JPH0648185U

JPH0648185U - ２ｐ・３ｐ両用電源プラグ

Info

Publication number: JPH0648185U
Application number: JP9223692U
Authority: JP
Inventors: 敏博能見
Original assignee: 敏博能見
Priority date: 1992-12-03
Filing date: 1992-12-03
Publication date: 1994-06-28

Abstract

(57)【要約】【目的】アダプターが無くとも、２Ｐ・３Ｐのどちら
のコンセントに、ワンタッチで差込み可能であり、な
おかつ抜けにくい電源プラグを提供する。【構成】本体（１）にアース（２）の収納部分を設
け、アース（２）にハンドル（３）を設け、かつハンド
ル（３）のガイド（４）はＬ型にしてフックの役割を持
たせることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、２Ｐ・３Ｐの両方に対応できるプラグに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、３Ｐプラグ用のアダプターはあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題】

これは次のような欠点があった。（イ）３Ｐプラグは２Ｐのコンセントには、アダプターがないとコンセントに差せない。（ロ）アダプターを取り付けるのが、めんどうである。（ハ）差し込んだ状態はかさばり、その為すぐ抜けたりした。本考案はこのような不便さを、解消すべくなされたものであり、その目的とするところは、２Ｐ、３Ｐどちらのコンセントでもその場で簡単に形状を変え、差込みを可能にする電源プラグを提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における３Ｐ電源プラグはアース部が、収納可能もしくは着脱可能な構造にした。

【０００５】

【作用】

アース部はコンセントが２Ｐであった場合、基体内部に収納または反転、或いは着脱し、アダプターを使用することなく差し込むことができる。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照にして説明する。（イ）従来の３Ｐプラグのアースの部分（１１）を出し入れ可能にし、（ロ）その出し入れはプラグ横のツマミ（１）で行う。（ハ）差し込んだ時に引っ込まぬようスライドガイド部（２）はＬ型にし左端のフックに引っ掛ける。（ニ）コンセントが３Ｐでないときは、（３）の別のアースよりとる。

【０００７】（ホ）従来の３Ｐプラグのアースの部分（１２）を回転軸（２１）により、基体（Ｂ）に取り付けて回転可能にし、尚かつ基体（Ｂ）にはアース部（１２）が１８０°反転した場合に収納できる様、溝状の収納スペースを設ける。

【０００８】（ヘ）上述の応用例で、上述のものは基体（Ｂ）に対し垂直方向にアース部（１２）が、反転したが、基体（Ｃ）に対し水平方向にアース部（１３）が反転するように回転軸（２２）を基体（Ｃ）に垂直に設け、これにアース部（１３）を取り付ける。

【０００９】（ト）基体（Ｄ）とアース部（１４）が、接続口（３１）と接続用凸部（３２）により、接続されており、必要に応じて着脱が自在である。接続部分は金属体を用いアースの導通を得る。

【００１０】（チ）基体（Ｅ）は通常の２Ｐプラグであり、アース部（１５）がリード線（４１）で本線（４２）より分岐させる。アース部（１５）に把持部（５１）を設ける。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。請求項１の３Ｐ電源プラグにおいては、ツマミ（１）にて片手でアース部（１１）が簡単に出し入れでき、２Ｐ、３Ｐどちらのコンセントでもその場で簡単に形状を変え、差込み可能になるので、抜き差しの多い電気製品にとっては便利である。請求項２の３Ｐ電源プラグにおいては、構造が簡単なので成形が容易である。請求項３の３Ｐ電源プラグにおいては、着脱できる構造の為、設置式の電気製品には、便利である。請求項４の３Ｐ電源プラグにおいては、分離した構造の為、他のコンセントからアースのみとることが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１の斜視図

【図２】請求項２の斜視図

【図３】請求項２の斜視図

【図４】請求項３の斜視図

【図５】請求項４の斜視図

【符号の説明】

Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ………基体１………ツマミ２………ガイド部３………外部アース１１、１２、１３、１４、１５………アース部２１、２２………回転軸３１………接続口３２………接続用凸部４１………リード線４２………本線５１………把持部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】基体（Ａ）にアース部（１１）の収納部を
設け、アース部（１１）に接合したツマミ（１）を設け
た３Ｐプラグ。
【請求項２】アース部（１２）もしくは（１３）が回転
軸（２１）（２３）により反転可能な構造を持つ３Ｐ
プラグ。
【請求項３】基体（Ｄ）に接続口（３１）を設け、アー
ス部（１４）には接続用凸部（３２）を有し、尚、接続
部分には金属体を用いアースが取れる構造を持つ３Ｐプ
ラグ。
【請求項４】アース部（１５）がリード線（４１）のみ
で本線（４２）と、つながっており基体（Ｅ）とは分離
した構造を持つ３Ｐプラグ。