[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0633425U - コンバインのエンジン装置 - Google Patents

コンバインのエンジン装置

Info

Publication number
JPH0633425U
JPH0633425U JP7641892U JP7641892U JPH0633425U JP H0633425 U JPH0633425 U JP H0633425U JP 7641892 U JP7641892 U JP 7641892U JP 7641892 U JP7641892 U JP 7641892U JP H0633425 U JPH0633425 U JP H0633425U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
radiator
room
fan
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7641892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2600750Y2 (ja
Inventor
高 茂 實 日
田 茂 中
矢 昭 彦 中
家 輝 光 大
山 浩 二 森
畑 俊 紀 桐
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP1992076418U priority Critical patent/JP2600750Y2/ja
Publication of JPH0633425U publication Critical patent/JPH0633425U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600750Y2 publication Critical patent/JP2600750Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] コンバインにおける低騒音型のエンジンを
構造コンパクトに、しかも保守点検容易に構成する。 [構成] エンジン(20)を略密閉状のエンジンル
ーム(22)内に配設すると共に、該エンジンルーム
(22)上方のラジエータルーム(25)内にエンジン
ラジエータ(21)を配設するようにした構造におい
て、前記ラジエータ(21)を送風冷却するファン(2
4)とエンジン(20)とをファンベルト(40)を介
して連動連結すると共に、該ファンベルト(40)の外
側を防塵網(44)を有する開閉カバー(41)で覆
う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンバインの走行部及び刈取脱穀部など各部の駆動を行うエンジン装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現行のコンバインにあっては、エンジンラジエータは機体外側位置となるエン ジンの左右一側に、エンジンとは近接した位置でラジエータ冷却用のラジアル形 ファンと一体的に設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍らこのようなエンジン構造の場合、ラジエータの冷却風開口部を閉塞 することができないため、エンジンルームの開口率も高いものとなって、エンジ ンやファンの駆動音もうるさく、低騒音型コンバインが望まれる昨今の実情には そぐわないという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって本考案は、エンジンを略密閉状のエンジンルーム内に配設すると共 に、該エンジンルーム上方のラジエータルーム内にエンジンラジエータを配設す るようにした構造において、前記ラジエータを送風冷却するファンとエンジンと をファンベルトを介して連動連結すると共に、該ファンベルトの外側を防塵網を 有する開閉カバーで覆うことによって、エンジンをラジエータより隔離させてエ ンジンルームの密閉度を大とさせた低騒音構造を可能にできるもので、特にこの 場合エンジンとラジエータが近接配置できてコンパクトな構造にできると共に、 ラジエータホース配管の短縮化が図れて組立性及び信頼性を向上させることがで き、またファンベルトの点検や交換性を良好とさせることができてメンテナンス も向上させることができる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はエンジン部の正面説 明図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走 行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム (1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6 )及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機 構(10)などを備える刈取部、(11)はメーンフレーム(12)を介して刈 取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨 ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し て搬入する穀物タンク、(17)は運転操作部(18)及び運転席(19)を備 える運転部であり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0006】 図4乃至図6にも示す如く、前記脱穀部(4)及び刈取部(8)などの駆動を 行うエンジン(20)と、該エンジン(20)の燃焼室の冷却を行うエンジンラ ジエータ(21)とは上下に隔離させて機体後部である穀物タンク(15)の後 方に配設するもので、略密閉箱形のエンジンエンクローズルーム(22)(エン ジン(20)全体を略密閉状に覆うエンジンルームを以下をこのように称する) 内にエンジン(20)を配置するエンジンケース(23)を機台(3)上に設け ると共に、前記ラジエータ(21)に空気を送風してその放熱冷却を行うラジエ ータ冷却用のラジアルファン(24)をラジエータ(21)と一体に、前記エン ジンケース(23)上部に形成するラジエータルーム(25)内に設けて、エン ジン(20)やラジエータ冷却用ファン(24)の騒音の低減化を図るように構 成している。
【0007】 また、前記エンジン(20)は機台(3)に防振ゴム(26)を介して支持し て、エンジンケース(23)にエンジン(20)の振動が伝わるのを防止すると 共に、エンジン(20)のフライホイル(27)を介する左出力軸(28a)を エンクローズルーム(22)外側に配設するカウンタ軸(29)に自在継手軸( 30)を介し連動連結させて、カウンタ軸(29)でのベルト張力に影響されな い適正な防振ゴム(26)の選定を可能とするように構成している。そしてエン ジンケース(23)の左側壁に開設する前記継手軸(30)の挿通穴(31)を ルーム(22)内に外気を取入れる換気穴として兼用させると共に、該挿通穴( 31)の開口率を小に抑えて、このルーム(22)の密閉度を大とさせて低騒音 化を向上させるように構成している。
【0008】 さらに、前記エンジン(20)の反フライホイル側となる右出力軸(28b) にプーリ(32)(33)及びベルト(34)を介してエンジン(20)右外側 に突設するエンジン換気用ファン(35)のファン軸(36)を連動連結すると 共に、前記ラジエータ(21)の右外側に配設するラジアルファン(24)のフ ァン軸(37)にケース(23)の右外側でプーリ(38)(39)及びファン ベルト(40)を介して前記ファン軸(36)を連動連結させ、前記プーリ(3 8)(39)及びベルト(40)の外側を開閉カバー(41)で覆って、該カバ ー(41)内にエンクローズルーム(22)とラジエータルーム(25)を連通 させる換気風路(42)を形成させて、前記挿通穴(31)よりエンクローズル ーム(22)内に取入れた換気用空気を風路(42)を介しラジエータルーム( 25)内に送り込むように構成している。
【0009】 またさらに、前記カバー(41)の上部右側にはラジエータ冷却用の空気を取 入れる外気吸込口(43)を開設し、該吸込口(43)に防塵網(44)を、ま たこの内側に遮蔽板(45)を配設して、吸込口(43)を取入れる空気と風路 (42)からの空気とをラジエータルーム(25)内を流通させてこの反対側の 排風口(46)より外側に排出させるように構成する一方、前記カバー(41) の下端左側をケース(23)右外壁に回動支点軸(47)を介して開閉自在に支 持させて、該カバー(41)の開放時前記プーリ(38)(39)及びファンベ ルト(40)の交換など保守点検を容易とさせるように構成している。
【0010】 ところで前記ラジエータルーム(25)内には、エンジン(20)とラジエー タ(25)間に配管するラジエータホース(48)と、エンジン(20)の潤滑 油の油量を検出する検油棒(49)と、エンジン(20)の燃焼用空気を取入れ るエアクリーナ(50)と、燃焼後の排気ガスを排出するマフラー(51)とを それぞれ配設して、エンジンルーム(22)上面側で右側よりファン(24)・ ラジエータ(21)・ホース(48)・検油棒(49)・エアクリーナ(50) ・マフラー(51)の順に配置させ、ラジエータルーム(25)を覆う開閉自在 なルームカバー(52)を取外しすることによって、日常メンテナンスを全てエ ンジンルーム(22)上面で実施可能とさせると共に、エアクリーナ(50)及 びマフラー(51)の騒音低減と、マフラー(51)の効果的な冷却も可能とさ せるように構成している。また前記マフラー(51)の取付フランジ(53)は 、ラジエータルーム(25)の底板(23a)と同一面に設けて、ボルト(54 )など介するフランジ(53)の着脱を容易とさせて、マフラー(51)の組立 性を向上させるように構成している。
【0011】 本実施例は上記の如く構成するものにして、大きな冷却風用開口を必要とする ラジエータ(21)をエンジン(20)配置位置より上方に離して配設すること によって、エンジン(20)を収納するエンジンエンクローズルーム(22)を 最大に密閉状のものとさせることが可能となってエンジン騒音の低減を図ること ができるもので、またラジエータ(21)冷却時には前記風路(42)によって エンクローズルーム(22)内の換気も同時に良好に行われて、エンジン(20 )性能を長期安定維持させることができる。
【0012】 また前記エンジン(20)とラジエータ(21)は上下最大に近接配置して、 ラジエータホース(48)の配管を短くできて組立性及び信頼性を向上させるこ とができると共に、前記カバー(41)(52)の開放によってファンベルト( 40)やファン(24)・ラジエータ(21)・ホース(48)・検油棒(49 )・エアクリーナ(50)・マフラー(51)などの日常点検などが容易に行え て、これらの保守点検での向上化が図れる。
【0013】 なお前記エンジン換気用ファン(35)を省略化しても良い。
【0014】 図7は排藁処理部(13)など後部アタッチメントをエンジン部(20a)に 平面視ラップさせるように設けたもので、排藁処理部(13)の右端をエンジン 部(20a)後部にラップさせる如く延設させ、排藁処理部(13)の前側左端 を脱穀部(4)後側左端に回動支点軸(55)を介し開閉自在に装設すると共に 、エンジン部(20a)の後側左端を脱穀部(4)後側右端に回動支点軸(56 )を介し開閉自在に装設して、通常時エンジン部(20a)の気密性を高めて、 防音効果を向上させると共に、エンジン部(20a)の開放時前後左右及び上下 6面よりの保守点検を可能とさせて、このメンテナンス向上を図るように構成し たものである。
【0015】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、エンジン(20)を略密閉状のエ ンジンルーム(22)内に配設すると共に、該エンジンルーム(22)上方のラ ジエータルーム(25)内にエンジンラジエータ(21)を配設するようにした 構造において、前記ラジエータ(21)を送風冷却するファン(24)とエンジ ン(20)とをファンベルト(40)を介して連動連結すると共に、該ファンベ ルト(40)の外側を防塵網(44)を有する開閉カバー(41)で覆ったもの であるから、エンジン(20)をラジエータ(21)より隔離させてエンジンル ーム(22)の密閉度を大とさせた低騒音構造を可能にできるもので、特にこの 場合エンジン(20)とラジエータ(21)が近接配置できてコンパクトな構造 にできると共に、ラジエータホース(48)配管の短縮化が図れて組立性及び信 頼性を向上させることができ、またファンベルト(40)の点検や交換性を良好 とさせることができてメンテナンスも向上させることができるなど顕著な効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン部の正面説明図である。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】コンバインの正面説明図である。
【図5】エンジン部の側面説明図である。
【図6】エンジン部の平面説明図である。
【図7】他の変形構造例を示す説明図である。
【符号の説明】
(20) エンジン (21) エンジンラジエータ (22) エンジンルーム (24) ファン (25) ラジエータルーム (40) ファンベルト (41) カバー (44) 防塵網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大 家 輝 光 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)考案者 森 山 浩 二 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)考案者 桐 畑 俊 紀 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを略密閉状のエンジンルーム内
    に配設すると共に、該エンジンルーム上方のラジエータ
    ルーム内にエンジンラジエータを配設するようにした構
    造において、前記ラジエータを送風冷却するファンとエ
    ンジンとをファンベルトを介して連動連結すると共に、
    該ファンベルトの外側を防塵網を有する開閉カバーで覆
    ったことを特徴とするコンバインのエンジン装置。
JP1992076418U 1992-10-07 1992-10-07 コンバインのエンジン装置 Expired - Fee Related JP2600750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076418U JP2600750Y2 (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コンバインのエンジン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992076418U JP2600750Y2 (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コンバインのエンジン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0633425U true JPH0633425U (ja) 1994-05-06
JP2600750Y2 JP2600750Y2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=13604656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992076418U Expired - Fee Related JP2600750Y2 (ja) 1992-10-07 1992-10-07 コンバインのエンジン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600750Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179157A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Iseki & Co Ltd 作業車両の原動部構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6580961B2 (ja) * 2015-11-30 2019-09-25 ヤンマー株式会社 収穫機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179157A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Iseki & Co Ltd 作業車両の原動部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2600750Y2 (ja) 1999-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0633425U (ja) コンバインのエンジン装置
JP3177717B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP3198368B2 (ja) コンバイン
JP2571031Y2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP2001342645A (ja) 掘削作業車
JP4716475B2 (ja) 農作業機
JPH10286018A (ja) コンバイン
JP3425679B2 (ja) コンバインの冷却装置
JP2984989B2 (ja) コンバイン
JP3425680B2 (ja) 移動農機
JP3565431B2 (ja) コンバイン
JPH08163916A (ja) コンバインのエンジン装置
JP3188961B2 (ja) コンバインのエンジン装置
JP2832707B2 (ja) コンバイン
JPH063033U (ja) コンバインのエンジン装置
JP3291579B2 (ja) コンバイン
JP3250047B2 (ja) コンバイン
JPH0633424U (ja) コンバインのエンジン装置
JP2899963B2 (ja) コンバイン
JP3108614B2 (ja) 作業車
JPH0630U (ja) コンバインのエンジン装置
JP2832706B2 (ja) コンバイン
JPS6126590Y2 (ja)
JP3434875B2 (ja) コンバインの座席台開閉機構
JP2569465Y2 (ja) コンバインのエンジン装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees