JPH066325B2 - 押出成形用複合アダプタ - Google Patents
押出成形用複合アダプタInfo
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- JPH066325B2 JPH066325B2 JP61109257A JP10925786A JPH066325B2 JP H066325 B2 JPH066325 B2 JP H066325B2 JP 61109257 A JP61109257 A JP 61109257A JP 10925786 A JP10925786 A JP 10925786A JP H066325 B2 JPH066325 B2 JP H066325B2
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/49—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using two or more extruders to feed one die or nozzle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C48/16—Articles comprising two or more components, e.g. co-extruded layers
- B29C48/18—Articles comprising two or more components, e.g. co-extruded layers the components being layers
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多層フィルム製造装置、多層シート製造装
置、多層インフレーションフィルム製造装置等に適用さ
れる複合ダイ用アダプタに関するものである。
置、多層インフレーションフィルム製造装置等に適用さ
れる複合ダイ用アダプタに関するものである。
(従来の技術) 第8図、第9図および第10図に従来の複合ダイ用アダ
プタの1例を示す。図において61は公知の複合Tダイ
で、各導管62′,63′,64′より供給された樹脂
を巾方向に拡げた後積層し、スリット68を経て出口6
9より押出す。
プタの1例を示す。図において61は公知の複合Tダイ
で、各導管62′,63′,64′より供給された樹脂
を巾方向に拡げた後積層し、スリット68を経て出口6
9より押出す。
また62,63,64は導管で、各押出機65,66,
67より押出される溶融樹脂を複合ダイ61へ導入する
ためのものであり、片側を押出機前面に、他端を複合ダ
イ61に各導管62′,63′,64′を介してボルト
等(図示せず)により締結されている。なお、65,6
6,67は公知の押出機で、シート(又はフィルム)に
する樹脂を混練押出しするものである。
67より押出される溶融樹脂を複合ダイ61へ導入する
ためのものであり、片側を押出機前面に、他端を複合ダ
イ61に各導管62′,63′,64′を介してボルト
等(図示せず)により締結されている。なお、65,6
6,67は公知の押出機で、シート(又はフィルム)に
する樹脂を混練押出しするものである。
さて押出機65,66,67より夫々押出された溶融樹
脂は、各々導管62,62′、導管63,63′、導管
64,64′を通り、ダイ61へ導入される。そして導
管62′の流路62aよりダイ61に供給された溶融樹
脂は、ダイ内導入路62bを経てダイマニホールド62
cへ入り、巾方向に拡げられてスリット62dへ導入さ
れる。
脂は、各々導管62,62′、導管63,63′、導管
64,64′を通り、ダイ61へ導入される。そして導
管62′の流路62aよりダイ61に供給された溶融樹
脂は、ダイ内導入路62bを経てダイマニホールド62
cへ入り、巾方向に拡げられてスリット62dへ導入さ
れる。
また導管63′の流路63a及び導管64′の流路64
aよりダイ61に導入された夫々の溶融樹脂は、夫々ダ
イ内導入路63b,64bを経てダイマニホールド63
c,64cへ入り、巾方向に拡げられてスリット63
d,64dへ導入される。スリット62d,63d,6
4dへ導入された溶融樹脂は、ダイ内共通スリット68
へ入ると同時に積層され、ダイ出口69より吐出されて
冷却ロール70を経て成形される。
aよりダイ61に導入された夫々の溶融樹脂は、夫々ダ
イ内導入路63b,64bを経てダイマニホールド63
c,64cへ入り、巾方向に拡げられてスリット63
d,64dへ導入される。スリット62d,63d,6
4dへ導入された溶融樹脂は、ダイ内共通スリット68
へ入ると同時に積層され、ダイ出口69より吐出されて
冷却ロール70を経て成形される。
前記の如く各押出機から押出される樹脂は、一定の位置
に供給されて一定の層構成となり、例えば前後の層を逆
転させたい場合(例えばシート成形機の冷却ロールに接
触する側の樹脂と接触しない側の樹脂を変更する場合)
は、導管63と導管64を継ぎ替えて、押出機66より
押出される樹脂を流路64bへ、押出機67より押出さ
れる樹脂を流路63bへ流入させるようにするか、ある
いは押出機66の樹脂原料と押出機67の樹脂原料を変
更する必要があった。
に供給されて一定の層構成となり、例えば前後の層を逆
転させたい場合(例えばシート成形機の冷却ロールに接
触する側の樹脂と接触しない側の樹脂を変更する場合)
は、導管63と導管64を継ぎ替えて、押出機66より
押出される樹脂を流路64bへ、押出機67より押出さ
れる樹脂を流路63bへ流入させるようにするか、ある
いは押出機66の樹脂原料と押出機67の樹脂原料を変
更する必要があった。
(発明が解決しようとする問題点) 押出機はその性能上処理原料の種類は限定されており、
また押出能力も限定されているため、従来構造では前後
層の逆転等の層構成の変更は困難であった。また従来の
様な3層構造で、2層あるいは1層のシート(又はフィ
ルム)の成形をする場合には、ダイ内の他の流路に溶融
樹脂が逆流して滞留し、その滞留した樹脂が熱劣化して
製品シート(又はフィルム)内に流出し、不良シート
(又はフィルム)を生産する等の問題点があった。本発
明はこれらの問題点を解決するために提案されたもので
ある。
また押出能力も限定されているため、従来構造では前後
層の逆転等の層構成の変更は困難であった。また従来の
様な3層構造で、2層あるいは1層のシート(又はフィ
ルム)の成形をする場合には、ダイ内の他の流路に溶融
樹脂が逆流して滞留し、その滞留した樹脂が熱劣化して
製品シート(又はフィルム)内に流出し、不良シート
(又はフィルム)を生産する等の問題点があった。本発
明はこれらの問題点を解決するために提案されたもので
ある。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、3台以上の押出機より供給される溶
融物を導く導管と、夫々の溶融物を巾方向に拡げた後積
層成形する複数の流路を有する複合ダイの上部との間
に、アダプタブロックを介して前記各導管より供給され
る溶融物を前記複合ダイの任意の流路に連通可能な流路
を形成した流路分配板を設け、同流路分配板は前記アダ
プタブロックの上部外面にボルトにより着脱自在に取付
けられているもので、これを問題点解決のための手段と
するものである。
融物を導く導管と、夫々の溶融物を巾方向に拡げた後積
層成形する複数の流路を有する複合ダイの上部との間
に、アダプタブロックを介して前記各導管より供給され
る溶融物を前記複合ダイの任意の流路に連通可能な流路
を形成した流路分配板を設け、同流路分配板は前記アダ
プタブロックの上部外面にボルトにより着脱自在に取付
けられているもので、これを問題点解決のための手段と
するものである。
(作用) アダプタブロックの樹脂受入れ口より流入した樹脂は、
流路を経て接続ブロックの中央の流路を通り、ダイの中
心層用流路に流入する。またアダプタブロックの別の樹
脂受入れ口より流入した樹脂は、前記と別の流路から流
路分配板の流路に入り、更に別の流路を経てダイのダイ
マニホールドに流入する。一方アダプタブロックの他の
樹脂受入れ口より流入した樹脂は、更に他の流路から流
路分配板の流路に入り、更に別の流路を経てダイの別の
ダイマニホールドに流入する。以後はダイ内で巾方向に
均一に押し拡げられ、3層に積層されてシート(又はフ
ィルム)として押出される。
流路を経て接続ブロックの中央の流路を通り、ダイの中
心層用流路に流入する。またアダプタブロックの別の樹
脂受入れ口より流入した樹脂は、前記と別の流路から流
路分配板の流路に入り、更に別の流路を経てダイのダイ
マニホールドに流入する。一方アダプタブロックの他の
樹脂受入れ口より流入した樹脂は、更に他の流路から流
路分配板の流路に入り、更に別の流路を経てダイの別の
ダイマニホールドに流入する。以後はダイ内で巾方向に
均一に押し拡げられ、3層に積層されてシート(又はフ
ィルム)として押出される。
次に複合シート(又はフィルム)の層構成を変更しよう
とする場合には、流路分配板を所望のものに交換するこ
とにより可能となる。即ち、この場合はアダプタブロッ
ク上の流路分配板を取外す必要があるが、この場合には
ボルトを緩めて流路分配板をアダプタブロックより取外
し、次に所望の流路分配板をアダプタブロック上にボル
トにより取付けることにより達成できる。
とする場合には、流路分配板を所望のものに交換するこ
とにより可能となる。即ち、この場合はアダプタブロッ
ク上の流路分配板を取外す必要があるが、この場合には
ボルトを緩めて流路分配板をアダプタブロックより取外
し、次に所望の流路分配板をアダプタブロック上にボル
トにより取付けることにより達成できる。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
〜第7図は本発明の実施例を示す。さてここでは3台の
押出機65,66,67と3層ダイ61による3種3層
シート(又はフィルム)の実施例について示す。3,
4,5は導管で、各押出機65,66,67より押出さ
れる溶融樹脂a,b,cを複合ダイ61へ導入するため
のものであり、片側を押出機前面に、他端をアダプタブ
ロック11にボルト等(図示せず)により締結してい
る。
〜第7図は本発明の実施例を示す。さてここでは3台の
押出機65,66,67と3層ダイ61による3種3層
シート(又はフィルム)の実施例について示す。3,
4,5は導管で、各押出機65,66,67より押出さ
れる溶融樹脂a,b,cを複合ダイ61へ導入するため
のものであり、片側を押出機前面に、他端をアダプタブ
ロック11にボルト等(図示せず)により締結してい
る。
また10a〜10hは流路分配板で、先ず流路分配板1
0aはアダプタブロック11の上面に取付けられ、アダ
プタブロック11からの樹脂供給口21b,22c,2
3c,と、アダプタブロック11の樹脂流路21f,2
2g,23gを夫々接続する流路21d,22e,23
eを有している〔第7図(A)〕。また流路分配板10b
〔第7図(B)〕は前記樹脂流路22eに代えて、樹脂流
路23iを形成した場合を示す。流路分配板10c〔第
7図(C)〕は、前記樹脂流路23eに代えて、樹脂流路
22iを形成した場合を示す。流路分配板10d〔第7
図(D)〕は、流路分配板10cの樹脂流路22eに代え
て、樹脂流路21hを形成した場合を示す。また流路分
配板10e〔第7図(E)〕は流路分配板10bの樹脂流
路23eに代えて樹脂流路21iを形成した場合を示
す。流路分配板10f〔第7図(F)〕は流路分配板10
aの樹脂流路22eに代えて樹脂流路21hを形成した
場合を示す。流路分配板10g〔第7図(G)〕は流路分
配板10aの樹脂流路23eに代えて樹脂流路21iを
形成した場合を示す。流路分配板10h〔第7図(H)〕
は流路分配板10aの樹脂流路22e,23eに代えて
樹脂流路21h,21iを形成した場合を示す。
0aはアダプタブロック11の上面に取付けられ、アダ
プタブロック11からの樹脂供給口21b,22c,2
3c,と、アダプタブロック11の樹脂流路21f,2
2g,23gを夫々接続する流路21d,22e,23
eを有している〔第7図(A)〕。また流路分配板10b
〔第7図(B)〕は前記樹脂流路22eに代えて、樹脂流
路23iを形成した場合を示す。流路分配板10c〔第
7図(C)〕は、前記樹脂流路23eに代えて、樹脂流路
22iを形成した場合を示す。流路分配板10d〔第7
図(D)〕は、流路分配板10cの樹脂流路22eに代え
て、樹脂流路21hを形成した場合を示す。また流路分
配板10e〔第7図(E)〕は流路分配板10bの樹脂流
路23eに代えて樹脂流路21iを形成した場合を示
す。流路分配板10f〔第7図(F)〕は流路分配板10
aの樹脂流路22eに代えて樹脂流路21hを形成した
場合を示す。流路分配板10g〔第7図(G)〕は流路分
配板10aの樹脂流路23eに代えて樹脂流路21iを
形成した場合を示す。流路分配板10h〔第7図(H)〕
は流路分配板10aの樹脂流路22e,23eに代えて
樹脂流路21h,21iを形成した場合を示す。
流路分配板10の取外しは、取付ボルト15を取外し
て、マニホールドブロック12と流路分配板10を吊り
上げることにより行い、取付けは流路分配板10をアダ
プタブロック11上面の所定の位置(位置決め用ピン1
7により位置決めされる)に乗せて、前記取付ボルト1
5をアダプタブロック11に強固に締付ければよい。な
お、流路分配板10a〜10hは必要に応じて適宜交換
して使用する。
て、マニホールドブロック12と流路分配板10を吊り
上げることにより行い、取付けは流路分配板10をアダ
プタブロック11上面の所定の位置(位置決め用ピン1
7により位置決めされる)に乗せて、前記取付ボルト1
5をアダプタブロック11に強固に締付ければよい。な
お、流路分配板10a〜10hは必要に応じて適宜交換
して使用する。
アダプタブロック11はアダプタの本体であり、導管
3,4,5からの樹脂受入れ口21a,22a,23a
を有し、樹脂受入れ口21aは流路21bを介して流路
分配板10aの流路21cへ、樹脂受入れ口22aは流
路22b,22cを介して流路分配板10aの流路22
dへ、樹脂受入れ口23aは流路23b,23cを介し
て流路分配板10aの流路23dへ接続している。更に
流路分配板10aの流路21d,21eに接続する流路
21f、同分配板10aの流路22fに接続する流路2
2g、同分配板10aの流路23fに接続する流路23
gを夫々有する。またマニホールドブロック12は流路
分配板10aにボルト16で固定され、流路21dを形
成する。
3,4,5からの樹脂受入れ口21a,22a,23a
を有し、樹脂受入れ口21aは流路21bを介して流路
分配板10aの流路21cへ、樹脂受入れ口22aは流
路22b,22cを介して流路分配板10aの流路22
dへ、樹脂受入れ口23aは流路23b,23cを介し
て流路分配板10aの流路23dへ接続している。更に
流路分配板10aの流路21d,21eに接続する流路
21f、同分配板10aの流路22fに接続する流路2
2g、同分配板10aの流路23fに接続する流路23
gを夫々有する。またマニホールドブロック12は流路
分配板10aにボルト16で固定され、流路21dを形
成する。
13は接続ブロックで、アダプタブロック11とダイ6
1の流路を接続するものであり、流路21fはダイマニ
ホールド62cを接続する流路21g、流路22gとダ
イマニホールド63cを接続する流路22h、流路23
gとダイマニホールド64cを接続する流路23hを有
し、ボルト20によりアダプタブロック11とボルト1
9により3層ダイ61に夫々固定されている。14a〜
14eはヒータで、流路分配板10、アダプタブロック
11、接続ブロック13を加熱するものであり、夫々温
調される様になっている。
1の流路を接続するものであり、流路21fはダイマニ
ホールド62cを接続する流路21g、流路22gとダ
イマニホールド63cを接続する流路22h、流路23
gとダイマニホールド64cを接続する流路23hを有
し、ボルト20によりアダプタブロック11とボルト1
9により3層ダイ61に夫々固定されている。14a〜
14eはヒータで、流路分配板10、アダプタブロック
11、接続ブロック13を加熱するものであり、夫々温
調される様になっている。
次に作用を説明すると、各押出機65,66,67から
各導管3,4,5を通り、アダプタ11まで溶融樹脂が
達する。
各導管3,4,5を通り、アダプタ11まで溶融樹脂が
達する。
ここでまず流路分配板10aを使用した場合〔第7図
(A))および第6図(A)〕について説明すると、アダプタ
ブロック11の樹脂受入れ口21aより流入した樹脂a
は、流路21b,21c,21d,21e,21fを経
て接続ブロック13の中央の流路21gを通り、ダイ6
1の中心層用流路62cに流入する。
(A))および第6図(A)〕について説明すると、アダプタ
ブロック11の樹脂受入れ口21aより流入した樹脂a
は、流路21b,21c,21d,21e,21fを経
て接続ブロック13の中央の流路21gを通り、ダイ6
1の中心層用流路62cに流入する。
またアダプタブロック11の別の樹脂受入れ口22aよ
り流入した樹脂bは、流路22b,22cから流路分配
板10aの流路22dに入り、更に流路22e,22f
を経てアダプタブロック11の流路22g、接続管の流
路22hからダイ61のダイマニホールド63cに流入
する。一方アダプタブロック11の他の樹脂受入れ口2
3aより流入した樹脂は、流路23b,23cから流路
分配板10aの流路23dに入り、更に流路23e,2
3fを経てアダプタブロック11の流路23g、接続管
の流路23hからダイ61のダイマニホールド64cに
流入する。
り流入した樹脂bは、流路22b,22cから流路分配
板10aの流路22dに入り、更に流路22e,22f
を経てアダプタブロック11の流路22g、接続管の流
路22hからダイ61のダイマニホールド63cに流入
する。一方アダプタブロック11の他の樹脂受入れ口2
3aより流入した樹脂は、流路23b,23cから流路
分配板10aの流路23dに入り、更に流路23e,2
3fを経てアダプタブロック11の流路23g、接続管
の流路23hからダイ61のダイマニホールド64cに
流入する。
以後は公知の如くダイ61内で巾方向に均一に押し拡げ
られ、3層に積層されてシート(又はフィルム)として
押出される。
られ、3層に積層されてシート(又はフィルム)として
押出される。
なお、層構成の変更をしたいような場合には、第7図の
(G)(D)(H)等に示す如く、受入れ口と供給口の接続を変
更した流路分配板10g(押出機65からの樹脂をダイ
61の流路62cと64cへ同時に流入させて実質上の
一層となし、押出機66からの樹脂をダイ61の流路6
3cへ流入させる。以後はダイ61内で積層され、実質
上の二層シート(又はフィルム)として押出される)、
10d(10gと逆方向の二層)、10h(押出機6
6,67からの樹脂は盲とし、押出機65からの樹脂を
ダイ61の全ての流路62c,63c,64cに同時に
流入させて実質上の一層シート(又はフィルム)として
押出す)と取換えれば、第6図(G)(D)(H)に示すような
層構成が任意に成形出来る。この場合第4図に示す流路
分配板10aを取外すには、先ずボルト15を緩めて流路分
配板10aとマニホールドブロック12とを一体のままアダ
プタブロック11より取外す。なお、必要があればボルト
16を緩めてマニホールドブロック12と流路分配板10aを
分離し、次に流路分配板10b〜10hから所望の分配板を取
出し、マニホールドブロック12とボルト16により一体に
してアダプタブロック11にボルト15により固定する。こ
のように本発明では、流路分配板10a〜10hを交換
すればよく、導管を継ぎ替えたり、押出機の処理原料を
変更したりする必要がない。
(G)(D)(H)等に示す如く、受入れ口と供給口の接続を変
更した流路分配板10g(押出機65からの樹脂をダイ
61の流路62cと64cへ同時に流入させて実質上の
一層となし、押出機66からの樹脂をダイ61の流路6
3cへ流入させる。以後はダイ61内で積層され、実質
上の二層シート(又はフィルム)として押出される)、
10d(10gと逆方向の二層)、10h(押出機6
6,67からの樹脂は盲とし、押出機65からの樹脂を
ダイ61の全ての流路62c,63c,64cに同時に
流入させて実質上の一層シート(又はフィルム)として
押出す)と取換えれば、第6図(G)(D)(H)に示すような
層構成が任意に成形出来る。この場合第4図に示す流路
分配板10aを取外すには、先ずボルト15を緩めて流路分
配板10aとマニホールドブロック12とを一体のままアダ
プタブロック11より取外す。なお、必要があればボルト
16を緩めてマニホールドブロック12と流路分配板10aを
分離し、次に流路分配板10b〜10hから所望の分配板を取
出し、マニホールドブロック12とボルト16により一体に
してアダプタブロック11にボルト15により固定する。こ
のように本発明では、流路分配板10a〜10hを交換
すればよく、導管を継ぎ替えたり、押出機の処理原料を
変更したりする必要がない。
以上の実施例では、押出機3台と積層数が3層の場合を
示したが、押出機の台数と積層数に応じて、アダプタブ
ロック、流路分配板を用意すればよい。
示したが、押出機の台数と積層数に応じて、アダプタブ
ロック、流路分配板を用意すればよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
最近のシートおよびフィルム等の多層化、その層構成の
多様化などの要求に応えられる。また特に多品種少量生
産の工場では本発明の効果は大きい。更に本発明による
と、押出機の処理原料を変更したり、導管の継ぎ替えを
することなく希望の層構成の形成が可能〔希望する層数
および希望する樹脂をロール面(ツヤ出し面)とするこ
とが可能〕であり、またアダプタ回りが簡潔な構造とな
り作業性がよくなる(積層数が3層を越えるような場合
特に効果が大きい)。また本発明は、流路分配板を複合
ダイの最上部に独立してボルトにより取付けてあるの
で、このボルトを緩めて外すだけで、所望の流路分配板
に交換することができ、これにより複合シート(又はフ
ィルム)の層構成を任意に変更することができる。しか
もこの交換作業はボルトの取外しと、取付けによる簡単
な作業でよく、また取付面の清掃も容易で作業時間が短
縮出来る等の多くの優れた効果を奏するものである。
最近のシートおよびフィルム等の多層化、その層構成の
多様化などの要求に応えられる。また特に多品種少量生
産の工場では本発明の効果は大きい。更に本発明による
と、押出機の処理原料を変更したり、導管の継ぎ替えを
することなく希望の層構成の形成が可能〔希望する層数
および希望する樹脂をロール面(ツヤ出し面)とするこ
とが可能〕であり、またアダプタ回りが簡潔な構造とな
り作業性がよくなる(積層数が3層を越えるような場合
特に効果が大きい)。また本発明は、流路分配板を複合
ダイの最上部に独立してボルトにより取付けてあるの
で、このボルトを緩めて外すだけで、所望の流路分配板
に交換することができ、これにより複合シート(又はフ
ィルム)の層構成を任意に変更することができる。しか
もこの交換作業はボルトの取外しと、取付けによる簡単
な作業でよく、また取付面の清掃も容易で作業時間が短
縮出来る等の多くの優れた効果を奏するものである。
第1図は本発明の実施例を示す押出アダプタ組立体の平
面図、第2図は同押出アダプタ組立体の側面図、第3図
は第1図におけるIII〜III断面図、第4図は第3図にお
けるIV〜IV断面図、第5図は第3図におけるV矢視図、
第6図は第7図の流路分配板使用時の層構成図、第7図
は第3図に於けるVII〜VII断面図で、流路分配板の流路
形状の各種構造例を示す平面図、第8図は従来の複合ア
ダプタの平面図、第9図は同側面図、第10図は第8図
におけるX〜X断面図である。 図の主要部分の説明 3,4,5……導管 10a〜10h……流路分配板 11……アダプタブロック 12……マニホールドブロック 61……複合ダイ 62c,63c,64c……ダイマニホールド 65,66,67……押出機
面図、第2図は同押出アダプタ組立体の側面図、第3図
は第1図におけるIII〜III断面図、第4図は第3図にお
けるIV〜IV断面図、第5図は第3図におけるV矢視図、
第6図は第7図の流路分配板使用時の層構成図、第7図
は第3図に於けるVII〜VII断面図で、流路分配板の流路
形状の各種構造例を示す平面図、第8図は従来の複合ア
ダプタの平面図、第9図は同側面図、第10図は第8図
におけるX〜X断面図である。 図の主要部分の説明 3,4,5……導管 10a〜10h……流路分配板 11……アダプタブロック 12……マニホールドブロック 61……複合ダイ 62c,63c,64c……ダイマニホールド 65,66,67……押出機
Claims (1)
- 【請求項1】3台以上の押出機より供給される溶融物を
導く導管と、夫々の溶融物を巾方向に拡げた後積層成形
する複数の流路を有する複合ダイの上部との間に、アダ
プタブロックを介して前記各導管より供給される溶融物
を前記複合ダイの任意の流路に連通可能な流路を形成し
た流路分配板を設け、同流路分配板は前記アダプタブロ
ックの上部外面にボルトにより着脱自在に取付けられて
いることを特徴とする押出成形用複合アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61109257A JPH066325B2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | 押出成形用複合アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61109257A JPH066325B2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | 押出成形用複合アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62264925A JPS62264925A (ja) | 1987-11-17 |
JPH066325B2 true JPH066325B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=14505590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61109257A Expired - Fee Related JPH066325B2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 | 押出成形用複合アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066325B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3821902A1 (de) * | 1988-06-29 | 1990-01-04 | Reifenhaeuser Masch | Anlage zum extrudieren eines mehrschichtigen stranges aus thermoplastifizierten kunststoffen |
US5211898A (en) * | 1988-07-27 | 1993-05-18 | Tomy Machinery Manufacturing Co., Ltd. | Method and apparatus for feeding a plurality of molten resin jet streams into T die |
US5375990A (en) * | 1992-09-10 | 1994-12-27 | Extrusion Dies, Inc. | Feed block for coextrusion apparatus |
US5780067A (en) * | 1996-09-10 | 1998-07-14 | Extrusion Dies, Inc. | Adjustable coextrusion feedblock |
US6626206B1 (en) | 2000-01-20 | 2003-09-30 | Extrusion Dies, Inc. | Feedblock for adjusting the dimensions of a set of co-extruded layers of a multi-layer sheet |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55222A (en) * | 1978-06-07 | 1980-01-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | Marking with powder |
US4336012A (en) * | 1980-10-20 | 1982-06-22 | The Standard Oil Company | Coextrusion device |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP61109257A patent/JPH066325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62264925A (ja) | 1987-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |