JPH0639486Y2 - 筐体構造 - Google Patents
筐体構造Info
- Publication number
- JPH0639486Y2 JPH0639486Y2 JP1987170641U JP17064187U JPH0639486Y2 JP H0639486 Y2 JPH0639486 Y2 JP H0639486Y2 JP 1987170641 U JP1987170641 U JP 1987170641U JP 17064187 U JP17064187 U JP 17064187U JP H0639486 Y2 JPH0639486 Y2 JP H0639486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- cover
- opening
- substrate
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は、共通の筐体で内部に取り付けられるユニット
の大きさの相違に対して体裁よく対応し得る筐体構造に
関し、 １種類の筐体でユニットの表面パネルの大きさの異なる
ユニットを美観を損ねることなく収容することができる
ようにすることを目的とし、 ユニットおよび前面の表面カバーをそれらの両側面側で
取り付け固定する基板と、上記ユニットおよび基板を覆
い該基板に取り付けられる筐体カバーと、上記表面カバ
ーの前面と一致するようにユニット前面の表面パネルを
嵌め込んで露出させるための開口部と、上記開口部の開
口幅と表面パネルの幅との形状差にもとづく空隙の開口
部に嵌め込んで該空隙を塞ぐ盲板と、上記盲板の背面に
取り付けられて表面カバーの裏面に両側で接してさらに
該両側から背面方向に延びる薄板の取り付け板部材と、
からなり、上記取り付け板部材の先端は上記表面カバー
またはユニットとともに上記基板に取り付け固定される
ように構成する。
の大きさの相違に対して体裁よく対応し得る筐体構造に
関し、 １種類の筐体でユニットの表面パネルの大きさの異なる
ユニットを美観を損ねることなく収容することができる
ようにすることを目的とし、 ユニットおよび前面の表面カバーをそれらの両側面側で
取り付け固定する基板と、上記ユニットおよび基板を覆
い該基板に取り付けられる筐体カバーと、上記表面カバ
ーの前面と一致するようにユニット前面の表面パネルを
嵌め込んで露出させるための開口部と、上記開口部の開
口幅と表面パネルの幅との形状差にもとづく空隙の開口
部に嵌め込んで該空隙を塞ぐ盲板と、上記盲板の背面に
取り付けられて表面カバーの裏面に両側で接してさらに
該両側から背面方向に延びる薄板の取り付け板部材と、
からなり、上記取り付け板部材の先端は上記表面カバー
またはユニットとともに上記基板に取り付け固定される
ように構成する。
本考案は、共通の筐体で内部に取り付けられるユニット
の大きさの相違に対して体裁よく対応し得る筐体構造に
関する。
の大きさの相違に対して体裁よく対応し得る筐体構造に
関する。
電子機器における機構などの開発は目覚ましいものがあ
り日進月歩の勢いがある。たとえば、記憶装置のフロッ
ピイデイスクユニットなどにおいても同様で、容量の増
大化、小形化などが年々進められている。
り日進月歩の勢いがある。たとえば、記憶装置のフロッ
ピイデイスクユニットなどにおいても同様で、容量の増
大化、小形化などが年々進められている。
第４図の分離状態の斜視図に示すように、たとえば、フ
ロッピイデイスクユニット（以下単にユニットと称す
る）１を他の装置に取り付け実装することなく、単体で
使用する場合には筐体に収容させる。
ロッピイデイスクユニット（以下単にユニットと称す
る）１を他の装置に取り付け実装することなく、単体で
使用する場合には筐体に収容させる。
すなわち、筐体はユニット１を搭載し固定する基板３
と、ユニット１の表面パネル４を嵌め込んで前面に一致
させた状態にして露出させるための開口部５をそなえた
表面カバー６と、基板３およびこの基板に搭載して固定
されるユニット１を覆う基板カバー７と、で構成され
る。
と、ユニット１の表面パネル４を嵌め込んで前面に一致
させた状態にして露出させるための開口部５をそなえた
表面カバー６と、基板３およびこの基板に搭載して固定
されるユニット１を覆う基板カバー７と、で構成され
る。
ユニット１は第４図および第５図の側面図に示されるよ
うに、基板２に搭載させた状態で両側面側からねじ８で
基板２に取り付け固定させる。
うに、基板２に搭載させた状態で両側面側からねじ８で
基板２に取り付け固定させる。
ついで、ユニット１の表面パネル４を表面カバー６の開
口部５の背面から前面に向けて露出させるように嵌め込
み、表面カバー６の両側面から背面方向に延びる固定部
6aを基板３の側面にねじ８で取り付け固定させる。
口部５の背面から前面に向けて露出させるように嵌め込
み、表面カバー６の両側面から背面方向に延びる固定部
6aを基板３の側面にねじ８で取り付け固定させる。
上カバー7aと下カバー7bとからなる筐体カバー７を、第
５図によく示されるように、それぞれの前方先端を表面
カバー６の内面に差し込み挿入して係合させ、後面をね
じ８により基板３に取り付け固定させる。
５図によく示されるように、それぞれの前方先端を表面
カバー６の内面に差し込み挿入して係合させ、後面をね
じ８により基板３に取り付け固定させる。
ユニット１は以上のようにして筐体に収容されるのであ
るが、ユニット１が小形化されたり、異なる種類のもの
で、表面カバー６の開口部５とユニット１の表面パネル
４との間に空隙を生じると外観を損ない体裁が悪いもの
となる。
るが、ユニット１が小形化されたり、異なる種類のもの
で、表面カバー６の開口部５とユニット１の表面パネル
４との間に空隙を生じると外観を損ない体裁が悪いもの
となる。
そこで、このような場合には表面パネル４の形状に合わ
せた開口部５を有する表面カバー６を新規に作ればよい
のであるが、表面カバー６がプラスチックの成形品であ
ると成形型から準備することになって、経済上ならびに
納期上の理由から簡単に作ることができないという問題
がある。
せた開口部５を有する表面カバー６を新規に作ればよい
のであるが、表面カバー６がプラスチックの成形品であ
ると成形型から準備することになって、経済上ならびに
納期上の理由から簡単に作ることができないという問題
がある。
本考案は、１種類の筐体でユニット１の表面パネル４の
大きさの異なるユニット１を美観を損ねることなく収容
することができるようにすることを目的とする。
大きさの異なるユニット１を美観を損ねることなく収容
することができるようにすることを目的とする。
第１図の図（ａ）は本考案の筐体構造を示す側面図であ
る。
る。
第１図の図（ａ）を参照すると、本考案においては、ユ
ニット９および前面の表面カバー６をそれらの両側面側
で取り付け固定する基板３と、上記ユニット９および基
板３を覆い該基板に取り付けられる筐体カバー７と、上
記表面カバー６の前面と一致するようにユニット前面の
表面パネル10を嵌め込んで露出させるための開口部５
と、上記開口部５の開口幅と表面パネル10の幅との形状
差にもとづく空隙の開口部に嵌め込んで該空隙を塞ぐ盲
板11と、上記盲板11の背面に取り付けられて表面カバー
６の裏面に両側で接してさらに該両側から背面方向に延
びる薄板の取り付け板部材12と、からなり、上記取り付
け板部材12の先端は上記表面カバー６またはユニット９
とともに上記基板３に取り付け固定されるようにした構
成の筐体構造である。
ニット９および前面の表面カバー６をそれらの両側面側
で取り付け固定する基板３と、上記ユニット９および基
板３を覆い該基板に取り付けられる筐体カバー７と、上
記表面カバー６の前面と一致するようにユニット前面の
表面パネル10を嵌め込んで露出させるための開口部５
と、上記開口部５の開口幅と表面パネル10の幅との形状
差にもとづく空隙の開口部に嵌め込んで該空隙を塞ぐ盲
板11と、上記盲板11の背面に取り付けられて表面カバー
６の裏面に両側で接してさらに該両側から背面方向に延
びる薄板の取り付け板部材12と、からなり、上記取り付
け板部材12の先端は上記表面カバー６またはユニット９
とともに上記基板３に取り付け固定されるようにした構
成の筐体構造である。
開口部５の開口幅と表面パネル10の幅との形状差にもと
づく空隙の開口部に嵌め込んでこの空隙塞ぐ盲板11は、
その背面に取り付けられた薄板の取り付け板部材12,12a
が表面カバー６の裏面に両側で接していることにより、
盲板11の位置が規定されて表面から見た外観は良好なも
のとなる。
づく空隙の開口部に嵌め込んでこの空隙塞ぐ盲板11は、
その背面に取り付けられた薄板の取り付け板部材12,12a
が表面カバー６の裏面に両側で接していることにより、
盲板11の位置が規定されて表面から見た外観は良好なも
のとなる。
この薄板の取り付け板部材12,12aの先端は表面カバー６
またはユニット１とともに基板３に取り付け固定される
ことから共締めが可能であり、格別な取り付けのための
手段を要せず簡易にして体裁のよいものである。
またはユニット１とともに基板３に取り付け固定される
ことから共締めが可能であり、格別な取り付けのための
手段を要せず簡易にして体裁のよいものである。
以下、図面を参照して本考案の筐体構造を構成要旨にも
とづき、具体的実施例により詳細に説明する。
とづき、具体的実施例により詳細に説明する。
第１図ないし第３図は本考案のそれぞれ一実施例であっ
て、全図を通じて同一部分には同一符号を付して示して
ある。第１図の図（ａ）は側断面図、図（ｂ）は図
（ａ）の矢視A-Bの平面視断面図、第２図は盲板の斜視
図、である。
て、全図を通じて同一部分には同一符号を付して示して
ある。第１図の図（ａ）は側断面図、図（ｂ）は図
（ａ）の矢視A-Bの平面視断面図、第２図は盲板の斜視
図、である。
ユニット９を搭載して取り付け固定する基板３は、底面
から両側の側面に立ち上がる取り付け部分と、背面側に
同様な取り付け部分とを有してなる。基板３の両側の取
り付け部分の下方にねじ８で取り付けられたユニット９
の前面側の表面パネル10を、表面カバー６の開口孔であ
る開口部５に嵌め込み前面を一致するような状態として
露出させる。
から両側の側面に立ち上がる取り付け部分と、背面側に
同様な取り付け部分とを有してなる。基板３の両側の取
り付け部分の下方にねじ８で取り付けられたユニット９
の前面側の表面パネル10を、表面カバー６の開口孔であ
る開口部５に嵌め込み前面を一致するような状態として
露出させる。
この筐体は第４図、第５図に示した従来のユニット１を
収容可能なものであって、表面カバー６の開口部５の大
きさは同じである。しかしながら、ユニット９の高さ方
向の幅は第１図の図（ａ）にみられるように低く小形化
されたもので、横方向の幅は図（ｂ）に示されるように
変化はないものである。
収容可能なものであって、表面カバー６の開口部５の大
きさは同じである。しかしながら、ユニット９の高さ方
向の幅は第１図の図（ａ）にみられるように低く小形化
されたもので、横方向の幅は図（ｂ）に示されるように
変化はないものである。
したがって、第１図の図（ａ）に示されるように、表面
パネル10の下端は開口部５の下部に一致しており、上端
は開口部５の上部との間に空隙が形成されることにな
る。この空隙に一致する面積の盲板11を嵌め合わせるの
であるが、その厚さは図（ａ）、図（ｂ）に示されるよ
うに表面カバー６の厚さに一致させる。
パネル10の下端は開口部５の下部に一致しており、上端
は開口部５の上部との間に空隙が形成されることにな
る。この空隙に一致する面積の盲板11を嵌め合わせるの
であるが、その厚さは図（ａ）、図（ｂ）に示されるよ
うに表面カバー６の厚さに一致させる。
この盲板11の背面に、第２図に示されるように薄板の取
り付け板部材12を一体的に取り付けて、その両端は図
（ｂ）に示されるように表面カバー６の裏面に接してお
り、さらにその両側から背面方向に延びている。このよ
うに表面カバー６の裏面に接することで盲板11の前後方
向の位置を規定するようにしている。
り付け板部材12を一体的に取り付けて、その両端は図
（ｂ）に示されるように表面カバー６の裏面に接してお
り、さらにその両側から背面方向に延びている。このよ
うに表面カバー６の裏面に接することで盲板11の前後方
向の位置を規定するようにしている。
このようにして背面方向に延びる薄板の取り付け板部材
12の先端は、表面カバー６の固定部6aとともに基板３の
取り付け部分の上方でねじ８によって取り付け固定され
る。
12の先端は、表面カバー６の固定部6aとともに基板３の
取り付け部分の上方でねじ８によって取り付け固定され
る。
第３図に示される他の実施例のように、薄板の取り付け
板部材12aを背面下方に延びるようにしておき、基板３
の取り付け部分の下方としてユニット９とともにねじ８
で取り付け固定するようにもすることができる。
板部材12aを背面下方に延びるようにしておき、基板３
の取り付け部分の下方としてユニット９とともにねじ８
で取り付け固定するようにもすることができる。
以上のように、盲板11を取り付けるための薄板の取り付
け板部材12,12aの板厚さが薄いことにより、表面カバー
６の固定部6aまたは、ユニット９とともに基板３の取り
付け部分に取り付け固定しても、筺体カバー７を取り付
けることに影響をおよぼすことはないものである。
け板部材12,12aの板厚さが薄いことにより、表面カバー
６の固定部6aまたは、ユニット９とともに基板３の取り
付け部分に取り付け固定しても、筺体カバー７を取り付
けることに影響をおよぼすことはないものである。
上カバー7aと下カバー7bとからなる筐体カバー７を、第
１図（ａ）または第３図に示されるように、それぞれの
前方先端を表面カバー６の内面に差し込み挿入して係合
させ、後面をねじ８により基板３に取り付け固定させ
る。
１図（ａ）または第３図に示されるように、それぞれの
前方先端を表面カバー６の内面に差し込み挿入して係合
させ、後面をねじ８により基板３に取り付け固定させ
る。
以上詳細に説明したように本考案の筐体構造によれば、
共通の大きさの筐体にユニットの大きさの相違で表面カ
バーの開口部に空隙の生じる場合には、それを補填する
盲板を取り付けた薄板の取り付け板部材を用意してお
き、表面カバーの裏面から取り付けることにより、構造
の変更や格別な構成をユニットまたは筐体に採り入れる
ことなく表面カバーまたはユニットとともに基板に取り
付けることで、簡単容易に取り付けることができ、取り
付け用のねじなどが外部に露出するようなこともない。
共通の大きさの筐体にユニットの大きさの相違で表面カ
バーの開口部に空隙の生じる場合には、それを補填する
盲板を取り付けた薄板の取り付け板部材を用意してお
き、表面カバーの裏面から取り付けることにより、構造
の変更や格別な構成をユニットまたは筐体に採り入れる
ことなく表面カバーまたはユニットとともに基板に取り
付けることで、簡単容易に取り付けることができ、取り
付け用のねじなどが外部に露出するようなこともない。
盲板が表面カバーの面から突出したり、引っ込んだ位置
とならずに、美観を損ねることなく体裁のよい状態が得
られる種々の効果はきわめて著しいものである。
とならずに、美観を損ねることなく体裁のよい状態が得
られる種々の効果はきわめて著しいものである。
第１図（ａ）は本考案の筐体構造の側面図、 第１図（ｂ）は同図（ａ）のA-B断面図、 第２図は本考案の筐体構造に適用する盲板の斜視図、 第３図は本考案の筐体構造の他の実施例を示す側面図、 第４図は従来の筐体構造の斜視図、 第５図は従来の筐体構造の側面図、 をそれぞれ示す。 各図において、 1,9はユニット、３は基板、 4,10は表面パネル、５は開口部、 ６は表面カバー、6aは固定部、 ７は筐体カバー、7aは上カバー、 7bは下カバー、８はねじ、 11は盲板、 12,12aは薄板の取り付け板部材、 である。
Claims (1)
- 【請求項１】ユニット（９）および前面の表面カバー
（６）をそれらの両側面側で取り付け固定する基板
（３）と、 上記ユニット（９）および基板（３）を覆い該基板に取
り付けられる筐体カバー（７）と、 上記表面カバー６の前面と一致するようにユニット前面
の表面パネル（10）を嵌め込んで露出させるための開口
部（５）と、 上記開口部（５）の開口幅と表面パネル（10）の幅との
形状差にもとづく空隙の開口部に嵌め込んで該空隙を塞
ぐ盲板（11）と、 上記盲板（11）の背面に取り付けられて表面カバー
（６）の裏面に両側で接してさらに該両側から背面方向
に延びる薄板の取り付け板部材（12）（12a）と、 からなり、 上記取り付け板部材（12）（12a）の先端は上記表面カ
バー（６）またはユニット（９）とともに上記基板
（３）に取り付け固定されるようにしたことを特徴とす
る筐体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987170641U JPH0639486Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987170641U JPH0639486Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 筐体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0173976U JPH0173976U (ja) | 1989-05-18 |
| JPH0639486Y2 true JPH0639486Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31461760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987170641U Expired - Lifetime JPH0639486Y2 (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 筐体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639486Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP1987170641U patent/JPH0639486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0173976U (ja) | 1989-05-18 |
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