JPH0627520A - 光学機器 - Google Patents
光学機器Info
- Publication number
- JPH0627520A JPH0627520A JP17866792A JP17866792A JPH0627520A JP H0627520 A JPH0627520 A JP H0627520A JP 17866792 A JP17866792 A JP 17866792A JP 17866792 A JP17866792 A JP 17866792A JP H0627520 A JPH0627520 A JP H0627520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bayonet
- mount
- attachable
- optical device
- detachable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 交換レンズの着脱マウントをバヨネット爪を
含めてプラスチックにより一体成形した場合、望遠レン
ズや大口径レンズに適用した時のバヨネット爪の強度低
下の問題を解決する。 【構成】 マウント基準面1aを有するプラスチックの
射出成形により一体成形された固定部1と、カメラとの
結合を行う第1のバヨネット爪2a及び固定部1のバヨ
ネット爪1cと係合する第2のバヨネット爪2bとを有
する金属製のバヨネットリング2とから構成し、第2の
バヨネット爪2bを固定部1のバヨネット爪1cに係合
固定することによりマウントを得る。
含めてプラスチックにより一体成形した場合、望遠レン
ズや大口径レンズに適用した時のバヨネット爪の強度低
下の問題を解決する。 【構成】 マウント基準面1aを有するプラスチックの
射出成形により一体成形された固定部1と、カメラとの
結合を行う第1のバヨネット爪2a及び固定部1のバヨ
ネット爪1cと係合する第2のバヨネット爪2bとを有
する金属製のバヨネットリング2とから構成し、第2の
バヨネット爪2bを固定部1のバヨネット爪1cに係合
固定することによりマウントを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの交換レンズ等の
光学機器において、カメラ本体等の被装着側の光学機器
に対して着脱可能とする着脱マウントの構造に関するも
のである。
光学機器において、カメラ本体等の被装着側の光学機器
に対して着脱可能とする着脱マウントの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】交換レンズのマウント構造としては、図
4に示すようなものが提案されている。
4に示すようなものが提案されている。
【0003】10はバヨネット爪10a等が一体に成形
されたプラスチック製のバヨネットマウントで、射出成
形法により成形されるようになっている。10bはカメ
ラ本体(不図示)と嵌合する円筒嵌合部、10cはカメ
ラ本体側のバヨネット爪(不図示)が係合する凹部、1
0dは周溝10eの内外周部に形成された基準面、10
fはロック溝、10gはネジ穴である。
されたプラスチック製のバヨネットマウントで、射出成
形法により成形されるようになっている。10bはカメ
ラ本体(不図示)と嵌合する円筒嵌合部、10cはカメ
ラ本体側のバヨネット爪(不図示)が係合する凹部、1
0dは周溝10eの内外周部に形成された基準面、10
fはロック溝、10gはネジ穴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバヨネット爪を一体に成した着脱マウントにあって
は、プラスチックの射出成形法により、極めて安価な製
造コストで軽量な着脱マウントを作ることが可能とな
り、小型で軽量な交換レンズには充分であるが、望遠レ
ンズや大口径レンズ等の大型で重量が大きいレンズに対
しては着脱マウントの強度が不足するおそれがあった。
うなバヨネット爪を一体に成した着脱マウントにあって
は、プラスチックの射出成形法により、極めて安価な製
造コストで軽量な着脱マウントを作ることが可能とな
り、小型で軽量な交換レンズには充分であるが、望遠レ
ンズや大口径レンズ等の大型で重量が大きいレンズに対
しては着脱マウントの強度が不足するおそれがあった。
【0005】本発明は、このような問題を解決し、プラ
スチックによるモールド成形された着脱マウントの長所
を損うことなくバヨネット爪の強度を充分なものとした
光学機器を提供することを目的とする。
スチックによるモールド成形された着脱マウントの長所
を損うことなくバヨネット爪の強度を充分なものとした
光学機器を提供することを目的とする。
【0006】本発明によれば、着脱マウントを2部品に
分割して、マウント基準面を含む部品を例えばプラスチ
ックによる射出成形法により製造し、バヨネット爪を含
む部品を金属材料で製造することによって、特に強度の
必要なバヨネット爪部を補強するとともに、前記2部品
を結合する際の主たる手段にバヨネット結合を用いるこ
とによって確実に結合し、一体の着脱マウントとして機
能するようにしたものである。
分割して、マウント基準面を含む部品を例えばプラスチ
ックによる射出成形法により製造し、バヨネット爪を含
む部品を金属材料で製造することによって、特に強度の
必要なバヨネット爪部を補強するとともに、前記2部品
を結合する際の主たる手段にバヨネット結合を用いるこ
とによって確実に結合し、一体の着脱マウントとして機
能するようにしたものである。
【0007】
第1の実施例 図1ないし図2は本発明の第1の実施例を示し、図1は
本発明の着脱マウントを使用した交換レンズの断面図を
示す。図2は図1で示した本発明の着脱マウントのみの
分解斜視図である。
本発明の着脱マウントを使用した交換レンズの断面図を
示す。図2は図1で示した本発明の着脱マウントのみの
分解斜視図である。
【0008】図1、図2において、1は着脱マウントの
一部を含むプラスチックの射出成形法により形成された
固定部で、着脱マウントのカメラボディー側マウント
(不図示)に対して正しいフランジフォーカスを保証す
る基準面1a、カメラボディーに対して嵌合する円筒嵌
合部1b、後記するバヨネットリング2用のバヨネット
爪、めネジ部1d、着脱マウントの回動をロックするた
めのロック溝1e、固定部1の内側に張り出した張り出
し部1fが一体に成形されている。
一部を含むプラスチックの射出成形法により形成された
固定部で、着脱マウントのカメラボディー側マウント
(不図示)に対して正しいフランジフォーカスを保証す
る基準面1a、カメラボディーに対して嵌合する円筒嵌
合部1b、後記するバヨネットリング2用のバヨネット
爪、めネジ部1d、着脱マウントの回動をロックするた
めのロック溝1e、固定部1の内側に張り出した張り出
し部1fが一体に成形されている。
【0009】なお、張り出し部1fには穴1gが形成さ
れている。
れている。
【0010】2は着脱マウントのバヨネット爪を形成し
た金属性のバヨネットリングで、カメラボディーマウン
トに対して着脱を行なうための第1のバヨネット爪2
a、前記固定部1のバヨネット爪1cに係合する第2の
バヨネット爪2b、バヨネットリング2の内側に張り出
した張り出し部2cが一体に形成されている。なお、2
dはタップ穴、3はビスである。その他のレンズ鏡筒の
部分は本発明と直接関係がないため説明を省略する。
た金属性のバヨネットリングで、カメラボディーマウン
トに対して着脱を行なうための第1のバヨネット爪2
a、前記固定部1のバヨネット爪1cに係合する第2の
バヨネット爪2b、バヨネットリング2の内側に張り出
した張り出し部2cが一体に形成されている。なお、2
dはタップ穴、3はビスである。その他のレンズ鏡筒の
部分は本発明と直接関係がないため説明を省略する。
【0011】つぎに上記構成において、図2に示す固定
部1とバヨネットリング2は、固定部1に対してバヨネ
ットリングを重ね合わせ、一方向に回動操作することに
よってバヨネット爪1cと2bが係合し、ビス3により
張り出し部1fと2cを固定することによって回転方向
の固定を行ない、図1に示すように一体の着脱マウント
として機能するようになる。
部1とバヨネットリング2は、固定部1に対してバヨネ
ットリングを重ね合わせ、一方向に回動操作することに
よってバヨネット爪1cと2bが係合し、ビス3により
張り出し部1fと2cを固定することによって回転方向
の固定を行ない、図1に示すように一体の着脱マウント
として機能するようになる。
【0012】第2の実施例 図3は本発明の第2の実施例を示す着脱マウント部の分
解斜視図である。同図において11は固定部、11aは
マウント基準面、11bは嵌合部、11cはバヨネット
爪、12はバヨネットリング、12aはカメラボディー
マウントに対して着脱を行なうためのバヨネット爪、1
2bは前記固定部11のバヨネット爪11cに係合する
ためのバヨネット爪である。上記構成において固定筒1
1とバヨネットリング12はバヨネット爪11cと12
bを係合させることによって図1及び図2で説明したよ
うに一体の着脱マウントとして機能することができる。
結合した後の回転防止は接着剤により固定できる。
解斜視図である。同図において11は固定部、11aは
マウント基準面、11bは嵌合部、11cはバヨネット
爪、12はバヨネットリング、12aはカメラボディー
マウントに対して着脱を行なうためのバヨネット爪、1
2bは前記固定部11のバヨネット爪11cに係合する
ためのバヨネット爪である。上記構成において固定筒1
1とバヨネットリング12はバヨネット爪11cと12
bを係合させることによって図1及び図2で説明したよ
うに一体の着脱マウントとして機能することができる。
結合した後の回転防止は接着剤により固定できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように着脱マウントを2部
品に分割して一方をプラスチックで、他方を金属材料で
製造して、バヨネット係合手段により2部品を一体に結
合することによって、従来プラスチック成形によって作
られていた着脱マウントのバヨネット爪部の強度を補強
することができるようになり、従来困難であった望遠レ
ンズのように長いレンズや大口径の重量の大きいレンズ
にも使用することが可能になった。
品に分割して一方をプラスチックで、他方を金属材料で
製造して、バヨネット係合手段により2部品を一体に結
合することによって、従来プラスチック成形によって作
られていた着脱マウントのバヨネット爪部の強度を補強
することができるようになり、従来困難であった望遠レ
ンズのように長いレンズや大口径の重量の大きいレンズ
にも使用することが可能になった。
【0014】また、金属で作るバヨネットリングは金属
のダイカスト法によって製造可能であり、2部品の結合
もバヨネット方式を用いることによってコストをかけず
に確実な結合ができる。
のダイカスト法によって製造可能であり、2部品の結合
もバヨネット方式を用いることによってコストをかけず
に確実な結合ができる。
【0015】さらに、2部品の結合に用いるバヨネット
爪は、カメラボディーマウントに対して着脱を行なうた
めのバヨネット爪と同じ位置にあり、着脱用バヨネット
爪に大きな力が加えられた場合も、そのすぐ近くで固定
部と結合しているためバヨネットリングが変形すること
を防止できる効果がある。
爪は、カメラボディーマウントに対して着脱を行なうた
めのバヨネット爪と同じ位置にあり、着脱用バヨネット
爪に大きな力が加えられた場合も、そのすぐ近くで固定
部と結合しているためバヨネットリングが変形すること
を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す交換レンズの断面
図。
図。
【図2】図1に示した着脱マウントの分解斜視図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す着脱マウントの分
解斜視図。
解斜視図。
【図4】従来のプラスチックマウントの斜視図。
1,11…固定部 1a,11a…
マウント基準面 1b,11b…嵌合部 1c,11c…
バヨネット爪 1e…ロック溝 1f…張り出し
部 1g…穴 2,12…バヨ
ネットリング 2a,12a…バヨネット爪 2b,12b…
バヨネット爪 2c…張り出し部 2d…タップ穴
マウント基準面 1b,11b…嵌合部 1c,11c…
バヨネット爪 1e…ロック溝 1f…張り出し
部 1g…穴 2,12…バヨ
ネットリング 2a,12a…バヨネット爪 2b,12b…
バヨネット爪 2c…張り出し部 2d…タップ穴
Claims (2)
- 【請求項1】 一方向の回動により他の機器と結合し、
他方向の回動により離脱する構成の着脱バヨネットマウ
ントを有した光学機器において、 該バヨネットマウントは、該光学機器が他の機器に対し
て正しいバックフォーカスを決定するためのマウント基
準面を含む部材であるプラスチック材料からなるマウン
トベースと、前記光学機器のマウントの外周方向に突出
した複数のバヨネット爪を含む金属材料製のバヨネット
リングとにより構成し、前記マウントベースとバヨネッ
トリングとはバヨネット係合手段により結合されている
ことを特徴とする光学機器。 - 【請求項2】 マウントベースとバヨネットリングを結
合するためのバヨネット係合手段のバヨネット爪は、光
学機器の光軸を中心とした回転方向に広がる角度位置
が、他の機器との着脱用バヨネット爪とほぼ同位置にあ
ることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17866792A JPH0627520A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17866792A JPH0627520A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 光学機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627520A true JPH0627520A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16052466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17866792A Pending JPH0627520A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627520A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09288229A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-11-04 | Asahi Optical Co Ltd | レンズの支持構造 |
WO2001044869A1 (fr) * | 1999-12-16 | 2001-06-21 | Nikon Corporation | Monture a baionnette |
EP1701191A3 (en) * | 2003-08-12 | 2006-09-20 | Ricoh Company, Ltd. | Lens barrel mount |
KR100761010B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2007-09-21 | 김재홍 | 비디오 메모리 직접 접근을 이용한 화면 정보 처리 방법 및그 시스템 |
US7395927B2 (en) | 2002-03-28 | 2008-07-08 | Deutsche Sisi-Werke Gmbh & Co. Betriebs Kg | Pocket tape with alternating adhesive and non-adhesive zones and overlying carrier tape |
JP2010026313A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Nittoh Kogaku Kk | バヨネットマウント |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17866792A patent/JPH0627520A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09288229A (ja) * | 1996-02-21 | 1997-11-04 | Asahi Optical Co Ltd | レンズの支持構造 |
WO2001044869A1 (fr) * | 1999-12-16 | 2001-06-21 | Nikon Corporation | Monture a baionnette |
US6554503B2 (en) | 1999-12-16 | 2003-04-29 | Nikon, Corporation | Bayonet mount |
JP4734816B2 (ja) * | 1999-12-16 | 2011-07-27 | 株式会社ニコン | バヨネットマウント |
JP2008165249A (ja) * | 1999-12-16 | 2008-07-17 | Nikon Corp | バヨネットマウントを製造する方法およびバヨネットマウント |
US7891395B2 (en) | 2002-03-28 | 2011-02-22 | Pioflex Kunststoff In Form Gmbh & Co. Kg | Procedure and device for sticking objects |
US9527618B2 (en) | 2002-03-28 | 2016-12-27 | Deutsche Sisi-Werke Betriebs Gmbh | Procedure and device for sticking objects |
US7395927B2 (en) | 2002-03-28 | 2008-07-08 | Deutsche Sisi-Werke Gmbh & Co. Betriebs Kg | Pocket tape with alternating adhesive and non-adhesive zones and overlying carrier tape |
EP1701191A3 (en) * | 2003-08-12 | 2006-09-20 | Ricoh Company, Ltd. | Lens barrel mount |
US7505216B2 (en) | 2003-08-12 | 2009-03-17 | Ricoh Company, Ltd. | Lens barrel |
US7259923B2 (en) | 2003-08-12 | 2007-08-21 | Ricoh Company, Ltd. | Lens barrel |
KR100761010B1 (ko) * | 2007-04-05 | 2007-09-21 | 김재홍 | 비디오 메모리 직접 접근을 이용한 화면 정보 처리 방법 및그 시스템 |
JP2010026313A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Nittoh Kogaku Kk | バヨネットマウント |
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