JPH06346333A - ノズル - Google Patents
ノズルInfo
- Publication number
- JPH06346333A JPH06346333A JP13031393A JP13031393A JPH06346333A JP H06346333 A JPH06346333 A JP H06346333A JP 13031393 A JP13031393 A JP 13031393A JP 13031393 A JP13031393 A JP 13031393A JP H06346333 A JPH06346333 A JP H06346333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving member
- hollow chamber
- pressure
- fluid
- nozzle plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズル板の周縁から表面に向う流体を止める
ようにしたノズルを提供する。 【構成】 端末に噴射口12を有する通路11の途中に
中空室13を設けて、この中空室に流路15付の受圧部
材14を組み込み、受圧部材に作用する流体圧によりシ
ール部材22にノズル板20を押し付けて、流体のもれ
をなくする。
ようにしたノズルを提供する。 【構成】 端末に噴射口12を有する通路11の途中に
中空室13を設けて、この中空室に流路15付の受圧部
材14を組み込み、受圧部材に作用する流体圧によりシ
ール部材22にノズル板20を押し付けて、流体のもれ
をなくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、不織布を製
造する工程に使用するウエブの繊維交絡用のノズルに関
する。
造する工程に使用するウエブの繊維交絡用のノズルに関
する。
【0002】
【従来の技術】不織布を製造する工程での繊維の交絡に
は、図6に示すように、ウエブAの移送ネットコンベヤ
1のキャリア側上方に並べた各ノズル2からの噴射水が
用いられる。
は、図6に示すように、ウエブAの移送ネットコンベヤ
1のキャリア側上方に並べた各ノズル2からの噴射水が
用いられる。
【0003】なお、ウエブAに吹き付けた水は、各ノズ
ル2に対向するように、ネットコンベヤ1のキャリア側
下側に配置したサクションボックス3により回収する。
ル2に対向するように、ネットコンベヤ1のキャリア側
下側に配置したサクションボックス3により回収する。
【0004】上記のような繊維の交絡に使用するノズル
にあっては、噴射口の手前に介在したノズル板から水を
噴射するようになっている。
にあっては、噴射口の手前に介在したノズル板から水を
噴射するようになっている。
【0005】上記のノズル板は、従来、噴射口の手前の
通路に中空室を設けて、この中空室に内蔵すると共に、
水圧により中空室の噴射口側の端面にノズル板の周縁部
を圧接するようになっている。
通路に中空室を設けて、この中空室に内蔵すると共に、
水圧により中空室の噴射口側の端面にノズル板の周縁部
を圧接するようになっている。
【0006】なお、中空室のノズル板の周縁部に対向す
る面には、溝が形成され、この溝には、シール部材が嵌
め込んである。
る面には、溝が形成され、この溝には、シール部材が嵌
め込んである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成によ
ると、ノズル板に供給水の圧力を受けて、シール部材に
ノズル板の表面周縁部を圧接するようにしてあるので、
中空室に圧送した供給水の一部がノズル板の周縁からノ
ズル板の表面に向う。
ると、ノズル板に供給水の圧力を受けて、シール部材に
ノズル板の表面周縁部を圧接するようにしてあるので、
中空室に圧送した供給水の一部がノズル板の周縁からノ
ズル板の表面に向う。
【0008】このため、シール部材に対してノズル板を
良好に圧接することができず、ノズル板を通過しない水
が噴射口に向う問題があった。
良好に圧接することができず、ノズル板を通過しない水
が噴射口に向う問題があった。
【0009】そこで、この発明は、シール部材に対して
ノズル板が良好に圧接するようにしたことを課題とす
る。
ノズル板が良好に圧接するようにしたことを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、端末に噴射口を有する通路と、この
通路の上記噴射口の手前に設けた中空室と、この中空室
内に流体の流れ方向にスライド自在で、かつ末端面に供
給流体圧を受圧するように組み込んだ受圧部材と、この
受圧部材に上記受圧部材の末端から先端の上記通路と対
向する位置に供給流体を通過させるように設けた流路
と、上記中空室の噴射口側端面と上記受圧部材との間に
介在したノズル板と、上記中空室の噴射口側端面に設け
てある溝に嵌め込んだシール部材とから成るノズルを採
用する。
めに、この発明は、端末に噴射口を有する通路と、この
通路の上記噴射口の手前に設けた中空室と、この中空室
内に流体の流れ方向にスライド自在で、かつ末端面に供
給流体圧を受圧するように組み込んだ受圧部材と、この
受圧部材に上記受圧部材の末端から先端の上記通路と対
向する位置に供給流体を通過させるように設けた流路
と、上記中空室の噴射口側端面と上記受圧部材との間に
介在したノズル板と、上記中空室の噴射口側端面に設け
てある溝に嵌め込んだシール部材とから成るノズルを採
用する。
【0011】
【作用】通路から中空室に向う流体の流体圧は、受圧部
材の末端面に作用する。
材の末端面に作用する。
【0012】末端面に流体圧を受けた受圧部材は、噴射
口の方向にスライドすると共に、中空室の噴射口を有す
る側の端面に受圧部材を介しノズル板を押し付ける。
口の方向にスライドすると共に、中空室の噴射口を有す
る側の端面に受圧部材を介しノズル板を押し付ける。
【0013】一方、受圧部材の手前側の流体は、流路を
へて噴射口に向い、そして、噴射口から吹き付ける。
へて噴射口に向い、そして、噴射口から吹き付ける。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1から図4に示すように、11は端末に
噴射口12を有する通路で、この通路11の噴射口12
の手前には、中空室13が設けられている。
噴射口12を有する通路で、この通路11の噴射口12
の手前には、中空室13が設けられている。
【0016】また、中空室13内には、流体の流れ方向
にスライド自在で、かつ末端面に供給流体圧を受圧する
受圧部材14が組み込んである。
にスライド自在で、かつ末端面に供給流体圧を受圧する
受圧部材14が組み込んである。
【0017】さらに、受圧部材14には、末端から先端
の通路11と対向する位置に流体を通過させる流路15
が設けられている。
の通路11と対向する位置に流体を通過させる流路15
が設けられている。
【0018】上記の流路15は、図3に示すように、大
径部16と、この大径部16の前面から噴射口12の方
向に向けて突出する小径部17とで受圧部材14を形成
すると共に、大径部16の両側面に設けた溝条18と、
小径部17の両側面から互に軸芯方向に向き、そして、
小径部17の前面に連通する通孔19とで流路15を形
成する場合や、図4に示すように、受圧部材14の軸芯
に通孔19’(図示の1本に限定されない)を設けたも
のなどがある。
径部16と、この大径部16の前面から噴射口12の方
向に向けて突出する小径部17とで受圧部材14を形成
すると共に、大径部16の両側面に設けた溝条18と、
小径部17の両側面から互に軸芯方向に向き、そして、
小径部17の前面に連通する通孔19とで流路15を形
成する場合や、図4に示すように、受圧部材14の軸芯
に通孔19’(図示の1本に限定されない)を設けたも
のなどがある。
【0019】なお、図1から図3に示すように、パイプ
31の外周面軸線方向に座板32を溶接などにより気密
状に固定すると共に、この座板32の表面とパイプ31
内とは、整流をかねる無数の小孔33により連通し、ま
た座板32の表面に締付具34を介し着脱自在で、かつ
シール部材35により気密状に板状体36を取付け、こ
の板状体36に、小孔33に連通する噴射口12付通路
11及び通路11の中途にパイプ31の長手方向に沿う
中空室13及びこの中空室13に横長な板状の受圧部材
14を組み込んでおくと、一本のパイプ31に多数のノ
ズルを設けることができる。
31の外周面軸線方向に座板32を溶接などにより気密
状に固定すると共に、この座板32の表面とパイプ31
内とは、整流をかねる無数の小孔33により連通し、ま
た座板32の表面に締付具34を介し着脱自在で、かつ
シール部材35により気密状に板状体36を取付け、こ
の板状体36に、小孔33に連通する噴射口12付通路
11及び通路11の中途にパイプ31の長手方向に沿う
中空室13及びこの中空室13に横長な板状の受圧部材
14を組み込んでおくと、一本のパイプ31に多数のノ
ズルを設けることができる。
【0020】また、中空室13の噴射口12側端面と受
圧部材14との間には、ノズル板20が介在してある。
圧部材14との間には、ノズル板20が介在してある。
【0021】21は噴射口12の流入端外側に位置させ
て中空室13の端面に設けた溝で、この溝21には、シ
ール部材22が嵌め込んである。
て中空室13の端面に設けた溝で、この溝21には、シ
ール部材22が嵌め込んである。
【0022】上記のように構成すると、通路11から中
空室13に向う流体(圧送水)の圧は、受圧部材14の
末端面に作用する。
空室13に向う流体(圧送水)の圧は、受圧部材14の
末端面に作用する。
【0023】末端面に流体圧を受けた受圧部材14は、
噴射口12の方向にスライドすると共に、中空室13の
噴射口12を有する側の端面に受圧部材14を介しノズ
ル板20を押し付けるので、シール部材22によりノズ
ル板20の周縁から表面(噴射口12側)への流体もれ
がなくなる。
噴射口12の方向にスライドすると共に、中空室13の
噴射口12を有する側の端面に受圧部材14を介しノズ
ル板20を押し付けるので、シール部材22によりノズ
ル板20の周縁から表面(噴射口12側)への流体もれ
がなくなる。
【0024】一方、受圧部材14の手前側の流体は、流
路15をへて噴射口12に向い、噴射する。
路15をへて噴射口12に向い、噴射する。
【0025】図中41はフィルタ、42はノズル孔であ
る。
る。
【0026】
【効果】この発明に係るノズルは、以上のように構成し
てあるので、受圧部材によりシール部材にノズル板を押
し付けて、ノズル板を通過しない流体のもれを止めるこ
とができる。
てあるので、受圧部材によりシール部材にノズル板を押
し付けて、ノズル板を通過しない流体のもれを止めるこ
とができる。
【図1】この発明のノズルを示す一部切欠正面図
【図2】同上の縦断拡大側面図
【図3】上の要部を示す縦断拡大側面図
【図4】流路の異なる実施例を示す縦断拡大側面図
【図5】要部を示す分解斜視図
【図6】使用状態を示す側面図
11 通路 12 噴射口 13 中空室 14 受圧部材 15 流路 16 大径部 17 小径部 18 溝条 19、19’ 通孔 20 ノズル板 22 シール部材
Claims (1)
- 【請求項1】 端末に噴射口を有する通路と、この通路
の上記噴射口の手前に設けた中空室と、この中空室内に
流体の流れ方向にスライド自在で、かつ末端面に供給流
体圧を受圧するように組み込んだ受圧部材と、この受圧
部材に上記受圧部材の末端から先端の上記通路と対向す
る位置に供給流体を通過させるように設けた流路と、上
記中空室の噴射口側端面と上記受圧部材との間に介在し
たノズル板と、上記中空室の噴射口側端面に設けてある
溝に嵌め込んだシール部材とから成るノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13031393A JPH06346333A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13031393A JPH06346333A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06346333A true JPH06346333A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15031341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13031393A Pending JPH06346333A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06346333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006520196A (ja) * | 2003-02-10 | 2006-09-07 | ワッツ,エドワード,ディー. | 液体注入装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53115917A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-09 | Sugino Mach | Nozzle for spraying superrhigh pressure water |
JPS6429264U (ja) * | 1987-08-14 | 1989-02-21 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP13031393A patent/JPH06346333A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53115917A (en) * | 1977-03-17 | 1978-10-09 | Sugino Mach | Nozzle for spraying superrhigh pressure water |
JPS6429264U (ja) * | 1987-08-14 | 1989-02-21 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006520196A (ja) * | 2003-02-10 | 2006-09-07 | ワッツ,エドワード,ディー. | 液体注入装置 |
JP2010115207A (ja) * | 2003-02-10 | 2010-05-27 | Edward D Watts | 液体注入装置 |
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