JPH06267048A - 磁気ディスク装置のキャリッジ機構 - Google Patents
磁気ディスク装置のキャリッジ機構Info
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- JPH06267048A JPH06267048A JP5048593A JP5048593A JPH06267048A JP H06267048 A JPH06267048 A JP H06267048A JP 5048593 A JP5048593 A JP 5048593A JP 5048593 A JP5048593 A JP 5048593A JP H06267048 A JPH06267048 A JP H06267048A
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- carriage
- signal line
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は磁気ディスク装置のキャリッジ
機構において、ヘッドリード信号線部材の配置構成を改
善して、キャリッジの薄型化を実現して、結果的にキャ
リッジ機構の小型化を図ることにある。 【構成】キャリッジ8により支持されている第1のヘッ
ド1aと第2のヘッド1bは、それぞれ第1のヘッドリ
ード信号線3aおよび第2のヘッドリード信号線3bが
接続されている。キャリッジ8の異なる側面部には、ヘ
ッド毎に接続用パッド5を有するFPC4a,4bが設
けられている。このFPC4a,4bの各接続用パッド
5に、第1のヘッドリード信号線3aおよび第2のヘッ
ドリード信号線3bがそれぞれ接続される。
機構において、ヘッドリード信号線部材の配置構成を改
善して、キャリッジの薄型化を実現して、結果的にキャ
リッジ機構の小型化を図ることにある。 【構成】キャリッジ8により支持されている第1のヘッ
ド1aと第2のヘッド1bは、それぞれ第1のヘッドリ
ード信号線3aおよび第2のヘッドリード信号線3bが
接続されている。キャリッジ8の異なる側面部には、ヘ
ッド毎に接続用パッド5を有するFPC4a,4bが設
けられている。このFPC4a,4bの各接続用パッド
5に、第1のヘッドリード信号線3aおよび第2のヘッ
ドリード信号線3bがそれぞれ接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にハードディスク装
置において、ヘッド移動機構を構成するキャリッジ機構
に関する。
置において、ヘッド移動機構を構成するキャリッジ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスク装置(HDD)で
は、ヘッドが高速回転状態のディスク上を半径方向にシ
ークし、ディスクにデータのリード/ライトを行なうよ
うに、ヘッドを支持し移動させるためのキャリッジ機構
が設けられている。小型のHDDでは、通常ではロータ
リ型のキャリッジ機構が使用されている。
は、ヘッドが高速回転状態のディスク上を半径方向にシ
ークし、ディスクにデータのリード/ライトを行なうよ
うに、ヘッドを支持し移動させるためのキャリッジ機構
が設けられている。小型のHDDでは、通常ではロータ
リ型のキャリッジ機構が使用されている。
【0003】キャリッジ機構は、図6に示すように、キ
ャリッジ8、ヘッドアーム6およびヘッドを支持するサ
スペンション(支持部材)2からなる。ヘッドアーム6
は、キャリッジ8に一体化または固定されており、固定
部7でサスペンション2を保持している。サスペンショ
ン2は先端部でヘッドスライダ1を支持している。ヘッ
ドスライダ1はヘッド本体であり、データのリード/ラ
イトを実行するためのギャップが形成された磁気コアを
有する。キャリッジ8はボイスコイルモータ(VCM)
の駆動力により回転駆動し、ヘッドスライダ1をディス
クの半径方向にシークさせる。
ャリッジ8、ヘッドアーム6およびヘッドを支持するサ
スペンション(支持部材)2からなる。ヘッドアーム6
は、キャリッジ8に一体化または固定されており、固定
部7でサスペンション2を保持している。サスペンショ
ン2は先端部でヘッドスライダ1を支持している。ヘッ
ドスライダ1はヘッド本体であり、データのリード/ラ
イトを実行するためのギャップが形成された磁気コアを
有する。キャリッジ8はボイスコイルモータ(VCM)
の駆動力により回転駆動し、ヘッドスライダ1をディス
クの半径方向にシークさせる。
【0004】さらに、キャリッジ機構には、HDDのリ
ード/ライト回路に接続された信号線群が設けられてい
る。信号線群は通常ではフレキシブル・プリント・ケー
ブル(FPC)4から構成されており、キャリッジ8の
側面部に取り付けられている。FPC4は接続用パッド
(半田付けパッド)5を有し、この接続用パッド5を介
してヘッドリード線3と接続している。ヘッドリード線
3は、データのリード/ライト動作に必要なリード/ラ
イト信号を伝送するための信号線であり、ヘッドスライ
ダ1に接続されている。即ち、ヘッドスライダ1はディ
スクからリードしたリード信号を、ヘッドリード線3、
接続用パッド5およびFPC4を通じてリード/ライト
回路に転送する。また、これらを通じて、リード/ライ
ト回路からのライト信号がヘッドスライダ1に転送され
る。
ード/ライト回路に接続された信号線群が設けられてい
る。信号線群は通常ではフレキシブル・プリント・ケー
ブル(FPC)4から構成されており、キャリッジ8の
側面部に取り付けられている。FPC4は接続用パッド
(半田付けパッド)5を有し、この接続用パッド5を介
してヘッドリード線3と接続している。ヘッドリード線
3は、データのリード/ライト動作に必要なリード/ラ
イト信号を伝送するための信号線であり、ヘッドスライ
ダ1に接続されている。即ち、ヘッドスライダ1はディ
スクからリードしたリード信号を、ヘッドリード線3、
接続用パッド5およびFPC4を通じてリード/ライト
回路に転送する。また、これらを通じて、リード/ライ
ト回路からのライト信号がヘッドスライダ1に転送され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のHDDのキャリ
ッジ機構では、ヘッドスライダ1に接続されたヘッドリ
ード線3は、キャリッジ8の側面部に設けられたFPC
4の接続用パッド5に接続されている。FPC4は、通
常ではキャリッジ8の片方の側面部に設けられている。
したがって、2個のヘッドスライダ1の各ヘッドリード
線3が共に、キャリッジ8の片方の側面部に集中的に配
置されている。このような構成では、図6に示すよう
に、ヘッドリード線3の本数に応じた接続用パッド5の
配置範囲は、キャリッジ8の側面部の配置スペース、特
に高さ方向のサイズにより制限されることになる。接続
用パッド5を小さくするには限界があるため、キャリッ
ジ8の高さ(厚み)サイズを一定値以下に抑制すること
は困難である。したがって、結果的にキャリッジ機構の
薄型化を妨げる要因になっている。本発明の目的は、ヘ
ッドリード信号線部材の配置構成を改善して、キャリッ
ジの薄型化を実現して、結果的にキャリッジ機構の小型
化を図ることにある。
ッジ機構では、ヘッドスライダ1に接続されたヘッドリ
ード線3は、キャリッジ8の側面部に設けられたFPC
4の接続用パッド5に接続されている。FPC4は、通
常ではキャリッジ8の片方の側面部に設けられている。
したがって、2個のヘッドスライダ1の各ヘッドリード
線3が共に、キャリッジ8の片方の側面部に集中的に配
置されている。このような構成では、図6に示すよう
に、ヘッドリード線3の本数に応じた接続用パッド5の
配置範囲は、キャリッジ8の側面部の配置スペース、特
に高さ方向のサイズにより制限されることになる。接続
用パッド5を小さくするには限界があるため、キャリッ
ジ8の高さ(厚み)サイズを一定値以下に抑制すること
は困難である。したがって、結果的にキャリッジ機構の
薄型化を妨げる要因になっている。本発明の目的は、ヘ
ッドリード信号線部材の配置構成を改善して、キャリッ
ジの薄型化を実現して、結果的にキャリッジ機構の小型
化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクの半
径方向にヘッドをシークさせるキャリッジおよびディス
クの両面に対向する第1および第2の各ヘッドを支持す
る支持部材を有する磁気ディスク装置のキャリッジ機構
において、キャリッジの異なる面にヘッド毎に設けられ
て、各ヘッドリード信号線と接続する各接続用パッドを
有する信号線部材を備えた機構である。
径方向にヘッドをシークさせるキャリッジおよびディス
クの両面に対向する第1および第2の各ヘッドを支持す
る支持部材を有する磁気ディスク装置のキャリッジ機構
において、キャリッジの異なる面にヘッド毎に設けられ
て、各ヘッドリード信号線と接続する各接続用パッドを
有する信号線部材を備えた機構である。
【0007】
【作用】本発明では、キャリッジにより支持されている
第1のヘッドと第2のヘッドは、それぞれ第1のヘッド
リード信号線および第2のヘッドリード信号線が接続さ
れている。キャリッジの異なる面には、ヘッド毎に接続
用パッドを有する信号線部材が設けられている。この信
号線部材の各接続用パッドに、第1のヘッドリード信号
線および第2のヘッドリード信号線がそれぞれ接続され
る。
第1のヘッドと第2のヘッドは、それぞれ第1のヘッド
リード信号線および第2のヘッドリード信号線が接続さ
れている。キャリッジの異なる面には、ヘッド毎に接続
用パッドを有する信号線部材が設けられている。この信
号線部材の各接続用パッドに、第1のヘッドリード信号
線および第2のヘッドリード信号線がそれぞれ接続され
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の第1の実施例に係わるキャ
リッジ機構の要部を示す斜視図、図2は同実施例に係わ
るキャリッジ機構を説明するための概念図、図3は第2
の実施例に係わるキャリッジ機構の要部を示す斜視図、
図4は第3の実施例に係わるキャリッジ機構の要部を示
す斜視図、図5は第4の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図である。
リッジ機構の要部を示す斜視図、図2は同実施例に係わ
るキャリッジ機構を説明するための概念図、図3は第2
の実施例に係わるキャリッジ機構の要部を示す斜視図、
図4は第3の実施例に係わるキャリッジ機構の要部を示
す斜視図、図5は第4の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図である。
【0010】第1の実施例に係わるキャリッジ機構は、
図1に示すように、キャリッジ8、ヘッドアーム6およ
びヘッドを支持するサスペンション(支持部材)2から
なる。ヘッドアーム6は、キャリッジ8に一体化または
固定されており、固定部7でサスペンション2を保持し
ている。サスペンション2は先端部でヘッドスライダ1
a,1bを支持している。ヘッドスライダ1a,1bは
ヘッド本体であり、データのリード/ライトを実行する
ためのギャップが形成された磁気コアを有する。
図1に示すように、キャリッジ8、ヘッドアーム6およ
びヘッドを支持するサスペンション(支持部材)2から
なる。ヘッドアーム6は、キャリッジ8に一体化または
固定されており、固定部7でサスペンション2を保持し
ている。サスペンション2は先端部でヘッドスライダ1
a,1bを支持している。ヘッドスライダ1a,1bは
ヘッド本体であり、データのリード/ライトを実行する
ためのギャップが形成された磁気コアを有する。
【0011】キャリッジ8は、図2に示すように、ボイ
スコイルモータ(VCM)の駆動力により、回転軸8a
を中心として回転駆動する。この回転駆動により、スピ
ンドル機構10aにより高速回転しているディスク10
に対して、キャリッジ8はヘッドスライダ1をディスク
10の半径方向にシークさせる。
スコイルモータ(VCM)の駆動力により、回転軸8a
を中心として回転駆動する。この回転駆動により、スピ
ンドル機構10aにより高速回転しているディスク10
に対して、キャリッジ8はヘッドスライダ1をディスク
10の半径方向にシークさせる。
【0012】さらに、キャリッジ機構には、HDDのリ
ード/ライト回路に接続された信号線部材を構成するフ
レキシブル・プリント・ケーブル(FPC)4a,4b
が、キャリッジ8の異なる側面部にそれぞれ取り付けら
れている。FPC4a,4bはそれぞれ接続用パッド
(半田付けパッド)5を有する。
ード/ライト回路に接続された信号線部材を構成するフ
レキシブル・プリント・ケーブル(FPC)4a,4b
が、キャリッジ8の異なる側面部にそれぞれ取り付けら
れている。FPC4a,4bはそれぞれ接続用パッド
(半田付けパッド)5を有する。
【0013】同実施例では、第1のヘッドスライダ1a
に接続された第1のヘッドリード線3aは、第1のFP
C4aの接続用パッド5に接続されている。また、第2
のヘッドスライダ1bに接続された第2のヘッドリード
線3bは、第2のFPC4bの接続用パッド5に接続さ
れている。したがって、第1のヘッドスライダ1aは、
ディスク10からリードしたリード信号を、ヘッドリー
ド線3a、接続用パッド5およびFPC4を通じてリー
ド/ライト回路に転送する。また、これらを通じて、リ
ード/ライト回路からのライト信号が第1のヘッドスラ
イダ1aに転送される。
に接続された第1のヘッドリード線3aは、第1のFP
C4aの接続用パッド5に接続されている。また、第2
のヘッドスライダ1bに接続された第2のヘッドリード
線3bは、第2のFPC4bの接続用パッド5に接続さ
れている。したがって、第1のヘッドスライダ1aは、
ディスク10からリードしたリード信号を、ヘッドリー
ド線3a、接続用パッド5およびFPC4を通じてリー
ド/ライト回路に転送する。また、これらを通じて、リ
ード/ライト回路からのライト信号が第1のヘッドスラ
イダ1aに転送される。
【0014】即ち、同実施例では、各ヘッドスライダ1
a,1bの各ヘッドリード線3a,3bに対応するFP
C4a,4bは、キャリッジ8の異なる両側の側面部に
分散してそれぞれ取り付けられている。このため、キャ
リッジ8の各側面部には、1個のヘッドに対応するFP
C4aまたは4bのみが設けられて、ヘッドリード線3
a,3bの一方がFPC4aまたは4bの接続用パッド
5に接続されている。したがって、FPC4aまたは4
bを設けるために、キャリッジ8の側面部に確保すべき
配置スペースを、従来(図6を参照)と比較して減少さ
せることができる。
a,1bの各ヘッドリード線3a,3bに対応するFP
C4a,4bは、キャリッジ8の異なる両側の側面部に
分散してそれぞれ取り付けられている。このため、キャ
リッジ8の各側面部には、1個のヘッドに対応するFP
C4aまたは4bのみが設けられて、ヘッドリード線3
a,3bの一方がFPC4aまたは4bの接続用パッド
5に接続されている。したがって、FPC4aまたは4
bを設けるために、キャリッジ8の側面部に確保すべき
配置スペースを、従来(図6を参照)と比較して減少さ
せることができる。
【0015】図3は第2の実施例に係わるキャリッジ機
構を示す斜視図である。第2の実施例では、前記第1の
実施例で説明したFPC4a,4bが一体化された同一
のFPCから構成されている。具体的には、図3に示す
ように、FPCのフレキシブル特性を利用して、FPC
はキャリッジ8の側面部に巻き付けられるように設けら
れる。そして、キャリッジ8の各側面部に対応するFP
Cの各範囲が、FPC4a,4bとして配置される。こ
の第2の実施例の場合でも、作用効果は前記第1の実施
例の場合と同様である。
構を示す斜視図である。第2の実施例では、前記第1の
実施例で説明したFPC4a,4bが一体化された同一
のFPCから構成されている。具体的には、図3に示す
ように、FPCのフレキシブル特性を利用して、FPC
はキャリッジ8の側面部に巻き付けられるように設けら
れる。そして、キャリッジ8の各側面部に対応するFP
Cの各範囲が、FPC4a,4bとして配置される。こ
の第2の実施例の場合でも、作用効果は前記第1の実施
例の場合と同様である。
【0016】図4は第3の実施例に係わるキャリッジ機
構を示す斜視図である。第3の実施例では、各ヘッドリ
ード線3a,3bに対応するFPC4a,4bは、キャ
リッジ8の異なる側面部ではなく、上下面部にそれぞれ
取り付けられている。即ち、第1のヘッドスライダ1a
に接続された第1のヘッドリード線3aは、キャリッジ
8の上面部に設けられたFPC4aの接続用パッド5に
接続される。また、第2のヘッドスライダ1bに接続さ
れた第2のヘッドリード線3bは、キャリッジ8の下面
部に設けられたFPC4bの接続用パッド5に接続され
る。なお、FPC4a,4bは、前記第2の実施例のよ
うに、一体化された同一のFPCから構成されているも
のでよい。
構を示す斜視図である。第3の実施例では、各ヘッドリ
ード線3a,3bに対応するFPC4a,4bは、キャ
リッジ8の異なる側面部ではなく、上下面部にそれぞれ
取り付けられている。即ち、第1のヘッドスライダ1a
に接続された第1のヘッドリード線3aは、キャリッジ
8の上面部に設けられたFPC4aの接続用パッド5に
接続される。また、第2のヘッドスライダ1bに接続さ
れた第2のヘッドリード線3bは、キャリッジ8の下面
部に設けられたFPC4bの接続用パッド5に接続され
る。なお、FPC4a,4bは、前記第2の実施例のよ
うに、一体化された同一のFPCから構成されているも
のでよい。
【0017】この第3の実施例の場合には、キャリッジ
8の側面部には確保すべきFPC用の配置スペースは不
要となるため、キャリッジ8の高さ方向のサイズはFP
Cの配置スペースには制限されないことになる。したが
って、従来と比較して、キャリッジ8の高さ方向のサイ
ズを、大幅に縮小することが可能となる。また、FPC
4a,4bを、キャリッジ8の上下面部に分散している
ため、上下面部に設ける配置スペースもそれほど必要と
していない。
8の側面部には確保すべきFPC用の配置スペースは不
要となるため、キャリッジ8の高さ方向のサイズはFP
Cの配置スペースには制限されないことになる。したが
って、従来と比較して、キャリッジ8の高さ方向のサイ
ズを、大幅に縮小することが可能となる。また、FPC
4a,4bを、キャリッジ8の上下面部に分散している
ため、上下面部に設ける配置スペースもそれほど必要と
していない。
【0018】図5は第4の実施例に係わるキャリッジ機
構を示す斜視図である。第4の実施例では、各ヘッドリ
ード線3a,3bに対応するFPC4a,4bは、キャ
リッジ8ではなく、対応するサスペンション2の上下面
に取り付けられている。即ち、第1のヘッドスライダ1
aに接続された第1のヘッドリード線3aは、対応する
サスペンション2の上面部に設けられたFPC4aの接
続用パッド5に接続される。また、第2のヘッドスライ
ダ1bに接続された第2のヘッドリード線3bは、対応
するサスペンション2の下面部に設けられたFPC4b
の接続用パッド5に接続される。なお、FPC4a,4
bは、前記第2の実施例のように、一体化された同一の
FPCから構成されているものでよい。
構を示す斜視図である。第4の実施例では、各ヘッドリ
ード線3a,3bに対応するFPC4a,4bは、キャ
リッジ8ではなく、対応するサスペンション2の上下面
に取り付けられている。即ち、第1のヘッドスライダ1
aに接続された第1のヘッドリード線3aは、対応する
サスペンション2の上面部に設けられたFPC4aの接
続用パッド5に接続される。また、第2のヘッドスライ
ダ1bに接続された第2のヘッドリード線3bは、対応
するサスペンション2の下面部に設けられたFPC4b
の接続用パッド5に接続される。なお、FPC4a,4
bは、前記第2の実施例のように、一体化された同一の
FPCから構成されているものでよい。
【0019】この第4の実施例の場合には、キャリッジ
8には確保すべきFPC用の配置スペースは不要となる
ため、キャリッジ8の高さ方向のサイズはFPCの配置
スペースには制限されないことになる。したがって、従
来と比較して、キャリッジ8の高さ方向のサイズを、大
幅に縮小することが可能となる。
8には確保すべきFPC用の配置スペースは不要となる
ため、キャリッジ8の高さ方向のサイズはFPCの配置
スペースには制限されないことになる。したがって、従
来と比較して、キャリッジ8の高さ方向のサイズを、大
幅に縮小することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
ヘッドに対応する各信号線部材の配置をキャリッジの各
側面部、上下面部またはキャリッジ以外の支持部材に分
散することができる。したがって、キャリッジの高さサ
イズを決定する側面部には、信号線部材の配置スペース
を大幅に減少または削除することができる。これによ
り、キャリッジの高さサイズを縮小することが可能とな
り、キャリッジの薄型化を実現することができる。した
がって、結果的にキャリッジ機構の薄型化を図り、磁気
ディスク装置全体の小型化を図ることが可能となる。
ヘッドに対応する各信号線部材の配置をキャリッジの各
側面部、上下面部またはキャリッジ以外の支持部材に分
散することができる。したがって、キャリッジの高さサ
イズを決定する側面部には、信号線部材の配置スペース
を大幅に減少または削除することができる。これによ
り、キャリッジの高さサイズを縮小することが可能とな
り、キャリッジの薄型化を実現することができる。した
がって、結果的にキャリッジ機構の薄型化を図り、磁気
ディスク装置全体の小型化を図ることが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図2】同実施例に係わるキャリッジ機構を説明するた
めの概念図。
めの概念図。
【図3】本発明の第2の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図4】本発明の第3の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図5】本発明の第4の実施例に係わるキャリッジ機構
の要部を示す斜視図。
の要部を示す斜視図。
【図6】従来のキャリッジ機構の要部を示す斜視図。
1,1a,1b…ヘッドスライダ、2…サスペンション
(支持部材)、3,3a,3b…ヘッドリード信号線、
4,4a,4b…FPC(信号線部材)、5…接続用パ
ッド、6…ヘッドアーム、8…キャリッジ。
(支持部材)、3,3a,3b…ヘッドリード信号線、
4,4a,4b…FPC(信号線部材)、5…接続用パ
ッド、6…ヘッドアーム、8…キャリッジ。
Claims (4)
- 【請求項1】 モータの駆動力によりディスクの半径方
向にヘッドをシークさせるキャリッジと、 このキャリッジに固定されて、前記ディスクの両面に対
向する第1および第2の前記ヘッドを支持する支持部材
と、 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドのそれぞれに
接続された第1および第2のヘッドリード信号線と、 前記キャリッジの異なる面に前記各ヘッド毎に設けられ
て、前記第1および第2の各ヘッドのそれぞれとリード
/ライト信号を転送し、前記第1のヘッドリード信号線
および前記第2のヘッドリード信号線のそれぞれに接続
する接続用パッドを有する信号線部材とを具備したこと
を特徴とする磁気ディスク装置のキャリッジ機構。 - 【請求項2】 モータの駆動力により回転軸を中心とし
て回転駆動してディスクの半径方向にヘッドをシークさ
せるキャリッジと、 このキャリッジに固定されて、前記ディスクの両面に対
向する第1および第2の各前記ヘッドを支持する支持部
材と、 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドのそれぞれに
接続された第1および第2のヘッドリード信号線と、 前記回転軸の軸方向を上下面として前記キャリッジの異
なる各側面部に前記各ヘッド毎に設けられて、前記第1
および第2の各ヘッドのそれぞれとリード/ライト信号
を転送し、前記第1のヘッドリード信号線および前記第
2のヘッドリード信号線のそれぞれに接続する接続用パ
ッドを有する信号線部材とを具備したことを特徴とする
磁気ディスク装置のキャリッジ機構。 - 【請求項3】 モータの駆動力により回転軸を中心とし
て回転駆動してディスクの半径方向にヘッドをシークさ
せるキャリッジと、 このキャリッジに固定されて、前記ディスクの両面に対
向する第1および第2の各前記ヘッドを支持する支持部
材と、 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドのそれぞれに
接続された第1および第2のヘッドリード信号線と、 前記回転軸の軸方向を上下面として前記キャリッジの異
なる各上下面部に前記各ヘッド毎に設けられて、前記第
1および第2の各ヘッドのそれぞれとリード/ライト信
号を転送し、前記第1のヘッドリード信号線および前記
第2のヘッドリード信号線のそれぞれに接続する接続用
パッドを有する信号線部材とを具備したことを特徴とす
る磁気ディスク装置のキャリッジ機構。 - 【請求項4】 モータの駆動力によりディスクの半径方
向にヘッドをシークさせるキャリッジと、 このキャリッジに固定されて、前記ディスクの両面に対
向する第1および第2の各前記ヘッドを支持する支持部
材と、 前記第1のヘッドおよび前記第2のヘッドのそれぞれに
接続された第1および第2のヘッドリード信号線と、 前記支持部材の異なる面に前記各ヘッド毎に設けられ
て、前記第1および第2の各ヘッドのそれぞれとリード
/ライト信号を転送し、前記第1のヘッドリード信号線
および前記第2のヘッドリード信号線のそれぞれに接続
する接続用パッドを有する信号線部材とを具備したこと
を特徴とする磁気ディスク装置のキャリッジ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5048593A JPH06267048A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 磁気ディスク装置のキャリッジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5048593A JPH06267048A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 磁気ディスク装置のキャリッジ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06267048A true JPH06267048A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12860224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5048593A Pending JPH06267048A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 磁気ディスク装置のキャリッジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06267048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4886906A (en) * | 1988-01-11 | 1989-12-12 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for producing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid |
US5644448A (en) * | 1995-03-17 | 1997-07-01 | Fujitsu Limited | Head signal supply/retrieval structure for magnetic disk drive |
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1993
- 1993-03-11 JP JP5048593A patent/JPH06267048A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4886906A (en) * | 1988-01-11 | 1989-12-12 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Process for producing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid |
US5644448A (en) * | 1995-03-17 | 1997-07-01 | Fujitsu Limited | Head signal supply/retrieval structure for magnetic disk drive |
USRE37869E1 (en) | 1995-03-17 | 2002-10-08 | Fujitsu Limited | Head signal supply/retrieval structure for magnetic disc drive |
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