JPH06319005A - メッセージ配信方法及び装置 - Google Patents
メッセージ配信方法及び装置Info
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- JPH06319005A JPH06319005A JP6004261A JP426194A JPH06319005A JP H06319005 A JPH06319005 A JP H06319005A JP 6004261 A JP6004261 A JP 6004261A JP 426194 A JP426194 A JP 426194A JP H06319005 A JPH06319005 A JP H06319005A
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- JP
- Japan
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- component
- medium
- message
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- delivering
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/30—Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
- H04L69/32—Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
- H04L69/322—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
- H04L69/329—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
- H04L51/06—Message adaptation to terminal or network requirements
- H04L51/066—Format adaptation, e.g. format conversion or compression
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/60—Scheduling or organising the servicing of application requests, e.g. requests for application data transmissions using the analysis and optimisation of the required network resources
- H04L67/63—Routing a service request depending on the request content or context
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/5307—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems for recording messages comprising any combination of audio and non-audio components
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
- H04L65/1066—Session management
- H04L65/1101—Session protocols
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】テキスト成分,画像成分,音声成分またはバイ
ナリ成分を含むマルチメディアメッセージを、種々の伝
送媒体を介して数多の受信者に配信するための方法と装
置を提供する。 【構成】マルチメディアメッセージの受信者リストを調
べ、全受信者に伝送するのに必要な種々の伝送媒体すべ
てを決定する。受信者リストは、マルチメディアメッセ
ージのアドレス部分から取得することができる。各受信
者は、種々の媒体によってマルチメディアメッセージの
各種成分を受信することができる。いずれの伝送媒体と
も互換性がないメッセージ成分は、種々の伝送媒体のす
べてと互換性のあるタイプの等価成分に変換される。次
いで、各受信者別に、使用媒体ならびに配信メッセージ
成分(原成分または等価成分)が記載されたメッセージ
配信スケジュールが作成される。この配信スケジュール
に基づいてメッセージが配信される。
ナリ成分を含むマルチメディアメッセージを、種々の伝
送媒体を介して数多の受信者に配信するための方法と装
置を提供する。 【構成】マルチメディアメッセージの受信者リストを調
べ、全受信者に伝送するのに必要な種々の伝送媒体すべ
てを決定する。受信者リストは、マルチメディアメッセ
ージのアドレス部分から取得することができる。各受信
者は、種々の媒体によってマルチメディアメッセージの
各種成分を受信することができる。いずれの伝送媒体と
も互換性がないメッセージ成分は、種々の伝送媒体のす
べてと互換性のあるタイプの等価成分に変換される。次
いで、各受信者別に、使用媒体ならびに配信メッセージ
成分(原成分または等価成分)が記載されたメッセージ
配信スケジュールが作成される。この配信スケジュール
に基づいてメッセージが配信される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一のメッセージ内に
画像,音声,テキストならびに他タイプの情報が混在し
ているマルチメディアメッセージを種々の伝送媒体で配
信するための方法と装置に関する。本発明は特に、マル
チメディアメッセージの各成分を指定伝送媒体と照合し
て、前記成分が前記指定伝送媒体と互換性があるか否か
判定し、その成分が前記指定伝送媒体と互換性がない場
合には等価成分を形成し、前記指定伝送媒体に応じて元
の成分または等価成分を用いてメッセージを電子的に配
信するための方法と装置に関する。
画像,音声,テキストならびに他タイプの情報が混在し
ているマルチメディアメッセージを種々の伝送媒体で配
信するための方法と装置に関する。本発明は特に、マル
チメディアメッセージの各成分を指定伝送媒体と照合し
て、前記成分が前記指定伝送媒体と互換性があるか否か
判定し、その成分が前記指定伝送媒体と互換性がない場
合には等価成分を形成し、前記指定伝送媒体に応じて元
の成分または等価成分を用いてメッセージを電子的に配
信するための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアメッセージ、即
ち、単一のメッセージ内に、画像成分,音声成分,テキ
スト成分,ならびに他タイプの情報の成分が混在してい
るメッセージを処理・編集する装置が提案されている。
例えば1991年12月17日付の米国特許出願第07
/808757号では、マルチメディア環境において、
かかるマルチメディアメッセージを作成,編集,表示
し、且つ、ファクシミリ,音声電話ならびにモデムを含
む種々の伝送媒体を介してかかるメッセージを電子的に
送受信するための方法と装置が開示されている。
ち、単一のメッセージ内に、画像成分,音声成分,テキ
スト成分,ならびに他タイプの情報の成分が混在してい
るメッセージを処理・編集する装置が提案されている。
例えば1991年12月17日付の米国特許出願第07
/808757号では、マルチメディア環境において、
かかるマルチメディアメッセージを作成,編集,表示
し、且つ、ファクシミリ,音声電話ならびにモデムを含
む種々の伝送媒体を介してかかるメッセージを電子的に
送受信するための方法と装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
マルチメディアメッセージを様々な受信者に配信するこ
とには困難がある。例えば、ファクシミリ機能しか持た
ない受信者にマルチメディアメッセージを伝送すること
が望まれることもある。このような場合、ファクシミリ
で受信可能なメッセージ以外は配信することができな
い。
マルチメディアメッセージを様々な受信者に配信するこ
とには困難がある。例えば、ファクシミリ機能しか持た
ない受信者にマルチメディアメッセージを伝送すること
が望まれることもある。このような場合、ファクシミリ
で受信可能なメッセージ以外は配信することができな
い。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、配信先の媒体と互換性のないタイプの成分を含むメ
ッセージを、配信先の媒体で受信できるようにして配信
を行うメッセージ配信方法及び装置を提供することを目
的とする。
で、配信先の媒体と互換性のないタイプの成分を含むメ
ッセージを、配信先の媒体で受信できるようにして配信
を行うメッセージ配信方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明は上記目的を達成するために成されたも
ので、テキスト,画像,音声,またはバイナリデータを
成分として含み得るマルチメディアメッセージを、種々
の伝送媒体を介して、数多の受信者へ配信するための方
法と装置を提供するものである。更に本発明は、ある1
人の受信者へ、種々の伝送媒体を用いてマルチメディア
メッセージを配信する機能を提供するものである。
ので、テキスト,画像,音声,またはバイナリデータを
成分として含み得るマルチメディアメッセージを、種々
の伝送媒体を介して、数多の受信者へ配信するための方
法と装置を提供するものである。更に本発明は、ある1
人の受信者へ、種々の伝送媒体を用いてマルチメディア
メッセージを配信する機能を提供するものである。
【0006】本発明によれば、マルチメディアメッセー
ジの受信者リストを調べることにより、全受信者への伝
送に要する伝送媒体すべてが決定される。受信者リスト
は、マルチメディアメッセージのアドレス部分から得る
ことができるが、このリストは、例えば、メッセージの
直接受信者、メッセージのカーボンコピー(cc)の受
信者、メッセージの秘密カーボンコピーの(bcc)受
信者から成ることもある。例えば、第一受信者はファク
シミリ媒体によってマルチメディアメッセージを受信
し、第二受信者は音声電話媒体によってマルチメディア
メッセージを受信するといった場合、必要となる全媒体
のリストは、ファクシミリと音声電話である。各受信者
は、マルチメディアメッセージの各成分を種々の媒体に
よって受信することが可能であるが、その場合、受信者
リストの各構成要素が調べられ、必要な全伝送媒体が決
定される。次に、必要な全伝送媒体と互換性のないメッ
セージの各種成分は、いずれも、必要な全伝送媒体と互
換性のあるタイプの等価成分に変換される。このよう
に、例えば、マルチメディアメッセージにテキスト成分
が含まれるとき、伝送媒体がファクシミリの場合はテキ
ストファイルを画像ファイルに変換することによって等
価画像成分が作成され、伝送媒体が音声電話の場合はテ
キスト/音声変換技術によってテキストファイルを音声
ファイルに変換することによって等価音声成分が作成さ
れる。次にメッセージ配信スケジュールが形成されるの
だが、このスケジュールには、受信者別に、使用媒体な
らびに配信されるメッセージ成分(原成分か、等価成分
か)が記載される。その後、この配信スケジュールに基
づいてメッセージが配信される。
ジの受信者リストを調べることにより、全受信者への伝
送に要する伝送媒体すべてが決定される。受信者リスト
は、マルチメディアメッセージのアドレス部分から得る
ことができるが、このリストは、例えば、メッセージの
直接受信者、メッセージのカーボンコピー(cc)の受
信者、メッセージの秘密カーボンコピーの(bcc)受
信者から成ることもある。例えば、第一受信者はファク
シミリ媒体によってマルチメディアメッセージを受信
し、第二受信者は音声電話媒体によってマルチメディア
メッセージを受信するといった場合、必要となる全媒体
のリストは、ファクシミリと音声電話である。各受信者
は、マルチメディアメッセージの各成分を種々の媒体に
よって受信することが可能であるが、その場合、受信者
リストの各構成要素が調べられ、必要な全伝送媒体が決
定される。次に、必要な全伝送媒体と互換性のないメッ
セージの各種成分は、いずれも、必要な全伝送媒体と互
換性のあるタイプの等価成分に変換される。このよう
に、例えば、マルチメディアメッセージにテキスト成分
が含まれるとき、伝送媒体がファクシミリの場合はテキ
ストファイルを画像ファイルに変換することによって等
価画像成分が作成され、伝送媒体が音声電話の場合はテ
キスト/音声変換技術によってテキストファイルを音声
ファイルに変換することによって等価音声成分が作成さ
れる。次にメッセージ配信スケジュールが形成されるの
だが、このスケジュールには、受信者別に、使用媒体な
らびに配信されるメッセージ成分(原成分か、等価成分
か)が記載される。その後、この配信スケジュールに基
づいてメッセージが配信される。
【0007】本発明の一態様として、種々の伝送媒体を
介して複数の異なるタイプの成分を含むマルチメディア
メッセージを配信する方法は、マルチメディアメッセー
ジの成分を配信する媒体を指定する指定工程と、配信媒
体と互換性がないタイプのマルチメディアメッセージの
各成分に基づき、前記配信媒体と互換性のあるタイプの
等価成分を取得する取得工程と、マルチメディアメッセ
ージの成分と指定配信媒体との互換性の有無に応じて、
原成分またはその等価成分のいずれかを選択して前記マ
ルチメディアメッセージの配信スケジュールを作成する
作成工程と、前記配信スケジュールに基づいてマルチメ
ディアメッセージを配信する配信工程とを備える。
介して複数の異なるタイプの成分を含むマルチメディア
メッセージを配信する方法は、マルチメディアメッセー
ジの成分を配信する媒体を指定する指定工程と、配信媒
体と互換性がないタイプのマルチメディアメッセージの
各成分に基づき、前記配信媒体と互換性のあるタイプの
等価成分を取得する取得工程と、マルチメディアメッセ
ージの成分と指定配信媒体との互換性の有無に応じて、
原成分またはその等価成分のいずれかを選択して前記マ
ルチメディアメッセージの配信スケジュールを作成する
作成工程と、前記配信スケジュールに基づいてマルチメ
ディアメッセージを配信する配信工程とを備える。
【0008】また、他の一態様として、種々のタイプの
成分を含むマルチメディアメッセージを、種々の配信媒
体を介して配信する装置は、音声電話通信媒体と、ファ
クシミリ通信媒体と、モデム通信媒体と、マルチメディ
アメッセージを記憶するための第1の領域と、処理手順
を記憶するための第2の領域とを有するメモリと、該メ
モリの第2領域に記憶された処理手順を実行するための
プロセッサとを備え、前記処理ステップは、(a)マル
チメディアメッセージの成分を配信する媒体を指定する
指定工程と、(b)配信媒体と互換性がないタイプのマ
ルチメディアメッセージ各成分のために、互換性のある
タイプの等価成分を取得する取得工程と、(c)マルチ
メディアメッセージを配信する指定配信媒体との互換性
の有無に応じて、原成分またはその等価成分のいずれか
を選択して配信スケジュールを作成する作成工程と、
(d)配信スケジュールに基づいてマルチメディアメッ
セージを配信する配信工程とを含む。
成分を含むマルチメディアメッセージを、種々の配信媒
体を介して配信する装置は、音声電話通信媒体と、ファ
クシミリ通信媒体と、モデム通信媒体と、マルチメディ
アメッセージを記憶するための第1の領域と、処理手順
を記憶するための第2の領域とを有するメモリと、該メ
モリの第2領域に記憶された処理手順を実行するための
プロセッサとを備え、前記処理ステップは、(a)マル
チメディアメッセージの成分を配信する媒体を指定する
指定工程と、(b)配信媒体と互換性がないタイプのマ
ルチメディアメッセージ各成分のために、互換性のある
タイプの等価成分を取得する取得工程と、(c)マルチ
メディアメッセージを配信する指定配信媒体との互換性
の有無に応じて、原成分またはその等価成分のいずれか
を選択して配信スケジュールを作成する作成工程と、
(d)配信スケジュールに基づいてマルチメディアメッ
セージを配信する配信工程とを含む。
【0009】また、他の一態様として、種々のタイプの
成分を含むマルチメディアメッセージを、種種の媒体を
介して配信する装置は、音声信号の通信を行う音声通信
手段と、画像信号の通信を行う画像通信手段と、バイナ
リ信号の通信を行うバイナリ通信手段と、マルチメディ
アメッセージを記憶する記憶手段と、マルチメディアメ
ッセージに含まれる各成分を配信する媒体を前記3種の
通信手段のうちから指定する指定手段と、前記指定手段
により指定された通信手段と互換性のない成分を、互換
性のある等価成分に変換する変換手段と、マルチメディ
アメッセージの成分とそれを配信する配信媒体との互換
性の有無に応じて、前記成分そのまままたはその等価成
分のいずれかを選択して配信スケジュールを作成する作
成手段と、前記配信スケジュールに基づいてマルチメデ
ィアメッセージを配信する配信手段とを備える。
成分を含むマルチメディアメッセージを、種種の媒体を
介して配信する装置は、音声信号の通信を行う音声通信
手段と、画像信号の通信を行う画像通信手段と、バイナ
リ信号の通信を行うバイナリ通信手段と、マルチメディ
アメッセージを記憶する記憶手段と、マルチメディアメ
ッセージに含まれる各成分を配信する媒体を前記3種の
通信手段のうちから指定する指定手段と、前記指定手段
により指定された通信手段と互換性のない成分を、互換
性のある等価成分に変換する変換手段と、マルチメディ
アメッセージの成分とそれを配信する配信媒体との互換
性の有無に応じて、前記成分そのまままたはその等価成
分のいずれかを選択して配信スケジュールを作成する作
成手段と、前記配信スケジュールに基づいてマルチメデ
ィアメッセージを配信する配信手段とを備える。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例である装置を
示している。これらの図面に図示されているように、1
0はパーソナルコンピュータを示す。本実施例では、こ
のようなパーソナルコンピュータを使用することが好ま
しいが、本発明は専用または独立型のコンピュータに適
用することもできることを理解されたい。
示している。これらの図面に図示されているように、1
0はパーソナルコンピュータを示す。本実施例では、こ
のようなパーソナルコンピュータを使用することが好ま
しいが、本発明は専用または独立型のコンピュータに適
用することもできることを理解されたい。
【0011】コンピュータ10は、RAM14に記憶さ
れているオペレータが選択するアプリケーションプログ
ラム、もしくはROM12に記憶されている起動プログ
ラムまたはBIOSのような特殊機能などを実行する8
0386プロセッサ(インテル社)のようなCPU11
を備えている。コンピュータ10は、更に、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)16とのインタフェースを
提供するLANインタフェース15を備えているので、
コンピュータ10は、ファイル交換または電子メールの
送受信といった周知の技術により、遠隔ファイルサーバ
上のマルチメディアメッセージなそのファイルにアクセ
スしたり、遠隔印刷出力などのためにファイルを送信し
たり、LAN16とやり取りすることができる。コンピ
ュータ10は、更に、グラフィックイメージを表示する
ためのモニタ17と、オペレータがモニタ17上の領域
を指定し、且つ情報を入力できるようにするためのキー
ボート/マウス19を備えている。
れているオペレータが選択するアプリケーションプログ
ラム、もしくはROM12に記憶されている起動プログ
ラムまたはBIOSのような特殊機能などを実行する8
0386プロセッサ(インテル社)のようなCPU11
を備えている。コンピュータ10は、更に、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)16とのインタフェースを
提供するLANインタフェース15を備えているので、
コンピュータ10は、ファイル交換または電子メールの
送受信といった周知の技術により、遠隔ファイルサーバ
上のマルチメディアメッセージなそのファイルにアクセ
スしたり、遠隔印刷出力などのためにファイルを送信し
たり、LAN16とやり取りすることができる。コンピ
ュータ10は、更に、グラフィックイメージを表示する
ためのモニタ17と、オペレータがモニタ17上の領域
を指定し、且つ情報を入力できるようにするためのキー
ボート/マウス19を備えている。
【0012】固定ディスクまたはフロッピディスクドラ
イブのような大容量記憶装置20は、CPU11により
アクセスされるべく接続されている。大容量記憶装置2
0は、典型的には、マルチメディア環境においてマルチ
メディアメッセージを作成,編集,表示するための、且
つ、ファクシミリ,音声電話,モデムを含む種々の伝送
媒体を介してマルチメディアメッセージを送受信するた
めの命令シーケンスであるプログラムや、文書処理アプ
リケーションプログラム、光学式文字認識プログラム、
ブロック選択アプリケーションプログラム、表計算アプ
リケーションプログラム、および他の情報ならびにデー
タ処理プログラムのようなアプリケーションプログラム
などのプログラムが格納されている。大容量記憶装置2
0には、更に、図3を参照して下記に説明されているよ
うに、マルチメディアメッセージが格納される。オペレ
ータの希望に応じて上記以外のデータを大容量記憶装置
20に記憶することもできる。
イブのような大容量記憶装置20は、CPU11により
アクセスされるべく接続されている。大容量記憶装置2
0は、典型的には、マルチメディア環境においてマルチ
メディアメッセージを作成,編集,表示するための、且
つ、ファクシミリ,音声電話,モデムを含む種々の伝送
媒体を介してマルチメディアメッセージを送受信するた
めの命令シーケンスであるプログラムや、文書処理アプ
リケーションプログラム、光学式文字認識プログラム、
ブロック選択アプリケーションプログラム、表計算アプ
リケーションプログラム、および他の情報ならびにデー
タ処理プログラムのようなアプリケーションプログラム
などのプログラムが格納されている。大容量記憶装置2
0には、更に、図3を参照して下記に説明されているよ
うに、マルチメディアメッセージが格納される。オペレ
ータの希望に応じて上記以外のデータを大容量記憶装置
20に記憶することもできる。
【0013】CPUが普通の電話回線25とインタフェ
ースできるように、モデム21,ファクシミリ(FA
X)インタフェース22,音声電話インタフェース24
が提供される。モデム21,ファクシミリインタフェー
ス22,音声電話インタフェース24の各々は、電話回
線で送受信されるデータに応じてモデム21,ファクシ
ミリ22,音声電話インタフェース24のいずれかに電
話回線を接続するようにCPU11の制御によって切り
替えられる電話回線スイッチ26を介して、電話回線2
5にアクセスする。このように、CPU11は、ASC
IIテキストファイルまたは文書画像ファイルのような
バイナリデータを、モデム21を介して送受信できる。
また、音声電話インタフェース24を介して通常の音声
電話でやりとりすることもできる。これに関して、音声
電話インタフェース24には、オペレータによる電話の
キーパッドの押下に対応する音声電話回線のトーン信号
を復号するように、DTMFデコーダ24Aが備えられ
ている。大容量記憶装置20に格納されたプログラムに
従って、復号されたトーンはCPU11によりオペレー
タコマンドに翻訳され、これらのオペレータコマンドは
オペレータの電話キーパッドの押下に基づいて所定の働
きをするように実行される。
ースできるように、モデム21,ファクシミリ(FA
X)インタフェース22,音声電話インタフェース24
が提供される。モデム21,ファクシミリインタフェー
ス22,音声電話インタフェース24の各々は、電話回
線で送受信されるデータに応じてモデム21,ファクシ
ミリ22,音声電話インタフェース24のいずれかに電
話回線を接続するようにCPU11の制御によって切り
替えられる電話回線スイッチ26を介して、電話回線2
5にアクセスする。このように、CPU11は、ASC
IIテキストファイルまたは文書画像ファイルのような
バイナリデータを、モデム21を介して送受信できる。
また、音声電話インタフェース24を介して通常の音声
電話でやりとりすることもできる。これに関して、音声
電話インタフェース24には、オペレータによる電話の
キーパッドの押下に対応する音声電話回線のトーン信号
を復号するように、DTMFデコーダ24Aが備えられ
ている。大容量記憶装置20に格納されたプログラムに
従って、復号されたトーンはCPU11によりオペレー
タコマンドに翻訳され、これらのオペレータコマンドは
オペレータの電話キーパッドの押下に基づいて所定の働
きをするように実行される。
【0014】従来型のテキスト/音声変換器27がCP
U11に接続されている。このテキスト/音声変換器2
7は、送られてきたテキスト列を解読して音声情報に変
換する。このテキスト/音声変換器27は、音声情報
を、自局側コンピュータオペレータに対して音声出力す
るためのスピーカ28、または、普通の音声電話回線に
音声出力するための音声電話インタフェース24に提供
する。
U11に接続されている。このテキスト/音声変換器2
7は、送られてきたテキスト列を解読して音声情報に変
換する。このテキスト/音声変換器27は、音声情報
を、自局側コンピュータオペレータに対して音声出力す
るためのスピーカ28、または、普通の音声電話回線に
音声出力するための音声電話インタフェース24に提供
する。
【0015】MIDI(Musical Instrument Digital In
terface)シンセサイザ30はCPU11に接続され、C
PU11からのMIDIミュージックコマンドを解釈し
て音声波形に変換する。その後、音声波形はスピーカ2
8で再生される。または、普通の音声電話線を介して音
声電話インタフェース24に送られて再生される。
terface)シンセサイザ30はCPU11に接続され、C
PU11からのMIDIミュージックコマンドを解釈し
て音声波形に変換する。その後、音声波形はスピーカ2
8で再生される。または、普通の音声電話線を介して音
声電話インタフェース24に送られて再生される。
【0016】スキャナ31は、用紙に印刷された原稿を
走査して、それらの原稿をビット単位でコンピュータに
読み込める文書表現に変換する。スキャナ31は単純な
白黒スキャナで差し支えないが、中間調(グレースケー
ル)処理能力またはカラー処理能力のあるスキャナであ
ればなお好ましい。
走査して、それらの原稿をビット単位でコンピュータに
読み込める文書表現に変換する。スキャナ31は単純な
白黒スキャナで差し支えないが、中間調(グレースケー
ル)処理能力またはカラー処理能力のあるスキャナであ
ればなお好ましい。
【0017】CPU11による制御に基づいて送信原稿
の画像を形成するために、プリンタ32が配設されてい
る。プリンタ32は一般的な白黒プリンタでよいが、中
間調またはカラー印刷ができるものであればなお好まし
い。
の画像を形成するために、プリンタ32が配設されてい
る。プリンタ32は一般的な白黒プリンタでよいが、中
間調またはカラー印刷ができるものであればなお好まし
い。
【0018】図3は、マルチメディアメッセージの記憶
方法を表現した図である。図3には単一のマルチメディ
アメッセージ40が図示されており、同図から分かるよ
うに、各マルチメディアメッセージには複数の成分4
1,42,43が含まれている。各成分には、識別領域
45、成分タイプ46、成分の内容47が含まれる。成
分タイプは、テキストタイプ成分,画像タイプ成分,P
CM(パルス符合変調)音声ファイルのような音声タイ
プ成分,実行可能ファイルや表計算のようなバイナリタ
イプ成分等といった種々のデータタイプのいずれかであ
ればよい。オブジェクト間連結(Object Linking and E
mbended;OLE)のような他タイプの成分も可能であ
る。
方法を表現した図である。図3には単一のマルチメディ
アメッセージ40が図示されており、同図から分かるよ
うに、各マルチメディアメッセージには複数の成分4
1,42,43が含まれている。各成分には、識別領域
45、成分タイプ46、成分の内容47が含まれる。成
分タイプは、テキストタイプ成分,画像タイプ成分,P
CM(パルス符合変調)音声ファイルのような音声タイ
プ成分,実行可能ファイルや表計算のようなバイナリタ
イプ成分等といった種々のデータタイプのいずれかであ
ればよい。オブジェクト間連結(Object Linking and E
mbended;OLE)のような他タイプの成分も可能であ
る。
【0019】冒頭に述べた米国特許出願第07/808
757号に開示されている技術によれば、図3のような
マルチメディアメッセージは、コンピュータ10で作
成,表示,編集され、ファクシミリインタフェース2
2,モデム21,音声電話インタフェース24を含む種
々の伝送媒体を介して電子的に送受信される。
757号に開示されている技術によれば、図3のような
マルチメディアメッセージは、コンピュータ10で作
成,表示,編集され、ファクシミリインタフェース2
2,モデム21,音声電話インタフェース24を含む種
々の伝送媒体を介して電子的に送受信される。
【0020】図4は、本実施例によるマルチメディアメ
ッセージの配信を示す詳細な流れ図である。図4の各処
理工程は、大容量記憶装置20にプログラムの形で蓄積
され、RAM14に送られてCPU11により実行され
る。
ッセージの配信を示す詳細な流れ図である。図4の各処
理工程は、大容量記憶装置20にプログラムの形で蓄積
され、RAM14に送られてCPU11により実行され
る。
【0021】ステップS1で、CPU11はメッセージ
配信に必要なすべての指定伝送媒体のリストを作成す
る。更に詳しく述べると、マルチメディアメッセージを
配信する場合、オペレータはメッセージ受信者と、各受
信者ならびにメッセージの各成分に適した媒体とを指定
する。この例では、マルチメディアメッセージに4種類
の成分が入っている。ステップS1では、CPU11は
指定された全ての伝送媒体を判断する。例えばオペレー
タが下記の表1に記載の配信先媒体を指定したものとす
る。
配信に必要なすべての指定伝送媒体のリストを作成す
る。更に詳しく述べると、マルチメディアメッセージを
配信する場合、オペレータはメッセージ受信者と、各受
信者ならびにメッセージの各成分に適した媒体とを指定
する。この例では、マルチメディアメッセージに4種類
の成分が入っている。ステップS1では、CPU11は
指定された全ての伝送媒体を判断する。例えばオペレー
タが下記の表1に記載の配信先媒体を指定したものとす
る。
【0022】
【表1】 ステップS1で、CPU11は配信媒体情報により順番
付けを行い、指定されたすべての媒体を記載したリスト
をRAM14上に作成する。上記の表1を考慮し、CP
U11により、(a)ファクシミリ、(b)音声電話、
(c)モデムという媒体が含まれたリストが作成され
る。このように、上記表1により得られる媒体リストに
は、コンピュータ10に提供されたすべての伝送媒体が
含まれている。配信先の媒体の構成が異なれば、異なる
媒体リストとなることは勿論である。例えば、上記表1
にブラウン氏への配信情報が入っていなければ、媒体リ
ストに含まれるのは音声電話とモデムという媒体だけに
なる。ここで注目されたいのは、上記配信媒体情報によ
り、オペレータはメッセージの各種成分にあった種々の
媒体を指定できるという点である。この柔軟性をオペレ
ータに提供することは好ましいことであるが、環境によ
っては、この柔軟性を提供する必要のないこともある。
付けを行い、指定されたすべての媒体を記載したリスト
をRAM14上に作成する。上記の表1を考慮し、CP
U11により、(a)ファクシミリ、(b)音声電話、
(c)モデムという媒体が含まれたリストが作成され
る。このように、上記表1により得られる媒体リストに
は、コンピュータ10に提供されたすべての伝送媒体が
含まれている。配信先の媒体の構成が異なれば、異なる
媒体リストとなることは勿論である。例えば、上記表1
にブラウン氏への配信情報が入っていなければ、媒体リ
ストに含まれるのは音声電話とモデムという媒体だけに
なる。ここで注目されたいのは、上記配信媒体情報によ
り、オペレータはメッセージの各種成分にあった種々の
媒体を指定できるという点である。この柔軟性をオペレ
ータに提供することは好ましいことであるが、環境によ
っては、この柔軟性を提供する必要のないこともある。
【0023】ステップS2で、CPU11は、各成分が
媒体リストに記載されている各配信媒体と互換性がある
か否かを判断する。いずれかのメッセージ成分が、ある
配信媒体と互換性がない場合はステップS3に進み、C
PU11はその媒体と互換性のある等価メッセージ成分
を取得する。このように、マルチメディアメッセージの
全成分と全配信媒体との照合が済むまで、ステップS2
とS3による処理が繰り返される(ステップS4)。
媒体リストに記載されている各配信媒体と互換性がある
か否かを判断する。いずれかのメッセージ成分が、ある
配信媒体と互換性がない場合はステップS3に進み、C
PU11はその媒体と互換性のある等価メッセージ成分
を取得する。このように、マルチメディアメッセージの
全成分と全配信媒体との照合が済むまで、ステップS2
とS3による処理が繰り返される(ステップS4)。
【0024】更に詳しく述べると、ステップS2で、C
PU11は、下記の表2に基づいて、配信媒体がメッセ
ージ成分と互換性があるか否か判定する。
PU11は、下記の表2に基づいて、配信媒体がメッセ
ージ成分と互換性があるか否か判定する。
【0025】
【表2】 メッセージ成分が配信媒体と互換性のある場合はステッ
プS4に進んで全成分の処理が済んだかどうかを判定す
る。一方、メッセージ成分が全ての配信媒体と互換性の
ない場合、変換に関する下記の表3を参照して、各媒体
と互換性のある等価メッセージ成分が取得される。
プS4に進んで全成分の処理が済んだかどうかを判定す
る。一方、メッセージ成分が全ての配信媒体と互換性の
ない場合、変換に関する下記の表3を参照して、各媒体
と互換性のある等価メッセージ成分が取得される。
【0026】
【表3】 ここで注目すべきは、変換表3は、既存の変換技術に従
って指定されている点である。現在では、例えば、テキ
スト画像を含む画像成分を、光学式文字認識(OCR)
技術を利用して、等価のテキスト成分に変換したり、更
にこのようなテキストファイルを、音声合成技術を利用
して、音声ファイルに変換することもできる。しかしな
がら、現在の変換技術では、例えば、音声ファイルをテ
キストファイルに変換することは不可能である。かかる
変換は、現在研究が進められており、これらの変換技術
がより広汎に利用できるようになれば、発話語を含む音
声ファイルを等価テキストファイルに変換できるように
なるであろうし、その際は、前記表3も適宜更新される
であろう。
って指定されている点である。現在では、例えば、テキ
スト画像を含む画像成分を、光学式文字認識(OCR)
技術を利用して、等価のテキスト成分に変換したり、更
にこのようなテキストファイルを、音声合成技術を利用
して、音声ファイルに変換することもできる。しかしな
がら、現在の変換技術では、例えば、音声ファイルをテ
キストファイルに変換することは不可能である。かかる
変換は、現在研究が進められており、これらの変換技術
がより広汎に利用できるようになれば、発話語を含む音
声ファイルを等価テキストファイルに変換できるように
なるであろうし、その際は、前記表3も適宜更新される
であろう。
【0027】下記の表4はステップS2〜S4による処
理を説明したものである。その工程は、マルチメディア
メッセージの成分タイプが配信媒体と互換性がない場合
に、互換性のあるタイプの等価成分を取得するものであ
る。表4では、上述の4タイプの成分のマルチメディア
メッセージは、次の成分を持つものと考えられる。
理を説明したものである。その工程は、マルチメディア
メッセージの成分タイプが配信媒体と互換性がない場合
に、互換性のあるタイプの等価成分を取得するものであ
る。表4では、上述の4タイプの成分のマルチメディア
メッセージは、次の成分を持つものと考えられる。
【0028】成分#1−テキスト 成分#2−画像 成分#3−音声 成分#4−バイナリ (媒体配信リストには、3つの媒体、即ち、ファクシミ
リ,音声電話,モデムがすべて含まれていることを想起
されたい。)ステップS2で、CPU11が、互換表2
に基づいてテキストタイプ成分#1をファクシミリ媒体
に照合すれば、テキストタイプ成分がファクシミリ配信
媒体と互換性がないと判断する。従って、ステップS3
に進み、CPU11はテキストタイプ成分を等価画像タ
イプ成分#2に変換する。同様に、CPU11が画像タ
イプ成分#2をファクシミリ媒体と照合すれば、このタ
イプは互換性があると判定する。従って、変換は必要な
い。CPU11が音声タイプ成分#3について判定処理
をすれば、音声はファクシミリ媒体と互換性がないと判
定し、変換を実施しようとする。しかしながら、変換表
3から分かるように、音声タイプ成分を、ファクシミリ
伝送と互換性のある等価成分(即ち画像タイプ)に変換
することは、現段階では不可能である。そのため、CP
U11は、メッセージ受信者に対して、メッセージの一
部が伝送されなかったという何らかの通達がなされるよ
うに、適当なタイプの「変換不能」アイコン(この場合
は画像)を生成する。
リ,音声電話,モデムがすべて含まれていることを想起
されたい。)ステップS2で、CPU11が、互換表2
に基づいてテキストタイプ成分#1をファクシミリ媒体
に照合すれば、テキストタイプ成分がファクシミリ配信
媒体と互換性がないと判断する。従って、ステップS3
に進み、CPU11はテキストタイプ成分を等価画像タ
イプ成分#2に変換する。同様に、CPU11が画像タ
イプ成分#2をファクシミリ媒体と照合すれば、このタ
イプは互換性があると判定する。従って、変換は必要な
い。CPU11が音声タイプ成分#3について判定処理
をすれば、音声はファクシミリ媒体と互換性がないと判
定し、変換を実施しようとする。しかしながら、変換表
3から分かるように、音声タイプ成分を、ファクシミリ
伝送と互換性のある等価成分(即ち画像タイプ)に変換
することは、現段階では不可能である。そのため、CP
U11は、メッセージ受信者に対して、メッセージの一
部が伝送されなかったという何らかの通達がなされるよ
うに、適当なタイプの「変換不能」アイコン(この場合
は画像)を生成する。
【0029】上述の通り、すべてのメッセージ成分が伝
送媒体のリストの全媒体と照合されるに到ったら、次
に、CPU11は等価成分に関する下記の表4を作成す
る。
送媒体のリストの全媒体と照合されるに到ったら、次
に、CPU11は等価成分に関する下記の表4を作成す
る。
【0030】
【表4】 ここで注目すべきは、マルチメディアメッセージを配信
する上で実際に必要であるか否かに関係なく、すべての
メッセージ成分ならびに媒体リスト中のすべての伝送媒
体について等価成分が作成される点である。このよう
に、例えば、音声タイプ成分#3とバイナリタイプ成分
#4についてはファクシミリ互換成分は必要ないのであ
るが、CPU11は等価成分、この場合は「変換不能」
アイコンを送出する。
する上で実際に必要であるか否かに関係なく、すべての
メッセージ成分ならびに媒体リスト中のすべての伝送媒
体について等価成分が作成される点である。このよう
に、例えば、音声タイプ成分#3とバイナリタイプ成分
#4についてはファクシミリ互換成分は必要ないのであ
るが、CPU11は等価成分、この場合は「変換不能」
アイコンを送出する。
【0031】再び図4に戻るが、全配信媒体に対して全
成分を照合した後、ステップS5に進み、CPU11は
配信スケジュールを作成する。配信スケジュールによっ
て、各受信者に配信されるべき特定成分、即ち、指定伝
送媒体と互換性のある原成分または等価成分がCPU1
1に提供される。CPU11は、配信先媒体(例えば表
1)と等価成分表(例えば表4)を組合わせて配信スケ
ジュールを作成する。例えば、テキストタイプ成分#1
の場合、ファクシミリ媒体でブラウン氏に配信するよう
に指定されており(表1参照)、CPU11は成分#1
と等価な画像を選択する。CPU11は、例えば下記の
表5に記載されているように、完全な配信スケジュール
が出るまで、全受信者の全メッセージ成分を処理し続け
る。
成分を照合した後、ステップS5に進み、CPU11は
配信スケジュールを作成する。配信スケジュールによっ
て、各受信者に配信されるべき特定成分、即ち、指定伝
送媒体と互換性のある原成分または等価成分がCPU1
1に提供される。CPU11は、配信先媒体(例えば表
1)と等価成分表(例えば表4)を組合わせて配信スケ
ジュールを作成する。例えば、テキストタイプ成分#1
の場合、ファクシミリ媒体でブラウン氏に配信するよう
に指定されており(表1参照)、CPU11は成分#1
と等価な画像を選択する。CPU11は、例えば下記の
表5に記載されているように、完全な配信スケジュール
が出るまで、全受信者の全メッセージ成分を処理し続け
る。
【0032】
【表5】 次にステップS6に進み、CPU11は、配信スケジュ
ールに基づいて、マルチメディアメッセージを指定受信
者に配信する。このように、例えば、ブラウン氏は、テ
キストタイプ成分#1についてはファクシミリを介して
等価な画像を、画像タイプ成分#2についてはファクシ
ミリを介して原成分を、音声タイプ成分#3については
音声電話を介して原成分を、バイナリタイプ成分#4に
ついてはその代わりに音声電話を介して「変換不能」音
声タイプアイコンを受信する。
ールに基づいて、マルチメディアメッセージを指定受信
者に配信する。このように、例えば、ブラウン氏は、テ
キストタイプ成分#1についてはファクシミリを介して
等価な画像を、画像タイプ成分#2についてはファクシ
ミリを介して原成分を、音声タイプ成分#3については
音声電話を介して原成分を、バイナリタイプ成分#4に
ついてはその代わりに音声電話を介して「変換不能」音
声タイプアイコンを受信する。
【0033】他の配信先及びメッセージの成分について
も同じ要領で処理され、配信先の媒体と互換性のある成
分はそのままで、互換性のある等価成分に変換できるも
のは等価成分に変換してメッセージを配信し、互換性の
あるタイプに変換できない成分については変換できない
旨のアイコンを、互換性のあるタイプの成分として配信
する。
も同じ要領で処理され、配信先の媒体と互換性のある成
分はそのままで、互換性のある等価成分に変換できるも
のは等価成分に変換してメッセージを配信し、互換性の
あるタイプに変換できない成分については変換できない
旨のアイコンを、互換性のあるタイプの成分として配信
する。
【0034】このように、1つのマルチメディアメッセ
ージの成分毎にその成分タイプと配信媒体との互換性を
調べ、互換性のあるタイプに変換して配信するため、従
来は、配信先の媒体とメッセージに含まれる成分タイプ
との互換性が無いために配信できなかったメッセージで
あっても、配信することができるようになった。
ージの成分毎にその成分タイプと配信媒体との互換性を
調べ、互換性のあるタイプに変換して配信するため、従
来は、配信先の媒体とメッセージに含まれる成分タイプ
との互換性が無いために配信できなかったメッセージで
あっても、配信することができるようになった。
【0035】また、互換性がなく配信できない場合に
は、その旨を記したアイコンを互換性があるタイプで配
信するため、受信人はその旨知ることができる。
は、その旨を記したアイコンを互換性があるタイプで配
信するため、受信人はその旨知ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るメッ
セージ配信方法及び装置は、次のような効果を奏する。
セージ配信方法及び装置は、次のような効果を奏する。
【0037】・マルチメディアメッセージに含まれる成
分毎に、配信媒体と互換性の無い成分については互換性
のある等価な成分を取得し、互換性の有無に基づいてメ
ッセージの配信を行うため、受信先の媒体では本来受信
できないメッセージであっても、受信できる形で配信す
ることができる。
分毎に、配信媒体と互換性の無い成分については互換性
のある等価な成分を取得し、互換性の有無に基づいてメ
ッセージの配信を行うため、受信先の媒体では本来受信
できないメッセージであっても、受信できる形で配信す
ることができる。
【0038】・音声電話と、ファクシミリと、モデムと
を媒体として有し、プロセッサにより、マルチメディア
メッセージに含まれる成分が上記媒体と互換性が無い場
合には、互換性がある等価成分を取得し、互換性の有無
に応じて配信するという手順を実行するため、受信先の
媒体では本来受信できないメッセージであっても、受信
できる形で配信することができる。
を媒体として有し、プロセッサにより、マルチメディア
メッセージに含まれる成分が上記媒体と互換性が無い場
合には、互換性がある等価成分を取得し、互換性の有無
に応じて配信するという手順を実行するため、受信先の
媒体では本来受信できないメッセージであっても、受信
できる形で配信することができる。
【0039】・音声通信手段と、画像通信手段と、バイ
ナリ通信手段とを有し、上記通信手段に互換性の無い成
分を互換性のある成分に変換してマルチメディアメッセ
ージを配信することで、受信先の媒体では本来受信でき
ないメッセージであっても、受信できる形で配信するこ
とができる。
ナリ通信手段とを有し、上記通信手段に互換性の無い成
分を互換性のある成分に変換してマルチメディアメッセ
ージを配信することで、受信先の媒体では本来受信でき
ないメッセージであっても、受信できる形で配信するこ
とができる。
【0040】このように、配信先の媒体と互換性のない
タイプの成分を含むメッセージを、配信先の媒体で受信
できるように配信することができるという効果がある。
タイプの成分を含むメッセージを、配信先の媒体で受信
できるように配信することができるという効果がある。
【0041】
【図1】本発明の実施例による装置の外観斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の装置のブロック図である。
【図3】マルチメディアメッセージの成分の記憶域を説
明する概念図である。
明する概念図である。
【図4】本実施例の装置によって処理するマルチメディ
アメッセージ配信を説明するための流れ図である。
アメッセージ配信を説明するための流れ図である。
10 コンピュータ 11 CPU 12 RAM 14 ROM 15 LANインタフェース 16 LAN 17 モニタ 19 キーボード/マウス 20 大容量記憶装置 21 モデム 22 ファクシミリインタフェース 24 音声電話インタフェース 25 電話回線 26 電話回線スイッチ 27 テキスト/音声変換器 28 スピーカ 31 スキャナ 32 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒエン タン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92669, オレンジ, イー. シルバー リーフ アベニュー 4723 (72)発明者 ランディ エー. クワイコウスキー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92629, ダナ ポイント, エーピーテ ィー. ビー, コーニッシュ ドライブ 56 (72)発明者 アリステア イーガン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92630, レイク フォレスト, イスラ メア レイン 22743
Claims (15)
- 【請求項1】 種々の伝送媒体を介して複数の異なるタ
イプの成分を含むマルチメディアメッセージを配信する
方法であって、 マルチメディアメッセージの成分を配信する媒体を指定
する指定工程と、 配信媒体と互換性がないタイプのマルチメディアメッセ
ージの各成分に基づき、前記配信媒体と互換性のあるタ
イプの等価成分を取得する取得工程と、 マルチメディアメッセージの成分と指定配信媒体との互
換性の有無に応じて、原成分またはその等価成分のいず
れかを選択して前記マルチメディアメッセージの配信ス
ケジュールを作成する作成工程と、 前記配信スケジュールに基づいてマルチメディアメッセ
ージを配信する配信工程と、を備えることを特徴とする
メッセージ配信方法。 - 【請求項2】 前記指定工程は、メッセージの配信アド
レスを調べ、マルチメディアメッセージの配信に必要な
全媒体のリストを作成する工程を含むことを特徴とす
る、請求項1に記載のメッセージ配信方法。 - 【請求項3】 マルチメディアメッセージに含まれる種
々の成分を、種々の媒体を介して単一の受信者に配信す
ることを特徴とする請求項2に記載のメッセージ配信方
法。 - 【請求項4】 前記取得工程は、各成分と配信媒体との
互換性の有無を判断するためにマルチメディアメッセー
ジの各成分を指定配信媒体を照合し、配信媒体と互換性
がない成分が存在する場合には、当該成分を等価成分に
変換する変換工程を含むことを特徴とする請求項1記載
のメッセージ配信方法。 - 【請求項5】 前記変換工程は、互換性のない成分を互
換性のある等価成分に変換できない場合に、変換不能で
ある旨を表す信号を配信する工程を含むことを特徴とす
る請求項4に記載のメッセージ配信方法。 - 【請求項6】 前記作成工程は、スケジューリングされ
た配信媒体と原成分との互換性がある場合には原成分を
配信し、原成分と指定配信媒体との互換性がない場合に
は指定配信媒体と互換性のある等価成分を選択して配信
スケジュールを作成する工程を含むことを特徴とする請
求項1に記載のメッセージ配信方法。 - 【請求項7】 前記配信工程は、ファクシミリ媒体を介
して画像成分を配信し、音声電話媒体を介して音声成分
を配信し、モデム媒体を介してテキスト成分を配信する
工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のメッセー
ジ配信方法。 - 【請求項8】 種々のタイプの成分を含むマルチメディ
アメッセージを、種々の配信媒体を介して配信する装置
であって、 音声電話通信媒体と、 ファクシミリ通信媒体と、 モデム通信媒体と、 マルチメディアメッセージを記憶するための第1の領域
と、処理手順を記憶するための第2の領域とを有するメ
モリと、 該メモリの第2領域に記憶された処理手順を実行するた
めのプロセッサと、を備え、前記処理ステップは、 (a)マルチメディアメッセージの成分を配信する媒体
を指定する指定工程と、 (b)配信媒体と互換性がないタイプのマルチメディア
メッセージ各成分のために、互換性のあるタイプの等価
成分を取得する取得工程と、 (c)マルチメディアメッセージを配信する指定配信媒
体との互換性の有無に応じて、原成分またはその等価成
分のいずれかを選択して配信スケジュールを作成する作
成工程と、 (d)配信スケジュールに基づいてマルチメディアメッ
セージを配信する配信工程と、 を含むことを特徴とするメッセージ配信装置。 - 【請求項9】 前記配信媒体を指定する指定工程は、マ
ルチメディアメッセージの配信アドレスを調べてその配
信に必要な全媒体のリストを作成する工程を含むことを
特徴とする請求項8に記載のメッセージ配信装置。 - 【請求項10】 マルチメディアメッセージに含まれる
種々の成分を種々の媒体を介して単一の受信者に配信す
ることを特徴とする請求項9に記載のメッセージ配信装
置。 - 【請求項11】 等価成分を取得する前記取得工程は、
各成分と配信媒体との互換性の有無を判断するためにマ
ルチメディアメッセージの各成分を指定配信媒体と照合
し、配信媒体と互換性がない成分が含まれている場合に
は当該成分を等価成分に変換する変換工程を含むことを
特徴とする請求項8に記載のメッセージ配信装置。 - 【請求項12】 前記変換工程は、互換性のない成分を
互換性のある成分に変換できない場合に、変換不能であ
る旨を表す信号を配信する工程を含むことを特徴とする
請求項11に記載のメッセージ配信装置。 - 【請求項13】 配信スケジュールを作成する前記作成
工程は、スケジューリングされた配信媒体が原成分と互
換性がある場合には原マルチメディア成分の配信を選択
し、原成分が指定配信媒体と互換性がない場合には指定
配信媒体と互換性のある等価成分を選択して配信スケジ
ュールを作成する工程を含むことを特徴とする請求項8
に記載のメッセージ配信装置。 - 【請求項14】 マルチメディアメッセージを配信する
前記配信工程は、ファクシミリ媒体を介して画像成分を
配信し、音声電話媒体を介して音声成分を配信し、モデ
ム媒体を介してテキスト成分を配信する工程を含むこと
を特徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項15】 種々のタイプの成分を含むマルチメデ
ィアメッセージを、種種の媒体を介して配信する装置で
あって、 音声信号の通信を行う音声通信手段と、 画像信号の通信を行う画像通信手段と、 バイナリ信号の通信を行うバイナリ通信手段と、 マルチメディアメッセージを記憶する記憶手段と、 マルチメディアメッセージに含まれる各成分を配信する
媒体を前記3種の通信手段から指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された通信手段と互換性がない
成分を、互換性のある等価成分に変換する変換手段と、 マルチメディアメッセージの成分とそれを配信する配信
媒体との互換性の有無に応じて、前記成分そのまままた
はその等価成分のいずれかを選択して配信スケジュール
を作成する作成手段と、 前記配信スケジュールに基づいてマルチメディアメッセ
ージを配信する配信手段と、 を備えることを特徴とするメッセージ配信装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US576893A | 1993-01-13 | 1993-01-13 | |
US08/005768 | 1993-01-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319005A true JPH06319005A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=21717647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6004261A Pending JPH06319005A (ja) | 1993-01-13 | 1994-01-19 | メッセージ配信方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5630060A (ja) |
JP (1) | JPH06319005A (ja) |
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