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JPH06291831A - コードレス電話装置及び携帯電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置及び携帯電話装置

Info

Publication number
JPH06291831A
JPH06291831A JP5073204A JP7320493A JPH06291831A JP H06291831 A JPH06291831 A JP H06291831A JP 5073204 A JP5073204 A JP 5073204A JP 7320493 A JP7320493 A JP 7320493A JP H06291831 A JPH06291831 A JP H06291831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
recording
slave
handset
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5073204A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Mori
澄雄 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5073204A priority Critical patent/JPH06291831A/ja
Publication of JPH06291831A publication Critical patent/JPH06291831A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機が親機との通信範囲を逸脱した場合にも
ICMを録音可能とすると共に、録音されたICMのプ
ライバシーを保護できるコードレス電話装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 電話回線に接続されると共に複数の子機18
に対する無線送信部及び無線受信部を有し、子機18と
1対1に対応すると共にメールボックス21内でバッフ
ァの役目を担うボックス20に一旦ICMを録音し、通
信可能な範囲の子機18に対してボックス20からIC
Mを送るよう構成された親機19と、親機19の無線送
信部及び無線受信部と通信を行う無線受信部及び無線送
信部とマイク及びスピーカーを有する子機18を備え、
子機18に親機19のボックス20から転送されてくる
ICMを録音する録再部5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機能を備え
ると共に遠隔通信可能なコードレス電話装置及び携帯電
話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、留守の際に電話の着呼に応答
して応答メッセージ(以下OGMと書く)を送出し、電
話の相手からの入来メッセージ(以下ICMと書く)を
録音する留守番電話装置がある。また電話回線に接続さ
れた親機と無線によって通話する子機によって構成され
るコードレス電話装置があり、このようなコードレス電
話装置の中には1台の親機に対して複数の子機を有する
マルチ子機のものもある。
【0003】更に近年、このような留守番電話装置とコ
ードレス電話装置とを組み合わせた留守番電話機能付き
のコードレス電話装置も普及してきている。
【0004】以下、従来のコードレス電話装置の構成を
説明する。図4は従来のコードレス電話装置の構成を示
すブロック図である。図4において、コードレス電話装
置は1台の子機1と、親機2とで構成されており、子機
1と親機2とはそれぞれ一定の距離内(100〜150
m)で遠隔通信可能である。
【0005】まず子機1側について説明する。3は送話
部、4は受話部であり、送話部3はエレクトレットコン
デンサマイクやダイナミックマイク等で、そして受話部
4はスピーカー等で構成されている。この子機1は、親
機2から離れた場所においてもICMの留守番録音及び
再生ができる留守番電話機能を担う録音手段の一例とし
ての録再部5を備えており、録再部5は留守番電話の録
音や再生を行う音声録再のLSI(半導体集積回路)及
びこのLSIで音声信号をデジタル信号に変換した信号
を記録しておくメモリで構成されている。子機1の制御
全般を担う制御部6はCPU(中央処理部)、ROM
(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメ
モリ)、PIO(パラレル入出力部)等で構成されてお
り、電話及び録再時の制御を行うと共に、液晶や発光ダ
イオード等で構成された表示部7を制御し、着信表示や
通常モード、留守番モードの表示等を行う。8は音声信
号を電波に変換して送信する無線送信部、9は電波を受
信し、検波、復調して音声信号を取り出す無線受信部、
10は子機1と親機2との送受信を行うアンテナであ
り、アンテナ10は小型化のために通常ヘリカルアンテ
ナ等を用いる。11は電源である電池、12は通常モー
ド、留守番電話モードの設定等を行う操作部である。
【0006】次に親機2側について説明する。13は親
機2の制御全般を担う制御部、14は電話回線である。
15は無線受信部であり、子機1からの通信をアンテナ
16で受信し音声信号に変換した後、電話回線14へ送
信する。アンテナ16は子機1側のアンテナ10と同様
にヘリカルアンテナ等で構成されている。17は無線送
信部であり、電話回線14からの音声信号を電波に変換
した後、アンテナ16を介して子機1側へ送信する。
【0007】以上のように構成されたコードレス電話装
置の動作を以下に説明する。まず、電話回線14から着
信があると、親機2は制御部13によってそれを検知し
て電話回線14を捕捉し、着信信号を無線送信部17か
らアンテナ16を介して子機1に送出する。次に、子機
1のアンテナ10を介して無線受信部9が着信信号を検
出すると、受話部4のスピーカーからベル音を出力す
る。子機1が留守番電話モードに設定されていた場合、
所定回数ベル音を鳴らした後、子機1はオフフック状態
となり、録再部5から予め録音されていたOGMを出力
した後、録音状態になることを相手側に知らせる単一音
を出力し、ICMの録音を開始する。一方、親機2は相
手側が電話を切ったかどうかを検出しており、例えば電
話回線14の極性反転や無音状態等を検知することによ
って、相手側が電話を切ったかどうかを判断する。次に
録再部5によって録音されたICMは子機1の操作部1
2を操作して再生モードにすることによって再生でき
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のコードレス電話装置の構成では、子機1に
対して送られてきたICMは子機1に録音されるためプ
ライバシーの保護には有効であるものの、子機1側にし
か留守番電話機能が備わっていないために、所用により
止むを得ず親機2との通信範囲を逸脱すると必然的に親
機2と通信不能となり、折角の留守番電話機能が役に立
たない。
【0009】逆に、親機2側に留守番電話機能を備える
とすれば、子機1が親機2との通信範囲を逸脱しても親
機2側に子機1へ送られてきたICMを録音できるもの
の、今度は子機1に対して送られて来たICMが全て親
機2側で再生されるために第3者に聞かれてしまう可能
性もあり、プライバシーの保護が難しいという問題点を
有していた。
【0010】加えて、コードレス電話装置自体もその通
信範囲を大幅に拡大することが要望されていた。
【0011】本発明は、以上の問題点を解決し、子機が
親機との通信範囲を逸脱した場合にもICMを録音可能
とすると共に、録音されたICMのプライバシーを保護
できるコードレス電話装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のコードレス電話装置は、電話回線に接続され
ると共に複数の子機に対する無線送信部及び無線受信部
を有し、子機と1対1に対応すると共にバッファの役目
を担うボックスに一旦ICMを録音し、通信可能な範囲
の子機に対してボックスからICMを送るよう構成され
た親機と、親機の無線送信部及び無線受信部と通信を行
う無線受信部及び無線送信部とマイク及びスピーカーを
有する子機を備え、子機に親機のボックスから転送され
てくるICMを録音する録再部を設けた。
【0013】更に、子機の無線送信部及び無線受信部の
通話周波数を切り替えることにより、子機を親機と公衆
基地局の双方と通信可能にした。
【0014】
【作用】この構成により、親機を基準とした近距離にお
いてはコードレス電話装置の通信範囲の内外を問わずに
子機あるいは親機の留守番電話機能を活用でき、遠距離
においては公衆基地局を介して子機の留守番電話機能を
利用できるので、距離の遠近を問わず何れの場合にもI
CMを録音できる。又、子機と1対1に対応するボック
スの利用により、親機に録音されたICMのプライバシ
ーを保護できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明するが、従来例と同一の部分は同一の番号
を付し重複説明は省略する。又、子機は複数として説明
するが1台であっても差し支えない。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるコードレ
ス電話装置の概念図であり、図2は本発明の一実施例に
おけるコードレス電話装置の構成を示すブロック図、そ
して図3は本発明の一実施例におけるコードレス電話装
置に対応する公衆基地局の構成を示すブロック図であ
る。
【0017】まず、本発明の大要を図1を参照して説明
する。図1においてコードレス電話装置は複数の子機1
8と親機19とで構成されている。子機18は周波数を
切り替えることにより、親機19を基準とした近距離に
おいてはコードレス電話装置として、遠距離においては
携帯電話装置として使用可能である。各々の子機18は
録再部5にICMを記録するためのメモリを搭載してお
り、親機19は子機18の台数と同数のボックス20を
備えたメールボックス21を搭載している。各々のボッ
クス20は子機18と1対1に対応しており、対をなし
た子機18からの暗証番号を伴うアクセス以外は一切受
け付けない。
【0018】子機18が通信範囲内にあるときには、子
機18が通常モードならば、親機19は受信したICM
を一旦ボックス20に格納した後、子機18に転送して
子機18のスピーカーから音声として出力し相互に通話
可能な状態とする。子機18が留守番電話モードなら
ば、親機19はメールボックス21からOGM22を送
出する。そして受信したICMを一旦ボックス20に格
納した後、子機18に転送して録再部5のメモリにIC
Mを記録し、子機18の表示部に「メッセージあり」の
表示をする。記録したICMの再生は操作部を操作して
再生モードにすることによってスピーカーから音声とし
て出力できる。
【0019】子機18が通信範囲外にあるときには、親
機19は受信したICMを一旦ボックス20に格納した
後、子機18が通信範囲内に戻ってくるまでそのままの
状態を維持し、子機18が通信範囲内に戻ってきた際に
子機18に転送する。子機18に転送されたICMは、
子機18のモード設定が通常モードであるか留守番電話
モードであるかを問わず、何れの場合にも録再部5のメ
モリにICMを記録して、子機18の表示部に「メッセ
ージあり」の表示をする。記録したICMの再生は操作
部を操作して再生モードにすることによって、スピーカ
ーから音声として出力できる。
【0020】子機18は周波数を切り替えることにより
携帯電話装置としても使用可能である。子機18を通常
モードにしておけば、電話局からの呼び出しを受けて子
機18は呼び出し音を出力し、子機18側で着呼操作を
行えば相互に通話可能な状態とする。
【0021】子機18が留守番電話モードであれば、録
再部5のメモリに予め記録しておいたOGMを送出した
後、発呼者のメッセージを子機18の録再部5のメモリ
に記録し、子機18の表示部に「メッセージあり」の表
示をする。記録したICMの再生は操作部を操作して再
生モードにすることによってスピーカーから音声として
出力できる。
【0022】子機18はテープレコーダ代りに利用する
こともできる。子機18の操作部を操作して録音モード
にすると、子機18のマイクから入力された音声は録再
部5のメモリに記録され、操作部を操作して再生モード
にすることによってスピーカーから音声として出力でき
る。
【0023】以下、図2、図3を参照して本発明の一実
施例におけるコードレス電話装置の詳細を説明する。
【0024】図2において、コードレス電話装置は複数
の子機18と親機19とで構成されており、各々の子機
18と親機19とはそれぞれ一定の距離内(100〜1
50m)で遠隔通信可能である。
【0025】まず子機18側について説明する。3は送
話部、4は受話部であり、送話部3はエレクトレットコ
ンデンサマイクやダイナミックマイク等で、そして受話
部4はスピーカー等で構成されている。この子機18
は、親機19から離れた場所においてもICMの留守番
録音及び再生ができる留守番電話機能を担う録音手段の
一例としての録再部5を備えており、録再部5は留守番
電話の録音や再生を行う音声録再のLSI、及びこのL
SIで音声信号をデジタル信号に変換した信号を記録し
ておくメモリで構成されている。録再部5のメモリにR
AMカードを使用すれば大容量の記録が可能になる。例
えば8MBのRAMカードを使用すれば、約18分間I
CMの記録が可能である。子機18の制御全般を担う制
御部6はCPU、ROM、RAM、PIO等で構成され
ており、電話及び録再時の制御を行うと共に、液晶や発
光ダイオード等で構成された表示部7を制御し、着信表
示や通常モード、留守番モード、録音モード等の表示を
行う。8は音声信号を電波に変換して送信する無線送信
部、9は電波を受信し、検波、復調して音声信号を取り
出す無線受信部、10は子機18と親機19との送受信
を行うアンテナであり、アンテナ10は小型化のために
通常ヘリカルアンテナ等を用いる。11は電源である電
池、23はコードレス電話装置と携帯電話装置の周波数
の切り替え及び通常モード、留守番電話モード、録音モ
ードの設定等を行う操作部である。子機18は操作部2
3を操作して周波数を切り替えることにより、親機19
を基準とした近距離においてはコードレス電話装置とし
て、遠距離においては携帯電話装置として使用可能であ
る。子機18については操作部23以外は従来例と同様
の構成である。
【0026】次に親機19側について説明する。13は
親機19の制御全般を担う制御部、14は電話回線であ
る。15は無線受信部であり、子機18からの通信をア
ンテナ16で受信し音声信号に変換した後、電話回線1
4へ送信する。アンテナ16は子機18側のアンテナ1
0と同様にヘリカルアンテナ等で構成されている。17
は無線送信部であり、電話回線14からの音声信号を電
波に変換した後、アンテナ16を介して子機18側へ送
信する。21はメールボックスであり、このメールボッ
クス21には子機18と1対1に対応する複数のボック
ス20と留守番電話モードの場合に電話の着呼に応答し
て送出するOGM22が格納されている。通常、ボック
ス20は対をなす子機18の録再部5に搭載されている
メモリに対するバッファの役目を果たし、子機18が通
信範囲内にあればボックス20内のデータをアンテナ1
6を介して子機18の録再部5に転送し、子機18が通
信範囲外にあれば通信範囲内に戻るまでボックス20内
にデータを保管する。ここでプライバシー保護の観点か
ら、各々のボックス20は対をなす子機18からの暗証
番号を伴うアクセス以外は一切受け付けない。
【0027】次に親機側が基地局、特に公衆基地局であ
る場合について説明する。現在、公衆基地局として公衆
電話に無線通信手段を付加し、公衆電話の近くであれば
コードレス電話装置の子機から通話ができるようにした
第2世代コードレス電話装置や、比較的に小電力の公衆
基地局を多数配置して、公衆基地局とコードレス電話装
置の子機の間で発呼・着呼を相互に行うことのできるパ
ーソナル・ハンディ電話装置の提案がなされている。以
下、このような公衆基地局について説明するが、これ等
の電話装置になると子機側の構成をコードレス電話装置
と携帯電話装置とに分別するのが難しいので、コードレ
ス電話装置の説明をもって、コードレス電話装置及び携
帯電話装置双方の説明に代える。
【0028】図3において、25は公衆基地局24の制
御全般を担う制御部、26は電話回線である。27は無
線受信部であり、子機18からの通信をアンテナ28で
受信し音声信号に変換した後、電話回線26へ送信す
る。29は無線送信部であり、電話回線26からの音声
信号を電波に変換した後、アンテナ28を介して子機1
8側へ送信する。この無線送信部29は親機19と異な
った周波数で子機18と通信を行う。
【0029】子機18の無線送信部8及び無線受信部9
に通話周波数を切り替える手段、例えばPLL(フェー
ズロックループ)回路を設けることにより子機18は親
機19と公衆基地局24の双方と通信が可能である。
【0030】以上のように構成されたコードレス電話装
置の動作を以下に説明する。まず、親機19の電話回線
14から着信があると、制御部13によってそれを検知
して電話回線14を捕捉し、子機18が通信範囲内にあ
るかどうかを判定する。親機19は子機18が自己の通
信範囲内にあるか否かの確認のために、常時1秒に1回
程度の割合で子機18に信号を送っており、一旦子機1
8からの返信が途絶えると、次に返信が再開されるまで
の間は通信範囲外と判断する。子機18は親機19から
の信号が途絶えると、親機19との通信範囲を外れたと
判断して表示部7に「通信範囲外」の標示をする。
【0031】子機18が通信範囲内にあれば、親機19
は子機18の設定モードが通常モードか留守番電話モー
ドかを判別する。
【0032】子機18が通常モードであれば、親機19
は無線送信部17から着信信号をアンテナ16を介して
子機18に送出する。子機18ではアンテナ10を介し
て無線受信部9が着信信号を検出すると、受話部4のス
ピーカーからベル音を出力し利用者に着信を知らせる。
しかし利用者がベル音の音量を絞っている場合には、騒
がしい場所では着信を知らせるベル音が聞こえないこと
もある。その対応策として、着信を知らせるベル音の出
力と共に表示部7に「着信あり」の表示をし、発光ダイ
オードを点滅させることにより利用者にその旨を知らせ
る。子機18がオフフック状態になれば、親機19は受
信したICMを一旦ボックス20に格納した後、アンテ
ナ16を介して子機18に転送し相互に通話可能な状態
とする。
【0033】ところで、子機18は常時携帯することを
旨とするものであり、例えば重要な会議をしている最中
に突然電話がかかってきた場合、応対することができず
に対応に苦慮することがある。このような場合には、子
機18の操作部23を操作して設定モードを通常モード
から留守番電話モードに切り替えることによりICMを
録音することが可能になる。
【0034】子機18が留守番電話モードであれば、親
機19は所定回数ベル音を鳴らした後オフフック状態と
なり、メールボックス21に格納されていた、例えば
「ただ今留守にしております。ピーッという音に続けて
お名前とご用件をお話し下さい。」というOGM22を
出力した後、録音状態になることを相手側に知らせるピ
ーッという単一音を出力し、子機18に対応する特定の
ボックス20に受信したICMを格納する。同時に、親
機19は相手側が電話を切ったかどうかを検出してお
り、例えば電話回線14の極性反転や無音状態等を検知
することによって相手側が電話を切ったかどうかを判断
し、通話終了ならばICMの録音を中止する。
【0035】次に、メールボックス21の特定のボック
ス20に録音されたICMは、自動的に親機19のアン
テナ16及び子機18のアンテナ10を介して子機18
に転送され、録再部5のメモリに記録される。子機18
は表示部7に「メッセージあり」の表示をし、発光ダイ
オードを点滅させることにより利用者にその旨を知らせ
る。記録したICMの再生は、子機18の操作部23を
操作して再生モードにすることによって受話部4のスピ
ーカーから音声として再生できる。
【0036】子機18が通信範囲外にあるときには、親
機19は受信したICMを一旦ボックス20に格納した
後、子機18が通信範囲内に戻ってくるまでそのままの
状態を維持する。子機18が通信範囲内に戻ってきた際
に、メールボックス21の特定のボックス20に録音さ
れたICMは、子機18のモード設定が通常モードであ
るか留守番電話モードであるかを問わず、何れの場合に
も自動的に親機19のアンテナ16及び子機18のアン
テナ10を介して子機18に転送され、録再部5のメモ
リに記録される。その後、親機19に記録されたICM
は消去される。子機18は表示部7に「メッセージあ
り」の表示をし、発光ダイオードを点滅させることによ
り利用者にその旨を知らせる。記録したICMの再生
は、子機18の操作部23を操作して再生モードにする
ことによって受話部4のスピーカーから音声として再生
できる。
【0037】操作部23を操作して周波数をコードレス
電話装置の周波数帯から携帯電話装置の周波数帯に切り
替えることにより、子機18は携帯電話装置としても使
用可能である。コードレス電話装置の周波数帯から携帯
電話装置の周波数帯へ周波数を切り替えると、必然的に
子機18の電話番号自体もコードレス電話装置の電話番
号から携帯電話装置の電話番号に切り替わってしまう。
しかし、コードレス電話装置の電話番号に対してかかっ
てきた電話を、電話局の交換機が子機18からの指示に
応じて公衆基地局24を介し携帯電話装置の電話番号に
転送するようにすると、相手側からすればコードレス電
話装置の親機19に電話しているのと全く同じこととな
る。電話局の交換機が転送した呼は公衆基地局24の無
線送信部29及びアンテナ28を介して子機18へ送信
される。
【0038】子機18が通常モードであれば、子機18
はアンテナ10を介して無線受信部9が着信信号を検出
すると、受話部4のスピーカーからベル音を出力すると
共に表示部7に「着信あり」の表示をし、発光ダイオー
ドを点滅させることにより利用者に着信を知らせる。オ
フフックすれば、子機18は発呼者の声を受話部4のス
ピーカーから音声として出力し、相互に通話可能な状態
とする。会議中等で止むを得ず応答できない場合には、
子機18の操作部23を操作して設定モードを通常モー
ドから留守番電話モードに切り替えることによりICM
を録音することが可能になる。
【0039】子機18が留守番電話モードであれば、子
機18は所定回数ベル信号を受信した後オフフック状態
となり、録再部5のメモリに予め記録しておいた、例え
ば「ただ今留守にしております。ピーッという音に続け
てお名前とご用件をお話し下さい。」というOGMを出
力した後、録音状態になることを相手側に知らせるピー
ッという単一音を出力し、受信したICMを録再部5の
メモリに記録する。同時に、子機18は相手側が電話を
切ったかどうかを検出しており、例えば無音状態等を検
知することによって相手側が電話を切ったかどうかを判
断し、通話終了ならばICMの録音を中止する。子機1
8は表示部7に「メッセージあり」の表示をし、発光ダ
イオードを点滅させることにより利用者にその旨を知ら
せる。記録したICMの再生は、子機18の操作部23
を操作して再生モードにすることによって受話部4のス
ピーカーから音声として再生できる。
【0040】コードレス電話装置はメモ代わりとしても
伝言板としても活用できる。以下、その活用方法につい
て説明する。
【0041】メモの必要がある場合には、子機18をテ
ープレコーダ代りに利用することもできる。子機18の
操作部23を操作して録音モードに設定すると、子機1
8の送話部3のマイクから入力された音声は録再部5の
メモリに記録される。再生の際には、操作部23を操作
して再生モードにすることによって受話部4のスピーカ
ーから音声として出力できる。
【0042】子機18の利用者の内、特定の利用者同
士、例えばユーザーAがユーザーBに伝言をしたい場合
には、以下のようにしてメールボックス21を伝言板と
して活用することができる。
【0043】まず、操作部23を操作して、ユーザーA
が自己の子機18よりメールボックス21のユーザーA
対応のボックス20に伝言メッセージを吹き込む。次
に、再び操作部23を操作してユーザーA対応のボック
ス20内の伝言メッセージをユーザーB対応のボックス
20に転送する。ここで各ユーザー対応のボックス20
は、ボックス20の内容を子機18に転送する場合には
対をなした子機18からの暗証番号を伴うアクセス以外
は一切受け付けないが、他のボックス20から情報を受
け取る場合はそのような制約は受けない。ユーザーA対
応のボックス20から伝言メッセージを受け取ったユー
ザーB対応のボックス20は、ユーザーBの子機18が
親機19との通信範囲内か否かにより次のような対応を
する。
【0044】子機18が通信範囲内にあるときには、ユ
ーザーB対応のボックス20は子機18のモード設定が
通常モードであるか留守番電話モードであるかを問わ
ず、何れの場合にも自動的に親機19のアンテナ16及
び子機18のアンテナ10を介して子機18に伝言メッ
セージを転送する。そして子機18は録再部5のメモリ
に伝言メッセージを記録して表示部7に「メッセージあ
り」の表示をし、発光ダイオードを点滅させることによ
りユーザーBにその旨を知らせる。記録した伝言メッセ
ージの再生は、操作部23を操作して再生モードにする
ことによって受話部4のスピーカーから音声として出力
できる。
【0045】子機18が通信範囲外にあるときには、ユ
ーザーB対応のボックス20はユーザーBの子機18が
通信範囲内に戻ってくるまでそのままの状態を維持す
る。子機18が通信範囲内に戻ってきた際に、ユーザー
B対応のボックス20に録音された伝言メッセージは、
子機18のモード設定が通常モードであるか留守番電話
モードであるかを問わず、何れの場合にも自動的に親機
19のアンテナ16及び子機18のアンテナ10を介し
て子機18に転送され、録再部5のメモリに記録され
る。子機18は表示部7に「メッセージあり」の表示を
し、発光ダイオードを点滅させることによりユーザーB
にその旨を知らせる。記録した伝言メッセージの再生
は、子機18の操作部23を操作して再生モードにする
ことによって受話部4のスピーカーから音声として再生
できる。
【0046】以上の説明においては、親機19側に録音
手段の一例としてのメールボックス21が備わっている
場合について触れたが、親機19側に録音手段が備わっ
ていない場合には、本文の説明からメールボックス21
が関与する部分、及び子機18が親機19の通信範囲外
である部分の双方を削除することにより今までの説明を
適用できる。
【0047】
【発明の効果】本発明のコードレス電話装置は、電話回
線に接続されると共に複数の子機に対する無線送信部及
び無線受信部を有し、子機と1対1に対応すると共にバ
ッファの役目を担うボックスに一旦ICMを録音し、通
信可能な範囲の子機に対してボックスからICMを送る
よう構成された親機と、親機の無線送信部及び無線受信
部と通信を行う無線受信部及び無線送信部とマイク及び
スピーカーを有する子機を備え、子機に親機のボックス
から転送されてくるICMを録音する録再部を設けた。
【0048】更に、子機の無線送信部及び無線受信部の
通話周波数を切り替えることにより、子機を親機と公衆
基地局の双方と通信可能にした。
【0049】この構成により、親機を基準とした近距離
においてはコードレス電話装置の通信範囲の内外を問わ
ずに子機あるいは親機の留守番電話機能を活用でき、遠
距離においては携帯電話として子機を用いることにより
留守番電話機能を利用できるので、距離の遠近を問わず
何れの場合にもICMを録音できる。又、親機に録音し
たICMは子機に転送後、消去されるため、親機に録音
されたICMのプライバシーを保護できる。加えて、子
機と1対1に対応するボックスの利用により、親機に録
音されたICMのプライバシーの保護を一層高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の概念図
【図2】本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
に対応する公衆基地局の構成を示すブロック図
【図4】従来のコードレス電話装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
5 録再部 18 子機 19 親機 20 ボックス 21 メールボックス 22 OGM 23 操作部 24 公衆基地局 25 制御部 26 電話回線 27 無線受信部 28 アンテナ 29 無線送信部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続されると共に子機に対する
    無線送信部及び無線受信部と電話回線から送られた音声
    の録音手段を有し、子機のそれぞれに対しメッセージを
    送るよう構成された親機と、親機の無線送信部及び無線
    受信部と通信を行う無線受信部及び無線送信部とマイク
    及びスピーカーを有する子機を備え、子機に親機からの
    音声信号を記録する録音手段を設けたことを特徴とする
    コードレス電話装置。
  2. 【請求項2】電話回線に接続されると共に複数の子機に
    対する無線送信部及び無線受信部を有し、複数の子機の
    それぞれに対しメッセージを送るよう構成された親機
    と、親機の無線送信部及び無線受信部と通信を行う無線
    受信部及び無線送信部とマイク及びスピーカーを有する
    子機を備え、子機に親機からの音声信号を記録する録音
    手段を設けたことを特徴とするコードレス電話装置。
  3. 【請求項3】各子機の録音手段は各子機のマイクからの
    音声信号も記録するよう構成されたことを特徴とする請
    求項1あるいは請求項2記載のコードレス電話装置。
  4. 【請求項4】子機の周波数を切り替えることにより、子
    機と基地局の無線送信部及び無線受信部とを通信可能に
    したことを特徴とする請求項1、請求項2あるいは請求
    項3記載のコードレス電話装置。
  5. 【請求項5】基地局の無線送信部及び無線受信部と通信
    を行う無線受信部及び無線送信部とマイク及びスピーカ
    ーを有し、周波数を切り替えることによりコードレス電
    話装置の親機と通信可能にしたことを特徴とする携帯電
    話装置。
  6. 【請求項6】基地局の無線送信部及び無線受信部と通信
    を行う無線受信部及び無線送信部とマイク及びスピーカ
    ーを有し、基地局からの音声信号を記録する録音手段を
    設けたことを特徴とする携帯電話装置。
  7. 【請求項7】基地局あるいはコードレス電話装置の親機
    からの音声信号を記録する録音手段を設けたことを特徴
    とする請求項5記載の携帯電話装置。
  8. 【請求項8】録音手段は携帯電話装置のマイクからの音
    声信号も記録するよう構成されたことを特徴とする請求
    項6あるいは請求項7記載の携帯電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990088337A (ko) * 1998-05-19 1999-12-27 요트.게.아. 롤페즈 전화응답기를구비하는전화통신시스템과이런시스템에적합한전화기및전화기핸드셋
US6766162B1 (en) * 1999-04-23 2004-07-20 Skyworks Solutions, Inc. Message notification system for wireless communication system

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