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JPH0631724Y2 - 電源集積回路 - Google Patents

電源集積回路

Info

Publication number
JPH0631724Y2
JPH0631724Y2 JP15154988U JP15154988U JPH0631724Y2 JP H0631724 Y2 JPH0631724 Y2 JP H0631724Y2 JP 15154988 U JP15154988 U JP 15154988U JP 15154988 U JP15154988 U JP 15154988U JP H0631724 Y2 JPH0631724 Y2 JP H0631724Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transistor
power supply
transistors
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15154988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0272562U (ja
Inventor
靖弘 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP15154988U priority Critical patent/JPH0631724Y2/ja
Publication of JPH0272562U publication Critical patent/JPH0272562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0631724Y2 publication Critical patent/JPH0631724Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ガードリング付きの寄生トランジスタとカレントミラー
回路を組合せ、外部電源入力端子が基板最低電位より低
くなった時に集積回路の構造上動作する不要な寄生トラ
ンジスタの影響を除去し、回路各部の誤動作を防止す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は電源回路と同じチップに他の回路も形成した電
源集積回路に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示すように2系統の定電圧電源回路1,2とリ
セット回路3を同じチップに形成した電源IC(集積回
路)4がある。電源回路1は例えば8Vの定電圧Vo
を発生し、また電源回路2は例えば4.4Vの定電圧Vo
を発生する。一方、リセット回路3はマイクロコンピ
ュータのリセット(例えばパワーオンリセット)に必要
な位相の異なる複数のリセット信号VR1〜VR3を発
生する。
5は外部電源を供給する電圧Vのバッテリで、電源回
路2はこれに直結されているが、電源回路1は電源スイ
ッチSWを介して接続されている。この電源スイッチS
Wはモータ等の外部誘導性負荷Lに電源を供給する役目
もする。
このような誘導性負荷Lが電源回路1に並列に接続され
ていると、スイッチSWのオフ時に誘導起電力によって
入力電圧Viに一時的に負のサージが発生する。このと
きIC4内部の寄生トランジスタが動作すると、リセッ
ト回路3等を誤動作させることがある。
つまり、電源回路1は入力Viが負になると直ちに動作
を停止してしまうが、その出力Voは大容量のコンデ
ンサCで暫く保持されているため、これを使用するリ
セット回路3やバッテリ5に直結された電源回路2は、
入力Viが負になった後も動作できる。
この場合、回路2,3に入力Viの電位変化を受ける部
分があると、寄生トランジスタを動作させる原因にな
る。
第5図はリセット回路3を誤動作させる寄生トランジス
タの一例を示している。この寄生トランジスタQは電
源回路1の入力トランジスタQ14のコレクタ(n型)
をエミッタとしたもので、ベースは接地されたp型基
板、コレクタはリセット回路3の出力トランジスタQ
のコレクタ(n型)である。
この寄生トランジスタQは入力Viが負になるとオン
してトランジスタQのコレクタ側から電流を引き抜く
ので、出力VはL(ロー)になる。このときトランジ
スタQがオフしていれば出力VはH(ハイ)でなけ
ればならないので、誤出力になる。
はこの誤出力を防止するために作成した寄生トラン
ジスタである。この寄生トランジスタQはトランジス
タQ14近くに形成したn型のガードリングをコレクタ
としたもので、ベースとエミッタは寄生トランジスタQ
と共通である。
第3図はこれら寄生トランジスタQ,Qの説明図
で、11はp型基板、12はn型のエピタキシャル成長
層、13はp型のアイソレーション、14はn+型のガ
ードリング、15はp型のベース領域、16はn型のエ
ミッタ領域、17はn型のコレクタ領域である。
第5図の誤動作防止回路は、入力Vi側へ流す電流を寄
生トランジスタQより入力側に近く、且つガードリン
グ14で電流を集中化した寄生トランジスタQを通し
て供給することで、入力Viが負に低下してもリセット
回路3の出力Vがそのときのレベルを維持できるよう
にしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第5図の寄生トランジスタQは誤動作
を防止しようとする各部にそれぞれ設ける必要があるの
で、チップ面積が増加する欠点がある。つまり、n型の
ガードリング14は第6図(a)に示すようにサイズが大
きく、通常のpnpトランジスタの3倍程の面積になる。
また、ガードリングをしても基準電圧回路等に及ぼす影
響を考えれば、できるだけ寄生トランジスタは少ない方
が好ましい。
更に、Vi−0.7Vで寄生トランジスタQがオンに
なるとトランジスタQのベース電流を引くため出力V
はHになるが、それよりViが低下すると寄生トラン
ジスタQもオンになるため出力VはLになり、Vi
の値によっては出力VはH固定にすることができない
欠点がある。
また、寄生トランジスタQだけでは抵抗Rを通して
吸い込む電流の値を制御できない欠点もある。
本考案は寄生トランジスタQを入力Viの電圧検出用
に使用し、これとカレントミラー回路を組合せること
で、上述した問題点を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、半導体基板上のエピタキシアル成長層に複数
個のトランジスタを形成し、これらのトランジスタで電
源回路(1)および他の回路(2、3)を構成し、該基
板と該成長層で形成される寄生トランジスタ(Q,Q
,・・・)が、該電源回路の外部電源入力端子が基板
電位より低くなると動作して該他の回路を誤動作させる
構造の電源集積回路において、該入力端子の電圧が基板
最低電位以下に低下したことを検出する他の寄生トラン
ジスタ(Q1)を、該成長層に形成したガードリングと
該基板と該成長層で構成し、該他の寄生トランジスタが
オンすると動作するカレントミラー回路(6)を前記複
数個のトランジスタの一部で構成し、該カレントミラー
回路の各トランジスタ(Q11からQ13)で前記他の
回路へ誤動作防止用の電流を供給するようにしてなるこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
カレントミラー回路は1つのガードリング付き寄生トラ
ンジスタで駆動され、同時に複数のトランジスタから誤
動作防止用の電流を流すことができる。従って、個々に
ガードリング付き寄生トランジスタを用いる従来回路の
問題点を解決することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、Qはガー
ドリング付き寄生トランジスタ、6はカレントミラー回
路、3は第4図で説明したリセット回路である。カレン
トミラー回路6は基準となるトランジスタQ10と出力
用のトランジスタQ11,Q12,Q13,……のベー
スを共通に接続したもので、基準トランジスタQ10
ベース・コレクタ間は直結されている。これに対し出力
トランジスタQ13のコレクタは第1のリセット信号V
R1を生ずるトランジスタQのベースに接続されてい
る。また出力トランジスタQ12のコレクタは第2のリ
セット信号VR2を生ずるトランジスタQのコレクタ
に接続され、更に出力トランジスタQ11のコレクタは
トランジスタQを駆動する反転用トランジスタQ
ベースに接続されている。
トランジスタQ,Qからなるリセット回路と、トラ
ンジスタQ〜Qからなるリセット回路との違いは、
後者が反転用トランジスタQを用いているので、出力
R2がVR1とは逆論理になる点である。
第5図と同様に電源入力Viが負になると寄生トランジ
スタQが導通する。第5図の回路では抵抗Rを通し
て流れる電流を寄生トランジスタQで引き抜いている
が、本例では寄生トランジスタQでカレントミラー回
路6の基準トランジスタQ10に電流を流す。このとき
カレントミラーの性質上出力トランジスタQ11〜Q
13にもそれぞれ同じ値の電流が流れる。
この結果、トランジスタQはオンして出力VR1はL
レベルになる。一方、トランジスタQがオン、Q
オフとなるので出力VR2はHレベルとなる。この動作
はトランジスタQ11だけで良いが、トランジスタQ
12は出力VR2に充分な電流を流す役目をする。
トランジスタQはコンパレータCMPの出力で制御
され、またトランジスタQはコンパレータCMP
出力で制御される。通常動作では、電源回路1の出力V
がスイッチSWのオンに伴ない上昇すると、コンパ
レータCMP,CMPの出力がそれぞれLからHに
反転してトランジスタQ,Qがオンする。この結
果、トランジスタQがオフとなって出力VR1はLか
らHに立上り、またトランジスタQがオフ、Qがオ
ンとなるため出力VR2はHからLに立下る。これらの
出力VR1,VR2はパワーオン・リセットに使用でき
る。
カレントミラー回路6は前述のように入力Viの低下時
に出力VR1をL、出力VR2をHに維持するため、ス
イッチSWのオフ後にリセットがかかる誤動作を防止で
きる。
カレントミラー回路6を用いることの利点の1つは、第
2図のように各トランジスタQ11,Q12,……に流
れる電流I11,I12,……を抵抗R11,R12
……で制御できる点である(VBEはトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧)。
また、カレントミラー回路6のトランジスタQ10〜Q
13は全てpnp型であるため、第6図(b)のようにガード
リング付き寄生トランジスタQの1/2.5程度の面積で
済む。
尚、第3図には第1図のトランジスタQ,Qに付く
寄生トランジスタQ,Qを例示してある。寄生トラ
ンジスタQのコレクタ(n型ガードリング)14とカ
レントミラー回路6との間は図示せぬ配線で接続する。
以上の説明はリセット回路4の誤動作防止について述べ
たが、他の電源回路2の誤動作(出力Voの低下)防
止についてもカレントミラー回路6を使用することがで
きる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、ガードリング付き寄
生トランジスタ1つで複数の誤動作ポイントを同時に制
御できるので、基準電圧回路等に与える影響が少なく、
またチップ面積が増加しない利点がある。更にカレント
ミラー回路は電流の流し出しができるので、出力のH固
定をすることができ、また各電流の値を抵抗で簡単に制
御できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、 第2図は本考案の他の実施例を示す回路図、 第3図は寄生トランジスタの説明図、 第4図は電源ICの一例を示す構成図、 第5図は従来の誤動作防止回路の構成図、 第6図はトランジスタ・サイズの説明図である。 図中、1は電源回路、2,3は他の回路、4は電源I
C、5はバッテリ、6はカレントミラー回路、SWは電
源スイッチ、Lは外部誘導性負荷、Qはガードリング
付き寄生トランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上のエピタキシアル成長層に複
    数個のトランジスタを形成し、これらのトランジスタで
    電源回路(1)および他の回路(2、3)を構成し、該
    基板と該成長層で形成される寄生トランジスタ(Q
    ,・・・)が、該電源回路の外部電源入力端子が基
    板電位より低くなると動作して該他の回路を誤動作させ
    る構造の電源集積回路において、 該入力端子の電圧が基板最低電位以下に低下したことを
    検出する他の寄生トランジスタ(Q1)を、該成長層に
    形成したガードリングと該基板と該成長層で構成し、 該他の寄生トランジスタがオンすると動作するカレント
    ミラー回路(6)を前記複数個のトランジスタの一部で
    構成し、 該カレントミラー回路の各トランジスタ(Q11からQ
    13)で前記他の回路へ誤動作防止用の電流を供給する
    ようにしてなることを特徴とする電源集積回路。
JP15154988U 1988-11-21 1988-11-21 電源集積回路 Expired - Lifetime JPH0631724Y2 (ja)

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JP15154988U JPH0631724Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 電源集積回路

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Publication Number Publication Date
JPH0272562U JPH0272562U (ja) 1990-06-01
JPH0631724Y2 true JPH0631724Y2 (ja) 1994-08-22

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JP15154988U Expired - Lifetime JPH0631724Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 電源集積回路

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