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JPH06275840A - 不揮発性記憶素子 - Google Patents

不揮発性記憶素子

Info

Publication number
JPH06275840A
JPH06275840A JP5062211A JP6221193A JPH06275840A JP H06275840 A JPH06275840 A JP H06275840A JP 5062211 A JP5062211 A JP 5062211A JP 6221193 A JP6221193 A JP 6221193A JP H06275840 A JPH06275840 A JP H06275840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
floating gate
insulating film
control gate
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5062211A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Ozawa
孝典 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP5062211A priority Critical patent/JPH06275840A/ja
Publication of JPH06275840A publication Critical patent/JPH06275840A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】フローティングゲートとコントロールゲートと
を有する不揮発性記憶素子において、さらなる素子の高
性能化、微細化を可能にすること。 【構成】フローティングゲート14とコントロールゲー
ト16との間に介在されるキャパシタ絶縁膜15を、酸
化膜15a、窒化膜15bおよび強誘電体膜15cを順
次積層した構造とした。 【効果】 強誘電体膜により、コントロールゲートから
のホールの窒化膜中への流入が阻止される結果、窒化膜
中で、コントロールゲートからのホールと、フローティ
ングゲートからのエレクトンとが再結合しない。また、
強誘電体膜を積む際には大きな熱ストレスをかけなくて
済み、サーマルパジットの低減の要請に応えることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フローティングゲート
とコントロールゲートとを有し、このフローティングゲ
ートに電荷を注入したり、取り出したりすることで情報
の記憶を行う不揮発性記憶素子に関し、特にフローティ
ングゲートとコントロールゲートとの間に介在され、電
荷をフローティングゲートに長時間閉じ込めておくため
のキャパシタ絶縁層の構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来より、フローティングゲートとコン
トロールゲートとを有する不揮発性記憶素子は、フラッ
シュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read On Me
mory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable R
ead On Memory) およびDRAM(Dynamic Random Access Me
mory)等に使用されている。この不揮発性記憶素子を図
11に示す。図11に示した不揮発性記憶素子は、P型
シリコン基板1と、シリコン基板1の表面層に所定の間
隔をあけて形成されたN型ソース領域1bおよびN型ド
レイン領域1cと、ソース領域1bおよびドレイン領域
1cで挟まれるように生じるチャネル領域1a上に形成
されたトンネル酸化膜2と、トンネル酸化膜2上に形成
されたフローティングゲート3と、フローティングゲー
ト3上に形成されたキャパシタ絶縁膜4と、キャパシタ
絶縁膜4上に形成されたコントロールゲート5と、トン
ネル酸化膜2、フローティングゲート3、キャパシタ絶
縁膜4およびコントロールゲート5を覆う層間絶縁膜6
とを備えている。
【0003】つまり、フローティングゲート3は、トン
ネル酸化膜2、キャパシタ絶縁膜4および層間絶縁膜6
で囲まれており、外部と接続が取られていない。そし
て、フローティングゲート3は、トンネル酸化膜2を通
過してきた電荷を蓄積する。それゆえ、この不揮発性記
憶素子は、スタックゲート型あるいはフローティングゲ
ート型と呼ばれている。
【0004】上記不揮発性記憶素子では、例えばドレイ
ン領域1cおよびコントロールゲート5との間に正の高
電界をかけて、情報の書き込みが行われる。つまり、ド
レイン領域1cおよびコントロールゲート5との間にか
けられた正の高電界により、ドレイン領域1cとチャネ
ル領域1aとの境界で高いエネルギーを有する電子、い
わゆるホットエレクトロンが発生する。このホットエレ
クトロンがトンネル酸化膜2をFN(Fowler-Nordheim)
トンネルして、フローティングゲート3に注入される。
フローティングゲート3に注入されたエレクトロンは、
キャパシタ絶縁膜4によって、フローティングゲート3
内に長時間閉じ込められる。
【0005】スタックゲート型不揮発性記憶素子の高性
能化、微細化する上で、フローティングゲートとコント
ロールゲートとの間に介在されるキャシタ絶縁膜の薄膜
化が最も重要な課題となっている。すなわち、スタック
ゲート型不揮発性記憶素子においては、キャシタ絶縁膜
を薄くすることで、コントロールゲートの電位を効率よ
くフローティングゲートに伝達できる。その結果、情報
の高速書き込み、読み出しが達成され、微細化が可能と
なる。一方、不揮発性の要求を満たすため、フローティ
ングゲートに注入された電荷を長時間閉じ込めておく必
要がある。そのため、キャパシタ絶縁膜には、極めて高
品質のものが要求される。
【0006】ところで、図11に示したスタックゲート
型不揮発性記憶素子では、フローティングゲート3には
ポリシリコンが使用されており、このポリシリコンを熱
酸化し、SiO2 膜を成長させてキャパシタ絶縁膜4が
形成されている。つまり、キャパシタ絶縁膜4には、S
iO2 膜が使用されている。このSiO2 膜であるキャ
パシタ絶縁膜4の薄膜化を追求していくと、膜の欠陥が
増大する。その結果、フロティングゲートに蓄積されて
いるエレクトロンがコントロールゲート内に流入し、コ
ントロールゲート内のホールと再結合する。そのため、
リーク電流が発生し、デバイスで要求される仕様を満た
さなくなる。すなわち、電荷保持特性が悪くなり、不揮
発性の要求を満たさくなる。
【0007】上記に対処するため、図12に示すような
スタックゲート型不揮発性記憶素子が提案されている。
この不揮発性記憶素子のキャパシタ絶縁膜4は、伝導機
構の異なる膜をサンドイッチした、いわゆるONO(oxi
de-nitride-oxide) 構造を有している。つまり、キャパ
シタ絶縁膜4は、SiO2 からなるボトム酸化膜4aお
よびトップ酸化膜4cでSi3 4 からなるトラップ窒
化膜4bをサンドイッチした構造を有している。このキ
ャパシタ絶縁膜4は、ポリシリコンを熱酸化して得た酸
化膜4aの上部に、CVD(chemical vapor depositio
n) 法により窒化膜4bを堆積し、さらに窒化膜4bを
熱酸化して窒化膜4b上に酸化膜4cを成長させること
で形成される。それゆえ、この不揮発性記憶素子では、
フローティングゲート3内のエレクトロンがボトム酸化
膜4aをトンネルしたとしても、トラップ窒化膜4bで
捕獲される。よって、エレクトロンは、コントロールゲ
ート5まで流出しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12に示したスタッ
クゲート型不揮発性記憶素子は、窒化膜4bのエレクト
ロントラップ効果によりエレクトロンのフローティング
ゲートからコントロールゲートへのリークを抑制してお
り、電荷保持特性を向上させる点で一応の効果があるも
のの、16Mビット以上の大容量の不揮発性メモリを実
現するためには、キャパシタ絶縁膜4をさらに薄膜化す
る必要がある。
【0009】しかしながら、上記不揮発性記憶素子にお
いて、キャパシタ絶縁膜をさらに薄膜化を追求していく
と、トラップ窒化膜内で、フローティングゲートからの
エレクトロンと、コントロールゲートからのホールとが
再結合し、リーク電流が発生する。その結果、記憶され
ている情報が破壊され、誤った情報の読み出しが行われ
る。つまり、電荷保持特性が悪くなり、信頼性に欠け
る。
【0010】上記不揮発性記憶素子において、電荷保持
特性が悪くなるメカニズムを図13に示す。図13はO
NO構造を有するキャパシタ絶縁膜のエネルギーバンド
図である。図中、EFFはフローティングゲートのフェル
ミ準位、EFCはコントロールゲートのフェルミ準位、B
BOはボトム酸化膜のポテンシャル障壁、BTNはトラップ
窒化膜のポテンシャル障壁、BTOはトップ酸化膜のポテ
ンシャル障壁をそれぞれ示している。
【0011】図13を参照して、コントロールゲートに
正の電界を加えると、コントロールゲートとフローティ
ングゲートとの間に電界がかかり、フローティングゲー
トのフェルミ準位EFFおよびコントロールゲートのフェ
ルミ準位EFCがそれぞれ所定の方向にずれる。その結
果、キャシタ絶縁膜のエネルギーバンド構造に変形が生
じる。つまり、ボトム酸化膜のポテンシャル障壁BBO
エレクトロンが通過する幅WBOおよびトップ酸化膜のポ
テンシャル障壁BTOのホールが通過する幅WTOが狭くな
る。トラップ窒化膜中においては、ホールが低電界側で
流れやすい。そのため、コントロールゲートからのホー
ル注入量は、トップ酸化膜の膜厚によって左右される。
よって、素子の高速化、微細化に伴って、トップ酸化膜
の膜厚を例えば3nm以下まで薄膜化すると、ホールが
トップ酸化膜をトンネルしてトラップ窒化膜中に流入す
る。このトラップ窒化膜中に流入したホールと、ボトム
酸化膜をトンネルしてトラップ窒化膜中に流入してきた
エレクトロンとが再結合し、リーク電流が発生するので
ある。
【0012】また、ボトム酸化膜は、薄いといっても、
ONO構造を有するキャパシタ絶縁膜の実効膜厚に占め
る割合が最も大きいのが通例である。したがって、ボト
ム酸化膜中はホールが流れにくくなっている。そのた
め、トラップ窒化膜中に注入されたホールは、ボトム酸
化膜とトラップ窒化膜との界面付近に蓄積される。この
ボトム酸化膜とトラップ窒化膜との界面付近に蓄積され
たホールが、結果的にボトム酸化膜の電界を高める。そ
うすると、図13において一点鎖線で示すように、ボト
ム酸化膜のポテンシャル障壁BBOのエレクトロンが通過
する幅WBOがより狭くなり、FNトンネル電流Jo を増
加させる。このFNトンネル電流Jo の増加に伴い、ボ
トム酸化膜をトンネルしてトラップ窒化膜中に流入する
エレクトロンの量が増える結果、リーク電流量が増大す
る。
【0013】また、素子の微細化に伴って、完成品にな
るまでにかけてよい熱ストレス、いわゆるサーマルパジ
ットの低減が要請されている。しかしながら、上記不揮
発性記憶素子では、キャパシタ絶縁膜を形成する際に、
ボトム酸化膜およびトップ酸化膜を成長させるため、2
回の熱酸化工程を要する。したがって、サーマルパジッ
ト低減の要請には応えることができず、さらなる素子の
微細化にはあまり貢献できないた。
【0014】つまり、上記不揮発性記憶素子は、電荷保
持特性およびサーマルパジットの両面から、さらなる素
子の高性能化、微細化に不向きとなっている。よって、
さらなる素子の高性能化、微細化を可能とする不揮発性
記憶素子が要望されている。そもそも、電荷保持特性が
悪くなるのは、トップ酸化膜の比誘電率が低く、その膜
厚を薄くすると、窒化膜中にホールが流入するからで
る。そこで、本出願人は、窒化膜の上に膜厚を薄くして
もホールのトラップ窒化膜中への流入を十分にブロック
できる、高い誘電率を有する膜を積めば、エレクトロン
とホールとが窒化膜中で再結合するのを防止できるので
はないかと考えた。また、高い誘電率を有する膜とし
て、熱をかけなくても成長させることができるものを選
択することによって、サーマルパジット低減の要請に応
えることができるのではないかと着眼した。
【0015】本発明は、上記に鑑み、さらなる素子の高
性能化、微細化を可能とする不揮発性記憶素子の提供を
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、電荷を注入したり、取り出したりすることで情報
の記憶を行うものであって、予め定める第1の導電型式
をした半導体基板、上記半導体基板の表面層に所定の間
隔をあけて形成され、上記第1の導電型式とは反対の第
2の導電型式をしたソース領域およびドレイン領域、上
記ソース領域およびドレイン領域で挟まれるように生じ
るチャネル領域上に形成され、チャネル領域で発生した
電荷を通過させ得るトンネル絶縁膜、上記トンネル絶縁
膜上に形成され、トンネル絶縁膜を通過してきた電荷を
蓄積するフローティングゲート、上記フローティングゲ
ート上に形成され、フローティングゲートに注入された
電荷を長時間閉じ込めておくためのものであって、酸化
膜、窒化膜および高誘電体膜を順次積層したキャパシタ
絶縁膜、ならびに上記キャパシタ絶縁膜上に形成され、
所定の電圧が印加されるコントロールゲートを含むもの
である。
【0017】
【作用】上記課題解決手段において、キャパシタ絶縁膜
の最上層に高誘電体膜を使用しいるので、コントロール
ゲートに正の電界を加えると、電圧の大部分は比誘電率
の低い酸化膜にかかり、高誘電体膜中の電界強度が非常
に弱くなる。そのため、高誘電体膜のポテンシャル障壁
の電荷が通過する幅はあまり変化しない。その結果、高
誘電体膜のポテンシャル障壁により、コントロールゲー
トからの電荷の窒化膜中への流入が阻止される。その結
果、窒化膜中において、コントロールゲートおよび、フ
ローティングゲートから流入してくる互いに極性の異な
る電荷が再結合せず、リーク電流が発生しない。よっ
て、電荷保持特性がよくなる。
【0018】また、高誘電体膜は、スパッタリング、C
IB、ゾルゲル法等により、窒化膜上に積み込むことが
できる。そのため、高誘電体膜を積む際には大きな熱ス
トレスをかけなくて済み、サーマルパジットの低減の要
請に応えることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図10
に基づいて詳述する。図1は本発明の一実施例に係る不
揮発性記憶素子の構造を示す概略断面図である。図1を
参照しつつ、本実施例に係る不揮発性記憶素子の構造に
ついて説明する。
【0020】本実施例の不揮発性記憶素子は、スタック
ゲート型であって、P型シリコン基板10の表面層に相
対的に厚く形成されたフィールド酸化膜11により素子
分離されている。そして、このフィールド酸化膜11に
より素子分離領域において、シリコン基板10の表面層
に所定の間隔をあけて形成されたN型ソース領域12a
およびN型ドレイン領域12bと、ソース領域12aお
よびドレイン領域12bで挟まれるように生じるチャネ
ル領域12a上に形成されたトンネル酸化膜13と、ト
ンネル酸化膜13上に形成されたフローティングゲート
14と、フローティングゲート14上に形成されたキャ
パシタ絶縁膜15と、キャパシタ絶縁膜15上に形成さ
れたコントロールゲート16とを備えている。
【0021】トンネル酸化膜13は、チャネル領域12
aで発生したエレクトロンをトンネルさせ得るものであ
る。このトンネル酸化膜13は、SiO2 からなり、そ
の膜厚は、エレクトロンをトンネルさせることができる
よう、相対的に薄く設定されている。フローティングゲ
ート14は、トンネル酸化膜13をトンネルしてきたエ
レクトロンを蓄積するためのものである。このフローテ
ィングゲート14は、例えばリンを高濃度にドープして
低抵抗化したポリシリコンからなる。
【0022】キャパシタ絶縁膜15は、フローティング
ゲート14内に蓄積されているエレクトロンを長時間閉
じ込めておくものである。このキャパシタ絶縁膜15
は、フローティングゲート14からコントロールゲート
16に向かって、酸化膜15a、窒化膜15bおよび強
誘電体膜15cを順次積層した、いわゆるFNO(ferro
electric-nitride-oxide) 構造を有している。酸化膜1
5aは、SiO2 からなり、その膜厚は10nm程度に
設定されている。窒化膜15bは、Si3 4 からな
り、その膜厚は15nm程度に設定されている。強誘電
体膜15cは、BSN、PZT、チタン酸ストロンチウ
ム等の強誘電体からなり、その膜厚は50nm程度に設
定されている。なお、強誘電体は、その分極反転を目的
として使用するのではないから、配向性を考慮しないで
選択できる。
【0023】コントロールゲート16は、情報の書き込
み、消去および読み出し時に所定のコントロール電圧が
印加されるものである。このコントロールゲート16
は、例えばリンを高濃度にドープして低抵抗化したポリ
シリコンからなる。また、シリコン基板10の全面に
は、層間絶縁膜17で覆われている。この層間絶縁膜1
7は、PドープのSiO2 であるPSG(phospho-silic
ate glass)中にBを混入したBPSG(boron-phospho-s
ilicate glass)等からなる。これにより、フローティン
グゲート14は、トンネル酸化膜13、キャパシタ絶縁
膜15および層間絶縁膜17に囲まれて外部と接続がと
られていない。また、層間絶縁膜17のコントロールゲ
ート16と対応する部分には、ゲートコンタクトホール
18aが開口されており、このコンタクトホール18a
を通してゲート電極19aがコントロールゲート16と
接触するように形成されている。同様に、ソース領域1
2bと対応する部分には、ソースコンタクトホール18
bが開口されており、このコンタクトホール18bを通
してソース電極19bがソース領域12bと接触するよ
うに形成されている。さらに、ドレイン領域12cと対
応する部分には、ドレインコンタクトホール18cが開
口されており、このコンタクトホール18cを通してド
レイン電極19cがドレイン領域12cと接触するよう
に形成されている。それゆえ、ゲート電極19a、ソー
ス電極19bおよびドレイン電極19cは、層間絶縁膜
17によって互いに絶縁されている。なお、各電極19
a,19b,19cはAl等の導電性物質からなる。
【0024】さらに、層間絶縁膜17の全面は、パッシ
ベーション膜20で被覆されている。このパッシベーシ
ョン膜20は、不揮発性記憶素子の表面を保護するとと
もに、外部からの汚染物質の侵入を防止するためのもの
であり、PSGやプラズマCVD法で堆積された窒化シ
リコン膜等が用いられている。図2ないし図4は不揮発
性記憶素子の製造方法を工程順に示す概略断面図であ
る。図2ないし図4を参照しつつ、上記不揮発性記憶素
子の製造方法について説明する。
【0025】まず、素子分離を行う。すなわち、P型シ
リコン基板10を900〜1000℃で熱酸化し、パッ
ド酸化膜を形成する。次いで、CVD法により窒化シリ
コン膜を形成する。つづいて、窒化シリコン膜上にレジ
ストパターンを形成する。このレジストパターンがこれ
から形成するトランジスタ形成領域を規定するパターン
となる。そして、レジストパターンをマスクとして窒化
シリコン膜をエッチングする。この時点でマスクとして
用いたレジストパターンが用済みとなるので、O2 プラ
ズマ処理によってレジストを取り除く。その後、シリコ
ン基板10を約1000℃の水蒸気(H2 O)雰囲気で
所定時間酸化する。そうすると、窒化シリコン膜で覆わ
れていない部分のシリコン基板10の表面にSiO2
が成長する。このSiO2 膜が、図2(a)に示すフィ
ールド酸化膜11である。上記LOCOS(loacal oxid
ation of silicon) 法によりフィールド酸化膜11を形
成した後は、窒化シリコン膜は用済みとなるのでアッシ
ングされる。
【0026】上記素子分離工程が終了すると、トンネル
酸化膜を形成する。すなわち、シリコン基板10を90
0〜1000℃で熱酸化する。そうすると、SiO2
が成長し、図2(b)に示すように、シリコン基板10
上にトンネル酸化膜13が形成される。上記トンネル酸
化膜形成工程が終了すると、図2(b)に示すように、
フローティングゲートを形成する。すなわち、LPCV
D(low pressure chemical vapor deposition)法により
ポリシリコンを堆積し、このポリシリコンに対してリン
等の導電物質を高濃度にドープして、トンネル酸化膜1
3上にフローティングゲート14を形成する。
【0027】上記フローティングゲート形成工程が終了
すると、図2(b)(c)に示すように、キャパシタ絶
縁膜を形成する。すなわち、図2(b)に示すように、
約850℃程度の熱酸化により、フローティングゲート
14上にSiO2 を成長させて酸化膜15aを形成す
る。つづいて、CVD法によりSi3 4 を堆積させ
て、酸化膜15a上に窒化膜15bを形成する。さら
に、図2(c)に示すように、スパッタリング、CIB
(cluster ion beam)、ゾルゲル法等により、BSN、P
ZT、チタン酸ストロンチウム等の強誘電体を堆積し
て、窒化膜15b上に強誘電体膜15cを形成する。こ
の時点で、FNO構造を有するキャパシタ絶縁膜15が
完成する。
【0028】上記キャパシタ絶縁膜形成工程が終了する
と、図3(a)に示すように、コントロールゲートを形
成する。すなわち、LPCVD法によりポリシリコンを
堆積し、このポリシリコンに対してリン等の導電物質を
高濃度にドープして、キャパシタ絶縁膜15上にコント
ロールゲート16を形成する。上記コントロールゲート
形成工程が終了すると、図3(b)(c)に示すよう
に、ソース領域およびドレイン領域を形成する。すなわ
ち、図3(b)に示すように、コントロールゲート16
の予め定める領域上にレジスト30を塗布する。その
後、異性エッチングにより、レジスト30からはみ出た
コントロールゲート16、キャパシタ絶縁膜15、フロ
ーティングゲート14およびトンネル酸化膜13の一部
を除去し、シリコン基板10の表面を露出させる。次い
で、図3(c)に示すように、レジスト30および残存
したコントロールゲート16、キャパシタ絶縁膜15、
フローティングゲート14、トンネル酸化膜13をマス
クとして、インプラ(implantation)等により、N型の不
純物である、例えばリン等をシリコン基板10にイオン
注入し、N型ソース領域12bおよびN型ドレイン領域
12cを自己整合的に形成する。
【0029】上記ソース領域およびドレイン領域形成工
程が終了すると、図4(a)に示すように、層間絶縁膜
の形成およびメタライゼーションを行う。すなわち、C
VD法によりBPSGを堆積し、全面に層間絶縁膜17
を形成する。そして、全面にレジストを塗布し、配線の
取り出し口にのみレジストに孔を開ける。次に、レジス
トをマスクとして、層間絶縁膜17をRIE(reacitive
ion etching) によってエッチング除去し、コントロー
ルゲート16およびソース領域12b、ドレイン領域1
2c上にゲートコンタクトホール18a、ソースコンタ
クトホール18bおよびドレインコンタクトホール18
cを開口する。つづけて、レジストを剥離した後、例え
ばスパッタリング等によりAl等を堆積し、マスク合わ
せおよびRIEを用いて、ゲート電極19a、ソース電
極19bおよびドレイン電極19cを形成する。
【0030】上記層間絶縁膜の形成およびメタライゼー
ションが終了すると、図4(b)に示すように、パッシ
ベーション膜を形成する。すなわち、CVD法によりP
SGや窒化シリコン膜等を全面に堆積してパッシベーシ
ョン膜20を形成する。ところで、図3(a)に示す工
程において、異方性エッチングにて強誘電体膜15cを
切る際に、強誘電体膜15cと、その下方の膜との選択
比がとれない場合には、一旦コントロールゲート16を
ドライエッチングした後、強誘電体膜15cをHClを
主成分とするウェットエッチングにより除去してから、
強誘電体膜15cと、その下方の膜をエッチング除去す
ればよい。
【0031】あるいは、図5および図6に示すように、
窒化膜を積んだ段階で1回目のエッチングを行い、次に
強誘電体膜を積んだ段階で2回目のエッチングを行い、
さらにコントロールゲートを積んだ段階で3回目のエッ
チングを行った後、イオン注入をしてもよい。すなわ
ち、図2(a)(b)と同様にして窒化膜15bまで積
んだ段階で、図5(a)に示すように、窒化膜15bに
レジスト41を塗布し、窒化膜15b、酸化膜15a、
フローティングゲート14およびトンネル酸化膜13の
はみ出し部をエッチング除去して、シリコン基板10を
露出させる。この状態で、図5(b)に示すように、全
面に強誘電体膜15cを積む。そして、図5(c)に示
すように、強誘電体膜15c上にレジスト42を塗布
し、強誘電体膜15cのはみ出し部をエッチング除去し
て、シリコン基板10を露出させる。さらに、図6
(a)に示すように、全面にコントロールゲート16を
積む。そして、図6(b)に示すように、コントロール
ゲート16上にレジスト43を塗布し、コントロールゲ
ート16のはみ出し部をエッチング除去して、シリコン
基板10を露出させる。その後の工程は、図3(c)お
よび図4(a)(b)と同様であるので、その説明を省
略する。
【0032】上記製造工程において、キャパシタ絶縁膜
15の最上層に強誘電体膜15cを使用しているので、
スパッタリング、CIB、ゾルゲル法等により、強誘電
体膜15を窒化膜15b上に積み込むことができる。そ
のため、強誘電体膜15を積む際には大きな熱ストレス
をかけなくて済み、サーマルパジットの低減の要請に応
えることができる。よって、さらなる素子の微細化に貢
献する。
【0033】図7は不揮発性記憶素子における情報の書
込動作を示す図、図8は不揮発性記憶素子における情報
の消去動作を示す図、図9は不揮発性記憶素子における
情報の読出動作を示す図である。図7ないし図9を参照
しつつ、上記不揮発性記憶素子における情報の書き込
み、消去および読み出しの各動作について説明する。情
報の書き込みは、ソース領域12bを接地電位としてお
き、コントロールゲート16とドレイン領域12cとの
間に正の高電界をかけることにより達成される。つま
り、コントロールゲート16とドレイン領域12cとの
間に正の高電界をかけると、ソース領域12b−ドレイ
ン領域12c間に飽和チャネル電流が流れる。その結
果、図7に示すように、ドレイン領域12cの近傍のピ
ンチオフ領域(pinch off region)では、高電界により加
速されたエレクトロンがイオン化(impact ionization)
を起こし、ホットエレクトロンが発生する。このホット
エレクトロンは、トンネル酸化膜13をFNトンネルし
てフローティングゲート14内に注入される。これによ
り、情報の書き込み状態となる。このフローティングゲ
ート14内に注入されたエレクトロンは、キャパシタ絶
縁膜15によってフローティングゲート14内に長時間
閉じ込められる。また、フローティングゲート14内に
エレクトロンが蓄積されることによって、コントロール
ゲート16のキャパシタ絶縁膜15との界面付近には、
ホールが整列する。
【0034】情報の消去は、ドレイン領域13cを接地
電位としておき、コントロールゲート16とソース領域
12bとの間に正に高電界をかけることにより達成され
る。つまり、コントロールゲート16とソース領域12
bとの間に正に高電界をかけると、図8に示すように、
フローティングゲート14内に蓄積されていたエレクト
ロンがソース領域12b内に引き抜かれる。これによ
り、情報の消去状態となる。
【0035】ところで、フローティングゲート内にエレ
クトロンが蓄積されている状態と、蓄積されていない状
態とでは、不揮発性記憶素子のソース−ドレイン間を導
通させるための必要なゲート電圧が変化する。すなわ
ち、不揮発性記憶素子のソース−ドレイン間を導通させ
るためのしきい値電圧VTHは、フローティングゲート内
にエレクトロンを注入した状態で高いしきい値電圧V1
をとり、エレクトロンが未注入の状態では低いしきい値
V2をとる。このように、上記しきい値電圧VTHを2種
類に設定することで、「1」または「0」の二値データ
を不揮発性記憶素子に記憶させることができる。
【0036】情報の読み出しは、ソース領域12bを接
地電位としておき、ドレイン領域12cにソース領域1
2b−ドレイン領域12c間で電流を発生させ得る所定
の電圧を印加し、コントロールゲート16に上記しきい
値電圧V1とV2の中間電圧であるセンス電圧を印加す
ることで達成される。つまり、フローティングゲート1
4内にエレクトロンが蓄積されている場合、コントロー
ルゲート16のホールの影響は、図9(a)に示すよう
に、フローティングゲート14内に蓄積されているエレ
クトロンで打ち消されてしまい、このホールの影響がシ
リコン基板10の表面まで到達しない。そのため、ソー
ス領域12b−ドレイン領域12c間にチャネルが形成
されず、ドレイン領域12cからソース領域12bに電
流が流れない。一方、フローティングゲート14内にエ
レクトロンが蓄積されていない場合には、図9(c)に
示すように、コントロールゲート16のホールの影響が
シリコン基板10の表面まで及ぶ。そのため、ソース領
域12b−ドレイン領域12c間にチャネルが形成さ
れ、ドレイン領域12cからソース領域12bに電流が
流れる。この状態を図示しないデコーダおよびセンスア
ンプでセンシングすれば、不揮発性記憶素子に記憶され
ている情報が読み出される。
【0037】なお、上記動作の説明においては、ホット
エレクトロン注入により情報の書き込みを行い、情報の
消去に際してはエレクトロンをソース側に抜く例につい
て説明したが、例えばゲート−基板間に高電圧をかけ、
ゲート−基板間にFNトンネル電流を発生させて、エレ
クトロンをバンド間トンネリング(band to band tunnel
ing)によりフローティングゲートに注入し、情報の消去
時にはゲート−基板間に書き込み時とは逆のバイアスを
かけ、エレクトロンをバンド間トンネリングにより基板
側に抜く等、その動作方法は種々考えられる。また、情
報の消去に際しては、紫外線を照射して、フローティン
グゲート内のエレクトロンを散逸させてもよい。
【0038】ところで、上記不揮発性記憶素子において
は、キャパシタ絶縁膜の最上層に強誘電体膜を使用して
いるので、コントロールゲートに正の電界をかけても、
コントロールゲートからホールがキャパシタ絶縁膜の窒
化膜中に注入されず、窒化膜中でホールがフローティン
グゲートからのエレクトロンと再結合することはない。
【0039】このように、キャパシタ絶縁膜の窒化膜中
において、フローティングゲートからのエレクトロン
と、コントロールゲートからのホールとが再結合しない
メカニズムを図10に示す。図10はFNO構造を有す
るキャパシタ絶縁膜のエネルギーバンド図である。図
中、EFFはフローティングゲートのフェルミ準位、EFC
はコントロールゲートのフェルミ準位、BO は酸化膜の
ポテンシャル障壁、BN は窒化膜のポテンシャル障壁、
F は強誘電体膜のポテンシャル障壁をそれぞれ示して
いる。
【0040】図10を参照して、コントロールゲートに
正の電界を加えると、電圧の大部分は比誘電率の低い酸
化膜にかかる。そのため、フローティングゲートのフェ
ルミ準位EFFのみが所定の方向にずれる。その結果、酸
化膜のポテンシャル障壁BOのエレクトロンが通過する
幅WO が狭くなる。これに伴って、フローティングゲー
ト内のエレクトロンが酸化膜をトンネルして、窒化膜中
に流入する。一方、強誘電体膜中の電界強度が非常に弱
い。そのため、強誘電体膜のポテンシャル障壁BF のホ
ールが通過する幅WF はあまり変化しない。その結果、
強誘電体膜のポテンシャル障壁BF により、ホールの窒
化膜中への流入が阻止される。よって、窒化膜中におい
て、コントロールゲートからのホールと、フローティン
グゲートからのエレクトロンとが再結合することはな
く、リーク電流が発生しない。つまり、電荷保持特性が
よくなる。
【0041】また、窒化膜中へのホールの注入は、強誘
電体膜で十分にブロックされるため、窒化膜に注入され
たホールによって酸化膜の電界を高めるといったことも
なくなる。したがって、酸化膜のポテンシャル障壁BO
のエレクトロンが通過する幅WO がより狭くなることも
なく、FNトンネル電流Jo を必要以上に増加させない
で済む。よって、エレクトロンはフローティングゲート
内に効率よく蓄積される。つまり、素子の高速動作が可
能となる。
【0042】さらに、前述したように、強誘電体膜を使
用することにより、電圧の大部分は比誘電率の低い酸化
膜にかかるため、プログラム電圧の低電圧化を図れる。
以上のことから、上記キャシタ絶縁膜の最上層に強誘電
体膜を使用した不揮発性記憶素子は、さらなる素子の高
性能化、微細化に適したものとなる。なお、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で
多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。
【0043】例えば、上記実施例において、強誘電体膜
に代えて、例えばTa25,BSTO等、誘電率が50以
上の高誘電体膜を使用しても同様の効果を得ることがで
きる。また、P型シリコン基板に代えてN型シリコン基
板を使用してもよい。さらに、本発明のキャシタ構造を
DRAMのキャパシタに適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、電荷保持特性がよくなり、しかもサーマルパジ
ットの低減の要請に応えることができる。そのため、さ
らなる素子の高性能化、微細化に大きく貢献し得るとい
った優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る不揮発性記憶素子の構
造を示す概略断面図である。
【図2】不揮発性記憶素子の製造方法を工程順に示す概
略断面図である。
【図3】図2につづく不揮発性記憶素子の製造方法を工
程順に示す概略断面図である。
【図4】図3につづく不揮発性記憶素子の製造方法を工
程順に示す概略断面図である。
【図5】不揮発性記憶素子に係る他の製造方法を工程順
に示す概略断面図である。
【図6】図5につづく不揮発性記憶素子に係る他の製造
方法を工程順に示す概略断面図である。
【図7】不揮発性記憶素子における情報の書込動作を示
す図である。
【図8】不揮発性記憶素子における情報の消去動作を示
す図である。
【図9】不揮発性記憶素子における情報の読出動作を示
す図である。
【図10】FNO構造を有するキャパシタ絶縁膜のエネ
ルギーバンド図である。
【図11】従来の不揮発性記憶素子の構造を示す概略断
面図である。
【図12】従来のONO構造を有する不揮発性記憶素子
の構造を示す概略断面図である。
【図13】ONO構造を有するキャパシタ絶縁膜のエネ
ルギーバンド図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12a チャネル領域 12b ソース領域 12c ドレイン領域 13 トンネル酸化膜 14 フローティングゲート 15 キャパシタ絶縁膜 15a 酸化膜 15b 窒化膜 15c 強誘電体膜 16 コントロールゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電荷を注入したり、取り出したりすること
    で情報の記憶を行うものであって、 予め定める第1の導電型式をした半導体基板、 上記半導体基板の表面層に所定の間隔をあけて形成さ
    れ、上記第1の導電型式とは反対の第2の導電型式をし
    たソース領域およびドレイン領域、 上記ソース領域およびドレイン領域で挟まれるように生
    じるチャネル領域上に形成され、チャネル領域で発生し
    た電荷を通過させ得るトンネル絶縁膜、 上記トンネル絶縁膜上に形成され、トンネル絶縁膜を通
    過してきた電荷を蓄積するフローティングゲート、 上記フローティングゲート上に形成され、フローティン
    グゲートに注入された電荷を長時間閉じ込めておくため
    のものであって、酸化膜、窒化膜および高誘電体膜を順
    次積層したキャパシタ絶縁膜、ならびに上記キャパシタ
    絶縁膜上に形成され、所定の電圧が印加されるコントロ
    ールゲートを含むことを特徴とする不揮発性記憶素子。
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