JPH0658993U - 揺動遊戯装置 - Google Patents
揺動遊戯装置Info
- Publication number
- JPH0658993U JPH0658993U JP006584U JP658493U JPH0658993U JP H0658993 U JPH0658993 U JP H0658993U JP 006584 U JP006584 U JP 006584U JP 658493 U JP658493 U JP 658493U JP H0658993 U JPH0658993 U JP H0658993U
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- backrest
- base
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- driving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊戯者が搭乗して遊戯を楽しむドライブ用の
業務用揺動型テレビゲーム機で、車の加減速及び坂道の
動きを模す機構を得ることにある。 【構成】 床上に設置された基台2と、該基台2の上側
に設けた座席3と該座席3に対向して設けた映像表示手
段5と該映像表示手段5の下方に設けた操作手段7、
8、9、10とからなる遊戯装置1において、座席の背
もたれ4の基部を左右水平軸4aで回動自在に支持し、
該背もたれ4を該水平軸4aを中心に前後に傾動させる
1個の駆動機構4b、12、13、14と、該駆動機構
を駆動制御する制御手段からなることを特徴とする揺動
遊戯装置。
業務用揺動型テレビゲーム機で、車の加減速及び坂道の
動きを模す機構を得ることにある。 【構成】 床上に設置された基台2と、該基台2の上側
に設けた座席3と該座席3に対向して設けた映像表示手
段5と該映像表示手段5の下方に設けた操作手段7、
8、9、10とからなる遊戯装置1において、座席の背
もたれ4の基部を左右水平軸4aで回動自在に支持し、
該背もたれ4を該水平軸4aを中心に前後に傾動させる
1個の駆動機構4b、12、13、14と、該駆動機構
を駆動制御する制御手段からなることを特徴とする揺動
遊戯装置。
Description
【0001】
この考案は、遊戯者が搭乗して遊戯を楽しむドライブ用の業務用揺動型テレビ ゲーム機の揺動機構に関する。
【0002】
従来、自動車の操縦席を模し、操縦者の操作に応じて画面が変化すると共に操 縦席が揺動する揺動型テレビゲーム機としては実公平2−39510号があげら れる。 上記技術は、本体の前端部分を鉛直軸線のまわりに回動可能に基台に枢すると ともに、該本体後部の座席部分をモータにより左右に移動させるヨーイング付与 装置を設け、さらに前記座席の近傍に、前記基台上に前記本体の前後軸線に関し て対称に設けられ左右方向に互いに反対向きに傾斜した斜面を有する一対の斜面 部材と、前記本体に設けられ該本体のヨーイング運動に応じ前記斜面に沿って移 動して該本体を前記前後軸線のまわりにローリングさせる一対の従動部材とから 成るローリング付与装置を設け、かつ前記ゲーム進行制御手段からの入力に応じ て前記モータの作動を制御するモータ制御手段を設けたことを特徴とする動画表 示遊戯機である。
【0003】 上記動画表示遊戯機においては、遊戯者の操縦操作に応じた画面が逐次画像表 示手段により表示されるとともに、操縦に応じて座席がヨーイングとローリング 運動が成され、実際の乗物に生ずる揺動、振動と同様な動揺、振動が遊戯者の搭 乗した本体に与えられる。特にヨーイングに際して座席が単に向きを変えるだけ でなく左右に大きく振り出され、実際の車のドリフトの旋回時に極めて近い感覚 を体験できる動きが可能であった。
【0004】
しかしながら、実際の車の運転ではこの動き以外ににもさまざまな動きがあり 、特に車の加減速及び坂道の登り、下りの動きは上記技術では模すことができな かった。そこで本考案では、これらの車の加減速及び坂道の動きを模した簡単な 機構を得ることにある。
【0005】
床上に設置された基台と、該基台の上側に設けた座席と該座席に対向して設け たモニターである映像表示手段と該映像表示手段の下方に設けたハンドル、ブレ ーキ、アクセル等の操作手段とからなる遊戯装置において、座席の背もたれの基 部を左右水平軸で回動自在に支持し、該背もたれを該水平軸を中心に前後に傾動 させる1個のモータ等で駆動される駆動機構と、該駆動機構を駆動制御する制御 手段からなる揺動遊戯装置である。
【0006】
作用を説明すれば、駆動制御手段より該駆動機構を駆動制御することにより、 該背もたれ部は座席下部の水平軸を支点にして背もたれ部を前後に傾動させる。 よって、背もたれ部は該座席に対して前方向や後方向に傾動し、または前後に振 動制御できるのである。
【0007】
本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明すると、図1は自動車運転ゲーム を例にした揺動遊戯装置の側面図である。本考案の揺動遊戯装置1は、自動車、 列車、トロッコ、航空機、船舶、宇宙船等の乗り物運転ゲームに適している。
【0008】 揺動遊戯装置1は矩形の基台2に支持されている。該基台2上に座席3と、該 座席3には前後に揺動する背もたれ4が設けてある。該基台2の前方にモニター 5が座席側に表示面を向けて取り付けられ、スピーカ6が近傍に設けてある。モ ニター5には運転者の視点から見た道路映像が映しだされる。モニター5下には ハンドル7が設けられ、その前方下方にはアクセル9、ブレーキ10が設けてあ る。操作者は座席4に座って、モニター5に映る映像を見ながら、ハンドル7、 シフトレバー8、アクセル9、ブレーキ10を操作するのである。
【0009】 座席3には前後に揺動する背もたれ4が、背もたれ4の基部である座板内部後 方に左右方向に軸を持つ水平軸4aを有して、背もたれ4は該水平軸4aを中心 に回動することが可能である。 基台2には前記水平軸4aの両端に其々に支え板11、11を設けてあり、背 もたれ4の該水平軸4aを両端で回動自在に軸支している。背もたれ4の下方中 央からは基台内部まで腕部4bが伸びている。 該腕部4bの先端にはロッド12の一端が軸支され、該ロッド12の他端には クランク13の一端が軸支され、該クランク13の他端はモータ14の回転軸1 4aに固着されている。モータ14は基台2に取り付けられている。
【0010】 図2には揺動遊戯装置の後面図である。基台2の左右両端には支え板11、1 1が設けられ、背もたれ4の水平軸4aが軸支され、該背もたれ4は前後に回動 することができる。水平軸4aは支え板11、11を支点としており、支え板に は両側からカバー11aで覆われている。 該基台2内の右側にはモータ14が取り付けてあり、該モータ14の回転軸1 4aに固着したクランク13の先端にロッド12が軸支されている。クランク1 3は背もたれ4の腕部4bに軸支される。
【0011】 図3には揺動機構の駆動部の斜視図を示す。モータ14の回転軸14aが回動 することにより、回転軸14aに固着したクランク13が回動し、ロッド12を 前後に振る。するとロッド12の端に軸支された背もたれ4の腕部4bを前後に 振り、背もたれ4は水平軸4aを支点にして前後に揺動される。 モータ14は半回転させて正回転、逆回転を行なうことができ、背もたれ4を 前後に振ることができる。この回動制御は遊戯者の運転情報及びゲームの進行状 況に応じて行なわれる。
【0012】 図4には揺動遊戯装置が効果を発するモニターの映像を示す。モニター5には 運転者の視点から見た道路映像がリアルタイムで変化し、(A)は坂道の上り坂 を表し、(B)は下り坂を表わし、(C)はデコボコの悪路を表している。
【0013】 図5には制御系のブロック図を示す。遊戯者が見るゲーム画像はゲーム制御部 20から映像信号が送られモニター5に映しだされる。遊戯者が操作するハンド ル7、シフトレバー8、アクセル9、ブレーキ10は其々の動きをデジタル信号 に置き換えて、ゲーム制御部20に入力される。ゲーム制御部20ではROMや ビデオディスク等に貯えられた様々な映像情報を、制御プロクラムに沿って引き 出し映像信号をモニター5に送り映像として映しだす。そして遊戯者の操作情報 をゲーム制御部20に送り、該ゲーム制御部20では映像情報を操作情報より時 々刻々と変化させ、映像情報をモニター5に送ると同時にスピーカ6に音信号を 発し、さらにモーター駆動信号をモータ制御部21に発するのである。
【0014】 該モータ制御部21では、水平軸4bあるいはモータの回転軸14aに設けた エンコーダー22とリミットスイッチ23により背もたれ4の傾き状態を検出し 、モーター駆動信号をモータ駆動部24に出力する。該モータ駆動部24ではモ ータ14を駆動し背もたれ4を前方に傾けると、座席4に乗っている遊戯者は背 中を押され前つのりになり減速感を得る。また背もたれ4を後方向に傾けると、 遊戯者は後方に仰けに反り加速感を得る。 さらに、モータ14を小刻みに反復回動させることにより、背もたれ4を前後 に反復微動させて遊戯者の背中に振動を伝え悪路の感覚を出す。
【0015】 図6には、駆動部の概略フローチャートを示す。遊戯者がゲーム中において、 モニター5に映しだされる運転者の視点から見た道路の映像が刻々変化している 。現在の床板の状態をリミットスイッチ22、エンコーダ23で検出し、通常は 背もたれ4を中立位置にしておく(ステップ1)。 遊戯者がアクセル8をめいっぱい踏み込んで急加速した場合や、あるいは図3 の(A)に示すごとく道が上り坂になった場合等に現在の背もたれ4の位置より 後方に傾くと判断されると(ステップ2)、ゲーム制御部20からモータ制御部 21にモータ制御駆信号が送られ、モータ制御部21ではモータ駆動部24に駆 動信号を発し、モータ14を駆動させて(ステップ3)、背もたれ4を後方に傾 ける。背もたれ4がが極限まで後方に傾くとリミットスイッチ22が検出し、検 出信号がモータ制御部21に送られ、該モータ制御部21ではモータ駆動部に停 止信号を発し、モータを停止させて、ステップ6に進む。
【0016】 もし、ステップ2で急加速や道路が上り坂でなければ次のステップ4に進む。 ステップ4では遊戯者がブレーキ9をめいっぱい踏み込んで急減速したか、ある いは図3の(B)に示すごとく道が下り坂になったかで現在の背もたれ4の位置 が前方に傾くかどうかをみて、もしそうであればモータ14を逆回転させ(ステ ップ5)、背もたれ4を前方に傾け、背もたれ4をを極限まで前倒しモータ18 を停止する。
【0017】 もし、ステップ3で急減速や道路が下り坂でなければステップ6に進む。ステ ップ6ではモニター5の道路映像が図3(C)に示すごとくデコボコ状態等の悪 路であるかどうかをみて、もしそうであるならばモータ18を小刻みに正逆転の 連続回動をさせる(ステップ7)。そうでなければステップ2に戻る。
【0018】 本考案の効果を述べると、運転ゲームにおいて従来のドリフト又はカーブでの 横方向の加速度の発生構造に上記構成を加えることで、前後方向の加速度感を背 もたれを前後に倒すことにより模擬できる。 特に座席の背もたれを前後に揺らす簡単か構造であるので、駆動機構も小型で 簡単な機構とすることができる。 また背もたれを小刻みに前後に揺らすことで悪路の感覚も模擬でき、車の加減 速や坂道の上り、下りの動きを出すことが可能となった。
【図1】自動車運転ゲームを例にした揺動遊戯装置の側
面図である。
面図である。
【図2】揺動遊戯装置の後面図である。
【図3】揺動機構の駆動部の斜視図である。
【図4】揺動遊戯装置が効果を発するモニターの映像で
ある。
ある。
【図5】制御系のブロック図を示す。
【図6】駆動部の概略フローチャートである。
1…揺動部 2…基台 3…床板 4…座板 5…モニター 6…スピーカ 7…ハンドル 8…シフトレバー 9…アクセル 10…ブレーキ 11…支え板 12…ロッド 13…クランク 14…モータ 20…ゲーム制御部 21…モータ制御部 22…エンコーダ 23…リミットスイッチ 24…モータ駆動部
Claims (1)
- 【請求項1】 床上に設置された基台と、該基台の上側
に設けた座席と該座席に対向して設けた映像表示手段と
該映像表示手段の下方に設けた操作手段とからなる遊戯
装置において、座席の背もたれの基部を左右水平軸で回
動自在に支持し、該背もたれを該水平軸を中心に前後に
傾動させる1個の駆動機構と、該駆動機構を駆動制御す
る制御手段からなることを特徴とする揺動遊戯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP006584U JPH0658993U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP006584U JPH0658993U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658993U true JPH0658993U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11642382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP006584U Withdrawn JPH0658993U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658993U (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP006584U patent/JPH0658993U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970508 |