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JPH0644230Y2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

Info

Publication number
JPH0644230Y2
JPH0644230Y2 JP1987074020U JP7402087U JPH0644230Y2 JP H0644230 Y2 JPH0644230 Y2 JP H0644230Y2 JP 1987074020 U JP1987074020 U JP 1987074020U JP 7402087 U JP7402087 U JP 7402087U JP H0644230 Y2 JPH0644230 Y2 JP H0644230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
speaker
opening
escalation
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987074020U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63183790U (ja
Inventor
睦男 山口
睦好 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1987074020U priority Critical patent/JPH0644230Y2/ja
Publication of JPS63183790U publication Critical patent/JPS63183790U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0644230Y2 publication Critical patent/JPH0644230Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はラジオ付テープレコーダー等の音響機器に関す
る。
(ロ)従来の技術 一般的に音響機器に取付けられているスピーカは、キヤ
ビネツトの前面に形成されたスピーカ取付部の一つの放
音開口に対向して配置されている。
このため、音響特性のよい再生音を発生させるために中
高音域と低音域の2ウエイ化を計るには、中高音域用ス
ピーカと低音域用スピーカとを設けていた。例えば、実
公昭51−1821号公報(H04R1/26)参照。
又、単一のスピーカの放音開口に対して特殊形状のエス
カツシヨンを設け、このエスカツシヨンによってスピー
カ放射音の通過を改善するようにしたスピーカ装置が、
実開昭61−26391号公報(H04R1/02)に記載され知られ
ている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記のように2ウエイスピーカとした場合には、低音域
用スピーカの指向性を改善するために、各スピーカの取
付位置を前後方向にズラす必要があり、キヤビネツトの
形状が大きくなると共にコストアツプになるという問題
があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は上述のような問題点に鑑み、単一のスピーカで
音響特性のよい再生音を発生させるため、キヤビネツト
の前面におけるスピーカ取付部に庇状のリブを設けて大
きな第1放音開口と小さな第2放音開口を上下に分離し
て形成し、前記第1放音開口に対してスピーカ振動板の
半径を越える範囲が対向すると共に前記第2放音開口に
対してスピーカ振動板の外周部を対向させるよう前記ス
ピーカ取付部に単一のスピーカを取付け、前記第1放音
開口を全音域音に且つ前記第2放音開口を低音域音に指
向するように構成したことを特徴とする音響機器を提供
するものである。
(ホ)作用 本考案音響機器に依れば、スピーカからの放射音は第1
放音開口及び第2放音開口から放出され、特に第2放音
開口はスピーカの振動板の外周部に対向しているので、
振動板外周部の振動音は低音域音となって第2放音開口
より放出される。
そして庇状のリブは、第1放音開口から放出される全音
域音と第2放音開口から放出される低音域音の指向性を
改善する。
(ヘ)実施例 以下図面に示す本考案音響機器の実施例について説明す
る。
(1)(2)は音響機器を構成するキヤビネツトとバツ
クリツドであり、前記キヤビネツト(1)は前面のスピ
ーカ取付部に庇状のリブ(3)が一体に形成されてい
る。
前記リブ(3)は大きな角形の第1放音開口(4)と小
さな角形の第2放音開口(5)を上下に分離して形成す
る。(6)は前記第1放音開口(4)に前方より嵌合さ
れ且つ接着して取付けられる第1エスカツシヨンで、該
第1エスカツシヨン(6)はスピーカの口径に合致する
円弧状開口(7)を有すると共にこの開口(7)より外
方へ広がる傾斜内壁面(8)を有する。
(9)は前記第2放音開口(5)に前方より嵌合され且
つ接着して取付けられる第2エスカツシヨンで、該第2
エスカツシヨン(9)はスピーカの口径に合致する円弧
状開口(10)を有すると共にこの開口(10)より外方へ
広がる傾斜内壁面(11)を有する。
(12)(13)は前記第1エスカツシヨン(6)の背部及
び第2エスカツシヨン(9)の背部に形成された取付ボ
ス、(14)は前記第2放音開口(5)に対してスピーカ
振動板(15)の外周部を対向させるよう前記第1及び第
2エスカツシヨン(6)(9)の取付ボス(12)(13)
にフレーム(16)が螺子により取付けられる単一のスピ
ーカである。(17)はスピーカ(14)の口径を形成する
矢紙である。(18)は前記バツクリツド(2)内に設け
られた取付ボス、(19)は該取付ボス(18)に取付けら
れた部品である。(20)は前記第1エスカツシヨン
(6)に取付けられた保護用のパンチングパネル、(2
1)は前記第2エスカツシヨン(9)に取付けられた保
護用のパンチングパネルである。
従って上述のように構成された本考案音響機器において
は、キヤビネツト(1)のスピーカ取付部における庇状
のリブ(3)によって第1放音開口(4)と第2放音開
口(5)が形成され、これ等の各放音開口(4)(5)
に対して嵌合している第1エスカツシヨン(6)及び第
2エスカツシヨン(9)に単一のスピーカ(14)が取付
けられているので、スピーカ(14)からの音は、第1エ
スカツシヨン(6)の円弧状開口(7)及び第2エスカ
ツシヨン(9)の円弧状開口(10)より放出されること
になる。
この時、第2エスカツシヨン(9)の円弧状開口(10)
はスピーカ(14)の振動板(15)の外周部に対向してい
るので、振動板外周部にて発生する音が第2エスカツシ
ヨン(9)の円弧状開口(10)から放出され、この音域
は低音域となる。
一方、第1エスカツシヨン(6)の円弧状開口(7)は
スピーカ(14)の振動板(15)の半径を越える範囲が対
向しているので、全音域音を放出する。
従って第1エスカツシヨン(6)の開口(7)から全音
域音が放射され、又第2エスカツシヨン(9)の開口
(10)から低音域音が放射されることになり、これ等の
各放出音は庇状のリブ(3)によって互いに遮ぎられ、
それぞれに指向性が与えられることになる。
(ト)考案の効果 本考案音響機器は上述のように構成されているので、単
一のスピーカの放出音をスピーカ取付部の庇状のリブに
よって低音域音と全音域音の2ウエイ音とすることが出
来、併せて斯るリブにより指向性の改善を計ることが出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案音響機器を示し、第1図は要部を分離して示
す断面図、第2図は取付時の断面図、第3図は正面の概
略構成図である。 (1)…キヤビネツト、(3)…庇状のリブ、(4)…
第1放音開口、(5)…第2放音開口、(6)…第1エ
スカツシヨン、(7)…円弧状開口、(9)…第2エス
カツシヨン、(10)…円弧状開口、(14)…スピーカ、
(15)…振動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤビネツトの前面におけるスピーカ取付
    部に庇状のリブを設けて大きな第1放音開口と小さな第
    2放音開口を上下に分離して形成し、前記第1放音開口
    に対してスピーカ振動板の半径を越える範囲が対向する
    と共に前記第2放音開口に対してスピーカ振動板の外周
    部を対向させるよう前記スピーカ取付部に単一のスピー
    カを取付け、前記第1放音開口を全音域音に且つ前記第
    2放音開口を低音域音に指向するように構成したことを
    特徴とする音響機器。
JP1987074020U 1987-05-18 1987-05-18 音響機器 Expired - Lifetime JPH0644230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987074020U JPH0644230Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 音響機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987074020U JPH0644230Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 音響機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63183790U JPS63183790U (ja) 1988-11-25
JPH0644230Y2 true JPH0644230Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=30918860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987074020U Expired - Lifetime JPH0644230Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18 音響機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644230Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4035286Y1 (ja) * 1965-07-28 1965-12-13
JPS6126391U (ja) * 1984-07-19 1986-02-17 株式会社東芝 スピ−カ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63183790U (ja) 1988-11-25

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