JPH0659948B2 - 紙送り装置 - Google Patents
紙送り装置Info
- Publication number
- JPH0659948B2 JPH0659948B2 JP1146972A JP14697289A JPH0659948B2 JP H0659948 B2 JPH0659948 B2 JP H0659948B2 JP 1146972 A JP1146972 A JP 1146972A JP 14697289 A JP14697289 A JP 14697289A JP H0659948 B2 JPH0659948 B2 JP H0659948B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retard
- roller
- plate
- motor
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/52—Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/46—Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
- B65H3/52—Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
- B65H3/5246—Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive
- B65H3/5253—Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
- B65H3/5261—Retainers of the roller type, e.g. rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタなどにおける紙送り装置に関するも
のである。
のである。
[従来の技術] 従来より給紙カセット内に積重ね状態で収納してある用
紙を、ピックアップローラにより1枚ずつ取り出してフ
ィードローラに供給し、印字位置まで搬送する紙送り装
置が知られている。しかし積重ね状態の用紙は相互に密
着しているために、ピックアップローラにより1枚のみ
ならず2枚あるいはそれ以上に取り出されてしまうこと
が珍しくない。そこでこのような場合にもフィードロー
ラからは1枚の用紙のみが搬送されるように、フィード
ローラにリタードローラを弾接させ、2枚目以降の用紙
をリタードローラにより後退させるようにしたものがあ
る(例えば、アメリカ特許第4368881号公報)。
紙を、ピックアップローラにより1枚ずつ取り出してフ
ィードローラに供給し、印字位置まで搬送する紙送り装
置が知られている。しかし積重ね状態の用紙は相互に密
着しているために、ピックアップローラにより1枚のみ
ならず2枚あるいはそれ以上に取り出されてしまうこと
が珍しくない。そこでこのような場合にもフィードロー
ラからは1枚の用紙のみが搬送されるように、フィード
ローラにリタードローラを弾接させ、2枚目以降の用紙
をリタードローラにより後退させるようにしたものがあ
る(例えば、アメリカ特許第4368881号公報)。
[解決しようとする課題] 上記従来技術において、リタードローラを駆動する駆動
源は、プリンタの感光ドラムを駆動する駆動モータから
与えられるものであり、この駆動モータからリタードロ
ーラまで回転力を伝達するために、電磁クラッチや輪列
など多くの部品を必要とする。また、1枚の用紙のみが
搬送されるように、リタードローラを所定の圧力でフィ
ードローラに弾接させる必要がある。そのため、構成が
複雑となり、コストが上昇するという問題点があった。
源は、プリンタの感光ドラムを駆動する駆動モータから
与えられるものであり、この駆動モータからリタードロ
ーラまで回転力を伝達するために、電磁クラッチや輪列
など多くの部品を必要とする。また、1枚の用紙のみが
搬送されるように、リタードローラを所定の圧力でフィ
ードローラに弾接させる必要がある。そのため、構成が
複雑となり、コストが上昇するという問題点があった。
本発明の目的は、簡単な構成でリタードローラを所定の
圧力でフィードローラに弾接させることができ、確実に
1枚の用紙のみを搬送することのできる紙送り装置を提
供することにある。
圧力でフィードローラに弾接させることができ、確実に
1枚の用紙のみを搬送することのできる紙送り装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の紙送り装置は、
給紙カセットに収納されている最上位の用紙を取り出す
ピックアップローラの下流側に、用紙を送り方向へ送る
フィードローラが位置しており、このフィードローラ側
に付勢されているアームが固定部材に揺動自在に支持さ
れており、このアームには、リタードモータの軸とリタ
ードローラの軸とが回転自在に支持されており、リター
ドローラの軸には、プレートに固着してあるリタードモ
ータによって用紙の送り方向と逆方向に回転駆動される
リタードローラが設けてあり、プレートの固定部材に対
する揺動支点として作用する係合部材が設けてあり、プ
レートと固定部材とには、リタードモータの径方向に延
伸する長溝がそれぞれ相対向するように設けてあり、係
合部材は、プレートと固定部材との一方においては長溝
に固定され、他方においてはその長溝内に移動可能に係
合しており、係合部材の固定位置は、固定されるべき対
応する長溝に沿って移動調節可能であることを特徴とす
る。
給紙カセットに収納されている最上位の用紙を取り出す
ピックアップローラの下流側に、用紙を送り方向へ送る
フィードローラが位置しており、このフィードローラ側
に付勢されているアームが固定部材に揺動自在に支持さ
れており、このアームには、リタードモータの軸とリタ
ードローラの軸とが回転自在に支持されており、リター
ドローラの軸には、プレートに固着してあるリタードモ
ータによって用紙の送り方向と逆方向に回転駆動される
リタードローラが設けてあり、プレートの固定部材に対
する揺動支点として作用する係合部材が設けてあり、プ
レートと固定部材とには、リタードモータの径方向に延
伸する長溝がそれぞれ相対向するように設けてあり、係
合部材は、プレートと固定部材との一方においては長溝
に固定され、他方においてはその長溝内に移動可能に係
合しており、係合部材の固定位置は、固定されるべき対
応する長溝に沿って移動調節可能であることを特徴とす
る。
好ましくは、リタードモータの軸とリタードローラの軸
とは同一軸である。
とは同一軸である。
[作用] リタードローラに回転トルクを与えるリタードモータの
軸は、リタードローラを用紙の送り方向と逆方向に回転
させるように駆動される。このときリタードローラの軸
には制御力が作用しているので、リタードモータのハウ
ジングは、この軸の回転方向と逆方向の回転力を受け
る。この回転力はリタードモータと一体のプレートへと
伝わるが、このプレートと固定部材との間に設けてある
係合部材によってその回転が阻止されている。その結
果、プレートは係合部材を揺動支点として回転モーメン
トを受けることにより、リタードローラがフィードロー
ラ側へ付勢される。この付勢力は、リタードローラに作
用する負荷に応じて変化し、用紙は常に1枚だけ送られ
る。
軸は、リタードローラを用紙の送り方向と逆方向に回転
させるように駆動される。このときリタードローラの軸
には制御力が作用しているので、リタードモータのハウ
ジングは、この軸の回転方向と逆方向の回転力を受け
る。この回転力はリタードモータと一体のプレートへと
伝わるが、このプレートと固定部材との間に設けてある
係合部材によってその回転が阻止されている。その結
果、プレートは係合部材を揺動支点として回転モーメン
トを受けることにより、リタードローラがフィードロー
ラ側へ付勢される。この付勢力は、リタードローラに作
用する負荷に応じて変化し、用紙は常に1枚だけ送られ
る。
係合部材を固定する位置を移動調節することによって、
リタードローラがフィードローラ側へ付勢する付勢力を
常に所望の値にするよう再調整することができる。
リタードローラがフィードローラ側へ付勢する付勢力を
常に所望の値にするよう再調整することができる。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、給紙カセット1内には用紙2が積
層して収納してある。給紙カセット1の底部には、紙送
り命令によって昇降する図示しない昇降レバーが設けて
あり、この昇降レバーによって用紙2が昇降される。
層して収納してある。給紙カセット1の底部には、紙送
り命令によって昇降する図示しない昇降レバーが設けて
あり、この昇降レバーによって用紙2が昇降される。
給紙カセット1の左先端部上方には、ピックアップロー
ラ3が配設してある。ピックアップローラ3は、紙送り
命令により回転駆動される軸4にワンウェイクラッチ5
を介して連結してあり、ピックアップローラ3は時計方
向(第6図参照)に一方向回転が可能である。
ラ3が配設してある。ピックアップローラ3は、紙送り
命令により回転駆動される軸4にワンウェイクラッチ5
を介して連結してあり、ピックアップローラ3は時計方
向(第6図参照)に一方向回転が可能である。
ピックアップローラ3の下流側(第1図左方)には、フ
ィードローラ6が配設してある。フィードローラ6は電
磁クラッチ(図示せず)によりその駆動が連断される軸
7にワンウェイクラッチ8を介して連結してあり、フィ
ードローラ6はピックアップローラ3と同様時計方向に
一方向回転が可能である。
ィードローラ6が配設してある。フィードローラ6は電
磁クラッチ(図示せず)によりその駆動が連断される軸
7にワンウェイクラッチ8を介して連結してあり、フィ
ードローラ6はピックアップローラ3と同様時計方向に
一方向回転が可能である。
フィードローラ6の下流側には、フィードローラ6から
送り出されるくる用紙2を印字位置まで搬送するレジス
トローラ(図示せず。)が位置している。
送り出されるくる用紙2を印字位置まで搬送するレジス
トローラ(図示せず。)が位置している。
フィードローラ6の下方の外周面には、リタードローラ
9が弾接している。リタードローラ9は、第5図に示す
ように、中心部のトルクリミッタ9aとその外周に嵌合
する弾性体(ゴム)9bとからなり、このトルクリミッ
タ9aを介してリタードモータ10の軸10aにリター
ドローラ9が設けてある。
9が弾接している。リタードローラ9は、第5図に示す
ように、中心部のトルクリミッタ9aとその外周に嵌合
する弾性体(ゴム)9bとからなり、このトルクリミッ
タ9aを介してリタードモータ10の軸10aにリター
ドローラ9が設けてある。
リタードローラ9およびリタードモータ10を支持する
手段について説明する。
手段について説明する。
第1図に示すように、ピポット軸11,11によってア
ーム12が、固定部材たる支持板13に対して揺動自在
に支持してある。このアーム12と一体に立曲げ部12
a,12bが形成してあり、リタードモータ10の軸1
0aが回転自在に支持されている。軸10aは、図示し
ないイーリングなどによってその軸方向の移動が阻止さ
れている。
ーム12が、固定部材たる支持板13に対して揺動自在
に支持してある。このアーム12と一体に立曲げ部12
a,12bが形成してあり、リタードモータ10の軸1
0aが回転自在に支持されている。軸10aは、図示し
ないイーリングなどによってその軸方向の移動が阻止さ
れている。
アーム12の立曲げ部12aには、第1図に示すよう
に、支持板13に立曲げて形成してある爪13aとの間
にバネ14が係止されてあり、アーム12はピボット軸
11を中心に反時計方向に(第5図参照)の回転力が付
勢されている。これにより、リタードローラ9はフィー
ドローラ6に弾接されている。
に、支持板13に立曲げて形成してある爪13aとの間
にバネ14が係止されてあり、アーム12はピボット軸
11を中心に反時計方向に(第5図参照)の回転力が付
勢されている。これにより、リタードローラ9はフィー
ドローラ6に弾接されている。
リタードローラ9は、トルクリミック9aを介して、リ
タードモータ10によって用紙2の送り方向と逆方向
(第5図時計方向)に回転トルクが与えられている。
タードモータ10によって用紙2の送り方向と逆方向
(第5図時計方向)に回転トルクが与えられている。
第2,3,4図に示すように、リタードモータ10には
プレート15が固着してあり、このリタードモータ10
の軸10aはプレート15およびケース13の開口部1
3bを貫通している。
プレート15が固着してあり、このリタードモータ10
の軸10aはプレート15およびケース13の開口部1
3bを貫通している。
プレート15と支持板13とには、リタードモータ10
の径方向に延伸する長溝15a,13cがそれぞれ相対
向するように設けてある。プレート15の長溝15aの
幅は、ケース13の長溝13cのそれよりも大きいもの
である。
の径方向に延伸する長溝15a,13cがそれぞれ相対
向するように設けてある。プレート15の長溝15aの
幅は、ケース13の長溝13cのそれよりも大きいもの
である。
ケース13の長溝13cには、係合部材たるピン16が
ナット17により固定してある。ピン16のネジ部16
aは小径となっており、ピン16はナット17を緩める
ことにより、長溝13cに沿って移動調節が可能であ
る。支持板13に固定されたピン16は、プレート15
の長溝15aを貫通突出している。これによりプレート
15は、ピン16によって軸10aを中心とする回転が
阻止され、プレート15はピン16を揺動支点として回
転モーメントを受ける。
ナット17により固定してある。ピン16のネジ部16
aは小径となっており、ピン16はナット17を緩める
ことにより、長溝13cに沿って移動調節が可能であ
る。支持板13に固定されたピン16は、プレート15
の長溝15aを貫通突出している。これによりプレート
15は、ピン16によって軸10aを中心とする回転が
阻止され、プレート15はピン16を揺動支点として回
転モーメントを受ける。
このような構造であるので、紙送り命令によって図示し
ない昇降レバーが給紙カセット1の底面を持ち上げ、用
紙2をピックアップローラ3に押圧させる。ピックアッ
プローラ3は時計方向に回転駆動され、最上位の用紙2
との間の摩擦力によって用紙2を左方向へ取り出し、フ
ィードローラ6とリタードローラ9との間に用紙2を送
り込む。フィードローラ6とリタードローラ9との間に
挟まれた用紙2には、両ローラ6,9による回転トルク
が相互に及ぶことになる。
ない昇降レバーが給紙カセット1の底面を持ち上げ、用
紙2をピックアップローラ3に押圧させる。ピックアッ
プローラ3は時計方向に回転駆動され、最上位の用紙2
との間の摩擦力によって用紙2を左方向へ取り出し、フ
ィードローラ6とリタードローラ9との間に用紙2を送
り込む。フィードローラ6とリタードローラ9との間に
挟まれた用紙2には、両ローラ6,9による回転トルク
が相互に及ぶことになる。
ここで回転トルクについて説明する。
まず、取り出された用紙2が1枚のみの場合について考
察する。用紙2がフィードローラ6の時計方向の回転に
つられて左方向に搬送されるためには、 μrPB>RT (1) であることが必要である。
察する。用紙2がフィードローラ6の時計方向の回転に
つられて左方向に搬送されるためには、 μrPB>RT (1) であることが必要である。
ここで、 μr:用紙2とリタードローラ9との間の摩擦係数 PB:リタードローラ9が用紙2を押え付ける法線力 (以下「リタードローラ圧」と呼ぶ。) R:リタードローラの半径 T:トルクリミッタトルク である。
このような条件を満たすようにリタードローラ圧PBお
よびトルクリミッタトルクTが設定されれば、1枚の用
紙2をフィードローラ6の回転によって左方向へ搬送す
ることができる。すなわちリタードローラ9は、用紙2
から受ける摩擦力μrPBによって、リタードモータ1
0からの駆動力RTに抗して反時計方向に回転される。
よびトルクリミッタトルクTが設定されれば、1枚の用
紙2をフィードローラ6の回転によって左方向へ搬送す
ることができる。すなわちリタードローラ9は、用紙2
から受ける摩擦力μrPBによって、リタードモータ1
0からの駆動力RTに抗して反時計方向に回転される。
給紙カセット1内の用紙2は、ピックアップローラ3に
よって2枚同時に取り出されてしまうこともある。そこ
で2枚の用紙が取り出された場合について考察する。2
枚の用紙のうち上側の1枚がフィードローラ6の時計方
向回転につられて左方向に搬送され、かつ下側の1枚が
リタードローラ9の回転につられて右方向(給紙カセッ
ト1側)に戻されるためには、2枚の用紙間の摩擦係数
をμpとするとき、 RT>μpPB (2) であることがさらに必要である。このような条件式
(1),(2)を満たすように、リタードローラ圧PB
およびトルクリミッタトルクTを設定すれば、2枚の用
紙のうちの上側の1枚をフィードローラ6の回転によっ
て左方向へ搬送すると同時に、下側の1枚をリタードロ
ーラ9の時計方向の回転によって右方向に戻すことがで
きる。それによって、常に1枚の用紙のみをフィードロ
ーラ6によって搬送することができる。
よって2枚同時に取り出されてしまうこともある。そこ
で2枚の用紙が取り出された場合について考察する。2
枚の用紙のうち上側の1枚がフィードローラ6の時計方
向回転につられて左方向に搬送され、かつ下側の1枚が
リタードローラ9の回転につられて右方向(給紙カセッ
ト1側)に戻されるためには、2枚の用紙間の摩擦係数
をμpとするとき、 RT>μpPB (2) であることがさらに必要である。このような条件式
(1),(2)を満たすように、リタードローラ圧PB
およびトルクリミッタトルクTを設定すれば、2枚の用
紙のうちの上側の1枚をフィードローラ6の回転によっ
て左方向へ搬送すると同時に、下側の1枚をリタードロ
ーラ9の時計方向の回転によって右方向に戻すことがで
きる。それによって、常に1枚の用紙のみをフィードロ
ーラ6によって搬送することができる。
ここでリタードローラ圧PBについて説明する。
軸10aは、リタードローラ9を用紙2の送り方向と逆
方向(第5図時計回り)に回転するようリタードモータ
10によって駆動されている。この状態で軸10aには
制動力が作用しているため、リタードモータ10をハウ
ジング10bは、軸10aの回転方向と逆方向(第5図
反時計回り)の回転力を受ける。この回転力はプレート
15へと伝わるが、ピン16が長溝15aに嵌合してい
るためプレート15自身の軸10aを中心とする回転は
阻止されているので、プレート15は、ピン16を支点
として回転モーメントを受け、その結果リタードローラ
9がフィードローラ6側に付勢されることになる。この
付勢力が先に説明した条件式(1),(2)のPBとな
る。
方向(第5図時計回り)に回転するようリタードモータ
10によって駆動されている。この状態で軸10aには
制動力が作用しているため、リタードモータ10をハウ
ジング10bは、軸10aの回転方向と逆方向(第5図
反時計回り)の回転力を受ける。この回転力はプレート
15へと伝わるが、ピン16が長溝15aに嵌合してい
るためプレート15自身の軸10aを中心とする回転は
阻止されているので、プレート15は、ピン16を支点
として回転モーメントを受け、その結果リタードローラ
9がフィードローラ6側に付勢されることになる。この
付勢力が先に説明した条件式(1),(2)のPBとな
る。
さらにリタードローラ圧PBとトルクリミッタトルクT
との関係について、第5図を参照して説明する。
との関係について、第5図を参照して説明する。
ピボット軸11を中心とするモーメントのつり合いか
ら、時計回りを負の値にとれば、 TA(R−L1sinθ)+FP(L1−L2)+FBL
4 −PBL1cosθ−WL3=0 (3) の関係式が成り立つ。
ら、時計回りを負の値にとれば、 TA(R−L1sinθ)+FP(L1−L2)+FBL
4 −PBL1cosθ−WL3=0 (3) の関係式が成り立つ。
ここで TA:トルクリミッタ9aの戻し力 FP:ピン16が支持板13から受ける反力 W:リタードローラ9およびリタードモータ10とプレ
ート15とを含むユニット全体の自重 FB:バネ14の引張力 L1:ピボット軸11とリタードローラ9との中心間距
離 L2:ピン16とリタードローラ9との中心間距離 L3:ピボット軸11中心とWの作用する重心間の距離 L4:ピボット軸11中心からバネ14の掛止め部まで
の距離 θ:軸10aを通る水平線と、軸10aとピボット軸1
1中心とを結ぶ直線とのなす傾斜角 である。
ート15とを含むユニット全体の自重 FB:バネ14の引張力 L1:ピボット軸11とリタードローラ9との中心間距
離 L2:ピン16とリタードローラ9との中心間距離 L3:ピボット軸11中心とWの作用する重心間の距離 L4:ピボット軸11中心からバネ14の掛止め部まで
の距離 θ:軸10aを通る水平線と、軸10aとピボット軸1
1中心とを結ぶ直線とのなす傾斜角 である。
ここでトルクリミッタ9aの設定トルクはTであるか
ら、 TAR=T (4) が成立し、かつプレート15回りのつり合いから、 FpL2=T (5) が成立する。この条件式(3),(4),(5)からリ
タードローラ圧PBをトルクリミッタ戻し力TAの式で
表わせば、 PB=(FBL4−WL3)/L1cosθ) +(R/L2)TA/cosθ (6) となる。
ら、 TAR=T (4) が成立し、かつプレート15回りのつり合いから、 FpL2=T (5) が成立する。この条件式(3),(4),(5)からリ
タードローラ圧PBをトルクリミッタ戻し力TAの式で
表わせば、 PB=(FBL4−WL3)/L1cosθ) +(R/L2)TA/cosθ (6) となる。
条件式(6)において、 (R/L2−sinθ)/cosθ=K (61) (FBL4−WL3)/(L1cosθ)=PBO
(62) とすれば、 PB=KTA+PBO (63) と表わすことができ、PBはTAと比例関係にある。
(62) とすれば、 PB=KTA+PBO (63) と表わすことができ、PBはTAと比例関係にある。
ここで、先に説明した条件式(1)(2)を満たせば、
両ローラ6,9が用紙2を1枚のみ送る領域が得られる
ことになる。すなわち、 (TA/μp)>PB>(TA/μr)
(7) を満たすようにリタードローラ圧PBが設定されれば、
用紙2は1枚のみ送られることになる。
両ローラ6,9が用紙2を1枚のみ送る領域が得られる
ことになる。すなわち、 (TA/μp)>PB>(TA/μr)
(7) を満たすようにリタードローラ圧PBが設定されれば、
用紙2は1枚のみ送られることになる。
ここで角因子の変動範囲は、 0.75≧μp≧0.3 (8) 1.6≧μr≧1.0 (9) 600≧TA≧300[gf] (10) であることが実験的に求められており、また、リタード
ローラ9の直径Rを25[mm]とすれば、第7図に示
す作動線図が得られる。この作動線図において、条件式
(63)が1枚送り領域を通るように設定できればよ
く、その中心を通る直線の傾きKは1.1が適性値として
得られる。したがって、条件式(61)においてK=1.
1となるように、R,θ,L2の値を設定すればよい。
ローラ9の直径Rを25[mm]とすれば、第7図に示
す作動線図が得られる。この作動線図において、条件式
(63)が1枚送り領域を通るように設定できればよ
く、その中心を通る直線の傾きKは1.1が適性値として
得られる。したがって、条件式(61)においてK=1.
1となるように、R,θ,L2の値を設定すればよい。
L2は式(61)から L2=R/(Kcosθ+sinθ) =R/(1.1cosθ+sinθ) (64) (64)より得られることになる。
条件式(63)において、PBOの値は、作動線がTAの
変動範囲内でも1枚送りの領域に入るように設定するこ
とが好ましい。
変動範囲内でも1枚送りの領域に入るように設定するこ
とが好ましい。
L2の値つまりピン16の位置は、第2図に示すナット
17を緩めることによって調節可能である。リタードロ
ーラ9の径Rの摩耗による変動を生じた場合は、ピン1
6の位置を調節することによってKの値を最適値に再調
節することができる。
17を緩めることによって調節可能である。リタードロ
ーラ9の径Rの摩耗による変動を生じた場合は、ピン1
6の位置を調節することによってKの値を最適値に再調
節することができる。
第7図は他の実施例を示すものであって、プレート115
の長溝115aの開口幅は、支持板113側の長溝113cのそれ
よりも小さいものであり、係合部材たる116はプレート1
15の長溝115aにナット117により固定される。プレート1
15に固定されたピン116は支持板113の長溝113cを貫通突
出しており、プレート115が軸110aを中心とする回転が
阻止される構成およびナット117を緩めることによりピ
ン166を移動調節可能である構成は、第1の実施例と実
質的に同一である。
の長溝115aの開口幅は、支持板113側の長溝113cのそれ
よりも小さいものであり、係合部材たる116はプレート1
15の長溝115aにナット117により固定される。プレート1
15に固定されたピン116は支持板113の長溝113cを貫通突
出しており、プレート115が軸110aを中心とする回転が
阻止される構成およびナット117を緩めることによりピ
ン166を移動調節可能である構成は、第1の実施例と実
質的に同一である。
第8図はさらに他の実施例を示すものであって、リター
ドローラ209のリタード軸209cと、リタードモータ210の
モータ軸210cとを別部材に分けて構成している。アーム
212には、リタード軸209cとモータ軸210cとがそれぞれ
回転自在に支持されており、モータ軸210cに固着してあ
るモータピニオン210dと、リタード軸209cに固着してあ
る歯車209dとが噛合しており、リタードローラ209はリ
タードモータ210によって、用紙2の送り方向と逆方向
に回転駆動される。リタードモータ210にプレート215を
固着し、支持板213とピン216とによりリタードモータ21
0のハウジング210bの回転を阻止する構成は、第1,第
2の実施例と実質的に同じである。第8図において、リ
タード軸209cに制動力が作用して、リタードモータ210
のハウジング210bは、モータ軸210cの回転方向と逆方向
の回転力を受ける。この回転力はプレート215へ伝わる
が、ピン216が長溝213cに嵌合しているためにプレート2
15自身のモータ軸210cを中心とする回転は阻止されてい
るので、プレート215は、ピン216を支点として回転モー
メントを受け、その結果リタードモータ210が第8図紙
面に上方向に持ち上げられ、アーム21がピボット軸211,
211を中心に第8図紙面に上方向に揺動する。したがっ
てリタードローラ209は第8図紙面に上方向に移動し、
リタードローラ209はフィードローラ(図示せず。)側
に付勢されることになる。
ドローラ209のリタード軸209cと、リタードモータ210の
モータ軸210cとを別部材に分けて構成している。アーム
212には、リタード軸209cとモータ軸210cとがそれぞれ
回転自在に支持されており、モータ軸210cに固着してあ
るモータピニオン210dと、リタード軸209cに固着してあ
る歯車209dとが噛合しており、リタードローラ209はリ
タードモータ210によって、用紙2の送り方向と逆方向
に回転駆動される。リタードモータ210にプレート215を
固着し、支持板213とピン216とによりリタードモータ21
0のハウジング210bの回転を阻止する構成は、第1,第
2の実施例と実質的に同じである。第8図において、リ
タード軸209cに制動力が作用して、リタードモータ210
のハウジング210bは、モータ軸210cの回転方向と逆方向
の回転力を受ける。この回転力はプレート215へ伝わる
が、ピン216が長溝213cに嵌合しているためにプレート2
15自身のモータ軸210cを中心とする回転は阻止されてい
るので、プレート215は、ピン216を支点として回転モー
メントを受け、その結果リタードモータ210が第8図紙
面に上方向に持ち上げられ、アーム21がピボット軸211,
211を中心に第8図紙面に上方向に揺動する。したがっ
てリタードローラ209は第8図紙面に上方向に移動し、
リタードローラ209はフィードローラ(図示せず。)側
に付勢されることになる。
なお本実施例では、フィードローラ6にリタードローラ
9を弾発させる手段として、バネ14を設けてあるが、
バネを設ける代わりにアーム12に偏心した重錘を設
け、この重錘によってピボット軸11回りに反時計回り
の回転力を与えるようにしてもよい。
9を弾発させる手段として、バネ14を設けてあるが、
バネを設ける代わりにアーム12に偏心した重錘を設
け、この重錘によってピボット軸11回りに反時計回り
の回転力を与えるようにしてもよい。
さらにまた、トルクリミッタ9aを設けることによって
リタードローラ9にトルクを与えているが、リタードモ
ータ10の駆動回路に電流制限回路等を設けることによ
り、モータ自身の発生トルクを一定に保つ構成としても
よい。
リタードローラ9にトルクを与えているが、リタードモ
ータ10の駆動回路に電流制限回路等を設けることによ
り、モータ自身の発生トルクを一定に保つ構成としても
よい。
[効果] 以上のように、本発明の紙送り装置によれば、リタード
ローラをフィードローラ側に付勢する付勢力が、用紙と
用紙との間の摩擦、用紙とローラとの間の摩擦、および
トルクリミッタトルクの変動に応じて自動的に変化し、
常に1枚の用紙だけを安定して送ることのできる安定領
域を広くとることができる。さらに、リタードモータに
固着されているプレートと固定部材とに、リタードモー
タの径方向に延伸する長溝がそれぞれ相対向するように
設けてあり、これらプレートと固定部材との一方におい
てはその長溝に固定され、他方においてはその長溝内に
移動可能に係合する係合部材を、プレートおよび固定部
材の間に介在するように設けてあるため、この係合部材
が固定部材に対するプレートの揺動支点として作用し、
かつこの揺動支点を、リタードローラの径の大小や、フ
ィードローラの径の摩擦による変動を生じた場合に対処
して移動調節することができ、その結果、リタードロー
ラをフィードローラ側に付勢する付勢力を最適値に調整
して確実に1枚の用紙だけ送ることができる(請求項
1)。
ローラをフィードローラ側に付勢する付勢力が、用紙と
用紙との間の摩擦、用紙とローラとの間の摩擦、および
トルクリミッタトルクの変動に応じて自動的に変化し、
常に1枚の用紙だけを安定して送ることのできる安定領
域を広くとることができる。さらに、リタードモータに
固着されているプレートと固定部材とに、リタードモー
タの径方向に延伸する長溝がそれぞれ相対向するように
設けてあり、これらプレートと固定部材との一方におい
てはその長溝に固定され、他方においてはその長溝内に
移動可能に係合する係合部材を、プレートおよび固定部
材の間に介在するように設けてあるため、この係合部材
が固定部材に対するプレートの揺動支点として作用し、
かつこの揺動支点を、リタードローラの径の大小や、フ
ィードローラの径の摩擦による変動を生じた場合に対処
して移動調節することができ、その結果、リタードロー
ラをフィードローラ側に付勢する付勢力を最適値に調整
して確実に1枚の用紙だけ送ることができる(請求項
1)。
リタードモータの軸とリタードローラの軸との同一軸に
て構成すれば、部品点数も少なく、構造をより簡単にで
きる(請求項2)。
て構成すれば、部品点数も少なく、構造をより簡単にで
きる(請求項2)。
第1図は一部省略斜視図、第2図は要部の分解斜視図、
第3図は第2図の正面図、第4図は第3図のA−A線断
面図、第5図は力の働く方向を示す正面図、第6図は作
動線図、第7図は他の実施例を示す要部の分解斜視図、
第8図はさらに他の実施例を示す要部の断面図である。 1…給紙カセット、 2…用紙、 3…ピックアップローラ、 6…フィードローラ、 9,209…リタードローラ、 9c…リタードローラの軸、 10,110,210…リタードモータ、 10a,110a,210a…リタードモータの軸、 12,212…アーム、 13,113,213…固定部材(支持板)、 13c,113c,213c…長溝、 15,115,215…プレート、 15c,115c,215c…長溝、 16,116,216…係合部材(ピン)。
第3図は第2図の正面図、第4図は第3図のA−A線断
面図、第5図は力の働く方向を示す正面図、第6図は作
動線図、第7図は他の実施例を示す要部の分解斜視図、
第8図はさらに他の実施例を示す要部の断面図である。 1…給紙カセット、 2…用紙、 3…ピックアップローラ、 6…フィードローラ、 9,209…リタードローラ、 9c…リタードローラの軸、 10,110,210…リタードモータ、 10a,110a,210a…リタードモータの軸、 12,212…アーム、 13,113,213…固定部材(支持板)、 13c,113c,213c…長溝、 15,115,215…プレート、 15c,115c,215c…長溝、 16,116,216…係合部材(ピン)。
Claims (2)
- 【請求項1】給紙カセットに収納されている最上位の用
紙を取り出すピックアップローラと、 上記ピックアップローラの下流側に位置するとともに、
上記用紙を送り方向へ送るフィードローラと、 固定部材に揺動自在に支持されるとともに、上記フィー
ドローラ側に付勢されているアームと、 上記アームによって回転自在に支持されているリタード
モータの軸と、 上記アームによって回転自在に支持されているリタード
ローラの軸に設けてありかつ上記リタードモータによっ
て上記用紙の送り方向と逆方向に回転駆動されるリター
ドローラと、 上記リタードモータに固着されているプレートと、 上記プレートの上記固定部材に対する揺動支点として作
用する係合部材とを具備し、 上記プレートと上記固定部材とには、上記リタードモー
タの径方向に延伸する長溝がそれぞれ相対向するように
設けてあり、 上記係合部材は、上記プレートと上記固定部材との一方
においてはその長溝に固定され、他方においてはその長
溝内に移動可能に係合しており、 上記係合部材の固定位置は、固定されるべき対応する長
溝に沿って移動調節可能である ことを特徴とする紙送り装置。 - 【請求項2】請求項1において、上記リタードモータの
軸と上記リタードローラの軸とは同一軸であることを特
徴とする紙送り装置。
Priority Applications (16)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1146972A JPH0659948B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 紙送り装置 |
NL9000637A NL9000637A (nl) | 1989-04-28 | 1990-03-20 | Papiertoevoerinrichting. |
GB9007365A GB2230763B (en) | 1989-04-28 | 1990-04-02 | Sheet feeder |
DE4011268A DE4011268A1 (de) | 1989-06-09 | 1990-04-06 | Papierfeeder |
US90/002796A US5050854B1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-13 | Paper feeder |
IT47876A IT1240446B (it) | 1989-04-28 | 1990-04-23 | Alimentatore di carta |
FR9005198A FR2646838B1 (fr) | 1989-04-28 | 1990-04-24 | Dispositif d'alimentation en papier |
MX020452A MX173521B (es) | 1989-04-28 | 1990-04-25 | Alimentador de papel |
KR1019900005819A KR940002208B1 (ko) | 1989-06-09 | 1990-04-25 | 종이 이송장치 |
AU53894/90A AU618473B2 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-26 | Paper feeder |
CN90103621A CN1025667C (zh) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | 续纸器 |
CA002015885A CA2015885C (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Paper feeder |
FR909012111A FR2651488B1 (fr) | 1989-04-28 | 1990-10-02 | Dispositif d'alimentation en papier. |
AU65803/90A AU635350B2 (en) | 1989-04-28 | 1990-11-02 | Paper feeder |
US07/711,477 US5172899A (en) | 1989-04-28 | 1991-06-06 | Paper feeder |
CN93121371A CN1095686A (zh) | 1989-04-28 | 1993-12-24 | 续纸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1146972A JPH0659948B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 紙送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313435A JPH0313435A (ja) | 1991-01-22 |
JPH0659948B2 true JPH0659948B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=15419735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1146972A Expired - Fee Related JPH0659948B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-06-09 | 紙送り装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659948B2 (ja) |
KR (1) | KR940002208B1 (ja) |
DE (1) | DE4011268A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4138479C3 (de) * | 1991-11-22 | 1998-01-08 | Baumueller Nuernberg Gmbh | Verfahren und Anordnung für einen Elektromotor zum Antrieb eines Drehkörpers, insbesondere des druckgebenden Zylinders einer Druckmaschine |
DE4143597C5 (de) * | 1991-11-22 | 2008-06-26 | Baumüller Nürnberg GmbH | Druckmaschine mit wenigstens einem elektromotorisch angetriebenen, axial verstellbaren Zylinder oder sonstigen Drehkörper |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4368881A (en) * | 1979-06-27 | 1983-01-18 | Savin Corporation | Friction paper feeder |
US4627607A (en) * | 1982-10-15 | 1986-12-09 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeding system |
JPS5997937A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 自動シ−ト供給装置 |
JPS6056748A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-04-02 | Minolta Camera Co Ltd | 画像形成装置 |
JPS6172536U (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-17 | ||
JPH0415727Y2 (ja) * | 1986-02-07 | 1992-04-08 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1146972A patent/JPH0659948B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-04-06 DE DE4011268A patent/DE4011268A1/de active Granted
- 1990-04-25 KR KR1019900005819A patent/KR940002208B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0313435A (ja) | 1991-01-22 |
KR940002208B1 (ko) | 1994-03-19 |
DE4011268C2 (ja) | 1992-04-09 |
KR910000370A (ko) | 1991-01-29 |
DE4011268A1 (de) | 1990-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |