JP2553873Y2 - スピーカグリルの構造 - Google Patents
スピーカグリルの構造Info
- Publication number
- JP2553873Y2 JP2553873Y2 JP1990044103U JP4410390U JP2553873Y2 JP 2553873 Y2 JP2553873 Y2 JP 2553873Y2 JP 1990044103 U JP1990044103 U JP 1990044103U JP 4410390 U JP4410390 U JP 4410390U JP 2553873 Y2 JP2553873 Y2 JP 2553873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- grill
- sound emission
- hole
- treble
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はスピーカグリルの構造に係り、特に、高音
用スピーカの再生特性を改善したスピーカグリルの構造
に関する。
用スピーカの再生特性を改善したスピーカグリルの構造
に関する。
(ロ)従来技術・考案か解決しようとする問題点 スピーカグリルの構造としては、従来より、第2図に
示したようなものが提供されている。
示したようなものが提供されている。
図において、1はスピーカのエンクロージャ、2はエ
ンクロージャ1に取り付けられている高音用スピーカ、
3はサランネット等の布4が取り付けられ、且つ、布4
を曲面形状に固定しているグリル、3aはグリル3に形成
されている放音用の小孔である。
ンクロージャ1に取り付けられている高音用スピーカ、
3はサランネット等の布4が取り付けられ、且つ、布4
を曲面形状に固定しているグリル、3aはグリル3に形成
されている放音用の小孔である。
しかし、上記した従来のものは高音用スピーカ2の前
面にグリル3が配置されているため、高音用スピーカ2
の再生音に影響を与え音質を劣化させるという問題があ
った。
面にグリル3が配置されているため、高音用スピーカ2
の再生音に影響を与え音質を劣化させるという問題があ
った。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来の欠点を解消したスピーカ
グリルの構造を提供することにある。
その目的とするところは従来の欠点を解消したスピーカ
グリルの構造を提供することにある。
(ハ)問題点を解決するための手段 この考案のスピーカグリルの構造は、高音用スピーカ
の前面に設けられ、且つ、鉄板若しくは樹脂板に放音用
の小孔を多数設けたスピーカグリルにおいて、前記高音
用スピーカの放音軸近傍に放音軸を中心に点対称な前記
小孔より径の大なる孔を設けたものである。
の前面に設けられ、且つ、鉄板若しくは樹脂板に放音用
の小孔を多数設けたスピーカグリルにおいて、前記高音
用スピーカの放音軸近傍に放音軸を中心に点対称な前記
小孔より径の大なる孔を設けたものである。
(ニ)作用 この考案によれば、高音用スピーカの前面に設けら
れ、且つ、鉄板若しくは樹脂板に放音用の小孔を多数設
けたスピーカグリルにおいて、前記高音用スピーカの放
音軸近傍に放音軸を中心に点対称な前記小孔より径の大
なる孔を設けたので、高音用スピーカの再生音は主とし
て径の大なる孔を介して放音される。
れ、且つ、鉄板若しくは樹脂板に放音用の小孔を多数設
けたスピーカグリルにおいて、前記高音用スピーカの放
音軸近傍に放音軸を中心に点対称な前記小孔より径の大
なる孔を設けたので、高音用スピーカの再生音は主とし
て径の大なる孔を介して放音される。
このためグリルが高音用スピーカの再生音に悪影響を
与えることがなくなる。
与えることがなくなる。
(ホ)実施例 この考案に係るスピーカグリルの構造の実施例を第1
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
なお、従来例と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
明を省略する。
図中、5は高音用スピーカ2の放音軸近傍のグリル3
に放音軸を中心に点対称に形成した放音用の孔であり、
この放音用の孔5の外径は小孔3aに較べて大であり、し
かも、孔5の面積は高音用スピーカ2の振動板2aの面積
の0.5倍以上になるようにしてある。
に放音軸を中心に点対称に形成した放音用の孔であり、
この放音用の孔5の外径は小孔3aに較べて大であり、し
かも、孔5の面積は高音用スピーカ2の振動板2aの面積
の0.5倍以上になるようにしてある。
そして、高音用スピーカ2の再生音は孔5を介して空
間に放音されるから、高音用スピーカ2の再生音はグリ
ル3の影響を受けない。
間に放音されるから、高音用スピーカ2の再生音はグリ
ル3の影響を受けない。
なお、孔5は第1図(b)のように分割した孔6で構
成してもよい。
成してもよい。
この場合も、4つの孔6の総面積は高音用スピーカ2
の振動板2aの面積の0.5倍以上でなければならない。
の振動板2aの面積の0.5倍以上でなければならない。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るスピーカグリルの構造によれば、上述
のように構成したので、高音用スピーカの再生音質が向
上する。
のように構成したので、高音用スピーカの再生音質が向
上する。
かつ、グリルを様々な三次元形状としても、放音軸近
傍に大きな孔を空けることができ、上記効果を得つつ、
グリル表面にサランネットを取り付けることにより、デ
ザインのすぐれたスピーカを得ることができる。
傍に大きな孔を空けることができ、上記効果を得つつ、
グリル表面にサランネットを取り付けることにより、デ
ザインのすぐれたスピーカを得ることができる。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
第1図はこの考案のスピーカグリルの構造の実施例を示
し、第1図(a)は分解斜視図、第1図(b)はこの考
案の他の実施例を示すグリルの要部の正面図である。 第2図は従来の実施例の分解斜視図である。 主な符号の説明 2:高音用スピーカ 3:グリル 3a:小孔 5:孔
し、第1図(a)は分解斜視図、第1図(b)はこの考
案の他の実施例を示すグリルの要部の正面図である。 第2図は従来の実施例の分解斜視図である。 主な符号の説明 2:高音用スピーカ 3:グリル 3a:小孔 5:孔
Claims (1)
- 【請求項1】高音用スピーカの前面に設けられ、且つ、
鉄板若しくは樹脂板に放音用の小孔を多数設けたスピー
カグリルにおいて、前記高音用スピーカの放音軸近傍に
放音軸を中心に点対称な前記小孔より径の大なる孔を設
けたことを特徴とするスピーカグリルの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990044103U JP2553873Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | スピーカグリルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990044103U JP2553873Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | スピーカグリルの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044493U JPH044493U (ja) | 1992-01-16 |
JP2553873Y2 true JP2553873Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=31557105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990044103U Expired - Lifetime JP2553873Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | スピーカグリルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553873Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100189U (ja) * | 1978-12-29 | 1980-07-12 | ||
JP3853319B2 (ja) * | 2002-03-15 | 2006-12-06 | シャープ株式会社 | 映像表示装置 |
JP2015080138A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | ヤマハ株式会社 | スピーカ、およびスピーカネット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61264895A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | Mitsubishi Electric Corp | スピ−カ装置 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP1990044103U patent/JP2553873Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044493U (ja) | 1992-01-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |