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JPH06289911A - プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラの運転方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラおよびプログラマブルコントローラの運転方法

Info

Publication number
JPH06289911A
JPH06289911A JP5075825A JP7582593A JPH06289911A JP H06289911 A JPH06289911 A JP H06289911A JP 5075825 A JP5075825 A JP 5075825A JP 7582593 A JP7582593 A JP 7582593A JP H06289911 A JPH06289911 A JP H06289911A
Authority
JP
Japan
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programmable controller
address
content
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Application number
JP5075825A
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JP3024422B2 (ja
Inventor
Ryuzo Yabusaki
竜三 薮崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5075825A priority Critical patent/JP3024422B2/ja
Priority to GB9406597A priority patent/GB2277180B/en
Priority to DE4411389A priority patent/DE4411389C2/de
Priority to US08/221,759 priority patent/US5619734A/en
Publication of JPH06289911A publication Critical patent/JPH06289911A/ja
Priority to HK98102450A priority patent/HK1003345A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3024422B2 publication Critical patent/JP3024422B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0426Programming the control sequence
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/23Pc programming
    • G05B2219/23029Up down, increment decrement keys, jog, sequentially show functions or values
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/23Pc programming
    • G05B2219/23328Modification program
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デバイスメモリ12の初期設定、または、プ
ログラマブルコントローラの運転中におけるデバイスメ
モリ12の内容の強制変更が容易なプログラマブルコン
トローラを得ることを目的とする。 【構成】 プログラマブルコントローラ本体1に、補助
メモリ113を設け、この補助メモリ113に予め所定
のデータを格納しておき、運転開始時、一定周期毎、所
定の時刻、または、所定のデバイスの状態と所定の条件
データとが一致した時、に補助メモリ113に予め格納
されているデータにもとづきデバイスメモリ12の記憶
内容を変更する。 【効果】 デバイスメモリ12の初期設定、または、運
転中におけるデバイスメモリ12の内容の強制変更がシ
ーケンスプログラムによらずに容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部データの初期設定ま
たは強制変更が容易なプログラマブルコントローラおよ
びプログラマブルコントローラの運転方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図21は従来のプログラマブルコントロ
ーラのブロック構成図である。図21において、1はシ
ーケンスプログラムを繰り返し実行するプログラマブル
コントローラ本体、2はシーケンスプログラムの作成、
CPUユニット2の内部の状態のモニタ等を行うための
入力手段および出力手段、例えば、周辺機器である。3
はプログラマブルコントローラ本体1の内部制御のため
の演算や処理を行うCPU、4は周辺機器用インターフ
ェース、4aは通信ケーブルである。なお、周辺機器用
インターフェース4はプログラマブルコントローラ本体
1の内部信号と通信ケーブル4aを伝わる信号との整合
をとるために設けられている。
【0003】5は入出力ポート、6はCPU3を動作さ
せるためのシステムプログラムが格納されるシステムプ
ログラムメモリ、7はシーケンスプログラムが格納され
るシーケンスプログラムメモリ、8は入出力ポート5を
介して入力される入力信号の状態を記憶する入力デバイ
ス用メモリ、9は入出力ポート5を介して出力される出
力信号の状態を記憶する出力デバイス用メモリ、10は
シーケンスプログラムに基づき演算された演算結果を示
す情報が格納される内部デバイス用メモリ、11は後述
するような疑似運転を行うために必要な周辺機器用デバ
イスメモリである。
【0004】また、12は内部データを記憶する第1記
憶手段、例えば、デバイスメモリである。なお、デバイ
スメモリ12は入力デバイス用メモリ8、出力デバイス
用メモリ9、内部デバイス用メモリ10、および、周辺
機器用デバイスメモリ11、から構成される。なお、C
PU3、周辺機器用インターフェース4、入出力ポート
5、システムプログラムメモリ6、シーケンスプログラ
ムメモリ7、および、デバイスメモリ12はプログラマ
ブルコントローラ本体1に設けられている。
【0005】次に動作について説明する。シーケンスプ
ログラムメモリ7に格納されているシーケンスプログラ
ムは、入力デバイス用メモリ8、内部デバイス用メモリ
10の内容等により動作内容が変化するように構成され
ている。従って、シーケンスプログラムの実行開始に先
立ちデバイスメモリ12の内容の初期設定が行う必要が
ある。また、プログラマブルコントローラ1はシーケン
スプログラムを繰り返し実行することにより、図22に
示されるような動作を行っている。電源投入時等におい
て動作開始条件が成立すると、図22において開始ステ
ップS601からステップS602に進む。
【0006】ステップS602では入力信号の状態を入
出力ポート5より取り入れ、入力デバイス用メモリ8に
格納しステップS603に進む。ステップS603で
は、デバイスメモリ12の初期設定を行うシーケンスプ
ログラムを実行しステップS604に進む。なお、この
初期設定を行うシーケンスプログラムは、運転開始後に
おいて初回の実行であればデバイスメモリ12の初期設
定を行うが、初回の実行でなければこのシーケンスプロ
グラムを実行しても初期設定は行わないように構成され
ている。
【0007】図23は一例の初期設定を行うシーケンス
プログラムである。なお、この図23は内部デバイス用
メモリ10の所定アドレスの内容である内部デバイスM
9038が1になると(オンになると)メモリK100
〜メモリK106の内容を内部デバイス用メモリD0〜
D6に転送するラダープログラム2301を示してい
る。なお、内部デバイスM9038は運転開始後におい
て初回の実行時にオンになるものとする。
【0008】ステップS604ではシーケンスプログラ
ムに従い、入力デバイス用メモリ8、内部デバイス用メ
モリ10、等の内容を参照し、所定の演算を実行すると
ともに演算結果を内部デバイス用メモリ10、または、
出力デバイス用メモリ9に格納しステップS605に進
む。ステップS605では、出力デバイス用メモリ9の
内容を入出力ポート5より出力しステップS606に進
む。ステップS606では周辺機器2からの処理要求が
あれば、この要求に応じた処理を行いステップS607
に進む。ステップS607では、終了要求の有無を判定
する。終了要求があれば終了ステップS608に進み処
理を終了する。また、終了要求がなければステップS6
01に戻る。
【0009】なお、入力デバイス用メモリ8の内容は、
外部から入力される入力信号の状態にもとづき変更さ
れ、出力デバイス用メモリ9および内部デバイス用メモ
リ10の内容は、上述のようにシーケンスプログラムの
演算結果により変更される。また、上述のようにデバイ
スメモリ12の初期設定を行うシーケンスプログラムは
実際に初期設定を行うか否かには無関係に1周期のシー
ケンスプログラム中において常に実行されるように構成
されているので初期設定のためのシーケンスプログラム
のステップ数が多くなるに従いシーケンスプログラムの
実行周期が長くなるという問題点があった。
【0010】従来技術として、デバイスメモリ12の内
容を強制的に変更して運転する疑似運転と呼ばれる運転
方法がある。この運転方法はプログラムのデバッグ時な
どにおいて用いられる。この疑似運転によれば、プログ
ラマブルコントローラ本体1が動作中に、周辺機器2よ
りプログラマブルコントローラ本体1にデバイスメモリ
12のどの部分をどのように変更するかが明示された変
更要求を出せば、この要求通りにデバイスメモリの内容
を変更して運転することできる。
【0011】例えば、外部機器であるランプを一時的に
点灯させる場合には、操作者が周辺機器を操作し、この
ランプを割りあてたデバイスメモリ12の所定のアドレ
スの内容を1にする(オンにする)要求をプログラマブ
ルコントローラ本体1へ出せば、この要求は図22のス
テップS606でプログラマブルコントローラ本体1に
おいて実行される。なお、このランプを割りあてたデバ
イスメモリ12の所定アドレスは出力デバイス用メモリ
9内にある。なお、このようにしてデバイスメモリ12
のランプに割りあてられた所定のアドレスの内容が1に
なると、プログラマブルコントローラ本体1は実際にラ
ンプを点灯させる。
【0012】上述のように、出力デバイス用メモリ9と
内部デバイス用メモリ10の内容は、周辺機器2からの
要求通りにそれぞれの値を変更することができる。しか
し、入力デバイス用メモリ8については、その内容を図
22のステップS606において強制変更しても、ステ
ップS602で外部から実際に入力される入力信号の状
態を示す内容に書き換えられてしまうため、ステップS
604で実際にCPU3が演算を行うときには強制変更
された内容は無効になっている。
【0013】そこで、入力デバイス用メモリ8の内容を
変更したい場合は、入力デバイス用メモリ8の内容を変
更せずに周辺機器用デバイスメモリ11を変更するよう
にしている。すなわち、周辺機器用デバイスメモリ11
の内容は初期値としてすべて”0”(すなわち、すべて
オフ)としておき、要求によりオン、オフするようにし
ている。そして、疑似運転において、CPU3は演算時
には入力デバイス用メモリ8の内容そのままではなく、
入力デバイス用メモリ8の内容と周辺機器用デバイスメ
モリ11の内容との論理和を入力デバイス用メモリ8の
内容として読み取る動作を行っている。すなわち、実際
の外部機器のスイッチがオフ状態の場合には、このスイ
ッチに対応する入力デバイス用メモリ8の内容は”0”
であるが、周辺機器用デバイスメモリ11の内容が”
1”であれば、それらの論理和の値”1”が入力デバイ
ス用メモリ8の内容としてCPU3により読みとられ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラマブル
コントローラは以上のように構成されているので、運転
開始時にデバイスメモリ12の初期設定を行うため、運
転開始時に初期設定のためのシーケンスプログラムを動
作させる必要があり、このシーケンスプログラムの作成
に手間がかかるという問題点があった。
【0015】また、疑似運転等において所定の時刻にデ
バイスメモリ12の内容を変更させるためには、この変
更のためのシーケンスプログラムを実行しなければなら
ず、シーケンスプログラムの作成に手間がかかるととも
に、変更を当該時刻に行うことが困難である等の問題点
があった。
【0016】また、疑似運転等においてデバイスメモリ
12の所定アドレスの内容と予め設定した値との一致を
条件にデバイスメモリ12の内容を変更させるために
は、この変更のためのシーケンスプログラムを実行しな
ければならず、シーケンスプログラムの作成に手間がか
かるとともに、上述の条件により直ちにデバイスメモリ
12の内容を変更を行うことが困難である等の問題点が
あった。
【0017】また、疑似運転等においてデバイスメモリ
12の内容を複数回にわたり強制変更させる場合は、強
制変更の度に操作者が変更内容を周辺機器2より入力
し、プログラマブルコントローラ1に送出しなければな
らないため操作が煩わしいという問題点があった。
【0018】また、変更のタイミングを取ること、デバ
イスメモリ12の内容を複数のアドレスについて同時に
変更すること、および、短い間隔(例えば、0.1秒以
下の短い間隔)の入力を再現すること、などは困難であ
るという問題点があった。
【0019】本発明は上述のような問題点を改善するた
めになされたもので、運転開始時に逐次デバイスメモリ
の初期設定を行うシーケンスプログラムの作成が不要な
プログラマブルコントローラを得ることを目的とする。
【0020】また、疑似運転等において、指定された時
刻においてデバイスメモリ12の内容を変更することが
可能であるとともに、この変更を目的とするシーケンス
プログラムの作成が不要なプログラマブルコントローラ
を得ることを目的とする。
【0021】また、疑似運転等において、デバイスメモ
リ12の所定アドレスの内容と予め設定した値との一致
を条件にデバイスメモリ12の内容を変更することが可
能であるとともに、この変更を目的とするシーケンスプ
ログラムの作成が不要なプログラマブルコントローラを
得ることを目的とする。
【0022】また、プログラマブルコントローラの運転
中にデバイスメモリ12の内容を複数回にわたり強制変
更して動作させる疑似運転等において、操作者が変更内
容を周辺機器2より入力する際、変更の都度の入力が不
要なプログラマブルコントローラを得ることを目的とす
る。
【0023】また、変更のタイミングを取ること、デバ
イスメモリの内容を複数同時に変更すること、または、
短い間隔(例えば、0.1秒以下の短い間隔)の入力を
再現すること、などが容易にできるプログラマブルコン
トローラを得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるプログ
ラマブルコントローラは、入出力信号の状態を示す情
報、出力信号の状態を示す情報、または、所定の内部情
報が記憶される第1記憶手段の記憶内容を参照し動作す
るプログラマブルコントローラにおいて、先頭アドレス
を示すアドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭とす
る所定数のアドレスに書込む書込データ、が順次記憶さ
れている第2記憶手段と、運転開始時に第2記憶手段の
記憶内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を変更する
変更手段と、を備えるようにしたものである。
【0025】また、第2記憶手段は、アドレス情報およ
びこのアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データ
を1組みとする所定数組の情報が順次記憶されているよ
うにしたものである。
【0026】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
変更手段は、計時手段の計時出力と予め設定された所定
の時刻との一致により第2記憶手段の記憶内容にもとづ
き第1記憶手段の記憶内容を変更するようにしたもので
ある。
【0027】また、変更手段は、第1記憶手段の所定の
アドレスに記憶された内容と予め設定した値との一致に
より、第2記憶手段の記憶内容にもとづき第1記憶手段
の記憶内容を変更するようにしたものである。
【0028】また、入出力信号の状態を示す情報、出力
信号の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶
される第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログ
ラマブルコントローラにおいて、先頭アドレスを示すア
ドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭とする所定数
のアドレスに書込む書込データを1ブロックとする所定
数ブロックのデータが順次記憶されている第2記憶手段
と、第2記憶手段の記憶内容を1ブロックづつ所定の周
期で読出すとともに、この読出内容にもとづき順次第1
記憶手段の記憶内容を変更する変更手段と、を備えよう
にしたものである。
【0029】また、第2記憶手段は、アドレス情報およ
びこのアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データ
を1組みとする所定数組の情報を1ブロックとする所定
数ブロックのデータが順次記憶されているようにしたも
のである。
【0030】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
変更手段は、計時手段の計時出力と予め設定された複数
の時刻のいずれかとの一致により、第2記憶手段の記憶
内容を1ブロックづつ読出すとともに、この読出内容に
もとづき第1記憶手段の記憶内容を変更するようにした
ものである。
【0031】また、変更手段は、第1記憶手段の所定の
アドレスに記憶された内容と予め設定した複数の値のい
づれかとの一致により、第2記憶手段の記憶内容を1ブ
ロックづつ読出すとともに、この読出内容にもとづき上
記第1記憶手段の記憶内容を変更するようにしたもので
ある。
【0032】この発明に係わるプログラマブルコントロ
ーラの運転方法は、入出力信号の状態を示す情報、出力
信号の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶
される第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログ
ラマブルコントローラの運転方法において、先頭アドレ
スを示すアドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭と
する所定数のアドレスに書込む書込データ、を順次入力
する第1段階と、運転開始時に第1段階で入力された情
報にもとづき上記第1記憶手段の記憶内容を変更する第
2段階と、を備えようにしたものである。
【0033】また、第1段階は、アドレス情報およびこ
のアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1
組みとする所定数組の情報を順次入力するようにしたも
のである。
【0034】また、第2段階は、現時刻と所定時刻との
一致判定により上記第1段階で入力された情報にもとづ
き第1記憶手段の記憶内容を変更するようにしたもので
ある。
【0035】また、第2段階は、第1記憶手段の所定ア
ドレスの記憶内容と所定値との一致判定により第1段階
で入力された情報にもとづき第1記憶手段の記憶内容を
変更するようにしたものである。
【0036】また、入出力信号の状態を示す情報、出力
信号の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶
される第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログ
ラマブルコントローラの運転方法において、先頭アドレ
スを示すアドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭と
する所定数のアドレスに書込む書込データを1ブロック
とする複数ブロックのデータを入力手段を介して順次入
力する第1段階と、上記第1段階で入力された情報を1
ブロックづつ所定の周期で読出すとともに、この読出内
容にもとづき順次上記第1記憶手段の記憶内容を変更す
る第2段階と、を有するようにしたものである。
【0037】また、第1段階は、アドレス情報およびこ
のアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1
組みとする所定数組の情報を1ブロックとする複数ブロ
ックのデータを順次入力するようにしたものである。
【0038】また、第2段階は、所定の複数時刻のうち
のいずれかと現時刻との一致判定にもとづき第1段階で
入力された情報のうちのいずれか1ブロックを選択的に
読出すとともに、この読出内容にもとづき第1記憶手段
の記憶内容を変更するようにしたものである。
【0039】また、第2段階は、所定の複数の値のうち
のいづれかと第1記憶手段の所定のアドレスの記憶内容
との一致判定にもとづき第1段階で入力された情報のう
ちのいずれか1ブロックを選択的に読出すとともに、こ
の読出内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を変更す
るようにしたものである。
【0040】
【作用】この発明に係わるプログラマブルコントローラ
は、入出力信号の状態を示す情報、出力信号の状態を示
す情報、または、所定の内部情報、が記憶される第1記
憶手段の記憶内容を参照し動作するプログラマブルコン
トローラにおいて、先頭アドレスを示すアドレス情報お
よびこの先頭アドレスを先頭とする所定数のアドレスに
書込む書込データ、が順次記憶されている第2記憶手段
を有し、運転開始時に第2記憶手段の記憶内容にもとづ
き第1記憶手段の記憶内容を変更する。
【0041】また、第2記憶手段は、アドレス情報およ
びこのアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データ
を1組みとする所定数組の情報が順次記憶されている。
【0042】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
計時手段の計時出力と予め設定された所定の時刻との一
致により第2記憶手段の記憶内容にもとづき第1記憶手
段の記憶内容を変更する。
【0043】また、第1記憶手段の所定のアドレスに記
憶された内容と予め設定した値との一致により、第2記
憶手段の記憶内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を
変更する。
【0044】また、第1記憶手段の内容の変更のための
1ブロックの情報が予め所定数ブロック記憶されている
第2記憶手段を有し、この第2記憶手段の記憶内容を1
ブロックづつ所定の周期で読出すとともに、この読出内
容にもとづき順次上記第1記憶手段の記憶内容を変更す
る。
【0045】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
この計時手段の計時出力と予め設定された複数の時刻の
いずれかとの一致により第2記憶手段の記憶内容のうち
のいずれか1ブロックの情報を選択的に読出すととも
に、この読出内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を
変更する。
【0046】また、第1記憶手段の所定のアドレスの記
憶内容と所定の複数の値のいづれかとの一致ににより第
2記憶手段の記憶内容のうちのいずれか1ブロックの情
報を選択的に読出すとともに、この読出内容にもとづき
第1記憶手段の記憶内容を変更する。
【0047】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例を示すプログラマブ
ルコントローラのブロック構成図である。図において、
2〜5、7〜12、および、4aは、図21において示
したものと同様のものである。また、101はプログラ
マブルコントローラ本体、106はシステムプログラム
メモリ、113は第2記憶手段、例えば、補助メモリで
ある。なお、システムプログラムメモリ106は記憶さ
れている内容が異なる他は図21におけるシステムプロ
グラムメモリ6と同様のものである。また、CPU3お
よびシステムプログラムメモリ106より変更手段が構
成される。
【0048】なお、この実施例1は補助メモリ113の
記憶内容にもとづき一回の変更分づつ一定周期で順次デ
バイスメモリ12の内容を強性変更するようにしたもの
である。図2は、補助メモリ113の記憶内容を示す図
である。図において、15は変更周期指定が格納される
領域、16は変更回数mが格納される領域、17は、指
定メモリ、指定アドレス、および、指定変更データを一
組みのデータとするn組みのデータ、および、1回の変
更データ数nからなるデータを1つのブロックとして、
このブロックがm個格納できる領域である。なお、1回
の変更データ数nは、1回の変更時に内容を変更するア
ドレスの数を示し、各ブロックにおいて先頭に格納され
ている。
【0049】変更周期指定によりデバイスメモリ12の
内容を変更する周期が指定される。例えば、5回のシー
ケンスプログラム実行毎にデバイスメモリ12の内容の
強制変更を行う場合であれば、変更周期指定を5とし、
変更周期指定が格納される領域15には5が格納され
る。また、変更回数が格納される領域16には上述のブ
ロック数、すなわち、mが格納される。また、指定メモ
リは、通常、入力デバイス用メモリ8、出力デバイス用
メモリ9、および、内部デバイス用メモリ10のうちの
いずれであるか、および、内部デバイス用メモリであれ
ばどのような内部デバイスメモリであるか等を示す情報
である。この情報はデバイス名と呼ばれ、通常、入力デ
バイス用メモリ8であればX、出力デバイス用メモリ9
であればY、内部デバイス用メモリ10であればDなど
で表される。
【0050】また、指定アドレスには、当該デバイス名
のメモリの先頭アドレスからのオフセットアドレスが格
納される。指定アドレスに格納されるこのオフセットア
ドレスを通常デバイス番号と称する。そして、例えば、
デバイス名がY、デバイス番号が20であれば、Y20
と表記することによりデバイスメモリ12の当該アドレ
ス、すなわち、当該デバイスを指定すことができる。
【0051】また、指定変更データは、指定メモリおよ
び指定アドレスにより指定される当該デバイスの内容を
どのように強制変更させるかを示す情報である。例え
ば、当該デバイスの内容を1にする場合(オンにする場
合)は1になり、0にする場合は(オフにする場合)は
0になる。なお、数値を扱うデバイスの場合は変更した
い数値になる。また、初回に入力デバイスであるX0を
オンさせ、次回にX1をオン、最後にX2をオンさせる
場合のように3回のデバイス変更を行う場合においては
mは3になり、領域16には3が格納される。また、例
えば、変更時に出力デバイスY10をオンさせるととも
に出力デバイスY11を同時にオフさせる場合はnは2
になり、1回の変更データ数nは2となる。
【0052】次に、本発明の一実施例によるメモリ書込
開始処理の動作について、図3のフロー図により説明す
る。システムプログラムメモリ106には、一定周期の
時間間隔を計るための周期カウンタ、どれだけの回数の
変更を行ったかを数えるmカウンタ、1回の変更毎に書
き変えたアドレスの数を数えるnカウンタ、実際にメモ
リ書込処理を行うか否かを示す書込処理フラグ、およ
び、補助メモリ113の現在アドレスを示すデータポイ
ンタ、をそれぞれ格納する4つの領域が予め用意されて
いるものとする。シーケンスプログラムを実行中に操作
者が周辺機器2からメモリ書込開始要求を出すことによ
り、図3に示す割込み処理の実行に入る。すなわち、図
3において、ステップS100からステップS101に
進む。なお、補助メモリ113にすべてのデータが格納
されたことにより図3に示す割り込み処理に入るように
してもよい。
【0053】ステップS101では周期カウンタを初期
値0にし、ステップS102に進む。ステップS102
ではmカウンタを初期値1にし、ステップS103に進
む。ステップS103では、書込処理フラグを”実行”
を示す値にし、ステップS104に進む。ステップS1
04では、データポインタを領域17の先頭アドレスと
し、終了ステップS105に進み、メモリ書込開始処理
を終了するとともに割込処理を終了する。
【0054】次に、デバイス状態の強制変更を行うメモ
リ書込処理について、図4に示すメモリ書込処理のフロ
ー図により説明する。なお、この図4のフロー図に示す
動作は、図5のステップS0501において実行され
る。この図5はステップS605とステップS606と
の間にステップS0501挿入されている他は従来例を
示す図22と同様である。前述のように、プログラマブ
ルコントローラはシーケンスプログラムを繰り返し実行
するので、この図4に示す動作は定期的に実行される。
【0055】図4において、開始ステップS200から
ステップS201に進むと、ステップS201では書込
処理フラグが”実行”を示す値か否か判定し、”実行”
を示す値でなければ終了ステップS211に進み、”実
行”を示す値であればS202に進む。ステップS20
2では周期カウンタに1を加えステップS203に進
む。ステップS203では周期カウンタの内容と変更周
期指定を格納する領域15の内容とを比較し、一致して
いなければ終了ステップS211に進み、一致していれ
ばステップS204に進む。ステップS204では周期
カウンタを次回のカウントのため初期値0とし、ステッ
プS205に進む。
【0056】ステップS205ではmカウンタの内容と
変更回数を格納する領域16の内容mに1を加えた値と
を比較し、一致している場合は指定されたすべてのデバ
イス変更が終ったものとしてステップS213に進み、
一致していなければメモリ書込処理がまだ終了していな
いものとしてステップS206に進む。ステップS21
3に進んだ場合は、ステップS213でmカウンタの内
容を初期値1にするとともに、書込処理フラグを”無処
理”を示す値とし、終了ステップS211に進む。ステ
ップS205からステップS206に進んだ場合は、ス
テップS206でmカウンタに1を加えるとともにnカ
ウンタの内容を初期値1にし、ステップS207に進
む。ステップS207ではデータポインタにより指示さ
れる指定メモリと指定アドレスと指定変更データとを読
出しステップS208に進む。
【0057】ステップS208では、次ぎの読出しに備
えデータポインタを次の読出位置に変更しステップS2
09に進む。ステップS209では指定メモリと指定ア
ドレスとからデバイスメモリ12のアドレスを算出し、
そのアドレスに指定変更データを書込むとともにnカウ
ンタの内容を+1し、ステップS210に進む。なお、
出力デバイスY20ガ指定されている場合、すなわち、
指定メモリがYであり、指定アドレスが20である場合
を例にとれば、Yより出力デバイス用メモリ10の先頭
アドレスを得て、これに20を加えて目的のアドレスと
する。また、入力デバイス用メモリ8に書込む指定がな
されている場合は、従来技術における疑似運転の説明で
述べたように、入力デバイス用メモリ8に書込むのでは
なく周辺機器入力デバイス用メモリ11に書込むように
する。
【0058】ステップS210では、領域17に格納さ
れている当該回数目の変更データ数nが示す回数分、す
なわち、n回の指定変更データの書込が終了したか否か
につて、nカウンタの内容とnに1を加えた値とを比較
することにより判別し、終了していなければステップS
207に戻り、ステップS207からステップS210
までを再び実行する。また、ステップS210におい
て、n個の指定変更データの書込が終了したと判断した
場合、すなわち、(nカウンタ)=n+1の場合は終了
ステップS211に進み、メモリ書込処理を終了する。
なお、終了ステップS211に入るとプログラマブルコ
ントローラ本体101の動作は、図5においてステップ
S0501からステップS606に進む。上述のように
して、補助メモリ113に格納されたデータによりデバ
イスメモリ12の内容を一定周期毎に強制変更すること
ができる。
【0059】なお、nカウンタおよびmカウンタはシス
テムプログラムメモリ106に格納されたシステムプロ
グラムおよびCPU3により具現される。また図3、図
4の動作も同様である。また、補助メモリ113は通常
のRAMに限らず、例えばICメモリカードであっても
よい。ICメモリカードの場合には、他の汎用のパソコ
ンで予め書き込んでおき、プログラマブルコントローラ
本体101に装着するようにしてもよい。
【0060】また、周辺機器にICメモリカードの書込
みを可能にする機能を付加し、周辺機器によりICメモ
リカードの書込みを行うようにしてもよい。 プログラ
マブルコントローラの従来技術としてサンプリングトレ
ースと呼ばれる機能がある。このサンプリングトレース
は、所定周期毎に指定デバイスの状態を順次所定のメモ
リ領域に格納するとともに、周辺機器からの操作者の指
示によりそのメモリ領域を読出し表示する機能である。
この機能により当該デバイスについて過去の状態の履歴
を知ることができる。このサンプリングトレースにより
図2に示されるデータを作成し、これを補助メモリ11
3に書込むようにしてもよい。また、サンプリングトレ
ースにより図2に示されるデータを作成し、これをもと
に編集したものを補助メモリ113に書込むようにして
もよい。
【0061】実施例2.次に、本発明の他の実施例であ
る実施例2について説明する。図6は、この実施例2を
示すプログラマブルコントローラのブロック構成図であ
る。図において、2〜5、7〜12、4aは図21に示
されたものと同様のものである。601はプログラマブ
ルコントローラ本体、606はシステプログラムメモ
リ、613は第2記憶手段、例えば、補助メモリであ
る。なお、システムプログラムメモリ606および補助
メモリ613は、記憶されている内容が異なる他は、そ
れぞれ図1におけるシステムプログラムメモリ106お
よび補助メモリ113と同様のものである。
【0062】また、プログラマブルコントローラ本体6
01としては、図1におけるプログラマブルコントロー
ラ本体101と異なり計時手段を有し、現在時刻を読み
出し可能に構成されている。なお、CPU3およびシス
テムプログラムメモリ606より計時手段および変更手
段が構成される。なお、この実施例2は、予め設定した
変更時刻において補助メモリ113の記憶内容にもとづ
きデバイスメモリ12の内容を強制変更するようにした
ものである。
【0063】図7は本発明の実施例2において、補助メ
モリ613の記憶内容を示す図である。図において、1
6は図2に示すものと同様の領域である。また、20は
判別フラグを格納する領域である。21は、指定メモ
リ、指定アドレス、および、指定変更データを1組みの
データとするn組みのデータ、変更時刻指定、および、
1回の変更データ数nからなるデータを1つのブロック
として、このブロックがm個格納できる領域である。な
お、1回の変更データ数nは、1回の変更時に内容を変
更するアドレスの数である。また、変更時刻指定は各ブ
ロックにおいて先頭に格納され、1回の変更データ数n
は変更時刻指定の次ぎに格納されている。
【0064】図2と同様に、変更回数を格納する領域1
6には変更を行う回数m、すなわち、上述のブロック数
が格納される。また、判別フラグを格納する領域20に
は、この実施例2によるデバイスメモリ12の内容の変
更動作を行うか否かを示す情報が格納される。変更時刻
指定は当該ブロックのデータによりデバイスメモリ12
の内容を変更する時刻を示している。なお、1回の変更
データ数、指定メモリ、指定アドレス、指定変換データ
は実施例1の場合と同様の情報である。
【0065】次に、この実施例2におけるメモリ書込開
始処理の動作について、図8のフロー図により説明す
る。この図8のフロー図に示す動作は、図9のステップ
S901において実行される。この図9はステップS6
05とステップS606との間にステップS901が挿
入されている他は従来例を示す図22と同様である。前
述のように、プログラマブルコントローラはシーケンス
プログラムを繰り返し実行するので、この図8に示す動
作は実施例1の場合と同様に定期的に実行される。ま
ず、判別フラグを格納する領域20には予めメモリ書込
処理を実行することを意味する1が書込まれているもの
とする。
【0066】プログラマブルコントローラ本体601が
ステップS901の実行段階に入ると、図8においてス
テップS300からステップS301に進む。ステップ
S301では判別フラグが1でなければ終了ステップS
310に進み、判別フラグが1であればステップS30
2に進む。ステップS302ではmカウンタの内容を初
期値1にしてステップS303に進む。ステップS30
3では、データポインタをmカウンタの内容により指示
されるブロック、すなわち、領域21において次に読出
すブロックの先頭アドレスにし、mカウンタの内容を+
1するとともにnカウンタの内容を初期値1にし、ステ
ップS304に進む。
【0067】ステップS304では当該ブロックの変更
時刻指定の内容と現時刻とを比較し、一致していなけれ
ばステップS309に進み、一致していればステップS
305に進む。なお、この一致判定は、繰り返し実行す
る比較処理の時間間隔程度を最小時間単位とする程度の
荒さでの比較によるようにする。ステップS305〜ス
テップS307の動作は、ステップS307からステッ
プS308に進む外は、実施例1を示す図4におけるス
テップS207〜ステップS209の動作と同様であ
る。
【0068】ステップS308では書込データ数分の書
込が終了したか、すなわち、nカウンタの内容がn+1
に等しいか否かを判別し、終了していなければステップ
S305に戻りステップS305からステップS308
までの動作を再び実行する。ステップS308で書込が
すべて終了したものと判断した場合はステップS309
に進む。
【0069】ステップS309では、変更回数mにより
示されるm回の変更が終了しているか否かについてmカ
ウンタの内容とmに1を加えた値と比較することにより
判定し、終了していれば終了ステップS310に進みメ
モリ書込処理を終了する。また、終了していないと判定
された場合はステップS303に戻り再びステップS3
03を実行する。また、終了ステップS310に入ると
図9においてステップS901からステップS606に
進む。上述のようにして補助メモリ113に格納された
データによりデバイスメモリ12の内容を指定時刻に強
制変更することができる。なお、mが複数の場合につい
て説明したが、言うまでもなくmは1であってもよい。
【0070】実施例3.次に、本発明の他の実施例であ
る実施例3について説明する。図10は、この実施例3
を示すプログラマブルコントローラのブロック構成図で
ある。図において、2〜5、7〜12、4aは図21と
同様のものである。1001はプログラマブルコントロ
ーラ本体、1006はシステプログラムメモリ、101
3は第2記憶手段、例えば、補助メモリである。なお、
システムプログラムメモリ1006および補助メモリ1
013は、記憶されている内容が異なる他は、それぞれ
図1におけるシステムプログラムメモリ106および補
助メモリ113と同様のものである。また、CPU3お
よびシステムプログラムメモリ1006より変更手段が
構成される。なお、この実施例3はプログラマブルコン
トローラ本体1001の電源投入時等の運転開始時にお
いて、補助メモリ1013の記憶内容にもとづきデバイ
スメモリ12の初期設定を行うようにしたものである。
【0071】図11は本発明の実施例3における、補助
メモリ1013の記憶内容を示す図である。図におい
て、20は図7の場合と同様の判別フラグを格納する領
域、24は変更データ数n、指定メモリ、指定アドレ
ス、および、n個の指定変更データを格納する領域であ
る。なお、1回の変更データ数nは、1回の変更時に内
容を変更するアドレスの数である。判別フラグは、この
実施例3によるデバイスメモリ12の内容の変更動作を
行うか否かを示す情報である。また、指定メモリ、指定
アドレス、指定変更データは実施例1の場合と同様の情
報である。なお、図11においては指定変更データ毎に
指定メモリおよび指定アドレスが記憶されているのでは
なく、n個の指定変更データに対して1組みの指定メモ
リおよび指定アドレスが記憶されている。
【0072】次に、この実施例3の動作について図12
のメモリ書込処理フロー図により説明する。この図12
のフロー図に示す動作は、図13のステップS1301
において実行される。この図13はステップS603が
省略され、開始ステップS601に続いてステップS1
301が実行されるとともに、このステップS1301
の次ぎにステップS602が実行され、ステップS60
7で終了判定されない場合ステップS602に戻るよう
になっている他は従来例を示す図22と同様である。通
常電源の投入時等において、プログラマブルコントロー
ラ本体1001の運転開始とともに開始ステップS60
0からステップS1301へ進む。
【0073】判別フラグを格納する領域20には予めメ
モリ書込処理の実行を意味する情報、すなわち、1が書
込まれているものとする。プログラマブルコントローラ
本体1001がステップS1301の実行段階に入る
と、図12において開始ステップS400からステップ
S401に進む。ステップS401では判別フラグを格
納する領域20に1が格納されているか否かを判別し、
1が格納されていなければ終了ステップS406に進み
メモリ書込処理を終了する。また、1が格納されていれ
ばステップS402に進む。ステップS402では変更
データ数が0であるか否かを判別し、0であれば終了ス
テップS406に進みメモリ書込処理を終了する。ま
た、1であればステップS403に進む。ステップS4
03では、指定メモリの内容と指定アドレスの内容とか
らデバイスメモリ12のアドレスを算出するとともに、
nカウンタの内容を初期値1にしステップS404に進
む。
【0074】ステップS404では、この算出されたア
ドレスにnカウンタの内容により指定される指定変更デ
ータをデバイスメモリ12に書込みステップS405に
進む。なお、入力デバイス用メモリ8の内容を強制変更
したい場合は、従来例における疑似運転の説明において
述べたように、指定変更データを周辺機器入力デバイス
用メモリ11に書込む。ステップS405では、デバイ
スメモリ12への書込が変更データ数n分すべて終了し
たか否かについてnカウンタの内容がn+1に等しいか
否かにより判別し、すべて書込が終了していれば終了ス
テップS406に進み、メモリ書込処理を終了する。ま
た、終了していなければステップS404に戻る。な
お、終了ステップS406に入るとプログラマブルコン
トローラ本体1001の動作は図13においてステップ
S1301からステップS603に進む。
【0075】図14は補助メモリ1013に設定された
内容の一例を示す説明図である。図14はオフセットア
ドレスより、それぞれ、判別フラグ、変更データ数、指
定メモリ、指定アドレス、指定変更データ(1番〜7
番)を示す1、7、68、0、100、101、10
2、103、104、105、106が格納されてい
る。補助メモリ1013の内容を図14に示されるよう
に予め設定しておけば、デバイスメモリ12は従来例を
示す図23ので説明したシーケンスプログラムを実行し
た場合と同じ状態に設定される。また、従来例を示す図
22において、ステップS603は初期設定を実際に行
うか否かに関係せずに実行されるためシーケンスプログ
ラムの実行周期の短縮が阻害されていたが、この実施例
3によれば、このような動作を行わないためシーケンス
プログラムの実行周期が短縮される。
【0076】実施例4.次に、この発明のさらに他の実
施例である実施例4について説明する。図15は、この
実施例4を示すプログラマブルコントローラのブロック
構成図である。図において、2〜5、7〜12、4aは
図21と同様のものである。1501はプログラマブル
コントローラ本体、1506はシステプログラムメモ
リ、1513は第2記憶手段、例えば、補助メモリであ
る。システムプログラムメモリ1506および補助メモ
リ1513は記憶されている内容が異なる他は図1にお
けるシステムプログラムメモリ106および補助メモリ
113とそれぞれ同様のものである。また、CPU3お
よびシステムプログラムメモリ1506より変更手段が
構成される。
【0077】図16は本発明の実施例4における、補助
メモリ1513の記憶内容を示す図である。図におい
て、28はデバイス種別指定、デバイス番号指定、およ
び、条件データが格納される領域である。また、20お
よび24は、それぞれ実施例3を示す図11に示された
ものと同様の領域である。 この実施例4は、デバイス
種別指定およびデバイス番号指定により指定されるアド
レスにおけるデバイスメモリ12の内容と条件データの
値とが一致したときにデバイスメモリ12の内容の変更
が行われるようにしたものである。なお、指定メモリお
よび指定アドレスによりデバイスメモリ12のアドレス
が指定されるように、デバイス種別指定およびデバイス
番号指定によりデバイスメモリ12のアドレスが指定さ
れる。
【0078】デバイス種別指定およびデバイス番号指定
により指定されたアドレスの内容、すなわち、指定デバ
イス、がビット単位であれば、条件データは1ビットの
情報(1または0のいずれか)であり、指定デバイスが
ワード単位のデバイスであれば数値である。次に、この
実施例4の動作について図17により説明する。図17
は条件データと指定デバイスの内容との一致を検出する
動作フロー図ある。この処理は、プログラマブルコント
ローラ本体1501の動作中に一定周期毎に発生する割
込動作により実行される。すなわち、図17に示す動作
はプログラマブルコントローラ本体1501の動作中に
一定周期毎に実行される。なお、この一定周期は、通常
シーケンスプログラムの実行周期より短い周期に設定さ
れる。
【0079】割込動作が開始されると図17の開始ステ
ップS500からステップS501に進む。ステップS
501では、デバイス種別指定とデバイス番号指定から
デバイスメモリ12のアドレスを算出しステップS50
2に進む。ステップS502では該当アドレスの内容、
すなわち、当該デバイスの状態を読みステップS503
に進む。ステップS503では当該デバイスの状態が条
件データと一致しているか否かを判別し、一致していな
ければ終了ステップS505に進み、状態一致検出処理
を終了し割込みを終了する。また、ステップS503で
一致していればメモリ書込開始処理ステップS504に
進みメモリ書込開始処理を行う。メモリ書込開始処理の
動作フロー図は実施例3を示す図12と同様である。
【0080】上述の場合は、当該デバイスの内容と指定
データとの一致を検出する図17に示す処理を、一定周
期ごとに発生する割込動作により実行するようにした
が、図18におけるステップS1801において実行す
るようにしてもよい。なお、図18は従来例を示す図2
2においてステップS605とステップS606の間に
ステップS1801を挿入したものである。また、補助
メモリ1513の内容を図16に示されるように設定せ
ずに、図19に示されるように設定し、実施例2におけ
る図8に示される動作と類似する動作を行うことにより
連続しないアドレスについて複数回の変更が可能にな
る。すなわち、図8において、ステップS304が変更
時刻指定と現時刻との一致判定ではなく、条件データと
当該デバイスの状態との一致判定に変更された動作を行
うようにすればよい。なお、図19は、実施例2を示す
図7における変更時刻指定を、デバイス種別指定、デバ
イス番号指定および条件データからなる情報に置き換え
たものである。
【0081】同様に、実施例3において、図11の領域
24を実施例1における図2の領域17のように構成す
ることも可能である。また、実施例1において、図2の
領域17を実施例3または実施例4における領域24の
ように構成することも可能である。また、実施例2にお
いて、図7の領域21において、各ブロック毎に変更時
刻指定を除く部分を実施例3または実施例4における領
域24と同様に構成することも可能である。また、実施
例2における補助メモリ613、実施例3における補助
メモリ1013、および、実施例4における補助メモリ
1513は、実施例1における補助メモリ113の場合
と同様にICメモリカードであってもよい。
【0082】また、実施例1、実施例2、および、実施
例3は重複して実施することもできる。図20は実施例
1、実施例2、および、実施例3を同時に実施した場合
におけるプログラマブルコントローラの動作フローを示
す図である。図20は従来例を示す図22において、ス
テップS601およびステップS602を省略し、ステ
ップS600に続いてステップS1301を実行した
後、ステップS603に進むようにするとともに、ステ
ップS605とステップS606との間にステップS0
501およびステップS901を挿入し、ステップS6
07において終了判定されない場合ステップS603に
戻るようにしたものである。なお、ステップS130
1、ステップS0501、および、ステップS901に
おける動作は、それぞれ図13、図5、および、図9の
場合と同様である。また、実施例1〜4においては、デ
バイスメモリ12の変更内容を補助メモリ113、補助
メモリ613、補助メモリ1013、または、補助メモ
リ1513に格納するようにするのでので、変更データ
数はこれらの補助メモリに格納可能範囲内であればよ
く、データの再利用も可能である。
【0083】
【発明の効果】以上に説明したように、入出力信号の状
態を示す情報、出力信号の状態を示す情報、または、所
定の内部情報が記憶される第1記憶手段の記憶内容を参
照し動作するプログラマブルコントローラにおいて、先
頭アドレスを示すアドレス情報およびこの先頭アドレス
を先頭とする所定数のアドレスに書込む書込データ、ま
たは、アドレス情報およびこのアドレス情報が示すアド
レスに書込む書込データを1組みとする所定数組の情
報、が順次記憶されている第2記憶手段の記憶内容にも
とづき、運転開始時に第1記憶手段の記憶内容を変更す
るので、運転開始時における第1記憶手段の初期設定を
逐次行うシーケンスプログラムが不要になりシーケンス
プログラムの作成に要する時間を短縮できる効果があ
る。
【0084】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
変更手段は、計時手段の計時出力と予め設定された所定
の時刻との一致により第2記憶手段の記憶内容にもとづ
き第1記憶手段の記憶内容を変更するので、疑似運転等
において、第1記憶手段の内容を強制変更するためのシ
ーケンスプログラムを用いずに、容易に指定された時刻
において第1記憶手段の内容を強制変更することができ
るとともに強制変更させる時点以前に予め変更指示でき
る効果がある。
【0085】また、第1記憶手段に記憶された所定のア
ドレスの内容と予め設定した値との一致により第2記憶
手段の記憶内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を変
更するので、疑似運転等において、第1記憶手段の内容
を強制変更するためのシーケンスプログラムを用いず
に、容易に第1記憶手段の所定アドレスの内容と予め設
定した値との一致を条件に第1記憶手段の内容を強制変
更することができる効果がある。
【0086】また、入出力信号の状態を示す情報、出力
信号の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶
される第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログ
ラマブルコントローラにおいて、第1記憶手段の内容の
変更のための1ブロックの情報が予め所定数ブロック記
憶されている第2記憶手段を有し、この第2記憶手段の
記憶内容を1ブロックづつ所定の周期で読出すととも
に、この読出内容にもとづき順次上記第1記憶手段の記
憶内容を変更するので、第1記憶手段の内容を複数回に
わたり強制変更して動作させる疑似運転等において、操
作を簡略化できるとともに、強制変更のタイミングを取
ること、デバイスメモリの内容を複数同時に変更するこ
と、または、短い間隔(例えば、0.1秒以下の短い間
隔)の入力を再現すること、などが容易にできる効果が
ある。
【0087】また、現時刻を出力する計時手段を有し、
この計時手段の計時出力と予め設定された複数の時刻の
いずれかとの一致により第2記憶手段の記憶内容のうち
のいずれか1ブロックの情報を選択的に読出すととも
に、この読出内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を
変更するので、第1記憶手段の内容を複数回にわたり強
制変更して動作させる疑似運転等において、操作を簡略
化できるとともに、強制変更のタイミングを取ること、
デバイスメモリの内容を複数同時に変更すること、また
は、短い間隔(例えば、0.1秒以下の短い間隔)の入
力を再現すること、などが容易にできる効果がある。
【0088】また、第1記憶手段の所定のアドレスの記
憶内容と所定の複数の値のいづれかとの一致ににより第
2記憶手段の記憶内容のうちのいずれか1ブロックの情
報を選択的に読出すとともに、この読出内容にもとづき
第1記憶手段の記憶内容を変更するので、第1記憶手段
の内容を複数回にわたり強制変更して動作させる疑似運
転等において、操作を簡略化できるとともに、強制変更
のタイミングを取ること、デバイスメモリの内容を複数
同時に変更すること、などが容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるプログラマブルコン
トローラのブロック構成図である。
【図2】図1における補助メモリに格納されるデータの
一例を示す説明図である。
【図3】この発明の実施例1によるメモリ書込開始処理
のフロー図である。
【図4】この発明の実施例1によるメモリ書込処理のフ
ロー図である。
【図5】この発明の実施例1が適用されたプログラマブ
ルコントローラの動作フロー図である。
【図6】この発明の実施例2によるプログラマブルコン
トローラのブロック構成図である。
【図7】図6における補助メモリに格納されるデータの
一例を示す説明図である。
【図8】この発明の実施例2によるメモリ書込処理のフ
ロー図である。
【図9】この発明の実施例2が適用されたプログラマブ
ルコントローラの動作フロー図である。
【図10】この発明の実施例2によるプログラマブルコ
ントローラのブロック構成図である。
【図11】図10における補助メモリに格納されるデー
タの一例を示す説明図である。
【図12】この発明の実施例3によるメモリ書込開始処
理のフロー図である。
【図13】この発明の実施例3が適用されたプログラマ
ブルコントローラの動作フロー図である。
【図14】図10における補助メモリに格納されるデー
タの一例を示す説明図である。
【図15】この発明の実施例4によるプログラマブルコ
ントローラのブロック構成図である。
【図16】図15における補助メモリに格納されるデー
タの一例を示す説明図である。
【図17】この発明の実施例4によるデバイスの状態が
条件データと一致したか否かを検出する処理のフロー図
である。
【図18】この発明の実施例4が適用されたプログラマ
ブルコントローラの動作を示す一例のフロー図である。
【図19】図17における補助メモリに格納されるデー
タの一例を示す説明図である。
【図20】この発明の実施例1、実施例2、および、実
施例3が適用されたプログラマブルコントローラの動作
フロー図である。
【図21】従来のプログラマブルコントローラのブロッ
ク構成図である。
【図22】従来のプログラマブルコントローラの動作フ
ロー図である。
【図23】従来のプログラマブルコントローラのシケン
スプログラムにおいて、デバイスメモリの初期設定を行
う部分のラダー図である。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ本体 2 周辺機器 3 CPU 4 周辺機器用インタフェース 5 入出力ポート 6 システムプログラムメモリ 7 シーケンスプログラムメモリ 8 入力デバイス用メモリ 9 出力デバイス用メモリ 10 内部デバイス用メモリ 11 周辺用入力デバイス用メモリ 12 デバイスメモリ 13 補助メモリ 15 変更周期指定を格納する領域 16 変更回数を格納する領域 17 指定メモリ、指定アドレス、および、指定変更デ
ータを1組のデータとするn組のデータと、1回の変更
データ数と、からなる1回の変更データがm個分格納さ
れる領域 20 判別フラグを格納する領域 21 指定メモリ、指定アドレス、および、指定変更デ
ータを1組のデータとするn組のデータと、数変更時刻
指定と、1回の変更データ数と、からなる1回の変更デ
ータがm個分格納される領域 24 変更データ数、指定メモリ、指定アドレス、およ
び、n個の指定変更データからなるデータが格納される
領域 28 デバイス種別指定、デバイス番号指定、および、
条件データが格納される領域である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力信号の状態を示す情報、出力信号
    の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶され
    る第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログラマ
    ブルコントローラにおいて、先頭アドレスを示すアドレ
    ス情報およびこの先頭アドレスを先頭とする所定数のア
    ドレスに書込む書込データ、が順次記憶されている第2
    記憶手段と、運転開始時に上記第2記憶手段の記憶内容
    にもとづき上記第1記憶手段の記憶内容を変更する変更
    手段と、を備えたプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 第2記憶手段は、アドレス情報およびこ
    のアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1
    組みとする所定数組の情報が順次記憶されていることを
    特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 現時刻を出力する計時手段を有し、変更
    手段は、上記計時手段の計時出力と予め設定された所定
    の時刻との一致により第2記憶手段の記憶内容にもとづ
    き第1記憶手段の記憶内容を変更することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のプログラマブルコントロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 変更手段は、第1記憶手段の所定のアド
    レスに記憶された内容と予め設定された値との一致によ
    り、第2記憶手段の記憶内容にもとづき上記第1記憶手
    段の記憶内容を変更することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 入出力信号の状態を示す情報、出力信号
    の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶され
    る第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログラマ
    ブルコントローラにおいて、先頭アドレスを示すアドレ
    ス情報およびこの先頭アドレスを先頭とする所定数のア
    ドレスに書込む書込データを1ブロックとする所定数ブ
    ロックのデータが順次記憶されている第2記憶手段と、
    上記第2記憶手段の記憶内容を1ブロックづつ所定の周
    期で読出すとともに、この読出内容にもとづき順次上記
    第1記憶手段の記憶内容を変更する変更手段と、を備え
    たプログラマブルコントローラ。
  6. 【請求項6】 第2記憶手段は、アドレス情報およびこ
    のアドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1
    組とする所定数組の情報を1ブロックとする所定数ブロ
    ックのデータが順次記憶されていることを特徴とする請
    求項5記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 【請求項7】 現時刻を出力する計時手段を有し、変更
    手段は、上記計時手段の計時出力と予め設定された複数
    の時刻のいずれかとの一致により、第2記憶手段の記憶
    内容を1ブロックづつ読出すとともに、この読出内容に
    もとづき第1記憶手段の記憶内容を変更することを特徴
    とする請求項5または請求項6記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  8. 【請求項8】 変更手段は、第1記憶手段の所定のアド
    レスに記憶された内容と予め設定した複数の値のいづれ
    かとの一致により、第2記憶手段の記憶内容を1ブロッ
    クづつ読出すとともに、この読出内容にもとづき上記第
    1記憶手段の記憶内容を変更することを特徴とする請求
    項5または請求項6記載のプログラマブルコントロー
    ラ。
  9. 【請求項9】 入出力信号の状態を示す情報、出力信号
    の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶され
    る第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログラマ
    ブルコントローラの運転方法において、先頭アドレスを
    示すアドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭とする
    所定数のアドレスに書込む書込データ、を順次入力する
    第1段階と、運転開始時に上記第1段階で入力された情
    報にもとづき上記第1記憶手段の記憶内容を変更する第
    2段階と、を有することを特徴とするプログラマブルコ
    ントローラの運転方法。
  10. 【請求項10】 第1段階は、アドレス情報およびこの
    アドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1組
    とする所定数組の情報を順次入力することを特徴とする
    請求項9記載のプログラマブルコントローラ。
  11. 【請求項11】 第2段階は、現時刻と所定時刻との一
    致判定により上記第1段階で入力された情報にもとづき
    第1記憶手段の記憶内容を変更することを特徴とする請
    求項9または請求項10記載のプログラマブルコントロ
    ーラの運転方法。
  12. 【請求項12】 第2段階は、第1記憶手段の所定アド
    レスの記憶内容と所定値との一致判定により第1段階で
    入力された情報にもとづき第1記憶手段の記憶内容を変
    更することを特徴とする請求項9または請求項10記載
    のプログラマブルコントローラの運転方法。
  13. 【請求項13】 入出力信号の状態を示す情報、出力信
    号の状態を示す情報、または、所定の内部情報が記憶さ
    れる第1記憶手段の記憶内容を参照し動作するプログラ
    マブルコントローラの運転方法において、先頭アドレス
    を示すアドレス情報およびこの先頭アドレスを先頭とす
    る所定数のアドレスに書込む書込データを1ブロックと
    する複数ブロックのデータを入力手段を介して順次入力
    する第1段階と、上記第1段階で入力された情報を1ブ
    ロックづつ所定の周期で読出すとともに、この読出内容
    にもとづき順次上記第1記憶手段の記憶内容を変更する
    第2段階と、を有することを特徴とするプログラマブル
    コントローラの運転方法。
  14. 【請求項14】 第1段階は、アドレス情報およびこの
    アドレス情報が示すアドレスに書込む書込データを1組
    とする所定数組の情報を1ブロックとする複数ブロック
    のデータを順次入力することを特徴とする請求項13記
    載のプログラマブルコントローラの運転方法。
  15. 【請求項15】 第2段階は、所定の複数時刻のうちの
    いずれかと現時刻との一致判定にもとづき第1段階で入
    力された情報のうちのいずれか1ブロックを選択的に読
    出すとともに、この読出内容にもとづき第1記憶手段の
    記憶内容を変更することを特徴とする請求項13または
    請求項14記載のプログラマブルコントローラの運転方
    法。
  16. 【請求項16】 第2段階は、所定の複数の値のうちの
    いづれかと第1記憶手段の所定のアドレスの記憶内容と
    の一致判定にもとづき第1段階で入力された情報のうち
    のいずれか1ブロックを選択的に読出すとともに、この
    読出内容にもとづき第1記憶手段の記憶内容を変更する
    ことを特徴とする請求項13または請求項14記載のプ
    ログラマブルコントローラの運転方法。
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