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JPH0630883Y2 - 路上表層再生工法における路面加熱装置 - Google Patents

路上表層再生工法における路面加熱装置

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Publication number
JPH0630883Y2
JPH0630883Y2 JP1989044832U JP4483289U JPH0630883Y2 JP H0630883 Y2 JPH0630883 Y2 JP H0630883Y2 JP 1989044832 U JP1989044832 U JP 1989044832U JP 4483289 U JP4483289 U JP 4483289U JP H0630883 Y2 JPH0630883 Y2 JP H0630883Y2
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JP
Japan
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road surface
heating
smoke
heating panel
smoke collecting
Prior art date
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Application number
JP1989044832U
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English (en)
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Inventor
達彦 千葉
彰 小渕
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Taisei Rotec Corp
Original Assignee
Taisei Rotec Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/06Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases
    • F23G7/07Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases in which combustion takes place in the presence of catalytic material
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C23/00Auxiliary devices or arrangements for constructing, repairing, reconditioning, or taking-up road or like surfaces
    • E01C23/14Auxiliary devices or arrangements for constructing, repairing, reconditioning, or taking-up road or like surfaces for heating or drying foundation, paving, or materials thereon, e.g. paint
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、老朽化した舗装表層を現位置で再生する路
上表層再生工法における路面加熱装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
老朽化した舗装路面の表層を加熱したのちかきほぐすと
ともに、再生添加剤や新規アスファルト混合物を加えて
攪拌混合し、その後敷均しをして転圧締固めする路上表
層再生工法は、省資源,省エネルギー,コストの低い経
済的な舗装道路の維持修繕工法として評価されている。
第7図は、この路上表層再生工法の基本的,一般的な工
程を示すものである。この工程図で示すように、この工
法は、まず補修すべき道路に沿つて路面を加熱する平面
が四辺形状を呈する加熱パネル1,2,3を装備したい
わゆる路面加熱車AおよびAの2台を先行させ、路
面表層を加熱する加熱工程と、その後方より前記加熱さ
れた路面表層をかきほぐすスカリファイヤBと、このス
カリファイヤBによってかきほぐされた旧舗装材に再生
添加剤または新規アスファルト混合物を加え、スクリュ
ースプレッダCによって攪拌するとともに敷均し、次に
スクリードDをもって平坦にする、いわゆるかきほぐ
し,攪拌,混合,敷均し工程と、ついで最終工程として
ロードローラ等の転圧機Eによって締固めるという工程
から構成されている。なお、第7図で示すように新規ア
スファルト混合物を搭載するホッパーFと、前記スカリ
ファイヤBと、スクリュースプレッダCと、スクリード
Dは、それぞれ1台の自走車に装備され、通常この自走
車をリフォーマ、すなわち路上表層再生機Gとよんでい
る。またこのリフォーマには混合装置を搭載しているも
のもある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このような工程からなる従来の路上表層再生
工法において、次のような問題点があった。
すなわち、先行する2台の路面加熱車AおよびA
よって再生すべき旧舗装の表層を加熱処理する工程にお
いて、各加熱パネルの周辺から加熱領域内へ外気が流れ
込むため、過剰燃焼を生じ多量の排煙が発生するという
ことである。そして、この排煙が作業環境を著しく悪化
させ、路面加熱車のオペレータおよび関係する作業者の
安全を害するばかりでなく、周辺を通行する通行車両の
視野を妨げ、さらには排煙による環境汚染といった公害
問題を発生し、路上表層再生工法のもつ特徴、すなわち
省資源,省エネルギー,コストの低い舗装道路の維持修
繕工法としての普及のネックとなっていた。また、この
発煙が既設アスファルトの劣化をも惹起していた。
この考案は、このような問題点を解消するために、第1
に煙の発生を抑制し、つぎに発生した煙を浄化する装置
を備えた路面加熱装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための手段として、この考案は加熱
パネルを装備した路面加熱車における各加熱パネルの外
周に風防装置を取り付けるとともに、加熱パネルの上面
には次のような排煙浄化装置を装備した集煙筒体を着脱
自在に設けたことにある。
すなわち、路面加熱車における各加熱パネルの外周に、
加熱パネルの内部と外部とをエヤタイトする風防装置を
取り付けるとともに、加熱パネル上面に集煙筒体を着脱
自在に立設し、集煙筒体の中間には排煙中のダスト等を
除去するためのフィルタを組み込んで、発生した排煙を
浄化するものである。上記フィルタは煙を浄化する目的
であるため、グラスファイバを不織したきめの細かな空
隙を有するものである。さらに必要があれば前記集煙筒
体の中間の前記フィルターに替えてアフターバーナを備
えた触媒燃焼装置を組み込んで浄化処理して大気中に放
出させるように構成したことにある。
〔作用〕 本考案は、まず第1に各加熱パネルの外周に風防装置を
取り付け、加熱領域内への外気の侵入を遮断するように
しているため、再生深さが比較的浅い場合(例えば2cm
程度)は路面の表層温度は高まる。しかし、外気の侵入
がないのでアスファルトの燃焼は抑制される。その結
果、既設表層からの煙の発生が皆無あるいは低減され
る。再生深さが深い場合(例えば5cm程度)は、加熱装
置のスピードを低減して加熱することになるが、このよ
うな場合に風防装置のみでは煙の発生を未然に防ぐこと
はできない。このため、この考案では発生した煙をフィ
ルタないしアフターバーナを備えた触媒燃焼装置を有す
る集煙筒体を介して大気中へ放出させるようにしたの
で、排煙中に含まれるダストやミストは、まずフィルタ
により除去される。またアフターバーナを備えた触媒燃
焼装置を組み込んだ場合は、排煙中に含まれる公害物
質、主として炭素系ガスおよび硫黄酸化物が、この触媒
燃焼装置によって浄化される。
これら路面加熱装置を用いた場合は、通常単なる風防板
のみを用いたものと比較してアスファルト表面温度が高
温となっても煙を発生させず、また発生しても外部へ拡
散させないため、路面加熱車A1およびA2と、さらに
路上表層再生機Gとの間隔を拡げて施工することができ
る。この間隔を拡げることは、深さ方向への熱伝導の時
間を確保することになって、効率的に希望深さ(例えば
5cm)までかきおこし再生が可能となる。
〔実施例〕
さらに本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
まず、第1図は前部から平面形状が四辺形を呈する第1
加熱パネル1および第2加熱パネル2さらに第3加熱パ
ネル3を装備した路面加熱車AおよびAの各加熱パ
ネル1,2,3のそれぞれ外周に、風防装置1aおよび
2a,3aを取り付けた状態を示すものである。そして
さらに前記路面加熱車AおよびAにおける第2加熱
パネル2と第3加熱パネル3の上面に、後記する第5図
で示すようなフィルタ4を組み込んだ集煙筒体6を立設
した状態を示すものである。
第2図はその路面加熱車Aの平面図で、第3図は側面
図である。通常この2台の路面加熱車AおよびA
先行させ補修すべき旧舗装の表層を加熱し、以下前記第
7図に基づいて説明した要領で再生施工されるものであ
る。
そこで本考案は、前記各加熱パネル1,2,3の外周に
第3および第4図で示すような風防装置1a,2a,3
aを取り付けた。すなわち、平面形状か四辺形状の前記
加熱パネル1,2,3のそれぞれ四辺の外枠1bに、耐
熱性で、しかも可撓性を有し、かつ腰の固い布材1cを
折り返して重合させ、これをスカート状にして取り付け
た。そしてその下端縁1dを路面に摺動自在に圧接さ
せ、加熱パネル1,2,3のそれぞれ内部と外部とがエ
ヤタイトされるように構成した。なお、この実施例にお
いて加熱パネルはガス赤外線バーナーを有する加熱パネ
ルを用いた。
次に集煙筒体6は、先に第1図で説明したように前記風
防装置1a,2a,3aを取り付けた前後2台の路面加
熱車AおよびAにおける第2加熱パネル2と第3加
熱パネル3の上面に、それぞれ着脱自在に立設した。な
お必要に応じて第3加熱パネル3のみの場合、さらには
第1,第2,第3加熱パネル1,2,3の全部に立設す
る場合も考えられる。つぎに集煙筒体6を加熱パネル2
および3の本体に対し、着脱自在に立設する手段とし
て、この実施例においては、第3図および第5図および
第6図で示すように、集煙筒体6の基端部6aにフラン
ジ継手6bを設け、このフランジ継手を介して加熱パネ
ル2および3の本体に着脱自在に立設する構造とした。
また、この実施例では集煙筒体6の中間に設ける排煙浄
化装置としてのフィルタ4およびアフターバーナ付の触
媒燃焼装置5は下記のような構成の装置を使用した。
まず排煙中のダストやミストを除去するためのフィルタ
4は、第5図で示すように耐熱性繊維材をもって形成し
たフィルタを積層する形で用いた。次に排煙中の有害物
質を除去するためのアフターバーナを備えた触媒燃焼装
置5は、第6図で示すように排煙中の有害物質が主とし
て炭素系ガスおよび硫黄酸化物である点に着眼し、粒状
もしくはハニカム状に成形した白金系の触媒、具体的に
はアルミナまたはコージライトに白金をコーティングし
て成形した触媒を使用した。実施例ではハニカム状に成
形したものを多段的に積層し、集煙筒体6内に組み込ん
だ。
さらにこの実施例では、第5図および第6図で示すよう
に集煙筒体6の入口側にダンパ8を設け、排煙の導入量
をコントロール可能に構成した。図面中、7は前記触媒
燃焼装置5の前段に設置したアフターバーナである。
また、図面上に表示してはないが、排煙の発生量,性状
によっては前記排煙浄化装置としてのフィルタ4とアフ
ターバーナを備えた触媒燃焼装置5とを併用し、集煙筒
体6に多段的に組み込み装備することも可能である。ま
た発生排煙の排出量が多い場合に備え、強制排煙手段と
して、あるいは集煙筒体6内の排煙速度をコントロール
する手段とし、ブロワーを組み込むこともできるように
構成した。
以上、実施例に基づいて説明したように、加熱工程にお
いて各加熱パネル1,2,3は、それぞれの風防装置1
a,2a,3aによって、加熱領域内への外気の侵入が
遮断されるため、加熱による過剰燃焼等が抑止され、そ
の結果、排煙発生が抑制される。ちなみに、下記表−1
は、風防装置を取り付けた場合と風防装置を取り付けて
いない場合における発生排煙濃度と路面加熱温度との関
係を示したものである。
この表−1で理解されるように発生排煙濃度は、風防装
置を取り付けると、路面加熱温度が高いにも拘わらず無
風防の場合に比較して、その発生排煙濃度は薄いことが
立証された。すなわち風防装置を取り付けることによ
り、路面加熱温度の上昇は確保され、逆に発生排煙の濃
度は抑制された。
さらに排煙は、フィルタ4およびアフターバーナ7を備
えた触媒燃焼装置5により浄化処理され、集煙筒体6を
経て大気中に放出されるので、加熱工程により排出され
る有害排煙は確実に浄化され、作業環境の汚染は抑止さ
れた。
また、前記触媒燃焼装置5の前段にアフターバーナ7を
設置した場合は、触媒層へのカーボンの付着による活性
の低下が抑制され、触媒寿命を長く維持することができ
た。表−2は、アフターバーナ7を備えた触媒燃焼装置
5を組み込んだ場合における排煙の処理効果を示すもの
である。
〔考案の効果〕 (1)加熱パネルに加熱領域内への外気の侵入を抑止する
風防装置を設けたので、発生排煙量が規制される。
(2)さらに発生排煙をフィルタないしアフターバーナ付
触媒燃焼装置により浄化処理し、集煙筒体を介して大気
中に放出させるので、従来問題となった作業環境の悪化
であるとか公害問題は解消された。
(3)また前記フィルタないしアフターバーナ付触媒燃焼
装置からなる排煙浄化装置を組み込んだ集煙筒体は、加
熱パネルに対し着脱自在の構成としているため、装備の
手数が簡略である。したがって作業現場への搬出や作業
終了後の回送時は加熱パネル本体より取り外しておくこ
とができ、搬送・回送時等における操作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による路面加熱装置の実施例を示すもの
で、第1図は本考案路面加熱装置を装備した路面加熱車
を用いての路上表層再生施工法の施工状況を示す側面
図、第2図は路面加熱車の平面図、第3図はその側面
図、第4図は加熱パネルに対する風防装置の取り付け部
を示す側面図、第5図は排煙浄化装置としてのフィルタ
を組み込んだ集煙筒体の構成を示す正面図、第6図は同
じくアフターバーナ付触媒燃焼装置を組み込んだ集煙筒
体の正面図である。なお、第7図は路上表層再生工法の
基本工程を示す工程図である。 A,A……路面加熱車 1,2,3……加熱パネル B……スカリファイヤ C……スクリュースプレッダ D……スクリード、E……転圧機 F……ホッパー、G……路上表層再生機 1a,2a,3a……風防装置 4……フィルタ、5……触媒式浄化装置 6……集煙筒、7……アフターバーナ 8……ダンパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱パネルを装備した路面加熱車におい
    て、前記加熱パネルの外周に、加熱パネルの内部と外部
    とをエアタイトする風防装置を装着するとともに、加熱
    パネル上に集煙筒体を着脱自在に立設し、集煙筒体の中
    間に煙中のダスト等を除去するフィルターを組み込んだ
    ことを特徴とする路上表層再生工法における路面加熱装
    置。
  2. 【請求項2】前記集煙筒体の中間のフィルターに替えて
    アフターバーナを備えた触媒燃焼装置を組み込んだこと
    を特徴とする請求項1記載の路上表層再生工法における
    路面加熱装置。
JP1989044832U 1989-04-17 1989-04-17 路上表層再生工法における路面加熱装置 Expired - Lifetime JPH0630883Y2 (ja)

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