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JPH0673368U - 合成樹脂製コレクタ - Google Patents

合成樹脂製コレクタ

Info

Publication number
JPH0673368U
JPH0673368U JP1440093U JP1440093U JPH0673368U JP H0673368 U JPH0673368 U JP H0673368U JP 1440093 U JP1440093 U JP 1440093U JP 1440093 U JP1440093 U JP 1440093U JP H0673368 U JPH0673368 U JP H0673368U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
collector member
synthetic resin
flange portion
pipe portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1440093U
Other languages
English (en)
Inventor
諭治 川村
秀彦 堀部
武志 名取
肇 川端
公生 今福
Original Assignee
株式会社土屋製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社土屋製作所 filed Critical 株式会社土屋製作所
Priority to JP1440093U priority Critical patent/JPH0673368U/ja
Publication of JPH0673368U publication Critical patent/JPH0673368U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な気密性を備えた合成樹脂製コレクタを
容易に製造する。 【構成】 熱可塑性樹脂により形成された一対のコレク
タ部材からなるこの考案による合成樹脂製コレクタは、
一方のコレクタ部材10と他方のコレクタ部材11とを
接合して形成される。他方のコレクタ部材11の半管部
18の端部18aは一方のコレクタ部材10のフランジ
部16の内面16aに固着される。パッキンシール面を
形成するフランジ部16のシール面を避けて、2つのコ
レクタ部材を2分割することにより、フランジ部16か
らの空気の漏洩を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インテイクマニホールドを構成する内燃機関の合成樹脂製コレク タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インテイクマニホールドを構成する従来のコレクタは、アルミニウム鋳物によ り中空状に形成され、エアフィルタから供給された吸入空気を空気集合室に集め た後、内燃機関の複数のシリンダの各々に空気を供給する複数の多岐管を備えて いる。しかし、近年軽量化のため樹脂製のコレクタが要求される傾向にある。
【0003】 自動車用内燃機関の樹脂製インテイクマニホールドを製造する場合に、ロスト コア成形法(溶融中子法)、分割法及びブローインジェクション法の3つの方法 がある。ロストコア成形法では、低融点の金属又は樹脂その他を材料として中子 を作り、中子を金型のキャビティ内に固定して樹脂を射出成形する。その後、中 子を溶出して樹脂成形品を得る。分割法では、上部成形体及び下部成形体をそれ ぞれ樹脂成形により形成した後、上部成形体及び下部成形体を溶着又は接着によ り接合して中空のインテイクマニホールドを完成する。また、ブローインジェク ション法では、ブロー成形により製品の中空部を成形した後、金型により中空部 にフランジ部を成形する。
【0004】 しかしながら、ロストコア成形法では、中子がかなり重いため、取扱いが困難 であり、中子を溶出する操作が難しい難点がある。また、樹脂成形品の内面に異 物(中子の残滓)が残り製品の仕様を満足できない欠点がある。ブロー成形法で は、平面部の剛性を確保するリブを成形品の内面に形成できない問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
分割法では、成形が容易なパッキンシール面上に上部成形体と下部成形体の分 割ラインがあると、パッキン面に溶着部が形成される。このため、溶着バリがパ ッキン面上に残りシール不良となり、エンジンが停止する危険がある。
【0006】 そこで、この考案は製造が容易でありかつ十分な気密性を備えた合成樹脂製コ レクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
熱可塑性樹脂により形成された一対のコレクタ部材からなるこの考案による合 成樹脂製コレクタは、一方のコレクタ部材は空気集合室を構成する矩形ケース部 と、空気集合室に連絡する複数の多岐管の半分を構成する半管部と、半管部の端 部に形成されかつ多岐管の端部の全周を構成するフランジ部とを備えている。他 方のコレクタ部材は空気集合室の蓋を構成する蓋部と、複数の多岐管の残り半分 を構成する半管部とを備える。他方のコレクタ部材の半管部の端部は一方のコレ クタ部材のフランジ部の内面に固着される。
【0008】
【作用】
パッキンシール面を形成するフランジ部のシール面を避けて、2つのコレクタ 部材を2分割することにより、フランジ部からの空気の漏洩を防止する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案による合成樹脂製コレクタの実施例を図1及び図2について説明 する。
【0010】 図1は熱可塑性樹脂により形成された一方のコレクタ部材10を示し、図2は 熱可塑性樹脂により形成された他方のコレクタ部材11を示す。一方のコレクタ 部材10は空気集合室12を構成する矩形ケース部13と、空気集合室12に連 絡する複数の多岐管14の半分を構成する半管部15と、半管部15の端部に形 成されかつ多岐管14の端部の全周を構成するフランジ部16とを備えている。 他方のコレクタ部材11は空気集合室12の開放部を閉鎖する蓋部17と、複数 の多岐管14の残り半分を構成する半管部18とを備える。
【0011】 この考案による合成樹脂製コレクタは、一方のコレクタ部材10と他方のコレ クタ部材11とを結合することにより形成される。即ち、一方のコレクタ部材1 0の矩形ケース部13及び半管部15と他方のコレクタ部材11の蓋部17及び 半管部18とをそれぞれ接合して摩擦溶着を行う。接合面により形成される分割 ラインは、吸入口側、出口側パッキン面を避けながら、溶着面を30度の角度で 傾斜させて溶着を行うことができる。他方のコレクタ部材11の半管部18の端 部18aは一方のコレクタ部材10のフランジ部16の内面16aに固着される 。このように、パッキンシール面を形成するフランジ部16のシール面を避けて 、2つのコレクタ部材を2分割することにより、フランジ部16からの空気の漏 洩を防止することが可能となる。
【0012】
【考案の効果】
この考案ではフランジ部を回避して分割ラインを形成することによりシール性 の良好な合成樹脂製コレクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による合成樹脂製コレクタを構成す
る一方のコレクタ部材を示す斜視図
【図2】 この考案による合成樹脂製コレクタを構成す
る他方のコレクタ部材を示す斜視図
【符号の説明】
10・・一方のコレクタ部材、11・・他方のコレクタ
部材、12・・空気集合室、13・・矩形ケース部、1
4・・多岐管、15・・半管部、16・・フランジ部、
17・・蓋部、18・・半管部、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂により形成された一対のコ
    レクタ部材からなり、 一方のコレクタ部材は空気集合室を構成する矩形ケース
    部と、空気集合室に連絡する複数の多岐管の半分を構成
    する半管部と、半管部の端部に形成されかつ多岐管の端
    部の全周を構成するフランジ部とを備え、 他方のコレクタ部材は空気集合室の蓋を構成する蓋部
    と、複数の多岐管の残り半分を構成する半管部とを備
    え、 他方のコレクタ部材の半管部の端部を一方のコレクタ部
    材のフランジ部の内面に固着したことを特徴とする合成
    樹脂製コレクタ。
JP1440093U 1993-03-26 1993-03-26 合成樹脂製コレクタ Pending JPH0673368U (ja)

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JP1440093U JPH0673368U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 合成樹脂製コレクタ

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JP1440093U JPH0673368U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 合成樹脂製コレクタ

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JPH0673368U true JPH0673368U (ja) 1994-10-18

Family

ID=11860002

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JP1440093U Pending JPH0673368U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 合成樹脂製コレクタ

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