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JPH06508851A - 13α−シンナモイルバッカチンIIIまたは−10−デアセチルバッカチンIIIの製造方法 - Google Patents

13α−シンナモイルバッカチンIIIまたは−10−デアセチルバッカチンIIIの製造方法

Info

Publication number
JPH06508851A
JPH06508851A JP5502653A JP50265392A JPH06508851A JP H06508851 A JPH06508851 A JP H06508851A JP 5502653 A JP5502653 A JP 5502653A JP 50265392 A JP50265392 A JP 50265392A JP H06508851 A JPH06508851 A JP H06508851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
iii
baccatin iii
general formula
mixed anhydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5502653A
Other languages
English (en)
Inventor
ドシユゾーニ,ソフイ
Original Assignee
ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム filed Critical ローン−プーラン・ロレ・ソシエテ・アノニム
Publication of JPH06508851A publication Critical patent/JPH06508851A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D305/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms
    • C07D305/14Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 13α−シンナモイルバンカチンIIIまたは−10−デアセチルバラ力チンI IIの製造方法 本発明は、一般式 R1は、アセチルまたは2. 2. 2−1−リクロロエトキシカルボニル基を 表す] て表される13α−シンナモイルバンカチンIIIまたは−10−デアセチルバ ラ力チンIlrの新規製造方法に関する。
ヨーロッパ特許第0.253.738号には、一般式て表されるバンカチン(b accatin) I T Iまたは10−デアセチルバンカチンTII誘導体 に桂皮酸を作用させ、カルボジイミド(ジノクロヘキシルカルボジイミド)また は反応性を示すカーボネート(ジー2−ピリジルカーボネート)の如き縮合剤お よびジメチルアミノピリジンの如き活性化剤の存在下の芳香族炭化水素中6から 90℃の温度で処理することによって一般式(I)で表される生成物を製造する ことが記述されている。この方法の実施で満足される結果を得るためには、一般 式(■■)で表されるバンカチンIIIまたは10−デアセチルバラ力チン■I Iの1モル当たり少なくとも4モルの桂皮酸を用いることが必要とされている。
置換されている安息香酸と桂皮酸との混合無水物を、バンカチンIIIまたは1 0−デアセチルバラ力チンIII誘導体1モル当たり1モル用い、この混合無水 物を、塩基性媒体中のバンカチンIIIまたは10−デアセチルバンカチンII I誘導体に作用させることによって、一般式(1)で表される生成物が入手可能 であることをここに見い出し、これが本発明の主題を形成している。
一般式 Rは、ハロゲン(塩素、臭素)原子およびニトロ、メチルまたはメトキン基から 選択される1から5個の同一もしくは異なる置換基を表す]て表される該混合無 水物は、J、 INANAGA他、Bull、 Chem、 Soc、 Jap an、52 (7) 1989−1993 (1979)が記述した条件下て、 一般式Rは、上と同様に定義される] で表される安息香酸の酸クロライドに桂皮酸を作用させることによって入手可能 である。2,4.6−)リクロロペンゾイルクロライドが最も特に有利である。
一般に、一般式(III)で表される混合無水物は、第三級アミンの如き有機塩 基、例えばトリエチルアミンの存在下、0から30℃の温度のテトラヒドロフラ ンの如き適切な有機溶媒中の溶液内で、式(IV)で表される酸クロライドを桂 皮酸に作用させることによって得られる。
好適には、副反応を回避する目的で、縮合剤、例えばピロリジノピリジンまたは ジメチルアミノピリジンなどの存在下、適切な有機溶媒中の該混合無水物溶液を 、同じ溶媒中の該バッカチンIIIまたは10−デアセチルバラ力チンIII誘 導体溶液にゆっくりと加えることによって、一般式(r I Dで表される混合 無水物とこのバッカチンIIIまたは10−デアセチルバッカチンIII誘導体 との反応を行う。アルゴン雰囲気の如き不活性雰囲気下で処理するのが特に有利 である。
溶媒としては、ベンゼン、トルエンまたはキシレンから選択される芳香族炭化水 素、或はテトラヒドロフランの如きエーテルが好適に用いられる。
40から110℃、好適には80℃の温度で処理するのが特に有利である。
本発明に従う方法で得られる一般式(I)で表される生成物は、ヨーロッパ特許 出願公開筒0.253.738号およびヨーロッパ特許出願公開筒0.253、 739号に記述されている方法に従って、一般式Rは、t−ブトキシまたはフェ ニル基を表し、そしてR゛、は、水素原子またはアセチル基を表す] で表される生成物に変換され得る。
以下に示す実施例は本発明を説明するものである。
寒樵男 無水テトラヒドロフラン(10c c)の中に溶解させた桂皮酸(0゜605g  + 4ミリモル)に無水トリエチルアミン(0,580mL)を加える。次に 、窒素雰囲気下で、無水テトラヒドロフラン(10c c)の中に入っている2 、4. 6−トリクロロベンゾイルクロライド(0゜640mL:4.1ミリモ ル)を加える。この混合物を20℃近くの温度で1時間撹拌する。焼結ガラスを 通して塩酸トリエチルアミンを濾過で分離する。減圧下でテトラヒドロフランを 除去する。このようにして得られる混合無水物を無水トルエン(50cc)で取 り上げる。
3つロフラスコの中に入っている無水トルエン(50c c)にアルゴカルポニ ルオキシ]−10−デアセチルバッカチンI I I (4,02g;4.48 ミリモル)およびピロリジノピリジン(1,16g ; 7.83ミリモル)を 溶解させて、80°Cにまで加熱する。次に、均圧漏斗を用いて、該混合無水物 を滴下する。薄層クロマトグラフィーを用いてこの反応の進行を監視する。80 ℃で3時間後、エステルが70%生じる。
このトルエン相をINの塩酸そして2.5%の炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄 した後、硫酸ナトリウム上で乾燥する。濾過しそして減圧下で濃縮乾固したあと 得られる残渣を、シリカ(0,015−0,025mm)使用クロマトグラフィ ーにかけ、トルエン/エーテル(95:5体積)混合物で溶離させることによっ て精製する。
13α−シンナモイル−7β、10β−ビス[(2,2,2−1リクロロエトキ シ)カルボニルオキシ]−10−デアセチルバッ力チンI11 (2,5g)が 619%の収率で得られ、これの特徴は、F、 GUERITTEJOEGEL EIN他、Tetrahedron、42巻、No、 16.4451−446 0 (1986)が記述したのと同じである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R1は、アセチル基または2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基を表す ] で表されるタキサン誘導体の製造方法において、一般式▲数式、化学式、表等が あります▼ [式中、 Rは、ハロゲン原子およびニトロ、メチルまたはメトキシ基から選択される1か ら5個の置換基を表す] で表される混合無水物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R1は、アセチルまたは2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基を表す] で表されるバッカチンIIIまたは10−デアセチルバッカチンIII誘導体と を反応させる方法。
  2. 2.該反応を芳香族炭化水素およびエーテル類から選択される有機溶媒中で行う 請求の範囲1記載の方法。
  3. 3.該反応を有機塩基の存在下で行う請求の範囲1および2の1項記載の方法。
  4. 4.該塩基がピロリジノピリジンおよびジメチルアミノピリジンから選択される 請求の範囲3記載の方法。
  5. 5.バッカチンIIIまたは10−デアセチルバッカチンIII誘導体1モル当 たり1モルの混合無水物を用いる請求の範囲1から4の1項記載の方法。
  6. 6.該反応を40から110℃の温度で行う請求の範囲1から5の1項記載の方 法。
JP5502653A 1991-07-25 1992-07-23 13α−シンナモイルバッカチンIIIまたは−10−デアセチルバッカチンIIIの製造方法 Pending JPH06508851A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9109424A FR2679558B1 (fr) 1991-07-25 1991-07-25 Procede de preparation de la cinnamoyl-13alpha baccatine iii ou desacetyl-10 baccatine iii.
PCT/FR1992/000725 WO1993002066A1 (fr) 1991-07-25 1992-07-23 PROCEDE DE PREPARATION DE LA CINNAMOYL-13α BACCATINE III OU DESACETYL-10 BACCATINE III

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06508851A true JPH06508851A (ja) 1994-10-06

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JP5502653A Pending JPH06508851A (ja) 1991-07-25 1992-07-23 13α−シンナモイルバッカチンIIIまたは−10−デアセチルバッカチンIIIの製造方法

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JP (1) JPH06508851A (ja)
AU (1) AU2416892A (ja)
CA (1) CA2113444A1 (ja)
CZ (1) CZ14894A3 (ja)
FI (1) FI940338A (ja)
FR (1) FR2679558B1 (ja)
HU (1) HUT66773A (ja)
IE (1) IE922433A1 (ja)
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WO1997007833A2 (en) * 1995-08-29 1997-03-06 Fidia Advanced Biopolymers, S.R.L. Biomaterials for preventing post-surgical adhesions comprised of hyaluronic acid derivatives
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HU9400200D0 (en) 1994-05-30
YU72892A (sh) 1995-03-27
WO1993002066A1 (fr) 1993-02-04
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