JPH0659984A - メモリ障害処理方式 - Google Patents
メモリ障害処理方式Info
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- JPH0659984A JPH0659984A JP4214822A JP21482292A JPH0659984A JP H0659984 A JPH0659984 A JP H0659984A JP 4214822 A JP4214822 A JP 4214822A JP 21482292 A JP21482292 A JP 21482292A JP H0659984 A JPH0659984 A JP H0659984A
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- memory
- failure
- fault
- intermittent
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Hardware Redundancy (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハードウェアで訂正可能なメモリ装置の間欠故
障または固定障害に対して、最小限のメモリエリアを切
離してシステムダウンの発生を防ぐ。 【構成】最小切離しメモリエリアを指定した障害波及範
囲パターン31を予め設定しておく。故障種別判別手段
10が障害アドレスの通知を受けると、このアドレスを
再リードして固定障害か間欠故障がを判定する。固定障
害であったときは固定障害切離し手段11が、このアド
レスと障害波及範囲パターン31とから障害メモリエリ
アを切離す。間欠故障であったときは間欠故障情報32
に故障回数の累積記憶をさせる。間欠故障情報32の内
容と予め定めた回数とにより、警告または故障メモリエ
リアの切離しを行なう。
障または固定障害に対して、最小限のメモリエリアを切
離してシステムダウンの発生を防ぐ。 【構成】最小切離しメモリエリアを指定した障害波及範
囲パターン31を予め設定しておく。故障種別判別手段
10が障害アドレスの通知を受けると、このアドレスを
再リードして固定障害か間欠故障がを判定する。固定障
害であったときは固定障害切離し手段11が、このアド
レスと障害波及範囲パターン31とから障害メモリエリ
アを切離す。間欠故障であったときは間欠故障情報32
に故障回数の累積記憶をさせる。間欠故障情報32の内
容と予め定めた回数とにより、警告または故障メモリエ
リアの切離しを行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ障害処理方式、特
に情報処理装置に用いられるハードウェアによる誤り訂
正機能を有するメモリ装置のメモリ障害処理方式に関す
る。
に情報処理装置に用いられるハードウェアによる誤り訂
正機能を有するメモリ装置のメモリ障害処理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメモリ障害処理方式で
は、ハードウェアで訂正可能な固定故障が発生した場合
には、その障害アドレスを含む一定のメモリ領域をシス
テムから切離すか、または何の処理もしていない。
は、ハードウェアで訂正可能な固定故障が発生した場合
には、その障害アドレスを含む一定のメモリ領域をシス
テムから切離すか、または何の処理もしていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のメモリ
障害処理方式では、ハードウェアで訂正可能な固定故障
が発生したときに、その障害アドレスを含む一定のメモ
リ領域をシステムから切離すものでは、一定のメモリ領
域を越えた障害の場合は、他のメモリ領域で固定故障を
含んでいることがあり、一定のメモリ領域より小さい領
域での固定故障の場合には、余分にメモリを切離すとい
う無駄が発生するという欠点がある。また、何もしない
場合には、訂正可能障害が重なって発生した場合に、訂
正不可能障害となって、システムダウンにつながる可能
性が高くなるという欠点がある。
障害処理方式では、ハードウェアで訂正可能な固定故障
が発生したときに、その障害アドレスを含む一定のメモ
リ領域をシステムから切離すものでは、一定のメモリ領
域を越えた障害の場合は、他のメモリ領域で固定故障を
含んでいることがあり、一定のメモリ領域より小さい領
域での固定故障の場合には、余分にメモリを切離すとい
う無駄が発生するという欠点がある。また、何もしない
場合には、訂正可能障害が重なって発生した場合に、訂
正不可能障害となって、システムダウンにつながる可能
性が高くなるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリ障害処理
方式は、情報処理装置に用いられるハードウェアによる
誤り訂正機能を有するメモリ装置のメモリ障害処理方式
において、メモリ装置のハードウェア構造に基づいて生
成した障害メモリ部品とメモリアドレスとの対応を示す
障害波及範囲パターンと、メモリ装置から誤り訂正を行
なったメモリアドレスの通知を受け、そのアドレスへの
リード・ライトを行なって固定故障か間欠故障かを判別
する故障種別判別手段と、この故障種別判別手段が固定
故障と判別したとき、そのアドレスと前記波及範囲パタ
ーンとから切離すメモリ部品を決定して、決定したメモ
リ部品をメモリ装置から切離す固定障害切離し手段とを
有することにより構成され、また、この構成に加えて、
前記故障種別判別手段が間欠故障と判別したとき、その
間欠故障件数を前記障害波及範囲パターンで示される単
位ごとに累積し間欠故障情報を作成する間欠故障計測手
段と、この間欠故障計測手段により作成された間欠故障
情報に予め定めた第1の値を越える累積値のメモリ部品
があるとき警告メッセージを出力し、予め定めら前記第
1の値より大きい第2の値を越える累積値のメモリ部品
があるときこのメモリ部品をメモリ装置から切離す間欠
故障警告・切離し手段とを有することにより構成され
る。
方式は、情報処理装置に用いられるハードウェアによる
誤り訂正機能を有するメモリ装置のメモリ障害処理方式
において、メモリ装置のハードウェア構造に基づいて生
成した障害メモリ部品とメモリアドレスとの対応を示す
障害波及範囲パターンと、メモリ装置から誤り訂正を行
なったメモリアドレスの通知を受け、そのアドレスへの
リード・ライトを行なって固定故障か間欠故障かを判別
する故障種別判別手段と、この故障種別判別手段が固定
故障と判別したとき、そのアドレスと前記波及範囲パタ
ーンとから切離すメモリ部品を決定して、決定したメモ
リ部品をメモリ装置から切離す固定障害切離し手段とを
有することにより構成され、また、この構成に加えて、
前記故障種別判別手段が間欠故障と判別したとき、その
間欠故障件数を前記障害波及範囲パターンで示される単
位ごとに累積し間欠故障情報を作成する間欠故障計測手
段と、この間欠故障計測手段により作成された間欠故障
情報に予め定めた第1の値を越える累積値のメモリ部品
があるとき警告メッセージを出力し、予め定めら前記第
1の値より大きい第2の値を越える累積値のメモリ部品
があるときこのメモリ部品をメモリ装置から切離す間欠
故障警告・切離し手段とを有することにより構成され
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の構成図である。
図1の実施例は故障種別判別手段10,固定故障切離し
手段11,間欠故障計測手段12,間欠故障警告手段1
3,間欠故障切離し手段14,メモリ切離し記憶手段1
5,間欠故障記憶手段16,波及範囲パターン格納手段
17,メモリ装置20,ローカルメモリ30,出力装置
40,外部記憶装置50,およびメモリ装置20の設計
情報を格納しているハードウェア設計情報ファイル60
か構成されている。なお、ローカルメモリ30には障害
波及範囲パターン31と間欠故障情報32とが記憶され
る。
図1の実施例は故障種別判別手段10,固定故障切離し
手段11,間欠故障計測手段12,間欠故障警告手段1
3,間欠故障切離し手段14,メモリ切離し記憶手段1
5,間欠故障記憶手段16,波及範囲パターン格納手段
17,メモリ装置20,ローカルメモリ30,出力装置
40,外部記憶装置50,およびメモリ装置20の設計
情報を格納しているハードウェア設計情報ファイル60
か構成されている。なお、ローカルメモリ30には障害
波及範囲パターン31と間欠故障情報32とが記憶され
る。
【0007】図2はメモリ装置20の構成図である。メ
モリ装置20はチップAとチップBとそれらの制御回路
である制御部S1、チップCとチップDとそれらの制御
回路である制御部S2、チップEとチップFとそれらの
制御回路である制御部S3、および全体の制御回路であ
る制御部S4で構成され、訂正可能障害によるデータは
制御部S4のハードウェアにより訂正される。
モリ装置20はチップAとチップBとそれらの制御回路
である制御部S1、チップCとチップDとそれらの制御
回路である制御部S2、チップEとチップFとそれらの
制御回路である制御部S3、および全体の制御回路であ
る制御部S4で構成され、訂正可能障害によるデータは
制御部S4のハードウェアにより訂正される。
【0008】図3は障害波及範囲パターン31の情報内
容を示す図である。部品名は図2のチップA〜F,およ
び制御部S1〜S3であり、先頭アドレスと終了アドレ
スとはそれぞれの部品に対応するメモリエリアの先頭ア
ドレスと終了アドレスとである。
容を示す図である。部品名は図2のチップA〜F,およ
び制御部S1〜S3であり、先頭アドレスと終了アドレ
スとはそれぞれの部品に対応するメモリエリアの先頭ア
ドレスと終了アドレスとである。
【0009】図4は間欠故障情報32の内容例を示す図
である。部品名は図3の部品名と同じであり、間欠故障
発生回数はそれぞれの部品で発生した間欠故障の累積数
を示している。
である。部品名は図3の部品名と同じであり、間欠故障
発生回数はそれぞれの部品で発生した間欠故障の累積数
を示している。
【0010】図5は外部記憶装置50に格納されている
メモリ切離し情報の一例を示す図である。メモリ切離し
情報は固定故障切離し手段11および間欠故障切離し手
段14によって切離されたメモリエリアの先頭アドレス
と終了アドレスとを示している。
メモリ切離し情報の一例を示す図である。メモリ切離し
情報は固定故障切離し手段11および間欠故障切離し手
段14によって切離されたメモリエリアの先頭アドレス
と終了アドレスとを示している。
【0011】図6はハードウェアで訂正可能なメモリ障
害が発生した場合の図1の実施例の動作フロー図であ
る。以下、図1の実施例の動作を図6および図2,〜図
5を参照して説明する。まず、メモリ装置20にハード
ウェアで訂正可能なメモリ障害が発生すると、故障種別
判別手段10に割込みが発生し、メモリ障害となった障
害アドレスが通知される(ステップ100)。故障種別
判別手段10は、通知された障害アドレスをリード/ラ
イトした後、再びリードチェックし再度メモリ障害が発
生するかどうかを調べ(ステップ101)、固定故障か
間欠故障かを判定する(ステップ102)。再度メモリ
障害が発生したならば固定故障だと判定し、固定故障切
離し手段11を起動する。固定故障切離し手段11はロ
ーカルメモリ30内に予め格納されている障害波及範囲
パターン31から通知された障害アドレスに対応する部
品名を決定し、その部品名の先頭アドレスと終了アドレ
スとをリードチェックすることにより、故障部品を決定
する(ステップ111)。例えば、障害アドレスが15
0番地であった場合、その障害アドレスに対応する部品
名は、この例ではチップBと制御部S1となり、制御部
S1の先頭アドレス000番地と終了アドレス199番
地とをリードチェックしてメモリ障害となった場合は、
故障部品は制御部S1と決定し、メモリ障害とならなか
った場合は故障部品はチップBと決定する。次に、故障
部品を決定した後、その先頭アドレスと終了アドレスと
によりメモリを切離し、メモリ切離しの終了後、故障部
品の先頭アドレスと終了アドレスとをメモリ切離し記憶
手段15に通知する(ステップ112)。メモリ切離し
記憶手段15は故障部品の先頭アドレスと終了アドレス
とを外部記憶装置50にメモリ切離し情報として記憶す
る(ステップ110)。
害が発生した場合の図1の実施例の動作フロー図であ
る。以下、図1の実施例の動作を図6および図2,〜図
5を参照して説明する。まず、メモリ装置20にハード
ウェアで訂正可能なメモリ障害が発生すると、故障種別
判別手段10に割込みが発生し、メモリ障害となった障
害アドレスが通知される(ステップ100)。故障種別
判別手段10は、通知された障害アドレスをリード/ラ
イトした後、再びリードチェックし再度メモリ障害が発
生するかどうかを調べ(ステップ101)、固定故障か
間欠故障かを判定する(ステップ102)。再度メモリ
障害が発生したならば固定故障だと判定し、固定故障切
離し手段11を起動する。固定故障切離し手段11はロ
ーカルメモリ30内に予め格納されている障害波及範囲
パターン31から通知された障害アドレスに対応する部
品名を決定し、その部品名の先頭アドレスと終了アドレ
スとをリードチェックすることにより、故障部品を決定
する(ステップ111)。例えば、障害アドレスが15
0番地であった場合、その障害アドレスに対応する部品
名は、この例ではチップBと制御部S1となり、制御部
S1の先頭アドレス000番地と終了アドレス199番
地とをリードチェックしてメモリ障害となった場合は、
故障部品は制御部S1と決定し、メモリ障害とならなか
った場合は故障部品はチップBと決定する。次に、故障
部品を決定した後、その先頭アドレスと終了アドレスと
によりメモリを切離し、メモリ切離しの終了後、故障部
品の先頭アドレスと終了アドレスとをメモリ切離し記憶
手段15に通知する(ステップ112)。メモリ切離し
記憶手段15は故障部品の先頭アドレスと終了アドレス
とを外部記憶装置50にメモリ切離し情報として記憶す
る(ステップ110)。
【0012】ステップ102において、故障種別判別手
段10により前記障害アドレスをリード/ライトした
後、再びリードチェックして、再度メモリ障害が発生し
なかった場合は、間欠故障だと判定し、間欠故障計測手
段12を起動する。間欠故障計測手段12は、障害波及
範囲パターン31から障害アドレスに対応する部品名を
決定し、その部品名に対応する間欠故障情報32の間欠
故障発生回数をカウントアップした後、間欠故障警告手
段13を起動する(ステップ103)。間欠故障警告手
段13は間欠故障情報32内を検索し、間欠故障発生回
数が警告規定値以上ならば出力装置40にその部品名に
対す警告メッセージを出力する(ステップ104,10
5,106)。次に、間欠故障切離し手段14が起動さ
れる。間欠故障切離し手段14は間欠故障情報32内を
検索し、間欠故障発生回数に切離し規定値以上の部品が
あった場合にその部品の先頭アドレスと終了アドレスと
からメモリの切離しを行う(ステップ107,108,
109)。例えば、警告規定値が5,切離し規定値が1
0であった場合、図4の例ではチップDと制御部S2の
警告メッセージが出力装置40に出力され制御部S1が
システムから切離される。次に、メモリの切離しの終了
後、切離した部品の先頭アドレスと終了アドレスとをメ
モリ切離し記憶手段15に通知する。メモリ切離し記憶
手段15は通知された故障部品の先頭アドレスと終了ア
ドレスとを外部記憶装置50に図5に示すようにメモリ
切離し情報として記憶する(ステップ110)。
段10により前記障害アドレスをリード/ライトした
後、再びリードチェックして、再度メモリ障害が発生し
なかった場合は、間欠故障だと判定し、間欠故障計測手
段12を起動する。間欠故障計測手段12は、障害波及
範囲パターン31から障害アドレスに対応する部品名を
決定し、その部品名に対応する間欠故障情報32の間欠
故障発生回数をカウントアップした後、間欠故障警告手
段13を起動する(ステップ103)。間欠故障警告手
段13は間欠故障情報32内を検索し、間欠故障発生回
数が警告規定値以上ならば出力装置40にその部品名に
対す警告メッセージを出力する(ステップ104,10
5,106)。次に、間欠故障切離し手段14が起動さ
れる。間欠故障切離し手段14は間欠故障情報32内を
検索し、間欠故障発生回数に切離し規定値以上の部品が
あった場合にその部品の先頭アドレスと終了アドレスと
からメモリの切離しを行う(ステップ107,108,
109)。例えば、警告規定値が5,切離し規定値が1
0であった場合、図4の例ではチップDと制御部S2の
警告メッセージが出力装置40に出力され制御部S1が
システムから切離される。次に、メモリの切離しの終了
後、切離した部品の先頭アドレスと終了アドレスとをメ
モリ切離し記憶手段15に通知する。メモリ切離し記憶
手段15は通知された故障部品の先頭アドレスと終了ア
ドレスとを外部記憶装置50に図5に示すようにメモリ
切離し情報として記憶する(ステップ110)。
【0013】次に、システムを一旦ストップし、再立ち
上げをする際の動作について説明する。まず、システム
ストップする際に間欠故障記憶手段16を起動する。間
欠故障記憶手段16は間欠故障情報32を外部記憶装置
に格納する。次に、スタートアップ起動がかかると、固
定障害切離し手段11は外部記憶装置50に格納されて
いるメモリ切離し情報から、以前固定故障および間欠故
障多発により切離されていたメモリエリアを再度システ
ムから切離す。例えば、上述の説明でメモリエリアを切
離した場合な、システの再立ち上げを行なうときは、外
部記憶装置50に格納されている図5に示したメモリ切
離し情報により、メモリの300〜399番地と100
〜199番地とがシステムから切離される。また、外部
記憶装置50に格納されている間欠故障情報はローカル
メモリに再度格納され、以前計測していた間欠故障発生
回数が引き続き累積される。
上げをする際の動作について説明する。まず、システム
ストップする際に間欠故障記憶手段16を起動する。間
欠故障記憶手段16は間欠故障情報32を外部記憶装置
に格納する。次に、スタートアップ起動がかかると、固
定障害切離し手段11は外部記憶装置50に格納されて
いるメモリ切離し情報から、以前固定故障および間欠故
障多発により切離されていたメモリエリアを再度システ
ムから切離す。例えば、上述の説明でメモリエリアを切
離した場合な、システの再立ち上げを行なうときは、外
部記憶装置50に格納されている図5に示したメモリ切
離し情報により、メモリの300〜399番地と100
〜199番地とがシステムから切離される。また、外部
記憶装置50に格納されている間欠故障情報はローカル
メモリに再度格納され、以前計測していた間欠故障発生
回数が引き続き累積される。
【0014】また、障害波及範囲パターン31は予めシ
ステム運用以前に生成される。即ち、波及範囲格納手段
17を外部より起動すると、波及範囲格納手段17はハ
ードウェア設計情報ファイル60を入力として、障害波
及範囲パターン31を自動的に生成し、ローカルメモリ
30内に格納する。
ステム運用以前に生成される。即ち、波及範囲格納手段
17を外部より起動すると、波及範囲格納手段17はハ
ードウェア設計情報ファイル60を入力として、障害波
及範囲パターン31を自動的に生成し、ローカルメモリ
30内に格納する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ハードウ
ェアで訂正可能なメモリ固定障害が発生した場合に、メ
モリ装置のハードウェア構造に基づいたメモリ障害の障
害波及範囲パターンから故障部品を決定して、その部品
に対応するメモリエリアのみを切離すことによって、切
離したメモリ領域以外でメモリ障害が再発することがな
く、また、最小限のメモリ領域のみ切離すため、メモリ
の使用効率がよい。また、訂正可能障害でも障害部分を
システムから切離すため、訂正可能障害が重なって訂正
不可能障害となり、システムダウンにつながるという可
能性が低くなる。さらにまた、間欠故障の場合には、障
害波及範囲パターンにより故障し易い部品を判定して、
警告メッセージまたはメモリ切離しを行うため、メモリ
障害の多発によって起きるシステムダウンの発生頻度を
少なくすることができるという効果がある。
ェアで訂正可能なメモリ固定障害が発生した場合に、メ
モリ装置のハードウェア構造に基づいたメモリ障害の障
害波及範囲パターンから故障部品を決定して、その部品
に対応するメモリエリアのみを切離すことによって、切
離したメモリ領域以外でメモリ障害が再発することがな
く、また、最小限のメモリ領域のみ切離すため、メモリ
の使用効率がよい。また、訂正可能障害でも障害部分を
システムから切離すため、訂正可能障害が重なって訂正
不可能障害となり、システムダウンにつながるという可
能性が低くなる。さらにまた、間欠故障の場合には、障
害波及範囲パターンにより故障し易い部品を判定して、
警告メッセージまたはメモリ切離しを行うため、メモリ
障害の多発によって起きるシステムダウンの発生頻度を
少なくすることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例のメモリ装置の構成図である。
【図3】図1のローカルメモリに記憶された障害波及範
囲パターンの情報内容を示す図である。
囲パターンの情報内容を示す図である。
【図4】図1のローカルメモリに記憶された間欠故障情
報の内容例を示す図である。
報の内容例を示す図である。
【図5】図1の外部記憶装置に格納されているメモリ切
離し情報の一例を示す図である。
離し情報の一例を示す図である。
【図6】図1の実施例の動作のフロー図である。
10 故障種別判別手段 11 固定障害切離し手段 12 間欠故障計測手段 13 間欠故障警告手段 14 間欠故障切離し手段 15 メモリ切離し記憶手段 16 間欠故障記憶手段 17 波及範囲パターン格納手段 20 メモリ装置 30 ローカルメモリ 40 出力装置 50 外部記憶装置 60 ハードウェア設計情報ファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 情報処理装置に用いられるハードウェア
による誤り訂正機能を有するメモリ装置のメモリ障害処
理方式において、メモリ装置のハードウェア構造に基づ
いて生成した障害メモリ部品とメモリアドレスとの対応
を示す障害波及範囲パターンと、メモリ装置から誤り訂
正を行なったメモリアドレスの通知を受け、そのアドレ
スへのリード・ライトを行なって固定故障か間欠故障か
を判別する故障種別判別手段と、この故障種別判別手段
が固定故障と判別したとき、そのアドレスと前記波及範
囲パターンとから切離すメモリ部品を決定して、決定し
たメモリ部品をメモリ装置から切離す固定障害切離し手
段とを有することを特徴とするメモリ障害処理方式。 - 【請求項2】 請求項1記載のメモリ障害処理方式にお
いて、前記故障種別判別手段が間欠故障と判別したと
き、その間欠故障件数を前記障害波及範囲パターンで示
される単位ごとに累積し間欠故障情報を作成する間欠故
障計測手段と、この間欠故障計測手段により作成された
間欠故障情報に予め定めた第1の値を越える累積値のメ
モリ部品があるとき警告メッセージを出力し、予め定め
ら前記第1の値より大きい第2の値を越える累積値のメ
モリ部品があるときこのメモリ部品をメモリ装置から切
離す間欠故障警告・切離し手段とを有することを特徴と
するメモリ障害処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214822A JP3022687B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | メモリ障害処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214822A JP3022687B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | メモリ障害処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659984A true JPH0659984A (ja) | 1994-03-04 |
JP3022687B2 JP3022687B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=16662106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4214822A Expired - Fee Related JP3022687B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | メモリ障害処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022687B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150469A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Nec Corp | メモリ障害処理システム、および、メモリ障害処理方法 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4214822A patent/JP3022687B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150469A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Nec Corp | メモリ障害処理システム、および、メモリ障害処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3022687B2 (ja) | 2000-03-21 |
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