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JPH0650924B2 - 床下ケ−ブル配線方法 - Google Patents

床下ケ−ブル配線方法

Info

Publication number
JPH0650924B2
JPH0650924B2 JP60274979A JP27497985A JPH0650924B2 JP H0650924 B2 JPH0650924 B2 JP H0650924B2 JP 60274979 A JP60274979 A JP 60274979A JP 27497985 A JP27497985 A JP 27497985A JP H0650924 B2 JPH0650924 B2 JP H0650924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
floor surface
floor
support
wired
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP60274979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62135216A (ja
Inventor
久雄 辻
友彦 大杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP60274979A priority Critical patent/JPH0650924B2/ja
Publication of JPS62135216A publication Critical patent/JPS62135216A/ja
Publication of JPH0650924B2 publication Critical patent/JPH0650924B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Floor Finish (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二重床構造を利用することによって床下空間
内に各種ケーブルを配線するための床下ケーブル配線方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来からこの種の床下ケーブル配線方法として、概略第
5図ないし第7図に示すような方法が一般によく知られ
ている。
これを簡単に説明すると、まず、第5図はこの種の床下
ケーブル配線方法を採用してなる通信装置機械室のフロ
アを例示するものであって、図中1は本来の機械室床
面、2はその上部に所定間隔おいて配列された多数枚の
パネル板2aからなる二重床面で、その二重床部分に形
成される床下空間3内には、電力線や各種信号線等によ
るケーブル4が床面1上に適宜交差したりして配線され
ている。
ここで、図中5は前記二重床面2を構成するパネル板2
aの支持脚、6は機械室内に設置される通信装置等によ
る装置筐体で、この装置筐体6は、前記二重床面2と同
一平面上に位置するように床面1上に脚部7を介して支
持された装置固定用支持台8により支持されている。ま
た、図中9で示す部分は互いに直交して配線されるケー
ブル4,4の交差部分である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したような従来の床下ケーブル配線方法
によれば、互いに交差して配線される縦、横ケーブル4
(4A,4B)が、それぞれ床面1上に直接配線して布
設されるため、第6図中縦方向に配線されるケーブル4
Aと、横方向に配線される4Bとは、第6図および第7
図から明らかなように、このケーブル交差部分9におい
て直接積層された状態で配線されるものであり、次のよ
うな不具合を生じることを避けられないものであった。
すなわち、上述したケーブル交差部分9では、一方のケ
ーブル(この例では横方向のケーブル4B)は、相手側
の縦方向に配線されたケーブル4Aを乗越えるように湾
曲して配線されるため、ケーブル4Aの曲りおよび漏話
による特性劣化や、信号線と電力線との分離ができない
ことに起因する電源回り込みによる雑音の発生等といっ
た問題を生じてしまうものである。
さらに、長期間にわたる使用に伴なう経時的な劣化等に
よってケーブル4の撤去が適宜必要となるが、フロア全
体に積層されたケーブル4(4A,4B)に交差部分9
が存在するため、必要とするケーブル4の識別が困難で
あった。また、このような交差部分9では、ケーブル4
A,4B相互の摩擦力が大きいことから、ケーブル4を
引抜きで撤去することが困難である等といった問題も生
じるもので、これらの点を考慮して何らかの対策を講じ
ることが求められている。
〔課題を解決するための手段〕
このような要請に応えるために本発明に係る床下ケーブ
ル配線方法は、床面下に所定間隔をおいで並設される二
重床面による床下空間を、互いに交差して配線されるケ
ーブルの配線用として利用するにあたって、床面上に立
設されることによって装置筐体を二重床面上に露呈する
ように載置して配置する支持台を備え、この支持台の床
下空間内での高さ方向の途中に、水平方向に延設される
ケーブル支持体を取付け固定し、かつ床面上に直接配線
されるケーブルと直交する方向に配線されて交差する別
のケーブルを、ケーブル支持体上に支持させることによ
り、床面側のケーブルとは分離して配線するように構成
したものである。
〔作用〕
本発明によれば、互いに交差するケーブルを二重床構造
での床下空間内に配線するにあたって、その一方は床面
側に直接配線し、かつ他方は装置筐体の支持台側のケー
ブル支持体に支持させて配線することにより、ケーブル
の配線交差部分を所定の間隙において分離して配線する
ことが可能で、従来のような積重ねによる交差状態が解
消され、個々のケーブルを整然と分離して配線し得るも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第4図は本発明に係る床下ケーブル配線方
法の一実施例を示すものであり、これらの図において、
前述した第5図ないし第7図と同一または相当する部分
には同一番号を付してその説明は省略する。
さて、本発明によれば、床面1上に所定間隔おいて並設
される二重床面2による床下空間3を、互いに交差して
配線されるケーブル4A,4Bの配線用として利用する
にあたって、第1図および第2図に示されるように、床
面1上に二重床面2側に向って立設されることにより装
置筐体6(第5図参照)を二重床面2上に露呈するよう
に載置して配置する複数の支持台8の床下空間3内に臨
んでいる脚部7に対し高さ方向の途中(高さhの位置)
から水平方向に延設されるケーブル支持体11を取付け
固定して設け、かつ床面1上に直接配線されるケーブル
4Bと直交する方向に配線されて交差する別のケーブル
4Aを、前記ケーブル支持体11上に順次支持させるこ
とにより、床面1側のケーブル4Bから分離して配線す
るように構成したところに特徴を有している。
ここで、図中12はケーブル4Aから引出された装置筐
体6側への引込みケーブルである。
そして、このような構成によれば、互いに交差するケー
ブル4A,4Bを二重床構造での床下空間3内に配線す
るにあたって、その一方(4B)は床面1側に直接配線
し、かつ他方(4A)は装置筐体6の支持台8における
脚部7側のケーブル支持体11に順次支持させて配線す
ることにより、ケーブル4A,4Bの配線交差部分9を
所定の間隙において分離して配線することが可能とな
る。したがって、このような構成では、従来のような積
重ねによる交差状態が解消され、個々のケーブル4A,
4Bを整然と分離して配線し得るものである。
さらに、上述した構成によれば、ケーブル4A,4Bの
いずれか一方(4A)が、装置筐体6を支持する支持台
8の脚部7の高さ方向の途中に取付け固定されて水平方
向に延びたケーブル支持体11に支持されることから、
ケーブル4A,4Bを装置筐体6に引き込む際に、ケー
ブル4Aまたは4Bの引き込みが容易に行なえるという
利点を奏する。
これは、たとえば支持台8側のケーブル支持体11に支
持されるケーブル4Aからの引込みケーブル12は勿
論、床面1側に配線されるケーブル4Bでも、一旦ケー
ブル支持体11側に支持させてから、支持台8に支持さ
れる装置筐体6側に引込みケーブル12等によって引き
込むようにすることにより、作業が比較的容易に行なえ
ることは容易に理解されよう。
また、ケーブル支持体11が装置筐体6を支持する支持
台8の脚部7の高さ方向の途中に取付け固定されている
ため、ケーブル布設等の工事にあたって、ケーブル支持
体11の位置決め作業、設置作業を行なう必要がなく、
設置工事が容易である等の利点もある。
なお、上述した二重床構造による床下空間3において、
装置筐体6を支持する支持台8に近接する以外の部分に
布設されるケーブル4A,4Bの交差した配線部分等
は、たとえば第3図および第4図に示すような構造で配
線するとよい。
これを簡単に説明すると、符号10は床面1上から二重
床面2側に立設されている複数の支持脚5に対し高さ方
向の途中(高さhの位置)から水平方向に延設されるケ
ーブル支持体で、このようなケーブル支持体10によっ
て床面1上に直接配線されるケーブル4Bと直交する方
向に配線されて交差する別のケーブル4Aを順次支持
し、床面1側のケーブル4Bから分離して配線すると便
利である。
ここで、このようなケーブル支持体10は、二重床面2
を構成するパネル板支持脚5の一部で隣接する支持脚
5,5間に掛渡されるようにして、床面1から任意の高
さhだけ上方に位置させて取付け固定したりするとよ
い。
このようにすれば、二重床構造部分に互いに交差する部
分をもつケーブル4A,4Bを配線する際に、その一方
(4B)は床面1側に直接配線するとともに、他方(4
A)は脚スタッド(5)側のケーブル支持体10に順次
支持させて配線でき、その交差部分9を所定の空間をお
いて分離して配線できるため、従来のような積重ねによ
る交差状態を解消し、個々のケーブル4A,4Bを整然
と分離して配線し得るという利点がある。
そして、上述したような本実施例におけるケーブル配線
方法によれば、装置支持台8側の脚部7、さらには二重
床面2側の支持脚5の一部に、所定高さhをもってケー
ブル支持体11,10を付設するという簡単な方法によ
って、従来のような床下ケーブル配線にあたって互いに
交差するケーブル4A,4B同士が積層して配線される
ことはなくなり、互いに所定空間をおいて分離された状
態で整然と配線されるものである。
ここで、一方のケーブル4Aまたは4Bを信号線とし、
他方を電力線としたり、あるいはそれぞれ分離されて配
線される一方のケーブル4A等を、信号線と電力線とに
分割して配線したりすれば、信号線と電力線とを完全に
分離した状態で配線することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。
たとえば本発明による床下ケーブル配線方法は、コンピ
ュータ等の情報処理装置、交換機、各種伝送装置等の通
信装置における装置筐体6が設置される機械室等に適用
して効果を発揮し得るものであり、ケーブル配線による
特性劣化がなく、装置の交換等にも柔軟に対応できるも
のである。
また、上述した方法によれば、ケーブルの配線ルートが
整然と整理し得るため、多量のケーブル配線に対して有
効であり、さらに曲げ等に対し問題をもつ光ファイバケ
ーブル等に対しても、直線的な配線のみで対応できるた
め、その強度保証の面から有利である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る床下ケーブル配線方法
によれば、床面上に所定間隔をおいて並設される二重床
面による床下空間を、互いに交差して配線されるケーブ
ルの配線用として利用するにあたって、床面上に立設さ
れることによって装置筐体を二重床面上に露呈するよう
に載置して配置する支持台を備え、この支持台の床下空
間内での高さ方向の途中に、水平方向に延設されるケー
ブル支持体を取付け固定し、かつ床面上に直接配線され
るケーブルと直交する方向に配線されて交差する別のケ
ーブルを、ケーブル支持体上に支持させることにより、
床面側のケーブルとは分離して配線するように構成した
ので、以下に列挙する優れた効果を奏する。
すなわち、本発明によれば、互いに交差するケーブルの
一方を床面側に直接配線し、他方を装置筐体の支持台に
設けたケーブル支持体に支持させて配線することによ
り、ケーブルの配線交差部分を所定の間隙において分離
して配線することが可能で、従来のような積重ねによる
交差状態が解消され、個々のケーブルを整然と分離して
配線し得る。
したがって、従来のようなケーブル曲り等による特性劣
化や、電源回り込み雑音、さらにケーブルの識別やその
撤去が面倒である等の問題を解消することができ、フロ
アの装置配置変更等に柔軟性をもって対処し得るという
利点がある。
さらに、本発明によれば、交差して配線されるケーブル
の一方を、装置筐体を支持する支持台の高さ方向の途中
に取付け固定されて水平方向に延びたケーブル支持体に
支持していることによって、ケーブルを装置筐体に引き
込むにあたってのケーブル引き込みが容易に行なえると
いう利点もある。
これは、支持台側のケーブル支持体に支持されるケーブ
ルからの引き込みは勿論、床面側に配線されるケーブル
でも、一旦ケーブル支持体側に支持させてから、支持台
上の装置筐体側に引き込むことが可能で、作業が比較的
容易に行なえることから容易に理解される。
また、本発明では、ケーブル支持体が装置筐体を支持す
る支持台の高さ方向の途中に取付け固定されるため、ケ
ーブル布設等の工事にあたって、ケーブル支持体の位置
決め、設置作業等を特別に行なう必要がなく、設置工事
が容易となる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る床下ケーブル配線方法の一実施例
を示す要部概略斜視図、第2図はその要部断面図、第3
図および第4図は本発明による別の実施例を示す要部概
略斜視図およびその要部断面図、第5図は本発明を適用
する機械室二重床部分を示す概略斜視図、第6図および
第7図は従来例によるケーブル配線状態を示す要部概略
斜視図およびその要部断面図である。 1……床面、2……二重床面、3……床下空間、4(4
A,4B)……ケーブル、6……装置筐体、7……脚
部、8……支持台、9……ケーブル交差部分、11……
ケーブル支持体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上に所定間隔をおいて並設される二重
    床面を有し、かつこの二重床面による床下空間を、互い
    に交差して配線されるケーブルの配線用として利用する
    床下ケーブル配線方法であって、 前記床面上に立設されることによって装置筐体を二重床
    面上に露呈するように載置して配置する支持台を備えて
    おり、 この支持台の前記床下空間内での高さ方向の途中に水平
    方向に延設されるケーブル支持体を取付け固定し、 かつ前記床面上に直接配線されるケーブルと直交する方
    向に配線されて交差する別のケーブルを、前記ケーブル
    支持体上に支持させることによって、前記床面側のケー
    ブルから分離して配線することを特徴とする床下ケーブ
    ル配線方法。
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JPH01173243U (ja) * 1988-05-27 1989-12-08
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