JP2826781B2 - データ転送方式 - Google Patents
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- JP2826781B2 JP2826781B2 JP14281191A JP14281191A JP2826781B2 JP 2826781 B2 JP2826781 B2 JP 2826781B2 JP 14281191 A JP14281191 A JP 14281191A JP 14281191 A JP14281191 A JP 14281191A JP 2826781 B2 JP2826781 B2 JP 2826781B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送方式に関し、
チャンネル制御装置で制御されるチャンネル装置が周辺
装置とデータを転送するデータ転送方式に関する。
チャンネル制御装置で制御されるチャンネル装置が周辺
装置とデータを転送するデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のデータ転送装置の一例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【0003】図2に示す従来例は、データバッファ10
とオペレーショナルアウト(OPO)F/F11と、デ
ータバッファポインタ12と、リード/ライトフラグF
/F13と、転送制御部14を有している。ここで、折
り返し動作を実行する場合は、チャンネル制御装置1B
はOPOF/F11を“0”にリセットし、周辺装置3
Bとチャンネル2との論理的接続を切断し、データ転送
を開始する。
とオペレーショナルアウト(OPO)F/F11と、デ
ータバッファポインタ12と、リード/ライトフラグF
/F13と、転送制御部14を有している。ここで、折
り返し動作を実行する場合は、チャンネル制御装置1B
はOPOF/F11を“0”にリセットし、周辺装置3
Bとチャンネル2との論理的接続を切断し、データ転送
を開始する。
【0004】ライト転送を行なう場合は、チャンネル制
御装置1Bはリード/ライトF/F13をライト側にセ
ットし、データバッファポインタ12がバッファを空き
状態にセットする事により転送制御部14はチャンネル
制御装置1Bに対しデータ要求を開始する。チャンネル
制御装置1Bはメモリ(図示せず)からデータを読み出
しチャンンネル装置2Bに対して送出する。転送制御部
14はデータをデータバッファ10に格納し、バッファ
ポインタ12を更新する。データ要求はバッファポイン
タ12がバッファを満杯状態になるまで実行され、満杯
になった時点で動作が停止する。
御装置1Bはリード/ライトF/F13をライト側にセ
ットし、データバッファポインタ12がバッファを空き
状態にセットする事により転送制御部14はチャンネル
制御装置1Bに対しデータ要求を開始する。チャンネル
制御装置1Bはメモリ(図示せず)からデータを読み出
しチャンンネル装置2Bに対して送出する。転送制御部
14はデータをデータバッファ10に格納し、バッファ
ポインタ12を更新する。データ要求はバッファポイン
タ12がバッファを満杯状態になるまで実行され、満杯
になった時点で動作が停止する。
【0005】リード転送を行なう場合は、チャンネル制
御装置1Bはリード/ライトF/F13をリード側にセ
ットし、データバッファポインタ12がバッファを満杯
状態にセットすることにより転送制御部14はチャンネ
ル制御装置1Bに対しデータバッファ10内のデータを
読み出しデータ要求を開始する。チャンネル制御装置1
Bはメモリ(図示せず)にデータを格納するとともにチ
ャンネル装置2Bに対して受信バイト数を送出する。転
送制御部14はバッファポインタ12を更新し、データ
バッファ10が空きになるまでデータ要求を実行し、空
きになった時点で動作が停止する。
御装置1Bはリード/ライトF/F13をリード側にセ
ットし、データバッファポインタ12がバッファを満杯
状態にセットすることにより転送制御部14はチャンネ
ル制御装置1Bに対しデータバッファ10内のデータを
読み出しデータ要求を開始する。チャンネル制御装置1
Bはメモリ(図示せず)にデータを格納するとともにチ
ャンネル装置2Bに対して受信バイト数を送出する。転
送制御部14はバッファポインタ12を更新し、データ
バッファ10が空きになるまでデータ要求を実行し、空
きになった時点で動作が停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデータ転送
装置は、試作後の設計評価や修理後の機能確認の一手段
として周辺装置を使用せずにデータ転送機能を行なえる
ようにチャンネル折り返し機能を持たせていた。このチ
ャンネル折り返し方法は、チャンネル制御装置からチャ
ンネル装置の内部状態を操作し、強制的にデータ転送を
行なわせていたため、チャンネルのデータバッファ量以
上の転送ができない。また、転送終了をチャンネル装置
からチャンネル制御部に通知できないため、チャンネル
制御装置はタイマ監視等の方法により転送終了を認識し
なければならない。また、データ転送以外の動作を確認
できないという問題があった。
装置は、試作後の設計評価や修理後の機能確認の一手段
として周辺装置を使用せずにデータ転送機能を行なえる
ようにチャンネル折り返し機能を持たせていた。このチ
ャンネル折り返し方法は、チャンネル制御装置からチャ
ンネル装置の内部状態を操作し、強制的にデータ転送を
行なわせていたため、チャンネルのデータバッファ量以
上の転送ができない。また、転送終了をチャンネル装置
からチャンネル制御部に通知できないため、チャンネル
制御装置はタイマ監視等の方法により転送終了を認識し
なければならない。また、データ転送以外の動作を確認
できないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送方式
は、チャンネル制御装置に制御される複数のチャンネル
装置がI/Oインタフェースを介して周辺装置とデータ
を転送するデータ転送方式において、前記チャンネル装
置はチャンネル動作モードの切替えを指示する指定手段
と、前記I/Oインタフェースの制御情報と入力情報と
を擬似する複数バイトの情報が格納された制御テーブル
と、前記指定手段で折り返しモードの指定がされたと
き、前記I/Oインタフェースを切断状態にする切替手
段と、1バイトの初期データを設定するレジスタの出力
が1づつ減算される演算手段と、リード転送が指示され
たとき前記制御情報の定められたバイトを前記レジスタ
に移送し前記演算手段の出力をリードデータとして送出
する転送手段とを有する。
は、チャンネル制御装置に制御される複数のチャンネル
装置がI/Oインタフェースを介して周辺装置とデータ
を転送するデータ転送方式において、前記チャンネル装
置はチャンネル動作モードの切替えを指示する指定手段
と、前記I/Oインタフェースの制御情報と入力情報と
を擬似する複数バイトの情報が格納された制御テーブル
と、前記指定手段で折り返しモードの指定がされたと
き、前記I/Oインタフェースを切断状態にする切替手
段と、1バイトの初期データを設定するレジスタの出力
が1づつ減算される演算手段と、リード転送が指示され
たとき前記制御情報の定められたバイトを前記レジスタ
に移送し前記演算手段の出力をリードデータとして送出
する転送手段とを有する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
【0009】チャンネル制御装置1Aからの指示により
チャンネル装置2Aは周辺装置3Bとの間のI/Oイン
タフェース動作の制御を行う。チャンネル装置2Aは制
御テーブル20と、制御テーブル読出しのレジスタ21
と、レジスタ21の初期値を格納するレジスタ22と、
レジスタ22の出力を−1減算する演算器23と、演算
器23とデータバッファ10との出力を比較する比較器
27と、演算器23の出力がオール0かどうかを判定す
る判定手段31と、比較器27の結果を格納するステー
タスのレジスタ28と、制御テーブル読出しのレジスタ
21の制御情報の解読や転送制御やチャンネル制御装置
への割込を制御する制御部35と、タイミングを発生す
るタイミング発生回路29と、チャンネル装置2内部の
ログ情報を格納するログバッファ34と、周辺装置3A
からのストローブ信号とタイミング発生回路29の出力
を切替えるストローブ信号制御回路30と、周辺装置3
AへのOPO信号を保持するOPOF/F11と、周辺
装置3Aからのバスイン情報を一時蓄わえるレジスタ3
2と、演算器23の出力とログバッファ34の出力とを
切替えるセレクタ24と、セレクタ24の出力とバスイ
ンタフェース32との出力を切替えるセレクタ25と、
セレクタ25の出力とチャンネル制御装置1Aからのラ
イトデータを切替えてデータバッファ10に出力するセ
レクタ26と、バスインのレジスタ32の出力とステー
タスのレジスタ28からの出力と制御テーブル読出しの
レジスタ21の出力とを切替えてチャンネル制御装置1
Aへ送出するセレクタ33とを備えている。
チャンネル装置2Aは周辺装置3Bとの間のI/Oイン
タフェース動作の制御を行う。チャンネル装置2Aは制
御テーブル20と、制御テーブル読出しのレジスタ21
と、レジスタ21の初期値を格納するレジスタ22と、
レジスタ22の出力を−1減算する演算器23と、演算
器23とデータバッファ10との出力を比較する比較器
27と、演算器23の出力がオール0かどうかを判定す
る判定手段31と、比較器27の結果を格納するステー
タスのレジスタ28と、制御テーブル読出しのレジスタ
21の制御情報の解読や転送制御やチャンネル制御装置
への割込を制御する制御部35と、タイミングを発生す
るタイミング発生回路29と、チャンネル装置2内部の
ログ情報を格納するログバッファ34と、周辺装置3A
からのストローブ信号とタイミング発生回路29の出力
を切替えるストローブ信号制御回路30と、周辺装置3
AへのOPO信号を保持するOPOF/F11と、周辺
装置3Aからのバスイン情報を一時蓄わえるレジスタ3
2と、演算器23の出力とログバッファ34の出力とを
切替えるセレクタ24と、セレクタ24の出力とバスイ
ンタフェース32との出力を切替えるセレクタ25と、
セレクタ25の出力とチャンネル制御装置1Aからのラ
イトデータを切替えてデータバッファ10に出力するセ
レクタ26と、バスインのレジスタ32の出力とステー
タスのレジスタ28からの出力と制御テーブル読出しの
レジスタ21の出力とを切替えてチャンネル制御装置1
Aへ送出するセレクタ33とを備えている。
【0010】図3は本実施例の制御テーブル20に格納
される制御情報を示す図であり、各ワードは8バイトで
構成され、バイト0がコマンド,バイト1がフラグ,バ
イト2が初期値のレジスタ22にセットされる初期値,
バイト3〜バイト7が周辺装置3Aからのサービスコー
ドシーケンスで読み込まれる情報に対応するデータであ
る。バイト0のコマンドは制御部35に対し、サービス
コードシーケンスの長さを指示する。バイト1のフラグ
はチャンネル装置2Aの動作を補足し、各ビットが意味
を持つ、ビッド0はチャンネル2がアイドル状態になっ
たとき制御テーブル20の次のアドレスの制御情報を読
み出し実行する。ビット2はコンペア指定であり、ライ
トデータ転送をチャンネル制御装置1Aから指示された
場合データバッファ10の出力と演算器23の出力とを
比較し結果をステータスのレジスタ28に格納する。
又、不一致のときチャンネル装置2A内のレジスタ状態
をログバッファ34へセーブする。ビット3は下位終了
を指示し、データ転送実行中に判定手段31は演算器2
3の出力がオール0を検出したときデータ転送を終了さ
せる。ビット4はデータ置換を指示し、制御情報バイト
6のデータをステータスのレジスタ28と置き換える。
ビット5はログを指示し、チャンネル制御装置1Aから
リードデータ転送を指示されたとき演算器33の出力の
代りにログバッファ34の出力をデータバッファ10へ
格納する。ビット6,ビット7は転送速度を指示し、タ
イミング発生回路29に対し、ストローブ信号の発生周
期を指示する。
される制御情報を示す図であり、各ワードは8バイトで
構成され、バイト0がコマンド,バイト1がフラグ,バ
イト2が初期値のレジスタ22にセットされる初期値,
バイト3〜バイト7が周辺装置3Aからのサービスコー
ドシーケンスで読み込まれる情報に対応するデータであ
る。バイト0のコマンドは制御部35に対し、サービス
コードシーケンスの長さを指示する。バイト1のフラグ
はチャンネル装置2Aの動作を補足し、各ビットが意味
を持つ、ビッド0はチャンネル2がアイドル状態になっ
たとき制御テーブル20の次のアドレスの制御情報を読
み出し実行する。ビット2はコンペア指定であり、ライ
トデータ転送をチャンネル制御装置1Aから指示された
場合データバッファ10の出力と演算器23の出力とを
比較し結果をステータスのレジスタ28に格納する。
又、不一致のときチャンネル装置2A内のレジスタ状態
をログバッファ34へセーブする。ビット3は下位終了
を指示し、データ転送実行中に判定手段31は演算器2
3の出力がオール0を検出したときデータ転送を終了さ
せる。ビット4はデータ置換を指示し、制御情報バイト
6のデータをステータスのレジスタ28と置き換える。
ビット5はログを指示し、チャンネル制御装置1Aから
リードデータ転送を指示されたとき演算器33の出力の
代りにログバッファ34の出力をデータバッファ10へ
格納する。ビット6,ビット7は転送速度を指示し、タ
イミング発生回路29に対し、ストローブ信号の発生周
期を指示する。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。チ
ャンネル制御装置1Aはチャンネル装置2Aに対し折り
返しモードを指示し、レジスタ11を“0”にし、周辺
装置3Aとの論理的接続関係を切断する。つまりこれ以
降I/Oインタフェース信号の変化はOPO信号を除い
てチャンネル装置2A及び周辺装置3Aに対して何の影
響も与えない状態となる。
ャンネル制御装置1Aはチャンネル装置2Aに対し折り
返しモードを指示し、レジスタ11を“0”にし、周辺
装置3Aとの論理的接続関係を切断する。つまりこれ以
降I/Oインタフェース信号の変化はOPO信号を除い
てチャンネル装置2A及び周辺装置3Aに対して何の影
響も与えない状態となる。
【0012】次に、チャンネル制御装置1Aはシミュレ
ートしたいサービスコードシーケンスに応じた制御情報
を準備し、制御テーブル20へ格納しておく。次に、こ
のサービスコードシーケンス列に対応するチャンネルプ
ログラムをチャンネル制御装置1Aが実行すると、制御
部35に対し起動指示を行う。制御部35はチャンネル
折り返しモードになっているため直ちに制御テーブル2
0の最初のデータを制御テーブル読出しのレジスタ21
に読み出し、バイト0のコマンド部を解読する。コマン
ド部がサービスコード(SC)シーケンスを指示してい
る場合には制御テーブル読出しのレジスタ21のバイト
3の情報(SC)を判定し、チャンネル制御装置1Aに
対しサービスコード割込を発生する。チャンネル制御装
置1Aはセレクタ33を通しサービスコードの内容を解
読し定められた動作を行う。
ートしたいサービスコードシーケンスに応じた制御情報
を準備し、制御テーブル20へ格納しておく。次に、こ
のサービスコードシーケンス列に対応するチャンネルプ
ログラムをチャンネル制御装置1Aが実行すると、制御
部35に対し起動指示を行う。制御部35はチャンネル
折り返しモードになっているため直ちに制御テーブル2
0の最初のデータを制御テーブル読出しのレジスタ21
に読み出し、バイト0のコマンド部を解読する。コマン
ド部がサービスコード(SC)シーケンスを指示してい
る場合には制御テーブル読出しのレジスタ21のバイト
3の情報(SC)を判定し、チャンネル制御装置1Aに
対しサービスコード割込を発生する。チャンネル制御装
置1Aはセレクタ33を通しサービスコードの内容を解
読し定められた動作を行う。
【0013】リード転送において、リードデータ指示の
サービスコードの場合にはチャンネル制御装置1Aは実
行すべきチャンネルプログラムのデータアドレスとバイ
トカウントによりチャンネル装置2Aから転送されるデ
ータをデータアドレスで指定される主記憶の番地へ格納
する動作を実行する。ここでチャンネル制御装置1Aは
制御部35に対しバイトカウントを与えリードデータ転
送指示を行う。リード転送指示を受けた制御部35は制
御テーブル読出しのレジスタ21のバイト2の初期値デ
ータを初期値データのレジスタ22へセットする。更
に、バイト1のフラグ部のビット6,ビット7によりタ
イミング発生回路29に対しストローブ信号の発生速度
を指示する。
サービスコードの場合にはチャンネル制御装置1Aは実
行すべきチャンネルプログラムのデータアドレスとバイ
トカウントによりチャンネル装置2Aから転送されるデ
ータをデータアドレスで指定される主記憶の番地へ格納
する動作を実行する。ここでチャンネル制御装置1Aは
制御部35に対しバイトカウントを与えリードデータ転
送指示を行う。リード転送指示を受けた制御部35は制
御テーブル読出しのレジスタ21のバイト2の初期値デ
ータを初期値データのレジスタ22へセットする。更
に、バイト1のフラグ部のビット6,ビット7によりタ
イミング発生回路29に対しストローブ信号の発生速度
を指示する。
【0014】タイミング発生回路29は指示された周期
でストローブ信号を発生し、ストローブ信号制御回路3
0へ送出する。ストローブ信号制御回路30はストロー
ブを検出する毎に演算器23の出力をセレクタ24,セ
レクタ25,セレクタ26を通してデータバッファ10
に格納するとともにレジスタ22を更新する。同時に制
御部35はストローブ信号制御回路30からの出力によ
りチャンネル制御装置1Aにより与えられているバイト
カウントを更新し、“0”になるまで動作を続ける。
又、データバッファ10に格納されたデータはチャンネ
ル制御装置1Aに転送され、主記憶装置に格納される。
この様にリードデータ転送動作をチャンネル折り返しモ
ードで実行する。
でストローブ信号を発生し、ストローブ信号制御回路3
0へ送出する。ストローブ信号制御回路30はストロー
ブを検出する毎に演算器23の出力をセレクタ24,セ
レクタ25,セレクタ26を通してデータバッファ10
に格納するとともにレジスタ22を更新する。同時に制
御部35はストローブ信号制御回路30からの出力によ
りチャンネル制御装置1Aにより与えられているバイト
カウントを更新し、“0”になるまで動作を続ける。
又、データバッファ10に格納されたデータはチャンネ
ル制御装置1Aに転送され、主記憶装置に格納される。
この様にリードデータ転送動作をチャンネル折り返しモ
ードで実行する。
【0015】ライトデータ転送において、ライトデータ
転送の場合もリードデータ転送と同様にチャンネル制御
装置1Aはバイトカウントを制御部35へ与えライト転
送指示を行う。制御部35はデータバッファ10の状態
を判定し空きがある場合はチャネル制御装置1Aに対し
てデータ要求を行う。チャンネル制御装置1Aはチャン
ネルプログラムで指定された主記憶の番地からデータを
読み出しチャンネル装置2Aへ送出する。チャンネル装
置2Aはセレクタ26を通してライトデータをデータバ
ッファ10へ格納する。又、制御部35はフラグバイト
のビット6,7によりタイミング発生回路29に対しス
トローブ信号の発生速度を指示する。タイミング発生回
路29は指示された周期でストローブ信号を発生しスト
ローブ信号制御回路30へ送出する。ストローブ信号制
御回路30はストローブ信号を検出するごとにデータバ
ッファ10からデータを読み出す。このとき読み出した
データはチャネル装置2Aで拾われる。更に制御部30
はストローブ信号が発生するごとにチャンネル制御装置
1Aから与えられたバイトカウントを更新し、この動作
もバイトカウントが0になるまで続けられる。
転送の場合もリードデータ転送と同様にチャンネル制御
装置1Aはバイトカウントを制御部35へ与えライト転
送指示を行う。制御部35はデータバッファ10の状態
を判定し空きがある場合はチャネル制御装置1Aに対し
てデータ要求を行う。チャンネル制御装置1Aはチャン
ネルプログラムで指定された主記憶の番地からデータを
読み出しチャンネル装置2Aへ送出する。チャンネル装
置2Aはセレクタ26を通してライトデータをデータバ
ッファ10へ格納する。又、制御部35はフラグバイト
のビット6,7によりタイミング発生回路29に対しス
トローブ信号の発生速度を指示する。タイミング発生回
路29は指示された周期でストローブ信号を発生しスト
ローブ信号制御回路30へ送出する。ストローブ信号制
御回路30はストローブ信号を検出するごとにデータバ
ッファ10からデータを読み出す。このとき読み出した
データはチャネル装置2Aで拾われる。更に制御部30
はストローブ信号が発生するごとにチャンネル制御装置
1Aから与えられたバイトカウントを更新し、この動作
もバイトカウントが0になるまで続けられる。
【0016】下位終了において、リード転送及びライト
転送とも制御テーブル読み出しのレジスタ21のバイト
2の初期値をレジスタ22と演算器23を使用してスト
ローブ信号が発生するごとに−1更新している。ここで
フラグバイトのビット3が下位終了を指示している場合
は判定回路31が演算器23の出力を判定し、オール0
を検出すると制御部35に対しオール0検出信号を送出
する。制御部35はこの信号によりデータ転送を終了す
る。つまりチャンネル制御装置1Aから与えられたバイ
トカウントが0になる前にデータ転送を終了させること
ができる。
転送とも制御テーブル読み出しのレジスタ21のバイト
2の初期値をレジスタ22と演算器23を使用してスト
ローブ信号が発生するごとに−1更新している。ここで
フラグバイトのビット3が下位終了を指示している場合
は判定回路31が演算器23の出力を判定し、オール0
を検出すると制御部35に対しオール0検出信号を送出
する。制御部35はこの信号によりデータ転送を終了す
る。つまりチャンネル制御装置1Aから与えられたバイ
トカウントが0になる前にデータ転送を終了させること
ができる。
【0017】ライトコンペアにおいて、ライトデータ転
送のときフラグバイトのビット2でコンペアが指示され
ている場合にはデータバッファ10から読み出したデー
タと演算器23の出力とが比較器27により比較され結
果をステータスのレジスタ28に格納する。更に、不一
致の場合にはチャンネル装置2A内部のレジスタの状態
をログバッファ34に格納する。
送のときフラグバイトのビット2でコンペアが指示され
ている場合にはデータバッファ10から読み出したデー
タと演算器23の出力とが比較器27により比較され結
果をステータスのレジスタ28に格納する。更に、不一
致の場合にはチャンネル装置2A内部のレジスタの状態
をログバッファ34に格納する。
【0018】ログ転送において、リード転送のフラグバ
イトビット5によりログ転送が指示されている場合には
セレクタ24は演算器23の出力の代りにログバッファ
34の出力をリードデータとしてセレクタ25,26を
通してデータバッファ10へ格納する。これによりチャ
ンネル制御装置1Aはチャンネル装置2Aのログ情報を
読み出すことができる。
イトビット5によりログ転送が指示されている場合には
セレクタ24は演算器23の出力の代りにログバッファ
34の出力をリードデータとしてセレクタ25,26を
通してデータバッファ10へ格納する。これによりチャ
ンネル制御装置1Aはチャンネル装置2Aのログ情報を
読み出すことができる。
【0019】ステータス転送において、チャンネル制御
装置1Aからステータスリードの指示があった場合には
制御部35は制御テーブル読み出しのレジスタ21のバ
イト0のコマンドを判定し、13(16)ならばバイト
5、14(16)ならばバイト5,6、15(16)な
らばバイト5,6,7をステータスとしてチャンネル制
御装置1Aへ送出する。これにより、ステータス転送を
擬似的に行うことができる。
装置1Aからステータスリードの指示があった場合には
制御部35は制御テーブル読み出しのレジスタ21のバ
イト0のコマンドを判定し、13(16)ならばバイト
5、14(16)ならばバイト5,6、15(16)な
らばバイト5,6,7をステータスとしてチャンネル制
御装置1Aへ送出する。これにより、ステータス転送を
擬似的に行うことができる。
【0020】データ置換において、ステータス転送動作
のフラグバイトビット4がデータ置換を指示している場
合にはセレクタ33は制御テーブル読み出しのレジスタ
21のバイト6の代りにステータスのレジスタ28をチ
ャンネル制御装置1Aへ送出する。これにより、チャン
ネル制御装置1Aは以前のライトデータコンペアの結果
を知ることができる。
のフラグバイトビット4がデータ置換を指示している場
合にはセレクタ33は制御テーブル読み出しのレジスタ
21のバイト6の代りにステータスのレジスタ28をチ
ャンネル制御装置1Aへ送出する。これにより、チャン
ネル制御装置1Aは以前のライトデータコンペアの結果
を知ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御テー
ブルによりチャンネル折り返し動作を指示することによ
り、周辺装置を使用せずにリードデータ転送とライトデ
ータのコンペアと下位終了動作とログ情報の転送とコン
ペア結果の読み取りとデータ転送速度の変更によるデー
タ転送動作とを通常のチャンネルプログラムを実行する
ように行なうことができるという効果がある。
ブルによりチャンネル折り返し動作を指示することによ
り、周辺装置を使用せずにリードデータ転送とライトデ
ータのコンペアと下位終了動作とログ情報の転送とコン
ペア結果の読み取りとデータ転送速度の変更によるデー
タ転送動作とを通常のチャンネルプログラムを実行する
ように行なうことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来のデータ転送装置の一例のブロック図であ
る。
る。
【図3】本実施例の制御テーブルの情報を示す図であ
る。
る。
1A チャンネル制御装置 2A チャンネル装置 3A 周辺装置 10 データバッファ 11 動作モード切替(OPOF/F) 12 バッファポインタ 13 リードライトF/F 14 転送制御部 20 制御テーブル 21,22,28,32 レジスタ 23 演算器 24,25,26,33 セレクタ 27 比較器 29 タイミング発生回路 30 ストローブ信号制御回路 31 判定手段 34 ログバッファ
Claims (7)
- 【請求項1】 チャンネル制御装置に制御される複数の
チャンネル装置がI/Oインタフェースを介して周辺装
置とデータを転送するデータ転送方式において、前記チ
ャンネル装置はチャンネル動作モードの切替えを指示す
る指定手段と、前記I/Oインタフェースの制御情報と
入力情報とを擬似する複数バイトの情報が格納された制
御テーブルと、前記指定手段で折り返しモードの指定が
されたとき、前記I/Oインタフェースを切断状態にす
る切替手段と、1バイトの初期データを設定するレジス
タの出力が1づつ減算される演算手段と、リード転送が
指示されたとき前記制御情報の定められたバイトを前記
レジスタに移送し前記演算手段の出力をリードデータと
して送出する転送手段とを有することを特徴とするデー
タ転送方式。 - 【請求項2】 前記チャンネル装置は、指定により間隔
を変えてパルスを出力するタイミング発生手段を設け、
前記制御テーブルの制御情報の転送速度指示により前記
演算手段の更新タイミングを変化させることを特徴とす
る請求項1記載のデータ転送方式。 - 【請求項3】 前記チャンネル装置は、オール0判定手
段を設け、前記制御テーブルの制御情報が下位終了を指
示しているとき、前記演算手段の出力がオール0である
ことを検出したときデータ転送を終了させることを特徴
とする請求項2記載のデータ転送方式。 - 【請求項4】 前記チャンネル装置は、1バイトの比較
手段とステータス格納手段とを設け、前記制御テーブル
の制御情報がデータ比較を指定しているとき前記演算手
段の出力とライトデータの比較を行ない結果をステータ
スの格納手段に設定することを特徴とする請求項3記載
のデータ転送方式。 - 【請求項5】 前記チャンネル装置は、自チャンネル内
ログの格納手段の出力と前記演算手段の出力とを切替え
る選択手段を設け、前記制御テーブルの制御情報がログ
転送指示のとき前記格納手段の出力をリードデータとし
て転送することを特徴とする請求項4記載のデータ転送
方式。 - 【請求項6】 前記チャンネル装置は、制御テーブルの
制御情報が前記周辺装置からのステータス転送を指示し
ているときは、前記制御テーブル内のあらかじめ定めら
れたバイトを前記周辺装置からのステータス情報とする
ことを特徴とする請求項6記載のデータ転送方式。 - 【請求項7】 前記チャンネル装置は、前記制御テーブ
ルの制御情報がデータ置換を指定しているとき前記制御
テーブル内ステータス情報の一部を前記ステータスレジ
スタで置換することを特徴とする請求項6記載のデータ
転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281191A JP2826781B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | データ転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14281191A JP2826781B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | データ転送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04367054A JPH04367054A (ja) | 1992-12-18 |
JP2826781B2 true JP2826781B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=15324183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14281191A Expired - Lifetime JP2826781B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | データ転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2826781B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP14281191A patent/JP2826781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04367054A (ja) | 1992-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980804 |