[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0643333Y2 - パーゴラ用開口部を有する屋根の構造 - Google Patents

パーゴラ用開口部を有する屋根の構造

Info

Publication number
JPH0643333Y2
JPH0643333Y2 JP3265591U JP3265591U JPH0643333Y2 JP H0643333 Y2 JPH0643333 Y2 JP H0643333Y2 JP 3265591 U JP3265591 U JP 3265591U JP 3265591 U JP3265591 U JP 3265591U JP H0643333 Y2 JPH0643333 Y2 JP H0643333Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bundle
side piece
piece
pergola
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3265591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04127331U (ja
Inventor
浩志 松澤
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
Priority to JP3265591U priority Critical patent/JPH0643333Y2/ja
Publication of JPH04127331U publication Critical patent/JPH04127331U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0643333Y2 publication Critical patent/JPH0643333Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パーゴラ用開口部を有
する屋根の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から屋根の一部にパーゴラ用開口部
を形成したものが知られている。すなわち、建物本体の
上に屋根を形成して建物を構成するのであるが、パーゴ
ラ用開口部に相当する部分においては建物本体が存在し
ないようように、建物本体の一部を凹ませてあって、こ
の凹部の上方に屋根のパーゴラ用開口部が位置し、この
パーゴラ用開口部から日光が差し込むようにしてある。
【0003】そして、図7に示すようにパーゴラ用開口
部2の竪材3の下部は建物本体4の梁や壁等の構造材5
に束6により支持してあり、この束6の外周をカバー材
7aにより覆って化粧仕上げをしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来例に
おいて、カバー材7aは図8に示すような2枚の断面コ
字状をしたカバー半体30で構成し、このカバー半体3
0を束6の左右よりはめ込み、左右のカバー半体30の
端部同士を重複して固着具14により固着していた。と
ころが、この従来例にあっては、図7、図8に示すイ部
分はビスのような固着具14を工具により固着する作業
に当たり支障はないが、図7、図8に示すロ部分は工具
を入れることができず、ビスのような固着具14により
固着できず、結局、イ部分のみの固着になり、図8のL
で示す部分の長さが長いため、イ部分の固着のみでは取
付けが安定しないという問題がある。
【0005】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、パーゴ
ラ用開口部に配設する傾斜した竪材を支持する束をカバ
ー材で化粧することができ、しかも、カバー材を簡単且
つ強固に取付けることができるパーゴラ用開口部を有す
る屋根の構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のパーゴラ用開口
部を有する屋根の構造は、屋根1の一部にパーゴラ用開
口部2を設け、このパーゴラ用開口部2に屋根1の勾配
に沿って傾斜した竪材3を配設し、梁や壁等の建物本体
4の構造材5の上面に立設した束6により傾斜した竪材
3を支持し、束6の外周をカバー材7により覆い、この
カバー材7を左右の前部コーナカバー材8と左右の後部
コーナカバー材9との4部材に分割し、左右の前部コー
ナカバー材8を前面片10と前面片10の側端から後方
に向けて連出する前側面片11とで構成し、左右の後部
コーナカバー材9を後面片12と後面片12の側端から
前方に向けて連出する後側面片13とで構成し、前側面
片10の上縁と後側面片13の上縁とを傾斜した竪材3
の下面に沿う傾斜縁とし、隣合う前面片10の対向端部
同士を突き合わせ、前側面片11の端部と後側面片13
の端部とを重複して固着具14により束6に固着し、隣
合う後面片12の端部同士を重複して固着具14により
束6に固着して成るものであって、このような構成を採
用することで上記した従来例の問題点を解決して本考案
の目的を達成したものである。
【0007】
【作用】しかして、パーゴラ用開口部2に屋根1の勾配
に沿って傾斜した竪材3を配設し、梁や壁等の建物本体
4の構造材5の上面に立設した束6により傾斜した竪材
3を支持することで、屋根1に設けたパーゴラ用開口部
2に配設した竪材3を確実に支持できるものであり、し
かも、束6の外周をカバー材7により覆うことで束6の
化粧仕上げができるのは勿論、このようにカバー材7に
より束6の外周を覆うに当たり、カバー材7を左右の前
部コーナカバー材8と左右の後部コーナカバー材9との
4部材に分割し、左右の前部コーナカバー材8を前面片
10と前面片10の側端から後方に向けて連出する前側
面片11とで構成し、左右の後部コーナカバー材9を後
面片12と後面片12の側端から前方に向けて連出する
後側面片13とで構成し、前側面片10の上縁と後側面
片13の上縁とを傾斜した竪材3の下面に沿う傾斜縁と
し、隣合う前面片10の対向端部同士を突き合わせ、前
側面片11の端部と後側面片13の端部とを重複して固
着具14により束6に固着し、隣合う後面片12の端部
同士を重複して固着具14により束6に固着すること
で、束6の前方の傾斜した竪材3の下面と建物本体4の
構造材5の上面との間に狭い空間があるにもかかわら
ず、4分割したコーナカバー材により確実に束6の外周
を覆い、また、確実に固着具14により固着することが
できるようになったものである。
【0008】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図3には本考案の屋根1の一実施例の全体
斜視図が示してあり、図4には同上の全体平面図が示し
てある。建物本体4の上に屋根1が形成してある。図
3、図4に示す実施例では2つのパーゴラ用開口部2が
設けてあるが、このうちの一つは屋根1の軒先側を含む
部分の一部がパーゴラ用開口部2となっている。この屋
根1の軒先側を含む部分の一部に形成したパーゴラ用開
口部2には屋根1の屋根勾配に沿って傾斜した竪材3が
複数列配設してある。竪材3は図5に示すように溝型鋼
を背中合わせにした金属桟15の上下に木質桟16を固
着し、外周に化粧カバー17を取付けて構成してある。
化粧カバー17は金属板、プラスチッ被覆金属板、プラ
スチック等により形成してあり、左右カバー半体18か
ら構成してあり、左右カバー半体18を図2のように両
側からはめ込んで端部同士を重ね合わせて固着具14に
より固着してある。
【0009】上記構成の傾斜した竪材4の一端部は図1
に示すように建物本体4の梁材19に連結金具20を介
して取付けてあり、傾斜した竪材4の他方の端部側は梁
や壁等の建物本体4の構造材5の上面に立設した束6に
より支持してある。ここで、束6を支持する建物本体4
の構造材5としては、図1、図3に示す実施例では壁2
1の例を示している。実施例ではこの壁21内には梁2
2が配設してあり、束6は図6に示すような形状をして
おり、束6の下部を壁21上面の梁22の真上部分に相
当する位置に固着して取付けてある。また、束6の上部
の縦板23は竪材3の金属桟15を構成する2つの溝型
鋼の間に介在されてボルトなどで固着してある。このよ
うにして傾斜した竪材3が梁や壁等の建物本体4の構造
材5の上面に立設した束6により支持されるのである
が、この束6は外周をカバー材7により覆われて化粧仕
上げされるものである。
【0010】カバー材7は左右の前部コーナカバー材8
と左右の後部コーナカバー材9との4部材に分割してあ
る。左右の前部コーナカバー材8はそれぞれ前面片10
と前面片10の側端から後方に向けて連出する前側面片
11とで構成してあり、また、左右の後部コーナカバー
材9は後面片12と後面片12の側端から前方に向けて
連出する後側面片13とで構成してある。ここで、前側
面片10の上縁及び後側面片13の上縁はそれぞれ傾斜
しており、この前側面片10の上縁と後側面片13の上
縁とが傾斜した竪材3の下面に沿う傾斜縁となってい
る。左右の前部コーナカバー材8の一端は内側に直角に
折れ曲がって突き当て片24としてあり、左右の前部コ
ーナカバー材8の他端部と左右の後部コーナカバー材9
との各両端部はそれぞれL状に折曲してある。
【0011】しかして、図2に示すように左右の後部コ
ーナカバー材9をそれぞれ束6の後部の左右のコーナ部
分に被せて隣合う後面片12の端部同士を重複して固着
具14により束6に固着し、左右の前部コーナカバー材
8をそれぞれ束6の前部の左右のコーナ部分に被せて、
隣合う前面片10の対向端部の突き当て片24同士を突
き合わせ、この状態で前側面片11の端部と後側面片1
3の端部とを重複して固着具14により束6に固着する
ものである。ここで、束6の前方における傾斜した竪材
3の下面と構造材5の上面との間の隙間26には左右両
側よりそれぞれ前部コーナカバー材8の前面片10を挿
入して前面片10の端部同士を突き合わせるだけでよ
く、この場合、傾斜して高さが上記隙間26の最大縦長
さよりも長くなった前側面片11を隙間23に入れる必
要がないので、簡単且つ確実に施工できることになり、
また、前部コーナカバー材9は一端部でしか固着具14
で固着してないが、カバー材7を仮に従来のように2分
割して、これを一端部で固着しただけのものに比べる
と、カバー材7を4分割したものを一端部で固着したも
のの方が片持ちで支持する部分の長さが短くなって、そ
の取付け強度が強くなり、めくれたりしにくいものであ
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上記のようにパーゴラ用開口
部に屋根の勾配に沿って傾斜した竪材を配設し、梁や壁
等の建物本体の構造材の上面に立設した束により傾斜し
た竪材を支持することで、屋根に設けたパーゴラ用開口
部に配設した竪材を確実に安定して建物本体の構造材に
支持できるものである。しかも、束の外周をカバー材に
より覆うことで束の化粧仕上げができて外観が良くなる
ものである。また、このようにカバー材により束の外周
を覆うに当たって、カバー材を左右の前部コーナカバー
材と左右の後部コーナカバー材との4部材に分割し、左
右の前部コーナカバー材を前面片と前面片の側端から後
方に向けて連出する前側面片とで構成し、左右の後部コ
ーナカバー材を後面片と後面片の側端から前方に向けて
連出する後側面片とで構成し、前側面片の上縁と後側面
片の上縁とを傾斜した竪材の下面に沿う傾斜縁とし、隣
合う前面片の対向端部同士を突き合わせ、前側面片の端
部と後側面片の端部とを重複して固着具により束に固着
し、隣合う後面片の端部同士を重複して固着具により束
に固着してあるので、束の前方の傾斜した竪材の下面と
建物本体の構造材の上面との間に狭い空間があるにもか
かわらず、4分割したコーナカバー材により確実に束の
外周を覆い、また、確実に固着具により固着することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦断面図である。
【図2】図1のXーX線の断面図である。
【図3】同上の全体斜視図である。
【図4】同上の全体平面図である。
【図5】図4のYーY線の拡大断面図である。
【図6】同上に用いる束の側面図である。
【図7】従来例の縦断面図である。
【図8】図7のZーZ線の断面図である
【符号の説明】
1 屋根 2 パーゴラ用開口部 3 竪材 4 建物本体 5 構造材 6 束 7 カバー材 8 前部コーナカバー材 9 後部コーナカバー材 10 前面片 11 前側面片 12 後面片 13 後側面片 14 固着具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の一部にパーゴラ用開口部を設け、
    このパーゴラ用開口部に屋根の勾配に沿って傾斜した竪
    材を配設し、梁や壁等の建物本体の構造材の上面に立設
    した束により傾斜した竪材を支持し、束の外周をカバー
    材により覆い、このカバー材を左右の前部コーナカバー
    材と左右の後部コーナカバー材との4部材に分割し、左
    右の前部コーナカバー材を前面片と前面片の側端から後
    方に向けて連出する前側面片とで構成し、左右の後部コ
    ーナカバー材を後面片と後面片の側端から前方に向けて
    連出する後側面片とで構成し、前側面片の上縁と後側面
    片の上縁とを傾斜した竪材の下面に沿う傾斜縁とし、隣
    合う前面片の対向端部同士を突き合わせ、前側面片の端
    部と後側面片の端部とを重複して固着具により束に固着
    し、隣合う後面片の端部同士を重複して固着具により束
    に固着して成るパーゴラ用開口部を有する屋根の構造。
JP3265591U 1991-05-13 1991-05-13 パーゴラ用開口部を有する屋根の構造 Expired - Lifetime JPH0643333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265591U JPH0643333Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 パーゴラ用開口部を有する屋根の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3265591U JPH0643333Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 パーゴラ用開口部を有する屋根の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04127331U JPH04127331U (ja) 1992-11-19
JPH0643333Y2 true JPH0643333Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31915567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3265591U Expired - Lifetime JPH0643333Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 パーゴラ用開口部を有する屋根の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643333Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04127331U (ja) 1992-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0643333Y2 (ja) パーゴラ用開口部を有する屋根の構造
US4149346A (en) Building construction, and method
JP2675758B2 (ja) 柱コーナカバー
JPH0649714Y2 (ja) 屋根に設けたパーゴラ用開口部の梁の構造
JPH0420917Y2 (ja)
JPH0640751Y2 (ja) 建物の屋根へのパーゴラ体取付構造
JP3542865B2 (ja) バルコニー
JP2539638Y2 (ja) 塀パネル
JPH0133708Y2 (ja)
JPS5910266Y2 (ja) バルコニ−等における組立て式床
JPH0716819Y2 (ja) 建物の屋根へのパーゴラ体取付構造
JPH0120907Y2 (ja)
JPH056816Y2 (ja)
JPH0810607Y2 (ja) 柱と壁パネルとの接続構造
JPS6134401Y2 (ja)
JPH0515006Y2 (ja)
JPH0243125Y2 (ja)
JPH033690Y2 (ja)
JPS6292311U (ja)
JPH0122080Y2 (ja)
JPS6146160Y2 (ja)
JPH0643332Y2 (ja) パーゴラ用開口部を有する屋根の構造
JPH03117012U (ja)
JP2518789Y2 (ja) 格子面体
JPH0326816Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950425