JPH06328057A - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH06328057A JPH06328057A JP5124309A JP12430993A JPH06328057A JP H06328057 A JPH06328057 A JP H06328057A JP 5124309 A JP5124309 A JP 5124309A JP 12430993 A JP12430993 A JP 12430993A JP H06328057 A JPH06328057 A JP H06328057A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- treatment
- waste
- kitchen waste
- medium
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 屋外に配置される処理槽1と、処理槽1内に
収納され厨芥を分解処理する菌や微生物を培養する処理
媒質2と、厨芥と処理媒質2とを混合する撹拌翼3と、
家屋の壁面あるいは厨房機器に形成され屋内に開口する
厨芥廃棄口20と、厨芥廃棄口20と処理槽1とを連通する
廃棄ダクト19とを備えた厨芥処理装置。 【効果】 屋内に形成した厨芥廃棄口から屋外に配置し
た処理槽へ厨芥を廃棄して、処理媒質により厨芥を分解
処理することができ、使用勝手を向上することが出来
る。
収納され厨芥を分解処理する菌や微生物を培養する処理
媒質2と、厨芥と処理媒質2とを混合する撹拌翼3と、
家屋の壁面あるいは厨房機器に形成され屋内に開口する
厨芥廃棄口20と、厨芥廃棄口20と処理槽1とを連通する
廃棄ダクト19とを備えた厨芥処理装置。 【効果】 屋内に形成した厨芥廃棄口から屋外に配置し
た処理槽へ厨芥を廃棄して、処理媒質により厨芥を分解
処理することができ、使用勝手を向上することが出来
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥を菌や微生物によ
り分解処理する厨芥処理装置に関する。
り分解処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種厨芥処理装置として、土壌
菌により厨芥を堆肥化する処理装置が広く使用されてい
る。この処理装置は、筒状体と、筒状体の上面開口を被
う蓋とから構成され、筒状体の下面開口を地表に載置
し、上面開口から筒状体内に投入した厨芥を土壌菌によ
り堆肥化するものであるが、堆肥化の速度が遅く、処理
能力に問題がある。
菌により厨芥を堆肥化する処理装置が広く使用されてい
る。この処理装置は、筒状体と、筒状体の上面開口を被
う蓋とから構成され、筒状体の下面開口を地表に載置
し、上面開口から筒状体内に投入した厨芥を土壌菌によ
り堆肥化するものであるが、堆肥化の速度が遅く、処理
能力に問題がある。
【0003】この問題を解決するために、菌や微生物を
培養する処理媒質を収納した処理槽内に厨芥を投棄し、
厨芥を菌や微生物により分解処理する厨芥処理装置が、
実開平2-1291号公報(B09B 3/00)、実開平2-125942号公
報(C05F 9/02)等にて提案された。これらの公報に示さ
れる厨芥処理装置は、厨芥の発生により生じる水を排水
する必要があり、また悪臭や害虫が発生する可能性があ
ることから、屋外に設置されるが、厨房にて発生した厨
芥を屋外まで廃棄しにいく必要があり、使用勝手が悪い
ものであった。
培養する処理媒質を収納した処理槽内に厨芥を投棄し、
厨芥を菌や微生物により分解処理する厨芥処理装置が、
実開平2-1291号公報(B09B 3/00)、実開平2-125942号公
報(C05F 9/02)等にて提案された。これらの公報に示さ
れる厨芥処理装置は、厨芥の発生により生じる水を排水
する必要があり、また悪臭や害虫が発生する可能性があ
ることから、屋外に設置されるが、厨房にて発生した厨
芥を屋外まで廃棄しにいく必要があり、使用勝手が悪い
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、使用勝手を向上し得る厨芥処理装
置を提供することを課題とする。
鑑みなされたもので、使用勝手を向上し得る厨芥処理装
置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋外に設置さ
れる処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理
する菌や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処理媒質
とを混合する混合手段と、家屋の壁面あるいは厨房機器
に形成され、屋内に開口する厨芥廃棄口と、前記厨芥廃
棄口と処理槽内とを連通する廃棄路とを備えたことを特
徴とする。
れる処理槽と、該処理槽内に収納され、厨芥を分解処理
する菌や微生物を培養する処理媒質と、厨芥と処理媒質
とを混合する混合手段と、家屋の壁面あるいは厨房機器
に形成され、屋内に開口する厨芥廃棄口と、前記厨芥廃
棄口と処理槽内とを連通する廃棄路とを備えたことを特
徴とする。
【0006】
【作用】厨芥は、家屋の壁面あるいは厨房機器に形成さ
れた厨芥廃棄口から廃棄路を介して屋外に設置された処
理槽に廃棄され、処理媒質に混合されて処理媒質に培養
される菌や微生物により分解処理される。
れた厨芥廃棄口から廃棄路を介して屋外に設置された処
理槽に廃棄され、処理媒質に混合されて処理媒質に培養
される菌や微生物により分解処理される。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図4に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【0008】1は上面を開口した合成樹脂製の処理槽
で、処理媒質2の収納している。前記処理媒質2は、お
が屑等の木質細片、もみがら、米糠、土等の微生物培養
基材からなり、本実施例では、特公平2-34679号公報(C0
2F 11/02)「木質細片による汚泥の微生物処理方法」に
示される微生物培養基材を使用している。この処理媒質
2に厨芥を混合すると、処理媒質2に培養される菌や微
生物が厨芥を水と炭酸ガスに分解し、厨芥を消滅させ
る。
で、処理媒質2の収納している。前記処理媒質2は、お
が屑等の木質細片、もみがら、米糠、土等の微生物培養
基材からなり、本実施例では、特公平2-34679号公報(C0
2F 11/02)「木質細片による汚泥の微生物処理方法」に
示される微生物培養基材を使用している。この処理媒質
2に厨芥を混合すると、処理媒質2に培養される菌や微
生物が厨芥を水と炭酸ガスに分解し、厨芥を消滅させ
る。
【0009】3は前記処理槽1内に配置された攪拌翼
で、前記処理槽1両側壁に設けられる補強板6に回転自
在に回転軸4と、該回転軸4に固定される複数の攪拌羽
根5とから構成され、回転軸4及び攪拌羽根5はステン
レスにて形成されている。前記攪拌羽翼5は断面形状略
V字状に形成され、その稜線側に向かって湾曲形成され
ると共に、回転軸4に螺旋状に溶接固定されている。7
は前記回転軸4に回り止め固定されるスプロケットで、
処理槽1上部に図示しない補強板を介して固定される電
動機8のスプロケット9との間にチェーンを仮設し、電
動機8の駆動によりチェーンを介して攪拌翼3を回転さ
せるようになっている。
で、前記処理槽1両側壁に設けられる補強板6に回転自
在に回転軸4と、該回転軸4に固定される複数の攪拌羽
根5とから構成され、回転軸4及び攪拌羽根5はステン
レスにて形成されている。前記攪拌羽翼5は断面形状略
V字状に形成され、その稜線側に向かって湾曲形成され
ると共に、回転軸4に螺旋状に溶接固定されている。7
は前記回転軸4に回り止め固定されるスプロケットで、
処理槽1上部に図示しない補強板を介して固定される電
動機8のスプロケット9との間にチェーンを仮設し、電
動機8の駆動によりチェーンを介して攪拌翼3を回転さ
せるようになっている。
【0010】10は前記処理槽1内に配設される加熱手段
で、処理媒質2全体を、処理媒質2に培養される菌や微
生物の活動が活性化し、生ゴミに発生する害虫の発生が
妨げられる程度の温度、本実施例では、約35度〜60
度に維持するようになっている。
で、処理媒質2全体を、処理媒質2に培養される菌や微
生物の活動が活性化し、生ゴミに発生する害虫の発生が
妨げられる程度の温度、本実施例では、約35度〜60
度に維持するようになっている。
【0011】11は前記処理槽1下部に、処理媒質2が漏
れない程度の多数の小孔を形成した金属製の区画板12に
より区画される排水部で、排水口13に図示しない排水ホ
ースを接続して浄化槽や下水に排水するようになってい
る。
れない程度の多数の小孔を形成した金属製の区画板12に
より区画される排水部で、排水口13に図示しない排水ホ
ースを接続して浄化槽や下水に排水するようになってい
る。
【0012】14は前記処理槽1外周を被う筒状の金属製
側壁板で、図示しない取付具により家屋壁面の屋外側に
固定されている。15は前記側壁板14上に載置固定される
合成樹脂製の天板で、処理槽1内部及び外部と水密的に
区画された基板収納室16、基板収納室16に隣接して形成
され処理槽1内部と外部とを連通する排気室17を有して
いる。18は前記排気室17下方に装着された送風機で、後
述する厨芥廃棄口20から廃棄ダクト19を介して処理槽1
内に吸気した空気を排気室17を介して外部に排気するよ
うになっている。
側壁板で、図示しない取付具により家屋壁面の屋外側に
固定されている。15は前記側壁板14上に載置固定される
合成樹脂製の天板で、処理槽1内部及び外部と水密的に
区画された基板収納室16、基板収納室16に隣接して形成
され処理槽1内部と外部とを連通する排気室17を有して
いる。18は前記排気室17下方に装着された送風機で、後
述する厨芥廃棄口20から廃棄ダクト19を介して処理槽1
内に吸気した空気を排気室17を介して外部に排気するよ
うになっている。
【0013】19は一端が前記天板15を貫通して処理槽1
に臨み、他端が家屋の壁面を貫通して台所の流し台の少
許上方に開口した廃棄ダクトで、他端の屋内側開口を厨
芥廃棄口20としている。前記廃棄ダクト19は、オレフィ
ン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂などの低摩擦抵抗材料
にて形成され、あるいは樹脂や金属にて形成したダクト
の内面にテフロンなどの低摩擦抵抗材料をコーティング
して形成される。
に臨み、他端が家屋の壁面を貫通して台所の流し台の少
許上方に開口した廃棄ダクトで、他端の屋内側開口を厨
芥廃棄口20としている。前記廃棄ダクト19は、オレフィ
ン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂などの低摩擦抵抗材料
にて形成され、あるいは樹脂や金属にて形成したダクト
の内面にテフロンなどの低摩擦抵抗材料をコーティング
して形成される。
【0014】21は家屋壁面に揺動自在に枢支された蓋体
で、廃棄ダクト19の厨芥廃棄口20を開閉自在に施蓋する
ようになっている。22は前記廃棄ダクト19に装着された
検出スイッチで、蓋体21の厨芥廃棄口20開閉状態を検出
し、蓋体21の開放状態で電動機8への給電を停止すると
共に、蓋体21が厨芥廃棄口20を開放して再度閉塞した
際、電動機8を駆動して厨芥廃棄口20から処理槽1内に
廃棄された厨芥と処理媒質2とを混合するようになって
いる。
で、廃棄ダクト19の厨芥廃棄口20を開閉自在に施蓋する
ようになっている。22は前記廃棄ダクト19に装着された
検出スイッチで、蓋体21の厨芥廃棄口20開閉状態を検出
し、蓋体21の開放状態で電動機8への給電を停止すると
共に、蓋体21が厨芥廃棄口20を開放して再度閉塞した
際、電動機8を駆動して厨芥廃棄口20から処理槽1内に
廃棄された厨芥と処理媒質2とを混合するようになって
いる。
【0015】而して、炊事により生じた厨芥は、蓋体21
を開放して、厨芥廃棄口20から廃棄ダクト19を介して処
理槽1に廃棄し、水を流して廃棄ダクト19内面に付着し
た厨芥を処理槽1内に洗い落とす。廃棄ダクト19は低摩
擦抵抗材料にて形成され、あるいは低摩擦抵抗材料をコ
ーティングしているので、厨芥はスムーズに処理槽1に
廃棄され、廃棄ダクト19内面に厨芥が付着して廃棄ダク
ト19内で厨芥が腐敗することはない。また、万一廃棄ダ
クト19内で厨芥が腐敗した場合でも、送風機18が廃棄ダ
クト19を介して空気を吸引しているので、腐敗臭が台所
へ漏れることはなく、使用者に不快感を与えることはな
い。
を開放して、厨芥廃棄口20から廃棄ダクト19を介して処
理槽1に廃棄し、水を流して廃棄ダクト19内面に付着し
た厨芥を処理槽1内に洗い落とす。廃棄ダクト19は低摩
擦抵抗材料にて形成され、あるいは低摩擦抵抗材料をコ
ーティングしているので、厨芥はスムーズに処理槽1に
廃棄され、廃棄ダクト19内面に厨芥が付着して廃棄ダク
ト19内で厨芥が腐敗することはない。また、万一廃棄ダ
クト19内で厨芥が腐敗した場合でも、送風機18が廃棄ダ
クト19を介して空気を吸引しているので、腐敗臭が台所
へ漏れることはなく、使用者に不快感を与えることはな
い。
【0016】厨芥の投入が終了すると、蓋体21を閉塞す
る。検出スイッチ22が蓋体21の閉塞を検出し、電動機8
が正転して攪拌翼3を図4に示す実線矢印方向に回転さ
せる。攪拌翼3は、攪拌羽根5のV字状に折曲した稜線
側に回転するため、厨芥と処理媒質2は容易に軸方向へ
押しやられ、比較的小さな負荷で回転する。また、攪拌
羽根5は稜線側に向かって湾曲しているため、処理媒質
2上に位置する厨芥を処理媒質2内に効率よく引き込
み、短期間に効率よく処理媒質2と混合する。さらに、
攪拌羽根5は螺旋状に配置しているため、厨芥と処理媒
質2とを回転方向のみならず、軸方向にも移動させて攪
拌することになり、一層攪拌効率が向上する。
る。検出スイッチ22が蓋体21の閉塞を検出し、電動機8
が正転して攪拌翼3を図4に示す実線矢印方向に回転さ
せる。攪拌翼3は、攪拌羽根5のV字状に折曲した稜線
側に回転するため、厨芥と処理媒質2は容易に軸方向へ
押しやられ、比較的小さな負荷で回転する。また、攪拌
羽根5は稜線側に向かって湾曲しているため、処理媒質
2上に位置する厨芥を処理媒質2内に効率よく引き込
み、短期間に効率よく処理媒質2と混合する。さらに、
攪拌羽根5は螺旋状に配置しているため、厨芥と処理媒
質2とを回転方向のみならず、軸方向にも移動させて攪
拌することになり、一層攪拌効率が向上する。
【0017】電動機8は一定時間、本実施例では20秒
正転すると、運転を停止し、電動機8が完全に停止する
までの所定時間後、本実施例では3秒経過後に逆回転
し、攪拌翼3を図4に示す破線矢印方向に回転させる。
電動機8は完全に停止した後逆転するので、電動機8の
起動時に逆起電力が発生することがなく、電動機8の耐
久性が向上する。電動機8の逆回転状態では、攪拌羽根
5は厨芥と処理媒質2を外周に押しやるようにしながら
攪拌し、処理槽1側壁との間で厨芥を粉砕する。この回
転方向は正転方向の回転に比べると負荷が大きくなる
が、粉砕能力が向上する。
正転すると、運転を停止し、電動機8が完全に停止する
までの所定時間後、本実施例では3秒経過後に逆回転
し、攪拌翼3を図4に示す破線矢印方向に回転させる。
電動機8は完全に停止した後逆転するので、電動機8の
起動時に逆起電力が発生することがなく、電動機8の耐
久性が向上する。電動機8の逆回転状態では、攪拌羽根
5は厨芥と処理媒質2を外周に押しやるようにしながら
攪拌し、処理槽1側壁との間で厨芥を粉砕する。この回
転方向は正転方向の回転に比べると負荷が大きくなる
が、粉砕能力が向上する。
【0018】電動機8は一定時間、本実施例では20秒
逆転すると、完全に停止するまでの所定時間後に再度正
転する。この正転と逆転とを交互に反復し、合計20分
経過すると運転を停止する。
逆転すると、完全に停止するまでの所定時間後に再度正
転する。この正転と逆転とを交互に反復し、合計20分
経過すると運転を停止する。
【0019】処理媒質2と混合された厨芥は、処理媒質
2に培養される菌や微生物により水と炭酸ガスに分解さ
れ、消滅する。処理槽1に廃棄された厨芥は、攪拌翼3
と処理槽1側壁との間で破砕されているので、比較的短
時間で分解消滅する。また、処理媒質2は加熱手段10に
より菌や微生物が活性化する温度に維持されているた
め、厨芥の分解処理効率が一層向上する。
2に培養される菌や微生物により水と炭酸ガスに分解さ
れ、消滅する。処理槽1に廃棄された厨芥は、攪拌翼3
と処理槽1側壁との間で破砕されているので、比較的短
時間で分解消滅する。また、処理媒質2は加熱手段10に
より菌や微生物が活性化する温度に維持されているた
め、厨芥の分解処理効率が一層向上する。
【0020】図5及び図6は本発明の第2実施例を示
し、廃棄ダクト19の厨芥廃棄口20側に多数の散水孔を形
成した散水管23を配置している。24は散水管23への水の
供給を制御する電磁バルブで、蓋体21が厨芥廃棄口20を
開放し再度閉塞したことを検出スイッチ22が検出した
際、所定時間後に散水管22に水を散水して廃棄ダクト19
内壁に付着した厨芥を処理槽1へ洗い落とすようになっ
ている。電磁バルブ24は蓋体21が厨芥廃棄口20を閉塞し
てから所定時間後に散水管23に水を供給するので、使用
者が一度の炊事で生じた厨芥を廃棄するために蓋体21を
何度も開閉した場合でも、蓋体21の開閉のたびに廃棄ダ
クト19に散水することがなく、水を無駄に使用すること
がない。
し、廃棄ダクト19の厨芥廃棄口20側に多数の散水孔を形
成した散水管23を配置している。24は散水管23への水の
供給を制御する電磁バルブで、蓋体21が厨芥廃棄口20を
開放し再度閉塞したことを検出スイッチ22が検出した
際、所定時間後に散水管22に水を散水して廃棄ダクト19
内壁に付着した厨芥を処理槽1へ洗い落とすようになっ
ている。電磁バルブ24は蓋体21が厨芥廃棄口20を閉塞し
てから所定時間後に散水管23に水を供給するので、使用
者が一度の炊事で生じた厨芥を廃棄するために蓋体21を
何度も開閉した場合でも、蓋体21の開閉のたびに廃棄ダ
クト19に散水することがなく、水を無駄に使用すること
がない。
【0021】第1実施例及び第2実施例においては、蓋
体21の開閉により厨芥の廃棄を検出したが、図7及び図
8に示す第3実施例のごとく、発光素子25と受光素子26
からなる光学センサを設け、発光素子25と受光素子26間
を厨芥が通過することによる受光素子26の受光量変化に
よって厨芥を検出し、電動機8及び電磁バルブ24を制御
するように構成してもよい。第3実施例においては、廃
棄ダクト19に光学センサを複数設け、廃棄ダクト19を通
過する厨芥を確実に検出するようにしている。また、発
光素子25及び受光素子26は、廃棄ダクト19に形成した開
口に水密に装着した透光部材27を介して受発光するよう
にして、散水管23から廃棄ダクト19に散水される水など
により発光素子25及び受光素子26が破損するのを防止し
ている。
体21の開閉により厨芥の廃棄を検出したが、図7及び図
8に示す第3実施例のごとく、発光素子25と受光素子26
からなる光学センサを設け、発光素子25と受光素子26間
を厨芥が通過することによる受光素子26の受光量変化に
よって厨芥を検出し、電動機8及び電磁バルブ24を制御
するように構成してもよい。第3実施例においては、廃
棄ダクト19に光学センサを複数設け、廃棄ダクト19を通
過する厨芥を確実に検出するようにしている。また、発
光素子25及び受光素子26は、廃棄ダクト19に形成した開
口に水密に装着した透光部材27を介して受発光するよう
にして、散水管23から廃棄ダクト19に散水される水など
により発光素子25及び受光素子26が破損するのを防止し
ている。
【0022】図9及び図10は第4実施例を示し、28は
廃棄ダクト19の処理槽1側開口部に揺動自在に装着され
るシャッターで、バネ29により常時廃棄ダクト19を閉塞
する方向へ付勢されており、シャッター28に厨芥が付着
しにくくするためにシャッター28はオレフィン樹脂、高
密度ポリエチレン樹脂などの低摩擦抵抗材料にて形成さ
れ、あるいは樹脂や金属にて形成した板状部材の表面に
テフロンなどの低摩擦抵抗材料をコーティングして形成
される。前記バネ29はシャッター28上に厨芥が投棄され
た際、厨芥の重量でシャッター28が容易に開放する程度
の付勢力に設定されている。
廃棄ダクト19の処理槽1側開口部に揺動自在に装着され
るシャッターで、バネ29により常時廃棄ダクト19を閉塞
する方向へ付勢されており、シャッター28に厨芥が付着
しにくくするためにシャッター28はオレフィン樹脂、高
密度ポリエチレン樹脂などの低摩擦抵抗材料にて形成さ
れ、あるいは樹脂や金属にて形成した板状部材の表面に
テフロンなどの低摩擦抵抗材料をコーティングして形成
される。前記バネ29はシャッター28上に厨芥が投棄され
た際、厨芥の重量でシャッター28が容易に開放する程度
の付勢力に設定されている。
【0023】30は天板15に装着されたリードスイッチ
で、シャッター28に固定された磁石31の磁力によりシャ
ッター28の開閉を検出し、電動機8及び電磁弁24を制御
するようになっている。
で、シャッター28に固定された磁石31の磁力によりシャ
ッター28の開閉を検出し、電動機8及び電磁弁24を制御
するようになっている。
【0024】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、屋内に形
成した厨芥廃棄口から屋外に配置した処理槽へ厨芥を廃
棄することができ、使用勝手を向上することができる等
の効果を奏する。
成した厨芥廃棄口から屋外に配置した処理槽へ厨芥を廃
棄することができ、使用勝手を向上することができる等
の効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同他の方向から見た断面図である。
【図3】同要部拡大断面図である。
【図4】同攪拌翼の斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図6】同要部拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図8】同要部拡大断面図である。
【図9】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図10】同要部拡大断面図である。
1 処理槽 2 処理媒質 3 攪拌翼 8 電動機 19 廃棄ダクト 20 厨芥廃棄口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 義久 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 会田 謙次 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 笹倉 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 屋外に設置される処理槽と、該処理槽内
に収納され、厨芥を分解処理する菌や微生物を培養する
処理媒質と、厨芥と処理媒質とを混合する混合手段と、
家屋の壁面あるいは厨房機器に形成され、屋内に開口す
る厨芥廃棄口と、前記厨芥廃棄口と処理槽内とを連通す
る廃棄路とを備えたことを特徴とする厨芥処理装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124309A JPH06328057A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 厨芥処理装置 |
ES94101596T ES2105366T3 (es) | 1993-02-16 | 1994-02-03 | Sistema de eliminacion de desperdicios de cocina. |
EP19940101596 EP0611742B1 (en) | 1993-02-16 | 1994-02-03 | Kitchen garbage disposal system |
DE69403826T DE69403826T2 (de) | 1993-02-16 | 1994-02-03 | Vorrichtung zur Entzorgung von Küchenabfällen |
TW083101262A TW276193B (ja) | 1993-05-26 | 1994-02-17 | |
KR1019940011392A KR970009585B1 (ko) | 1993-05-26 | 1994-05-25 | 주방쓰레기 처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5124309A JPH06328057A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06328057A true JPH06328057A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14882146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5124309A Pending JPH06328057A (ja) | 1993-02-16 | 1993-05-26 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06328057A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8268848B2 (en) | 2010-09-22 | 2012-09-18 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Cyclopropane compound |
US10188652B2 (en) | 2014-10-23 | 2019-01-29 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Compositions and methods for treating insomnia |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP5124309A patent/JPH06328057A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8268848B2 (en) | 2010-09-22 | 2012-09-18 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Cyclopropane compound |
US10188652B2 (en) | 2014-10-23 | 2019-01-29 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Compositions and methods for treating insomnia |
US10702529B2 (en) | 2014-10-23 | 2020-07-07 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Compositions and methods for treating insomnia |
US11026944B2 (en) | 2014-10-23 | 2021-06-08 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Compositions and methods for treating insomnia |
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