。
【0005】更に、量子井戸構造により導波路を形成
し、混晶化により導波路の横閉じ込めを行う方法が提案
されているが、この方法を用いるとウェハー表面は平坦
であるが、積層導波路構造を形成する場合、基板表面側
の導波路を形成する位置のみにしか基板裏面側の他の導
波路が形成できず、積層導波路構造の設計上の自由度が
悪い。
し、混晶化により導波路の横閉じ込めを行う方法が提案
されているが、この方法を用いるとウェハー表面は平坦
であるが、積層導波路構造を形成する場合、基板表面側
の導波路を形成する位置のみにしか基板裏面側の他の導
波路が形成できず、積層導波路構造の設計上の自由度が
悪い。
【0006】従って、本発明の目的は、上記の課題を解
決すべく、設計自由度が高く平坦な積層導波路構造を実
現できる光機能素子を提供することにある。
決すべく、設計自由度が高く平坦な積層導波路構造を実
現できる光機能素子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明では、基板と垂直方向に複数の導波路を有し、この導
波路は量子井戸構造を有しており、この導波路は基板と
平行方向に伸びるクラッド部分が不純物拡散により(あ
るいは不純物イオン注入と熱処理により)混晶化される
ことにより横閉じ込めが行われている導波路であって、
不純物拡散速度が異なる材料を基板と平行方向に選択的
配置をすることにより拡散領域を制御し、導波路の設計
自由度が高い平坦な導波路を形成している。ここで、不
純物拡散速度の異なる材料は基板と垂直方向に存在する
複数の導波路間に配置してあっても良い。さらに、不純
物拡散速度が異なる材料はAlxGa1-xAs(x<0.
2)及びAlxGa1-xAs(x>0.4)であっても良
く、不純物はZnであっても良い。また、基板及び導波
路はIII−V族化合物半導体であっても良い。
明では、基板と垂直方向に複数の導波路を有し、この導
波路は量子井戸構造を有しており、この導波路は基板と
平行方向に伸びるクラッド部分が不純物拡散により(あ
るいは不純物イオン注入と熱処理により)混晶化される
ことにより横閉じ込めが行われている導波路であって、
不純物拡散速度が異なる材料を基板と平行方向に選択的
配置をすることにより拡散領域を制御し、導波路の設計
自由度が高い平坦な導波路を形成している。ここで、不
純物拡散速度の異なる材料は基板と垂直方向に存在する
複数の導波路間に配置してあっても良い。さらに、不純
物拡散速度が異なる材料はAlxGa1-xAs(x<0.
2)及びAlxGa1-xAs(x>0.4)であっても良
く、不純物はZnであっても良い。また、基板及び導波
路はIII−V族化合物半導体であっても良い。
【0008】より一般的には、上記目的を達成する本発
明による光機能素子では、基板と垂直方向に配置され量
子井戸構造を有する複数の導波路と、該導波路の横閉じ
込めを行う混晶化部分と、不純物拡散速度が異なる半導
体材料を該基板と平行方向に伸びて選択的に配置するこ
とにより形成された部分とを有し、該不純物拡散速度が
異なる半導体材料部分を適当に配置することで該混晶化
部分を所望の形態で形成して該複数の導波路を所望の配
置で形成していること特徴とする。
明による光機能素子では、基板と垂直方向に配置され量
子井戸構造を有する複数の導波路と、該導波路の横閉じ
込めを行う混晶化部分と、不純物拡散速度が異なる半導
体材料を該基板と平行方向に伸びて選択的に配置するこ
とにより形成された部分とを有し、該不純物拡散速度が
異なる半導体材料部分を適当に配置することで該混晶化
部分を所望の形態で形成して該複数の導波路を所望の配
置で形成していること特徴とする。
【0009】
【作用】上記手段を用いることにより、平坦な導波路が
形成できる。また、基板表面側導波路を形成する位置以
外にも、不純物拡散速度が遅い材料で保護した位置に基
板裏面側導波路を形成でき、導波路の設計自由度が上が
る。
形成できる。また、基板表面側導波路を形成する位置以
外にも、不純物拡散速度が遅い材料で保護した位置に基
板裏面側導波路を形成でき、導波路の設計自由度が上が
る。
【0010】本発明は次の原理を利用する。例えば、G
aAs基板上にMOCVD法を用いてAlxGa1-xAs
(X=0.0、0.2、0.4、0.6、0.8)を堆
積させた。つぎに、ZnOを基板表面に堆積させ、60
0°Cで1時間加熱し、SIMS(2次イオン質量分
析)によりZnの濃度を測定した。そして、Zn濃度が
1×1019以上の深さをZnの拡散深さとする。Alx
Ga1-xAs組成比xに対するZn拡散速度の関係を図
2に示す。このように、組成比xが大きくなるにしたが
って拡散速度は早くなっている。従って、Al組成比x
が小さい層を拡散制御層として利用して、量子井戸構造
の導波路部分の混晶化態様を自由度高く制御でき複数種
類の導波路構造領域を設計自由度高く作成することがで
きる、
aAs基板上にMOCVD法を用いてAlxGa1-xAs
(X=0.0、0.2、0.4、0.6、0.8)を堆
積させた。つぎに、ZnOを基板表面に堆積させ、60
0°Cで1時間加熱し、SIMS(2次イオン質量分
析)によりZnの濃度を測定した。そして、Zn濃度が
1×1019以上の深さをZnの拡散深さとする。Alx
Ga1-xAs組成比xに対するZn拡散速度の関係を図
2に示す。このように、組成比xが大きくなるにしたが
って拡散速度は早くなっている。従って、Al組成比x
が小さい層を拡散制御層として利用して、量子井戸構造
の導波路部分の混晶化態様を自由度高く制御でき複数種
類の導波路構造領域を設計自由度高く作成することがで
きる、
【0011】
【実施例1】以下に、図1を参照して、本発明により作
成した積層導波路構造の光機能素子の実施例1の作成工
程を説明する。
成した積層導波路構造の光機能素子の実施例1の作成工
程を説明する。
【0012】図1において、GaAs基板101上に、
クラッド層(A10.5Ga0.5As)102、第1導波路
層(MQW(多重量子井戸)層である)103、クラッ
ド層(A10.5Ga0.5As)104、拡散制御層(Ga
As)109を堆積させ、領域1にのみ拡散制御層10
9を残し、他の領域の拡散制御層を取り去る。次に、ク
ラッド層(A10.5Ga0.5As)105、第2導波路層
(MQW)106、クラッド層(A10.5Ga0.5As)
107の順でMOCVD法を用いて堆積する。そして、
その上にマスクとしてSiNx110を堆積し、図1に
示す如く、領域3以外のSiNx110を取り去る。そ
の後、拡散源としてZnO108を堆積する。
クラッド層(A10.5Ga0.5As)102、第1導波路
層(MQW(多重量子井戸)層である)103、クラッ
ド層(A10.5Ga0.5As)104、拡散制御層(Ga
As)109を堆積させ、領域1にのみ拡散制御層10
9を残し、他の領域の拡散制御層を取り去る。次に、ク
ラッド層(A10.5Ga0.5As)105、第2導波路層
(MQW)106、クラッド層(A10.5Ga0.5As)
107の順でMOCVD法を用いて堆積する。そして、
その上にマスクとしてSiNx110を堆積し、図1に
示す如く、領域3以外のSiNx110を取り去る。そ
の後、拡散源としてZnO108を堆積する。
【0013】こうして作製されたウェハーをAr雰囲気
中で加熱し、図3に示す如くZnの拡散領域301を形
成し、マスク部以外のMQW部分103、106を混晶
化する。
中で加熱し、図3に示す如くZnの拡散領域301を形
成し、マスク部以外のMQW部分103、106を混晶
化する。
【0014】領域1では拡散制御層1.9下方に導波路
が存在でき、領域2では導波路は存在できず、領域3で
はSiNxマスク110下方に上下導波路が存在でき
る。このように本発明により3種類の導波路構造領域を
設計自由度高く作成することができる。
が存在でき、領域2では導波路は存在できず、領域3で
はSiNxマスク110下方に上下導波路が存在でき
る。このように本発明により3種類の導波路構造領域を
設計自由度高く作成することができる。
【0015】
【実施例2】次に、図4を参照して、本発明により作成
した積層型方向性結合器について説明する。
した積層型方向性結合器について説明する。
【0016】図4において、GaAs基板401上に、
2つのA10.5Ga0.5Asクラッド402、404に挟
まれた第1MQW導波路403があり、その上に、他の
2つのA10.5Ga0.5Asクラッド406、408に挟
まれた第2MQW導波路407があるB領域と拡散制御
層411上で混晶化されたA領域がある。B領域では、
MQW導波路403、407間にはグレーティング部4
05が形成されている。
2つのA10.5Ga0.5Asクラッド402、404に挟
まれた第1MQW導波路403があり、その上に、他の
2つのA10.5Ga0.5Asクラッド406、408に挟
まれた第2MQW導波路407があるB領域と拡散制御
層411上で混晶化されたA領域がある。B領域では、
MQW導波路403、407間にはグレーティング部4
05が形成されている。
【0017】ここで、図4のから入射した光は、A領
域においてMQW導波路403を伝搬するTE波と混晶
化領域に放射するTM波とに分かれ、次に、B領域にお
いて、グレーティング部構造405により決定される第
2MQW導波路407に結合する波長は図4のへ出力
され、その他の波長の光はへ出射された。
域においてMQW導波路403を伝搬するTE波と混晶
化領域に放射するTM波とに分かれ、次に、B領域にお
いて、グレーティング部構造405により決定される第
2MQW導波路407に結合する波長は図4のへ出力
され、その他の波長の光はへ出射された。
【0018】このように、平坦な積層型方向性結合器が
2回の全面成長により作成できる。尚、図4において、
409はSiNx拡散マスクであり、410は拡散領域
である。
2回の全面成長により作成できる。尚、図4において、
409はSiNx拡散マスクであり、410は拡散領域
である。
【0019】
【実施例3】次に、図5を参照して、本発明により作成
した半導体レーザについて説明する。
した半導体レーザについて説明する。
【0020】図5において、n−GaAs基板501上
に、n−A10.45Ga0.55Asクラッド502、A1
0.1Ga0.9As活性層503、p−A10.45Ga0.55A
s504、GaAsキャップ層505、506を堆積
し、活性領域とする部分以外のGaAsキャップ層50
5、506を取り去る。つぎに、GaAsキャップ層5
05、506を拡散制御層として、全面にZnを拡散さ
せ、拡散領域508、低抵抗拡散領域506を形成し
た。尚、507、509は電極である。以上のようにし
て作成した半導体レーザの発振を確認した。
に、n−A10.45Ga0.55Asクラッド502、A1
0.1Ga0.9As活性層503、p−A10.45Ga0.55A
s504、GaAsキャップ層505、506を堆積
し、活性領域とする部分以外のGaAsキャップ層50
5、506を取り去る。つぎに、GaAsキャップ層5
05、506を拡散制御層として、全面にZnを拡散さ
せ、拡散領域508、低抵抗拡散領域506を形成し
た。尚、507、509は電極である。以上のようにし
て作成した半導体レーザの発振を確認した。
【0021】このように、1回の全面成長、1回の全面
拡散により、平坦な低抵抗半導体レーザを形成できた。
拡散により、平坦な低抵抗半導体レーザを形成できた。
【0022】
【実施例4】以下に、図6を参照して、本発明により作
成した導波路について説明する。
成した導波路について説明する。
【0023】図6において、平面的には第1導波路60
1と第2、第3導波路602、603が配置されており
(図6(a))、断面的には第2導波路602と第3導
波路603が積層して配置されている(図6(b))。
尚、図6(b)において、604、608、609、6
10は夫々図3の拡散領域301、層108、109、
110と同様な機能を果たす部分であり、各導波路60
1、602、603はクラッド層により挟まれている。
ここで、導波路601、602の側から入射された光
はそれぞれ第1導波路601と第2導波路602に分波
される。つぎに、第2導波路602に分岐された光の特
定の波長は第3導波路603に結合され(この部分が積
層型方向性結合器になっている)、側から放出され
る。
1と第2、第3導波路602、603が配置されており
(図6(a))、断面的には第2導波路602と第3導
波路603が積層して配置されている(図6(b))。
尚、図6(b)において、604、608、609、6
10は夫々図3の拡散領域301、層108、109、
110と同様な機能を果たす部分であり、各導波路60
1、602、603はクラッド層により挟まれている。
ここで、導波路601、602の側から入射された光
はそれぞれ第1導波路601と第2導波路602に分波
される。つぎに、第2導波路602に分岐された光の特
定の波長は第3導波路603に結合され(この部分が積
層型方向性結合器になっている)、側から放出され
る。
【0024】このように、本発明により、平坦な3次元
的に配置された導波路が形成できる。
的に配置された導波路が形成できる。
【0025】
【発明の効果】本発明により、設計自由度の高い平坦な
積層導波路が作成できる。また、本発明により以下のよ
うな効果がある。 1)積層導波路を高い自由度で形成できるので、同一基
板上にフィルタ、アンプ、ディテクタを3次元的に形成
することができ、高集積化が可能となる。 2)導波路形状を結晶の異方性に関わらず比較的自由に
設計できる。 3)埋め込み型と比べ光の横閉じ込めが強くないため
(拡散領域で横閉じ込めをしている)損失が小さい。 4)TE、TM波によって閉じ込めの様子が異なるた
め、偏波モードフィルタとしての機能を持ちうる。
積層導波路が作成できる。また、本発明により以下のよ
うな効果がある。 1)積層導波路を高い自由度で形成できるので、同一基
板上にフィルタ、アンプ、ディテクタを3次元的に形成
することができ、高集積化が可能となる。 2)導波路形状を結晶の異方性に関わらず比較的自由に
設計できる。 3)埋め込み型と比べ光の横閉じ込めが強くないため
(拡散領域で横閉じ込めをしている)損失が小さい。 4)TE、TM波によって閉じ込めの様子が異なるた
め、偏波モードフィルタとしての機能を持ちうる。
【図1】本発明の実施例1の拡散制御層配置を示す説明
図。
図。
【図2】本発明の原理に関する実験結果を示す図。
【図3】本発明の実施例1の導波路配置を示す説明図。
【図4】本発明による実施例2である積層型方向性結合
器の構成図。
器の構成図。
【図5】本発明による実施例3である半導体レーザの構
成図。
成図。
【図6】本発明による実施例4である分波器の構成図。
101 GaAs基板 102 クラッド層 103 第1導波路層 104 クラッド層 105 クラッド層 106 第2導波路層 107 クラッド層 108,608 ZnO 109,609 拡散制御層 110,610 SiNx 301 拡散領域 401 GaAs基板 402 クラッド層 403 第1導波路 404 クラッド層 405 グレーティング部 406 クラッド層 407 第2導波路 408 クラッド層 409 SiNx拡散マスク 410 拡散領域 411 拡散制御層 501 n−GaAs基板 502 クラッド層 503 活性層 504 クラッド層 505 キャップ層 506 低抵抗層(キャップ層拡散領域) 507 電極 508 拡散領域 509 電極 601 第1導波路 602 第2導波路 603 第3導波路 604 拡散領域
Claims (6)
- 【請求項1】 基板と垂直方向に複数の導波路を有し、
該導波路は量子井戸構造を有しており、該導波路は基板
と平行方向に伸びるクラッド部分が不純物拡散あるいは
不純物イオン注入と熱処理により混晶化されることによ
り横閉じ込めが行われており、不純物拡散速度が異なる
半導体材料を基板と平行方向に伸びて選択的配置をする
ことにより該混晶化部分を所望の形態で形成して複数の
導波路を所望の配置で形成していること特徴とする光機
能素子。 - 【請求項2】 前記不純物拡散速度が異なる材料は基板
と垂直方向に存在する複数の導波路間に配置してあるこ
とを特徴とする請求項1記載の光機能素子。 - 【請求項3】 前記不純物はZnあるいはSiであるこ
とを特徴とする請求項1記載の光機能素子。 - 【請求項4】 前記基板および導波路はIII−V族化
合物半導体であることを特徴とする請求項1記載の光機
能素子。 - 【請求項5】 前記量子井戸構造はGaAsあるいはA
lGaAsより構成されており、前記不純物拡散速度が
異なる半導体材料はAlxGa1-xAs(x<0.2)及
びAlxGa1-xAs(x>0.4)であることを特徴と
する請求項1記載の光機能素子。 - 【請求項6】 基板と垂直方向に配置され量子井戸構造
を有する複数の導波路と、該導波路の横閉じ込めを行う
混晶化部分と、不純物拡散速度が異なる半導体材料を該
基板と平行方向に伸びて選択的に配置することにより形
成された部分とを有し、該不純物拡散速度が異なる半導
体材料部分を適当に配置することで該混晶化部分を所望
の形態で形成して該複数の導波路を所望の配置で形成し
ていること特徴とする光機能素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065892A JPH0677596A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 光機能素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065892A JPH0677596A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 光機能素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677596A true JPH0677596A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17211129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25065892A Pending JPH0677596A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 光機能素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0677596A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6465799B1 (en) | 1999-03-01 | 2002-10-15 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | UV radiation system having materials for selectively attenuating radiation |
US10033154B2 (en) | 2010-03-03 | 2018-07-24 | Furukawa Electronic Co., Ltd. | Semiconductor optical element, semiconductor laser element, and method for manufacturing semiconductor optical element and semiconductor laser element, and method for manufacturing semiconductor laser module and semiconductor element |
US10069280B2 (en) | 2013-02-13 | 2018-09-04 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor optical element, semiconductor laser element, and method for manufacturing semiconductor optical element and semiconductor laser element, and method for manufacturing semiconductor laser module and semiconductor element |
US10109982B2 (en) | 2014-08-12 | 2018-10-23 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor device |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP25065892A patent/JPH0677596A/ja active Pending
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