JPH0641154B2 - スプルー切除装置 - Google Patents
スプルー切除装置Info
- Publication number
- JPH0641154B2 JPH0641154B2 JP18264389A JP18264389A JPH0641154B2 JP H0641154 B2 JPH0641154 B2 JP H0641154B2 JP 18264389 A JP18264389 A JP 18264389A JP 18264389 A JP18264389 A JP 18264389A JP H0641154 B2 JPH0641154 B2 JP H0641154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprue
- molded product
- cutter
- cutting
- cutter blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
- B29C45/382—Cutting-off equipment for sprues or ingates disposed outside the mould
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形手段により成形された成形品のスプ
ルー部を切断除去する装置に関するものである。
ルー部を切断除去する装置に関するものである。
熱可塑性合成樹脂製品の射出成形においては、通常金型
キャビティに至る樹脂の通路としてスプルー、ランナ
ー、ゲート等を通るが、ここで固化した樹脂も成形品本
体に付随した状態で成形されるので、最終的製品とする
ためには、金型から取出した後でその部分（以下単にス
プルーという）を本体からカットして取除かねばならな
い。通常ニッパ、ナイフ等で手作業により切り取るが、
成形品を金型から突き出す時もしくは型開きの際切断す
る方法や装置が種々提案されている。
キャビティに至る樹脂の通路としてスプルー、ランナ
ー、ゲート等を通るが、ここで固化した樹脂も成形品本
体に付随した状態で成形されるので、最終的製品とする
ためには、金型から取出した後でその部分（以下単にス
プルーという）を本体からカットして取除かねばならな
い。通常ニッパ、ナイフ等で手作業により切り取るが、
成形品を金型から突き出す時もしくは型開きの際切断す
る方法や装置が種々提案されている。
ニッパ等で切断する方法は、切断するまでの冷却硬化時
間を要し製造効率が悪い。また後者の金型から離脱時に
自動的に行なう方法は成形サイクルは短縮されるが金型
構造や装置が複雑となり、特にパレットなどの大型成形
品の場合には好ましくない。
間を要し製造効率が悪い。また後者の金型から離脱時に
自動的に行なう方法は成形サイクルは短縮されるが金型
構造や装置が複雑となり、特にパレットなどの大型成形
品の場合には好ましくない。
このような現状から、大型成形品の場合は、スプルーも
大きいので、成形品お成形金型から離脱させた後、固定
装置に固定し、スプルーに対応する位置を成形品の面に
沿ってカッターを摺動させてスプルーの根本から切断す
る方法が好ましい。しかしスプルーが大きくまたその数
も多く、かつその根本は太いため、切断に当っては強い
力を要するのでカッターの刃がいたみ易く、切断された
スプルーが飛び散るなどの不都合を生ずる。
大きいので、成形品お成形金型から離脱させた後、固定
装置に固定し、スプルーに対応する位置を成形品の面に
沿ってカッターを摺動させてスプルーの根本から切断す
る方法が好ましい。しかしスプルーが大きくまたその数
も多く、かつその根本は太いため、切断に当っては強い
力を要するのでカッターの刃がいたみ易く、切断された
スプルーが飛び散るなどの不都合を生ずる。
本発明の目的は、このような問題点を解決し、機械的力
を軽減すると共にカッター刃の寿命を延長し、スムーズ
に効率よくスプルーの切除ができ、特に大型成形品の処
理に好適な装置を提供することにある。
を軽減すると共にカッター刃の寿命を延長し、スムーズ
に効率よくスプルーの切除ができ、特に大型成形品の処
理に好適な装置を提供することにある。
すなわち本発明は、通常の射出成形装置により成形され
た製品をそのまま固定台に固定し、該成形品のスプルー
部に対応する位置を成形品の面に沿ってカッターを摺動
させてスプルー部を切断除去する装置において、カッタ
ー刃（５）の取付台(5a)に該カッター刃（５）の刃先線
よりやゝ前部下方に位置してスプルー押圧部材（９）を
設けることにより、前記目的を達成したものである。
た製品をそのまま固定台に固定し、該成形品のスプルー
部に対応する位置を成形品の面に沿ってカッターを摺動
させてスプルー部を切断除去する装置において、カッタ
ー刃（５）の取付台(5a)に該カッター刃（５）の刃先線
よりやゝ前部下方に位置してスプルー押圧部材（９）を
設けることにより、前記目的を達成したものである。
成形品の固定台は、通常成形品のスプルー側を下面にし
て水平に固定するようにし、その下面にカッター装置が
配置される。該カッター装置は、成形品の下面に沿って
水平に移動する取付台(5a)の上面にカッター刃が固着さ
れており、その移動によって成形品の下面に突出したス
プルーを切断するようになっている。
て水平に固定するようにし、その下面にカッター装置が
配置される。該カッター装置は、成形品の下面に沿って
水平に移動する取付台(5a)の上面にカッター刃が固着さ
れており、その移動によって成形品の下面に突出したス
プルーを切断するようになっている。
本発明はこのカッター刃が取付けられた台(5a)にスプル
ー押圧部材（９）が設けられ、該押圧部材（９）の位置
は、カッター刃がスプルーの根本に接触する前にスプル
ーの中央乃至先端部に当接する位置とする。すなわち刃
先がスプルーの根本に接して切断が行なわれる時点で、
スプルーは刃先の進行方向に向って撓められており、こ
の状態で切断がなされることが肝要である。該押圧部材
（９）は個々のスプルーに対応させて複数個設けてもよ
いが、棒状体をカッターの刃先の線に平行に横設すれ
ば、並んで存在する複数個のスプルーに１本の棒状体で
同時に作用させることができる。なお必ずしも棒状体に
限らず、適宜形状の部材を突設してもよい。
ー押圧部材（９）が設けられ、該押圧部材（９）の位置
は、カッター刃がスプルーの根本に接触する前にスプル
ーの中央乃至先端部に当接する位置とする。すなわち刃
先がスプルーの根本に接して切断が行なわれる時点で、
スプルーは刃先の進行方向に向って撓められており、こ
の状態で切断がなされることが肝要である。該押圧部材
（９）は個々のスプルーに対応させて複数個設けてもよ
いが、棒状体をカッターの刃先の線に平行に横設すれ
ば、並んで存在する複数個のスプルーに１本の棒状体で
同時に作用させることができる。なお必ずしも棒状体に
限らず、適宜形状の部材を突設してもよい。
カッター取付台(5a)はカッター駆動用シリンダー（７）
に取付けられるが、シリンダー（８）を介して上下調節
可能に取付けるのが好ましい。
に取付けられるが、シリンダー（８）を介して上下調節
可能に取付けるのが好ましい。
なお本発明で対象とされる射出成形品としてはパレッ
ト、クレート、容器、コンテナ等の大型成形品が有利で
ある。またこのような成形品は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ＡＢＳ樹脂等を原料とするバ
ルク成形品、低発泡成形品、高発泡成形品、フィラー入
り成形品等の形で製品化される。
ト、クレート、容器、コンテナ等の大型成形品が有利で
ある。またこのような成形品は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ＡＢＳ樹脂等を原料とするバ
ルク成形品、低発泡成形品、高発泡成形品、フィラー入
り成形品等の形で製品化される。
上記のように構成されているので、第１図に示すように
固定台（２）に固定された射出成形品（１）のスプルー
が存在する面に沿って該スプルー(1a)に向けて、取付台
(5a)にカッター刃（５）が取付けられて成るカッター
を、駆動用シリンダー（７）によりスライドさせると、
先ず取付台(5a)に設けられた押圧部材（９）がスプルー
(1a)の下方に接触する。更にカッターが前進すると該押
圧部材（９）により、スプルー(1a)は次第にカッターの
進行方向に向って撓められ湾曲状態になり前方に押し倒
す力が働く。この時カッター刃（５）の刃先がスプルー
(1a)の根本に達し、次いで切断される。このようにスプ
ルーに対し、前方に撓みを与えた状態で根本を後方から
切断するので、刃先に対する力は、押圧部材がなくカッ
ター刃だけで強力に切断する場合に比して、著しく軽減
されると共に、切断時の衝撃が緩和され、切断分離が自
然に行なわれるので、切り取られたスプルーが勢いよく
飛び散る現象が防止される。
固定台（２）に固定された射出成形品（１）のスプルー
が存在する面に沿って該スプルー(1a)に向けて、取付台
(5a)にカッター刃（５）が取付けられて成るカッター
を、駆動用シリンダー（７）によりスライドさせると、
先ず取付台(5a)に設けられた押圧部材（９）がスプルー
(1a)の下方に接触する。更にカッターが前進すると該押
圧部材（９）により、スプルー(1a)は次第にカッターの
進行方向に向って撓められ湾曲状態になり前方に押し倒
す力が働く。この時カッター刃（５）の刃先がスプルー
(1a)の根本に達し、次いで切断される。このようにスプ
ルーに対し、前方に撓みを与えた状態で根本を後方から
切断するので、刃先に対する力は、押圧部材がなくカッ
ター刃だけで強力に切断する場合に比して、著しく軽減
されると共に、切断時の衝撃が緩和され、切断分離が自
然に行なわれるので、切り取られたスプルーが勢いよく
飛び散る現象が防止される。
具体的実施例を図面に例示してに説明すると、第１図
は、本発明装置の要部を示す側面図である。１は射出成
形品でこの場合パレットを示し、1aはそのスプルー部で
あって、２は該成形品を固定する台座で、この上に載置
した成形品１は押え具３及び押え板４により側方及び上
方から固定される。５はカッター刃で取付台5aの上面に
固定され、該取付台5aは、スプルー1aを切断するため水
平方向に駆動させるシリンダー７の取付け部６に結合さ
れている。
は、本発明装置の要部を示す側面図である。１は射出成
形品でこの場合パレットを示し、1aはそのスプルー部で
あって、２は該成形品を固定する台座で、この上に載置
した成形品１は押え具３及び押え板４により側方及び上
方から固定される。５はカッター刃で取付台5aの上面に
固定され、該取付台5aは、スプルー1aを切断するため水
平方向に駆動させるシリンダー７の取付け部６に結合さ
れている。
カッター取付け台5aと前記取付け部６との連結は通常の
固着手段でもよいが、図示のようにシリンダー８を介し
て連結すれば、上方の成形品１に対して近接調整が容易
である。９はカッター刃の取付台5aに設けられたスプル
ー押圧部材で、カッター刃５の刃先よりやゝ前方でかつ
スプルー1aの長さ方向の中央乃至先端部に当接するよう
に設けられている。この例では第２図に正面図で示すよ
うに棒状体としてカッター刃の刃先に平行に横設したも
のである。なおこの押圧部材９の固定に当ってはスプル
ーの大きさに応じてその都度位置の変更調整ができるよ
うにすることが好ましい。例えば第２図において上下、
第１図において前後の調整ができるようにしておくとよ
い。10は冷却エアーの吹込管で、特に発泡成形品のスプ
ルー切断に適用する場合、切断後カッター刃を成形品の
本体側切口に密着状態で維持する際の冷却に有効であ
る。
固着手段でもよいが、図示のようにシリンダー８を介し
て連結すれば、上方の成形品１に対して近接調整が容易
である。９はカッター刃の取付台5aに設けられたスプル
ー押圧部材で、カッター刃５の刃先よりやゝ前方でかつ
スプルー1aの長さ方向の中央乃至先端部に当接するよう
に設けられている。この例では第２図に正面図で示すよ
うに棒状体としてカッター刃の刃先に平行に横設したも
のである。なおこの押圧部材９の固定に当ってはスプル
ーの大きさに応じてその都度位置の変更調整ができるよ
うにすることが好ましい。例えば第２図において上下、
第１図において前後の調整ができるようにしておくとよ
い。10は冷却エアーの吹込管で、特に発泡成形品のスプ
ルー切断に適用する場合、切断後カッター刃を成形品の
本体側切口に密着状態で維持する際の冷却に有効であ
る。
本発明によれば、スプルーは前方に撓みを与えられた状
態で後方から切断されるので、切断時の機械的力が軽減
され、カッター刃の寿命が延長されると共に、切断時の
衝撃が緩和され、切断されたスプルーが飛散することな
くスムーズにスプルー切除が行なわれるので、特にパレ
ットその他大型成形品用として極めて有益である。
態で後方から切断されるので、切断時の機械的力が軽減
され、カッター刃の寿命が延長されると共に、切断時の
衝撃が緩和され、切断されたスプルーが飛散することな
くスムーズにスプルー切除が行なわれるので、特にパレ
ットその他大型成形品用として極めて有益である。
第１図は、本発明の実施例における要部の側面図、第２
図はカッター刃取付部の正面図である。 １……射出成形品、1a……成形品のスプルー部 ２……成形品固定台座、３．４……押え具 ５……カッター刃 ７……カッター駆動用シリンダー ９……スプルー押圧部材 10……冷却エアーの吹込管
図はカッター刃取付部の正面図である。 １……射出成形品、1a……成形品のスプルー部 ２……成形品固定台座、３．４……押え具 ５……カッター刃 ７……カッター駆動用シリンダー ９……スプルー押圧部材 10……冷却エアーの吹込管
Claims (1)
- 【請求項１】射出成形品を固定し、該成形品のスプルー
部に対応する位置を成形品の面に沿ってカッターをスラ
イドさせてスプルー部を切断除去する装置において、カ
ッター刃（５）の取付台(5a)に、該カッター刃（５）の
刃先線よりやゝ前部下方に位置してスプルー押圧部材
（９）を設けたことを特徴とする射出成形品のスプルー
切除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18264389A JPH0641154B2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | スプルー切除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18264389A JPH0641154B2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | スプルー切除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347722A JPH0347722A (ja) | 1991-02-28 |
| JPH0641154B2 true JPH0641154B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16121889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18264389A Expired - Lifetime JPH0641154B2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | スプルー切除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641154B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5670429A (en) * | 1993-06-30 | 1997-09-23 | Rohm Co. Ltd. | Process of conveying an encapsulated electronic component by engaging an integral resin projection |
| JP4889077B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2012-02-29 | 武蔵精密工業株式会社 | クランプ治具 |
| JP5596535B2 (ja) * | 2010-12-29 | 2014-09-24 | 花王株式会社 | 石鹸の製造方法及び製造装置 |
| CN102446665B (zh) * | 2011-12-15 | 2012-11-21 | 常熟开关制造有限公司(原常熟开关厂） | 断路器脱扣器的转轴结构 |
| CN105437480B (zh) * | 2014-09-22 | 2018-04-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 去料头装置 |
-
1989
- 1989-07-17 JP JP18264389A patent/JPH0641154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347722A (ja) | 1991-02-28 |
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